JP3893086B2 - 遠心鋳造設備における遠心鋳造管搬出装置 - Google Patents

遠心鋳造設備における遠心鋳造管搬出装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠心鋳造設備における遠心鋳造管搬出装置に関し、詳しくは、遠心鋳造され、鋳造台車から引抜かれた遠心鋳造管を支持すると共に鋳造台車及び引抜台車の走行経路線上からその系外へ払い出すための遠心鋳造管搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ダクタイル鋳鉄管等の遠心鋳造管を製造する遠心鋳造設備としては、例えば特開平8−141721号公報に開示された設備が一般に知られている。図5にその設備を示すように、遠心鋳造設備1は、遠心鋳造管10を鋳造する鋳造台車2と、注湯取鍋3、三角取鍋4、シュート5及びトラフ6からなる溶湯供給手段と、鋳造された遠心鋳造管10を鋳造台車2から引き抜くための引抜台車7とを備えている。鋳造台車2には、水平方向の軸心回りに回転して遠心鋳造管10を鋳造するための鋳型2aが鋳造台車2の全長を貫通して搭載されている。
【0003】
このような構成の遠心鋳造設備1において、遠心鋳造管10を鋳造するに際しては、先ず、鋳造台車2を三角取鍋4側に移動させて、トラフ6を鋳造台車2の鋳型2a内に挿入させ、次いで、注湯取鍋3から三角取鍋4内へ予め供給されていた溶湯を、三角取鍋4から排出し、シュート5及びトラフ6を介して鋳造台車2の奥側で注湯を開始する。そして、注湯開始と共に鋳造台車2を三角取鍋4とは反対側に移動させ、鋳造台車2の全長にわたって溶湯を供給し、遠心鋳造管10を鋳造する。鋳造終了時には鋳造台車2は後退限位置Aまで移動する。
【0004】
遠心鋳造管10の鋳造が完了したならば、引抜台車7を鋳造台車2に接近させ、その先端にクランプ機構9を有し、引抜台車7に設置されたアーム8を遠心鋳造管10の端部内面に挿入してクランプし、その状態で鋳造台車2と引抜台車7とを、互いに離れる方向に走行させることにより、鋳造台車2の鋳型2aから遠心鋳造管10が引き抜かれる。
【0005】
この場合、鋳造台車2から引き抜かれた遠心鋳造管10を支持すると共に、鋳造台車2及び引抜台車7の走行経路線上から払い出すために、旋回型の支持ローラー装置11、昇降型の支持ローラー装置13、テーブルリフター14、及び、スキッドレール15が設置されている。旋回型の支持ローラー装置11は、その先端に鼓形ロール(図示せず)が設置されたアーム12を備えており、鋳造台車2から引き抜かれた遠心鋳造管10を支持する装置であり、昇降型の支持ローラー装置13は、引抜台車7により搬送される遠心鋳造管10を支持する装置であり、又、テーブルリフター14は、支持ローラー装置13で支持された遠心鋳造管10をスキッドレール15の高さまで上昇させ、排出させる装置である。遠心鋳造管10は、これらの装置により支持・上昇され、傾斜したスキッドレール15上を自重により回転しつつ移動して所定の位置、例えば、搬送用ローラー(図示せず)上に払い出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、鋳造された遠心鋳造管を、鋳型から引き抜き且つ鋳造台車及び引抜台車の走行経路線上から払い出すためには、従来、複数種の支持ローラーやリフターが必要であり、搬出用の設備が煩雑であると同時に設備コストの上昇を招いていた。又、スキッドレールの傾斜角度は遠心鋳造管のサイズによって変更する必要があり、従来、製造管種の変更に伴ってその都度管種に見合った傾斜角度のスキッドレールに取り替えており、生産性の低下を来していた。尚、スキッドレールの傾斜角度を一定にした場合には、遠心鋳造管の管種によっては円滑に回転せず、スキッドレール上の移動速度が遅くなり、生産性を阻害する場合や、逆に、移動速度が速くなりすぎて受け側の搬送用ローラー等の設備破損につながる場合がある。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、鋳造された遠心鋳造管を鋳造台車から引き抜き且つ鋳造台車及び引抜台車の走行経路線上から払い出す際に、ただ1種類の装置によって遠心鋳造管を支持し且つ払い出しすることが可能な搬出装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の発明に係る、遠心鋳造設備における遠心鋳造管搬出装置は、引抜台車によって鋳造台車から引き抜かれた遠心鋳造管を支持すると共に、この遠心鋳造管を鋳造台車及び引抜台車の走行経路線上から払い出すための、遠心鋳造設備における遠心鋳造管搬出装置であって、当該遠心鋳造管搬出装置は、鋳造台車の後退限位置を境として、鋳造台車の走行経路及びその延長線に沿ってほぼ等間隔に、鋳造台車側と引抜台車側との2箇所に配置された一対の支持搬出装置により構成され、当該支持搬出装置は、鋳造台車及び引抜台車の走行の妨げとならないように旋回するアームを備え、当該アームの先端部には、鋳造台車から引抜かれた遠心鋳造管を支持する機能と支持した遠心鋳造管を蹴り出す機能とを有する、遠心鋳造管を支持する円形状凹部が形成された跳出レバーが設置され、且つ、当該アームの上面は、前記跳出レバーによって蹴り出された遠心鋳造管を前記走行経路線上から系外へ払い出すための通路として傾斜していることを特徴とするものである。
【0009】
第2の発明に係る、遠心鋳造設備における遠心鋳造管搬出装置は、第1の発明において、前記アームの上面傾斜角度は、遠心鋳造管のサイズに応じて調整可能になっていることを特徴とするものである。
【0010】
上記構成の本発明に係る遠心鋳造管搬出装置によれば、一対の支持搬出装置によって鋳造台車から引き抜かれる遠心鋳造管の支持からこの遠心鋳造管を系外に払い出すまでの全ての工程を実施することが可能となる。又、スキッドレールの役割をなす支持搬出装置のアームは、その傾斜角度が調整可能になっているので、1基の支持搬出装置によって全ての管種に対応することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1〜図4は、本発明の実施の形態を示す図であって、図1は、本発明に係る遠心鋳造管搬出装置が配置された遠心鋳造設備の概略平面図、図2は、図1の概略側面図、図3は、本発明に係る遠心鋳造管搬出装置を構成する支持搬出装置の概略側面図、図4は、図3の概略平面図である。
【0012】
図1及び図2に示すように、遠心鋳造設備1には、レール16上を、車輪17を介して移動可能な鋳造台車2が配置され、そして、鋳造台車2の走行経路の延長線には、駆動装置19によりレール21上を、車輪20を介して移動可能な引抜台車7が配置されている。引抜台車7には、先端にクランプ機構9が設けられたアーム8が設置されている。レール16及びレール21は基礎39に傾斜して設置されたフレーム18に取り付けられている。即ち、鋳造台車2から引抜台車7に向けて同一角度で緩やかに傾斜しており、そして、鋳造台車2に設置された鋳型2aの軸心、換言すれば鋳造される遠心鋳造管10の軸心と、引抜台車7のアーム8の軸心とが同一直線上になるように配置されている。又、鋳造台車2及び引抜台車7の走行経路の側方に沿って、複数の鼓形ローラー40が配置されている。この鼓形ローラー40は、鋳造された遠心鋳造管10を次工程の精整工程へと送り出すための装置である。図1及び図2では省略したが、遠心鋳造装置1には、前述した図5と同様に、鋳造台車2の他端側には、三角取鍋やシュート、トラフ等の定置式の溶湯供給手段が配置されている。
【0013】
このような遠心鋳造設備1において、本発明に係る遠心鋳造管搬出装置として、鋳造台車2の後退限位置Aを境とし、鋳造台車2の走行経路及びその延長線に沿ってほぼ等間隔に、鋳造台車2側と引抜台車7側との2箇所に、旋回するアーム30を備えた、一対の支持搬出装置22,22が配置されている。アーム30が旋回可能であるため、鋳造台車2及び引抜台車7の走行を妨げることはない。支持搬出装置22,22同士の間隔は、鋳造される遠心鋳造管10の長さに応じて適宜決定すればよい。即ち、遠心鋳造管10を一対の支持搬出装置22,22で安定して支持することができるように、その間隔を決めればよい。例えば、遠心鋳造管10の長さが5mの場合には2m以上とすればよい。尚、本発明において、鋳造台車2の後退限位置Aを境として鋳造台車2側と引抜台車7側とにほぼ等間隔とは、後退限位置Aからの距離の差が、支持搬出装置22,22同士の間隔の20%以下であれば、ほぼ等間隔であるとする。
【0014】
本発明においては、鋳造台車2を後退限位置Aとした状態で遠心鋳造管10をクランプ機構9によりクランプし、その状態で鋳造台車2と引抜台車7とを互いに離れる方向に走行させて、鋳造台車2から遠心鋳造管10を引き抜くため、鋳造台車2から引き抜かれた直後の遠心鋳造管10の長さ方向中央位置は、後退限位置Aにほぼ一致する。従って、一対の支持搬出装置22,22を後退限位置Aを境としてほぼ等間隔に配置することで、鋳造台車2から引き抜かれた遠心鋳造管10を安定して支持することができる。
【0015】
図3及び図4に示すように、支持搬出装置22は、ケーシング24内に配置された油圧アクチュエーター25を備えており、油圧アクチュエーター25は、油圧配管(図示せず)により供給される油圧によって約90度の範囲で旋回可能であり、油圧アクチュエーター25の旋回軸25aに連結された軸27も油圧アクチュエーター25に連動してケーシング24内で旋回する。軸27とケーシング24との間にはベアリング26が設置されている。ケーシング24は、基礎39に固定された設置台23に取り付けられている。
【0016】
軸27は支持架台28と連結され、この支持架台28にアーム30が支点軸29及び固定金具31によって取り付けられている。アーム30は、遠心鋳造管10を鋳造台車2及び引抜台車7の走行経路線上から系外へ払い出すための通路として機能する。固定金具31の一端は、ボルト32によってアーム30に取り付けられ、又、その他端はボルト33及びナット33′によって支持架台28に取り付けられている。そして、固定金具31とボルト33との間には、U形ライナー34が嵌め込まれるようになっており、U形ライナー34の厚みを変更することにより、アーム30は支点軸29を支点としてその傾斜角度が変更可能となっている。即ち、鋳造される遠心鋳造管10のサイズに応じて、アーム30の傾斜角度が調整できるようになっている。
【0017】
アーム30の先端部には、跳出レバー37が、回転軸38を軸としてアーム30に対して旋回可能に取り付けられている。跳出レバー37の上面の側面側形状は、遠心鋳造管10を支持するために、円形状にへこんだ形状(以下「円形状凹部」と記す)になっている。又、跳出レバー37は、取り付け台35を介してアーム30に配置されたエアーシリンダー36のロッドと連結され、エアーシリンダー36の作動により、図3で破線で示すような旋回が可能となっている。即ち、エアーシリンダー36によって跳出レバー37を旋回させる、換言すればその傾斜角度を変更させることにより、跳出レバー37の円形状凹部で遠心鋳造管10を支持し、そして、円形状凹部で支持していた遠心鋳造管10を蹴り出しすることが可能な構造になっている。円形状凹部から蹴り出された遠心鋳造管10は、自重により回転しながらアーム30の上面を移動し、複数の鼓形ローラー40上に落下し、そこで支持される。
【0018】
このような構成の遠心鋳造管搬出装置を備えた遠心鋳造設備1において、遠心鋳造管10の鋳造に際しては、先ず、鋳造台車2を三角取鍋やトラフ等の溶湯供給装置に接近させ、鋳型2a内にトラフを挿入し、そして、三角取鍋から溶湯を鋳型2a内に供給して鋳造台車2の奥側から注湯を開始する。注湯開始とほぼ同時に鋳造台車2を引抜台車7側に移動させ、鋳造台車2の全長にわたって溶湯を供給して遠心鋳造管10を鋳造する。この間、支持搬出装置22のアーム30は、鋳造台車2及び引抜台車7との衝突をさけるために、退避位置即ち鋳造台車2及び引抜台車7の走行方向と平行する位置へ退避させる。
【0019】
このようにして鋳造し、鋳造台車2は後退限位置Aで停止して鋳造が終了する。鋳造が終了したならば、引抜台車7を鋳造台車2に接近させ、アーム8の先端部のクランプ機構9を遠心鋳造管10内に挿入し、その内面をクランプする。次いで、鋳造台車2と引抜台車7とを、互いに離れる方向に走行させ、クランプ機構9にてクランプされた遠心鋳造管10を鋳造台車2の内部から引き抜く。この場合、鋳造台車2が通過したならば、直ちに鋳造台車2側の支持搬出装置22のアーム30を旋回させ、遠心鋳造管10の引き抜かれた部分を跳出レバー37の円形状凹部にて支持する。一方、引抜台車7が通過し、且つ、遠心鋳造管10の受口部が通過したならば、直ちに引抜台車7側の支持搬出装置22のアーム30を旋回させ、遠心鋳造管10の引き抜かれた部分を跳出レバー37の円形状凹部にて支持する。このように、遠心鋳造管10は、一対の支持搬出装置22によって鋳型2aの軸心方向と同一の傾斜した状態で支持される。
【0020】
遠心鋳造管10が鋳造台車2から引き抜かれたなら、クランプ機構9を解除し、引抜台車7を更に後退させ、退避位置まで退避させる。一方、鋳造台車2は溶湯供給装置に接近させ、次の鋳造に取りかかる。
【0021】
引抜台車7が移動して、クランプ機構9が遠心鋳造管10の端部から取り出されたなら、エアーシリンダー36を作動させ、跳出レバー37の円形状凹部上の遠心鋳造管10を跳出レバー37により蹴り出し、アーム30の上面をころがして鼓形ローラー40へ送り出す。遠心鋳造管10が鼓形ローラー40へ払い出されたなら、アーム30を退避位置に退避させる。鼓形ローラー40に払い出された遠心鋳造管10は、次の工程へと搬送される。
【0022】
このように、一対の支持搬出装置22,22からなる遠心鋳造管搬出装置を用いることにより、鋳造台車2で鋳造した遠心鋳造管10を、複数種類の支持装置や搬送装置を用いることなく、鋳造台車2及び引抜台車7の走行経路線上から払い出すことができる。又、鋳造から払い出しまでの一連の作業を連続して行うことができると共に、鋳造台車2の溶湯供給装置への移動を利用して遠心鋳造管10を鋳造台車2から引き抜くので、サイクルタイムが短縮され、遠心鋳造設備1の生産性を向上させることが可能となる。
【0023】
尚、本発明は上記説明に限るものではなく、種々の変更が可能である。例えば、油圧アクチュエーター25によりアーム30を旋回させているが、油圧アクチュエーター25の替わりに電動機を用いてもよく、又、エアーシリンダー36の替わりに油圧シリンダーや電動機等を用いてもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、一対の支持搬出装置からなる遠心鋳造管搬出装置によって、鋳造した遠心鋳造管を支持し、且つ、鋳造台車及び引抜台車の走行経路線上から払い出すことが可能であり、遠心鋳造設備の設備費を大幅に低減することができる。又、遠心鋳造管の搬送距離が極めて短く、極めて短時間の内に系外へ払い出すことが可能となり、サイクルタイムが短縮され、遠心鋳造設備の生産性を向上させることが可能となる。このように、本発明により、遠心鋳造管の製造コストを大幅に低減することができ、工業上有益な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図であって、本発明に係る遠心鋳造管搬出装置が配置された遠心鋳造設備の概略平面図である。
【図2】図1の概略側面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す図であって、本発明に係る遠心鋳造管搬出装置を構成する支持搬出装置の概略側面図である。
【図4】図3の概略平面図である。
【図5】従来の遠心鋳造設備の概略平面図である。
【符号の説明】
1 遠心鋳造設備
2 鋳造台車
2a 鋳型
3 注湯取鍋
4 三角取鍋
5 シュート
6 トラフ
7 引抜台車
8 アーム
9 クランプ機構
10 遠心鋳造管
11 支持ローラー装置
12 アーム
13 支持ローラー装置
14 テーブルリフター
15 スキッドレール
16 レール
17 車輪
18 フレーム
19 駆動装置
20 車輪
21 レール
22 支持搬出装置
23 設置台
24 ケーシング
25 油圧アクチュエーター
25a 旋回軸
26 ベアリング
27 軸
28 支持架台
29 支点軸
30 アーム
31 固定金具
32 ボルト
33 ボルト
34 U形ライナー
35 取り付け台
36 エアーシリンダー
37 跳出レバー
38 回転軸
39 基礎
40 鼓形ローラー
A 後退限位置

Claims (2)

  1. 引抜台車によって鋳造台車から引き抜かれた遠心鋳造管を支持すると共に、この遠心鋳造管を鋳造台車及び引抜台車の走行経路線上から払い出すための、遠心鋳造設備における遠心鋳造管搬出装置であって、
    当該遠心鋳造管搬出装置は、鋳造台車の後退限位置を境として、鋳造台車の走行経路及びその延長線に沿ってほぼ等間隔に、鋳造台車側と引抜台車側との2箇所に配置された一対の支持搬出装置により構成され、
    当該支持搬出装置は、鋳造台車及び引抜台車の走行の妨げとならないように旋回するアームを備え、
    当該アームの先端部には、鋳造台車から引抜かれた遠心鋳造管を支持する機能と支持した遠心鋳造管を蹴り出す機能とを有する、遠心鋳造管を支持する円形状凹部が形成された跳出レバーが設置され、
    且つ、当該アームの上面は、前記跳出レバーによって蹴り出された遠心鋳造管を前記走行経路線上から系外へ払い出すための通路として傾斜していることを特徴とする、遠心鋳造設備における遠心鋳造管搬出装置。
  2. 前記アームの上面傾斜角度は、遠心鋳造管のサイズに応じて調整可能になっていることを特徴とする、請求項1に記載の遠心鋳造設備における遠心鋳造管搬出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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