JP3895883B2 - セキュリティ印刷媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば有価証券、入場券、クレジットカード、キャッシュカードおよびプリペイドカード等に用いられるセキュリティ印刷媒体およびその製造方法に係り、特にホログラムや回折格子等の光回折構造の印刷を備えるセキュリティ記録媒体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、有価証券や身分証明書、クレジットカードなどの偽造を防止するための手段として、ホログラムや回折格子等の光回折構造が用いられている。この光回折構造は、1μm程度の微細な格子を形成することによりこの格子を通過する光のうち所定の波長のみを所定の角度で回折して、目視者がクレジットカード等の目視角度を動かして見ることにより特定の模様が微妙に変化して見えることを利用している。この光回折構造は、特殊の製造装置を用いて複雑な製造工程により製造されているため、容易に模倣することが困難であり、このため偽造防止手段としては極めて有効である。
【0003】
従来の偽造防止手段としてのホログラムは、以下のような構成を有し、以下のようにして製造されていた。まず、ホログラムを付加されたカード類は、図6に示すように、熱硬化性樹脂等のホログラム形成層2の表面にホットスタンプ方式により微細な凹凸を形成し、この凹凸に反射性薄膜層3を設けてから保護膜4を被覆したホログラム1をカードや有価証券等の基材5に貼り付けることにより作成されていた。
【0004】
ここで、このようなホログラムをカードや有価証券に作成する従来の方法を説明する。樹脂等のホログラム形成層2は、例えば表面レリーフ型ホログラムスタンプにより、加熱、加圧してホログラムを形成するための層である。ホログラム形成層2の厚みとしては通常0.5〜5μmの範囲である。また、このようなホログラム形成層2はニッケル、金、クロム等のメッキされた表面レリーフ型スタンパ又はホログラムスタンパに対しては接着性を示さず、反射性薄膜層3に対しては良好な接着性を示す特性を有する。
【0005】
また、ホログラム形成面は、このようなホログラム形成層2に対して、レリーフ型ホログラムの凹凸を有するニッケル版が150℃、10kg/cm2の熱圧にて密着されることによりエンボス形成されている。反射性薄膜層3は入射光線を反射してホログラムを光らせる機能を持ち、厚み50nmのアルミニウムが真空蒸着法により形成されている。なお、反射性薄膜層3の材料としては、この他に、スズ、銀、金、クロムまたはニッケル等の金属光沢をもつ無機材料を用いてスパッタリング法又はイオンプレーティング法等により形成することが可能であり、その厚みは40〜100nmの範囲である。
【0006】
保護膜4は反射性薄膜層3の外部からの化学的、機械的損傷を防止するための層であり、材料としては樹脂がよく用いられ、厚み3μm程度に形成される。この他、レインボーホログラムやリップマンホログラム、光学的に作成される回折格子を用いることができる。
【0007】
上述したように、このような構成を有するホログラムや回折格子等の光回折構造は高度な製造技術を要し、一般には複製偽造が困難であることから、偽造防止手段として有効とみられている。しかし、このような光回折構造は複製技術により製造されたものであり、同一の媒体、例えば同一種類のクレジットカードでは同一形状、同一模様の光回折構造が使われている。その結果、偽造クレジットカードを作成するときは、本物のクレジットカードから光回折構造の部分を切り出し、偽造クレジットカードに貼り付けることも可能である。
【0008】
このような偽造行為に対して、図6の保護膜4を剥離すると光回折構造が破壊されるような機能を、保護膜4と光回折構造の間の接着層に持たせることも提案されている。しかし、ホログラム1を破壊しないように、保護膜4または基材5ごと切り出して、偽造クレジットカードに貼り付けるなどの方法によれば、偽造を行なうことが可能となるものと考えられる。
【0009】
特に最近は、スポーツや催し物の入場券に偽造防止を目的として光回折構造を貼り付けていることが多いが、使用済みの入場券から光回折構造を切り出し、偽造入場券を作成するという方法がよくみられる。有価証券やクレジットカードだと、定員らによるチェックが厳しいが、短時間に大量の入場券を処理する場合、チェックが甘くなり、偽造入場券も見逃しがちになる。この対策して、曜日毎に違う光回折構造を用いるというアイディアもある。しかし、先に挙げた方法で少量の光回折構造を作成することは、高価なスタンパを個別に作ることになり、コスト的に合わない。
【0010】
また、任意のパターンの回折格子を作成する方法として、電子ビーム描画方法による直描型回折格子がある。この作製方法だと個々に異なる光回折構造を作ることは可能だが、装置コストが高いこと、製作工程が多いことから、製作コストが大幅に上昇してしまうという問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
以上、説明したように、ホログラムや回折格子などの光回折構造は、製造することが困難なためにクレジットカード類の偽造防止手段として有効であるが、複製で同じものが大量に作られるために、本物の媒体から光回折構造部分だけを切り出し、偽造した媒体に貼り付けるという手段が採られやすい。
【0012】
本発明は、以上の問題点鑑み、個々の媒体毎に異なる光回折構造を安価に作製することのできるセキュリティ印刷媒体およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
本発明は、以上の問題点を鑑み、個々の媒体毎に異なる光回折構造を安価に作製することのできるセキュリティ印刷媒体およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の基本構成に係るセキュリティ印刷媒体は、透明固形物を含むインクにより、印刷媒体を構成する画像担持層上に複数個の微小画点を連続的に付着させて、所定の波長の光を回折するように形成された光回折構造を備え、前記画像担持層は所定の材質の基材上に設けられ、前記画像担持層の上面は保護層により覆われており、前記透明固形物は、樹脂、金属酸化物、無機材料のうちの少なくとも1つを含む透明固形分よりなり、前記透明固形分は前記画像担持層及び保護層と屈折率が異なることを特徴としている。
【0015】
なお、上記第1の基本構成において、前記微小画点の径が20μm以下であるようにしても良い。また、前記画像担持層は所定の材質の基材上に設けられると共に、前記画像担持層における前記微小画点が記録された領域に相当する前記基材の領域は透明であるようにしても良い。さらに、前記画像担持層は所定の材質の基材上に設けられると共に、前記画像担持層と前記基材の間に反射膜を設けるようにしても良い。
【0016】
また、本発明の第2の基本構成に係るセキュリティ印刷媒体の製造方法は、顔料または染料を含む色材、あるいは透明固形物を含有するインクを微小インク滴として形成して、この微小インク滴を印刷媒体を構成する画像担持層の表面に飛翔させ、飛翔したこの微小インク滴を微小画点として該画像担持層上に列状に付着させ、前記画像担持層上に光の透過または反射の際に前記微小画点により特定の波長の光を回折させる微小画点を連続的に列状に形成することを特徴としている。
さらにまた、本発明の第3の基本構成に係るセキュリティ印刷媒体の製造装置は、顔料または染料を含む色材、あるいは透明固形物を含有するインクを満たすインクタンクと、前記インクタンクの一面に設けられると共に直線状に複数の貫通孔が形成された制御基板と、前記貫通孔の周辺に形成されて引き出し線を介して電圧が印加される制御電極と、前記貫通孔に挿入されて真ん中にスリットが形成された突起状で複数のインクガイドと、を備えるセキュリティ印刷媒体の製造装置であって、記インクガイドは、前記制御基板に形成された複数の前記貫通孔と同じピッチで、一列につながった状態で形成されており、インク吐出方向に向けてたたせた構造を備えると共に、前記インクを吐出させたい前記制御電極に記録電圧を印加させて、前記インクガイドの前記スリットを毛管力により上昇していたインク滴をセキュリティ印刷媒体の方向に飛翔させて前記セキュリティ印刷媒体を構成する画像担持層上に微小画点を列状に付着させ、前記画像担持層上に光の透過または反射の際に列状に連続的に付着された前記微小画点により特定の波長の光を回折させる光回折構造を形成することを特徴としている。
【0017】
上述のような構成を有する本発明に係るセキュリティ印刷媒体によれば、個々の媒体毎に異なる回折格子が記録でき、異なる形状の光回折構造が出来ることになる。
【0018】
また、例えばインクジェットプリンタ等により直接にセキュリティ印刷媒体に回折格子を記録指定製造することができるので、製作工程を少なく出来て、安価にセキュリティ媒体を作成することができる。
【0019】
また、インクジェットプリンタで直接にセキュリティ印刷媒体に回折格子を記録できるので、回折格子以外の文字や画像も同時に記録でき、セキュリティ印刷媒体の製作工程を少なくすることができる。その結果、セキュリティ印刷媒体の製作コストを下げることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るセキュリティ印刷媒体の好適な実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るセキュリティ印刷媒体を示す断面図である。
【0021】
図1に示すように、第1実施形態に係るセキュリティ印刷媒体10は、顔料または染料を含む色材、あるいは透明固形物を含有するインクにより、所定の波長の光を回折するように、画像担持層11上に形成された複数個の微小画点12を備えるものである。画像担持層の下面には反射薄膜層13が貼着されており、その上面は保護膜14により全体的に覆われている。このような構成のセキュリティ印刷媒体10は、プラスチック等の基材15に貼付することにより偽造防止手段として機能する。
【0022】
上記第1実施形態に係るセキュリティ印刷媒体の構成を図1に従い詳細に説明する。基材15の上には、反射層13、画像担持層11、保護層14の順で積層されている。反射層13は、厚み40〜100nmの金属光沢をもつ無機材料で形成されている。画像担持層11はインクジェットプリンタのインクを吸収する機能を持ち、厚み20〜50μm程度の厚みを有する。保護層14は画像担持層11の表面を保護するもので、厚みは3〜5μm程度である。
【0023】
基材15の上に反射層13、画像担持層11を形成した後に、後述する図4および図5のプリンタにより光回折構造の模様を記録し、その後に保護層13を設ける用にして第1実施形態のセキュリティ印刷媒体は構成される。
【0024】
次に、本発明の第2実施形態に係るセキュリティ印刷媒体について、図2を参照しながら説明する。第2実施形態に係るセキュリティ印刷媒体は、図2に示すように、基材15の上に、回折格子用画像担持層11と文字用画像担持層16、保護層14の順で積層されている。基材15、回折格子用画像担持層11は透明な材料でできている。この透明な基材15は可視光領域で透過率75%以上の特性をもつ必要がある。また、文字画像用画像担持層16は白色の材料で形成されており、インクジェットのインクを吸収する特性を持つ。
【0025】
この様な構造にすることで、セキュリティ印刷媒体の裏側から光を光回折構造に照射することで、回折光を透過光で見ることができる。
【0026】
次に、第3実施形態に係るセキュリティ印刷媒体について説明する。上述してきた回折格子を記録する際、通常の顔料あるいは染料の色材が含まれているインクを用いても回折光の干渉が生じるが、色材の替わりに透明固形物を含むインクを用いても回折光の干渉が生じる。この場合、画像担持層上に透明固形物を含むインクで記録したところ、記録していないところで、光学的に位相が異なり、回折格子を通過した回折光の干渉が起こることになる。一般的に光の透過率の変化によって回折生じさせる回折格子より、光の位相変化によって回折を生じさせる回折格子の方が、回折光の強度が大きく、回折光の干渉も明るくなる。
【0027】
以上の第1乃至第3実施形態に係るセキュリティ印刷媒体は、図3に示すような光回折構造を備えている。図3は、例えば数字により光回折構造を形成した例であり、微小画点12が連続的に印刷されることにより回折構造17が出来上がっている。
【0028】
上述した第1ないし第3実施形態に係るセキュリティ印刷媒体は、図4および図5に示すような構造を有するインクジェットプリンタにより製造することができる。図4は回折格子を記録するプリンタの構成を示す断面図、図5はその斜視図である。
【0029】
図4において、インク26で満たされたインクタンク27の一面には、貫通孔20が形成された制御基板21が設けられている。貫通孔20の中央には、真ん中にスリット22が形成された突起状のインクガイド23が挿入されている。また、貫通孔20の周辺には、制御電極24が形成されており、更に個々の制御電極24に個別に電圧を印加するための引き出し線25が形成されている。インクガイド23は、例えばポリイミドなどの絶縁性の樹脂やセラミックスから構成され、制御基板21に形成された貫通孔20と同じピッチで、一列につながった状態で形成されており、インク吐出方向に向けてたたせた構造となっている。
【0030】
このような構造のヘッドでインクを吐出させたい制御電極24に記録電圧を印加すると、インクガイド23のスリット22を上っていたインクが、制御電極24と対向電極31の間の電界により飛び出し、記録媒体30上に画像を形成することができる。インクガイド23に突起が形成されていることにより、インク吐出点が安定するので、奇麗な安定した画像を記録できるまた、スリット22を毛管力によりインクが上昇するため、吐出点までインク滴28を安定して供給できる。記録媒体30上に付着したインクは直径10μm程度の微細な画点29を形成する。
【0031】
本発明の上記第1ないし第3実施形態においては、インクガイド23のスリット22の幅が20μmのインクガイド23を用いた。記録媒体30上では直径10μmの画点が形成される。この様な微小画点を用いて作成される光回折構造が図3に示されている。ここでは、数字の1,2,3を回折格子17で記録した例を示している。回折格子17の間隔は20μmで、この間隔だと可視光では回折角度が1〜2度程度とれ、肉眼でも回折光による光の干渉が確認できる。
【0032】
インクガイド23のスリット22の幅を変えることにより、形成される画点の直径は変わり、回折格子の間隔も変えることができる。例えば、スリット幅10μmにすると更に微小画点が小さくなる。回折格子の間隔を10μmにすると、回折角度も2〜4度と大きく取れ、視認性は向上する。
【0033】
インクジェットプリンタでこのような位相変化をもつ回折格子を記録する際には、画像担持層11及び保護層14と屈折率の異なる材料を透明固形分として用いる必要がある。本発明のセキュリティ印刷媒体の作成方法であるインクジェットプリンタでは、透明固形分として樹脂はもちろんのこと、酸化チタン等の金属酸化物やガラス等の無機材料も使用できる。これら金属酸化物や無機材料は、屈折率において画像担持層及び保護膜と差を大きくとれるので、回折光の効率が高く、より明るい回折光の干渉が見られる。
【0034】
本発明は以上のように、プリンタで直径10μm程度の微小な画点を記録し、回折格子を作成する。一般的には、熱転写方式、感熱記録方式、インクジェット方式、電子写真方式等がある。従来製品化もしくは公知となっている事務用のプリンタでは、画点径が50〜100μmと大きく、この様な大きな画点で回折格子を記録しても、回折角度が小さく、肉眼では直接光と回折光の区別が出来ず、回折光の干渉をみることが出来ない。産業用のプリンタとしては、例えば印刷の版を作成するレーザプリンタなどは画点径が小さいが、銀塩写真と同様に記録媒体の画像処理が必要であり、個々の異なる光回折構造を作成するにはコストがかかりすぎる。
【0035】
本発明では、同じ装置内に異なるスリット22の幅をもつプリンタヘッドを設け、一つは直径10μmの画点が記録でき、他方で通常の文字や画像の記録に使われる50〜100μmの画点が記録できるので、同じ装置内で光回折構造である回折格子と文字、画像が記録でき、セキュリティ印刷媒体の製作コストを下げることが可能である。
【0036】
【発明の効果】
本発明のセキュリティ印刷媒体によれば、個々の媒体毎に異なる回折格子が記録でき、異なる形状の光回折構造が出来ることになる。
【0037】
また、インクジェットプリンタで直接にセキュリティ印刷媒体に回折格子を記録できるので、製作工程を少なく出来て、安価にセキュリティ媒体を作成することができる。
【0038】
また、インクジェットプリンタで直接にセキュリティ印刷媒体に回折格子を記録できるので、回折格子以外の文字や画像も同時に記録でき、セキュリティ印刷媒体の製作工程を少なく出来る。その結果、セキュリティ印刷媒体の製作コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るセキュリティ印刷媒体を示す断面図。
【図2】本発明の第2実施形態に係るセキュリティ印刷媒体を示す断面図。
【図3】本発明に係るセキュリティ印刷媒体の光回折構造を示す平面図。
【図4】本発明に係るセキュリティ印刷媒体を印刷するインクジェットプリンタのノズルを示す断面図。
【図5】図4に示されたインクジェットプリンタのノズルを示す斜視図。
【図6】従来のセキュリティ媒体の構成を示す断面図。
【符号の説明】
10 セキュリティ印刷媒体
11 画像担持層
12 微小画点
13 反射層
14 保護層
15 基材
16 文字用画像担持層

Claims (2)

  1. 明固形物を含むインクにより、印刷媒体を構成する画像担持層上に複数個の微小画点を連続的に付着させて、所定の波長の光を回折するように形成された光回折構造を備え、
    前記画像担持層は所定の材質の基材上に設けられ、前記画像担持層の上面は保護層により覆われており、前記透明固形物は、樹脂、金属酸化物、無機材料のうちの少なくとも1つを含む透明固形分よりなり、前記透明固形分は前記画像担持層及び保護層と屈折率が異なることを特徴とするセキュリティ印刷媒体。
  2. 前記画像担持層は所定の材質の基材上に設けられると共に、前記画像担持層と前記基材の間に反射膜を設けることを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ印刷媒体。
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