JP3890911B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上のサーバー装置からデータを取得して表示する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネット技術の発展に伴い、その汎用性、ネットワーク透過性の高さから、あらゆる機器にWebサーバーが搭載されるようになってきた。例えば、特開2000−200239号公報に記載の技術では、ネットワーク上のデバイスを管理する管理装置にWebサーバーを搭載することで、汎用ブラウザからの統一した操作性を実現している。また、特開2000−200270号公報には、プリンタ装置にWebサーバーを搭載することで、プリンタ装置の管理を直接、汎用ブラウザから行う技術が記載されている。
【0003】
上記二つの公報に記載の技術は、いずれも、機器操作や状態の表示といった、いわゆるユーザーインターフェースを実現する方法としてWebサーバーとブラウザを用いることで、専用のソフトウエアの開発を最小化しようとするものである。一方、特開平11−53277号公報に記載の技術では、複数のモジュールにWebサーバーを搭載して1つの機器を構成するとともに、専用及び汎用のブラウザからこれらサーバーをアクセスすることで、機能拡張性の高い装置を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように機器のユーザーインターフェース部としてWebサーバー及びブラウザを用いることにより、機器の開発工数を削減するとともに、拡張性、汎用性を改善することができる。しかしながら、一方で、サーバーとの通信異常が発生した場合の表示に制限が生じるという課題がある。即ち、従来の情報処理装置においては、マウスやタッチパネルなどの入力デバイス操作がサーバーへのデータ送信要求となり、その応答としてサーバーから送信されたデータを取得して表示する。このとき、データ取得中にエラーが発生した場合は、サーバーから送信されたデータ又はブラウザ側で予め保持しているエラー画面が表示される。
【0005】
図19は情報処理装置に搭載される一般的なWebブラウザの処理手順を示すフローチャートである。先ず、データ取得要求の指示を待ち(ステップS1)、この指示待ちの状態において、ユーザ操作によりデータ取得要求がなされと、指定のサーバー装置に対してデータ送信要求を行う(ステップS2)。
【0006】
次に、サーバー装置からのデータ送信を待ち(ステップS3)、実際にサーバー装置からのデータ送信を確認すると、その送信されたデータを取得し(ステップS4)、これを表示する(ステップS5)。
【0007】
また、サーバー装置との通信(ステップS3でのデータ送信待ち)においてHTTPエラーが発生した場合(ステップS6でYESの場合)は、「エラー表示制御処理1」を行う(ステップS7)。
【0008】
ここで、サーバー装置との間で通信エラーが発生した場合は、通常、ステータスコードとエラー通知データがサーバー装置からデータ送信要求元の装置に送信される。例えば、HTTP ステータスコードが「400」である場合には、”Bad request from client”の意味となり、その旨を示すHTML(Hyper Text Markup Language)ファイルが送信される。また、サーバー装置の電源がOFF状態であったり、ネットワークケーブルが抜けていたりした場合は通信のタイムアウトエラーが検出される。
【0009】
そこで、ステップS7での「エラー表示制御処理1」では、図20に示すように、エラーの種別が通信エラーであるかどうかを確認し(ステップS701)、通信エラーである場合は、サーバー装置から送信されるエラー通知データを取得した後、そのエラー通知データを用いてエラー画面を表示する(ステップS701,S703)。また、エラーの種別が通信のタイムアウトエラーである場合(ステップS704でYESの場合)は、予めWebブラウザが保持するタイムアウトエラー用のデータを用いてエラー画面を表示する(ステップS705)。また、通信エラー及び通信のタイムアウトエラーのいずれにも該当しないエラーである場合は、内部エラー用のデータを用いてエラー画面を表示する(ステップS706)。
【0010】
ここで、情報処理装置を利用するユーザに対しては、現在の表示内容と、取得しようとするデータに応じて、表示するエラー画面が選択されることが望ましい。例えば、ある画面操作により別の画面表示に移行する際のエラーでは、その後、どのような操作をすべきかを表示(ガイダンス表示)すべきである。しかしながら、上記図19及び図20に示す一般的なブラウザの処理フローでは、サーバー装置が通知する通信エラー以外は、ブラウザが固定的に保持するエラー画面を表示するだけであるため、その時々の状況(操作状況、装置状況、ネットワーク状況など)に応じた適切なエラー画面の表示が実現されていなかった。
【0011】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、その時々の状況に応じて適切なエラー画面を表示することができる情報処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る情報処理装置は、ネットワークに接続されたサーバー装置からデータを取得する取得手段と、この取得手段で取得したデータを表示する表示手段と、取得手段で取得したデータを解析することにより、当該取得したデータに含まれるエラー表示制御情報を抽出する解析手段と、解析手段で抽出したエラー表示制御情報を保持する保持手段と、サーバー装置への接続に際してエラーが発生した場合に、保持手段で保持したエラー表示制御情報に基づくエラー画面を表示手段に表示させるエラー表示制御手段とを備えた構成となっている。
【0013】
上記構成の情報処理装置においては、ネットワークに接続されたサーバー装置から取得手段によってデータが取得されると、その取得したデータが解析手段で解析される。このとき、取得データにエラー表示制御情報が含まれていると、そのエラー表示制御情報が解析手段によって抽出され、かつ抽出されたエラー表示制御情報が保持手段で保持される。そして、サーバー装置への接続に際してエラーが発生した場合は、保持手段に保持されたエラー表示制御情報に基づくエラー画面がエラー表示制御手段によって表示手段に表示される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0015】
図1は本発明の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成図である。図示した情報処理装置1は、CPU(中央演算処理装置)2、ROM(Read-Only Memory)3、RAM(Random Access Memory)4、HDD(ハードディスクドライブ)5、ネットワークインターフェース6、入力部7、表示部8等を備えて構成されている。
【0016】
CPU2は、ROM3に格納された情報処理装置の制御プログラムに従って種々の処理を実行するものである。RAM4は、CPU2がROM3に格納された制御プログラムに従って処理を実行する際に作業データを格納するものである。HDD5は、各種のデータを記憶(保持)するものである。ネットワークインターフェース6は、ネットワークを介したデータ通信を実現するものである。このネットワークインターフェース6を通して受け取ったデータはHDD5に記憶される。入力部7は、例えばタッチパネルスイッチ、専用ボタン等からなるもので、自装置の設定入力、制御指示の入力など、各種の情報入力を行うものである。表示部8は、例えばディスプレイ、表示パネル等からなるもので、自装置の状態表示など、各種の情報表示を行うものである。
【0017】
図2は本発明に係る情報処理装置を用いた情報処理システムの一例を示す概略構成図である。図2において、情報処理装置1は、例えば、ネットワーク通信機能を備えたデジタル複写機によって構成されたものである。この情報処理装置1には、Webサーバー11とWebブラウザ12が表示機能として具備されている。また、情報処理装置1は、例えばLAN(Local Area Network)からなるネットワーク13に接続されている。
【0018】
ネットワーク13上には、上述した情報処理装置1の他に、Webサーバー14を搭載したパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の外部装置15と、Webサーバー16を搭載したデジタル複写機等の外部装置17とが接続されている。情報処理装置1を利用するユーザは、Webブラウザ12を操作することにより、複数の外部装置15,17のWebサーバー14,16で構成された表示データを取得してWebブラウザ12で表示を行うことができる。よって、このユーザに対しては、ネットワーク13上に存在する複数の機器を組み合わせた単一のシステム操作を提供することができる。
【0019】
図3は本発明の実施形態に係る情報処理装置の機能ブロック図である。この機能ブロック図で示した各々の機能手段(21〜25)は、先の図1に示すハードウェア構成によって実現されるものである。図3において、取得手段21は、ネットワークに接続されたサーバー装置からデータを取得するもので、表示手段22は、取得手段21で取得したデータを表示するものである。解析手段23は、取得手段21で取得した表示データを解析することにより、その取得したデータに含まれるエラー表示制御情報を抽出するものである。エラー表示制御情報は、エラー表示条件と、当該エラー表示条件に対応するエラー表示データ又は当該エラー表示データの保存場所とを含むものである。保持手段24は、解析手段23で抽出したエラー表示制御情報を保持するものである。エラー表示制御手段25は、保持手段24で保持したエラー表示制御情報に基づくエラー画面を表示手段22に表示させるものである。以下に、これらの機能手段によって行われる情報処理装置の処理手順について説明する。
【0020】
図4は本発明の実施形態に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。先ず、データ取得要求の指示を待ち(ステップS11)、この指示待ちの状態において、ユーザからの指示が、マウス、タッチパネルスイッチ又は専用ボタンなどの入力部で検出されると、データ取得要求ありと判断し(ステップS11でYESと判断し)、指定のサーバー装置に対してデータ送信要求を行う(ステップS12)。ここで、データ送信元となるサーバー装置の場所は、インターネットアドレスとして、例えば、“server1@xxxx.co.jp”のように指定される。また、取得対象となるデータの場所は、上述のように指定されたサーバー装置上で、例えば、“/dir1/document1.htm”のように指定される。
【0021】
一般的には、WebブラウザとWebサーバーとの間は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)が通信プロトコルとして用いられる。この場合、前述したデータ送信要求は、例えば “GET /dir1/document1.htm”というメソッドとして”server1@xxxx.co.jp”へ送信される。
【0022】
一方、情報処理装置からのデータ送信要求を受けたサーバー装置では、指定された場所の電子データを、データ送信要求への応答データとして送信(返信)する。これに対して、画像処理装置(Webブラウザ)側では、上述のようにデータ送信要求を行った後、サーバー装置からデータ送信を待ち(ステップS13)、実際にサーバー装置からのデータ送信を確認すると、その送信されたデータを取得する(ステップS14)。
【0023】
次いで、先のステップS14で取得したデータを解析した後(ステップS15)、その解析結果に基づいて「エラー表示制御情報の抽出処理」を行う(ステップS16)。その後、先のステップS14で取得したデータを表示する(ステップS17)。なお、ステップS16での「エラー表示制御情報の抽出処理」については、後段で詳しく説明する。
【0024】
一方、サーバー装置との通信(ステップS13でのデータ送信待ち)においてHTTPエラーが発生した場合(ステップS18でYESの場合)は、「エラー表示制御処理2」を行う(ステップS19)。このステップS19での「エラー表示制御処理2」については後段で詳しく説明する。
【0025】
図5は「エラー表示制御情報の抽出処理」の手順を示すフローチャートである。先ず、先のステップS15におけるデータの解析結果に基づいて、エラー表示条件が指定されているかどうかを判断する(ステップS21)。
【0026】
ここで、エラー表示条件は、情報処理装置からのデータ送信要求への応答としてサーバー装置から送信されるデータの中で、当該データのヘッダ情報に含んで送信される。また、エラー表示条件に対応するエラー表示データ又は当該エラー表示データの保存場所も、エラー表示条件と一緒にサーバー装置からの送信データのヘッダ情報に含んで送信される。これらのエラー表示条件と、これに対応するエラー表示データ又は当該エラー表示データの保存場所とは、エラー表示制御情報としてサーバー装置からの送信データに含まれるものである。
【0027】
そうした場合、ステップS21では、サーバー装置から送信されたデータのヘッダ情報を参照し、そのヘッダ情報の中でエラー表示条件が指定されているかどうかを判断する。そして、エラー表示条件が指定されている場合は、そのエラー表示条件をデータのヘッダ情報から抽出し(ステップS22)、これを保持(記憶)する(ステップS23)。
【0028】
続いて、先のステップS15におけるデータの解析結果に基づいて、エラー表示データの保存場所が指定されているかどうかを判断し(ステップS24)、指定されている場合は、そのエラー表示データの保存場所を抽出し(ステップS25)、これを先のステップS22で抽出したエラー表示条件と対応付けて保持する(ステップS26)。
【0029】
また、エラー表示データの保存場所が指定されていない場合は、エラー表示データそのものをデータのヘッダ情報から抽出し(ステップS27)、これを先のステップS22で抽出したエラー表示条件と対応付けて保持する(ステップS28)。このようにエラー表示制御情報にエラー表示データそのものを含ませ、このエラー表示データを抽出して自装置内に保持しておくことにより、このエラー表示データを用いてエラー画面を表示する場合に、エラー表示データを外部の装置(サーバー装置)から取得する必要がない。よって、エラー画面の表示を迅速かつ適切に行うことが可能となる。
【0030】
図6〜図9はエラー表示制御情報の具体的な指定例を示すもので、いずれの例でも、サーバー装置から取得したデータがHTML形式で記述されている場合を想定している。
【0031】
図6に示す例では、データの先頭のMETAタグにてエラー表示条件とその値が指定されている。エラー表示条件は、エラーの種別(Error-Type)を規定する第1の条件とこれ以外の条件、即ちサーバー装置名(Server-Name)、サーバー装置を特定するアドレス情報(www.sample.co.jp)、サーバー装置へのアクセス回数(Access-Num)、取得対象データの表示面積(Display-Width,Display-Height)、取得対象データの種類(Content-Type)、取得対象データの保存場所(Content-Path)を規定する第2の条件とによって指定されている。第2の条件については、上述した各種の項目の中の一つを用いて規定してもよいし、複数の項目を用いて規定してもよい。また、エラー表示データの保存場所はhttp://server2/error1.htmのようにURL(Uniform Resource Identifier)で指定されている。ここでは、エラー表示データが外部のサーバー装置上に保存されていることが示されている。ちなみに、取得対象データとは、サーバー装置との間で通信のエラーが発生する前に、当該サーバー装置に対して情報処理装置が送信要求を行ったデータをいう。
【0032】
図7に示す例では、図6の場合と同様に、データの先頭のMETAタグにてエラー表示条件が指定されている。ただし、エラー表示データの保存場所の替わりに、エラー表示データそのものが<BODY>〜</BODY>の間に記述されている。
【0033】
図8に示す例では、複数のデータファイルからなる画面表示を行うFRAMEタグの定義においてエラー表示条件を指定する方法を示している。これは、図10に示すように複数(図例では3つ)のデータ1,2,3によってデータ0を構築した場合のデータ構成において、データ0に相当する。これらのデータ0,1,2,3は、ネットワークに接続された複数のサーバー装置No.1,No.2,No.3に分散して保持される。よって、このエラー表示条件は、データ0に記述されるデータ1,2,3を取得する際のエラー発生に適用することができる。エラーの種別は、ERROR=”xxx”で記述され、エラー表示メッセージの保存場所は、CONTENT=”xxx”で記述されている。
【0034】
図9に示す例では、図8の場合と同様に、複数のデータファイルからなる画面表示を行うFRAMEタグの定義においてエラー表示条件を指定する方法を示している。ただし、エラー表示データの保存場所の替わりに、エラー表示データそのものが<BODY>〜</BODY>の間に記述されている。
【0035】
以上のようなエラー表示条件と及びエラー表示データは、図11に示すように、エラー表示管理テーブルに対応付けられて登録される。このエラー表示管理テーブルの中の「番号」は、複数のエラー表示条件をまとめた管理番号であり、登録時に採番される。「条件タイプ」及び「値」は、前述したエラー表示条件に該当するものである。また、「条件タイプ」の欄に格納された「Error-Type」はエラーの種別を規定する第1の条件に相当するもので、それ以外(Access-Num,Display-Width)は第2の条件に相当するものである。「エラー表示データの保存場所」は、例えばURL文字列であれば、ネットワーク上のサーバー装置内に存在することを示し、メモリー上のアドレス値又はハードディスク上のファイル名ならば、既に自装置に保持されていることを示す。「アクセスカウント」は、エラー表示条件がサーバー装置へのアクセス回数である場合の、現在のアクセスカウント値を示すもので、この欄に格納されるアクセスカウント値は、サーバー装置へアクセスする度にカウントアップされる。「表示面積」は、エラー表示条件が表示幅又は表示高さである場合に、取得しようとするデータに割り当てられた表示面積を示すもので、この欄には具体的な表示面積データが格納される。
【0036】
図12は「エラー表示制御処理2」の手順を示すフローチャートである。先ず、エラー表示条件が保持されているかどうかを判断し(ステップS31)、保持されていると判断した場合は、その保持されたエラー表示条件の中で先のステップS18で検出したエラーの内容に一致するエラー表示条件があるかどうかを判断する(ステップS32)。ステップS31でエラー表示条件が保持されていないと判断した場合、又はステップS32で一致するエラー表示条件がないと判断した場合は、「エラー表示制御処理1」を行う(ステップS33)。この「エラー表示制御処理1」は、図19におけるステップS7の処理(エラー表示制御処理1)と同様であるため、詳しい説明は省略する。
【0037】
ここで、ステップS31での判断処理は、先の図11に示したエラー表示管理テーブルの登録内容と実際に発生したエラーの内容を比較することにより行われる。例えば、発生したエラーの種別がサーバー装置との通信タイムアウトであれば、第1の条件となるError-Type =Timeoutを比較項目として参照し、この比較項目に属する他の条件(図11の例ではアクセス回数、表示面積)と一致すれば、当該エラー表示条件に対応するエラー表示データの保存場所を抽出する。
【0038】
一方、ステップS32の処理で一致するエラー表示条件があると判断した場合は、そのエラー表示条件に対応するエラー表示データが自装置内に保持されているかどうかを判断する(ステップS34)。ここで、エラー表示条件に対応するエラー表示データの保存場所は、前述のように自装置内のデータ保存場所を示すアドレス(メモリアドレス値等)か、ネットワーク上に存在するサーバー装置内のデータ保存場所を示すアドレス(URL文字列等)のいずれかで指定される。そこで、前者の形式で指定されている場合は、エラー表示データが自装置内に保持されていると判断し、後者の形式で指定されている場合は、エラー表示データが自装置内に保持されていないと判断する。
【0039】
ステップS34でエラー表示データが保持されていると判断した場合は、そのエラー表示データを、指定のデータ保存場所から読み出した後(ステップS35)、そのエラー表示データを用いてエラー画面を表示する(ステップS36)。また、ステップS34でエラー表示データが保持されていないと判断した場合は、そのエラー表示データの保存場所として指定されたサーバー装置にエラー表示データの送信要求を行う(ステップS37)。次いで、サーバー装置からのデータ送信待ちとなり(ステップS38)、データ送信が確認されるとこれを取得し(ステップS39)、その送信データ(サーバー装置から送信されたエラー表示データ)を用いてエラー画面を表示する(ステップS36)。
【0040】
このようにエラー表示データの保存場所としてネットワーク上のサーバー装置を指定し、このサーバー装置からエラー表示データを取得することにより、実際に発生したエラーに適合するエラー表示データを情報処理装置(自装置)が保持していなくても、当該エラー表示データが必要になった時点で、指定のサーバー装置からエラー表示データを取得することができる。
【0041】
また、サーバー装置から取得したエラー表示データを自装置内に保持しておけば、それ以後、このエラー表示データを用いてエラー画面を表示する際に、指定のサーバー装置からエラー表示データを取得する手間を省くことができる。
【0042】
また、或るサーバー装置からの送信データに含まれるエラー表示制御情報の中で、エラー表示データの保存場所を他のサーバー装置内のアドレス情報(URL等)で指定することにより、実際にエラーが発生したサーバー装置以外のサーバー装置からエラー表示データを取得する構成を採用することも可能である。かかる構成においては、接続先のサーバー装置の故障等が原因でエラーが発生した場合でも、そのエラー内容に適合するエラー表示データを他のサーバー装置から取得できるため、状況に応じた適切なエラー画面を表示することが可能となる。したがって、ネットワークシステム全体の信頼性を高めることができる。
【0043】
図13〜図17は本発明の実施形態に係る情報処理装置によって実現されるエラー画面の表示例を示すものである。図13の例では、サーバー装置名(又は当該サーバー装置を特定するアドレス情報)に応じてエラー表示を区別した場合を示している。ケース1は、例えばシステム全体を管理するサーバー装置に何らかの障害が発生したときに表示されるエラー画面である。この場合は、これ以上の継続操作ができないため、その旨のメッセージを表示している。ケース2は、システム全体を管理するサーバー装置から、さらに複数のサーバー装置へアクセスする場合のエラー発生時に表示されるエラー画面である。この場合は、他のサーバー装置を選択することで操作を継続できる可能性がある。そこで、サーバー装置の選択ボタンと合わせて、他のサーバー装置の選択を促すメッセージを表示している。また、ケース2では、システム全体を管理するサーバー装置からエラー表示データを取得できるので、他のサーバー装置が故障していてもエラー画面を表示することができる。これにより、同種のエラーであっても、アクセスするサーバー装置に応じてエラー画面を適宜切り換えることが可能になる。
【0044】
図14の例では、サーバー装置へのアクセス回数に応じてエラー表示を区別した場合を示している。ケース1は、アクセス回数が「1」のとき、すなわち電源投入後におけるサーバー装置への最初のアクセス時のエラーで表示されるエラー画面である。この場合は、単なる機器故障以外のサーバー装置若しくは情報処理装置の設定変更なども考慮しなければならない。ケース2は、アクセス回数が「2」以上のとき、即ち情報処理装置側での設定に問題がなく、サーバー装置側で何らかの障害が発生したときに表示されるエラー画面である。この場合はサーバー装置にエラー発生の原因があるため、その旨のメッセージを表示している。これにより、例えば、電源投入直後のサーバー装置へのアクセスと、それ以降のサーバー装置へのアクセスでエラー画面を適宜切り換えることが可能になる。
【0045】
図15の例では、取得対象データの表示面積に応じてエラー表示を区別した場合を示している。ケース1は、表示面積が小さい場合の対応として、限定された表示面積で必要最小限のメッセージのみをエラー画面として表示している。これに対して、ケース2は、表示面積に余裕がある場合の対応として、ケース1と同様のメッセージに加えて、継続操作用の案内メッセージとリセットボタンをエラー画面として表示している。これにより、同種のエラーであっても、取得対象データの表示面積の違いに応じてエラー画面を適宜切り換えることが可能になる。
【0046】
図16の例では、取得対象データの種類に応じてエラー表示を区別した場合を示している。ケース1は、サーバー装置から取得しようとしたデータがVideoファイルであった場合に、例えばそのデータを自装置で処理できないなどのエラー発生時に表示されるエラー画面であり、ケース2は、取得しようとしたデータの種類を特定できない場合に表示されるエラー画面である。これにより、同種のエラーであっても、取得対象データの種類の違いに応じてエラー画面を適宜切り換えることが可能になる。
【0047】
図17の例では、取得対象データの保存場所に応じてエラー表示を区別した場合を示している。ケース1及びケース2は、データの保存場所として指定されたサーバー装置の現在の状態に応じたエラーメッセージをエラー画面として表示している。これにより、同種のエラーであっても、取得対象データの保存場所の違いに応じてエラー画面を適宜切り換えることが可能になる。
【0048】
図18は「エラー表示制御情報の抽出処理」の他の手順を示すフローチャートである。先ず、図4のステップS15におけるデータの解析結果に基づいて、エラー表示条件が指定されているかどうかを判断し(ステップS41)、指定されている場合は、そのエラー表示条件を抽出し(ステップS42)、これを保持する(ステップS43)。
【0049】
続いて、上記ステップS15におけるデータの解析結果に基づいて、エラー表示データの保存場所が指定されているかどうかを判断し(ステップS44)、指定されている場合は、そのエラー表示データの保存場所として指定されたサーバー装置にエラー表示データの送信要求を行う(ステップS45)。次いで、サーバー装置からのデータ送信待ちとなり(ステップS46)、データ送信が確認されるとこれを取得して(ステップS47)、自装置内に保持する(ステップS48)。
【0050】
また、エラー表示データの保存場所が指定されていない場合は、エラー表示データそのものを取得対象データのヘッダ情報から抽出し(ステップS49)、これを先のステップS42で抽出したエラー表示条件と対応付けて保持する(ステップS50)。
【0051】
この図18に示す「エラー表示制御情報の抽出処理」を採用した場合は、エラー表示条件に対応するエラー表示データの保存場所が指定されている場合に、その保存場所として指定されたネットワーク上のサーバー装置から直ちにエラー表示データを取得して保持するため、先の図12に示すステップS36でエラー画面を表示するにあたって、その都度、指定のサーバー装置からエラー表示データを取得する必要(ステップS37〜S39の処理を行う必要)がなくなる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、取得手段がサーバー装置から取得したデータを解析手段で解析することにより、その取得したデータに含まれるエラー表示制御情報を抽出して保持手段に保持し、サーバー装置への接続に際してエラーが発生した場合は、保持手段で保持したエラー表示制御情報に基づくエラー画面をエラー表示制御手段が表示手段に表示させるため、その時々の状況に応じて適切なエラー画面を表示することが可能となる。その結果、エラー発生時におけるユーザの操作や対応の仕方を適切に誘導することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成図である。
【図2】 本発明に係る情報処理装置を用いた情報処理システムの一例を示す概略構成図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る情報処理装置の機能ブロック図である。
【図4】 本発明の実施形態に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャート図である。
【図5】 本発明の実施形態に係る「エラー表示制御情報の抽出処理」の手順を示すフローチャート図である。
【図6】 本発明の実施形態に係るエラー表示制御情報の具体的な指定例を示す図(その1)である。
【図7】 本発明の実施形態に係るエラー表示制御情報の具体的な指定例を示す図(その2)である。
【図8】 本発明の実施形態に係るエラー表示制御情報の具体的な指定例を示す図(その3)である。
【図9】 本発明の実施形態に係るエラー表示制御情報の具体的な指定例を示す図(その4)である。
【図10】 ネットワークにおけるデータ構成の一例を示す図である。
【図11】 エラー表示管理テーブルを示す図である。
【図12】 本発明の実施形態に係る「エラー表示制御処理2」の手順を示すフローチャート図である。
【図13】 本発明の実施形態に係るエラー画面の表示例を示す図(その1)である。
【図14】 本発明の実施形態に係るエラー画面の表示例を示す図(その2)である。
【図15】 本発明の実施形態に係るエラー画面の表示例を示す図(その3)である。
【図16】 本発明の実施形態に係るエラー画面の表示例を示す図(その4)である。
【図17】 本発明の実施形態に係るエラー画面の表示例を示す図(その5)である。
【図18】 本発明の実施形態に係る「エラー表示制御情報の抽出処理」の他の手順を示すフローチャートである。
【図19】 一般的なWebブラウザの処理手順を示すフローチャートである。
【図20】 「エラー表示制御処理」の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
21…取得手段、22…表示手段、23…解析手段、24…保持手段、25…エラー表示制御手段

Claims (6)

  1. ネットワークに接続されたサーバー装置からデータを取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得したデータを表示する表示手段と、
    前記取得手段で取得したデータを解析することにより、当該取得したデータに含まれるエラー表示制御情報を抽出する解析手段と、
    前記解析手段で抽出したエラー表示制御情報を保持する保持手段と、
    サーバー装置への接続に際してエラーが発生した場合に、前記保持手段で保持したエラー表示制御情報に基づくエラー画面を前記表示手段に表示させるエラー表示制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記エラー表示制御情報は、エラー表示条件と、当該エラー表示条件に対応するエラー表示データ又は当該エラー表示データの保存場所とを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記エラー表示制御手段は、前記サーバー装置への接続に際してエラーが発生した場合に、そのエラー内容に一致するエラー表示条件に対応したエラー表示データを用いて前記表示手段にエラー画面を表示させる
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記エラー表示条件は、
    エラーの種別を規定する第1の条件と、
    サーバー装置名、サーバー装置を特定するアドレス情報、サーバー装置へのアクセス回数、取得対象データの表示面積、取得対象データの種類、取得対象データの保存場所のうちの少なくとも一つを規定する第2の条件と
    によって決定される
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  5. 前記エラー表示制御手段は、前記エラー制御情報に含まれるエラー表示データの保存場所として指定されたサーバー装置から当該エラー表示データを取得する
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  6. 前記エラー表示制御手段は、エラーが発生したサーバー装置以外のサーバー装置から前記エラー表示データを取得する
    ことを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
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