JP3896683B2 - 使用者定義文字管理装置および記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、日本語ワードプロセッサ、コンピュータ等で使用される使用者定義文字の管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
日本語ワードプロセッサで入力コードを漢字に変換する場合、JISコード体系、シフトJISコード体系が使われている。これらのコード体系ではコードテーブルの大きさが定まっており、変換できる文字数に制約がある。人名や住所等で多くの使用者定義文字を使用する場合には、特別のコードを付加して、変換できる文字数を拡張することが取られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この特別なコードに対応していない、システムにおいて、特別なコードが付加されたデータを処理する際に、データのずれが発生してしまうことがあり、使用者定義文字でない基本文字についても識別することができないという、問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、使用者定義文字を含む文字列について、該文字列を構成する複数個の文字コードと、当該使用者定義文字の文字イメージとの関係を記憶した使用パターン記憶部と、使用者定義文字の文字イメージを出力する際に、使用者定義文字を含む文字列を構成する文字コードで、前記使用パターン記憶部を検索して、該当する使用者定義文字の文字イメージを求めて出力する出力手段とを設けることによって解決される。
【0005】
【発明の実施形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明を構成するブロック図である。同図において101は文字列の入力装置、102はコンピュータのメモリ、103は入力装置から文字列を読み込むキー入力手段、104は入力手段で入力した文字列のコードから文字イメージを読みだす読み出し手段、105は読み出し手段によって読みだされた文字イメージを表示装置に表示する表示手段、106は各種情報の表示を行う表示装置、107はハードディスク等の外部記憶装置、108は基本文字コードとその文字イメージ情報との対応関係を定義した文字イメージテーブル、109は使用者定義文字コードとそれに対する使用パターンと使用者定義文字イメージテーブルのキー情報の対応関係を登録した文字使用パターンテーブル、110は使用者定義文字のキー情報とその文字イメージ情報の対応関係を登録した使用者定義文字の文字イメージテーブルを示す。
【0006】
図2は文字イメージテーブルである。同図において201は基本文字に対するコードで16進数4文字(2バイト)で構成し、202はそのコードに対応した文字イメージを示す。図3は文字使用パターンテーブルである。301は使用パターン、302はそのパターンに対応した使用者定義文字キーを示す。図中の「F040」は使用者定義文字のコードを示しており、例えば、第1行目のデータは、文字列を構成する複数の文字の文字コードが「8ECE」「954F」「F040」「92BE」であるときに、「F040」の文字コードに対応する文字イメージとして、使用者定義文字キー「00005」に対応する文字イメージを使用することを、示している。
【0007】
図4は使用者文字の文字イメージテーブルである。401は使用者定義文字の文字イメージに対するキー、402はそのキーに対応した使用者定義文字の文字イメージを示す。図3の「00005」の使用者定義文字キーに対応する文字イメージが「%」であることを示している。図5は文字パターンテーブル登録概念図である。氏名欄に、「富士通@介」を登録する場合を例として説明する。図中の文字、「富」「士」「通」「@」「介」のうち、「富」「士」「通」「介」は基本文字の文字イメージであり、「@」は使用者定義文字の文字イメージである。図2の文字イメージテーブルより分かるように、「富」「士」「通」「介」に対応するコード503は、それぞれ「9578」「8E5D」「92CA」「89EE」であり、使用者定義文字イメージに対応するコード502は、共通のコードで「F040」である。
【0008】
基本文字は、操作者が通常の仮名漢字変換処理を通じて入力する。使用者定義文字「@」は、操作者が、予め作成された使用者定義文字の文字イメージの一覧表から選択したりして指示を行う。図示しないが、登録プログラムは、入力すべき使用者定義文字「@」の選択指定に対して、図4の使用者定義文字の文字イメージテーブルに、この使用者定義文字「@」と同じ文字イメージがないかを判定し、同じ文字イメージがすでにあれば該当する使用者定義文字キーを抽出し、もしなければ新たに使用者定義文字キーを付与して図4の使用者定義文字の文字イメージテーブルに登録し、その付与した使用者定義文字キーを抽出する。「00002」がこの場合の抽出された使用者定義文字キーである。
【0009】
そして、当該入力欄「氏名欄」にすべての文字列が入力されると、登録プログラムは、入力された文字列を構成する複数個の文字の文字コード「9578」「8E5D」「92CA」「F040」「89EE」が、文字使用パターンテーブルに登録されていないかを判定し、登録されていなければ、図3の最下行のように、使用パターンに「9578」「8E5D」「92CA」「F040」「89EE」と、使用者定義文字キーに「00002」を登録する。
【0010】
図6はコード入力から、出力を得る処理概念図である。入力装置601より文字列が入力される。その入力文字列の内容は基本文字コード603と使用者定義文字コード602で構成されている。使用者定義文字コード602の文字イメージデータを決定するため、最初に図3の文字使用パターンテーブルの使用パターン301を検索する。
【0011】
入力された、文字使用パターン「9578 8E5D 92CA F040 89EE」と一致するものがあるので、対応する使用者定義文字キー「00002」を得る。このキー「00002」で図4の使用者文字イメージテーブルの使用者定義文字キー401を検索し、使用者文字イメージ「@」を得る。使用者名義文字コード以外すなわち基本文字コードは、図2の文字イメージテーブルを検索し、それぞれ「富」「士」「通」「介」の文字イメージを得る。表示装置604にはこれら得られた文字イメージ「富士通@介」が表示される。
【0012】
図7は入力から表示するまでのフローチャートである。入力装置より文字列が入力される(ステップ701)。入力された文字コードは1文字単位に処理され、全文字列についての処理が終了(ステップ702)した時点で、表示装置への表示がなされる(ステップ708)。入力された文字コードについての処理手順は次の通りである。
【0013】
(1)文字コードが使用者定義文字か判定する(ステップ703)。NOの場合つまり基本文字コードの場合、文字イメージテーブルより表示すべき文字イメージデータを選定し(ステップ707)、再び(1)で次の文字列の処理を行う。YESの場合、つまり使用者定義文字コードの場合、(2)以降の処理を行う。
【0014】
(2)使用者定義文字コードをキーに、文字使用パターンテーブルより使用者定義文字イメージのキーを検索する(ステップ704)。以下に、文字キーを検索する方法(ステップ705)を示す。
【0015】
(3)使用者定義文字コードをキーに文字使用パターンテーブルを検索し、一つまたは複数の使用パターン情報を取得する。
【0016】
(4)取得した使用パターン情報の中で、その使用者定義文字コードを含む字列の文字コードを比較し、一致する使用パターンを決定する。
【0017】
(5)その一致した使用パターンに対応した文字キーを決定する。
【0018】
(6)(2)で決定した文字キーを基に、使用者定義文字イメージデータを取得する(ステップ706)。そして、(1)に戻り次の文字の処理を行う。
【0019】
【発明の効果】
本願発明により、限られたコード内で、非常に多くの使用者定義文字を登録して使用することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図
【図2】文字イメージテーブル
【図3】文字使用パターンテーブル
【図4】使用者定義文字の文字イメージテーブル
【図5】文字パターンテーブル登録概念図
【図6】コード入力から出力を得る概念図
【図7】入力から出力までのフローチャート
【符号の説明】
101 入力装置
102 メモリ
103 入力手段
104 読み出し手段
105 表示手段
106 表示装置
107 外部記憶装置
108 文字イメージテーブル
109 文字使用パターンテーブル
110 使用者定義文字イメージテーブル
Claims (3)
- 一つの使用者定義文字コードを複数の使用者定義文字イメージに対応させる使用者定義文字管理プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、
コンピュータを、
使用者定義文字コードを一つ含む一つの文字コード列に対して一つの使用者定義文字キーが定義され、かつ/または、同じ使用者定義文字コードを二つ以上含む一つの文字コード列に対して二つ以上の使用者定義文字キーがそれぞれ定義された使用パターン記憶部、
一つの前記使用者定義文字キーに対して一つの使用者定義文字イメージが定義された文字イメージ記憶部、
前記使用者定義文字イメージを出力する際に、前記文字コード列で前記使用パターン記憶部を検索して該当する使用者定義文字キーを得て、得た使用者定義文字キーで前記文字イメージ記憶部を検索して該当する使用者定義文字イメージを得て、得た使用者定義文字イメージを出力する出力手段、
として機能させるための使用者定義文字管理プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - コンピュータを、更に、
文字列を入力する手段、
入力された文字列に含まれる使用者定義文字イメージを指定する手段、
指定された使用者定義文字イメージが前記文字イメージ記憶部になければ、該使用者定義文字イメージに対して新たに使用者定義文字キーを付与して前記文字イメージ記憶部に登録する登録手段、
入力された文字列に対する文字コード列が前記使用パターン記憶部になければ、該文字コード列に対して前記使用者定義文字キーを前記使用パターン記憶部に登録する手段、
として機能させるための使用者定義文字管理プログラムを格納したことを特徴とする請求項1記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 一つの使用者定義文字コードを複数の使用者定義文字イメージに対応させる使用者定義文字管理装置において、
使用者定義文字コードを一つ含む一つの文字コード列に対して一つの使用者定義文字キーが定義され、かつ/または、同じ使用者定義文字コードを二つ以上含む一つの文字コード列に対して二つ以上の使用者定義文字キーがそれぞれ定義された使用パターン記憶部と、
一つの前記使用者定義文字キーに対して一つの使用者定義文字イメージが定義された文字イメージ記憶部と、
前記使用者定義文字イメージを出力する際に、前記文字コード列で前記使用パターン記憶部を検索して該当する使用者定義文字キーを得て、得た使用者定義文字キーで前記文字イメージ記憶部を検索して該当する使用者定義文字イメージを得て、得た使用者定義文字イメージを出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする使用者定義文字管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06832098A JP3896683B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 使用者定義文字管理装置および記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP06832098A JP3896683B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 使用者定義文字管理装置および記憶媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11265375A JPH11265375A (ja) | 1999-09-28 |
JP3896683B2 true JP3896683B2 (ja) | 2007-03-22 |
Family
ID=13370421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06832098A Expired - Fee Related JP3896683B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 使用者定義文字管理装置および記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3896683B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8786868B2 (en) | 2009-06-29 | 2014-07-22 | Seiko Epson Corporation | Output control data generating device, data generating method, and program |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP06832098A patent/JP3896683B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US8786868B2 (en) | 2009-06-29 | 2014-07-22 | Seiko Epson Corporation | Output control data generating device, data generating method, and program |
Also Published As
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JPH11265375A (ja) | 1999-09-28 |
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