JP3895794B2 - 液体注入装置の脱気構造 - Google Patents

液体注入装置の脱気構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばブレーキ液を車両のブレーキ配管系に供給する前にブレーキ液中の溶存エアを脱気する液体注入装置の脱気構造に関する。
【0002】
【従来技術】
例えば、車両のブレーキ配管系にブレーキ液を供給する場合、ブレーキ配管系内を真空引きしてブレーキ配管系内のエアを吸引脱気した後、エアを吸引脱気した状態でブレーキ配管系内にブレーキ液を加圧注入する方法が広く実施されている。
【0003】
この注入方法を実施するための液体注入装置は、例えば図3に要部を示すように、ドラム缶等によって搬入されたブレーキ液は、一旦脱気タンク101に貯蔵して溶存するエアを脱気した後、バルブ102の開放により脱気タンク101の下方に配置される中継タンク104へ中継配管103を介して供給される。
【0004】
中継タンク104はバルブ107を有する第1供給配管106aによってブースターシリンダ108に接続され、かつ第1供給配管106aはバルブ107とブースターシリンダ108との間においてチェックバルブ109を有する第2供給配管106bが分岐して接続され、その第2供給配管106bの他端には供給ヘッド(図示せず)が配設されていて第1供給配管106aと第2供給配管106bとにより中継タンク104から供給ヘッドに至る供給配管106を構成している。
【0005】
一方脱気タンク101には供給ヘッド側において余剰となったブレーキ液を回収するための回収配管110が回収タンク111及び回収誘導配管112を介して接続されている。符号113は脱気タンク101及び回収タンク111内を減圧するための真空ポンプである。
【0006】
このように構成された液体注入装置によって車両のブレーキ配管系にブレーキ液を供給するには、脱気タンク101内のブレーキ液を中継タンク104へ供給し、その後バルブ107を開放するとともにブースターシリンダ108を作動させて中継タンク104内のブレーキ液をブースターシリンダ108内に吸引した後、バルブ107を閉鎖してブースターシリンダ108内に吸引されたブレーキ液を供給配管106内に圧送することによりブレーキ配管系の供給孔に接続する供給ヘッドから予め脱気、所謂真空引きされた状態に維持されているブレーキ配管系内にブレーキ液を加圧注入する。
【0007】
一方供給ヘッド側において余剰となったブレーキ液は回収配管110を介して回収タンク111内に導かれ、回収タンク111内で脱気された後回収誘導配管112を経由して脱気タンク101内に回収される。
【0008】
しかし、回収タンク111内のブレーキ液が回収タンク111の底部に一端が接続し、他端が脱気タンク101の側壁に接続する回収誘導配管112によって脱気タンク101内に回収されることから溶存エアを多く含む回収されたブレーキ液が回収タンク111内で充分脱気されない未脱気状態で脱気タンク101内に回収され、かつ脱気タンク101内のブレーキ液が中継タンク104内にその上方から中継配管103を介して流入する際エアがブレーキ液内に巻き込まれて混入することがあり、車両のブレーキ配管系内に供給されたブレーキ液中に溶存エアが残存してブレーキ制動機能が阻害される原因となることがある。
【0009】
この対策としてブレーキ配管系に供給するブレーキ液内から溶存エアを除去するため実開昭58−127078号公報に開示される先行技術がある。この先行技術は、ブレーキ配管系に接続する供給ヘッドと脱気タンクとなるブレーキ液貯蔵タンクとを接続する供給配管に超音波発振装置を介設し、ブレーキ液貯蔵タンクから送出されたブレーキ液に超音波発振装置でもって振動を与え、これによりブレーキ液中の溶存エアを除去する装置である。
【0010】
他の先行技術としては特開昭62−52098号公報に開示されるように、圧送ポンプで圧送されたブレーキ液を真空状態の容器内壁面に衝突させ、それによって生じたブレーキ液中の溶存エアを真空ポンプを経由して大気に放出して脱気を行い、しかる後脱気されたブレーキ液をブレーキ配管系に供給する方法や、実公平3−10118号公報に開示されるようにブレーキ液貯蔵タンク内の流入孔直下にパッフルプレートを設け、流入するブレーキ液がパッフルプレートに沿って徐々に流下する過程においてブレーキ液中に混入したエアを分離するものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記ブレーキ液中に溶存するエアを除去するための各先行技術にあっては超音波発振装置や真空状態の容器壁面にブレーキ液を衝突させるための設備或いはパッフルプレート等を用いるもののブレーキ液中の溶存エアを完全に脱気することは困難であり、ブレーキ配管系に溶存エアが残存する場合がある。
【0012】
従って、本発明の目的は単独或いは従来の脱気技術と組合せることにより効率的に液体配管系、例えばブレーキ液配管系へ供給される供給液、例えばブレーキ液の脱気が充分に確保できる信頼性の高い液体注入装置の脱気構造を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明における液体注入装置の脱気構造は、液体配管系内のエアを吸引脱気し、該吸引脱気された状態の液体配管系内に、脱気タンク内に貯留される供給液を供給液圧送装置によって供給配管及びこの供給配管に接続される供給ヘッドを介して加圧注入し、この加圧注入後に供給配管の供給ヘッド近傍内に残存する余剰となった供給液を回収配管を介して再び脱気タンク内に回収する液体注入装置において、回収配管の一端が接続される回収タンクと、該回収タンクに一端が接続するとともにこの接続位置より高所に誘導された後、他端が脱気タンク内に導入され、上記回収タンク内の供給液の液面を当該配管の最高所に対応する高さ位置に維持する回収誘導配管とを有することを特徴とする。この構成により回収タンク内に回収された供給液は液面が回収誘導配管の最高所に対応する高さ位置を維持するように回収タンク内に滞留せしめられて充分に残存エアが脱気された後回収誘導配管を介して脱気タンクへ回収される。
【0014】
また本発明における液体注入装置の脱気構造は、液体配管系内のエアを吸引脱気した後この液体配管系内に脱気タンク内に貯留される供給液を中継タンクを介して供給液圧送装置へ導入し、この供給液圧送装置によって供給配管及びこの供給配管に接続される供給ヘッドを介して加圧注入する液体注入装置において、 上記中継タンクが脱気タンクより低所に配設され、脱気タンクの通常液面より下方と中継タンクの底部とを接続する中継配管と、中継配管による脱気タンクから中継タンクへの供給液の供給を制御するバルブとを有することを特徴とする。この構成によりバルブを開けることで脱気タンク内の供給液を中継配管を介して底部から中継タンク内に流入させることが可能になり、中継タンク内に底面側から徐々に供給液を流入させることにより中継タンク内の液面の波打ちが抑制されて中継タンク内の残存エア分子を供給液中に巻き込むことが回避される。
【0015】
更に本発明における液体注入装置の脱気構造は、液体配管系内のエアを吸引脱気し、該吸引脱気された状態の液体配管系内に、脱気タンク内に貯留される供給液を中継タンクを介して供給液圧送装置へ導入し、この供給液圧送装置によって供給配管及びこの供給配管に接続される供給ヘッドを介して加圧注入し、かつこの加圧注入後に上記供給配管の供給ヘッド近傍内に残存する余剰となった供給液を回収配管を介して再び脱気タンク内に回収する液体注入装置において、上記中継タンクが脱気タンクより低所に配設され、回収配管の一端が接続される回収タンクと、該回収タンクに一端が接続するとともにこの接続位置より高所に誘導された後、他端が脱気タンク内に導入され、上記回収タンク内の供給液の液面を当該配管の最高所に対応する高さ位置に維持する回収誘導配管と、脱気タンクの通常液面より下方と中継タンクの底部とを接続する中継配管と、中継配管による脱気タンクから中継タンクへの供給液の供給を制御するバルブとを有することを特徴とする。この構成により、回収タンク内に回収された供給液は液面が回収誘導配管の最高所に対応する高さ位置に維持されるように回収タンク内に滞留せしめられて溶存エアが充分に脱気された後回収誘導配管を介して脱気タンクに回収され、かつ脱気タンク内の供給液が中継タンク内に流入する際、中継タンク内に底部側から徐々に流入させることにより中継タンク内の液面の波打ちが抑制されて中継タンク内での残存エア分子を供給液中に巻き込むことが回避されて供給配管系へ供給される供給液の充分な脱気が確保できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における液体注入装置の脱気構造の一実施の形態をブレーキ液を車両のブレーキ配管系に供給する場合を例に説明する。
【0017】
図1は液体注入装置1の配管系統図であって、図2は要部説明図である。
【0018】
図中符号10はバルブ34aを有する補給配管34を介してドラム缶等の補給タンク11によって搬入された供給液となるブレーキ液を一旦貯蔵してブレーキ液中に溶存するエアを除去する脱気タンクである。脱気タンク10内は真空ポンプ12によって減圧状態に維持され、噴霧状で補給配管34から脱気タンク10内に供給されて生じたブレーキ液中の溶存エアを真空ポンプ12を経由して大気に放出して脱気を行うよう構成されている。
【0019】
脱気タンク10より低所に中継タンク13が配設されて、脱気タンク10の通常液面より下の部分例えば底部10aと中継タンク13の底部13とはバルブ14aを有する中継配管14によって接続され、かつ脱気タンク10内に収容されるブレーキ液の液面Lより上方に位置する脱気タンク10の側壁10bの上方位置と中継タンク13の上部13bとはバルブ15aを有する排気配管15によって接続されている。そして大気開放バルブ15bを閉じておきバルブ15aを開放することにより中継タンク13内のエアが排気配管15を介して脱気タンク10内に排出され、バルブ14aを開けることにより脱気タンク10内のブレーキ液が中継タンク13の底部13a側から所定液面になるまで供給される。
【0020】
中継タンク13の底部13aはバルブ17aを介在する第1供給配管17を介して供給液圧送装置、例えばブースターシリンダ19に接続され、第1供給配管17はバルブ17aの下流側て分岐してチェックバルブ18aを有しかつ他端が供給ヘッド20に接続する第2供給配管18が接続され、これら第1供給配管17及び第2供給配管18によつて中継タンク13から供給ヘッド20に至る供給配管16を形成している。
【0021】
従ってバルブ17aを開放しかつバルブ15bを開放してブースターシリンダ19を作動することにより中継タンク13内のブレーキ液が第1供給配管17を介してブースターシリンダ19内に吸引され、かつバルブ17aを閉じてブースターシリンダ19によって圧送することによって第1及び第2の供給配管17、18を介して供給ヘッド20にブレーキ液が供給される。
【0022】
第2供給配管18は供給ヘッド20の近傍において分岐してバルブ21a、サルベージタンク22を介在して第1真空ポンプ23に至る第1吸引配管21が接続され、サルベージタンク22の底部はバルブ24aを有する連通配管24によって排気タンク25に接続されている。そしてバルブ21aより供給ヘッド20側で第1吸引配管21は分岐してバルブ26aを有する第2吸引配管26の一端が接続され他端はバルブ24aと排気タンク25との間において連通配管24に接続されている。
【0023】
更に排気タンク25の上部はもう1つのサルベージタンク27を介在して第2真空ポンプ28に至る第3吸引配管29が接続される一方、排気タンク25の底部はバルブ30aを介在して回収タンク32に至る第1回収配管30が接続されるとともにサルベージタンク27の底部はバルブ31aを介在する第2回収配管31によって第1回収配管30に接続されている。回収タンク32内は真空ポンプ12によって減圧状態に維持されている。
【0024】
回収タンク32の液面より下の部分の底部32aは脱気タンク10の上部10cより低所に配置されかつ、回収タンク32と脱気タンク10とは一端が回収タンク32の底部32aに接続され、他端が脱気タンク10の上部10cを経由して脱気タンク10内に導入されて開口する回収誘導配管33によって接続されている。
【0025】
次にこのように構成される液体注入装置を用いる車両のブレーキ配管系にブレーキ液を供給する作動について説明する。
【0026】
車両ブレーキ配管系にブレーキ液を注入するには先ずブレーキ配管系の供給孔Wに供給ヘッド20を接続し、第1吸引配管21に介設するバルブ21a及び真空系バルブ21bを開放してブレーキ配管系内の空気を第1吸引配管21を介して第1真空ポンプ23によって脱気せしめ、ブレーキ配管系内の脱気が完了した後バルブ21a及び真空系バルブ21bを閉じてブレーキ配管系内は脱気された減圧状態即ち真空引きされた状態に維持される。第1真空ポンプ23によってブレーキ配管系内及び第1吸引配管21内から脱気したエア内に混在するブレーキ液は第1吸引配管21の途中に介設するサルベージタンク22内で分離され、連通配管24によってサルベージタンク22の底部22aから排出されて排気タンク25に導かれる。
【0027】
一方脱気タンク10の側壁10bと中継タンク13の上部13bとの間を連結する排気配管15に介設されるバルブ15aを開放することにより真空ポンプ12によって減圧状態に維持された脱気タンク10と中継タンク13とを連通せしめ、中継タンク13内を減圧させ、その後バルブ14aを開放して脱気タンク10内のブレーキ液を中継配管14を介して底部13a側から所定液面に達するまで中継タンク13内に流入させ、しかる後バルブ14aを閉じて中継タンク13内への流入を停止する。中継タンク13内へのブレーキ液の供給にあたり、その底部13aに接続される中継配管14によって中継タンク13内に底部13a側から徐々にブレーキ液を流入させることにより中継タンク13内において液面の波打ちが抑制されて中継タンク13内のエアをブレーキ液中に巻き込むことが回避される。
【0028】
続いて第1供給配管17に設けられるバルブ17aとバルブ15bを開放してブースターシリンダ19を作動させて中継タンク13内のブレーキ液を第1供給配管17を介してブースターシリンダ19内に吸引導入する。そしてバルブ17aとバルブ15bを閉じ、ブースターシリンダ19内に吸引導入されたブレーキ液をブースターシリンダ19によって第1供給配管17及び第1供給配管17からチェックバルブ18aを介して分岐した第2供給配管18を介して供給ヘッド20へ圧送し、供給ヘッド20を介して減圧状態のブレーキ配管系へブレーキ液を加圧注入する。
【0029】
ブレーキ配管系へのブレーキ液の加圧注入が終了すると、液レベルの調整を行った後供給ヘッド20をブレーキ配管系の供給孔Wから離脱せしめるとともに、第2吸引配管26に設けられたバルブ26aを開放し、第2真空ポンプ28の吸引により第2吸引配管26、連通配管24、第3吸引配管29、排気タンク25及びサルベージタンク27を介して第2供給配管18の供給ヘッド20近傍内に残存する余剰のブレーキ液をエアとともに吸引する。
【0030】
第2真空ポンプ28による吸引に伴って余剰のブレーキ液を含むエアは排気タンク25及びサルベージタンク27内においてエアとブレーキ液とに分離せしめられる。そして第1回収配管30及び第2回収配管31に設けられた各バルブ30a及び31aが定期的に開放されて排気タンク25の底部に貯留されたブレーキ液は真空ポンプ12によって減圧状態の回収タンク32内に第1回収配管30を経由して回収され、かつサルベージタンク27の底部に貯留されたブレーキ液は第2回収配管31及び第1回収配管30を介して同様に回収タンク32内に回収される。
【0031】
回収タンク32内へのブレーキ液回収は、回収タンク上部32bから挿入される第1回収配管30から減圧状態の回収タンク32内へ導入され、回収誘導配管33によって脱気タンク10内に誘導される。
【0032】
回収タンク32から脱気タンク10への誘導に際し、回収誘導配管33の一端が回収タンク32の底部32aに接続され、他端が回収タンク32の底部32aより高所に誘導された後、脱気タンク10の上部10cから脱気タンク10内に導入されることから回収タンク32内に回収されたブレーキ液の液面L2 が回収誘導配管33の最高所33aと対応する高さの位置を維持するようブレーキ液が回収タンク32内に長期間滞留せしめられて充分に脱気され、しかも回収タンク32内で充分に溶存エアが脱気された回収タンク32の底部32a付近のブレーキ液が回収タンク32の底部に接続された回収誘導配管33を介して脱気タンク10内へ戻される。
【0033】
なお、回収誘導配管33の最高所33aを図2に二点鎖線33a′で示すようその高さを調整することで液面L2 を二点鎖線L2 ′で示すように変更され、回収タンク32内での滞留時間が調整でき、脱気量が調整される。
【0034】
ブレーキ液のブレーキ配管系への供給により脱気タンク10内のブレーキ液の液面L1 が予め設定された下限値まで降下すると補給配管34に設けたバルブ34aを開放し、補給タンク11内のブレーキ液が補給配管34を介して脱気タンク10内に補給され、液面L1 が予め設定された上限値に達すると補給配管34に設けたバルブ34aを閉じて補給が終わる。
【0035】
以上説明した実施の形態によると、回収タンク32内に第1回収配管30から回収された溶存エアを多く含むブレーキ液が回収タンク32内に長期間滞留して溶存エアを充分に脱気した後回収誘導配管33によって脱気タンク10内に回収され、かつ中継タンク13内でのブレーキ液の波打ちが抑制されてエアの巻き込みが回避されることから、液体注入装置においてブレーキ配管系に注入されるブレーキ液中へ溶存エアが混入することが防止でき、液体注入装置の信頼性が著しく向上できる。
【0036】
以上説明では車両ブレーキ配管系にブレーキ液を注入する場合を例に説明したが、パワーステアリング装置のオイル配管系や自動変速機のオイル配管系等の液体配管系にオイル等の供給液を供給する他の液体注入装置に広く適用することが可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明した本発明の液体注入装置の脱気構造によると、溶存エアを多く含む回収された供給液が回収タンク内に長期間滞留せしめられて充分脱気された後回収誘導配管によって脱気タンク内へ回収され、また脱気タンク内で脱気された供給液を中継配管を介して底部側から中継タンク内に注入させることにより中継タンク内の液面の波打ちが抑制されて中継タンク内のエアを供給液中に巻き込むことが回避され、液体注入装置において液体配管系に注入される供給液中への溶存エアの混入が防止され、液体注入装置の信頼性が著しく向上し、かつ構成が簡単であり、安価なことと相俟って広く液体注入装置を用いる分野に貢献すること大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における液体注入装置の脱気構造の一実施の形態を説明する液体注入装置の配管系統図である。
【図2】同じく液体注入装置の要部説明図である。
【図3】従来の液体注入装置の要部説明図である。
【符号の説明】
1 液体注入装置
10 脱気タンク
10a 底部
10b 上部
13 中継タンク
13a 底部
14 中継配管
14a バルブ
16 供給配管
19 ブースターシリンダー
20 供給ヘッド
30 第1回収配管
32 回収タンク
32a 底部
33 回収誘導配管

Claims (7)

  1. 液体配管系内のエアを吸引脱気し、該吸引脱気された状態の液体配管系内に、脱気タンク内に貯留される供給液を供給液圧送装置によって供給配管及びこの供給配管に接続される供給ヘッドを介して加圧注入し、この加圧注入後に供給配管の供給ヘッド近傍内に残存する余剰となった供給液を回収配管を介して再び脱気タンク内に回収する液体注入装置において、
    回収配管の一端が接続される回収タンクと、
    該回収タンクに一端が接続するとともにこの接続位置より高所に誘導された後、他端が脱気タンク内に導入され、上記回収タンク内の供給液の液面を当該配管の最高所に対応する高さ位置に維持する回収誘導配管と、
    を有することを特徴とする液体注入装置の脱気構造。
  2. 上記回収誘導配管の他端が脱気タンクの上部から脱気タンク内に導入される請求項1に記載の液体注入装置の脱気構造。
  3. 上記回収誘導配管の一端が回収タンクの底部に接続される請求項1または2に記載の液体注入装置の脱気構造。
  4. 上記回収タンク内が減圧される請求項1〜3のいずれか1つに記載の液体注入装置の脱気構造。
  5. 液体配管系内のエアを吸引脱気した後この液体配管系内に脱気タンク内に貯留される供給液を中継タンクを介して供給液圧送装置へ導入し、この供給液圧送装置によって供給配管及びこの供給配管に接続される供給ヘッドを介して加圧注入する液体注入装置において、
    上記中継タンクが脱気タンクより低所に配設され、
    脱気タンクの通常液面より下方と中継タンクの底部とを接続する中継配管と、
    中継配管による脱気タンクから中継タンクへの供給液の供給を制御するバルブと、
    を有することを特徴とする液体注入装置の脱気構造。
  6. 中継タンク内が減圧される請求項5に記載の液体注入装置の脱気構造。
  7. 液体配管系内のエアを吸引脱気し、該吸引脱気された状態の液体配管系内に、脱気タンク内に貯留される供給液を中継タンクを介して供給液圧送装置へ導入し、この供給液圧送装置によって供給配管及びこの供給配管に接続される供給ヘッドを介して加圧注入し、かつこの加圧注入後に上記供給配管の供給ヘッド近傍内に残存する余剰となった供給液を回収配管を介して再び脱気タンク内に回収する液体注入装置において、
    上記中継タンクが脱気タンクより低所に配設され、
    回収配管の一端が接続される回収タンクと、
    該回収タンクに一端が接続するとともにこの接続位置より高所に誘導された後、他端が脱気タンク内に導入され、上記回収タンク内の供給液の液面を当該配管の最高所に対応する高さ位置に維持する回収誘導配管と、
    脱気タンクの通常液面より下方と中継タンクの底部とを接続する中継配管と、
    中継配管による脱気タンクから中継タンクへの供給液の供給を制御するバルブと、
    を有することを特徴とする液体注入装置の脱気構造。
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