JP3884750B2 - 色選別スリットを用いた光変調器の多重ビーム走査装置 - Google Patents

色選別スリットを用いた光変調器の多重ビーム走査装置 Download PDF

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Description

本発明は、光変調器の多重ビーム走査装置に関し、特に、複数の色を一つのスリットを用いて濾波(filtering)し得るよう、該当色の透過領域に、該当色のみを透過させることが可能な物質を被覆した、色選別スリットを用いた光変調器の多重ビーム走査装置に関する。
光ビーム走査装置は、画像形成装置、例えばレーザプリンタ、ディスプレイ装置、LEDプリンタ、電子写真複写機およびワードプロセッサなどにおいて、光ビームを走査して光ビームを感光媒体にスポットさせることにより画像イメージを結像させる装置である。
このような光ビーム走査装置は、画像形成装置の小型化、高速化および高解像化への発展に伴い、これに対応して小型化、高速化および高解像化の特性を持つように引き続き研究・開発されている。
画像形成装置の光ビーム走査装置は、光ビーム走査方式および光ビーム走査装置の構成によって、f・θレンズを用いるレーザ走査方式とイメージヘッドプリント方式に大別することができる。
図1はf・θレンズを用いる従来のレーザ走査装置を示している。
図1に示すように、従来のレーザ走査装置は、ビデオ信号に応じて光ビームを出射するレーザダイオードLD10と、LD10から出力される光ビームを平行光に変換させるコリメータレンズ11と、コリメータレンズ11を通過した平行光を走査方向に対し水平方向の線形光に作るシリンダレンズ12と、シリンダレンズ12を通過した水平方向の線形光を等線速度で移動させて走査するポリゴンミラー13と、ポリゴンミラー13を等速度で回転させるポリゴンミラー駆動用モータ14と、光軸に対して一定の屈折率を有し、ポリゴンミラー13で反射された等角速度の光を主照射方向に偏向させ、収差を補正して照射面上に焦点を合わせるf・θレンズ15と、f・θレンズ15を介した光ビームを所定の方向に反射させて結像面の感光ドラム17の表面に点状に結像させる結像用反射ミラー16と、f・θレンズ15を介したレーザビームを水平方向に反射させる水平同期ミラー18と、水平同期ミラー18で反射されたレーザビームを受光して同期を合わせる光センサ19とを含んでなる。
前記レーザ走査方式は、レーザダイオード10の低いスイッチング速度およびポリゴンミラー13の走査速度の問題により高速のプリンティングを得ることが難しい。
すなわち、前記レーザ走査方式は、光ビームの走査速度を高めるためにはさらに高速のモータを用いてポリゴンミラー13を回転させなければならないが、高速のモータは高価であり、且つ高速で回転するモータは熱、振動および雑音を誘発して動作の信頼度を低下させるという問題点があるので、走査速度の大きい向上を期待することができない。
光走査装置の速度を向上させる別の方法には、マルチビーム型のビーム形成装置を用いるイメージヘッドプリント方式がある。
このようなマルチビーム光学走査装置は、光源手段として複数の光放出部(レーザ尖頭)を有し、複数の光放出部によって放出される複数の光線ビームを光反射器を介してイメージングレンズ(imaging lens)によってイメージング化することにより、記録媒体の表面上に形成される複数の光線スポット(spot)で記録媒体の表面を同時に光学的に走査する。
只一つの光線スポットを用いて高速のプリンティングを達成するために、単位時間当たり記録媒体の表面を光学的に走査する回数は非常に大きくなければならず、その結果、光反射器の回転速度やイメージクロックなどはこのような大きい回数の光学的走査に付いて行くことができない。したがって、記録媒体の表面を同時に走査するビームスポットの数が増加すると、光反射器の回転速度やイメージクロックなどはビームスポットの個数に反比例して減少する。
複数のビームスポットを形成する最も効果的な方法は、光源としての役割をするレーザ素子が、独立に駆動できる複数の光放出点(光放出部)を有することである。
このように複数の光放出点を有するレーザ素子は、一般に「モノリシックマルチビームレーザ素子(monolithic multi-beam laser element)」と呼ばれる。モノリシックマルチビームレーザ素子が使用されるとき、光源の背後に配置される様々な光学素子は、たいてい複数の光線ビームによって使用できるため、費用、作業、調節などにおいて大きい利点を提供する。
図2はイメージヘッドに構成されたLED配列によって形成されたマルチビームを用いてレーザ走査を行う従来のイメージヘッドプリント方式を示す図である。
図2を参照すると、イメージヘッド20に印刷用紙を充填することができる程度に多量のLED配列21を構成してマルチビームを形成することにより、レーザ走査方式とは異なり、ポリゴンミラーおよびf−θレンズを使用することなく1回に同時に一行目ずつをプリントすることができるため、プリント速度を著しく向上させることができた。
このようなモノリシックマルチビームレーザ素子は、例えば、いわゆる表面放出レーザ(表面放出型半導体レーザ)を含む。
表面放出レーザは、シリコン層の厚さ方向に対して平行な放出ビームを放出するが、これに対し、従来の半導体レーザは、シリコン層の厚さ方向に対して垂直方向に光線ビームを放出する。
その上、表面放出レーザは次の特徴を有する。すなわち、従来の半導体レーザは、楕円形断面を有し、発散角が相当様々な発散光線を放出するが、表面放出レーザは、安定した発散角を有する円形ビームを放出することができる。
ところが、表面放出レーザは、出力光線ビームが不安定な偏光方向を有するという問題点をもっている。たとえ、偏光方向がある程度製造方法によって調節できるが、偏光方向は光放出点、周囲温度および出力によって変動する。
光反射器のような多角形ミラー、イメージング光学システムとしての走査レンズ(f−θ)、光学的経路を変えるための反響ミラーなどの光学走査装置を構成する光学素子の反射率(reflectance)、透過率(transmittance)および角度(angle)特性は、入力光線ビームの偏光方向によって変わる。
このような理由から、表面放出レーザを含むモノリシックマルチビームレーザ素子が光学走査装置の光源として用いられるとき、記録媒体(storage medium)の表面を光学的に走査する複数のビームスポットは、個々の光放出点の互いに異なる偏光方向によって、それぞれ異なる強さを有する。そして、このような強さにおける差は、画像上でピッチ(pitch)の不均一の形で現れてイメージ品質を相当減少させる。
かかる問題点を解決するために、特許文献1には、外部から印加される駆動電圧によってオン/オフ駆動されるアクチュエーティングセル(actuating cell)から構成された圧電/電歪回折型光変調器によって形成される多数の回折ビームを用いた高速の走査を行う、圧電/電歪回折型光変調器を用いた走査装置が開示されている。
開示された従来の改善技術に係る圧電/電歪回折型光変調器を用いた走査装置は、所定の光源から出力された単一ビームを光路方向に対して水平に走査させる第1レンズ手段と、外部から印加される駆動電源によってオン/オフ駆動する多数のアクチュエーティングセルから構成され、前記アクチュエーティングセル相互間のオン/オフ駆動による反射および回折現象によって前記単一ビームから多数の回折ビームを生成する圧電/電歪回折型光変調器と、前記圧電/電歪回折型光変調器から入射する多数の回折ビームのうち、所定の回折係数を有する回折ビームに対する濾波を行うスリットと、前記スリットによって選択的に濾波された所定の回折係数の回折ビームを感光部材の感光面に照射する第2レンズ手段とを含んでなることを特徴とする。
一方、このような従来の改善技術に係る圧電/電歪回折型光変調器を用いた走査装置をカラーディスプレイまたは印刷に利用しようとする場合、λ1、λ2、λ3...それぞれの色の波長に対して互いに異なるスリット間隔を有するので、それに応じる簡単かつ適合なスリットの開発が要請された。
韓国特許出願第2003−77391号明細書
本発明は、かかる要請に応えるために、複数の色を一つのスリットを用いて濾波し得るよう、該当色の透過領域に、該当色のみを透過させることが可能な物質を被覆した、色選別スリットを用いた光変調器の多重ビーム走査装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、多数の光源から出力された多数光ビームのそれぞれを集束させて平行ビームに変更させて出力する第1レンズ部と、
前記第1レンズ部から出射される平行ビームに変更された多数光の各光を変調させ、各光に対する多数の回折次数を有する回折光を形成する多数の光変調器と、
前記多数の光変調器からそれぞれ形成された、多数の回折次数を有する多数の回折光を集束させて多重回折光を形成する集束部と、
前記集束部によって集束した多重回折光を回折次数別に分離する第2レンズ部と、
1または2以上の所定の次数を有し、部分的に重なる回折次数別の回折ビームのいくつかを選択的に透過し、回折次数別にそれぞれ対応する部分を含む色選別スリットと、
前記色選別スリットによって選択的に濾波された所定の回折次数の多重回折光を対象物体に照射する第3レンズ部と
を含み、
前記光変調器が、
中央部分にエアスペースを提供するための凹み部が設けられた基板上に形成され、かつ駆動電圧が印加される下部電極と、
前記下部電極上に形成された圧電/電歪層と、
前記圧電/電歪層上に形成された上部電極と
からなることを特徴とする。
また、本発明は、多数の光源から出力された多数光を集束させて多重光を形成し、形成された多重光を平行光に変更させて出力する第1レンズ部と、前記第1レンズ部から出射される平行光に変更された多重光に対する光別に時分割を行い、該当時間には該当光に対する所望の変調を行って、該当時間に該当光のみ所望の変調が行われた多数の回折次数の多重回折光を形成する光変調器と、前記光変調器から形成された多数の回折次数の多重回折光を次数別に分離する第2レンズ部と、少なくとも一つの領域以上に区分され、区分されたそれぞれの領域では前記第2レンズ部から入射する、回折次数別に分離された多重回折光のうち一つの波長のビームに対して所定の次数の光を透過させる色選別スリットと、前記色選別スリットから出射された各波長の所定の次数の回折光を対象物体の所定の分割された領域にそれぞれ投射させる第3レンズ部とを含んでなることを特徴とする。
また、本発明は、多数の光源から出力された多数の光を集束させて多重光を形成し、多重光を平行光に変更させて出力する第1レンズ手段と、前記第1レンズ手段から出射される多重光に対して時分割を行い、該当時間には該当光に対する変調を行って多数の回折光を形成して出射する光変調器と、前記光変調器から形成された多数の回折光を次数別に分離する第2レンズ手段と、前記第2レンズ手段から入射する多重光の分離された次数の多数の回折光のうち所定の次数の多重回折光を選択的に濾波する色選別スリットと、前記色選別スリットから出射された多重回折光のうち一つの回折光を該当対象物体に投射させ、残りは透過させる多数の色選別ミラーからなる色選別ミラーアレイとを含んでなることを特徴とする。
本発明に係る色選別スリットを使用すると、簡単な光学系を構成してカラーイメージを実現することができるという効果を奏する。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る色選別スリットを用いた光変調器の多重ビーム走査装置の構成を詳細に説明する。
図3は本発明の一実施例に係る色選別スリットを用いたディスプレイ装置の構成図である。
図3を参照すると、本発明の一実施例に係る色選別スリットを用いたディスプレイ装置は、多数の光源1300、照明レンズ1310、合成システム1320、フーリエ(Fourier)フィルタ1330、投射システム1340、スクリーン1350から構成されている。
多数の光線1300は、赤色光源1301a、青色光源1301b、緑色光源1301cから構成されている。照明レンズ1310は、拡散する入射光を平行光に変化させるもので、多数のシリンダレンズ1311a〜1311c、多数のコリメータレンズ1312a〜1312cから構成されている。
すなわち、照明レンズ1310は、前記多数の光源1300から出力された多数のビームのそれぞれのビームを光路方向に対して水平方向の線形光に変換させ、後述の回折型光変調器1321a〜1321cに集束させるものである。
ここで、多数のコリメータレンズ1312a〜1312cは、それぞれ前記多数の光源1300からシリンダレンズ1311a〜1311cを介して入射する球面光を平行光に変換した後、これを該当回折型光変調器1321a〜1321cに入射させる。
そして、シリンダレンズ1311a〜1311cは、前記多数の光源1310a〜1310cから入射するそれぞれの平行光を、光路方向に対して水平に位置する対応の回折型光変調器1321a〜1321cに水平に入射させるために、球面光を線形光に変換させて該当コリメータレンズ1312a〜1312cを介して該当回折型光変調器1321a〜1321cに入射させる。
合成システム1320は多数の回折型光変調器1321a〜1321c、ビームスプリッタ1322を備えており、回折型光変調器1321a〜1321cは入射光を回折させて回折光を出射し、ビームスプリッタ1322は多数の回折光を合成して出射する。
回折型光変調器1321a〜1321cは、照明レンズ1310から入射した多数ビームのそれぞれのビームの線形光を回折させて回折光を形成した後、前記回折ビームをビームスプリッタ1322を介して合成させてフーリエフィルタ1330へ出射する。
一方、回折型光変調器1321a〜1321cは、所定形状の薄膜および厚膜構造を有する多数のアクチュエーティングセル320を含んでなる。ここで、回折型光変調器1321a〜1321cの他に、透過型光変調器または反射型光変調器も使用可能である。
前記回折型光変調器1321a〜1321cは、図6に示すように、所定の基板310上に形成される下部電極321、前記下部電極321上に形成された圧電/電歪層322および前記圧電/電歪層322上に形成された上部電極323からなり且つ外部から印加される駆動電源によって上下駆動される厚膜状のアクチュエーティングセル320を含んでなる。
また、前記回折型光変調器1321a〜1321cは、図7に示すように、中央部分にエアスペースを提供するための凹み部が設けられているシリコン基板310上に、下部電極321、圧電/電歪層322および上部電極323からなり、かつ外部から印加される駆動電源によって左右駆動される薄膜状のアクチュエーティングセル320を含んでなる。
ここで、前記回折型光変調器1321a〜1321cは、前記アクチュエーティングセル320が所定の個数にグループ化されたピクセル330単位で駆動され、前記ピクセル330は、スクリーン1350の画面を構成する一つのドット(dot)に対応する。
この際、前記ピクセル330を構成するアクチュエーティングセル320が4つから構成された形状のみが示されているが、前記ピクセル330を構成するアクチュエーティングセル320が4つに限定されるのではなく、それ以外の個数から構成できるという点に留意すべきである。
次に、図8および図9を参照して回折型光変調器の動作過程を説明する。
回折型光変調器1321a〜1321cの各ピクセル330を構成するアクチュエーティングセル320は、外部から印加される駆動電源の有無に基づいて入射光を反射させる反射体として用いられるか、あるいは所定の回折係数を有する回折ビームを生成する可変回折格子として動作する。
すなわち、前記回折型光変調器1321a〜1321cは、所定個数のアクチュエーティングセル320から構成された各ピクセル330の回折現象によって発生する回折ビーム、より具体的には0次、+1次、−1次および高次の回折係数を有する回折ビームを生成させることが可能であり、ここでは、説明の便宜上、1次回折ビームに連動して動作するアクチュエーティングセル320の駆動について説明する。
まず、回折型光変調器1321a〜1321cを構成する各ピクセル330は、外部から駆動電源が印加されない状態で水平方向の単一ビームが入射する場合、図8aおよび図8bに示すように、前記ピクセル330を構成するアクチュエーティングセル320の相互間に段差が形成されないため回折現象が発生せず、これにより前記単一ビームを入射方向に対して同一の方向に反射させる0次回折ビームを形成する。
ここで、図8aは回折型光変調器1321a〜1321cの各ピクセル330を構成する厚膜状のアクチュエーティングセル320による0次回折ビームの形成を説明するための図、図8bは薄膜状のアクチュエーティングセル320による0次回折ビームの形成を説明するための図である。
ところが、外部から駆動電源が印加される場合、回折型光変調器1321a〜1321cを構成する各ピクセル330は、図9aおよび図9bに示すように、駆動電源に連動して上、下方向に変化し或いは変化しないアクチュエーティングセル320の構成変化に基づいて可変回折格子を形成し、これにより外部からの単一ビームに対する回折を行って、所定の回折係数を有するマルチビームを形成する。
ここで、図9aは回折型光変調器1321a〜1321cのピクセル330を構成する厚膜状のアクチュエーティングセル320による±1次回折ビームの形成を説明するための図、図9bは薄膜状のアクチュエーティングセル320による±1次回折ビームの形成を説明するための図である。
この際、前記各ピクセル330を構成する隣接したアクチュエーティングセル320が入射光の波長に対して1/4波長深さの段差を形成するように駆動電源を印加する場合、前記ピクセル330は0次回折が最小化され、+1次または−1次回折が極大化される。
すなわち、隣接したアクチュエーティングセル320相互間の段差、より具体的には反射面の深さ差が入射光の波長の1/4波長深さの段差を形成する回折モードでは±1次および高次の回折ビームが形成される。
一方、フーリエフィルタ1330は、投射レンズ1331と色選別スリット1332から構成されており、入射する回折光のうち所望の次数の回折光のみを透過させる。すなわち、投射レンズ1331は入射する光を次数別に分離して出射し、色選別スリット1333は入射する回折光のうち所望の次数の回折光のみを透過させる。この際、使用される色選別スリット1332は、図10a〜図10eでよく説明されている。すなわち、投射レンズ1331はフーリエレンズであって、光変調器1321a〜1321cから入射する回折光を次数別に分離する役割を行うが、0次と±1次を分離する。
色選別スリット1332は、前記回折型光変調器1321a〜1321cによって回折されて形成されたいろいろの光源からの多重回折ビームの入射を投射レンズ1331を介して受けた後、前記入射した多重の回折ビームのうち所定の回折係数、より具体的には0次、+1次および次回折係数を有する多重の回折ビームのみを選択的に透過させ、これを後述のプロジェクションシステム1340に出射させる。
この際、用いられる色選別スリット1332の平面図および正面図が図10aに示されているが、図10aに示すように、0次回折スリットの場合、B領域にはBlue、Green、Redの3色の0次回折ビームを通過させる物質が被覆されており、G領域の中でもB領域と重ならない部分にはGreen、Redの2色の0次回折ビームを通過させる物質が被覆されており、R領域の中でもB領域およびG領域と重ならない部分にはRedのみを通過させる物質が被覆されている。そして、その他の領域には青(Blue)、緑(Green)、赤(Red)の3色を全て通過させない物質が被覆されている。
そして、図10bに示されている±1次スリットの場合、R領域の中でもG領域と重ならない領域にはRedを透過させる物質で被覆されており、R領域とG領域が重なる領域にはRedとGreenを透過させる物質で被覆されており、G領域の中でもR領域またはB領域と重ならない領域にはGreenを透過させる物質で被覆されており、G領域の中でもB領域と重なる領域にはGreenとBlueを透過させる物質で被覆されており、B領域の中でもG領域と重ならない領域にはBlueのみを透過させる物質で被覆されている。
一方、図10cに示されている他の±1次スリットの場合、R領域でもG領域と重ならない領域にはRed色を透過させる物質で被覆されており、R領域とG領域が重なる領域にはRedとGreenを透過させる物質で被覆されており、R領域とG領域とB領域が重なる領域にはRedとGreenとBlueを透過させる物質で被覆されている。ここで、G領域は、R領域と重なる領域、R領域およびB領域と重なる領域、B領域と重なる領域から構成されている。
B領域は、G領域およびR領域と重なる領域、G領域と重なる領域、そしてBlueのみを透過させる領域から構成されている。
このように、色選別スリット1332を使用すると、一つのスリットを用いて複数の波長に対する濾波が可能であって次数別の分離ができるようにする。スリット間隔の決定は次の数式1によって可能である。
Figure 0003884750
ここで、Dはスリット間隔、λは光源の波長、Λは回折格子の周期、f(λ)は波長によって変わる投射レンズ1331のレンズ焦点距離をそれぞれ示す。したがって、0次スリットと±1次スリットの場合、透過と反射パターンが正反対になる。
一方、色選別スリット1332は、高反射率ミラー方式を使用し、或いは高透過率の透過方式を使用することができる。高透過率方式では、図10dに示すように、高屈折率の媒質と低屈折率の媒質の2種類を、λ/4の光学的厚さを有するように交互に多重被覆すると、高い透過率を有することになる。高反射率方式では、図10eに示ように、高屈折率の媒質と低屈折率の媒質の2種類を、λ/4の光学的厚さを有するように交互に多重被覆するが、中央部には高屈折率の媒質の光学厚さをλ/2にし、両端は低屈折率の媒質を用いて左右対称となるようにすると、高い透過率を有することになる。高屈折率に使用される媒質はTiO2、ZnO、Ta25、SrTiO3、HfO2、CeO2、ZnSなどがあるが、主にZnSが用いられており、屈折率は2.3〜2.4程度である。
低い屈折率の媒質として用いられる物質には、SiO2、MgF2、NaF、LiF、CaF2、AlF3、氷晶石{AlF3(NaF)3}などがあるが、主にMgF2が用いられている。
プロジェクションシステム1340は、入射した回折光をスクリーン1350に投射する。すなわち、プロジェクションシステム1340は、前記色選別スリット1332を介して入射する所定の回折係数の回折ビームをスクリーン1350に集束させてスポットを形成させる役割を行うものであって、より具体的にはプロジェクションレンズである。
以下、図3を参照して本発明に係る色選別スリットを用いたディスプレイ装置の動作過程を詳細に説明する。
まず、所定の多数の光源1300、より具体的には多数のレーザダイオードLDから発生した球面光の多数のビームは、光軸上に形成された多数のシリンダレンズ1311a〜1311cおよび多数のコリメータレンズ1312a〜1312cからなる照明レンズ1310に入射する。
ここで、前記照明レンズ1310を構成する多数のシリンダレンズ1311a〜1311cは、光路上に水平方向に位置する回折型光変調器1321a〜1321cに水平に光を入射させるために、前記多数の光源1300a〜1300cからの当該ビームを水平方向の線形光に変換させる。
コリメータレンズ1312a〜1312cは、該当する水平方向の線形光を平行光に変換させた後、回折型光変調器1321a〜1321cに投射する。
上述したように、前記照明レンズ1310を介してそれぞれのビームが水平方向の線形光に変換されると、前記回折型光変調器1321a〜1321cは、それぞれのビームに対して印加される駆動電源の有無に基づいて所定個数のアクチュエーティングセル320からなる各ピクセル330を反射体として用いるか、あるいは前記アクチュエーティングセル320の相互間に形成される段差に基づいて0次、+1次および1次の回折係数を有する回折ビームを形成する可変回折格子として用いる。
上述したように、前記多数の回折型光変調器1321a〜1321cによって形成された、所定の回折係数を有する多数の回折ビームは、ビームスプリッタ1322で合成されて多重化された後、フーリエフィルタ1330に入射する。
すると、フーリエフィルタ1330の投射レンズ1331は、回折光を次数別に分離して色選別スリット1332へ投射させる。このように投射レンズ1331を介して色選別スリット1332に入射する場合、前記色選別スリット1332は、既に設定された回折係数を有する多重の回折ビームのみを通過させ、残りの回折係数を有する多重の回折ビームに対しては濾波を行う。
この際、0次回折係数を有する回折光を用いる場合には、前記色選別スリット1332は、0次回折係数を有する回折ビームに対しては濾波を行わず、+1次、−1次の回折係数を有する回折ビームに対しては濾波を行う。
したがって、前記色選別スリット1332は、0次回折係数を有する回折ビームに対しては濾波を行わずに通過させることにより、所定のスクリーン1350上に、0次回折光を用いたスポットを形成させる。
図4は本発明の第2実施例に係る色選別スリットを用いた回折多重ビーム走査装置の構成を示す断面図である。
図4を参照すると、本発明の第2実施例に係る色選別スリットを用いた回折多重ビーム走査装置は、多数の光源1400a、1400b、色選別ミラー1410、照明レンズ1420、光変調器1430、投射レンズ1440、色選別スリット1450、色選別ミラー1461、1471、反射ミラー1462、1472、対象物体1480a、1480bから構成されている。
多数の光源1400a、1400bは、図面には2つの光源から構成されており、互いに波長の異なる光を出射する。色選別ミラー1410は、ある波長に対しては反射し、ある波長に対しては透過させる性質をもっており、2つの光源を集める機能を行う。したがって、色選別ミラー1410を使用すると、多数の光源1400a、1400bから入射するそれぞれ異なる波長の光を集めることができる。この際、本発明では、多数の光源1400a、1400bを順次駆動し、時分割された光を形成するようにする。すなわち、まず第1光源1400aが一定の時間光を生成して出射し、その後一定の時間第2光源1400bが光を生成して出射し、さらに第1光源1400aが、それから第2光源1400aが光を生成して出射することにより、時分割されて互いに異なる波長の光が出射されるようにする。
照明レンズ1420は、拡散する光を平行光に変換させて光変調器1430に投射するもので、シリンダレンズ1421とコリメータレンズ1422から構成されている。光変調器1430は入射光を回折させて回折光を生成して出射する。
そして、投射レンズ1440は、回折光を0次回折光と±1次回折光を互いに分離して出射し、色選別スリット1450は、所望の波長の入射光を透過或いは反射させる。
図4において、色選別スリット1450の上部では多数ビームの中の第1ビームによって生成された±1次光のみを通過させ(この際、第1ビームの光源1400aが光を生成して出射する時間の間)、下部では多数ビームの中の第2ビームによって生成された−1次光のみを通過させる(すなわち、第2ビームの光源1400bが光を生成して出射する時間の間)。
この際、色選別スリット1450は、図10a〜図10eで説明した通りである。色選別ミラー1461、1471と反射ミラー1462、1472は回折光を所望の対象物体1480a、1480bに入射させる機能を行う。
図4において、上部にある色選別ミラー1461と反射ミラー1462は、対象物体1480a、1480bの上部面1480aに回折光を入射させる。そして、下部にある色選別ミラー1471と反射ミラー1462は、対象物体1480a、1480bの下部面1480bに回折光を入射させる。
図5は本発明の第3実施例に係る色選別スリットを用いた回折多重ビームプリンタ装置の立体構成図である。
図5を参照すると、本発明の第3実施例に係る色選別スリットを用いた回折多重ビームプリンタ装置は、多数の光源1500a〜1500d、前置色選別ミラー1510、照明レンズ1520、光変調器1530、投射レンズ1540、色選別スリット1550、後置色選別ミラー1560a〜1560d、多数のドラム1570a〜1570dを備えている。
多数の光源1500a〜1500dは互いに異なる波長の光を生成して出射し、前置色選別ミラー1510は互いに異なる波長の入射光を集めて出射する。この際、多数の光源1500a〜1500dは、時分割されて駆動され、その結果前置色選別ミラー1501を通過する光は、時間別に分割された光が通過する。すなわち、一定の時間は第1光源1500aから生成された光が通過し、次の一定の時間は第2光源1500bから生成された光が通過し、次の一定の時間は第3光源1500cから生成された光が通過し、次の一定時間は第4光源1500dから生成された光が通過する。このような方式で時分割されて光が通過する。
照明レンズ1520は、入射した光を平行光に変換させて出射するもので、シリンダレンズ1521、コリメータレンズ1522から構成されている。光変調器1530は入射した光を回折光に変換させて出射し、投射レンズ1540は回折光の次数を分離する。
色選別スリット1550は、入射する光のうち0次回折光または±1次光を選択的に通過させる。後置色選別ミラー1560a〜1560dは選択的に光を通過或いは反射させる。
すなわち、後置色選別ミラー1560a〜1560dの第1色選別ミラー1560aは、入射する入射光のうち一つの光のみを反射させて第1ドラム1570aに投射させ、残り波長の光は投射させる。
後置色選別ミラー1560a〜1560dの第2色選別ミラー1560bは、入射する入射光のうち一つの光のみを反射させて第2ドラム1570bに投射させ、残り波長の光は透過させる。
後置色選別ミラー1560a〜1560dの第3色選別ミラー1560cは、入射する入射光のうち一つの光のみを反射させて第3ドラム1570cに投射させ、残り波長の光は透過させる。
後置色選別ミラー1560a〜1560dの第4色選別ミラー1560dは、入射する入射光のうち一つの光のみを反射させて第4ドラム1570dに投射させる。
一方、図面では本発明に係る走査装置がプリンタのドラムやディスプレイ装置に適用されるものと示したが、本発明は、これに限定されて適用されるものではなく、電子写真複写機やワードプロセッサなどの様々な光電機器に適用できる。
ここで、上述した本発明では、好適な実施例を参照して説明したが、当該技術分野で通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想および領域から逸脱することなく本発明を様々に修正および変更することができることを理解すべきである。
単一抗原とf−θレンズを用いる従来のレーザ走査方式を示す図である。 イメージヘッドに構成されたLED配列によって形成されたマルチビームを用いてレーザ走査を行う従来のイメージヘッドプリント方式を示す図である。 本発明の第1実施例に係る色選別スリットを用いたディスプレイ装置の構成図である。 本発明の第2実施例に係る色選別スリットを用いた回折多重ビーム走査装置の構成を示す断面図である。 本発明の第3実施例に係る色選別スリットを用いた回折多重ビームプリンタ装置の立体構成図である。 本発明の光変調器を構成する厚膜状のアクチュエーティングセルの配列を示す図である。 本発明の光変調器を構成する薄膜状のアクチュエーティングセルの配列を示す図である。 本発明に係る駆動電源に対応して動作する光変調器を構成するアクチュエーティングセルの動作を説明するための図である。 本発明に係る駆動電源に対応して動作する光変調器を構成するアクチュエーティングセルの動作を説明するための図である。 本発明に係る駆動電源に対応して動作する光変調器を構成するアクチュエーティングセルの動作を説明するための図である。 本発明に係る駆動電源に対応して動作する光変調器を構成するアクチュエーティングセルの動作を説明するための図である。 本発明に用いられる0次回折光の色選別スリットの側面図および正面図である。 本発明に用いられる±1次回折光の色選別スリットの側面図および正面図である。 本発明に用いられる±1次回折光の色選別スリットの側面図および正面図である。 本発明に用いられる高透過率特性を有する色選別スリットの正面図である。 本発明に用いられる高反射率特性を有する色選別スリットの正面図である。
符号の説明
310 基板
320 アクチュエーティングセル
321 下部電極
322 圧電/電歪層
323 上部電極
330 ピクセル
1300、1400a、1400b、
1500a〜1500d 光源
1310、1420、1520 照明レンズ
1301a 赤色光源
1301b 青色光源
1301c 緑色光源
1311a〜1311c シリンダレンズ
1312a〜1312c コリメータレンズ
1320 合成システム
1321a〜1321c 回折型光変調器
1322 ビームスプリッタ
1330 フーリエフィルタ
1332、1550 色選別スリット
1340 プロジェクションシステム
1350 スクリーン
1410、1450、1461、1471 色選別ミラー
1430、1530 光変調器
1440、1540 投射レンズ
1462、1472 反射ミラー
1510 前置色選別ミラー
1560a〜1560d 後置色選別ミラー
1570a〜1570d ドラム

Claims (5)

  1. 多数の光源から出力された多数光ビームのそれぞれを集束させて平行ビームに変更させて出力する第1レンズ部と、
    前記第1レンズ部から出射される平行ビームに変更された多数光の各光を変調させ、各光に対する多数の回折次数を有する回折光を形成する多数の光変調器と、
    前記多数の光変調器からそれぞれ形成された、多数の回折次数を有する多数の回折光を集束させて多重回折光を形成する集束部と、
    前記集束部によって集束した多重回折光を回折次数別に分離する第2レンズ部と、
    1または2以上の所定の次数を有し、部分的に重なる回折次数別の回折ビームのいくつかを選択的に透過し、回折次数別にそれぞれ対応する部分を含む色選別スリットと、
    前記色選別スリットによって選択的に濾波された所定の回折次数の多重回折光を対象物体に照射する第3レンズ部と
    を含み、
    前記光変調器が、
    中央部分にエアスペースを提供するための凹み部が設けられた基板上に形成され、かつ駆動電圧が印加される下部電極と、
    前記下部電極上に形成された圧電/電歪層と、
    前記圧電/電歪層上に形成された上部電極と
    からなる
    ことを特徴とする色選別スリットを用いた光変調器の多重ビーム走査装置。
  2. 前記集束部がビームスプリッタであることを特徴とする請求項1記載の色選別スリットを用いた光変調器の多重ビーム走査装置。
  3. 前記色選別スリットは、多重光の各光の該当次数の回折光に対応する部分が透過性物質で被覆されていることを特徴とする請求項1記載の色選別スリットを用いた光変調器の多重ビーム走査装置。
  4. 前記色選別スリットは、多重光の各光の該当次数の回折光に対応する部分以外の部分が反射性物質で被覆されていることを特徴とする請求項1記載の色選別スリットを用いた光変調器の多重ビーム走査装置。
  5. 前記光変調器が回折型光変調器であることを特徴とする請求項1記載の色選別スリットを用いた光変調器の多重ビーム走査装置。
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