JP3896398B2 - 熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents

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本発明は、熱硬化性樹脂組成物に関する。さらに詳しくは、ビルドアッププリント配線板や多層積層プリント配線板、両面プリント配線板等の多層プリント配線基板に形成されたスルーホール及び/又はビアホール等の穴の充填に好適な熱硬化性樹脂組成物に関する。
多層プリント配線板(ビルドアッププリント配線板や多層積層プリント配線板、及び両面プリント配線板等)のスルーホールまたはビアホール等の穴に充填される樹脂としては、液状(25℃)エポキシ樹脂(A)、硬化剤(B)、無機フィラー(C)及びポリジメチルシロキサン(D’)を含有する熱硬化性樹脂組成物等が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−133672号公報
しかし従来の熱硬化性樹脂組成物は、多層プリント配線板のスルーホールやビヤホール等の穴に適用すると、スルーホール等の穴内に空洞やへこみが高い割合で発生するという問題がある。すなわち、本発明の目的は、消泡性及びレベリング性に著しく優れ、多層プリント配線板のスルーホールやビヤホール等の穴に適用した場合でも、空洞やへこみの発生が極めて少ない熱硬化性樹脂組成物を提供することである。
本発明者は前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果本発明に達した。すなわち、本発明の熱硬化性樹脂組成物の特徴は、液状エポキシ樹脂(A)、硬化剤(B)及び無機フィラー(C)を含んでなる熱硬化性樹脂組成物において、フルオロアルキル変性シリコーン(D)及び式(1)で表されるヒドロキシ変性シリコーン(E)を含んでなる点を要旨とする。
Figure 0003896398
(b=1〜300の整数、c=0〜20の整数、d=0〜20の整数)
本発明の添加剤は、熱硬化性樹脂組成物に適用した場合に、極めて優れた消泡性及びレベリング性を発揮する。また、本発明の熱硬化性樹脂組成物を多層プリント配線板のスルーホールやビヤホール等の穴に適用すると、スルーホール等の穴内に空洞やへこみの発生が極めて少なく、配線の変形、ショート、断線不良等の遙かに少ない多層プリント配線板を製造し得る。
液状エポキシ樹脂(A)は、25℃で液状のエポキシ樹脂(EA)であれば、特に限定されるものではない。また、25℃で固状のエポキシ樹脂(KA)であっても、液状のエポキシ樹脂(EA)と共に用いて全体として液状となれば固状のエポキシ樹脂(KA)を用いてもよい。
なお、液状とは、25℃の粘度(Pa・s)が0.02〜400である状態を意味し、好ましくは0.1〜100、さらに好ましくは0.3〜50、特に好ましくは0.4〜30、最も好ましくは3〜25である状態を意味する。また、固状とは、液状の粘度を超える状態を意味する。なお、粘度は、JIS K7233−1986、4.2単一円筒回転粘度計法に準拠して測定される。
液状のエポキシ樹脂(EA)としては、特許第3181424号公報又は特許第3375835号公報に記載の液状エポキシ樹脂等の他、ナフタレン骨格型エポキシ樹脂等が使用できる。ナフタレン骨格型エポキシ樹脂(エポキシ当量136〜150)としては、商品名「EPCLON(R) HP−4032D」(大日本インキ化学工業株式会社製)等が挙げられるがこれに限定されるものではない。これらのうち、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキシ樹及びトリグリシジルアミン型エポキシ樹脂が好ましく、さらに好ましくはビスフェノールF型エポキシ樹脂及びビスフェノールA型エポキシ樹脂、特に好ましくはビスフェノールF型エポキシ樹脂等である。これらの液状エポキシ樹脂は1種又は2種以上の混合物でもよい。
液状のエポキシ樹脂(EA)と共に用いることのできる固状のエポキシ樹脂(KA)としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エポキシ当量300〜5000)、ビスフェノールF型エポキシ樹脂(エポキシ当量500〜10000)、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(エポキシ当量195〜240)、フェノールノボラック型エポキシ樹脂(エポキシ当量163〜215)、ビフェニル型エポキシ樹脂(エポキシ当量158〜198)、ナフタレン骨格型エポキシ樹脂(エポキシ当量135〜170)、トリスヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹脂(エポキシ当量162〜176)及びジシクロペンタジェンフェノール型エポキシ樹脂(エポキシ当量250〜300)等が使用できる。これらのエポキシ樹脂は1種又は2種以上の混合物でもよい。
なお、エポキシ当量は、JIS K7236−2001「5.1電位差滴定法」に準拠して測定される。
固状のエポキシ樹脂(KA)を使用する場合、この含有量(重量%)は、液状エポキシ樹脂(A)の重量{液状のエポキシ樹脂(EA)及び固状のエポキシ樹脂の合計重量}に基づいて、5〜60が好ましく、さらに好ましくは10〜50、特に好ましくは15〜40、最も好ましくは18〜22である。
硬化剤(B)としては、液状エポキシ樹脂(A)を硬化することができるものであれば特に限定されるものではないが、特許第3375835号公報に記載のフェノール化合物、有機酸無水物及びアミン化合物等が使用できる。これらの他に、ジシアンジアミド、イミダゾール化合物、有機酸ヒドラジド化合物及び固体分散型アミンアダクト(潜在性硬化剤)等が使用できる。
イミダゾール化合物しては、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾール、2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール、2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−フェニル−4, 5−ジ(シアノエトキシメチル)イミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾリウム・トリメリテート、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾリウム・トリメリテート、2−メチルイミダゾリウム・イソシアヌレート、2−フェニルイミダゾリウム・イソシアヌレート、1−ドデシル−2−メチル−3−ベンジルイミダゾリウム・クロライド、1,3−ジベンジル−2−メチルイミダゾリウム・クロライド、2,4−ジアミノ−6−[2−メチルイミダゾリル−(1H)]−エチル−S−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−[2−エチル−4−メチルイミダゾリル−(1H)]−エチル−S−トリアジン及び2,4−ジアミノ−6−[2−ウンデシルイミダゾリル−(1H)]−エチル−S−トリアジン等が挙げられる。
有機酸ヒドラジド化合物としては、フェニルアミノプロピオン酸ヒドラジド、p−オキシ安息香酸ヒドラジド、サリチル酸ヒドラジド、コハク酸ジヒドラジド、アジピン酸ジヒドラジド及びイソフタル酸ジヒドラジド等が挙げられる。
固体分散型アミンアダクト(潜在性硬化剤)としては、0〜40℃ではエポキシ樹脂に不溶性の固体で、80〜150℃に加熱することによって可溶化し硬化剤として機能するものであれば制限なく、アミンとエポキシ樹脂との反応生成物(アミン−エポキシアダクト)やアミンとイソシアネートまたは尿素との反応生成物(尿素型アダクト)等(特許第3391074号公報)が使用でき、また、これらの反応生成物の表面をイソシアネートや酸性化合物で処理したもの(特許第3391074号公報に記載のもの)等が使用できる。
固体分散型アミンアダクト(潜在性硬化剤)としては、特許第3391074号公報に記載の市販されている商品の他に、商品名として、アミキュアPN−23J、アミキュアPN−31、アミキュアPN−31J、アミキュアPN−40、アミキュアPN−40J、アミキュアPN−D、アミキュアMY−H、アミキュアMY−HK及びアミキュアMY−D(いずれも味の素ファインテクノ株式会社製)等が挙げられる。
これらの硬化剤(B)は1種又は2種以上の混合物でもよい。
これらの硬化剤のうち、ジシアンジアミド、イミダゾール化合物及び固体分散型アミンアダクトが好ましく、さらに好ましくはジシアンジアミド及びイミダゾール化合物、特に好ましくはイミダゾール化合物、次に特に好ましくは2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール、2,4−ジアミノ−6−[2−メチルイミダゾリル−(1H)]−エチル−S−トリアジン、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾリウム・トリメリテート及び2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール、最も好ましくは2,4−ジアミノ−6−[2−メチルイミダゾリル−(1H)]−エチル−S−トリアジンである。
無機フィラー(C)としては、シリカ、沈降性硫酸バリウム、タルク、アルミナ、ジルコニア、銅紛、銀紛及び炭酸カルシウム等の特許第3375835号公報に記載された無機フィラーが使用できる。これらの無機フィラーは単独で又は2種以上を適宜混合して使用することができる。
これらのうち、シリカ、沈降性硫酸バリウム、炭酸カルシウム及び銅紛が好ましく、さらに好ましくはシリカ、沈降性硫酸バリウム及び炭酸カルシウム、特に好ましくはシリカ及び沈降性硫酸バリウム、最も好ましくはシリカである。
無機フィラー(C)の体積平均粒子径(μm)は、0.3〜26が好ましく、さらに好ましくは0.5〜11、特に好ましくは1〜10である。
体積平均粒子径は、JIS Z8825−1−2001に記載された測定原理を有するレーザー回折式粒度分布測定装置(例えば島津製作所製 SALD−1100型等)で測定される。
無機フィラー(C)の形状は、球状、涙滴状、角状、樹枝状、粒状、片状、粒状、不規則形状、針状、繊維状、板状及び粉末状に破砕された形状等のいずれでもよいが、粘度の観点等から、球状、涙滴状、板状及び粉末状に破砕された形状が好ましく、さらに好ましくは球状及び粉末状に破砕された形状、特に好ましくは球状である。
フルオロアルキル変性シリコーン(D)は、主に消泡剤として働き、熱硬化性樹脂組成物の脱泡性及び破泡性が向上するため、硬化後の樹脂組成物内の気泡を極めて少なくすることができる。したがって、(D)は、この気泡に起因するクラックやへこみの発生が大幅に低減できるため、接続不良、ショート、断線不良等の発生の抑制に大きく貢献する。
フルオロアルキル変性シリコーン(D)としては、フルオロアルキル基を有するシリコーンであれば制限なく用いられるが、パーフルオロアルキル基を含有するオルガノポリシロキサンが好ましく(パーフルオロアルキル基とは、アルキル基のすべての水素原子がフッ素原子で置換されているアルキル基である。)、さらに好ましくは式:CF3(CF2)a−C24−(式中a=0〜9の整数)で表される基を有してなるフルオロアルキル変性シリコーン、特に好ましくは式(2)又は(3)で表されるオルガノポリシロキサンである。ただし式中、R1は炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、R2はメチル基又はR1−L−で表される基である。−L−は炭素数1〜4のアルキレン基であり、−CH2−、−(CH22−、−(CH23−、−(CH24−、−CH2−CH(CH3)−、又は−CH2−C(CH32−であらわされる基等が含まれる。
1−L−で表される基のうち、CF3(CF2)a−C24−(a=0〜9)で表される基が好ましい。また、nは0〜1000の整数、好ましくは0〜500の整数、さらに好ましくは0〜300の整数、特に好ましくは0〜200の整数であり、mは5〜1000の整数、好ましくは5〜500の整数、さらに好ましくは5〜300の整数、特に好ましくは5〜200の整数であり、m+nは5〜1000の整数、好ましくは5〜500の整数、さらに好ましくは5〜300の整数、特に好ましくは5〜200の整数であり、pは0〜10の整数、好ましくは0〜8の整数、さらに好ましくは0〜6の整数、特に好ましくは0〜3の整数であり、qは3〜30の整数、好ましくは3〜10の整数、さらに好ましくは3〜8の整数、特に好ましくは3〜6の整数であり、p+qは3〜30の整数、好ましくは3〜10の整数、さらに好ましくは3〜8の整数、特に好ましくは3〜6の整数である。
Figure 0003896398
Figure 0003896398
式(2)で表されるフルオロアルキル変性シリコーン(D)としては、ポリ(3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキサン)(数平均分子量300〜20000)、ポリ(3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロヘキシルメチルシロキサン)(数平均分子量500〜20000)、ポリ(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−トリデカフルオロオクチルメチルシロキサン)(数平均分子量300〜20000)、3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキサン−ジメチルシロキサンコポリマー(数平均分子量300〜20000)、3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロヘキシルメチルシロキサン−ジメチルシロキサンコポリマー(数平均分子量300〜20000)、3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−トリデカフルオロオクチルメチルシロキサン−ジメチルシロキサンコポリマー(数平均分子量300〜20000)等が挙げられる。なお、コポリマーの場合、(CH32Si単位のモル数(sh)に対する(R1L)(CH3)Si単位のモル数(sf)の比(sf/sh)は、99.9/0.1〜5/95が好ましく、さらに好ましくは99/1〜15/85、特に好ましくは98/2〜20/80である。
式(3)で表されるフルオロアルキル変性シリコーン(D)としては、トリ(3,3,3−トリフルオロプロピルメチル)シクロシロキサン、トリ(3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロヘキシルメチル)シクロシロキサン、トリ(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−トリデカフルオロオクチルメチル)シクロシロキサン、環状3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロヘキシルメチルシロキサン−ジメチルシロキサンコポリマー(数平均分子量500〜2000)、環状3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−トリデカフルオロオクチルメチルシロキサン−ジメチルシロキサンコポリマー(数平均分子量500〜2000)等が挙げられる。なお、(CH32Si単位のモル数(sh)に対する(R1L)(CH3)Si単位のモル数(sf)の比(sf/sh)は、99.9/0.1〜5/95が好ましく、さらに好ましくは99/1〜15/85、特に好ましくは98/2〜20/80である。
ただし、数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィにより、分子量既知のポリスチレンを標準物質として測定される。
フルオロアルキル変性シリコーン(D)の25±1℃における動粘度(mm2/s)は、10〜100000が好ましく、さらに好ましくは20〜20000、特に好ましくは25〜15000、最も好ましくは30〜12000である。
なお、動粘度は、25±1℃、JIS Z8803−1991、5.毛細管粘度計による粘度測定方法に準拠して測定される粘度を密度で除算することにより求められる。
フルオロアルキル変性シリコーン(D)としては、市販されている商品名として、FA−630、FL−5、FL−10、FL100−450cs、FL100−1000cs、FL100−10000cs、X−22−821、X−22−822(信越化学工業株式会社製);DOW CORNING(R)FS−1265 FLUID,10000 CST、DOW CORNING(R)FS−1265 FLUID,1000 CST、DOW CORNING(R)FS−1265 FLUID,300 CST(ダウコーニングアジア株式会社製、または東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製);及びFQF501−1M(GE東芝シリコーン製)等が挙げられるがこれらに限定されるものではない。
液状エポキシ樹脂(A)の含有量(重量%)は、(A)、硬化剤(B)、無機フィラー(C)及びフルオロアルキル変性シリコーン(D)の合計重量に基づいて、15〜80が好ましく、さらに好ましくは20〜60、特に好ましくは25〜50、最も好ましくは30〜38である。
硬化剤(B)の含有量(重量%)は、液状エポキシ樹脂(A)、(B)、無機フィラー(C)及びフルオロアルキル変性シリコーン(D)の合計重量に基づいて、0.5〜5が好ましく、さらに好ましくは1〜4、特に好ましくは1.2〜3、最も好ましくは1.5〜2.5である。
無機フィラー(C)の含有量(重量%)は、液状エポキシ樹脂(A)、硬化剤(B)、(C)及びフルオロアルキル変性シリコーン(D)の合計重量に基づいて、15〜80が好ましく、さらに好ましくは30〜78、特に好ましくは40〜73、最も好ましくは60〜68である。
フルオロアルキル変性シリコーン(D)の含有量(重量%)は、液状エポキシ樹脂(A)、硬化剤(B)、無機フィラー(C)及び(D)の合計重量に基づいて、0.01〜5が好ましく、さらに好ましくは0.02〜3、特に好ましくは0.03〜2、最も好ましくは0.05〜1である。
これらの範囲であると、消泡性及びレベリング性がさらに良好となる。
本発明の組成物には、さらに、式(1)で表されるヒドロキシ変性シリコーン(E)を含むことが好ましい。
ヒドロキシ変性シリコーン(E)は、主に本発明の組成物の粘度調整の容易にする役割を果たす。
式(1)において、bとしては、1〜300が好ましく、さらに好ましくは5〜200、特に好ましくは10〜100、最も好ましくは15〜80である。c及びdとしては、0〜20が好ましく、さらに好ましくは0〜10、特に好ましくは1〜5、最も好ましくは1である。この範囲であれば消泡性やレベリング性に低下させることなく粘度調整がさらに容易となる。
Figure 0003896398
式(1)で表されるヒドロキシ変性シリコーン(E)としては、ω、ω’−ビス(ヒドロキシプロピル)ポリジメチルシロキサン、ω,ω’−ビス(ヒドロキシプロピル)ポリジメチルシロキサンのエチレンオキシド2モル付加体、ω,ω’−ビス(ヒドロキシプロピル)ポリジメチルシロキサンのエチレンオキシド4モル付加体、ω,ω’−ビス(ヒドロキシプロピル)ポリジメチルシロキサンのエチレンオキシド6モル付加体、ω,ω’−ビス(ヒドロキシプロピル)ポリジメチルシロキサンのエチレンオキシド20モル付加体、ω,ω’−ビス(ヒドロキシプロピル)ポリジメチルシロキサンのエチレンオキシド40モル付加体、ω,ω’−ビス(ヒドロキシプロピル)ポリジメチルシロキサンのエチレンオキシド1モル付加体及びω,ω’−ビス(ヒドロキシプロピル)ポリジメチルシロキサンのエチレンオキシド3モル付加体等が挙げられる。なお、これらのエチレンオキシド付加体は、ω、ω’−ビス(ヒドロキシプロピル)ポリジメチルシロキサンにエチレンオキシドを付加反応して得たものであっても、ω、ω’−ジヒドロジェンポリジメチルシロキサンと(ポリ)オキシエチレングリコール プロペニルエーテルとを反応させて得たものであってもよい。
式(1)で表されるヒドロキシ変性シリコーン(E)は、市場から入手でき、X−22−160AS(b=約10、c及びd=1)、KF−6001(b=約20、c及びd=1)、KF−6002(b=約40、c及びd=1)、KF−6003(b=約70、c及びd=1)、X−22−4272(b=約20、c及びd=約15)及びX−22−4952(b=約40、c及びd=約5){以上は信越化学工業株式会社の商品名、b、c及びdは式(1)のb、c、dに対応する}等が挙げられる。
ヒドロキシ変性シリコーン(E)を含有する場合、(E)の含有量(重量%)は、液状エポキシ樹脂(A)、硬化剤(B)、無機フィラー(C)及びフルオロアルキル変性シリコーン(D)の合計重量に基づいて、0.1〜5が好ましく、さらに好ましくは0.2〜4、特に好ましくは0.3〜3、最も好ましくは0.5〜2である。この範囲であると、消泡性やレベリング性に低下させることなく粘度調整がさらに容易となる。
本発明の組成物の粘度(Pa・s)は、80〜380が好ましく、さらに好ましくは90〜350、特に好ましくは100〜330、最も好ましくは120〜280である。すなわち、本発明の組成物の粘度(Pa・s)の下限は80が好ましく、さらに好ましくは90、特に好ましくは100、最も好ましくは120であり、また同様に上限は380が好ましく、さらに好ましくは350、特に好ましくは330、最も好ましくは280である。この範囲であると、多層プリント配線板等のスルーホール及び/又はビアホールへの充填性がさらに良好となると共に、消泡性及びレベリング性がさらに良好となる。
なお、粘度は、10rpm、A−7ローターを用いて、JIS K7233−1986、4.2単一円筒回転粘度計法に準拠して測定される。
フルオロアルキル変性シリコーン(D)は、多層プリント配線板のスルーホール及び/又はビアホールの充填用熱硬化性樹脂組成物用の添加剤として好適である。
この添加剤にはフルオロアルキル変性シリコーン(D)の他、ヒドロキシ変性シリコーン(E)及び/又は溶剤を含んでもよい。
溶剤としては、炭化水素溶剤(トルエン及びキシレン等)、グリコールエーテル溶剤(ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート及びトリエチレングリコールジメチルエーテル等)及びケトン溶剤(メチルエチルケトン及びメチルイゾブチルケトン等)等が使用可能である。
ヒドロキシ変性シリコーン(E)を含む場合、この含有量(重量%)は、フルオロアルキル変性シリコーン(D)の重量に基づいて、2〜50000が好ましく、さらに好ましくは7〜20000、特に好ましくは15〜10000である。
溶剤を含む場合、この含有量(重量%)は、フルオロアルキル変性シリコーン(D)の重量に基づいて、1〜100000が好ましく、さらに好ましくは20〜20000、特に好ましくは100〜10000である。
本発明の組成物には、他の添加剤を添加してよい。他の添加剤としては、分散剤、有機・無機着色剤及び難燃剤等が挙げられ、これらの混合物を添加してよい。
分散剤としては、特許第2603053号公報に記載の分散剤等が使用でき、リン酸エステル等が好ましい。
有機・無機着色剤としては、酸化チタン、カーボンブラック及びフタロシアニンブルー等が挙げられる。
難燃剤としては、酸化アンチモン(三酸化アンチモン、四酸化アンチモン、五酸化アンチモン);赤りん、りん酸化合物等のりん系難燃剤(トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、トリキシレニルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェート、トリス(2−クロロエチル)ホスフェ−ト、トリス(ジクロロプロピル)ホスフェ−ト、トリス(ジブロモプロピル)ホスフェ−ト、トリス(クロロプロピル)ホスフェ−ト等);トリアジン誘導体等の窒素系難燃剤(トリス(2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレート等);ホスファゼン誘導体等のりん窒素系難燃剤(商品名「SPR−100」[SA−100」「SP−100」「SPS−100」(大塚化学株式会社製)等)等が挙げられる。
本発明の組成物は、液状エポキシ樹脂(A)、硬化剤(B)、無機フィラー(C)、フルオロアルキル変性シリコーン(D)及び必要により添加剤を通常の混合機で均一混合することによって得られる。混合順は制限がないが、(A)と(C)とを混合してから、(B)、(D)、添加剤の順に混合することが好ましい。
混合機としては、プラネタリーミキサー及び3本ロールミル、2本ロールミル、ニーダー、エクストルーダー、ハイスピードディスパーサー等が挙げられる。
混合温度としては、通常と同じであり、5〜40℃が好ましく、さらに好ましくは10〜35℃、特に好ましくは20〜30℃である。
混合時間としては、混合機の種類や大きさなどによって適宜決定でき、均一混合できれば制限がないが、30〜200分が好ましく、さらに好ましくは45〜120分、特に好ましくは60〜90分である。
なお、混合の際、減圧しながら混合してもよい。
本発明の組成物は、スクリーン印刷、ディスペンサー、ローラーコータ等によって、多層プリント配線基板に形成されたスルーホール及び/又はビアホール等の穴の充填することができる。
本発明の組成物の硬化温度(℃)は、80〜200が好ましく、さらに好ましくは100〜180、特に好ましくは110〜170、最も好ましくは120〜150である。
本発明の組成物の硬化時間(分)は、20〜300が好ましく、さらに好ましくは30〜200、特に好ましくは45〜180、最も好ましくは60〜120である。
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、特記しない限り、部は重量部を、%は重量%を意味する。
表1に示す配合量の各配合成分を、プラネタリーミキサー(商品名「PLM−50」、株式会社井上製作所製、公転回転数を20rpm、22℃で20分間)にて攪拌混合(プレミックス)し、次いで、3本ロールミル(商品名「HHC−178X356」、株式会社井上製作所製、ロール間の圧力を2MPa)にて混練(22℃で1回通過)した。さらに、プラネタリーミキサーにて60分攪拌混合して、実施例1〜11の熱硬化性樹脂組成物及び比較例1〜2の熱硬化性樹脂組成物を得た。なお、表中の数値は重量部を表し、表1で記載する略号の意味は次の通りである。
EA :ビスフェノールF型エポキシ樹脂{エポキシ当量169、粘度3.6Pa・s、商品名「エピコート807」(ジャパンエポキシレジン株式会社製)}
EA+KA :EAと、KA[ビスフェノールA型エポキシ樹脂{エポキシ当量469、25℃で固体、商品名「エピコート1001」(ジャパンエポキシレジン株式会社製)}]とを、EA+KAの重量に基づいてKAの含有量が20%になるように空気雰囲気下70℃で1時間攪拌混合したエポキシ樹脂混合物{エポキシ当量229、粘度26Pa・s}
B :2,4−ジアミノ−6−[2−メチルイミダゾリル−(1H)]−エチル−S−トリアジン{商品名「キュアゾール2MZ−A」(四国化成工業株式会社製)}
C1 :シリカ(球状シリカ、体積平均粒子径6μm){商品名「TSS−6」(株式会社龍森製)}
C2 :シリカ(粉末状に破砕された形状のシリカ、体積平均粒子径25.1μm){商品名「YXK−35」(株式会社龍森製)}
D1 :両末端トリメチルシロキシ基封鎖ポリ(3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキサン){数平均分子量17900、動粘度10200、商品名「DOW CORNING(R)FS−1265 FLUID,10000 CST」(ダウコーニングアジア株式会社製)}
D2 :両末端トリメチルシロキシ基封鎖ポリ(3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキサン){数平均分子量4180、動粘度1030、商品名「DOW CORNING(R)FS−1265 FLUID,1000 CST」(ダウコーニングアジア株式会社製)}
D3 :両末端トリメチルシロキシ基封鎖ポリ(3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキサン){数平均分子量3000、動粘度300、商品名「DOW CORNING(R)FS−1265 FLUID,300 CST」(ダウコーニングアジア株式会社製)}
D4 :両末端トリメチルシロキシ基封鎖3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキサン−ジメチルシロキサンコポリマー{数平均分子量4840、動粘度104、(CH32Si単位の全モル数(sh)に対する(R1L)(CH3)Si単位の全モル数(sf)の比(sf/sh)が30/70、商品名「X−22−821」(信越化学工業株式会社製)}
E1:ヒドロキシ変性シリコーン、{商品名「X−22−160AS」(信越化学工業株式会社製)}
E2:ヒドロキシ変性シリコーン、{商品名「KF−6003」(信越化学工業株式会社製)}
F:ポリジメチルポリシロキサン{動粘度300、商品名「KF−96」(信越化学工業株式会社製)}
実施例及び比較例で得た熱硬化性樹脂組成物の消泡性、レベリング性及び充填性について評価し、これらの評価結果を表1に示した。なお、評価方法は以下の通りである。
<レベリング性>
カップ(材質はポリプロピレン、容量50ml、株式会社サンプラテック製)に測定試料(熱硬化性樹脂組成物)30gを入れ、ホモジナイザー(株式会社日本精機製作所製、エクセルオートホモジナイザー)で22℃以下に保ちながら、100rpm、1分間攪拌した(攪拌後の温度は35℃)後、130℃の乾燥機内で45分間放置することによって熱硬化させた。カップを取り除き、硬化物を取り出し、この硬化物の上面(カップに接していなかった面)を目視観察し、次の基準により判定した。
○ へこみが見られない
× へこみが存在する
<消泡性>
レベリング性を評価した硬化物の上面及び下面を研磨/琢磨機(商品名「Struers Planopol-3」、丸本工業株式会社製)により、やすりで削るように少しずつ約2mm削り、削り面を目視観察し、次の基準により判定した。
◎ 気泡は観察されなかった
○ 気泡が1個/cm2以下観察された
× 気泡が1個/cm2より多く観察された
<充填性>
ガラスクロス入り絶縁基板の両面およびスルーホール内壁が銅張りされた積層版(縦横それぞれ30cm、全厚2.0mm、銅膜厚20μm、スルーホール内径0.3mm、スルーホールの穴数360個)の基板面上に、25℃に温調した測定試料をステンレススクリーン(全てのスルホールに充填(印刷)できるように内径0.3mmの円形穴を有し、厚みが100μmのステンレススクリーン;印刷ギャップは1.5mm、;硬度70°、長さ40cm、厚さ2cmの角形スキージー;印刷時のスキージー角度は15°)にてマスク印刷して、スルーホールを充填した。次いで、この積層板の印刷面を上にして、130℃、60分間加熱して、熱硬化させした後、卓上ハンドカッター(商品名「ハンドカッターPC−300」、サンハヤト株式会社製)を用いて、この熱硬化処理した積層板の印刷面に対して垂直に、スルーホールの軸中央を通るように切断し、研磨/琢磨機(商品名「Struers Planopol-3」、丸本工業株式会社製)により、スルホールの軸中央を通る切断面を整面するため研磨した。そして、スルホール内部を目視観察し、次の基準により判定した。
◎ スルホール100個について、印刷面からこの反対側まで全てが充填されている
○ スルホール100個について、印刷面から1.0mm〜0.5mmの深さまでが充填されいる(この深さから印刷面の反対側までは空洞)
× スルホール100個について、印刷面側から0.5mm未満の深さまでが充填されている(この深さから印刷面の反対側までは空洞)
<消泡性及びレベリング性>
充填性を観察した後、スルーホール断面を目視観察し、次の基準により判定した。
○ スルホール100個について、へこみ及び気泡の数が0個である
× スルホール100個について、へこみ又は気泡が1個以上である
Figure 0003896398
表1から明らかなように、本発明の熱硬化性樹脂組成物(実施例1〜15)は、比較例の熱硬化性樹脂組成物に比較して、消泡性、レベリング性及び充填性に著しく優れていた。中でも、実施例1〜8の熱硬化性樹脂組成物は、消泡性及び充填性が極めて優れていた。すなわち、本発明のフルオロアルキル変性シリコーンを含有する添加剤を用いると、これを用いない比較例に比較して、消泡性、レベリング性及び充填性に著しく優れていた。
また、実施例9〜11について、消泡性及び充填性が「○」の評価であるが、これらの熱硬化性樹脂組成物にヒドロキシ変性シリコーン(E)を添加すると、実施例12〜14に示すように消泡性及び充填性の評価が「◎」となりった(ヒドロキシ変性シリコーン(E)が消泡性及び充填性を向上させた)。また、実施例7と実施例15とから、実施例7の熱硬化性樹脂組成物にヒドロキシ変性シリコーン(E)を添加すると(実施例15の熱硬化性樹脂組成物)、消泡性、レベリング性及び充填性等に悪影響を与えることなく粘度を微調整することができた。
多層プリント配線板(ビルドアッププリント配線板や多層積層プリント配線板、及び両面プリント配線板等)のスルーホール及び/又はビアホール等の穴に充填される樹脂として使用できる。これ以外に、金属、石、ガラス、コンクリート及び/又はプラスチック等で製造された板状のものに形成された穴を埋め、研磨して平面を平滑にするための穴埋め剤、補修剤として使用できる。

Claims (6)

  1. 液状エポキシ樹脂(A)、硬化剤(B)及び無機フィラー(C)を含んでなる熱硬化性樹脂組成物において、フルオロアルキル変性シリコーン(D)及び式(1)で表されるヒドロキシ変性シリコーン(E)を含んでなることを特徴とする熱硬化性樹脂組成物。
    Figure 0003896398
    (b=1〜300の整数、c=0〜20の整数、d=0〜20の整数)
  2. 粘度が80〜380Pa・s(10rpm、A−7ローター、JIS K7233−1986、4.2単一円筒回転粘度計法)である請求項1に記載の熱硬化性樹脂組成物。
  3. 液状エポキシ樹脂(A)、硬化剤(B)、無機フィラー(C)及びフルオロアルキル変性シリコーン(D)の合計重量に基づいて、(A)の含有量が15〜80重量%、(B)の含有量が0.5〜5重量%、(C)の含有量が15〜80重量%、(D)の含有量が0.01〜5重量%、ヒドロキシ変性シリコーン(E)の含有量が0.1〜5重量%である請求項1又は2に記載の熱硬化性樹脂組成物。
  4. フルオロアルキル変性シリコーン(D)が、式:CF3(CF2a-C24-(式中a=0〜9の整数)で表される基を有してなる変性シリコーンである請求項1〜3のいずれかに記載の熱硬化性樹脂組成物。
  5. 無機フィラー(C)が体積平均粒子径1〜10μmの球状シリカである請求項1〜4に記載の熱硬化性樹脂組成物。
  6. 請求項1〜5に記載の熱硬化性樹脂組成物を用いてなる多層プリント配線板。
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