JP3891810B2 - 磁気共鳴撮影装置 - Google Patents
磁気共鳴撮影装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3891810B2 JP3891810B2 JP2001300376A JP2001300376A JP3891810B2 JP 3891810 B2 JP3891810 B2 JP 3891810B2 JP 2001300376 A JP2001300376 A JP 2001300376A JP 2001300376 A JP2001300376 A JP 2001300376A JP 3891810 B2 JP3891810 B2 JP 3891810B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horizontal plane
- support
- magnet system
- base
- magnetic field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/28—Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
- G01R33/38—Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
- G01R33/3806—Open magnet assemblies for improved access to the sample, e.g. C-type or U-type magnets
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/05—Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves
- A61B5/055—Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves involving electronic [EMR] or nuclear [NMR] magnetic resonance, e.g. magnetic resonance imaging
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/70—Means for positioning the patient in relation to the detecting, measuring or recording means
- A61B5/704—Tables
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Pathology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Surgery (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、支持装置、マグネットシステム(magnet system)および磁気共鳴撮影装置に関し、とくに、被支持物体を水平に支持する支持板を基台の上にある状態またはそこをはずれた状態のどちらにもすることが可能な支持装置、そのような支持装置を備えた磁気共鳴撮影装置用のマグネットシステム、および、そのようなマグネットシステムを備えた磁気共鳴撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気共鳴撮影(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置では、マグネットシステムの内部空間、すなわち、撮影空間に撮影の対象を搬入し、静磁場、勾配磁場および高周波磁場を印加して対象内のスピン(spin)を励起して磁気共鳴信号を発生させ、その受信信号に基づいて画像を再構成する。
【0003】
マグネットシステムのひとつの形式として、開放型のマグネットシステムがある。開放型のマグネットシステムは、撮影空間を隔てて上下に対向する1対のマグネットをコの字状のヨーク(yoke)で支持した構造になっている。このような構造のマグネットシステムは、縦のヨークが片側にしかないので開放性が高い。
【0004】
撮影の対象は、このようなマグネットシステムの撮影空間に、車輪を有する可動寝台に載せられて搬入される。搬入は、マグネットシステムの正面から可動寝台の横移動により行われる。このように搬入することにより、撮影時の対象にアクセス(access)しやすくなり、また、マグネットシステムの内部空間の有効利用が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、対象を撮影空間に搬入するのに可動寝台を用いるMRI装置では、対象を支持する寝台とこれを受け入れるマグネットシステムが分離されているので、受け入れ状態での両者の位置関係が常に一定になるとは限らない。
【0006】
そこで、本発明の課題は、被支持物を支持する支持部とそれを受け入れる基台部との位置関係が常に一定な支持装置、そのような支持装置を備えたマグネットシステム、および、そのようなマグネットシステムを備えた磁気共鳴撮影装置を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の課題を解決するためのひとつの観点での発明は、被支持物体を水平に支持する支持部と、頂部に水平面を有する基台部と、前記支持部と前記基台部との間に設けられ、前記水平面より高い高さを保った状態で前記支持部を前記水平面の上の位置と前記水平面をはずれる位置との間で進退させるとともに前記水平面をはずれる位置において前記支持部を前記水平面より高い位置と前記水平面より低い位置との間で上下させる位置調節部と、を具備することを特徴とする支持装置である。
【0008】
(2)上記の課題を解決する他の観点での発明は、撮影の対象を受容する空間を有しこの空間に静磁場、勾配磁場および高周波磁場を形成する磁気共鳴撮影装置用のマグネットシステムであって、頂部に水平面を有する基台部と、前記基台部の一方の片側に設けられ前記水平面よりも上に延びる支柱部と、前記支柱部に支えられ前記空間を隔てて前記水平面と対向する庇部と、撮影の対象を水平に支持する支持部と、前記基台部と前記支持部との間に設けられ、前記水平面より高い高さを保った状態で前記支持部を前記水平面の上の位置と前記基台部の他方の片側において前記水平面をはずれる位置との間で進退させるとともに前記水平面をはずれる位置において前記支持部を前記水平面より高い位置と前記水平面より低い位置との間で上下させる位置調節部と、を具備することを特徴とするマグネットシステムである。
【0009】
(3)上記の課題を解決する他の観点での発明は、撮影の対象を受容する空間を有しこの空間に静磁場、勾配磁場および高周波磁場を形成するマグネットシステムと、前記マグネットシステムを通じて獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する画像生成手段と、を有する磁気共鳴撮影装置であって、前記マグネットシステムは、頂部に水平面を有する基台部と、前記基台部の一方の片側に設けられ前記水平面よりも上に延びる支柱部と、前記支柱部に支えられ前記空間を隔てて前記水平面と対向する庇部と、撮影の対象を水平に支持する支持部と、前記基台部と前記支持部との間に設けられ、前記水平面より高い高さを保った状態で前記支持部を前記水平面の上の位置と前記基台部の他方の片側において前記水平面をはずれる位置との間で進退させるとともに前記水平面をはずれる位置において前記支持部を前記水平面より高い位置と前記水平面より低い位置との間で上下させる位置調節部と、を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置である。
【0010】
(1)〜(3)に記載の各観点での発明では、基台部の頂部の水平面より高い高さを保った状態で支持部を水平面の上の位置と水平面をはずれる位置との間で進退させるとともに水平面をはずれる位置において支持部を水平面より高い位置と水平面より低い位置との間で上下させる位置調節部を、基台部と支持部との間に設けたので、支持部とそれを受け入れる基台部との位置関係を常に一定にすることができる。
【0011】
前記位置調節部は、前記水平面に平行で前記進退の方向に垂直な方向における前記支持部の2個所およびそれに対応する前記基台部の両端部の間にそれぞれ設けられ前記基台部を基準として回動可能な1対のリンク機構と、前記1対のリンク機構の前記基台部側を前記進退の方向に移動させる移動機構とを具備することが、支持部の位置調節を適切に行う点で好ましい。
【0012】
前記1対のリンク機構のおのおのは、前記回動に伴う相互干渉を回避するように構成された1対の腕を具備することが、上下動を適切に行う点で好ましい。
(4)上記の課題を解決する他の観点での発明は、被支持物体を水平に支持する支持部と、頂部に水平面を有する基台部と、前記支持部と前記基台部との間に設けられ、前記支持部を前記水平面より高い高さを保った状態で前記水平面の上の位置と前記水平面をはずれる位置との間で進退させる位置調節部と、を具備することを特徴とする支持装置である。
【0013】
(5)上記の課題を解決する他の観点での発明は、撮影の対象を受容する空間を有しこの空間に静磁場、勾配磁場および高周波磁場を形成する磁気共鳴撮影装置用のマグネットシステムであって、頂部に水平面を有する基台部と、前記基台部の一方の片側に設けられ前記水平面よりも上に延びる支柱部と、前記支柱部に支えられ前記空間を隔てて前記水平面と対向する庇部と、撮影の対象を水平に支持する支持部と、前記基台部と前記支持部との間に設けられ、前記支持部を前記水平面より高い高さを保った状態で前記水平面の上の位置と前記基台部の他方の片側において前記水平面をはずれる位置との間で進退させる位置調節部と、を具備することを特徴とするマグネットシステムである。
【0014】
(6)上記の課題を解決する他の観点での発明は、撮影の対象を受容する空間を有しこの空間に静磁場、勾配磁場および高周波磁場を形成するマグネットシステムと、前記マグネットシステムを通じて獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する画像生成手段と、を有する磁気共鳴撮影装置であって、前記マグネットシステムは、頂部に水平面を有する基台部と、前記基台部の一方の片側に設けられ前記水平面よりも上に延びる支柱部と、前記支柱部に支えられ前記空間を隔てて前記水平面と対向する庇部と、撮影の対象を水平に支持する支持部と、前記基台部と前記支持部との間に設けられ、前記支持部を前記水平面より高い高さを保った状態で前記水平面の上の位置と前記基台部の他方の片側において前記水平面をはずれる位置との間で進退させる位置調節部と、を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置である。
【0015】
(4)〜(6)に記載の各観点での発明では、支持部を基台部の頂部の水平面より高い高さを保った状態で水平面の上の位置と水平面をはずれる位置との間で進退させる位置調節部を、支持部と基台部との間に設けたので、支持部とそれを受け入れる基台部との位置関係を常に一定にすることができる。
【0016】
前記位置調節部は、前記水平面に平行で前記進退の方向に垂直な方向における前記支持部の2個所およびそれに対応する前記基台部の両端部の間にそれぞれ設けられ前記基台部を基準として伸縮可能な1対の伸縮腕を具備することが、支持部の進退を適切に行う点で好ましい。
【0017】
前記位置調節部は、前記水平面に平行で前記進退の方向に垂直な方向における前記支持部の2個所およびそれに対応する前記基台部の両端部の間にそれぞれ設けられた1対の腕と、前記支持腕の前記基台部側を前記進退の方向に移動可能とする移動機構とを具備することが支持部の進退を適切に行う点で好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態に限定されるものではない。図1に磁気共鳴撮影装置のブロック(block)図を示す。本装置は本発明の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。
【0019】
同図に示すように、本装置はマグネットシステム100を有する。マグネットシステム100は主磁場マグネット部102、勾配コイル部106およびRFコイル部108を有する。主磁場マグネット部102、勾配コイル部106およびRFコイル部108は、いずれも空間を挟んで互いに対向する1対のものからなる。また、いずれも概ね円盤状の形状を有し中心軸を共有して配置されている。マグネットシステム100については後にあらためて説明する。
【0020】
マグネットシステム100の内部空間(ボア:bore)に、対象1がテーブル500に搭載されて搬入および搬出される。テーブル500はテーブル駆動部120によって駆動される。テーブル500とマグネットシステム100との関係については後にあらためて説明する。
【0021】
主磁場マグネット部102はマグネットシステム100の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向は概ね対象1の体軸方向と直交する。すなわちいわゆる垂直磁場を形成する。主磁場マグネット部102は例えば永久磁石等を用いて構成される。なお、永久磁石に限らず超伝導電磁石あるいは常伝導電磁石等を用いて構成してもよいのはもちろんである。
【0022】
勾配コイル部106は、互いに垂直な3軸すなわちスライス(slice)軸、位相軸および周波数軸の方向において、それぞれ静磁場強度に勾配を持たせるための3つの勾配磁場を生じる。
【0023】
スライス軸方向の勾配磁場をスライス勾配磁場ともいう。位相軸方向の勾配磁場を位相エンコード(phase encode)勾配磁場ともいう。周波数軸方向の勾配磁場をリードアウト(read out)勾配磁場ともいう。このような勾配磁場の発生を可能にするために、勾配コイル部106は図示しない3系統の勾配コイルを有する。以下、勾配磁場を単に勾配ともいう。
【0024】
RFコイル部108は静磁場空間に対象1の体内のスピンを励起するためのRFパルス(radio frequency pulse)を送信する。RFコイル部108は、また、励起されたスピンが生じる磁気共鳴信号を受信する。RFコイル部108は、送信と受信を同一のコイルで行うものでも別々なコイルで行うものでもどちらでもよい。
【0025】
勾配コイル部106には勾配駆動部130が接続されている。勾配駆動部130は勾配コイル部106に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させる。勾配駆動部130は、勾配コイル部106における3系統の勾配コイルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を有する。
【0026】
RFコイル部108にはRF駆動部140が接続されている。RF駆動部140はRFコイル部108に駆動信号を与えてRFパルスを送信し、対象1の体内のスピンを励起する。
【0027】
RFコイル部108にはデータ収集部150が接続されている。データ収集部150は、RFコイル部108が受信した受信信号をサンプリング(sampling)によって取り込み、それをディジタルデータ(digital data)として収集する。
【0028】
テーブル駆動部120、勾配駆動部130、RF駆動部140およびデータ収集部150には制御部160が接続されている。制御部160は、テーブル駆動部120ないしデータ収集部150をそれぞれ制御して撮影を遂行する。
【0029】
制御部160は、例えばコンピュータ(computer)等を用いて構成される。制御部160は図示しないメモリ(memory)を有する。メモリは制御部160用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。制御部160の機能は、コンピュータがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
【0030】
データ収集部150の出力側はデータ処理部170に接続されている。データ収集部150が収集したデータがデータ処理部170に入力される。データ処理部170は、例えばコンピュータ等を用いて構成される。データ処理部170は図示しないメモリを有する。メモリはデータ処理部170用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。
【0031】
データ処理部170は制御部160に接続されている。データ処理部170は制御部160の上位にあってそれを統括する。本装置の機能は、データ処理部170がメモリに記憶されたプログラムを実行することによりを実現される。
【0032】
データ処理部170は、データ収集部150が収集したデータをメモリに記憶する。メモリ内にはデータ空間が形成される。このデータ空間は2次元フーリエ(Fourier)空間を構成する。以下、フーリエ空間をkスペース(k−space)ともいう。データ処理部170は、kスペースのデータを2次元逆フ−リエ変換することにより対象1の画像を再構成する。データ処理部170は、本発明における画像生成手段の実施の形態の一例である。
【0033】
データ処理部170には表示部180および操作部190が接続されている。表示部180は、グラフィックディスプレー(graphic display)等で構成される。操作部190はポインティングデバイス(pointing device)を備えたキーボード(keyboard)等で構成される。
【0034】
表示部180は、データ処理部170から出力される再構成画像および各種の情報を表示する。操作部190は、使用者によって操作され、各種の指令や情報等をデータ処理部170に入力する。使用者は表示部180および操作部190を通じてインタラクティブ(interactive)に本装置を操作する。
【0035】
図2、図3および図4にマグネットシステム100の構成を略図によって示す。図2は正面図、図3は右側面図、図4は図2についてのA−A断面である。なお、図示を省略するが、左側面図は図3に示したものの鏡像に相当する図となる。これらの図に示すように、マグネットシステム100は、基台部112、支柱部114および庇部116を有する。
【0036】
基台部112は、本発明における基台部の実施の形態の一例である。支柱部114は、本発明における支柱部の実施の形態の一例である。庇部116は、本発明における庇部の実施の形態の一例である。
【0037】
基台部112の上面は水平な面となっている。支柱部114は、正面から見て基台部112の奥において概ね垂直に立ち上がっている。庇部116は、支柱部114の上部から正面に向かって概ね水平に延びている。庇部116の下面は空間を隔てて基台部112の上面と対向する。
【0038】
このようなマグネットシステムは、内部にマグネット本体を有する。図5、図6および図7にマグネット本体110の構成を略図によって示す。図5は正面図、図6は右側面図、図7は図5についてのB−B断面である。なお、図示を省略するが、左側面図は図6に示したものの鏡像に相当する図となる。これらの図に示すように、マグネット本体110は、上側磁極部111、下側磁極部113およびヨーク115を有する。
【0039】
ヨーク115は、側面から見て概ねコの字状となる構造を有する。上側磁極部111および下側磁極部113は、コの字状のヨーク115の上側水平肢の下面および下側水平肢の上面に、空間を隔てて互いに対向する関係でそれぞれ取り付けられている。
【0040】
上側磁極部111および下側磁極部113は、いずれも概ね短円柱状の形状をなす。上側磁極部111および下側磁極部113は、いずれも前述の主磁場マグネット部102、勾配コイル部106およびRFコイル部108を含む。
【0041】
コの字状のヨークの上側水平肢と上側磁極部111は、マグネットシステム100の庇部116の中にある。コの字状のヨークの垂直肢は、マグネットシステム100の支柱部114の中にある。コの字状のヨークの下側水平肢と下側磁極部113は、マグネットシステム100の基台部112の中にある。
【0042】
これによって、基台部112と庇部116が対向する空間は、主磁場マグネット部102、勾配コイル部106およびRFコイル部108による磁場が形成される空間となる。
【0043】
マグネットシステム100の基台部112には、撮影の対象を載せるテーブル500が装架されている。テーブル500は、マグネットシステム100の正面から見て横長となるように基台部112に装架される。テーブル500の、撮影の対象を搭載する面は基台部112の上面と平行になる。テーブル500は、本発明における支持部の実施の形態の一例である。
【0044】
基台部112へのテーブル500の装架は、マグネットシステム100の正面から見て、基台部112の左右両端部とそれらに対応するテーブル500の下面間にそれぞれ設けられた1対の装架機構300によって行われる。装架機構300はテーブル駆動部120の一部をなす。装架機構300は、本発明における位置調節部の実施の形態の一例である。
【0045】
装架機構300はリンク(link)機構によって構成される。リンク機構は、例えば図3に示すように、テーブル500の下面に所定の間隔で設けられた、テーブル500の長手方向に平行な1対の軸302,302’に、1対の腕304,304’の一端をそれぞれ遊嵌させ、他端を基台部112の端面から所定の間隔で垂直に突出している1対の軸306,306’にそれぞれ固定的に取り付けたものとして構成される。1対の腕304,304’はいずれもくの字状に屈曲している。
【0046】
1対の軸302,302’は、マグネットシステム100の正面から見て、軸302が手前にあり軸302’が奥にある。また、1対の軸306,306’は、マグネットシステム100の正面から見て、軸306が手前にあり軸306’が奥にある。
【0047】
1対の軸302,302’と1対の軸306,306’の関係は、マグネットシステム100の正面から見て、1対の軸302,302’が手前にあり1対の軸306,306’が奥にある関係となる。さらに、1対の軸302,302’が基台部112の上面より高い位置にあり、1対の軸306,306’が基台部112の上面より低い位置にある。
【0048】
軸302,302’の間隔と軸306,306’の間隔は等しくしてある。また、軸302,302’の中心同士を結ぶ線と軸306,306’の中心同士を結ぶ線は互いに平行となるようにしてある。これによって、このリンク機構はいわゆる平行定規型のリンク機構となる。ただし、軸302’と軸306’を連結する腕304’は、腕304と基台部112の間を通りかつ軸306の下を迂回する。
【0049】
以下、腕304,304’をリンク機構ともいう。リンク機構は、本発明におけるリンク機構の実施の形態の一例である。また、腕304,304’は、本発明における1対の腕の実施の形態の一例である。
【0050】
1対の軸306,306’は、基台部112の内部から開口部308を通して外部に突出している。1対の軸306,306’は、基台部112内に設けられたアクチュエータ(actuator)のトルク(torque)出力軸である。アクチュエータの出力トルクにより、テーブル500は図示のように基台部112の上面から浮いた状態に保たれる。
【0051】
開口部308は、基台部112の上面に平行な細長い穴である。軸306,306’を持つアクチュエータは、基台部112内に設けられた移動機構により、開口部308に沿って直線的に移動可能となっている。図は、軸306,306’がマグネットシステム100の正面から見て最も奥に移動した状態を示している。
【0052】
図8に、基台部112内に設けられたアクチュエータおよび移動機構の構成の一例を略図によって示す。同図に示すように、軸306,306’を持つアクチュエータ316,316’がキャリッジ(carriage)320上に取り付けられている。
【0053】
キャリッジ320はレール(rail)322上を移動可能になっている。レール322は開口部308に平行になっている。キャリッジ320は、4つのプーリ(pulley)402にかけ回されたベルト(belt)404の一個所に結合されている。
【0054】
ベルト404の、キャリッジ320が結合された側の部分はレール322に平行であり、かつそのスパン(span)はレール322の長さと同等である。4つのプーリ402の少なくともいずれか1つが、可逆回転可能な図示しないモータ(motor)等によって駆動される。
【0055】
これによって、アクチュエータ316,316’の軸306,306’が開口部308に沿って往復的に移動可能となり、軸306,306’によりリンク機構304,304’を介して支持されたテーブル500が、基台部112の上を往復的に移動可能となる。キャリッジ320、レール322、プーリ402およびベルト404からなる部分は、本発明における移動機構の実施の形態の一例である。
【0056】
図9に、テーブル500をマグネットシステム100の正面から見て最も手前に移動させた状態を示す。以下、マグネットシステム100の正面から見たときの手前および奥を、それぞれ、単に手前および奥ともいう。
【0057】
同図に示すように、この状態ではテーブル500が基台部112と庇部116の間の空間から完全に抜け出した状態となる。すなわち、テーブル500は、基台部112の上からはずれてマグネットシステム100の正面よりも手前に突出した状態となる。
【0058】
この状態で、アクチュエータ316,316’により軸306,306’を反時計回りに回転させることによって、リンク機構304,304’は反時計回りに回動する。
【0059】
リンク機構304,304’の反時計回りの回動によって、テーブル500は水平状態を保ったまま下に下がり、最も下に下がった状態では例えば図10に示すように、床面近くまで下がった状態となる。
【0060】
リンク機構304,304’は、腕304がほぼ直角に屈曲しているので、テーブル500と干渉することなしにテーブル500を床面近くまで下ろすことができる。また、腕304’が腕304と基台部112の間を通りかつ軸306の下を迂回するように構成されているので、腕304と腕304’との干渉を生じることなくテーブル500を基台部112の上面より高い高さから床面近くまで下ろすことができ、また、床面に近い高さから基台部112の上面より高い高さまで持ち上げることができる。
【0061】
アクチュエータ316,316’を適宜に制御することにより、テーブル500の高さを図9に示した高さと図10に示した高さの途中の任意の高さに調節することが可能である。このような高さ調節により、テーブル500の高さを撮影の対象にとって乗り降りしやすい高さとすることができる。
【0062】
例えば図10に示した高さで対象を載せたテーブル500は、アクチュエータ316,316’による軸306,306’の時計回りの回転により、図9に示した高さまで持ち上げられ、次いでキャリッジ320の移動によって基台部112と庇部116の間の空間に引き入れられる。そして、キャリッジ320が最も奥に移動したとき、図3に示したように、テーブル500が基台部112と庇部116の間の空間の定位置に到達する。
【0063】
このように、装架機構300によってテーブル500をマグネットシステム100の基台部112に装架するので、テーブル500とそれを受け入れる基台部112との位置関係を常に一定にすることができる。さらに、テーブル500の高さも撮影の対象の乗り降りを容易にするために適宜調節することができる。
【0064】
図11および図12に、上記とは異なる装架機構によりテーブル500をマグネットシステム100に装架した構成の例を略図によって示す。図11は正面図、図12は右側面図である。なお、図示を省略するが、左側面図は図12に示したものの鏡像に相当する図となる。同図において、装架機構310以外は図2および図3に示したものと同様なので、同一の符号を付して説明を省略する。
【0065】
装架機構310の構成を図12によって説明する。同図に示すように、装架機構310は、テーブル500を腕314によって下から支えるようになっている。テーブル500は図示のように基台部112の上面からわずかに浮いた状態に保たれる。装架機構310は、テーブル駆動部120の一部をなす。装架機構310は、本発明における位置調節部の実施の形態の一例である。
【0066】
腕314の、マグネットシステム100の正面から見た奥の部分は、筒324内に水平方向の摺動が可能なように挿入されている。筒324は、筒334内に水平方向の摺動が可能なように挿入されている。筒324は、筒344内に水平方向の摺動が可能なように挿入されている。筒344は、マグネットシステム100の正面から見て基台部112の横の端部に固定的に取り付けられている。同図は、腕314および各筒324,334がそれらを収容する筒にそれぞれ最も深く挿入された状態を示す。
【0067】
筒324,334,344の内部には、それぞれ内側の腕ないし筒を例えば油圧等を利用して押し出しまた引き戻す機構を備えている。これによって、腕314および筒324,334,344からなる部分は全体として水平方向において伸縮可能な腕となる。以下、腕314および筒324,334,344からなる部分を伸縮腕ともいう。伸縮腕は、本発明における伸縮腕の実施の形態の一例である。
【0068】
図13に、伸縮腕を最も伸ばした状態を示す。同図に示すように、この状態ではテーブル500が基台部112と庇部116の間の空間から完全に抜け出た状態となる。すなわち、テーブル500は、基台部112の上からはずれてマグネットシステム100の正面よりも手前に突出した状態となる。このため、撮影の対象はマグネットシステム100の庇部116に妨げられることなくテーブル500に乗り降りすることができる。
【0069】
図13に示した状態で対象を載せたテーブル500は、伸縮腕の短縮動作により基台部112と庇部116の間の空間内に引き戻される。伸縮腕が最も短縮した状態では、図12に示したように、テーブル500が基台部112と庇部116の間の空間の定位置に到達する。
【0070】
このように、装架機構310によってテーブル500をマグネットシステム100の基台部112に装架するので、テーブル500とそれを受け入れる基台部112との位置関係を常に一定にすることができる。
【0071】
図14および図15に、上記とは異なる装架機構によりテーブル500をマグネットシステム100に装架した構成の例を略図によって示す。図14は正面図、図15は右側面図である。なお、図示を省略するが、左側面図は図15に示したものの鏡像に相当する図となる。同図において、装架機構330以外は図2および図3に示したものと同様なので、同一の符号を付して説明を省略する。
【0072】
装架機構330の構成を図15によって説明する。同図に示すように、装架機構330は、テーブル500を腕354によって下から支えるようになっている。テーブル500は基台部112の上面からわずかに浮いた状態に保たれる。装架機構330は、テーブル駆動部120の一部をなす。装架機構330は、本発明における位置調節部の実施の形態の一例である。腕354は、本発明における支持腕の実施の形態の一例である。
【0073】
腕354の、マグネットシステム100の正面から見た奥の部分は、軸326,326’に固定的に取り付けられている。軸326,326’は、マグネットシステム100の正面から見て、軸326が手前にあり軸326’が奥にある。
【0074】
軸326,326’は、基台部112の内部から開口部308を通して外部に突出している。軸326,326’は、基台部112内に設けられた軸持部材で支持されている。
【0075】
開口部308は、基台部112の上面に平行な細長い穴である。軸326,326’を持つ軸持部材は、基台部112内に設けられた移動機構により、開口部308に沿って直線的に移動可能となっている。図は、軸326,326’がマグネットシステム100の正面から見て最も奥に移動した状態を示している。
【0076】
図16に、基台部112内に設けられた軸持部材および移動機構の構成の一例を略図によって示す。同図に示すように、軸326,326’を持つ軸持部材336,336’がキャリッジ330上に取り付けられている。
【0077】
キャリッジ330はレール332上を移動可能になっている。レール332は開口部308に平行になっている。キャリッジ330は、4つのプーリ432にかけ回されたベルト434の一個所に結合されている。
【0078】
ベルト434の、キャリッジ330が結合された側の部分はレール332に平行であり、かつそのスパンはレール332の長さと同等である。4つのプーリ432の少なくともいずれか1つが、可逆回転可能な図示しないモータ等によって駆動される。
【0079】
これによって、軸326,326’が開口部308に沿って往復的に移動可能となり、軸326,326’により腕354を介して支持されたテーブル500が、基台部112の上を往復的に移動可能となる。図は、腕354がマグネットシステム100の正面から見て最も奥に移動した状態を示している。キャリッジ330、レール332、プーリ432およびベルト434からなる部分は、本発明における移動機構の実施の形態の一例である。
【0080】
図17に、テーブル500をマグネットシステム100の正面から見て最も手前に移動させた状態を示す。同図に示すように、この状態ではテーブル500が基台部112と庇部116の間の空間から完全に抜け出した状態となる。すなわち、テーブル500は、基台部112の上からはずれてマグネットシステム100の正面よりも手前に突出した状態となる。このため、撮影の対象はマグネットシステム100の庇部116に妨げられることなくテーブル500に乗り降りすることができる。
【0081】
図17に示した状態で対象を載せたテーブル500は、腕354の後退動作により基台部112と庇部116の間の空間内に引き戻される。腕が最も後退した状態では、図15に示したように、テーブル500が基台部112と庇部116の間の空間の定位置に到達する。
【0082】
このように、装架機構300によってテーブル500をマグネットシステム100の基台部112に装架するので、テーブル500とそれを受け入れる基台部112との位置関係を常に一定にすることができる。
【0083】
以上、好ましい実施の形態の例に基づいて本発明を説明したが、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者は、上記の実施の形態の例について、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更や置換等をなし得る。したがって、本発明の技術的範囲には、上記の実施の形態の例ばかりでなく、特許請求の範囲に属する全ての実施の形態が含まれる。
【0084】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、被支持物を支持する支持部とそれを受け入れる基台部との位置関係が常に一定な支持装置、そのような支持装置を備えたマグネットシステム、および、そのようなマグネットシステムを備えた磁気共鳴撮影装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図である。
【図2】マグネットシステムの構成を示す略図である。
【図3】マグネットシステムの構成を示す略図である。
【図4】図3におけるA−A断面を示す略図である。
【図5】マグネット本体の構成を示す略図である。
【図6】マグネット本体の構成を示す略図である。
【図7】図6におけるB−B断面を示す略図である。
【図8】テーブル位置調節機構の構造を示す略図である。
【図9】テーブル押し出し状態を示す略図である。
【図10】テーブル下降状態を示す略図である。
【図11】マグネットシステムの構成を示す略図である。
【図12】マグネットシステムの構成を示す略図である。
【図13】テーブル押し出し状態を示す略図である。
【図14】マグネットシステムの構成を示す略図である。
【図15】マグネットシステムの構成を示す略図である。
【図16】テーブル位置調節機構の構造を示す略図である。
【図17】テーブル押し出し状態を示す略図である。
【符号の説明】
1 対象
100 マグネットシステム
102 主磁場マグネット部
106 勾配コイル部
108 RFコイル部
120 テーブル駆動部
130 勾配駆動部
140 RF駆動部
150 データ収集部
160 制御部
170 データ処理部
180 表示部
190 操作部
500 テーブル
112 基台部
114 支柱部
116 庇部
300,310,330 装架機構
Claims (5)
- 撮影の対象を受容する空間を有しこの空間に静磁場、勾配磁場および高周波磁場を形成するマグネットシステムと、前記マグネットシステムを通じて獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する画像生成手段とを有する磁気共鳴撮影装置であって、
前記マグネットシステムは、
頂部に水平面を有する基台部と、
前記基台部の一方の片側に設けられ前記水平面よりも上に延びる支柱部と、
前記支柱部に支えられ前記空間を隔てて前記水平面と対向する庇部と、
撮影の対象を水平に支持する支持部と、
前記基台部と前記支持部との間に設けられ、前記水平面より高い高さを保った状態で前記支持部を前記水平面の上の位置と前記基台部の他方の片側において前記水平面をはずれる位置との間で進退させるとともに前記水平面をはずれる位置において前記支持部を前記水平面より高い位置と前記水平面より低い位置との間で上下させる位置調節部とを具備し、
前記位置調節部は、
前記水平面に平行で前記進退の方向に垂直な方向における前記支持部の2箇所およびそれに対応する前記基台部の両端部の間にそれぞれ設けられ前記基台部を基準として回動可能な1対のリンク機構と、
前記基台部内に設けられ、前記1対のリンク機構の前記基台部側を前記進退の方向に移動させる移動機構とを具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置。 - 前記1対のリンク機構のおのおのは、前記回動に伴う相互干渉を回避するように構成された 1 対の腕を具備することを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴撮影装置。
- 撮影の対象を受容する空間を有しこの空間に静磁場、勾配磁場および高周波磁場を形成するマグネットシステムと、前記マグネットシステムを通じて獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する画像生成手段とを有する磁気共鳴撮影装置であって、
前記マグネットシステムは、
頂部に水平面を有する基台部と、
前記基台部の一方の片側に設けられ前記水平面よりも上に延びる支柱部と、
前記支柱部に支えられ前記空間を隔てて前記水平面と対向する庇部と、
撮影の対象を水平に支持する支持部と、
前記基台部と前記支持部との間に設けられ、前記水平面より高い高さを保った状態で前記支持部を前記水平面の上の位置と前記基台部の他方の片側において前記水平面をはずれる位置との間で進退させる位置調節部とを具備し、
前記位置調節部は、前記水平面に平行で前記進退の方向に垂直な方向における前記支持部の2箇所およびそれに対応する前記基台部の両端部の間にそれぞれ設けられ前記基台部を基準として伸縮可能な1対の伸縮腕を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置。 - 撮影の対象を受容する空間を有しこの空間に静磁場、勾配磁場および高周波磁場を形成するマグネットシステムと、前記マグネットシステムを通じて獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する画像生成手段とを有する磁気共鳴撮影装置であって、
前記マグネットシステムは、
頂部に水平面を有する基台部と、
前記基台部の一方の片側に設けられ前記水平面よりも上に延びる支柱部と、
前記支柱部に支えられ前記空間を隔てて前記水平面と対向する庇部と、
撮影の対象を水平に支持する支持部と、
前記基台部と前記支持部との間に設けられ、前記水平面より高い高さを保った状態で前記支持部を前記水平面の上の位置と前記基台部の他方の片側において前記水平面をはずれ る位置との間で進退させる位置調節部とを具備し、
前記位置調節部は、
前記水平面に平行で前記進退の方向に垂直な方向における前記支持部の2箇所およびそれに対応する前記基台部の両端部の間にそれぞれ設けられた1対の支持腕と、
前記基台部内に設けられ、前記1対の支持腕の前記基台部側を前記進退の方向に移動させる移動機構とを具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置。 - 前記静磁場を永久磁石によって形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の磁気共鳴撮影装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001300376A JP3891810B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 磁気共鳴撮影装置 |
US10/256,749 US6794871B2 (en) | 2001-09-28 | 2002-09-27 | Magnetic resonance magnet system and imaging apparatus with extendable patient support arms |
CNB02143767XA CN1214764C (zh) | 2001-09-28 | 2002-09-28 | 磁系统和磁共振成像仪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001300376A JP3891810B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 磁気共鳴撮影装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003111743A JP2003111743A (ja) | 2003-04-15 |
JP3891810B2 true JP3891810B2 (ja) | 2007-03-14 |
Family
ID=19120967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001300376A Expired - Fee Related JP3891810B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 磁気共鳴撮影装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6794871B2 (ja) |
JP (1) | JP3891810B2 (ja) |
CN (1) | CN1214764C (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4093736B2 (ja) * | 2001-06-28 | 2008-06-04 | 株式会社日立メディコ | 核磁気共鳴診断装置および診断システム |
JP3891810B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2007-03-14 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 磁気共鳴撮影装置 |
US6944492B1 (en) * | 2001-10-01 | 2005-09-13 | Fonar Corporation | Patient bed support for an open MRI system |
US8195273B2 (en) * | 2004-02-02 | 2012-06-05 | Esaote S.P.A. | Magnetic resonance imaging apparatus |
ITSV20040015A1 (it) * | 2004-04-07 | 2004-07-07 | Esaote Spa | Dispositivo porta-paziente, come un lettino od un tavolo oppure una poltrona, e per macchine a risonanza magnetica nucleare, macchina a rosonanza magnetica nucleare e metodo per l'acquisizione di immagini in risonanza magnetica nucleare |
US7248046B2 (en) | 2004-04-15 | 2007-07-24 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Decoupling high temperature superconductor sensor arrays in nuclear quadrupole resonance detection systems |
CN1981205B (zh) * | 2004-07-16 | 2013-11-06 | 百胜集团 | 一种磁共振装置 |
CN100563752C (zh) * | 2005-01-31 | 2009-12-02 | 重庆融海超声医学工程研究中心有限公司 | Mri引导的超声波治疗装置 |
DE102007016314B3 (de) * | 2007-04-04 | 2009-01-02 | Siemens Ag | Lokalspulenanordnung zum Aufsetzen auf eine Patientenliege und Patientenliege zur Aufnahme einer Lokalspulenanordnung sowie Magnetresonanzgerät mit einer Patientenliege |
JP2009022651A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 昇降装置およびその制御方法、並びに撮影装置 |
ITTO20070840A1 (it) * | 2007-11-23 | 2009-05-24 | Paramed Medical Systems S R L | Sistema di posizionamento per un'apparecchiatura medicale, ed apparecchiatura di imaging a risonanza magnetica comprendente un tale sistema |
CN101470181B (zh) * | 2007-12-29 | 2011-10-19 | 西门子(中国)有限公司 | 磁共振成像系统的测试装置 |
CN201150537Y (zh) * | 2008-01-29 | 2008-11-19 | 西门子(中国)有限公司 | 应用于磁共振系统中的病床装置 |
JP5186531B2 (ja) * | 2010-05-27 | 2013-04-17 | エサオテ ソチエタ ペル アチオニ | 磁気共鳴撮像装置 |
US9962132B2 (en) | 2012-06-14 | 2018-05-08 | Mobius Imaging, Llc | Multi-directional X-ray imaging system with single support column |
US10987068B2 (en) | 2012-06-14 | 2021-04-27 | Mobius Imaging Llc | Multi-directional x-ray imaging system |
US10151810B2 (en) * | 2012-06-14 | 2018-12-11 | Mobius Imaging, Llc | Pivoting multi-directional X-ray imaging system with a pair of diametrically opposite vertical support columns tandemly movable along a stationary base support |
DE102013200500B4 (de) * | 2013-01-15 | 2017-09-21 | Siemens Healthcare Gmbh | Einstellvorrichtung, sowie eine Magnetresonanzvorrichtung mit einer Einstellvorrichtung |
DE102013217539A1 (de) * | 2013-09-03 | 2015-03-05 | Siemens Aktiengesellschaft | Patientenlagerungsvorrichtung sowie eine medizinische Bildgebungsvorrichtung mit der Patientenlagerungsvorrichtung |
CN105816174A (zh) * | 2015-01-08 | 2016-08-03 | 西门子(深圳)磁共振有限公司 | 磁共振设备 |
US10624596B2 (en) | 2016-11-23 | 2020-04-21 | Mobius Imaging, Llc | Cantilevered x-ray CT system for multi-axis imaging |
EP4014855A1 (de) * | 2020-12-18 | 2022-06-22 | Siemens Healthcare GmbH | Magnetresonanzvorrichtung mit einer patientenlagerungsvorrichtung |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2591466B1 (fr) | 1985-12-13 | 1990-06-08 | Thomson Cgr | Table d'examen a deplacement longitudinal d'un panneau |
GB2221995B (en) * | 1988-08-19 | 1992-12-09 | Picker Int Ltd | Magnetic resonance methods and apparatus |
JPH0368343A (ja) | 1989-08-09 | 1991-03-25 | Toshiba Corp | 医用寝台装置 |
US5735278A (en) * | 1996-03-15 | 1998-04-07 | National Research Council Of Canada | Surgical procedure with magnetic resonance imaging |
JP2000509627A (ja) | 1997-02-14 | 2000-08-02 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 従来のラジオグラフィ用の手段を有するx線スキャナー |
DE19736884A1 (de) * | 1997-08-25 | 1999-03-18 | Siemens Ag | Erweitertes diagnostisches Magnetresonanzgerät mit Operationsfunktionalität |
DE19749942B4 (de) | 1997-11-11 | 2004-04-15 | Siemens Ag | Patientenlagerungsvorrichtung |
JP2001017406A (ja) | 1999-07-07 | 2001-01-23 | Ge Yokogawa Medical Systems Ltd | テーブル及びmr装置 |
JP3891810B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2007-03-14 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 磁気共鳴撮影装置 |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001300376A patent/JP3891810B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-09-27 US US10/256,749 patent/US6794871B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-09-28 CN CNB02143767XA patent/CN1214764C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030062898A1 (en) | 2003-04-03 |
CN1214764C (zh) | 2005-08-17 |
JP2003111743A (ja) | 2003-04-15 |
US6794871B2 (en) | 2004-09-21 |
CN1410029A (zh) | 2003-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3891810B2 (ja) | 磁気共鳴撮影装置 | |
CN100411585C (zh) | 磁共振成像系统的大视野成像装置 | |
US7009396B2 (en) | Method and system for extended volume imaging using MRI with parallel reception | |
JP4515616B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
JP4294071B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置及びマルチステーション撮像方法 | |
JP2000107151A (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
US20090027053A1 (en) | Magnetic resonance examination platform with independently moveable bed and antenna device | |
JP4465158B2 (ja) | 可変撮像域の生成が可能な傾斜コイル組 | |
JPH06261876A (ja) | 患者へ近接かつ開放的にアクセス可能にするmriのc字型磁石中への患者の側方装填 | |
JP2003527187A (ja) | 磁気共鳴撮像装置及び方法 | |
JP4782702B2 (ja) | 固定及び移動部分を備える、mriシステム用rfコイルシステム | |
JPH01242056A (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
JP2005028139A (ja) | 寝台移動式mri向けのスライス選択磁化プリパレーションの方法及び装置 | |
JP2003230549A (ja) | Mr画像のアーチファクト抑制のための個別仕様空間飽和パルスシーケンス | |
WO2006088453A1 (en) | Method of using a small mri scanner | |
US9797973B2 (en) | MR imaging with extended field of view | |
US7436178B2 (en) | Fast continuous moving bed magnetic resonance imaging with multiple stationary receive coils for sense reconstruction | |
US8816687B2 (en) | Top plate for magnetic resonance imaging apparatus, frame for top plate set of magnetic resonance imaging apparatus and magnetic resonance imaging apparatus | |
JP3779036B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
JP2008005999A (ja) | Mri装置 | |
JP3796389B2 (ja) | 磁気共鳴撮影装置 | |
JP4601933B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置及び高周波受信コイル | |
JP4233699B2 (ja) | 磁場形成装置および磁気共鳴撮像装置 | |
CN218606594U (zh) | 扫描床组件及磁共振设备 | |
JP5202939B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20041206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060718 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061006 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061205 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |