JP3894973B2 - 収縮フィルムリッドストックを用いた製品の包装方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する分野】
本発明は、食品、特に食肉製品用包装品、具体的には、トレー、及び収縮フィルム、特に遮断性収縮フィルムからなるリッドストック(lidstock)を有する包装品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
食品を含む多くの製品の包装に熱成形されたトレーを使用することは慣例となっている。トレーは、食品又は他の製品を配置し得るキャビティーを有する。ある種の適用においては、ウェブを熱成形する代わりに予備形成されたトレーを用いる。トレーは、種々の材料、典型的には発泡ポリスチレンから形成し得る。
【0003】
典型的にはラミネートである非成形ウェブ(リッドストック)は、ロールからトレーの上全体に供給され、製品を被覆する。非成形ウェブをトレーの縁でシールして完成包装品を形成する場合もある。リッドストックには、包装された製品の貯蔵寿命を延長するために酸素遮断層が含まれている場合がある。
【0004】
ある種のリッドストックの酸素遮断特性を補い、且つリッドストックをトレーに接着させる手段を提供するために、ある種のトレーでは、酸素遮断材からなるフィルム又は層をトレーの内部キャビティーに接着させている。これは、リッドストックがトレーの酸素遮断フィルムに対してシールされ得るような方法で行われる。該遮断層は、トレーに熱成形する前に、例えばポリスチレン発泡シートに可撓性酸素遮断フィルム又は層を接着することにより得られる場合がある。あるいは、トレーの形成後に酸素遮断フィルムをトレーに接着する。米国特許第4,847,148号及び同第4,935,089号(Schirmer)の各明細書はこの例を開示している。
【0005】
市販の未発泡リッドストックにはいくつかの欠点がある。該リッドストックは光学特性が比較的劣っている。これは、包装品全体の美的外観が損なわれることを意味する。
【0006】
さらにこれらの材料は、比較的厚く、従って廃棄物処理の問題が生ずる。
【0007】
包装品の内部に改質大気を用いると、食品は気体を幾分吸収することが多く、その結果リッドストックがたるむ。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本出願人は、好ましくは酸素遮断層を含む収縮リッドストックを用いてトレー包装品を形成し得ることを見いだした。このリッドストックは、完成包装品の透明性及び密封性を改良し、少ない材料から構成される薄いリッドストックを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、リッドストックの厚さを減少させながら包装品の美的特性を実質的に改良する食肉及び他の製品用包装品を提供する。この目的は、包装された製品の保護に関して包装の全体的な性能及び機能を実質的に維持しながら達成される。
【0010】
本発明は、内部に形成されたキャビティーを有する製品支持部材、キャビティー内に配置された製品、及び製品の上に配置され、製品支持部材に対してシールされた延伸熱収縮性リッドストックフィルムからなる包装品に関する。
【0011】
本発明は、内部に形成されたキャビティー及び外周に沿ってフランジを有する製品支持部材を準備する段階、製品を製品支持部材により形成されたキャビティー内に配置する段階、製品の上に延伸熱収縮性フィルムを配置する段階、延伸熱収縮性フィルムを製品支持部材に対してシールする段階及び製品支持部材の外周を越えて広がっている延伸熱収縮性フィルムの少なくとも一部を切断する段階からなる製品の包装法に関する。
【0012】
好ましい実施態様において、包装品は、食品を受容するために内部に形成されたキャビティーを規定する第1の表面及びトレーの周囲に配されたフランジを有する発泡ポリマートレー、及び該トレーの第1の表面及びフランジに対して接着された酸素遮断材からなる熱可塑性フィルムライナー;キャビティー内に配置された食品;並びに、食品の上に配置され、発泡トレーのフランジの領域で熱可塑性フィルムライナーに対してシールされ、該フランジに沿ってビードを形成する延伸熱収縮性フィルムを含み、該フィルムはオレフィン性ポリマーからなる外部層と酸素遮断材からなる中間層からなる。延伸熱収縮性フィルムは、発泡ポリマートレーのフランジを越えて広がっていないのが最も好ましい。
【0013】
本発明は、リッドストックが慣用のラミネートより薄く且つ中身がより見やすい包装品を提供するという利点を有している。本発明はさらに、余分なフィルムの張出しを除去することによりトレーのフランジに沿って包装品の外周にきれいに縁取りされたリッドストックを有する包装品を提供する。本発明は、貯蔵の間の良好な密封性を与えるリッドストックを提供する。
【0014】
定義
本明細書に用いられている「製品支持部材」という用語は、製品を直接又は間接に載置又は収容する包装品の構成部品を指す。一般に食肉製品は、典型的にはトレー又は他の形状に熱成形し得る発泡ポリスチレンシート材料からなる、食肉製品支持用のトレー状包装部品上に支持されている。
【0015】
本明細書に用いられている「製品の上」という用語は、製品又はトレーが上向き位置にある場合に該製品の上にある包装材の位置を指す。
【0016】
本明細書に用いられている「ライナー」という用語は、トレー又は他の製品支持部材の内面又は外面の内張り又は被覆に用いられるフィルム、ラミネート、ウェブ又はコーティングを指す。ライナーが内面上にある場合、ライナーは典型的には製品と直接接触している。本明細書において、「内面」とは、製品が配置されるキャビティー又はスペースを形成又は規定する表面である。
【0017】
本明細書に用いられている「外周」とは、平面図で見た場合、関連部品、例えば、製品支持部材、フランジ、ライナー又は延伸熱収縮性リッドストックの外辺部を指す。
【0018】
本明細書に用いられている「EVOH」とは、エチレンビニルアルコールコポリマーを指す。
【0019】
本明細書に用いられている「延伸」という用語は、昇温(延伸温度)下に延伸され、次いで、実質的に延伸寸法を保持しながら材料を冷却することにより延伸された形状で「硬化」されたポリマー含有材料を指す。次いで、無拘束で、アニーリングせずに延伸されたポリマー含有材料をその配向温度に加熱すると、熱収縮が生ずる。
【0020】
本明細書に用いられている「オレフィン」、「ポリオレフィン」などという用語は、線状、分枝、環式、脂肪族、芳香族、置換又は非置換であり得る任意の重合オレフィンを指す。より特定的に言えば、該用語には、オレフィンホモポリマー、オレフィンコポリマー、オレフィンとオレフィンに共重合し得る非オレフィン性コモノマー、例えば、ビニルモノマー、その改質ポリマーなどとのコポリマーが含まれる。特定の例としては、ポリプロピレンホモポリマー、ポリエチレンホモポリマー、ポリブテン、エチレン/α−オレフィンコポリマー、プロピレン/α−オレフィンコポリマー、ブテン/α−オレフィンコポリマー、エチレン/ビニルアセテートコポリマー(EVA)、エチレン/エチルアクリレートコポリマー、エチレン/ブチルアクリレートコポリマー、エチレン/メチルアクリレートコポリマー、エチレン/アクリル酸コポリマー、エチレン/メタクリル酸コポリマー、改質ポリオレフィン樹脂、イオノマー樹脂、ポリメチルペンテンなどが挙げられる。
【0021】
本明細書に用いられている「エチレン/α−オレフィンコポリマー」という用語は、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、及び極低密度ポリエチレン(VLDPE)及び超低密度ポリエチレン(ULDPE)のような不均質材料、並びに、Mitsui Petrochemical Corporationにより供給されるTAFMER(TM)エチレン/α−オレフィンコポリマーのような不均質ポリマー及びExxonにより供給されるEXACT(TM)材料のようなメタロセン触媒ポリマーを指す。これらの材料は一般に、エチレンとC1〜C10α−オレフィンから選択される1種以上のコモノマー、例えば、ブテン−1(即ち、1−ブテン)、ヘキセン−1、オクテン−1などとのコポリマーを含み、該コポリマーの分子は、側鎖分枝が比較的少い長鎖又は架橋構造を含む。該分子の構造は、該分子それぞれの対応物より高度に分枝されている慣用の低密度又は中密度ポリエチレンと異なる。本明細書に用いられているLLDPEは通常、約0.91g/cm3〜約0.94g/cm3の範囲の密度を有している。Dow Chemical Companyから入手し得るAFFINITY(TM)樹脂として知られている長鎖の分枝不均質エチレン/α−オレフィンコポリマーのような他のエチレン/α−オレフィンコポリマーも本発明に有用な別のタイプのエチレン/α−オレフィンコポリマーとして含まれる。
【0022】
本明細書に用いられている「イオノマー樹脂」という用語は、イオン重合製品、即ち、鎖間イオン結合を含むポリマーを指す。イオノマーが、アルケン/酸コポリマーの金属塩をベースとする熱可塑性樹脂からなる群から選択される少なくとも1種の成分を含むのが好ましく、エチレン/酸コポリマー、特にエチレン/メタクリル酸コポリマーの金属塩をベースとする熱可塑性樹脂であればより好ましい。本明細書に用いられている「イオノマー」という用語は、エチレン/アクリル酸コポリマー及びエチレン/酸/アクリレートターポリマーをも含む。
【0023】
本明細書において多層フィルムに対して用いられている「コア」又は「中間」という用語は、2つの層を互いに接着するための接着剤又は相溶化剤としての機能以外の一次機能を有する任意の内部フィルム層を指す。通常、コア又は中間層は、多層フィルムに、所望のレベルの強度、即ち、モジュラス、及び/又は光学性(optics)、及び/又は耐酷使性、及び/又は酸素不透過性を付与する。
【0024】
本明細書に用いられている「タイ層」という用語は、2つの層を互いに接着させるという一次目的を有する任意の内部層を指す。
【0025】
本明細書においてフィルム及び/又はフィルム層に対して用いられている「遮断」及び「遮断層」という用語は、フィルム又はフィルム層が1種以上の気体に対する遮断層として機能する能力に関して用いられている。酸素遮断層、即ち、O2遮断層は、例えば、エチレン/ビニルアルコールコポリマー、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリロニトリルなどからなっていてよい。
【0026】
本明細書に用いられている「可剥性」という用語は、結合力が比較的弱い平面又は界面に沿って層を互いに手で剥離することによって多層フィルムの1つ以上の層を取り除く能力を指す。
【0027】
透明度は、ASTM D 1746に従って測定する。
【0028】
引張強度、伸び率及びモジュラスはASTM D 882に従って測定する。
引裂き強さはASTM D 1938に従って測定する。
【0029】
収縮張力はASTM D 2838に従って測定する。
【0030】
自由収縮はASTM D 2732に従って測定する。
【0031】
酸素透過率はASTM D 3985に従って測定する。
【0032】
図1は、トレー12上に食肉製品10を含む包装品11を示す。延伸熱収縮性リッドストックフィルム14でトレー12上の製品10が包被されている。フィルム14はフランジ16でトレー12にヒートシールされる。ビード18がフィルム14の縁部に示されている。
【0033】
図2は、図1の丸で囲った図1の包装品の一部の拡大図である。図1と同一部分には同一の番号を付ける。
【0034】
延伸熱収縮性リッドストックフィルム14を更に、外層20a、20bが中間層22を囲んだ三層フィルムとして示す。任意の適切な単層又は多層フィルムが延伸されており熱収縮性であれば、これをリッドストックフィルム14に使用することができる。延伸熱収縮性リッドストックフィルムが多層フィルムであることが更に好ましい。包装された製品の包装寿命を延ばすために、酸素遮断ポリマーからなる層を含んでいることが最も好ましい。一般に、この多層フィルムは、2〜20の層、好ましくは3〜10の層、更に好ましくは4〜8の層からなり得る。
【0035】
本発明で使用される延伸熱収縮性リッドストックフィルムの全厚さ(即ち全ての層を合わせた厚さ)は、好ましくは0.1〜2ミル(1ミルは0.001インチに等しい)、更に好ましくは0.3〜1.5ミル、尚好ましくは0.4〜1.2ミルである。
【0036】
延伸熱収縮性リッドストックフィルム14は、適切な任意のポリマー又はポリマーを組み合わせたものからなる。オレフィン外層20a、20b及び例えばEVOH、サラン(塩化ビニリデンコポリマー)、ナイロン(ポリアミド)、ポリエチレンテレフタレート(“PET”)又は他の適切な中間層22用酸素遮断材が好ましい。必要とあれば適切な結合層を使用して、隣接する層同士を結合することができる。特に好ましい材料は、W.R.Grace & Co.−Conn.から市販されているBDF 2001及びBDF 2050である。これらのフィルムや他の適切なフィルムは、米国特許第4,724,185号、第4,726,984号、第4,755,419号、第4,828,928号、第4,839,235号及び第5,004,647号に記載されている。これらは全て、参考として本明細書の一部を構成するものとする。いずれのBDF材料も二軸延伸熱収縮性フィルムであり、エチレンビニルアルコールコポリマー及びナイロンからなるコア層、エチレンオクテンコポリマーとエチレンビニルアセテートコポリマーとのブレンドからなる表皮層、及び無水物でグラフトしたオレフィンコポリマーからなる中間層を有する。
【0037】
延伸熱収縮性リッドストックフィルム14、及び特にフィルムの外層の適切な材料の例には、エチレン/ビニルアセテートコポリマー、イオノマー、エチレン/α−オレフィンコポリマー、特に均質エチレン/α−オレフィンコポリマー、超低密度ポリエチレン(“ULDPE”)、エチレン/n−ブチルアクリレートコポリマー(“EnBA”)、エチレン/メチルアクリレートコポリマー(“EMA”)、低密度ポリエチレン、及び可塑化ポリビニルクロライドのようなポリマー材料が含まれる。Duncan,S.C.のW.R.Grace & Co.−Conn.製SSD−351(TM)延伸オレフィンフィルム、及び同様にDuncan,S.C.のW.R.Grace & Co.−Conn.製のSSD−310(TM)延伸オレフィンフィルムも本発明で使用するのに適したフィルムである。後者の製品は、全体を参考として本明細書の一部とする米国特許第4,617,241号に記載されている。好ましい延伸熱収縮性リッドストックフィルムは、好ましくは電子架橋によって少なくとも部分的に架橋している。
【0038】
図2は熱可塑性フィルムライナー17を示す。リッドストックフィルム14と同様に、熱可塑性フィルムライナー17は、リッドストックフィルム14について上述したような適切な材料からなり得る。熱可塑性フィルムライナー17は、トレーのフランジ領域16でのリッドストックフィルム14のトレー12へのシールを可能に又は容易にするのに役立つ。フィルムライナー17も好ましくはフィルム14について上述したような酸素遮断層を含んでいる。
【0039】
熱可塑性フィルムライナーは、単層フィルムであっても多層フィルムであってもよい。フィルムが使用される特定の包装作業でフィルムが望ましい特性を付与する限り、このフィルムは望ましい全厚を有し得る。
【0040】
包装品の形成工程は以下の通りである。図2に示すように、必要に応じて又は便宜的に熱可塑性フィルムライナーを適切な手段で内面に付着させたトレーを準備する。食肉又は他の製品をトレーによって形成されたキャビティー内に置く。延伸熱収縮性リッドストック材料を製品上にかけて、トレーのフランジ領域でトレーにシールする。トレーの外側縁部付近又はトレーのフランジ区域内にナイフ30又は同等手段を降下させる。次いで、トレー又はフランジ縁部を超えて広がっている余分のフィルム材料の幾らか又は全てを切断する。加熱切断手段を使用すれば、加熱したナイフの熱で、残りの延伸熱収縮性フィルムがトレーのフランジ領域にシュリンクバックして、フランジに沿ってビード18が形成される。
【0041】
図3は、本発明の包装品及びプロセスの概略平面図である。外側の破線は、切断前の余分のリッドストックフィルム14の最初の空間範囲を示し、ビード18は、フィルム14を切断、加熱してその後シュリンクバックが生じた後のトレーフランジの外周に沿って示される。トレーの外周に示す矢印は、切断及び加熱後のシュリンクバックの方向を示す。
【0042】
一般に、適切な製品支持部材を単独で又は任意に1つ以上の補足的な製品支持部材と組み合わせて使用することができる。トレーを使用することが好ましい。更に好ましくは、トレーは熱成形フォームシート、又は熱成形もしくは成形された硬質シートトレー、又は包装中にプレフォームもしくはインライン成形され得る他の任意の支持部材を含んでいる。一般に、製品支持部材は、ポリオレフィンのような当業者には公知の適切な材料を含み得る。支持部材は好ましくは、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート及びセルロースからなる群の中から選択される少なくとも1種の部材を含んでいる。更に好ましくはトレー12はポリスチレンからなり、尚好ましくはトレー12はポリスチレンフォームからなる。
【0043】
当業界でよく知られた従来の方法や包装設備を使用して、前述した基本的工程の各々を達成することができる。トレーフランジの縁部を超えて広がっている余分のリッドストックフィルムを切断し、フィルムを加熱して、フランジ領域内又はこの領域上へのフィルムのシュリンクバックを引き起こすために従来の包装設備を改造するか又は付加的な設備を使用して、切断/加熱工程を実施してシュリンクバックさせることができる。高温ナイフ又は他の適切な切断/加熱手段(例えば熱線又はレーザー)を使用することができる。
【0044】
従って、好ましくはフランジ領域において、フィルム14を外周でトレー12にシールする。フィルム14、17をトレー12の外周で互いにヒートシールすることが好ましい。
【0045】
本発明の包装品はどんな製品の包装でも有用であるが、この包装品は牛ひき肉のような食肉製品の包装に特に適している。
【0046】
【実施例】
以下の実施例及びデータで本発明を更に説明する。特に明記しない限り、全てのパーセンテージ及び部等は重量基準である。
【0047】
実施例1
数回の試験を実施して、リッドストックとして100ゲージBDF−2050(実施例1)を評価し、これを、シーラントとしてのポリエチレンテレフタレート支持体、並びに付加的な層としてのサラン及びエチレンビニルアセテートコポリマーを含むと考えられる従来のリッドストック(比較例1)と比較した。
【0048】
Ross 580機で包装品を作った。実施例1のフィルムの場合、上方チャンバーの加熱プレートの上部にテフロンテープを置いて機械を改造した。あるいは、BDFフィルムの早期収縮を避けるために、シールバー凹所を形成させることができた。包装品を作った後に、これらをステーションまで前進させ、ここで機械的にナイフで余分のフィルムを切断した。これは加熱ナイフではなかったので、包装品の縁部に沿ってフィルム残部がシュリンクバックせず、ビードは形成されなかった。これらの特定試験は単に、多少の基本的使用適合データを確立するためのものであった。
【0049】
3つの使用適合基準を使用して、延伸熱収縮性BDFフィルムが従来のリッドストックの性能に匹敵し得るかどうかを判定した。これらは、包装寿命試験、落下試験及び振動試験であった。
【0050】
牛ひき肉を用いた包装寿命試験を実施して、気体、色及び微生物数に関して実施例1と比較例1とを比較した。内面に遮断フィルムを重装したポリスチレン発泡トレー内に(包装ラブ内で挽いた)1ポンドの牛ひき肉を含む包装品を、真空/ガスフラッシュ(80%酸素/20%二酸化炭素)した。遮断フィルムライナーのフィルム構造は、LLDPEシーラント層(トレーのフランジ領域でBDFリッドストックにシールすべきフィルム層)、無水物で改質したポリオレフィンの結合層、EVOH層、他の結合層、及び発泡ポリスチレントレーとの結合用のエチレンメチルアクリレートコポリマー層であった。各タイプのリッドフィルムについて15個の包装品を作り、11日間かけて評価した。
【0051】
結果は、2種のリッドフィルム間に違いはないということであった。経時的に、BDFフィルムを用いた包装品の酸素濃度は、従来のリッドストックを用いた包装品よりも高かったが、違いは顕著ではなかった。BDFを用いた包装品をHunter“a”値で測定するとかなり濃い赤い色を示した最終日を除けば、色の判定に大差はなかった。総微生物プレート数に大差は見られなかった。結論は、望ましい製品包装寿命に関しては、フォームトレーに遮断層を重装し、雰囲気を変えた実施例1の延伸熱収縮性フィルムがリッドストックとしての使用に適しているということである。
【0052】
落下試験は、遮断層を重装した同じタイプのフォームトレーを使用した。BDFフィルムリッドストックを用いて包装品を作った。各包装品を気体で過圧した。包装品に、1ポンドのウォーターバックを収容させた。包装品をケースに12個重ねた(3個ずつ4列)。計8ケース(96個の包装品)をそれぞれ3フィート落下させた。各包装品についてシール又はフィルムの損傷を評価した。別の2つのケースを35°Fで1週間保存して落下させ、低温保存がシールに及ぼす影響を調べた。シール条件は270°Fで1.3秒であった。ガスフラッシュ時間は0.65秒であった。結果は、落下させた96個の包装品のいずれも損傷しないということであった。
【0053】
振動試験は、遮断層を重装した同じタイプのフォームトレーを使用した。BDFフィルムリッドストックを用いて包装品を作った。各包装品を気体で過圧した。包装品に、1ポンドのウォーターバックを収容させた。包装品をケースに12個重ねた(3個ずつ4列)。シミュレートしたトラックプログラムを用いて、計6ケース(72個の包装品)を1時間かけて振動させた。次いで、包装品についてシール/フィルムの損傷を評価した。シール及びガスフラッシュ条件は落下試験で用いたのと同一であった。輸送中のシール保全性又はフィルム離層での問題を見越して振動試験を実施した。フランジ上の重なったフィルムが十分な力で引っ張られると、BDFフィルムはフランジシール領域で持ち上がる前に離層する。結果は、試験した72個の包装品のいずれもシールは損傷せず、どんな離層も生じなかったということである。
【0054】
実施例1及び比較例1の透明度及び厚さ値を以下の表1に示す。本出願人から入手可能な従来の市販のリッドストックである別の比較例2も記載する。比較例2のリッドストックは、EVA層でサランコーティングしたポリエステルに結合したLLDPE/EVA/EVAシーラントからなる。
【0055】
【表1】
【0056】
本発明の延伸熱収縮性リッドストックフィルムの透明度は好ましくは少なくとも40%、更に好ましくは少なくとも50%、最も好ましくは少なくとも60%である。透明度はASTM D1746で測定する。
【0057】
実施例2
ポリオレフィン/結合剤/EVOH/結合剤/ポリオレフィンの構成を有する収縮フィルムを、酸素遮断フィルムをトレーの内部キャビティーに貼り付けたポリスチレン発泡トレーに付着させた。
【0058】
実施例3
ポリオレフィン/結合剤/ポリアミド/EVOH/ポリアミド/結合剤/ポリオレフィンの構成を有する収縮フィルムを、酸素遮断フィルムをトレーの内部キャビティーに貼り付けたポリスチレン発泡トレーに付着させた。
【0059】
実施例4
ポリオレフィン/結合剤2/ポリアミド1+ポリアミド2/EVOH/ポリアミド1+ポリアミド2/結合剤2/ポリオレフィンの構成を有する収縮フィルムを、酸素遮断材をトレーの内部キャビティーに貼り付けた発泡ポリスチレントレーに付着させた。Ross 580機で包装品を作った。上方チャンバーの加熱プレートの上部にテフロンテープを置いて機械を改造した。包装品を作った後に、これらをステーションまで前進させ、ここで機械的にナイフで余分のフィルムを切断した。これは加熱ナイフではなかったので、包装品の縁部に沿ってフィルム残部がシュリンクバックせず、ビードは形成されなかった。従って、この機械的切断では、余分のフィルムがトレーのフランジに張り出た。
【0060】
このフィルムが剥離して、多層収縮フィルムリッドストックから層の幾つかが除去され得ることが知見された。剥離は、収縮リッドストックの延長部分のひとつの角から始まった。EVOH及び両方のポリアミド層(本明細書では“不透過性部分”)を含むフィルムの酸素遮断層部分がフィルムから剥離したと考えられる。これにより、結合剤層及びポリオレフィン層はトレーに付着したままであった。本明細書では透過性支持体と称するこれらの残った層の酸素透過性は比較的高い。
【0061】
ケース販売用牛肉のような最終使用用途では、初期酸素遮断特性が良好な包装品に食肉製品を包装して保存し、包装品を小売用陳列ケースに置くときに酸素遮断成分を除去して酸素透過性包装品として、食肉製品のブルーミング(赤みを帯び始める)を促進させることが望ましい。実施例4の包装品が、上述の包装品用の可剥性収縮フィルムリッドストックとなる。
【0062】
可剥性リッドストックの態様では、リッドストックのシーラント層と支持部材との結合は、透過性支持体から不透過性部分を剥離するのに必要な力より大きい強さを有する。このようにして、不透過性部分を透過性支持体から剥離することができ、製品は完全に包装品内に含まれ続ける。
【0063】
透過性支持体と不透過性部分との間の剥離力は好ましくは0.001〜2.5lb/インチである。2つの部分間の剥離力は更に好ましくは0.005〜2lb/インチであり、最も好ましくは0.01〜1.5 lb/インチである。剥離力がこの範囲内にあれば、例えば製造、輸送及び保存中の早期フィルム分離を回避するのに十分な接着力と、上記2つの部分が裂けることも透過性支持体を損なうこともなく分離し得るのに十分な可剥性との間のバランスがとれる。剥離力が約2.5 lb/インチ以上になると、リッドストックフィルムの剥離が困難になるか又は支持部材からリッドストック全体が分離する場合がある。他方、剥離力が約0.001 lb/インチ未満になると、フィルムの早期離層の可能性が高まる。
【0064】
図4は、図2と同様であるが、可剥性収縮リッドストックフィルム14を4層フィルムとして示している。ここでは、シーラント層20a及び外層20bの間に中間層22及び酸素遮断層23が存在する。図面では外層20b及び酸素遮断層23によって示される不透過性部分が、シーラント層20a及び中間層22によって示される透過性部分から剥離される。
【0065】
所望とあれば、適切なタブ、ヘッダー等を包装品の一端に置いて、剥離を開始することができる。
【0066】
実施例4では、ポリオレフィン外層は、約70%LLDPE(Dow製Dowlex 2045.04)、24%線状中密度ポリエチレン(LMDPE)(Dow製Dowlex 2037)及び約6%スリップ剤のブレンドであった。ポリアミド1はナイロン6,66(BASF製Ultramid C 35)であり、ポリアミド2はナイロン6,12(Emser製Grilon CF 6S)であり、結合剤1及び結合剤2は共に、無水物でグラフトしたポリオレフィン添加剤(Du Pont製Bynel CXA 4104)であった。
【0067】
以下の表2は、実施例4の収縮リッドストックの幾つかの特性[結合剤1層及びポリアミド1層(表2では“結合剤1−PA1”として記載)と、結合剤2層及びポリアミド2層(“結合剤2−PA2”として記載)との層間結合強さを含む]を他のフィルムと比較して示す。これを標準のBDF 2050及び他のフィルムと比較する。表は、結合剤/ポリアミド中間層の層間接着力(“結合強さ”)がかなり低いため、実施例4のフィルムが可剥性収縮リッドストックへの適用に特に好ましいことを示している。
【0068】
表2では、“BDF 20501”は上述した標準の熱収縮性フィルムを示し、“BDF 20502”は上述した標準の熱収縮性フィルムを示すが、アニーリングしたフィルムの最終インフレート幅がアニール前のフィルムのレイフラット幅より4%小さくなるようにアニーリング(ヒートセット)されており、“BDF 20503”は上述した標準の熱収縮性フィルムを示すが、アニーリングしたフィルムの最終レイフラット幅がアニーリング前のフィルムのレイフラット幅より8%小さくなるようにアニーリングされている。実施例5は実施例4と同様の収縮フィルムであるが、外層中に少量のエチレンビニルアセテートコポリマーを含んでいた。
【0069】
【表2】
【0070】
【表3】
【0071】
いずれの場合も実施例4のリッドストックフィルムを発泡ポリスチレントレーにシールした包装品を5個作った。各包装品のリッドストックフィルムを剥がして、後に通気性支持体を残した。OX−TRAN測定装置を用い、73°F、相対湿度0%で、この支持体の酸素透過率(OTR)を測定した(ASTM D 3985)。結果を以下の表3に示す。
【0072】
【表4】
【0073】
本発明の収縮フィルムリッドストックの可剥性態様の層間結合強さは、特定フィルムの正確な組成、製造方法等によって異なり得る。表4は、5個の包装品の各々について測定した4つのリップシール読み取り値を示す。各包装品について、4つの試験片を採取した。それぞれ小片(約1インチ長×1インチ幅)の発泡トレーを有し、これに小片(約1インチ長×1インチ幅)の実施例4のリッドストックフィルムが付着していた。
【0074】
インストロン試験機を用いて、透過性支持体が付着した発泡切片を、リッドストックの不透過性部分から引張って剥離を開始した。20個の試料の各々についてこれを実施した。表4は、各試験片のフランジシール領域で剥離を開始するのに必要な力を示す。
【0075】
表5は、20個の試料の各々について、リッドストックの結合剤2−PA2中間層で起こると考えられる離層を継続するのに必要な剥離力を示す。
【0076】
【表5】
【0077】
【表6】
【0078】
本発明で形成した包装品は任意に、支持部材及び収縮リッドストックによって形成されたキャビティー内に改変した雰囲気を含み得る。包装品形成時に赤色が望ましく、またリッドストックが酸素遮断成分を含む食肉包装用途では、20%酸素過剰の高酸素雰囲気が時折好まれる。リッドストックが酸素遮断成分を含む可剥性リッドストックのような実施態様では、窒素や二酸化炭素を主成分とする雰囲気が時折好まれる。後者の実施態様では、分配及び保存中の食肉製品の包装寿命が伸び、また包装品を小売販路で販売用に陳列するときに不透過性部分を剥離することができる。不透過性部分を除去すると、透過性支持体を通じて包装品内部に酸素が進入して、肉が赤みを帯びる。
【0079】
本発明を好ましい実施態様に関して説明したが、当業者には容易に理解されるように、本発明の範囲を逸脱することなく変形例を使用できると理解すべきである。従って、このような変形例は、前述の特許請求の範囲内で実施され得る。
【0080】
例えば、本明細書では本発明のリッドストックのアニールした実施態様を開示しているが、リッドストックはヒートセットしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装品内に製品を含んでいる本発明の包装品の概略横断面図である。
【図2】図1に示す包装品の一部分を拡大した図である。
【図3】図1に示す包装品の概略平面図である。
【図4】包装品が可剥収縮性リッドストックを有する、本発明の代替例を示す図である。
【符号の説明】
10 食肉製品
11 包装品
12 トレー
14 フィルム
16 フランジ
18 ビ−ド
Claims (3)
- (a)(i)内部に形成されたキャビティーと(ii)外周に沿ってフランジを有する製品支持部材を準備する段階;
(b)該製品支持部材により形成されているキャビティー内に製品を配置する段階;
(c)該製品の上に延伸熱収縮性フィルムを配置する段階であり、ここで延伸熱収縮性フィルムは、オレフィン外層と酸素遮断材よりなる中間層とを含むものであり;
(d)該製品支持部材のフランジに対して延伸熱収縮性フィルムをシールする段階;及び
(e)該製品支持部材の外周を越えて広がる延伸熱収縮性フィルムの少なくとも一部をホットナイフにより切断して加熱し、それによって延伸熱収縮性フィルムをフランジにシュリンクバックさせてフランジの上にビードを形成する段階
からなる製品の包装方法。 - 製品支持部材のフランジに接着させた熱可塑性フィルムライナーを有する製品支持部材を準備する段階、及び該部材のフランジの領域で熱可塑性フィルムライナーに対して延伸熱収縮性フィルムをシールする段階をさらに含む請求項1に記載の方法。
- 延伸熱収縮性フィルムが2つの隣接するフィルム層からなり、該両層が1インチ当たり0.001〜2.5ポンドの範囲の剥離力で互いに剥離され得る請求項1に記載の方法。
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