JP3891651B2 - 車両用走行制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用走行制御装置に関し、より詳細には、アイドル回転数を制御し、いわゆるクリープ現象による車両の走行を制御する車両用走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、自動変速機を備えた車両においては、エンジンのアイドル運転中、自動変速機の変速位置が走行位置にある場合に、エンジンの回転が車輪に伝わり車両が低速で動くクリープ現象が発生する。
【0003】
このクリープ現象によって、車両を低速走行させることができるため、車両の車庫入れ時や渋滞走行時等にはクリープ現象を利用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら現状としては、クリープ現象による車両の走行(以下、クリープ走行と記す)は、直接的には何ら制御されておらず、間接的にアイドルスピードコントロールバルブ(以下、ISCVと記す)によって、アイドル回転数が所定の目標回転数となるように制御されているのが現状である。
【0005】
そのため、乗員の多い場合や上り傾斜走行の場合等、通常時以上に車輪に伝える駆動力を必要とする場合であったとしても、駆動力は通常時とあまり変わらず、従って、安定したクリープ走行を確保することは困難である。
特に、最近の車両にはRV車等、多目的車両が多くなり、車両自体以外の重量(乗員や荷物等)の占める比重が大きくなり、走行の度に、荷物等を含めた車両全体の重量が大きく変化するといったことが多くなってきており、安定したクリープ走行の確保はより困難になってきている。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、その時々の乗員及び荷物を含めた車両全体の重量や、路面状況(傾斜のある道や、砂利道等)等に関わらず、安定したクリープ走行が可能となる車両用走行制御装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成するために本発明に係る車両用走行制御装置(1)は、自動変速機を備えた車両に設けられ、エンジンのアイドル運転を検出するアイドル運転検出手段によりエンジンのアイドル運転が検出されている場合、アイドル回転数が所定の目標アイドル回転数となるようにISCVの開度を制御するアイドル回転数制御手段を備えた車両用走行制御装置において、前記自動変速機の変速位置が走行位置になっているか否かを判定する変速位置判定手段と、該変速位置判定手段により前記自動変速機の変速位置が前記走行位置にあると判定され、しかも前記車両を停止させる制動装置の作動状態を検出する制動状態検出手段により前記制動装置が非作動状態であることが検出されている場合に、前記車両の速度を検出する速度検出手段により検出された車両速度が所定の目標車両速度となるように前記目標アイドル回転数を設定する目標アイドル回転数設定手段と、前記アイドル運転検出手段がアイドル運転の解除を検出した場合、前記速度検出手段により検出された車両速度の上昇に応じて、前記ISCVを閉じるように制御していく減少手段とを備えていることを特徴としている。
【0008】
上記車両用走行制御装置(1)によれば、エンジンのアイドル運転中、前記自動変速機の変速位置が走行位置にあり、しかも前記制動装置が非作動状態である場合、すなわちクリープ走行が発生する可能性がある場合に、車両速度が所定の目標車両速度となるように前記目標アイドル回転数を設定することにより、その時々の車両全体の重量や路面状況等に関わらず、安定したクリープ走行を実現することができる。
【0009】
例えば、車両全体の重量が通常時より増大している(乗員数及び/又は荷物が多い)場合、車両速度は通常時よりダウンしてしまうが、ダウンした速度分に応じて、前記目標アイドル回転数を増大させることにより、車両速度を通常時と略同一にすることができ、安定したクリープ走行を確保することが可能となる。
【0010】
さらに、上記車両用走行制御装置(1)によれば、アイドル運転の解除(アク セルペダルの踏み込み、すなわちスロットルバルブの開放)時に、一時に前記ISCVを閉じるのではなく、車両速度の上昇に応じて、徐々に前記ISCVを閉じていく。これにより、エンジン回転数の過度の落ち込みを防止することができる。
【0011】
また本発明に係る車両用走行制御装置(2)は、自動変速機を備えた車両に設けられ、エンジンのアイドル運転を検出するアイドル運転検出手段によりエンジンのアイドル運転が検出されている場合、アイドル回転数が所定の目標アイドル回転数となるようにISCVの開度を制御するアイドル回転数制御手段を備えた車両用走行制御装置において、前記自動変速機の変速位置が走行位置になっているか否かを判定する変速位置判定手段と、該変速位置判定手段により前記自動変速機の変速位置が前記走行位置にあると判定され、しかも前記車両を停止させる制動装置の作動状態を検出する制動状態検出手段により前記制動装置が非作動状態であることが検出されている場合に、前記車両の速度を検出する速度検出手段により検出された車両速度が所定の目標車両速度となるように前記目標アイドル回転数を設定する目標アイドル回転数設定手段と、前記アイドル運転検出手段がアイドル運転の解除を検出した場合、前記速度検出手段により検出された車両速度の上昇に応じて、前記アイドル回転数制御手段によって開かれていた前記ISCVを閉じるように制御していく減少手段とを備えていることを特徴としている。
【0012】
上記車両用走行制御装置(2)によれば、エンジンのアイドル運転中、前記自動変速機の変速位置が走行位置にあり、しかも前記制動装置が非作動状態である場合、すなわちクリープ走行が発生する可能性がある場合に、車両速度が所定の目標車両速度となるように前記目標アイドル回転数を設定することにより、その時々の車両全体の重量や路面状況等に関わらず、安定したクリープ走行を実現することができる。
【0013】
さらに、上記車両用走行制御装置(2)によれば、アイドル運転の解除(アクセルペダルの踏み込み、すなわちスロットルバルブの開放)時に、一時に前記アイドル回転数制御を中止するのではなく、車両速度の上昇に応じて、徐々に前記アイドル回転数制御手段によって開かれていた前記ISCVを閉じていく。これにより、エンジン回転数の過度の落ち込みを防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両用走行制御装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施の形態(1)に係る車両用走行制御装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【0015】
エンジン1からの駆動力を車輪3に伝達する自動変速機2を備えた車両であり、エンジン1には、スロットル開度センサ6とスロットルバルブの全閉時にオン状態となるアイドルスイッチ7とが配設されている。また、自動変速機2には、その変速位置がエンジンの駆動力を車輪3に伝達しないニュートラル位置になっているときにオン状態となるニュートラルスイッチ8と車両速度を検出するための車速センサ9とが配設されている。
【0016】
そして、これらスロットル開度センサ6、アイドルスイッチ7、ニュートラルスイッチ8、車速センサ9はアイドル回転数を制御する制御手段5に接続されている。また、当該車両の制動装置4の作動時にオン状態となるブレーキスイッチ10も制御手段5に接続されている。
【0017】
制御手段5は、上記各種センサやスイッチ類からの検出信号より、前記車両の走行状態を検出し、検出された走行状態に基づいて、アイドル運転時にISCVの開度を調整して、エンジン1の回転数を制御するアイドル回転数制御等を実行する。
【0018】
次に、上記実施の形態(1)に係る車両用走行制御装置における制御手段5の動作を図2に示したフローチャートに基づいて説明する。
まずステップ1において、自動変速機2に設けられたニュートラルスイッチ8がオン状態か否かを判断する。オフ状態であると判断すれば、ステップ2に移り、一方、オン状態であると判断すれば、前記動作を終了する。
【0019】
ステップ2では、ブレーキスイッチ10がオン状態であるか否かを判断する。オフ状態であると判断すれば、すなわちクリープ現象により車両が走行可能な状態であると判断すれば、ステップ3に移り、一方、オン状態であると判断すれば、前記動作を終了する。
【0020】
ステップ3では、アイドルスイッチ7がオン状態(すなわち、スロットルバルブが全閉状態)であるか否かを判断する。オン状態であると判断すれば、ステップ4に移り、一方、オフ状態であると判断すれば、前記動作を終了する。
【0021】
ステップ4では、車速センサ9から車両速度vを取り込み、次にステップ5において、所定の目標速度v’から速度vを差し引いた値Δvを算出し、次にステップ6において、Δvに基づいて目標アイドル回転数を設定する。すなわち、Δvが正であれば、速度vが目標速度v’に達していないので、前記目標アイドル回転数を増大させ、逆に、Δvが負であれば、速度vが目標速度v’をオーバーしているので、前記目標アイドル回転数を減少させる。例えば、Δvがプラス(マイナス)1km/hであれば、前記目標アイドル回転数を5%増大させ(減少させ)、Δvがマイナス(プラス)0.5km/hであれば、前記目標アイドル回転数を1%減少させる(増大させる)。
次にステップ7では、設定された目標アイドル回転数となるようにするためのISCVの制御量を求め、求められた制御量にてISCVの開度を調整し、アイドル回転数を制御する。
【0022】
また、制御手段5は、アイドルスイッチ7がオン状態からオフ状態となった場合に、一時にISCVを閉じるのではなく、車速センサ9により検出される車両速度の上昇に応じて、徐々にISCVを閉じるように制御していくものである。
【0023】
上記実施の形態(1)に係る車両用走行制御装置によれば、エンジンのアイドル運転中、自動変速機2の変速位置が走行位置にあり、しかも制動装置4が非作動状態である場合、すなわちクリープ走行が発生する可能性がある場合に、車両速度に応じて、前記目標アイドル回転数を増減させることにより、その時々の車両全体の重量や路面状況等に関わらず、安定したクリープ走行を実現することができる。
【0024】
例えば、車両全体の重量が通常時より増大している(乗員数及び/又は荷物が多い)場合、車両速度は通常時よりダウンしてしまうが、ダウンした速度分に応じて、前記目標アイドル回転数を増大させることにより、車両速度を通常時と略同一にすることができ、安定したクリープ走行を確保することが可能となる。
【0025】
さらに、上記実施の形態(1)に係る車両用走行制御装置によれば、アイドルスイッチ7がオン状態からオフ状態となった場合に、一時にISCVを閉じるのではなく、車速センサ9により検出される車両速度の上昇に応じて、徐々にISCVを閉じるように制御する。これにより、エンジン回転数の過度の落ち込みを防止することができる。
【0026】
図3は、実施の形態(2)に係る車両用走行制御装置の要部を概略的に示したブロック図である。ここでは、図1に示した車両用走行制御装置と同様の構成については、その説明を省略する。
【0027】
実施の形態(2)に係る車両用走行制御装置では、予め作成しておいたクリープ走行開始からの時間と目標車両速度vCとの関係を示すマップを記憶するマップ記憶手段11が、制御手段15に接続され、前記マップに基づいて目標アイドル回転数が制御される点において、実施の形態(1)に係る車両用走行制御装置と相違している。表1は、前記マップの一例を示した表である。
【0028】
【表1】
制御手段15は、上記各種センサやスイッチ類からの検出信号より、当該車両の走行状態を検出し、検出された走行状態と前記マップとを比較し、その比較結果に基づいて、アイドル運転時にISCVの開度を調整して、エンジン1の回転数を制御するアイドル回転数制御等を実行する。
【0029】
次に、上記実施の形態(2)に係る車両用走行制御装置における制御手段15の動作を図4に示したフローチャートに基づいて説明する。
まずステップ11において、カウンタCを0とし、ステップ12に進む。
【0030】
ステップ12では、自動変速機2に配設されたニュートラルスイッチ8がオン状態か否かを判断する。オフ状態であると判断すれば、ステップ13に移り、一方、オン状態であると判断すれば、前記動作を終了する。
【0031】
ステップ13では、ブレーキスイッチ10がオン状態であるか否かを判断する。オフ状態であると判断すれば、すなわちクリープ現象により車両が走行可能な状態であると判断すれば、ステップ14に移り、一方、オン状態であると判断すれば、前記動作を終了する。
【0032】
ステップ14では、アイドルスイッチ7がオン状態(すなわち、スロットルバルブが全閉状態)であるか否かを判断する。オン状態であると判断すれば、ステップ15に移り、一方、オフ状態であると判断すれば、前記動作を終了する。
ステップ15では、カウンタCに1を加え、次にステップ16において、タイマtを0とし、ステップ17に進む。ステップ17では、タイマtが1秒経過したか否かを判断する。1秒経過と判断すれば、ステップ18に移り、一方、1秒経過していないと判断すれば、ステップ17に戻る。
【0033】
ステップ18では、車速センサ9から車両速度vを取り込み、次にステップ19において、マップ記憶手段11からカウンタC(すなわち、クリープ走行開始からの時間)に対応する目標車両速度vCを取り込み、次にステップ20において、目標車両速度vCから速度vを差し引いた値Δvを算出し、次にステップ21において、Δvに基づいて目標アイドル回転数を設定する。すなわち、Δvが正であれば、速度vが目標車両速度vCに達していないので、前記目標アイドル回転数を増大させ、逆に、Δvが負であれば、速度vが目標車両速度vCをオーバーしているので、前記目標アイドル回転数を減少させる。例えば、Δvがプラス(マイナス)1km/hであれば、前記目標アイドル回転数を5%増大させ(減少させ)、Δvがマイナス(プラス)0.5km/hであれば、前記目標アイドル回転数を1%減少させる(増大させる)。
【0034】
次にステップ22において、設定された目標アイドル回転数となるようにするためのISCVの制御量を求め、求められた制御量にてISCVの開度を調整し、アイドル回転数を制御する。次にステップ23において、カウンタCが所定回数k(ここでは、kは3)以上であるか否かを判断する。所定回数k以上であると、判断すれば、前記動作を終了し、一方、所定回数k未満であると、判断すれば、ステップ15に戻る。
【0035】
例えば、クリープ走行開始からの時間が2秒(カウンタCが2)の時に、車速センサ9から取り込んだ速度vが1.5km/hである場合、マップ(表1参照)に示される目標車両速度vC =2(=2km/h)よりも速度vが小さいので、前記目標アイドル回転数は増大される。
【0036】
また、制御手段15は、アイドルスイッチ7がオン状態からオフ状態となった場合に、一時にISCVを閉じるのではなく、車速センサ9により検出される車両速度の上昇に応じて、徐々にISCVを閉じるように制御していくものである。
【0037】
上記実施の形態(2)に係る車両用走行制御装置によれば、クリープ走行開始からの時間と目標車両速度vCとの関係を示すマップに基づいて、前記目標アイドル回転数を増減することにより、クリープ走行開始から定常走行までの速度制御をスムーズに行なうことができる。
【0038】
例えば、クリープ走行開始からの時間に関わらず、目標とする車両速度を4km/hであるとすると、クリープ走行開始直後の車両速度が1km/hである場合には、目標速度4km/hと前記車両速度1km/hとの差が3km/hとなり、その差を一時に埋めるように、前記目標アイドル回転数を増大させると、乗員に違和感を与えてしまう虞がある。しかしながら、本装置を採用することによって、その問題を解消することができる。
【0039】
さらに、上記実施の形態(2)に係る車両用走行制御装置によれば、アイドルスイッチ7がオン状態からオフ状態となった場合に、一時にISCVを閉じるのではなく、車速センサ9により検出される車両速度の上昇に応じて、徐々にISCVを閉じるように制御する。これにより、エンジン回転数の過度の落ち込みを防止することができる。
【0040】
上記実施の形態(1)又は(2)に係る車両用走行制御装置では、アイドルスイッチ7がオン状態からオフ状態となった場合に、車速センサ9により検出され る車両速度の上昇に応じて、徐々にISCVを閉じるように制御する場合について説明しているが、車速センサ9により検出される車両速度でなく、スロットル開度センサ6により検出されるスロットルバルブの開度を利用しても、前記制御を実行し、同様の効果を発揮させることができる。また、エンジン1にエンジン回転数センサを装備し、該エンジン回転数センサにて検出されるエンジン回転数を利用しても、前記制御を実行し、同様の効果を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態(1)に係る車両用走行制御装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】 実施の形態(1)に係る車両用走行制御装置における制御手段の動作を示したフローチャートである。
【図3】 実施の形態(2)に係る車両用走行制御装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図4】 実施の形態(2)に係る車両用走行制御装置における制御手段の動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン
2 自動変速機
3 車輪
4 制動装置
5、15 制御手段
6 スロットル開度センサ
7 アイドルスイッチ
8 ニュートラルスイッチ
9 車速センサ
10 ブレーキスイッチ
11 マップ記憶手段
Claims (2)
- 自動変速機を備えた車両に設けられ、
エンジンのアイドル運転を検出するアイドル運転検出手段によりエンジンのアイドル運転が検出されている場合、アイドル回転数が所定の目標アイドル回転数となるようにアイドルスピードコントロールバルブの開度を制御するアイドル回転数制御手段を備えた車両用走行制御装置において、
前記自動変速機の変速位置が走行位置になっているか否かを判定する変速位置判定手段と、
該変速位置判定手段により前記自動変速機の変速位置が前記走行位置にあると判定され、しかも前記車両を停止させる制動装置の作動状態を検出する制動状態検出手段により前記制動装置が非作動状態であることが検出されている場合に、前記車両の速度を検出する速度検出手段により検出された車両速度が所定の目標車両速度となるように前記目標アイドル回転数を設定する目標アイドル回転数設定手段と、
前記アイドル運転検出手段がアイドル運転の解除を検出した場合、前記速度検出手段により検出された車両速度の上昇に応じて、前記アイドルスピードコントロールバルブを閉じるように制御していく減少手段とを備えていることを特徴とする車両用走行制御装置。 - 自動変速機を備えた車両に設けられ、
エンジンのアイドル運転を検出するアイドル運転検出手段によりエンジンのアイドル運転が検出されている場合、アイドル回転数が所定の目標アイドル回転数となるようにアイドルスピードコントロールバルブの開度を制御するアイドル回転数制御手段を備えた車両用走行制御装置において、
前記自動変速機の変速位置が走行位置になっているか否かを判定する変速位置判定手段と、
該変速位置判定手段により前記自動変速機の変速位置が前記走行位置にあると判定され、しかも前記車両を停止させる制動装置の作動状態を検出する制動状態検出手段により前記制動装置が非作動状態であることが検出されている場合に、前記車両の速度を検出する速度検出手段により検出された車両速度が所定の目標車両速度となるように前記目標アイドル回転数を設定する目標アイドル回転数設定手段と、
前記アイドル運転検出手段がアイドル運転の解除を検出した場合、前記速度検出手段により検出された車両速度の上昇に応じて、前記アイドル回転数制御手段によって開かれていた前記アイドルスピードコントロールバルブを閉じるように制御していく減少手段とを備えていることを特徴とする車両用走行制御装置。
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JP21732997A JP3891651B2 (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 車両用走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP21732997A JP3891651B2 (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 車両用走行制御装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004059992A Division JP2004190685A (ja) | 2004-03-04 | 2004-03-04 | 車両用走行制御装置 |
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JPH1162672A JPH1162672A (ja) | 1999-03-05 |
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ID=16702478
Family Applications (1)
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JP21732997A Expired - Fee Related JP3891651B2 (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 車両用走行制御装置 |
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JP (1) | JP3891651B2 (ja) |
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1997
- 1997-08-12 JP JP21732997A patent/JP3891651B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1162672A (ja) | 1999-03-05 |
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