JP3888816B2 - ヘッドのロード/アンロード制御方法及び記憶装置 - Google Patents
ヘッドのロード/アンロード制御方法及び記憶装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶媒体を読み取るヘッドを、不必要な時に、記憶媒体外に退避するためのヘッドのロード/アンロード制御方法及び記憶装置に関する。
【0002】
記憶媒体を読み取るヘッドを有する記憶装置は、広く利用されている。例えば、コンピュータの記憶装置として、利用されている磁気ディスクドライブは、磁気ディスクと、磁気ディスクをリード/ライトするヘッドと、磁気ディスクのトラックにヘッドを位置つけるVCMアクチュエータとを備えている。このディスクドライブの記録密度が飛躍的に増大している。このための小型のディスクドライブが開発されている。小型のディスクドライブは、単独で携帯可能であり、又、携帯可能なハンドヘルドコンピュータの外部記憶装置にも利用されている。
【0003】
【従来の技術】
ハードディスク装置は、磁気ディスクと、磁気ヘッドと、VCMアクチュエータと、フレクチャ(サスペンション)とを備えている。このハードディスク装置では、近年の磁気ディスクの高密度化に伴い、磁気ディスクに対する磁気ヘッドの浮上量が小さくなっている。このため、若干の振動でも、磁気ヘッドと磁気ディスクが接触し、両者を損傷する。
【0004】
これを防止するため、磁気ディスクの外側の位置に、ランプ部材を設け、非動作時に、ヘッドをこのランプ部材の位置に、退避する動作(これをアンロード動作という)を行うハードディスク装置が提案されている(例えば、特開平6ー60578号公報等)。
【0005】
近年のハードディスク装置や、これを内蔵する電子装置(コンピュータ等)は、携帯されるようになっている。このため、ハードディスク装置は、外部から振動を受けやすい環境で使用される。又、電子装置は、電池駆動されるため、電源容量が限られている。このため、消費電力を低減することが望まれている。
【0006】
この要求に応じて、従来のかかる記憶装置では、アクセス(入出力コマンド)が継続して到来しない継続時間を計数し、継続時間が所定時間に到達した時に、前述のアンロード動作を行い、ヘッドを磁気ディスクから退避することが行われていた。この方法は、アクセスが所定時間ない時に、ヘッドを磁気ディスクから退避するため、外部から振動が与えられても、損傷を防止できる。又、ランプ部材で機械的に支持されているため、VCMに駆動電流を流す必要がないので、消費電力を低減できる。又、アクセスが到来した時は、ヘッドをランプ部材から磁気ディスクに復帰する(これをロードという)ことにより、使用時のみヘッドをロードする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術では、次の問題があった。
(1) 従来の技術では、アクセスがなくなってからアンロードを開始するまでの所定時間は、固定であった。この所定時間は、できるだけ不必要な時は、アンロードしておくとの要請から、短時間(例えば、3秒間)であった。このため、アンロード動作は頻繁に行われる。このアンロード及びロード動作は、ランプ部材と、ヘッド部分が慴動するため、ランプ部材が磨耗し易く、寿命が短いという問題があった。一般に、ランプ部材は、ヘッド等の金属部材を磨耗しないように、合成樹脂等の非金属部材で形成されるため、慴動により削られる。ランプ部材は、初期には表面が平滑であるため、慴動によるチリの発生は少ないが、慴動により削れてくると、表面が凸凹となり、慴動により比較的大きな固まりが削りとられる。この大きなチリが、ディスクやヘッドに付着して、データエラーを頻発する。このような状態になる前に、ランプ部材の寿命を設定する必要がある。例えば、約30万回と言われている。前述の如く、耐衝撃性を向上するため、ロード/アンロードが頻繁に行うと、ランプ部材の寿命に速く到達する。ハードディスク装置等の小型の記憶装置では、部品が極めて微細なため、ランプ部材のみの交換は、殆ど不可能である。このため、ランプ部材が寿命に到達すると、装置自体も寿命とせざる得ず、ランプ部材が速く寿命に到達することにより、装置の寿命が短くなるという問題があった。
(2) 又、所定時間が固定値のため、使用環境やアクセス状況によっては、アクセスタイムが低下するという問題もあった。
(3) 更に、所定時間が固定値のため、使用環境やアクセス状況によっては、消費電力の低下の効果が得られないという問題もあった。
【0008】
本発明の目的は、装置の状況に応じて、適切なアンロード動作を行うためのヘッドのロード/アンロード制御方法及び記憶装置を提供するにある。
【0009】
本発明の他の目的は、アンロード動作しても、装置の寿命を長くするためのヘッドのロード/アンロード制御方法及び記憶装置を提供するにある。
【0010】
本発明の更に他の目的は、アンロード動作しても、アクセスタイムの低下を防止するためのヘッドのロード/アンロード制御方法及び記憶装置を提供するにある。
【0011】
本発明の更に他の目的は、アンロード動作しても、消費電力を更に低減するためのヘッドのロード/アンロード制御方法及び記憶装置を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この目的の達成のため、本発明のヘッドのロード/アンロード制御方法は、アクセスコマンドが到来しない時間が所定時間継続した時に、前記ヘッドを、前記記憶媒体外の位置に設けられ、前記ヘッドを支持するランプ部材にアンロードするステップと、前記アクセスコマンドの到来により、前記ヘッドを、前記ランプ部材から、前記記憶媒体にロードするステップと、前記装置の状況に応じて、前記所定時間を変更するステップとを有し、前記変更するステップは、前記アンロード回数を計数するステップと、前記アンロード回数が所定値を越えた時に、前記所定時間を比較的短い時間から比較的長い時間に変更するステップとを有する。
【0013】
この態様では、従来固定値であった所定時間(アンロード開始時間)を、可変にし、装置の状況に応じて、変更するようにした。このため、装置の状況に応じて、最適なアンロード動作が可能となる。即ち、装置寿命、アクセスタイム、耐衝撃性のバランスのとれたアンロード動作が可能となる。
【0014】
本発明の他の態様は、変更するステップは、アンロード回数を計数するステップと、アンロード回数が所定値を越えた時に、前記所定時間を変更するステップとを有する。この態様では、アンロード回数に応じて、所定時間を変更するため、アンロード動作しても、耐衝撃性を保持しつつ、装置寿命を長くすることができる。
【0015】
本発明の他の態様は、以下の通りである。
【0016】
変更するステップは、装置へのアクセスの状況に応じて、前記所定時間を変更するステップからなる。この態様では、アクセス状況に応じて、所定時間を変更するため、アンロード動作しても、アクセスタイムの低下を最小とすることができ、且つ消費電力も低減できる。
【0017】
変更するステップは、装置の環境に応じて、前記所定時間を変更するステップからなる。装置の環境、例えば、装置の置かれた場所、温度、衝撃の頻度、バッテリーの残量等に応じて、所定時間を変更するため、耐衝撃性の向上、温度上昇の低下、消費電力の低減等の効果を増加できる。
【0018】
本発明の記憶装置は、記憶媒体を少なくとも読み取るヘッドと、前記ヘッドを位置づけるアクチュエータと、前記記憶媒体以外に位置に設けられ、前記ヘッドを支持するランプ部材と、アクセスコマンドが到来しない時間が所定時間継続した時に、前記ヘッドを、前記記憶媒体外の位置に設けられた前記ランプ部材にアンロードし、且つ前記アクセスコマンドの到来により、前記ヘッドを、前記ランプ部材から、前記記憶媒体にロードする制御手段とを有する。そして、記憶装置は、前記アンロード回数を計数するカウンタとを有し、前記制御手段は、前記カウンタの前記アンロード回数が所定値を越えた時に、前記所定時間比較的短い時間から比較的長い時間に変更する。
【0019】
この態様では、従来固定値であった所定時間(アンロード開始時間)を、可変にし、装置の状況に応じて、変更するようにした。このため、装置の状況に応じて、最適なアンロード動作が可能となる。即ち、アクセスタイムと耐衝撃性との両立が可能なアンロード動作が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、記憶装置、ロード/アンロード処理に分けて、説明する。
【0022】
・・記憶装置・・
図1は、本発明の一実施の態様の記憶装置の上面図、図2は、その記憶装置の断面図、図3及び図4は、そのランプ部材の構成図、図5は、記憶装置のブロック図である。この例では、記憶装置として、ハードディスク装置を例にしてある。
【0023】
図1及び図2に示すように、磁気ディスク6は、基板(円板)に磁気記録層を設けて構成される。磁気ディスク6は、2.5インチの大きさであり、ドライブ内に、3枚設けられている。スピンドルモータ5は、磁気ディスク6を支持し、且つ回転する。磁気ヘッド4は、アクチュエータに設けられている。アクチュエータは、回転型VCM(ボイスコイルモータ)3と、アーム8と、フレクチャー(サスペンション)9を有する。フレクチャー9の先端に、磁気ヘッド4が取り付けられている。
【0024】
磁気ヘッド4は、磁気ディスク6のデータを読み取り、データを書き込む。アクチュエータ3は、磁気ヘッド4を磁気ディスク6の所望のトラックに位置付ける。アクチュエータ3及びスピンドルモータ5は、ドライブベース2に設けられる。カバー1は、ドライブベース2を覆い、ドライブ内部を外部から隔離する。プリント板7は、ドライブベース2の下に設けられ、ドライブの制御回路を搭載する。コネクタ10は、ドライブベース2の下に設けられ、制御回路と外部とを接続する。
【0025】
このドライブは、小型であり、横、90mm、縦、63mm、幅、10mm 程度である。従って、ノートパソコンの内蔵ディスクとして使用される。
【0026】
図1に示すように、ドライブベース2内の磁気ディスク6の外に、ランプ部材11が設けられている。ランプ部材11は、合成樹脂で形成され、ヘッドのアンロード時に、ヘッドを支持するものである。図4に示すように、磁気ヘッド4を支持するサスペンション9の先端に、リフトタブ12が設けられている。リフトタブ12が、ランプ部材11に接触する。図3に示すように、ランプ部材11は、斜面11ー1と、凹み11ー2とを有する。この斜面11ー1は、磁気ディスク6からヘッド4を滑らかにランプ部材11に移動するために設けられている。凹み11ー2は、アンロード時に、リフトタブ12を機械的に固定するために、設けられている。
【0027】
図5は、プリント板7及びドライブ内に設けられた制御回路のブロック図である。
【0028】
HDC(ハードディスクコントローラ)18は、ホストCPUの各種コマンドの授受、データの授受等のホストCPUとのインターフェース制御及び磁気ディスク媒体上の記録再生フォーマットを制御するための磁気ディスク装置内部の制御信号の発生等を行う。バッファ17は、ホストCPUよりのライトデータの一時的な記憶及び磁気ディスク媒体よりのリードデータの一時的な記憶に使用される。
【0029】
MCU(マイクロコントローラ)19は、マイクロプロセッサ(MPU)等で構成されている。MCU(以下、MPUという)19は、磁気ヘッドの位置決めのためのサーボ制御等を行う。MPU19は、メモリに記憶されたプログラムを実行して、サーボ復調回路16よりの位置信号の認識、VCM駆動回路13のVCM制御電流の制御、SPM駆動回路14の駆動電流の制御を行う。
【0030】
VCM駆動回路13は、VCM(ボイスコイルモータ)3に駆動電流を流すためのパワーアンプで構成される。SPM駆動回路14は、磁気ディスクを回転するスピンドルモータ(SPM)5に駆動電流を流すためのパワーアンプで構成される。
【0031】
リードチャネル15は、記録再生を行うための回路である。リードチャネル15は、ホストCPUよりのライトデータを磁気ディスク媒体6に記録するための変調回路、パラレルシリアル変換回路、磁気ディスク媒体6よりデータを再生するための復調回路、シリアルパラレル変換回路等を有する。サーボ復調回路16は、磁気ディスク媒体6に記録されたサーボパターンを復調する回路であり、ピークホールド回路、積分回路等を有する。
【0032】
尚、図示されていないが、ドライブHDA内には、磁気ヘッド4に記録電流を供給するライトアンプと、磁気ヘッド4よりの再生電圧を増幅するプリアンプとを内蔵したヘッドICが設けられている。
【0033】
図1に示すように、ロード/アンロード制御は、MPU19が行う。即ち、ロード時は、磁気ヘッド4は、磁気ディスク6上に位置する。アンロード指令を受けると、VCM3は、アウターストッパー位置まで速度制御される。速度は、VCM3の逆起電圧から検出される。これにより、リフトタブ12は、ランプ部材11の斜面11ー1にガイドされ、凹み11ー2に向かい、慴動移動し、凹み11ー2に収容される。このため、図1の位置P0に示すように、ヘッド4は、磁気ディスク6の外の位置で保持される。
【0034】
この位置では、ヘッド4は、磁気ディスク6と対向しないため、衝撃が与えられても、磁気ヘッド4と、磁気ディスク6とが衝突することがない。又、磁気ヘッド4は、機械的に保持されているため、衝撃により、磁気ヘッド4が振動することもない。これにより、衝撃耐久性を向上できる。又、機械的に保持しているため、VCM3に電流を流す必要がない。これにより、消費電力を低減できる。
【0035】
更に、超小型の記憶装置では、各部品が高密度で配置されているため、放熱が難しい。この位置では、VCM3に電流を流さないため、装置の温度上昇を防止できる。
【0036】
一方、ロードコマンドが到来すると、VCM3は、ヘッド4を磁気ディスク6の方向に駆動する。このため、リフトタブ12は、ランプ部材11の凹み11ー2から斜面11ー1を慴動して、磁気ディスク6方向に移動する。これにより、磁気ヘッド4は、磁気ディスク6上に復帰する。このため、磁気ヘッド4による磁気ディスク6のリード/ライトが可能となる。尚、図1の位置P1は、ドライブの組立て時のアクチュエータの位置である。
【0037】
ここでは、記憶装置として、磁気ディスク装置を例に説明しているが、DVD、MO等の光ディスク装置や、磁気カード装置、光カード装置等を用いても良く、リード/ライト可能な装置で示しているが、リードオンリーの装置(再生装置)を用いても良い。
【0038】
・・ロード/アンロード処理・・
図6は、本発明の一実施の形態のロード/アンロード処理フロー図、図7は、その動作説明図である。
【0039】
(S1)MPU19は、入出力コマンド処理が終了すると、アンロード開始タイミングカウンタCntを「0」に初期化する。
【0040】
(S2)MPU19は、ホストから入出力コマンド(リードコマンド、ライトコマンド)が到来したかを判定する。MPU19は、入出力コマンドが到来したと判断すると、ステップS10のコマンド実行処理に進む。
【0041】
(S3)MPU19は、ホストから入出力コマンド(リードコマンド、ライトコマンド)が到来していないと判断すると、カウンタCntを「1」インクリメントする。このカウンタCntは、入出力コマンドが到来しない継続時間を示す。
【0042】
(S4)MPU19は、カウンタCntが、アンロード開始時間Bより大きいかを判定する。カウンタCntが、アンロード開始時間Bより大きくない場合は、継続時間が、開始時間に到達していないため、ステップS2に戻る。
【0043】
(S5)MPU19は、カウンタCntが、アンロード開始時間Bより大きい場合は、継続時間が、開始時間に到達しているため、アンロードを実行する。前述のように、VCM3の逆起電圧を検出して、速度制御し、アウター位置に、駆動する。これにより、前述したように、リフトタブ12が、ランプ部材11の凹み11ー2に位置つけられ、ヘッド4は、磁気ディスク6の外の図1のP0の位置に位置する。リフトタブ12が、ランプ部材11の凹み11ー2に位置するため、機械的に保持され、VCM3に駆動電流を流す必要がない。
【0044】
(S6)次に、MPU19は、アンロード実行回数Cを「1」インクリメントする。更に、アンロード実行回数Cが、設定変更回数Dを越えているかを判定する。
【0045】
(S7)アンロード実行回数Cが、設定変更回数Dを越えている場合には、アンロード開始時間BをB(L)に変更する。
【0046】
(S8)このアンロード状態において、MPU19は、ホストから入出力コマンド(リードコマンド、ライトコマンド)が到来していないかを判定する。到来していない時は、ホストからのコマンド待ちとなる。
【0047】
(S9)アンロード状態において、MPU19は、入出力コマンドが到来したと判断すると、ロード処理を実行する。即ち、MPU19は、VCM3により、ヘッド4を磁気ディスク6の方向に駆動する。MPU19は、VCM3の逆起電圧から速度を検出して、VCM3を速度制御する。このため、リフトタブ12は、ランプ部材11の凹み11ー2から斜面11ー1を経て、磁気ディスク6方向に移動する。これにより、磁気ヘッド4は、磁気ディスク6上に復帰する。
【0048】
(S10)MPU19は、到来した入出力コマンドを実行する。即ち、MPU19は、サーボ復調回路16よりの位置信号の認識し、VCM駆動回路13のVCM制御電流を制御し、磁気ヘッド4を磁気ディスク6の指定されたトラックに位置つけする。HDC18は、磁気ヘッド4を介して磁気ディスク6にリード/ライト動作を行う。そして、ステップS1に戻る。
【0049】
図7に示すように、アンロード回数が、設定変更回数Dまでは、アンロード開始時間は、短い「B」に設定されている。このため、コマンドがないと直ちに、アンロードするため、衝撃耐久性が大きく、消費電力は低減する。又、このように頻繁にアンロードしても、前述のように、ランプ部材11からのチリの発生は少なく、安定したリード/ライト動作が可能である。
【0050】
一方、アンロード回数が、設定変更回数Dを越えると、アンロード開始時間は、長い「B(L)」に変更される。長い時間、コマンド無し状態が継続しないと、アンロードを開始しない。このため、アンロード動作が頻繁に起きることを防止できる。前述の如く、ランプ部材11が磨耗すると、ちりが発生し、リード/ライトが困難となるため、ちりが発生する程度に磨耗する前に、アンロード頻度を低下し、装置の寿命を長くする。この場合でも、アンロード動作は行われるため、衝撃耐久性、低消費電力を維持することができる。
【0051】
以上の説明では、アンロード開始時間を、2段階の変更を示しているが、3段階以上であってもよい。又、ランプ部材11の磨耗の程度を、アンロード回数により、測定しているが、ロード回数であっても、ロード及びアンロード回数であっても良い。
【0052】
図8は、本発明の他の実施の態様のロード/アンロード処理フロー図、図9は、その動作説明図である。
【0053】
(S11)MPU19は、入出力コマンド処理が終了すると、コマンド無し測定用タイマーAを起動する。タイマーAは、入出力コマンドが到来しない継続時間を示す。
【0054】
(S12)MPU19は、ホストから入出力コマンド(リードコマンド、ライトコマンド)が到来したかを判定する。MPU19は、入出力コマンドが到来したと判断すると、ステップS20のコマンド実行処理に進む。
【0055】
(S13)MPU19は、ホストから入出力コマンド(リードコマンド、ライトコマンド)が到来していないと判断すると、タイマーAの値が、アンロード強制開始時間tf(固定値)を越えたかを判定する。アンロード強制開始時間tfについては、後述する図9により説明する。タイマーAの値が、アンロード強制開始時間tf(固定値)を越えた場合には、ステップS15に進む。
【0056】
(S14)MPU19は、タイマーAの値が、アンロード開始設定時間tsより大きいかを判定する。タイマーAの値が、アンロード開始設定時間tsより大きくない場合は、継続時間が、アンロード開始設定時間に到達していないため、ステップS12に戻る。
【0057】
(S15)MPU19は、タイマーAの値が、アンロード開始設定時間tsより大きい場合は、継続時間が、開始時間に到達しているため、アンロードを実行する。前述のように、VCM3を速度制御して、アウター位置に、駆動する。これにより、前述したように、リフトタブ12が、ランプ部材11の凹み11ー2に位置つけられ、ヘッド4は、磁気ディスク6の外の図1のP0の位置に位置する。リフトタブ12が、ランプ部材11の凹み11ー2に位置するため、機械的に保持され、VCM3に駆動電流を流す必要がない。
【0058】
(S16)次に、MPU19は、タイマーAを停止する。そして、今回の継続時間Aを加えて、下記式により、アクセス無し継続時間の平均値ta(N)を計算する。尚、下記式において、Lsは、前回までのアンロード回数の総和であり、ta(Nー1)は、前回のアクセス無し継続時間の平均値である。
【0059】
ta(N)=(ta(Nー1)×Ls+A)/(Ls+1)
次に、この平均値ta(N)から、アンロード開始設定時間tsを下記式により、演算し、アンロード開始設定時間tsを更新する。
【0060】
ts=ta(N)ーα
又はts=ta(N)+β
この式の意味は、後述する図9により説明する。
【0061】
(S17)このアンロード状態において、MPU19は、ホストから入出力コマンド(リードコマンド、ライトコマンド)が到来していないかを判定する。到来していない時は、ホストからのコマンド待ちとなる。
【0062】
(S18)アンロード状態において、MPU19は、入出力コマンドが到来したと判断すると、ロードを実行する。即ち、MPU19は、VCM3により、ヘッド4を磁気ディスク6の方向に駆動する。このため、リフトタブ12は、ランプ部材11の凹み11ー2から斜面11ー1を経て、磁気ディスク6方向に移動する。これにより、磁気ヘッド4は、磁気ディスク6上に復帰する。
【0063】
(S19)MPU19は、到来した入出力コマンドを実行する。即ち、MPU19は、サーボ復調回路16よりの位置信号の認識し、VCM駆動回路13のVCM制御電流を制御し、磁気ヘッド4を磁気ディスク6の指定されたトラックに位置つけする。HDC18は、磁気ヘッド4を介し磁気ディスク6のリード/ライト動作を行う。そして、ステップS11に戻る。
【0064】
この実施例では、アクセス無し継続時間の平均値に応じて、アンロード開始時間を変更している。このため、アンロード動作は、アクセスの状況に応じて、制御される。これにより、アンロード動作をしても、アクセスタイムを向上し、又消費電力を低減できる。図9に示すように、ステップS16で、設定時間tsを、「ta(N)ーα」で計算すると、次に予想される入出力コマンド時間(平均値)tsより前に、アンロード開始時間が設定される。このため、アクセスのいかんに係わらず、アンロードされる確率が上昇するため、消費電力は低減し、VCMの発熱も防止できる。
【0065】
一方、図9に示すように、ステップS16で、設定時間tsを、「ta(N)+β」で計算すると、次に予想される入出力コマンド時間(平均値)tsを越えないと、アンロードは実行されない。このため、次に予想される入出力コマンド時間(平均値)tsまでは、ヘッドが媒体上にオントラックしており、アクセスタイムの短縮が可能となる。
【0066】
ステップS13で説明したアンロード強制開始時間tf(固定値)の意味を説明する。前述のように、アクセス無し継続時間の平均値に応じて、アンロード開始時間を決定すると、継続時間の平均値が長くなると、長い期間、アンロードが行われない可能性がある。このため、固定値のアンロード強制開始時間tfを設け、アクセス無し継続時間の平均値の値に係わらず、強制的にアンロードすることにより、長い期間アンロードが実行されないことを防止する。
【0067】
又、この強制開始時間の代わりに、アクセス無し継続時間の平均値により決定されるアンロード開始時間の上限を設け、上限内で、アンロード開始時間を決定することもできる。
【0068】
図10は、本発明の更に他の実施の形態のアンロード開始時間の説明図である。図10は、実線のパソコン等のバッテリー残量Lに応じて、点線のように、アンロード開始時間tを変化する様子を示す。
【0069】
バッテリー容量が減少するに従い、各部の消費電力を低減することが、バッテリー容量を長持ちする上で、都合が良い。このため、バッテリー残量に応じて、アンロード開始時間tを短くする。このため、アンロードが頻繁に行われ、アンロードにより、ディスクドライブのバッテリーの消費が小さくなる。このため、よりバッテリーを長持ちすることができる。
【0070】
この方法としては、MPU19が、パソコンの電源を監視している制御ユニットから、電源の容量情報を受け、前述と同様に、アンロード開始時間を変更すると良い。又、アンロードするため、磁気ディスクの回転を停止しても、磁気ヘッドの吸着を防止できる。このため、磁気ディスクを停止させることにより、ドライブの消費電力を更に低減することができる。
【0071】
又、耐衝撃性をより向上するためには、装置の衝撃を受ける環境により、アンロード時間を変更することが望ましい。例えば、加速度センサ又は衝撃センサーを、ドライブに設け、かかるセンサで衝撃を感知し、規定値を上回る衝撃が頻繁に検出された時に、アンロード開始時間を短くする。これにより、衝撃の多い環境を検出して、アンロードを頻繁に行い、耐衝撃性を向上する。
【0072】
同様に、机上で使用されている時は、衝撃を受ける可能性が少なく、机上以外で使用されている時(例えば、移動中に使用される場合)は、衝撃を受ける可能性が少ない。このような設置状況に応じて、アンロード開始時間を変更する。この方法として、例えば、机上で使用される時は、AC電源が使用され、机上以外で使用される場合は、DC電源が使用される。このため、AC電源で使用された場合には、アンロード開始時間を長くし、DC電源で使用された場合には、アンロード開始時間を短くする。MPU19は、パソコンの電源を監視している制御ユニットから、電源の種類の情報を受け、前述と同様に、アンロード開始時間を変更する。これにより、耐衝撃性を向上できる。
【0073】
更に、前述のように、VCMの温度が問題となる装置では、装置の環境として、ドライブの温度を検出する温度センサを設け、温度センサの出力に応じて、アンロード開始時間を制御することもできる。このようにすると、VCMの温度上昇を防止でき、耐衝撃性を保ちつつ、リード/ライト性能を一定に維持できる。
【0074】
その他、装置の環境状況に応じて、アンロード開始時間を制御することにより、状況に応じて、要求される性能を発揮できるアンロード制御が可能となる。
【0075】
上述の実施の態様の他に、本発明は、次のような変形が可能である。
【0076】
(1) 前述の実施の態様では、磁気ディスクドライブのヘッドのアンロード制御について説明したが、光ディスクドライブのヘッドのヘッドのアンロード制御等他の記憶装置に適用できる。
【0077】
(2) 同様に、ランプ部材も他の形状のものを使用できる。
【0078】
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次の効果を奏する。
【0080】
(1) 従来固定値であったアンロード開始時間を、可変にし、装置の状況に応じて、変更するようにしたため、装置の状況に応じて、最適なアンロード動作が可能となる。
【0081】
(2)即ち、装置状況に応じて、装置寿命(特に、ランプ部材の磨耗)、アクセスタイム、非衝撃性のバランスのとれたアンロード動作が可能となる。例えば、アンロード回数やアクセス状況による制御では、特に、装置寿命を長くでき、外部電圧による制御では、バッテリ等の長寿命化に寄与し、衝撃の受けやすい環境では、アンロードを頻繁に行い、耐衝撃性を向上でき、温度による制御では、VCM等の温度上昇を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の記憶装置の上面図である。
【図2】図1の記憶装置の断面図である。
【図3】図1のランプ部材の断面図である。
【図4】図1のランプ部材の正面図である。
【図5】図1の記憶装置のブロック図である。
【図6】本発明の一実施の形態のロード/アンロード処理フロー図である。
【図7】図6の処理の動作説明図である。
【図8】本発明の他の実施の形態のロード/アンロード処理フロー図である。
【図9】図8の処理の動作説明図である。
【図10】本発明の更に他の実施の形態のアンロード開始時間の説明図である。
【符号の説明】
3 アクチュエータ
4 磁気ヘッド
5 スピンドルモータ
6 磁気ディスク
11 ランプ部材
19 MPU
Claims (4)
- アクセスコマンドに応じて、記憶媒体からヘッドが少なくともデータを読みだす記憶装置のヘッドのロード/アンロード制御方法において、
前記アクセスコマンドが到来しない時間が所定時間継続した時に、前記ヘッドを、前記記憶媒体外の位置に設けられ、前記ヘッドを支持するランプ部材にアンロードするステップと、
前記アクセスコマンドの到来により、前記ヘッドを、前記ランプ部材から、前記記憶媒体にロードするステップと、
前記装置の状況に応じて、前記所定時間を変更するステップとを有し、
前記変更するステップは、
前記アンロード回数を計数するステップと、
前記アンロード回数が所定値を越えた時に、前記所定時間を比較的短い時間から比較的長い時間に変更するステップとを有することを
特徴とするヘッドのロード/アンロード制御方法。 - 記憶媒体を少なくとも読み取るヘッドと、
前記ヘッドを位置づけるアクチュエータと、
前記記憶媒体以外に位置に設けられ、前記ヘッドを支持するランプ部材と、
アクセスコマンドが到来しない時間が所定時間継続した時に、前記ヘッドを、前記記憶媒体外の位置に設けられた前記ランプ部材にアンロードし、且つ前記アクセスコマンドの到来により、前記ヘッドを、前記ランプ部材から、前記記憶媒体にロードする制御手段と、
前記アンロード回数を計数するカウンタとを有し、
前記制御手段は、前記カウンタの前記アンロード回数が所定値を越えた時に、前記所定時間を比較的短い時間から比較的長い時間に変更することを
特徴とする記憶装置。 - 前記アクセスコマンドが到来したかを判定するステップと、
前記アクセスコマンドの到来の判定において、前記アクセスコマンドが到来しないと判定した時には、アンロード開始タイミング回数をインクリメントし、前記アクセスコマンドが到来したと判定した時は、前記アンロード開始タイミング回数をリセットするステップと、
前記アンロード開始タイミング回数と前記所定時間を示す値とを比較して、前記アクセスコマンドが到来しない時間が所定時間継続したことを判定するステップとを更に有する
ことを特徴とする請求項1のヘッドのロード/アンロード制御方法。 - 前記アクセスコマンドが到来したかを判定し、前記アクセスコマンドの到来の判定において、前記アクセスコマンドが到来しないと判定した時には、アンロード開始タイミングカウンタをインクリメントし、前記アクセスコマンドが到来したと判定した時は、前記アンロード開始タイミングカウンタをリセットし、前記アンロード開始タイミングカウンタの値と前記所定時間を示す値とを比較して、前記アクセスコマンドが到来しない時間が所定時間継続したことを判定する
ことを特徴とする請求項2の記憶装置。
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