JP3887631B2 - 液状化粧品の吐出孔開閉構造 - Google Patents

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本発明は,液状化粧品容器の上端側に設けられ,ポンピング動作に応じて内容物が吐出するノズル本体に穿孔された吐出孔を開閉する開閉構造に関する。
液状化粧品容器に組み合わされる,ノズル本体の吐出孔を開閉する構造が用いられる理由は,上記容器内の内容物が無駄に漏れ出すことを防止し,吐出孔からの空気や異物の流入により生じる内容物の酸敗,または,腐敗などによる変質を防ぐためである。
従来,このような目的を達成するために各種のノズル吐出孔の開閉構造が知られており,その例としてネジ式キャップを用いた開閉手段やノズルと一体に射出成形される開閉板を用いる手段などが知られている。しかし,この種の従来の開閉構造には,多くの問題点があった。
上記ネジ式キャップを用いる構造においては,吐出孔をシールする圧力の調節が困難であり,シール状態が一定にはならない。従って,閉められたキャップが緩まり易く,吐出孔が開状態になったりキャップを紛失したりするといった問題点があった。また,上記開閉板をノズルと一体に射出成形した構造では,開閉動作時に頻繁に折り曲げられる開閉板とノズルとの連結部位が破損,または切損して離脱する恐れがあるという問題点があった。
特に,高価な化粧品においては,内容物の高級化に伴って容器の機能や美的外観の向上も要し,上記のような従来の開閉構成は用いることが困難であった。
近年多く市販されている高級化粧品は,原料の高級化,即ち,新鮮な自然抽出物の利用度が高くなっており,これは,内容物の酸敗や腐敗率の増大にもつながっている。
さらに,上記の酸敗や腐敗を防ぐためには,化粧品容器を構成する,各部材を組み立てた組立部位のシールの完全性を高める必要があり,かかる場合に最も問題になる部位は,頻繁に開閉されるノズル部位であって,ポンピング動作時にノズル部位を直接指で触るため,ノズルを通じての内容物の汚染や酸敗,腐敗が生じ易くなる。
本発明に係るノズルの開閉構造は,梱包容器が比較的に小型の高機能な化粧品容器に主に用いることができ,開閉構造を改善することによって完璧な開閉機能と美的外観を達成し,,且つ,容易な使用を目的とするものである。
本発明は,上記のような従来のノズルの開閉構造に対する問題点を改善するためになされたものであって,本発明の目的は,開閉部材の滑らかな旋回動作と容易な利用およびノズル吐出孔の完璧なシールによる内容物の酸敗や腐敗を根本的に防止することができる液状化粧品の吐出孔開閉構造を提供することである。
また,本発明の他の目的は,ノズル本体と別途に成形される開閉部材を,ノズル本体に回転可能に組み付け,化粧品容器を片手で握った状態において一本の指だけでも簡単に開閉部材を操作して開閉でき,また,開状態または閉状態における開閉部材の固定装置により安全に保持され,シール機能にも優れる。さらには,使用し易く且つ美麗な外観を有する液状化粧品の吐出孔開閉構造を提供することである。
本発明に係る液状化粧品の吐出孔開閉構造は,ボディ部(10)と;上記ボディ部(10)の上方に形成され,上記ボディ部(10)と比較して外径の大きいヘッド部(20)と;上記ヘッド部(20)の上面一方に形成され,内容物を吐出するために押圧される押圧部(30)と;上記押圧部(30)と対抗した方向に穿孔され,上記内容物を吐出する吐液孔(40)とを備えたノズル本体(100)における液状化粧品の吐出孔開閉構造であって:上記吐液孔(40)側に形成され,凹状に設けられた凹所(201)を含む開閉部材収め部(200)と;上記開閉部材収め部(200)に回転自在に組み付けられる開閉部材(300)とからなり,上記開閉部材収め部(200)は,上記凹所(201)の略中央において,切削するように段差が設けられた段付部(202)によって,ノズル本体(100)の上面より低く形成される受け面(203)と;上記ヘッド部(20)における上記凹所(201)の両端に弧状に突出して形成される弧状突出面(204)と;上記凹所(201)の上記弧状突出面(204)より内側に突設されるヒンジ(205)とを備えることを特徴とする。
さらに上記開閉部材(300)は,上記開閉部材(300)内側の中央部に形成される蓋面(301)と;その下部に形成され,上記吐液孔(40)を開閉する開閉面(302)と;上記開閉部材(300)の両端部の内側面に凹状に設けられ,上記開閉部材(300)が閉状態にあるとき弧状突出面(204)に嵌合可能に形成された開閉部材の閉状態保持用弧状凹溝(303)と;上記開閉部材(300)の両端部の上面に凹状に設けられ,上記開閉部材(300)が開状態にあるとき弧状突出面(204)に嵌合可能に形成された開閉部材の開状態保持用弧状凹溝(304)と;上記開閉部材(300)の両端部に穿孔され上記ヒンジ(205)を内挿するヒンジ孔(305)とを備えるとしても良い。
以上説明したように,本発明によれば,開閉部材がノズル本体に穿孔された吐液孔を気密にシールし,吐液孔からの異物の流入や空気の流入を根本的にカットできることから,内容物の酸敗や腐敗を防ぐことができ,且つ,簡単に開閉できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は,本実施形態においてノズル本体と開閉部材とが分離された状態を示す斜視図である。
同図に示すように,本実施形態に係る液状化粧品吐出用ノズルにおける吐出孔の開閉構造は,ボディ部10と,このボディ部10と比較して外径の大きいヘッド部20と,ヘッド部20の上面の一方に形成される押圧押圧部30と,押圧部30と対抗した方向,即ち,容器の前方に向けて穿孔された吐液孔40と,を備えたノズル本体100において,上記ノズル本体100の前方に形成される凹所201からなる開閉部材収め部200と,上記開閉部材収め部200に回転自在に組み付けられる開閉部材300と,からなる。かかる開閉部材収め部200と開閉部材300は回転可能な所定の位置において嵌合するように形成されている。
上記凹所201を含む開閉部材収め部200は,上記凹所201の中央部において上記ノズル本体100に形成される段付部202によりノズル本体100の上面より低く形成される受け面203と,上記凹所201の終端である,ヘッド部20の吐出孔40の左右面に弧状に形成される弧状突出面204と,上記弧状突出面204の前方に突設されるヒンジ205と,を備える。
上記開閉部材300は,内側の中央部に受け面203と嵌合するように形成される蓋面301と,その下部に形成される上記吐液孔40の開閉面302と,開閉部材の左右端部の内側面に凹状に設けられ,上記開閉部材300が閉状態にあるとき弧状突出面204に嵌合可能に形成された開閉部材の閉状態保持用弧状凹溝303と,上記開閉部材300の左右端部の上面に凹状に設けられ,上記開閉部材300が開状態にあるとき弧状突出面204に嵌合可能に形成された開閉部材の開状態保持用弧状凹溝304と,上記開閉部材300の左右端部に穿孔され上記ヒンジ205が内挿するヒンジ孔305と,を備えてなる。
以下,上記構成からなる本実施形態の作用効果を説明する。
上記ノズル本体100の前方部に形成された開閉部材収め部200の凹所201に上記開閉部材300を組み付け,弧状をなすことにより弾性を有す上記開閉部材300の両端の穿孔されたヒンジ孔305に,上記ヒンジ205を内挿する。こうして,上記開閉部材300は,図2に示す状態のように,上記開閉部材300が上記開閉部材収め部200の凹所201に組み付けられて,回転自在になる。
図2,図3に示す状態は,開閉部材300の閉状態であって,開閉部材300の吐液孔開閉面302が上記吐液孔40を気密にシールしている状態である。このような状態では,開閉部材300の前後端部の内側に凹状に設けられた開閉部材の閉保持用弧状凹溝303内に弧状突出面204が密着していて,上記開閉部材300は閉状態を保持する。
また,このように開閉部材300の閉状態では,開閉部材300の中央部の内側に形成された蓋面301が上記ノズル本体100の開閉部材収め部200に形成された受け面203で支えられるため,吐液孔40のシール効果が高まり,開閉部材300が上記開閉部材収め部200の下方に旋回して吐液孔が開状態になることを防ぐことができる。
このように開閉部材300の閉状態において内容物を摘出しようとした時には,開閉部材300の把手を上方に回動させ,図4,5に示すように開閉部材300を閉状態に対して垂直にする。こうして,吐液孔40が開状態になり,開閉部材300の左右端部の上面に凹状に設けられた開閉部材の開状態保持用弧状凹溝303内に上記弧状突出面204が密着することにより開閉部材300が開状態を保ち続ける。
特に,上記開閉部材300は,ノズル本体100の開閉部材収め部200に回転自在に組み付けられており,使用時,化粧品容器を片手で把持した状態で指で開閉部材を簡単に開閉することができる仕組みとなっている。従って,吐液孔40から吐出される内容物に触れることなく,衛生上も有効である。
また,上記開閉部材300は,ノズル本体100における開閉部材収め部200の凹所201にフィットするようにして組み付けられているため,開閉部材300が上記ノズル本体100のヘッド部20からはみ出ることなく,且つ開閉部材300を梱包する過程における力や他の外力などにより開閉部材300が不本意に旋回したりすることがないため,開閉部材の破損や吐液孔からの内容物の流出を防ぐことができる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,液状化粧品容器の上端側に設けられ,ポンピング動作に応じて内容物が吐出するノズル本体に穿孔された吐出孔を開閉する開閉構造に適用可能である。
本実施形態においてノズル本体と開閉部材とが分離された状態を示す斜視図である。 本実施形態のノズル本体に開閉部材が組み付けられて吐出孔が閉められた状態を示す図である。 図2の縦断面図である。 本実施形態のノズル本体の吐出孔が開けられた状態を示す図である。 図4の縦断面図である。
符号の説明
10:ボディ部
20:ヘッド部
30:押圧部
40:吐液孔
100:ノズル本体
200:開閉部材収め部
201:凹所
202:段付部
203:受け面
204:弧状突出面
205:ヒンジ
300:開閉部材
301:蓋面
302:開閉面
303:開閉部材の閉状態保持用弧状凹溝
304:開閉部材の開状態保持用弧状凹溝
305:ヒンジ孔

Claims (2)

  1. ボディ部と;
    前記ボディ部の上方に形成され,前記ボディ部と比較して外径の大きいヘッド部と;
    前記ヘッド部の上面一方に形成され,内容物を吐出するために押圧される押圧部と;
    前記押圧部と対抗した方向に穿孔され,前記内容物を吐出する吐液孔と;
    を備えたノズル本体における液状化粧品の吐出孔開閉構造であって:
    前記吐液孔側に形成され,凹状に設けられた凹所を含む開閉部材収め部と;
    前記開閉部材収め部に回転可能に組み付けられる開閉部材と;
    からなり
    前記開閉部材収め部は,
    前記凹所の略中央において,切削するように段差が設けられた段付部によって,ノズル本体の上面より低く形成される受け面と;
    前記ヘッド部における前記凹所の両端に弧状に突出して形成される弧状突出面と;
    前記凹所の前記弧状突出面より内側に突設されるヒンジと;
    を備えることを特徴とする,液状化粧品の吐出孔開閉構造。
  2. 前記開閉部材は,
    前記開閉部材内側の中央部に形成される蓋面と;
    その下部に形成され,前記吐液孔を開閉する開閉面と;
    前記開閉部材の両端部の内側面に凹状に設けられ,前記開閉部材が閉状態にあるとき前記弧状突出面に嵌合可能に形成された開閉部材の閉状態保持用弧状凹溝と;
    前記開閉部材の両端部の上面に凹状に設けられ,前記開閉部材が開状態にあるとき前記弧状突出面に嵌合可能に形成された開閉部材の開状態保持用弧状凹溝と;
    前記開閉部材の両端部に穿孔され前記ヒンジを内挿するヒンジ孔と;
    を備えることを特徴とする,請求項1に記載の液状化粧品の吐出孔開閉構造。
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