JP3895799B2 - 埋込型インフュージョンポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の序文の記載にしたがって、人体に薬剤を所定量投薬できる埋込型インフュージョンポンプ(infusion pump) に関する。
【0002】
【従来の技術】
埋込型インフュージョンポンプ自体は、すでに公知である。DE 39 15 251 A1 から公知である埋込型インフュージョンポンプはポンプ室を有し、かかるポンプ室は殻形状の下部部材とそれに結合した上部部材から構成されている。ポンプ室は、可撓性膜で2つの副室に分けられる。第1副室は、ポンプ室の上部部材と可撓性膜で定められ、薬剤用貯蔵室として設計される。そのポンプ室の上部部材は、穿刺可能な隔膜でシールされた再充填用開口部を有する。その隔膜は、ポンプ室の上部部材と結合した隔膜ホルダーとポンプ室の上部部材との間に押し込まれている。薬剤貯蔵室は、出口開口部と多分、出口整復配列を介して出口カテーテルと結ばれている。第2副室は、ポンプ室の下部部材と可撓性膜で定められ、圧力室として設計されて体温で膨脹する推進体(propellant) を収容できる。
【0003】
小型のインフュージョンポンプは、さらに、DE 26 04 113 A1, DE 21 24 062 B2, および DE 40 38 049 A1 から公知である。さらに、インフュージョンポンプは、DE 44 32 991 A1 にも記載されているが開示の目的のためだけである。
【0004】
これらのインフュージョンポンプのポンプ部材は、生体適合性金属合金またはプラスチックス材料製で、溶接結合またはスナップ−イン(snap-in) 結合手段で結合している。
【0005】
埋込型インフュージョンポンプは患者の腹部領域の皮下ポケットに配置され、それにより隔膜でシールされた再充填用開口部は患者の皮下において容易に知覚できる。薬剤貯蔵室は、患者の皮膚および隔膜を適切な注射器の針で穿刺することにより充填される。注射器の圧力により、薬剤または薬剤溶液は、注射針を通じて薬剤貯蔵室に流れる。
【0006】
埋込型インフュージョンポンプは患者に相対的に長時間、連続的に薬剤(一定投与)を投与する場合に使用され、さもなくばかかる患者は、一日に数回、モルヒネ、ヘパリンなどの薬剤の注射によってのみ処置された。これらのポンプは注射と比較して有利である、すなわち、投薬は、薬剤の分解にも拘らず次の投与時間までに最低服用量以下となるべきはないという程度まで、与え過ぎるべきではないが、均一な流れと著るしく少ない薬剤の供給が実現できる。かかるインフュージョンポンプは、特に苦痛軽減のための投与の場合に、厳格な安全性を必要とする。できる限り過投与または低投与は避けるべきである。投与薬剤に依存するけれども、過投与は、健康上の大きなリスクを負い、または特に苦痛軽減の場合に致命的な効果を生ずる。
【0007】
埋込型インフュージョンポンプの動作モードは、本質的には次のようである:体温よりも低い沸点を有する、ポンプに含まれる推進体が、ポンプの患者の体内への埋込後、蒸発し、分離仕切りまたは例えば可撓性膜またはふいご(bellows)を介して薬剤貯蔵室の薬剤に圧力を加え、それで薬剤または薬液は整復系およびカテーテルを介して標的器官に流れる。その結果、薬剤区画の容積は減少するが、推進体区画は増加する。推進体区画の容積増加はさらに推進体を蒸発させることにより一様にされ、推進体は2相系であり外部ガスが推進体区画に存在しない限り、定温等圧で生じる。等圧的な圧力の展開は、一定の出力速度を維持するためにその系には必要である。
【0008】
従来の埋込型インフュージョンポンプの仕切りとして使用される、錆びない金属、例えばチタン製のふいごは、極めて高価である。一方、プラスチック複合フィルム製の仕切りは、実質的にコスト的に有効であるが、本研究者が示したように、推進体の推進室から薬剤室への拡散およびガスもしくは蒸気の薬剤室から推進室への拡散を防ぐことができない。さらに、塩素化フッ化炭化水素は、通常、推進体として使用されるが、プラスチック材料に、特に、攻撃的であり、その結果安定性を減少させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、埋込型インフュージョンポンプを提供することにあり、かかるポンプによって薬剤貯蔵室と推進体を含有する圧力室との間にある仕切りによるガス拡散(一方は推進体であり、他方はガスおよび水蒸気である)は本質的に除かれ、また薬剤の一定ポンプ速度が全動作期間の間保証され、さらに薬剤と適合性があり、容易に薬剤を充填でき、取扱いが簡単で安全で、生体適合性材料製で、相互に適合できる材料製であり、また簡単にかつ安価に製造できる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、この目的は導入部で述べたインフュージョンポンプにおいて、ガス不透過性、可撓性仕切りがポンプ室の上部部材の内部形態の外郭に沿う突条金属箔である点で、達成される。
【0011】
本発明は、次のように特定できる。
【0012】
[1] ポンプ室の下部部材(2)とそれに結合したポンプ室の上部部材(3)から構成されるポンプ室を備え、ここでa)前記ポンプ室は、ガス不透過性、可撓性の仕切り(6)で2つの副室に分けられ、b)第1副室は、前記ポンプ室の上部部材(3)と前記可撓性仕切り(6)とで定められ、薬液用貯蔵室として設計され、また前記ポンプ室の上部部材(3)は少なくとも1つの穿刺性隔膜(13)でシールされた再充填用開口部(12)を備え、さらに薬液用貯蔵室(7)は出口開口部およびことによると出口整復配列を介して出口カテーテルと結合し、c)第2副室は、前記ポンプ室の下部部材(2)と前記可撓性仕切り(6)とで定められ、圧力室(8)として設計されて推進体を収容し、人体に薬剤を所定量投与する埋込型インフュージョンポンプにおいて、前記ガス不透過性、可撓性の仕切り(6)は、前記ポンプ室の上部部材(3)の内部形態の外郭に沿う突条金属製箔からなり、前記金属箔は、薬液に面する面において、ポリマー支持フィルムで被覆されてなり、別の金属箔または金属複合フィルム(P)が、前記推進体とポンプ室の下部部材(2)の内壁との間に設けられ、かかるフィルムまたは箔は全外周に沿う縁部領域において前記仕切り(6)と結合してなることを特徴とするインフュージョンポンプ。
【0014】
] 前記金属箔は、推進体に面する面において、別のポリマー支持フィルムで被覆されてなる前記1に記載のインフュージョンポンプ。
【0015】
] 前記金属箔は、両面において、ポリマー支持フィルムで被覆されてなる前記1に記載のインフュージョンポンプ。
【0016】
] 薬液に面する金属箔または金属複合フィルムの面に、水蒸気に対して良好な阻止特性を備える別のポリマーフィルムを設けてなる前記1〜のいずれか1項に記載のインフュージョンポンプ。
【0017】
] 前記ポリマーフィルムがポリクロロトリフルオロエチレンフィルムである前記に記載のインフュージョンポンプ。
【0018】
] さらに、良好な薬液適合性並びに水蒸気、酸素およびCOに対して阻止特性を有する別のポリマーフィルムが、薬液に接触する場合に、設けられてなる前記1〜のいずれか1項に記載のインフュージョンポンプ。
【0019】
] 前記ポリマーフィルムがポリエチレンテレフタレートフィルムである前記に記載のインフュージョンポンプ。
【0020】
] 前記金属箔は、アルミニウム、金、銀、チタンまたは白金製である前記1〜のいずれか1項に記載のインフュージョンポンプ。
【0021】
] 前記金属箔はアルミニウム箔である前記に記載のインフュージョンポンプ。
【0022】
10] 前記推進体に面する金属複合フィルムの支持フィルムは、ポリオレフィンフィルムである前記1〜のいずれか1項に記載のインフュージョンポンプ。
【0023】
11] 前記ポリオレフィンフィルムはポリエチレンフィルムである前記10に記載のインフュージョンポンプ。
【0024】
12] 前記薬液に面する金属複合フィルムの支持フィルムは、ポリエチレンテレフタレートまたはポリアミドフィルムである前記1〜11のいずれか1項に記載のインフュージョンポンプ。
【0025】
13] 前記フィルムはポリエチレンテレフタレート製である前記12に記載のインフュージョンポンプ。
【0026】
14] 前記推進体はヘキサフルオロブタンである前記1〜13のいずれか1項に記載のインフュージョンポンプ。
【0027】
15] 前記推進体は1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンである前記14に記載のインフュージョンポンプ。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明によれば、仕切りまたはパーティションとして使用される金属箔は、ポンプ室の上部部材の内部形態の外郭に沿って(およびポンプ室の下部部材に対応して)突条であり、可撓性であり、応力が残らない。箔の突条、またはドーム形状の設計は、どのような方法でも、例えば深絞り加工法、ここで、箔はインフュージョンポンプのハウジングのポンプ室の上部部材の内部形状(およびポンプ室の下部部材の対応するもの)に適合させることにより、達成される。
【0029】
金属箔はこの目的に適する金属製であってよく、アルミニウム、金、銀、チタンまたは白金製の箔が好ましい。特に、アルミニウム箔が好ましい。箔の厚みは、ブロック効果が保証され、さらに箔は曲がらないようにすべきである。金属箔の好ましい厚みは、1〜100μm、好ましくは3〜40μm、特に好ましくは5〜20μmである。
【0030】
別の実施態様によると、金属箔には、薬剤または薬液に面する側にポリマー支持フィルム被覆物を与えることができる。接着剤としてはポリウレタンが好ましい。ポリマー材料は、良好な薬剤適合性を有し、さらに水蒸気、酸素およびCO2 に対して良好な阻止特性を有するものが、支持材として好ましい。本発明によれば、ポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましい。これらのフィルムの厚さは、好ましくは1〜100μm、さらに好ましくは3〜40μm、特に好ましくは5〜20μm、例えば12μmである。
【0031】
さらに別の実施態様によれば、金属箔には、本発明によれば、推進体に面する側に支持フィルム被覆物を与えることができ、それで、例えば、ポリウレタンを接着剤として使用することが好ましい。ポリマー材料は、推進体と適合性を有し、さらに推進体に対して阻止特性を与えるものが、支持体として好ましい。本発明によれば、例えばポリオレフィンまたはポリアミド製のフィルムが好ましく、特にポリオレフィンが好ましい。ポリオレフィンフィルムの中でも、ポリエチレンまたはポリプロピレン製のフィルムが好ましく、特にポリエチレンフィルムが好ましい。これらのフィルムの厚さは、好ましくは2〜400μm、さらに好ましくは10〜100μm、特に好ましくは25〜100μm、例えば70μmである。
【0032】
別の好ましい本発明の実施態様によれば、金属箔には、両面に支持積層被覆物を与えることができ、上記フィルムをその面にそれぞれ設けることができる。この様にして薬液に面する側の金属箔は、ポリエチレンテレフタレート製のフィルムで被覆しても良く、推進体に面する側ではポリオレフィンフィルム、例えばポリエチレンフィルムを有しても良い。かかる積層系は、薬剤貯蔵室から見ると、次の構造であることが好ましい:
a)ポリエチレンテレフタレートフィルム、厚さ12μm
b)金属箔、好ましくはアルミニウム箔、厚さ12μm
c)ポリエチレンフィルム、厚さ70μm
ポリマー支持フィルムは曲げ半径を増加させるので、曲げ傾向を減少させる。本発明の別の実施態様によれば、仕切りをフィルム系として設計して良いので、前記金属箔または金属積層箔の薬液に面する側に、水蒸気に対して良好な阻止特性を有するポリマーフィルムおよび/または良好な薬剤適合性および水蒸気、酸素とCO2 に対する阻止特性を有するポリマーフィルムをさらに設け、それにより、もし2つの別のフィルムが存在すると良好な薬剤適合性を有するポリマーフィルムは薬液と接するようになり、水蒸気に対して良好な阻止特性を有するポリマーフィルムは、良好な薬剤適合性を有するフィルムと金属箔または金属複合フィルムとの間に設けられる。金属または金属複合フィルム用の別の2つのフィルムが存在することが好ましい。
【0033】
良好な薬剤適合性を有し、さらに水蒸気、酸素とCO2 に対して阻止特性を有するフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートフィルムが特に好ましい。これらのフィルムの厚さは、好ましくは2〜400μm、さらに好ましくは25〜250μm、特に好ましくは40〜150μm、例えば100μmである。水蒸気に対して良好な阻止特性を有するフィルムとしては、これらの特性を有するポリマーフィルムが好ましく、ポリクロロトリフルオロエチレンフィルムが特に好ましい。これらのフィルムの厚さは、好ましくは2〜400μm、さらに好ましくは25〜250μm、特に好ましくは40〜150μm、例えば127μmである。
【0034】
さらに別の2つのフィルム(両方が存在するならば)は、結合または接着剤でお互いに、さらに金属箔または金属複合フィルムに、その表面全体にまたは縁部のみ、例えば縁部溶融または縁部接着してよく、それで縁部結合が好ましい。
【0035】
特に好ましいフィルム系は、薬剤貯蔵室から見ると、次のようである:
a)ポリエチレンテレフタレートフィルム
b)ポリクロロトリフルオロエチレンフィルム
c)
i ) ポリエチレンテレフタレートフィルム
ii) 金属箔、好ましくはアルミニウム箔
iii )ポリオレフィンフィルム、好ましくはポリエチレンフィルム
からなる複合フィルムで、前記厚みで使用される。また、このフィルム系はポンプ室の上部部材の内形の外郭(およびポンプ室の下部部材の対応するもの)に対応して突条であり、可撓性であり、応力を残さない。このフィルム系の突条の設計は、すでに述べた方法で得られる。
【0036】
仕切りは、ポンプ室の上部部材とポンプ室の下部部材との間のエッジ領域間のエッジ領域に、慣習的に安全に圧入または押し込まれている。
【0037】
特に好ましい実施態様によれば、上記金属箔または積層金属フィルムまたは金属箔系は、上記金属箔もしくは積層金属箔製のガス不透過性仕切りまたは推進体とポンプ室の下部部材の内壁との間の前記フィルム系に加えて、インフュージョンポンプ内に設けてもよい。金属箔または金属積層フィルムまたはフィルム系は、ポンプ室の下部部材の内形の外郭にしたがって突条であり、それでこの突条は前記方法で達成できる。この別の金属箔または金属積層フィルムまたはさらに別のフィルム系は、本発明に使用される可撓性ガス不透過性仕切りと、その全外周に沿う縁部において、例えば縁部溶接または接着により結合する。得られる「ピル(pill) 形状構造」は、圧力室として役立ち、推進体を収容する。このピル形状圧力室は、安全に、ポンプ室の上部部材とポンプ室の下部部材の縁部領域との間(すでに仕切りとしてすでに述べた)−その外周に沿う縁部の縁部領域に圧入または押し込まれる。
【0038】
圧力室のシールは、好ましい方法で、例えば好適な材料、例えばシリコーン−Oリングなどの弾性体、金属などのシールリングにより、または好適な接着剤、例えば2成分樹脂で接着することにより行える。
【0039】
推進体の圧力室への充填は、適当な方法で圧力室から存在する空気を(例えば、アスピレーションにより)除去したのちに、行うことができる。例えば、マイクロキャピラリーは、推進体が圧力室に充填されるシール表面を介して、導入することが可能である。推進体の充填後、キャピラリーはプラグまたは引っ込めることができる。
【0040】
全ての推進体は、通常、埋込型インフュージョンポンプで使用されるものであって、推進体として役立つであろう。好ましくは、推進体ヘキサフルオロブタンは、本発明の推進体として使用され、1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロブタンが特に好ましい。これらの推進体を含有する埋込型インフュージョンポンプは、「埋込型インフュージョンポンプ」(整理番号FR2664)の名称で同時にP 195 09 632.0-35 として本願と同時に提出された出願に記載されている。
【0041】
前述の可撓性、ガス不透過性仕切りを有する埋込型インフュージョンポンプまたは「ピル形状」圧力室は好適な方法で設計でき、金属またはプラスチックなどの好適な生体適合性材料製である。好ましくは、それらはプラスチック製であり、ポリスルフォン(ポリエーテルスルフォンを含む)、ポリアミド、およびポリカーボネートなどの硬質プラスチック、特にポリスルフォンが特に好ましい。プラスチック製インフュージョンポンプを使用すると、実質的な利益が得られる。金属性のインフュージョンポンプと比較して、軽量であることに加えて、プラスチック製のインフュージョンポンプは、自記温度法およびMRIなどの診断法に同時に適用する必要前提条件を提供する。
【0042】
特にインフュージョンポンプは、DE44 32 991 A1の記載のように設計される。
埋込型インフュージョンポンプでは、可撓性仕切りを介してまったくまたは実質的にガス拡散が起きない。本発明の埋込型インフュージョンポンプでは、全動作中一定のポンプ速度を保証できる。それは、軽量であって、容易に、簡単に、安全に、取り扱うことができ、さらに簡単に、低価格で生産できる。
【0043】
インフュージョンポンプは、薬液で最大120充填まで許容でき、一日当りのポンプ速度は、例えば0.7, 1.0, 1.4 または2.0 mlであり、薬剤貯蔵室はおよそ30mlの薬液を収容できる。推進体の量は少なく、例えば2mlである。圧力室の内容積は、例えば40mlである。
【0044】
インフュージョンポンプは、ヘパリン、人工すい液性インシュリン、化学療法剤、モルフィネなどの苦痛軽減剤、バクロフェンなどの筋肉弛緩剤などの薬剤の連続所定量投与に適している。
【0045】
【実施例】
次の実施例は、本発明をさらに説明するために役立つ。
【0046】
実施例1
図1は、本発明の1実施例である埋込型インフュージョンポンプの垂直断面図を示す。
【0047】
インフュージョンポンプ1は、ポンプ室を備える、硬質プラスチック性の円盤状、回転対称体であり、ここでポンプ室は、室の下部部材2と室の上部部材3から構成され、可撓性ガス不透過性仕切り6により2つの副室7,8に分けられる。第1副室7は薬剤貯蔵室として役立ち、第2副室8は圧力室として役立ち推進体を収容できる。
【0048】
再充填用開口部12は、穿刺性中央隔膜13で密閉的に被覆され、さらに中央隔膜13下に針止めとして役立つ固定板と薬剤貯蔵室7への通路開口部とを備える再充填空間を有する。
【0049】
可撓性ガス不透過性仕切り6は、深絞り加工法により得られる、室の上部部材3の外郭(そして室の下部部材2に対応したもの)に沿って突条である。この仕切りは、応力が残留していない。フィルム系は、薬剤貯蔵室7から見ると、次のフィルム系からなる:
a)ポリエチレンテレフタレートフィルム、厚さ100μm
b)ポリクロロトリフルオロエチレンフィルム、厚さ127μm
c)次のi),ii),iii) からなるアルミニウム複合フィルム:
i) ポリエチレンテレフタレートフィルム、厚さ12μm
ii) アルミニウム箔、厚さ12μm
iii)ポリエチレンフィルム、厚さ70μm。
【0050】
アルミニウム複合フィルムは、ポリウレタン製接着剤で接着されている。フィルムa)とフィルムb)は、アルミニウム箔と、全外周部においてのみ縁部領域で結合している。仕切り6は、ポンプ室の上部部材3の縁部領域とその全外周部に沿った外縁部領域を備えるポンプ室の下部部材2との間に押し込められまたは圧入される。
【0051】
実施例2
図2は、その他のインフュージョンポンプの垂直断面図を示す。
【0052】
このインフュージョンポンプは、仕切り6に加えて突条複合金属フィルムPが設けられていることを除いては、実施例1にしたがう図1のインフュージョンポンプと対応する。複合金属フィルムPは、深絞り加工法によりポンプ室の下部部材2の内壁の外郭に沿って突条に形成され、実施例1にしたがって記載される仕切りと同じ組成を有する仕切り6の全外周の縁部に沿って結合している。複合金属フィルムPは、圧力室8から見ると、次のように構成される:
i) ポリエチレンフィルム、厚さ70μm
ii) アルミニウム箔、厚さ12μm
iii)ポリエチレンテレフタレートフィルム、厚さ12μm。
【0053】
この実施例によれば、ピル形状圧力室8は、仕切り6と金属複合フィルムPにより形成される。圧力室は、実施例1で述べたように、ポンプ室の上部部材3の縁部領域と全外周に沿って縁部領域を備えるポンプ室の下部部材2との間に押し込められ、または圧入される。
【0054】
推進体として、1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロブタンが使用され、マイクロキャピラリーが縁部領域のシール表面を介して導入さて、空気は圧力室から除去され、圧力室はマイクロキャピラリーを開始して推進体を充填する。導入量は、約2mlであった。
【0055】
圧力室8の内容積はおよそ40mlであり、薬剤貯蔵室はおよそ30mlの薬剤を収容できる。
【0056】
実施例3
図3は、人体に一定量薬剤を投与するために特に設計されたインフュージョンポンプの垂直断面図を示す。
【0057】
インフュージョンポンプ1は、ポリスルフォン製で円盤状、回転対称体であり、殻形状ポンプ室の下部部材2、反対の突条にされたポンプ室の上部部材3、締め具4および隔膜支持体からなるハウジングまたはケースを備える。内空間は、突条仕切り6と類似の突条、アルミニウム複合フィルムPにより、薬剤貯蔵室7として役立つ第1副室と推進体を受け入れる圧力室8として役立つ第2副室とに分けられる。圧力室8は、仕切り6やアルミニウム複合フィルムの縁部を溶接または接着することにより成形でき、ピルの形に形成される。環状グルーブまたは環状溝はポンプ室の下部部材2の上部内部縁部領域に設けられ、グルーブに、スナップ−イン ジョイントとして、ポンプ室の上部部材3の外周対応縁部10がO−リング11や仕切り6で形成された1つの縁部36やアルミニウム複合フィルムPとともにスナップまたはシールされる。
【0058】
再充填開口部12は、穿刺性中央隔膜13で密閉被覆され、中央隔膜13の下に、注射針止めとして役立つ固定板と薬剤貯蔵室7への通路開口部とを備える再充填空間を有する。
【0059】
さらに、ポンプ室の上部部材3の上側に、同心的環状室14は、それはリング隔膜15により密閉被覆されるが、設けられる。
【0060】
環状室14と再充填開口部12との間に、同心的環状グルーブ16が設けられ、その内部および外部側壁のそれぞれに、外周スナップ−イン グルーブ17,18が与えられる。環状隔膜ホルダー5は、内側縁部、すなわち円盤形状中央隔膜13の縁部、と重なり、さらに外側縁部、すなわちリング隔膜15の内部縁部、と重なる。さらに、隔膜ホルダー5は、隣り合わせのリングウエブ19、20で環状グルーブ16と噛み合い、それによりリングウエブ19,20の掛け金21、22はスナップ−イン グルーブ17、18と噛み合う。
【0061】
リング隔膜15の環状外側縁部は、締め具4の適切な形状の縁部領域で段階的な配列で被覆され、ポンプ室の上部部材3に密閉的に押し込められる。さらに、締め具4の縁部領域において、スナップ−イン ジョイントは、締め具4とポンプ室の上部部材3との間に与えられ、そのジョイントは締め具4の外周スナップグルーブ23とポンプ室の上部部材3の外周掛け金24からなる。
【0062】
ポンプ室の下部部材2の外部側面縁部領域において、別の環状グルーブ25が、装入O−リング27とともに外周掛け金26と噛み合って設けられる。掛け金26は締め具4の下部縁部を示し、それで締め具はポンプ室の上部部材3の側面領域とベル形状のポンプ室の下部部材2の側面の外側縁部領域と重なる。締め具4は、ポンプ室の上部部材3で掛け金(配列)24やポンプ室の下部部材2に対するリング隔膜15により支えられる(高圧により応力が掛けられる際に)。
【0063】
ポンプ室の上部部材3の外壁領域と締め具4の内壁領域との間に、環状空間28が形成され、出口整復配列29(キャピラリーの断面として描かれている)や出口カテーテル30が収容できる。
【0064】
結合部31、それは環状グルーブ9、縁部10およびO−リング11とで形成され、結合部32、それはスナップグルーブ23と掛け金24とで形成され、さらにスナップグルーブ18と掛け金22とから成る結合部33は、第1の結合であって通常の動作の負荷から生ずる内部圧応力を本質的に支える。
【0065】
結合部34、それは環状グルーブ25、掛け金26とO−リング27とからなり、結合部35、それはスナップグルーブ17と掛け金21からなり、それは第2の結合であって通常の動作的な使用において、極めて僅かな支持機能を少なくとも持つかまたは全く持たない。第2結合部34,35は、通常の動作圧力以上の増加した圧力だけ、特に第1結合部31,32,33の失敗した場合ににより、支持機能を提供する。
【0066】
第1結合部31、32、33は、ここで一定の噛み合い状態であり、通常の動作条件で埋込型インフュージョンポンプの完全性を保証する。内部圧力が環状空間28または薬剤貯蔵室7のいずれかにおいて増加すると、第2結合部34、35は堅く噛み合う。ここで、応力は第1結合部31、32、33から移され、第1結合部および第2結合部に配分される。
【0067】
もし、例えば、第1結合部31を欠くべき場合には、結合の負担は第2結合部34が優勢となる。ポンプ室の上部部材3と下部部材2との間に同時に間隙が生ずるので、薬剤は締め具4とポンプ室の上部部材3との間の環状空間28に逃げ込み、全圧および結合応力を減少させる。このことは、第2結合部34が、インフュージョンポンプの完全性を外に保証する。ここでは、下部部材が掛け金の上部領域において欠けるが、設計により達成できる下部部材においてはそうではないことが必須である。
【0068】
万一ポンプ室の上部部材3と締め具4との間の第1結合部32が欠ける場合には、その結合は、同様に、第2結合部34が優勢となる。
【0069】
対応して、もし第1結合部33が欠けまたは過負荷の場合には、第2結合部35に奪取または配分される。
【0070】
とにかく、第2結合部34、35は、第1結合部31、32、33が過負荷または失敗の場合に、利用でき、インフュージョンポンプ1の安全で、連続する動作を保証し、実質的に患者の安全性を改善する。
【0071】
本実施例で使用された仕切り6は、組成および形状に関して、実施例2で用いた仕切り6とアルミニウム複合フィルムに対応する。ピル形状圧力室8は、内容積40mlを有し、およそ2mlの1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロブタンを推進体として含む。薬剤貯蔵室は30mlまでの薬液を含むことができる。インフュージョンポンプは、薬液を最大120充填までおよび、例えば一日当り薬液のポンプ速度0.7, 1.0, 1.4 または2.0 mlを許容する。
【0072】
【発明の効果】
本発明によれば、仕切りまたはパーティションとして使用される金属箔は、ポンプ室の上部部材の内部形態の外郭にそって(およびポンプ室の下部部材に対応して)突条であり、また可撓性を有し、応力が残らない。
【0073】
箔の突条、またはドーム形状の設計は、どのような方法でも、例えば深絞り加工法、ここで、箔はインフュージョンポンプのハウジングのポンプ室の上部部材の内部形状(およびポンプ室の下部部材の対応するもの)に適合させることにより、容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である埋込型インフュージョンポンプの垂直断面図を示す。
【図2】本発明のその他のインフュージョンポンプの垂直断面図を示す。
【図3】人体に一定量薬剤を投与するための、特に設計された本発明の1実施例であるインフュージョンポンプの垂直断面図を示す。
【符号の説明】
1 …インフュージョンポンプ
2 …ポンプ室の下部部材
3 …ポンプ室の上部部材
6 …仕切り
7 …第1副室
8 …第2副室
12…再充填用開口部
13…中央隔膜

Claims (15)

  1. ポンプ室の下部部材(2)とそれに結合したポンプ室の上部部材(3)から構成されるポンプ室を備え、ここで
    a)前記ポンプ室は、ガス不透過性、可撓性の仕切り(6)で2つの副室に分けられ、
    b)第1副室は、前記ポンプ室の上部部材(3)と前記可撓性仕切り(6)とで定められ、薬液用貯蔵室として設計され、また前記ポンプ室の上部部材(3)は少なくとも1つの穿刺性隔膜(13)でシールされた再充填用開口部(12)を備え、さらに薬液用貯蔵室(7)は出口開口部および出口整復配列を介して出口カテーテルと結合し、
    c)第2副室は、前記ポンプ室の下部部材(2)と前記可撓性仕切り(6)とで定められ、圧力室(8)として設計されて推進体を収容し、
    人体に薬剤を所定量投与する埋込型インフュージョンポンプにおいて、
    前記ガス不透過性、可撓性の仕切り(6)は、前記ポンプ室の上部部材(3)の内部形態の外郭に沿う突条金属製箔からなり、
    前記金属箔は、薬液に面する面において、ポリマー支持フィルムで被覆されてなり、
    別の金属箔または金属複合フィルム(P)が、前記推進体とポンプ室の下部部材(2)の内壁との間に設けられ、かかるフィルムまたは箔は全外周に沿う縁部領域において前記仕切り(6)と結合してなることを特徴とするインフュージョンポンプ。
  2. 前記金属箔は、推進体に面する面において、別のポリマー支持フィルムで被覆されてなる請求項1に記載のインフュージョンポンプ。
  3. 前記金属箔は、両面において、ポリマー支持フィルムで被覆されてなる請求項1に記載のインフュージョンポンプ。
  4. 薬液に面する金属箔または金属複合フィルムの面に、水蒸気に対して良好な阻止特性を備える別のポリマーフィルムを設けてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載のインフュージョンポンプ。
  5. 前記ポリマーフィルムがポリクロロトリフルオロエチレンフィルムである請求項4に記載のインフュージョンポンプ。
  6. さらに、良好な薬液適合性並びに水蒸気、酸素およびCOに対して阻止特性を有する別のポリマーフィルムが、薬液に接触する場合に、設けられてなる請求項1〜5のいずれか1項に記載のインフュージョンポンプ。
  7. 前記ポリマーフィルムがポリエチレンテレフタレートフィルムである請求項6に記載のインフュージョンポンプ。
  8. 前記金属箔は、アルミニウム、金、銀、チタンまたは白金製である請求項1〜のいずれか1項に記載のインフュージョンポンプ。
  9. 前記金属箔はアルミニウム箔である請求項に記載のインフュージョンポンプ。
  10. 前記推進体に面する金属複合フィルムの支持フィルムは、ポリオレフィンフィルムである請求項1〜のいずれか1項に記載のインフュージョンポンプ。
  11. 前記ポリオレフィンフィルムはポリエチレンフィルムである請求項1に記載のインフュージョンポンプ。
  12. 前記薬液に面する金属複合フィルムの支持フィルムは、ポリエチレンテレフタレートまたはポリアミドフィルムである請求項1〜1のいずれか1項に記載のインフュージョンポンプ。
  13. 前記フィルムはポリエチレンテレフタレート製である請求項1に記載のインフュージョンポンプ。
  14. 前記推進体はヘキサフルオロブタンである請求項1〜1のいずれか1項に記載のインフュージョンポンプ。
  15. 前記推進体は1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンである請求項1に記載のインフュージョンポンプ。
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