JP3883448B2

JP3883448B2 - Working dose management system

Info

Publication number: JP3883448B2
Application number: JP2002050765A
Authority: JP
Inventors: 哲也山本; 勉加藤; 信義武内
Original assignee: Hokuriku Electric Power Co; Fuji Electric Holdings Ltd
Current assignee: Fuji Electric Co Ltd; Hokuriku Electric Power Co
Priority date: 2002-02-27
Filing date: 2002-02-27
Publication date: 2007-02-21
Anticipated expiration: 2022-02-27
Also published as: JP2003248080A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、原子力発電所などの放射線取扱い施設で作業する作業従事者の放射線管理区域への入退域の管理および作業線量の管理を行なう作業線量管理システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種のシステムとしては、放射線管理区域の入退域口にゲート手段を有する入退域管理装置（ＡＲＧ）を設置し、これを、各種放射線関連設備機器を監視・制御する放管計算機とオンラインで接続してなるものが知られている。
放管計算機には施設への入所に必要な従事者登録手続きを済ませた全作業従事者の情報が記録されており、従来のシステムでは、入所時に登録された個人情報と放射線管理区域への入域に際し入退域管理装置から送信されてくる個人情報とを照合するようにして、放管計算機による入域資格判定を行ない、この判定結果を放管計算機から入退域管理装置へ送信することにより、従事者の放射線管理区域への入域をコントロールするようにしている。
【０００３】
なお、被爆線量を作業件名と対応づけて管理している都合から、入退域管理装置で予定している実施作業件名を従事者に選択させるようにしているものもある。入退域管理装置で実施作業件名を選択しなかった場合、作業開始にあたっては、作業現場に設置されている作業情報入力装置（ＷＩＤ）を使用し、各人の携帯する線量計に作業件名を入力することが必要となる。
【０００４】
また、入退域管理装置には、次の２種類のタイプが存在する。
１つは、従事者が携帯する線量計とＩＤカード等の個人情報媒体が所定の部位にセットされると処理を開始するタイプのものであり、線量計とＩＤカード等のセット、放管計算機との交信、実施作業件名の選択など、入域処理を完了する迄にトータルで約８秒〜１５秒程度の時間を要する。
【０００５】
もう１つは、ＩＤカード等の個人識別情報媒体がセットされると処理を開始し、入域資格のある従事者に対してのみ線量計を貸し出すようにしたタイプのものであり、ＩＤカードのセット、放管計算機との交信、実施作業件名の選択、線量計の排出など、入域処理を完了する迄には同様に約８秒〜１５秒程度の時間を要している。
【０００６】
いずれのタイプの入退域管理装置とも放管計算機とオンラインで接続されている事が必須であり、システムの設置工事が大掛かりにならざるを得ない。また、従事者が放射線管理区域に到着した時点で、入退域管理装置側からオンライン接続されている放管計算機側へデータを送り、放管計算機で入域資格の判定処理を実行しているため、処理時間を短縮することは困難であり、従事者の操作も含め１人当たり１５秒程度の時間を要していることから、特に始業時など従事者が集中する時間帯では、入退域管理装置の前で行列が発生する場合もある。
【０００７】
また、従来のシステムでは、放射線管理区域からの退域処理に関しても、作業を終えた従事者が放射線管理区域出口（入退域口）に来てから処理を開始しているため、時間がかかっている。すなわち、作業者が携帯する線量計から入退域管理装置にて個人情報、積算線量などを読み取って放管計算機に送信し、放管計算機側で線量データの格納とともに退域資格判定を行い、この資格判定結果を放管計算機から入退域管理装置へ送信することにより、放射線管理区域からの退域をコントロールしている。入域処理の際と同様に、従事者の操作を含めて８〜１５秒程度の処理時間が必要となり、休憩、終業時などの従事者が多い時間帯には行列が発生する場合もある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は上述の問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、入退域の処理時間を短縮して入退域口での待ち時間を解消すると共に処理操作の面で従事者の負担を軽減することができ、しかも、大掛かりな工事を伴うことのない低コストな作業線量管理システムを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するため、請求項１の発明では、線量計(40)から線量情報を読取る読取部と、メモリと、外部と無線交信可能な交信部を有する線量計携帯ケース(30)と、前記作業従事者の識別情報と作業内容情報と各種資格情報とを記録しておくデータベースを備えた放管計算機(90)と、少なくとも前記作業従事者の識別情報および実施予定作業情報を含む予約情報を入力するための手段を有するとともに、放管計算機とオンラインで接続され、前記予約情報を放管計算機へ送信する一方、入域資格判定処理の結果として放管計算機側から与えられた当該作業従事者の立入資格情報を含むデータを、予め前記線量計携帯ケース(30)に書き込む予約装置(請負事業者用端末10,ＷＩＤ20)と、複数の線量計(40)をロックした状態で収納する収納部と、前記線量計携帯ケース(30)に記録されているデータを読み取る読取部を有し、作業従事者が所持する前記線量計携帯ケースに記録された立入資格情報に基づき、ロックを解除して当該作業従事者への線量計(40)の貸出しを可能にする放射線管理区域へ到る経路上に設置された線量計充電・貸出し装置(50)とからなり、前記立入資格情報が"立入可"である作業従事者のみに線量計(40)の貸出しを行ない、放射線管理区域への入域を許可するようにした。
【００１０】
また、上記請求項１の発明において、放射性物質による汚染の可能性が低い場所での作業についての従事許可情報を含むデータを、全ての前記線量計携帯ケース(30)に対し、自動的に書き込むようにしても良い（請求項２の発明）。
また、上記請求項１の発明においては、放射線管理区域への入域に際し、作業従事者が線量計(40)を線量計携帯ケース(30)に正規に装着し所持しているかをチェックするための携帯チェック装置(60)であって、線量計(40)貸出後一定時間が経過する迄の間に線量計(40)が線量計携帯ケースに装着されたか否かを検知する第１の検知手段と、作業従事者が当該携帯チェック装置を通過する期間中に線量計携帯ケース(30)に付加したタグからの信号の有無を検知する第２の検知手段と、この第１、第２の検知手段の出力に基づいて警報を発生する警報発生手段、とからなる携帯チェック装置 (60) を放射線管理区域の入口に設置することが好ましい（請求項３の発明）。
【００１１】
また、請求項４の発明は、線量計(40)から線量情報を読取る読取部と、メモリと、外部と無線交信可能な交信部を有する線量計携帯ケース(30)と、前記作業従事者の識別情報と作業内容情報と各種資格情報とを記録しておくデータベースを備えた放管計算機(90)と、放射線管理区域内(E2)の出口手前に設置されるとともに、前記線量計携帯ケース(30)と交信し線量情報を収集して前記放管計算機へ送信する先読み装置(70)と、放射線管理区域出口に設置した線量計携帯ケース(30)との交信が可能な退域通信装置(80)とを具備してなり、
前記放管計算機 (90) は、前記先読み装置 (70) から収集される作業従事者の線量情報を用い、今回作業による被爆線量と過去の被爆線量の加算値が所定値を超えているか否かについての退域資格一次判定結果と、放射線管理区域への次回の入域を許可するか否かについての次回入域可否判定結果と、今回作業による被爆線量に基づいて変更した警報設定値を含む情報を、前記退域通信装置 (80) へ送出し、
前記退域通信装置 (80) は、作業従事者が放射線管理区域の出口に到達した時点で体表面汚染の測定を開始し、この測定結果が所定値を越えているか否かの退域資格二次判定を行い、該退域資格二次判定の結果と、前記放管計算機 (90) から既に送信されている当該作業従事者に関する退域資格一次判定結果とに基づいて、放射線管理区域 (E2) からの退域を許可するか否かの退域資格判定を行うとともに、当該作業従事者が所持する前記線量計携帯ケース(30)に記録されている入域資格と警報設定値についての情報を書き換えるようにしたことを特徴とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、この発明に係る作業線量管理システムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
図１は、この発明に係る作業線量管理システムの概要を示すブロック図である。また、図２は入域処理のフローを説明するための図、図３は退域処理のフローを説明するための図である。
【００１３】
図１に示すように、この作業線量管理システム１００は、業者ハウスＥ１（請負事業者詰め所）に設けられた請負事業者用端末装置１０、施設内の非管理区域に設置された線量計充電・貸出し装置５０、放射線管理区域Ｅ２の入退域口付近に設けられた携帯チェック装置６０、放射線管理区域Ｅ２内の作業エリアＥ３に設けられた複数台のＷＩＤ２０、先読み装置７０、退域通信装置８０、および放管計算機９０などから構成されている。なお、請負事業者用端末装置１０、退域通信装置８０、および先読み装置７０は、バスＢを介して放管計算機９０にオンライン接続されている。なお、図１中の白抜き矢印は作業従者の移動経路を示している。
【００１４】
（従事者指定登録）
初めに作業従事者は、業者ハウスＥ１内にある放管計算機９０に接続された請負事業者用端末１０を利用して、施設の入所に必要な従事者指定登録の手続きを済ませておく。具体的には、個人情報（氏名、所属）、放射線防護教育の受講履歴、健康診断の有効期限、及びＷＢＣ受検の有無、等の各項目について入力を行い、これらのデータを施設側の放管計算機９０へ送信する。
【００１５】
これを受けて施設側では、上述のデータと放管手帳の記録とを照合し、入力ミスの有無、真偽などを確認して、問題がなければ作業従事者としての登録を承認する。そして、個人識別番号（従事者ＩＤ）を発行し、先のデータとともに放管計算機９０のデータベースに記録する。この手続完了以降、作業従事者は、ＩＤをもとに放管計算機９０にアクセスすることが可能になる。
【００１６】
なお、放射線管理区域内での作業は被爆線量に応じて複数の作業種別に区分されており、放射性物質による汚染の可能性が低い場所での作業は第３種作業と定義されている。そこで、この従事者指定登録の際、全従事者について「第３種作業」の従事許可情報を自動登録するようにしても良い。このようにしておくと、危険性のない第３種作業のみ実施する従事者に関しては、実施作業情報（件名）の入力を行なう必要が無くなる。
【００１７】
（入域予約）
各作業従事者が当日に行なう放射線管理区域内での作業内容は、当日あるいは前日に確定されることが多く、通常、放射線管理区域への入域前には最終確認のためのミーティング（ＴＢＭ）が行なわれている。作業従事者は、請負事業者用端末１０を利用し、このＴＢＭで指示された実施予定作業の情報（作業件名）を含む予約情報を、放管計算機９０へ送信する。すると、放管計算機９０は、データベースに記録してある作業従事者の情報を参照し、資格判定処理を行い、立入資格情報を含むデータを請負事業者用端末１０側へ送信する。作業可能と判断されれば、立入資格情報を「立入可」としたデータが請負事業者用端末１０側へ送信される。
【００１８】
作業従事者は、放管計算機９０から請負事業者用端末１０へ送信されたデータを、各人に渡されている線量計携帯ケース３０のメモリへ書き込む。この際、データを書き込む対象は線量計携帯ケース３０でなく、他の記録媒体、例えばＩＣカードなどでも構わない。線量計携帯ケース３０以外を記録媒体として使用する場合、その記録媒体と線量計４０との交信手段は別途設けるものとする。
【００１９】
なお、実施予定作業の情報（作業件名）については、端末装置１０に接続されたＷＩＤ２０（作業情報入力装置）を利用して、入力できるようにしておくことが望ましい。この業者ハウスＥ１に設置されるＷＩＤ２０を、後述する作業エリアＥ３内に設置される作業情報入力装置と同一のものとすれば、現場での経験のない作業従事者に対しても、不安を感じさせることなく操作の手順を指導することができ好都合である。
【００２０】
線量計携帯ケース３０への諸データの書き込みを完了した作業従事者は、放射線区域Ｅ２へ向かい移動する。
（入域）
放射線管理区域Ｅ２に到る経路の途上には、線量計充電・貸出し装置５０が設置されている。線量計充電・貸出し装置５０は、複数の線量計４０をロックした状態で収納する収納部と、線量計携帯ケース３０に記録されているデータを読み取るための読取部（受信部）を備えており、立入資格情報が“立入可”になっていることを条件にロックを解除し、線量計４０を排出して貸し出し可能にするものである。
【００２１】
線量計携帯ケース３０以外の記録媒体を使用する場合、立入資格情報を線量計４０で判断し“立入不可”の場合に線量計４０にアラームを発生させるようにすることも可能である。このとき、線量計充電・貸出し装置５０において線量計４０をロックする必要は無く、任意の線量計４０を取り出すことができる。
なお、この線量計充電・貸出し装置５０は収納状態にある線量計４０を充電する機能も有している。
【００２２】
この線量計充電・貸出し装置５０のところで、作業従事者は、線量計携帯ケース３０を線量計充電・貸出し装置５０の読取部に向け、ロックの解除された線量計４０を取り出して、線量計４０を線量計携帯ケース３０に装着する。このとき、線量計携帯ケース３０と線量計４０との間でデータの送受が行なわれ、線量計４０に警報設定値が書込まれる。ＩＣカード等の記録媒体を線量計４０との間でデータ交信できるようにし、線量計携帯ケース３０の代わりに使用しても良い。この場合、線量計充電・貸出し装置５０では線量計４０をロックしないので任意の線量計４０を取り出すことができる。
【００２３】
次に、作業従事者は、放射線管理区域Ｅ２の入域口へ向かうことになるが、入域口の手前には携帯チェック装置６０が設置されている。この携帯チェック装置６０は、放射線管理区域Ｅ２への入域に際し、作業従事者が線量計４０を線量計携帯ケース３０に正規に装着した状態で所持しているかどうかをチェックするためのものである。線量計携帯ケース３０以外の記録媒体を使用する場合、記録媒体と線量計４０の所持と相互の交信が確立されていることをチェックするために使用する。
【００２４】
この実施例では、線量計充電・貸出し装置５０による線量計４０貸出後一定時間が経過する迄の間に線量計４０が線量計携帯ケース３０に装着されたか否かを検知する第１の検知手段と、作業従事者の通過中に線量計携帯ケース３０に付加したタグからの応答信号の有無を検知する第２の検知手段と、この第１、第２の検知手段の出力に基づいて判定を行ない、警報発生手段に対して警報発生要否の判定信号を与える判定部とから構成されている。線量計携帯ケース３０以外の記録媒体を使用する場合、線量計４０と記録媒体との交信が確立されたか否かを検知する第１の検知手段と、作業従事者の通過中に線量計４０もしくは記録媒体に付加したタグからの応答信号の有無を検知する第２の検知手段の出力に基づいて判定を行なうものとなる。なお、警報発生手段については、携帯チェック装置６０に設けるようにしても良いし、線量計４０が備えている警報発生器を利用するようにしても良い。
【００２５】
また、表１に携帯チェック装置６０の判定テーブルを示す。
【００２６】
【表１】

（作業現場）
携帯チェック装置６０の前を通過した作業従事者は、放射線管理区域Ｅ２内の作業エリアＥ３で実施予定していた作業を行なう。なお、「第３種作業」以外の作業を行なう必要が生じた場合には、各作業場（作業場Ａ，作業場Ｂ，・・・Ｎ）に設置されているＷＩＤ２０を利用して、線量計携帯ケース３０へ実施作業件名の入力を行なう。
【００２７】
なお、各作業場に設置するＷＩＤ２０としては、無線交信部を有し、バーコードによる情報入力も可能な公知の装置を使用することでも良いが、本実施例では、それぞれのＷＩＤ２０にタッチパネル式のディスプレイを付加している。ＷＩＤ２０の交信部に線量計携帯ケース３０をかざすと、線量計携帯ケース３０に記憶されている実施作業情報を読み出し画面表示が行なわれる。作業従事者は表示された作業件名から該当するものを選択するだけで簡単に作業件名入力を済ませることができる。なお、選択された作業件名に、作業開始時刻、作業開始時積算線量を加えた情報が実施作業情報として、線量計携帯ケース３０に記録される。なお、線量計４０によって測定される今回の作業による被爆線量値は、線量計携帯ケース３０にも記録される。
（退域）
作業従事者は、作業エリアＥ３内での作業を終了すると、放射線管理区域Ｅ２の入退域口（出口）に到る途中に配置された先読み装置７０に近づいて、線量計携帯ケース３０に記憶された線量データを読み取らせる。この線量データは、ＩＤ、放射線被ばく線量当量、作業時間、作業件名などのデータである。
【００２８】
図４は、先読み装置７０の概要を示す図である。図に示すように、線量計携帯ケース３０の交信部３１が、先読み装置７０の読取部７１と交信を行なうことによって、線量計携帯ケース３０の線量データが先読み装置７０側に読み込まれる。読み取られた線量データは、信号処理部７２によって処理された後、放管計算機９０に伝送される。
【００２９】
放管計算機９０側では、先読み装置７０から送信された線量データをデータベースに格納する。そうして、今回の被爆線量と既に管理されている過去の被爆線量とを加算し、この加算値が所定値を超えているか否かの退域資格一次判定を行い、この退域資格一次判定結果を退域通信装置８０へ送出する。さらに、放管計算機９０は、放射線管理区域Ｅ２への次回の入域を許可するか否かの入域可否判定を行い、この次回入域可否判定結果と、今回の被爆線量に基づいて変更した当該作業従者の警報設定値を含む更新情報とを、退域通信装置９０へ送出する。
【００３０】
先読み装置７０を通過した作業従事者は、放射線管理区域Ｅ２の入退域口（出口）手前に設置されている退域通信装置８０に到る。作業従事者が退域通信装置８０の交信部に線量計携帯ケース３０をかざすと、退域通信装置８０は、体表面汚染の測定を開始し、この測定結果が所定値を超えているか否かの退域資格二次判定を行なう。そして、この二次判定結果と放管計算機９０から既に送信されている当該作業従事者の退域資格一次判定結果とに基づいて、放射線管理区域Ｅ２からの退域を許可するか否かの退域資格判定を行なう。否となった作業従事者については、除染の後、再度の判定が行なわれる。
【００３１】
また、退域通信装置８０は、放管計算機９０から送信されている全ての判定結果、および警報設定値などの更新情報を、線量計携帯ケース３０に書き込む。線量計携帯ケース３０の代わりに他の記録媒体を使用している場合、その記録媒体に判定結果、更新情報を書き込む。退域通信装置８０での処理を終えた作業従事者は、放射線管理区域Ｅ２から出た後、線量計携帯ケース３０から線量計４０を取り外し、線量計充電・貸出し装置５０の収納部に線量計４０を挿入するようにして返却を行なう。線量計携帯ケース３０以外の記録媒体を使用した場合、線量計４０から記録媒体を取り外してから線量計充電・貸出し装置５０に返却する。なお、線量計携帯ケース３０もしくはその代わりとなる記録媒体には、最新の更新情報が記録されているので、休憩などで放射線管理区域Ｅ２から一時的に退域した場合、業者ハウスＥ１に戻って端末操作をせずとも、速やかに放射線管理区域Ｅ２へ再入域することが可能である。
【００３２】
【発明の効果】
請求項１の発明によれば、作業従事者の立入資格情報を含むデータを、予め線量計携帯ケースに書き込む予約装置を設け、立入資格情報が"立入可"である作業従事者のみに放射線管理区域への入域を許可するようにしているので、放射線管理区域への入域時に放管計算機との間でデータの送受を行なう必要がなくなり、入域待ち時間を格段に短縮することができるという効果を奏する。また、線量計充電・貸出し装置を放管計算機とオンラインで接続する必要がなく、しかも、線量計充電・貸出し装置に入退域管理装置としての機能を持たせているので、設置工事も簡単でコスト低減を図ることができる。
【００３３】
請求項２の発明によれば、放射性物質による汚染の可能性が低い場所での作業（第３種作業）の従事許可情報を含むデータを、全ての線量計携帯ケースに自動的に書き込むようにしたので、実施予定作業情報の入力を行なう必要が無くなり、合理的な運行が可能になる。請求項３の発明によれば、放射線管理区域への入域に際し、作業従事者が線量計を線量計携帯ケースに正規に装着し所持しているかをチェックするための携帯チェック装置を設けるようにしているので、線量データの収集がより確実に行なわれる。
【００３４】
請求項４の発明によれば、放射線管理区域内の出口手前に、線量計携帯ケースと交信し線量情報を収集して放管計算機へ送信する先読み装置を設け、線量情報に基づき放管計算機にて実行した退域資格判定の情報（退域資格一次判定結果）および入域資格、警報設定値に関する更新情報を含むデータを、まえもって退域通信装置に与えようにしているので、退域処理の時間を短縮することができるという効果を奏する。また、前記線量計携帯ケースに記録されている情報を書き換えるようにしているので、放射線管理区域Ｅ２から一時的に退域した場合でも、速やかに放射線管理区域Ｅ２へ再入域することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係る作業線量管理システムの概要を示すブロック図である。
【図２】入域処理のフローを説明するための図である。
【図３】退域処理のフローを説明するための図である。
【図４】先読み装置７０の概要を示す斜視図である。
【符号の説明】
１０…請負事業者用端末、２０…作業情報入力装置（ＷＩＤ）、３０…線量計携帯ケース、４０…線量計、５０…線量計充電・貸出し装置、６０…携帯チェック装置、７０…先読み装置、８０…退域通信装置、９０…放管計算機、Ｅ１…業者ハウス、Ｅ２…放射線管理区域、Ｅ３…作業エリア、Ｂ…バス、１００…作業線量管理システム。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a work dose management system for managing the entrance / exit of a worker who works in a radiation handling facility such as a nuclear power plant to / from a radiation control area and the work dose.
[0002]
[Prior art]
As this type of system, an entrance / exit management device (ARG) with a gate means is installed at the entrance / exit of the radiation control area, and this is used online with a tube calculator that monitors and controls various radiation-related equipment. What is connected by is known.
Information on all workers who have completed the worker registration procedure necessary for entering the facility is recorded in the discharge tube computer. In the conventional system, personal information registered at the time of entry and entry into the radiation control area are recorded. The personal information sent from the entrance / exit management device is compared with the personal information sent from the entrance / exit management device, the entrance qualification is judged by the discharge computer, and the determination result is sent from the discharge computer to the entrance / exit management device. This controls the entry of workers into the radiation control area.
[0003]
In addition, for the convenience of managing the exposure dose in association with the work subject, some workers are allowed to select a work subject scheduled for use by the entrance / exit management device. If the work subject is not selected in the entry / exit management device, use the work information input device (WID) installed at the work site to start the work, and assign the work subject to the dosimeter carried by each person. It is necessary to enter.
[0004]
In addition, the following two types of entry / exit management devices exist.
One is a type that starts processing when a personal information medium such as a dosimeter carried by a worker and an ID card is set at a predetermined site. A set of a dosimeter and an ID card, a tube calculator It takes about 8 to 15 seconds in total to complete the entry process such as communication with the client and selecting the subject of the work to be performed.
[0005]
The other is a type that starts processing when a personal identification information medium such as an ID card is set, and rents dosimeters only to workers with entry qualifications. Similarly, it takes about 8 to 15 seconds to complete the entry process, such as setting, communication with the discharge computer, selection of the work subject, and discharge of the dosimeter.
[0006]
It is essential that all types of entry / exit management devices are connected to the discharge computer online, and the installation of the system must be large. Also, when the worker arrives at the radiation control area, data is sent from the entrance / exit management device side to the discharge computer side connected online, and the release computer executes the judgment process of the entrance qualification. Therefore, it is difficult to shorten the processing time, and it takes about 15 seconds per person including the operations of the workers. There may be a queue in front of the management device.
[0007]
In addition, in the conventional system, it takes time for the exit processing from the radiation control area to start after the worker who finished the work has come to the exit of the radiation control area (entrance / exit entrance). ing. In other words, personal information, accumulated dose, etc. are read from the dosimeter carried by the operator with the entrance / exit management device and transmitted to the discharge tube computer, and the discharge qualification is performed along with the storage of the dose data on the discharge tube side, The exit from the radiation control area is controlled by transmitting the qualification determination result from the discharge computer to the entrance / exit management device. As in the case of entry processing, processing time of about 8 to 15 seconds including the operation of the worker is required, and there may be a queue in a time zone where there are many workers such as breaks and closing hours.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and the object of the present invention is to reduce the waiting time at the entrance / exit area by shortening the processing time of the entrance / exit area and to engage the worker in terms of processing operation. It is an object of the present invention to provide a low-cost work dose management system that can alleviate the burden of cost and does not involve large-scale construction.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve such problems, in the invention of claim 1, a dosimeter carrying case (30) having a reading unit for reading dose information from the dosimeter (40), a memory, and a communication unit capable of wireless communication with the outside. And a discharge tube computer (90) provided with a database for recording the worker's identification information, work content information and various qualification information, and at least the worker's identification information and scheduled work information It has means for inputting reservation information and is connected to the discharge computer online. The reservation information is transmitted to the discharge computer, while the access information given from the discharge computer side as a result of the entry qualification determination process. state that the data, including the - site credentials of the working slave parties, a reservation device for writing in advance the dosimeter carrying case (30) (contractor business's terminal 10, WID20), locked multiple of the dosimeter (40) A storage section for storing in, Serial has a reading unit reading data recorded on the dosimeter carrying case (30), based on - site credentials stored in the dosimeter carrying case that workers possessed, to release the lock It becomes because dosimeter (40) a radiation controlled area has been dosimeter charger and lending apparatus installed on the path leading to that enables lending to the work industry workers (50), wherein - site credentials "- site Only workers who were allowed to rent out the dosimeter (40) to allow entry into the radiation control area.
[0010]
Further, in the above-described invention of claim 1, the data including the engaged permission information about working with potentially low location of contamination with radioactive materials, to all of the lines meter carrying case (30), automatically (Invention of claim 2).
In the invention of claim 1 above, when entering the radiation control area, the operator checks whether the dosimeter (40) is properly attached to and held in the dosimeter carrying case (30). First check for detecting whether or not the dosimeter (40) is attached to the dosimeter carrying case until a certain time has elapsed after the dosimeter (40) has been rented Means, second detection means for detecting the presence or absence of a signal from a tag attached to the dosimeter carrying case (30) during a period when the worker passes through the portable check device, and the first and second alarm generating means for generating an alarm based on the output of the sensing means, the portable checking equipment (60) consisting of capital is preferably placed at the entrance of the radiation controlled area (the invention of claim 3).
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a dosimeter carrying case (30) having a reading unit for reading dose information from the dosimeter (40), a memory, and a communication unit capable of wireless communication with the outside, and the worker's A discharge tube computer (90) equipped with a database for recording identification information, work content information and various qualification information, and installed in front of the exit of the radiation control area (E2), and the dosimeter carrying case ( and prefetching device (70) for transmitting 30) communicating to collect dose information to said discharge tube computer, communication is possible Shisaiki communication device the radiation management section outlet installation the dosimeter carrying case (30) (80) will be provided and,
The discharge tube calculator (90) uses the dose information of the workers collected from the lookahead device (70) , and whether or not the sum of the exposure dose from the current work and the previous exposure dose exceeds a predetermined value. Includes the primary judgment result of exit qualification, the next entrance judgment result on whether or not to allow next entry to the radiation control area, and the alarm setting value changed based on the exposure dose from this work Sending information to the retired communication device (80) ,
The exit communication device (80) starts measuring body surface contamination when the worker reaches the exit of the radiation control area, and determines whether or not the measurement result exceeds a predetermined value. Next , based on the result of the secondary determination of the exit qualification and the result of the primary determination of the exit qualification regarding the worker who has already been transmitted from the discharge calculator (90) , the radiation control area (E2 retreat performs whether retreat area eligibility determination permitting range from), information about the the arrival qualifications that have been recorded in the dosimeter carrying case (30) to which the workers possessed alarm setpoint The feature is that the information is rewritten.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of a working dose management system according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing an outline of a working dose management system according to the present invention. FIG. 2 is a diagram for explaining the flow of entry processing, and FIG. 3 is a diagram for explaining the flow of withdrawal processing.
[0013]
As shown in FIG. 1, this work dose management system 100 includes a contractor terminal 10 provided in a contractor house E1 (contractor stuffing station), and a dosimeter charging / installing device installed in an unmanaged area in the facility. Lending device 50, portable check device 60 provided near the entrance / exit of radiation management area E2, multiple WIDs 20 provided in work area E3 in radiation management area E2, prefetch device 70, withdrawal communication device 80 , And the discharge tube calculator 90 and the like. The contractor terminal device 10, the retirement communication device 80, and the prefetching device 70 are connected online to the discharge computer 90 via the bus B. In addition, the white arrow in FIG. 1 has shown the movement path | route of the worker.
[0014]
(Registered worker designation)
First, the worker uses the contractor's terminal 10 connected to the discharge calculator 90 in the trader house E1 to complete the procedure for worker designation registration necessary for entering the facility. Specifically, input items such as personal information (name, affiliation), history of radiation protection education, expiry date of medical checkup, and presence / absence of WBC examination, and release these data on the facility side. It transmits to the computer 90.
[0015]
In response to this, the facility checks the above-mentioned data against the records in the discharge notebook, confirms whether there is an input error, authenticity, etc., and approves registration as a worker if there is no problem. Then, a personal identification number (worker ID) is issued and recorded in the database of the discharge calculator 90 together with the previous data. After this procedure is completed, the worker can access the discharge computer 90 based on the ID.
[0016]
In addition, the work in the radiation control area is divided into a plurality of work types according to the exposure dose, and the work in the place where the possibility of contamination by radioactive materials is low is defined as the third type work. Therefore, at the time of this worker designation registration, the work permission information of the “type 3 work” may be automatically registered for all workers. In this way, it is not necessary to input execution work information (subject name) for a worker who performs only the third type work without risk.
[0017]
(Entrance reservation)
The details of the work performed in the radiation control area by each worker on the day are often confirmed on the day or the previous day, and usually a final confirmation meeting (TBM) before entering the radiation control area. Has been done. The worker uses the contractor's terminal 10 to transmit reservation information including scheduled work information (work title) instructed by the TBM to the discharge computer 90. Then, the discharge tube computer 90 refers to the information of the worker recorded in the database, performs qualification determination processing, and transmits data including on-site qualification information to the contractor terminal 10 side. If it is determined that the work is possible, data indicating that the entry qualification information is “enterable” is transmitted to the contractor terminal 10 side.
[0018]
The worker writes the data transmitted from the discharge calculator 90 to the contractor terminal 10 in the memory of the dosimeter carrying case 30 handed over to each person. At this time, the object to which data is written is not limited to the dosimeter carrying case 30 but may be another recording medium such as an IC card. When using a device other than the dosimeter carrying case 30 as a recording medium, means for communicating between the recording medium and the dosimeter 40 is provided separately.
[0019]
It should be noted that it is desirable to be able to input information on the scheduled work (work title) using the WID 20 (work information input device) connected to the terminal device 10. If the WID 20 installed in the trader house E1 is the same as the work information input device installed in the work area E3 described later, even workers who have no experience at the site feel anxiety. It is convenient that the operation procedure can be instructed without making it happen.
[0020]
The worker who has completed the writing of various data in the dosimeter carrying case 30 moves toward the radiation area E2.
(Entrance)
A dosimeter charging / renting device 50 is installed on the way to the radiation control area E2. The dosimeter charging and lending device 50 includes a storage unit that stores a plurality of dosimeters 40 in a locked state, and a reading unit (receiving unit) for reading data recorded in the dosimeter carrying case 30. The lock is released on the condition that the entry qualification information is “access allowed”, and the dosimeter 40 is discharged and lent out.
[0021]
When a recording medium other than the dosimeter carrying case 30 is used, the entry qualification information can be determined by the dosimeter 40, and an alarm can be generated in the dosimeter 40 when “does not enter”. At this time, it is not necessary to lock the dosimeter 40 in the dosimeter charging / renting device 50, and any dosimeter 40 can be taken out.
The dosimeter charging / renting device 50 also has a function of charging the dosimeter 40 in the housed state.
[0022]
At the dosimeter charging / renting apparatus 50, the worker points the dosimeter carrying case 30 toward the reading unit of the dosimeter charging / renting apparatus 50, takes out the unlocked dosimeter 40, and then removes the dosimeter 40. Is attached to the dosimeter carrying case 30. At this time, data is transmitted and received between the dosimeter carrying case 30 and the dosimeter 40, and an alarm set value is written in the dosimeter 40. A recording medium such as an IC card can be used to exchange data with the dosimeter 40 and may be used instead of the dosimeter carrying case 30. In this case, since the dosimeter charging / renting device 50 does not lock the dosimeter 40, the arbitrary dosimeter 40 can be taken out.
[0023]
Next, the worker goes to the entrance of the radiation management area E2, but the portable check device 60 is installed in front of the entrance. This portable check device 60 is for checking whether or not a worker is carrying the dosimeter 40 in a state in which the dosimeter 40 is properly attached to the dosimeter carrying case 30 when entering the radiation control area E2. . When a recording medium other than the dosimeter carrying case 30 is used, it is used to check that possession of the recording medium and the dosimeter 40 and mutual communication are established.
[0024]
In this embodiment, the first detection means for detecting whether or not the dosimeter 40 is attached to the dosimeter carrying case 30 until a certain time has elapsed after the dosimeter 40 is rented out by the dosimeter charging and lending device 50. And a second detection means for detecting the presence or absence of a response signal from a tag attached to the dosimeter carrying case 30 while the worker is passing, and a determination based on the outputs of the first and second detection means. And a determination unit that gives a determination signal of whether or not an alarm is generated to the alarm generation means. When a recording medium other than the dosimeter carrying case 30 is used, a first detection means for detecting whether or not communication between the dosimeter 40 and the recording medium has been established, and the dosimeter 40 or The determination is made based on the output of the second detection means for detecting the presence or absence of a response signal from the tag added to the recording medium. The alarm generation means may be provided in the portable check device 60, or an alarm generator provided in the dosimeter 40 may be used.
[0025]
Table 1 shows a determination table of the portable check device 60.
[0026]
[Table 1]

(Work site)
The worker who has passed in front of the portable check device 60 performs the work scheduled to be performed in the work area E3 in the radiation management area E2. In addition, when it becomes necessary to perform work other than “type 3 work”, a dosimeter carrying case is used by using the WID 20 installed in each work place (work place A, work place B,... N). Input the work subject to 30.
[0027]
In addition, as WID20 installed in each work place, you may use the well-known apparatus which has a radio | wireless communication part and can input the information by barcode, However, In a present Example, each WID20 is a touch panel type display. Is added. When the dosimeter carrying case 30 is placed over the communication part of the WID 20, the work information stored in the dosimeter carrying case 30 is read and displayed on the screen. The worker can easily enter the work subject simply by selecting the corresponding one from the displayed work subjects. Information obtained by adding the work start time and the accumulated dose at the start of work to the selected work subject is recorded in the dosimeter carrying case 30 as the work work information. The exposure dose value measured by the dosimeter 40 in the current work is also recorded in the dosimeter carrying case 30.
(Withdrawal)
When the worker completes the work in the work area E3, the worker approaches the pre-reading device 70 arranged on the way to the entrance / exit area (exit) of the radiation management area E2, and stores it in the dosimeter carrying case 30. The read dose data is read. This dose data is data such as ID, radiation exposure dose equivalent, work time, work title, and the like.
[0028]
FIG. 4 is a diagram showing an outline of the prefetch device 70. As shown in the figure, the communication unit 31 of the dosimeter carrying case 30 communicates with the reading unit 71 of the prefetch device 70, whereby the dose data of the dosimeter carrying case 30 is read into the prefetch device 70 side. The read dose data is processed by the signal processing unit 72 and then transmitted to the discharge tube calculator 90.
[0029]
On the discharge tube computer 90 side, the dose data transmitted from the prefetch device 70 is stored in the database. Then, the current exposure dose and the past exposure dose that has already been managed are added, and the retreat qualification primary determination is made as to whether or not this added value exceeds the predetermined value. The result is sent to the leaving communication device 80. Further, the discharge tube calculator 90 determines whether or not the next entry into the radiation control area E2 is permitted, and the change is made based on the next entry determination result and the current exposure dose. Update information including the alarm setting value of the worker is sent to the retreat communication device 90.
[0030]
The worker who has passed through the pre-reading device 70 reaches the leaving communication device 80 installed in front of the entrance / exit (exit) of the radiation management area E2. When the worker holds the dosimeter carrying case 30 over the communication unit of the leaving communication device 80, the leaving communication device 80 starts measuring body surface contamination, and whether or not the measurement result exceeds a predetermined value. Secondary judgment of retirement qualification is performed. Based on the secondary determination result and the primary determination result of the worker's retirement qualification already transmitted from the discharge tube computer 90, whether or not to permit the retirement from the radiation control area E2 is determined. Perform regional qualification. For those workers who are rejected, the determination is made again after decontamination.
[0031]
Moreover, withdrawal area communication equipment 80, all the determination results that are transmitted from the release pipe computer 90, and the update information, such as alarm set value is written into the dosimeter carrying case 30. When another recording medium is used instead of the dosimeter carrying case 30, the determination result and the update information are written to the recording medium. Retreat area processing the finished workers in the communication equipment 80, after exiting from the radiation controlled area E2, remove the dosimeter 40 from the dosimeter carrying case 30, the dose in the housing portion of the dosimeter charger and lending device 50 The return is made by inserting a total of 40. When a recording medium other than the dosimeter carrying case 30 is used, the recording medium is removed from the dosimeter 40 and then returned to the dosimeter charging / renting device 50. Since the latest update information is recorded in the dosimeter carrying case 30 or a recording medium in place thereof, if the user temporarily leaves the radiation control area E2 due to a break or the like, return to the contractor house E1. Even without operating the terminal, it is possible to quickly re-enter the radiation control area E2.
[0032]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, a reservation device for preliminarily writing the data including the entry qualification information of the worker into the dosimeter carrying case is provided, and the radiation management is performed only for the worker who has the entry qualification information “access allowed”. Since entry into the area is permitted, there is no need to send / receive data to / from the discharge computer when entering the radiation control area, and the waiting time for entry can be greatly reduced. There is an effect. In addition, there is no need to connect the dosimeter charging / rental device online with the discharge tube calculator, and the dosimeter charging / renting device functions as an entrance / exit management device, making installation work easy. Cost reduction can be achieved.
[0033]
According to the invention of claim 2, the data including the engaged permission information about working with potentially low location of contamination with radioactive materials (Type 3 work), automatically writes way all lines meter carrying case As a result, it is not necessary to input scheduled work information, and rational operation is possible. According to the third aspect of the present invention, when entering the radiation control area, a portable check device is provided for checking whether the worker is properly wearing the dosimeter with the dosimeter carrying case. Therefore, the collection of dose data is performed more reliably.
[0034]
According to the invention of claim 4, a pre-reading device that communicates with the dosimeter carrying case, collects dose information and transmits it to the discharge computer is provided before the exit in the radiation control area. information (retreat region qualified primary judgment result) your good beauty the arrival qualification of the retreat zone qualification determination execution Te, the data, including the additional new information about the alarm set value, since it is to try to give to advance retirement-range communications equipment, There is an effect that it is possible to shorten the time for the withdrawal process. In addition, since the information recorded in the dosimeter carrying case is rewritten, even if the user temporarily leaves the radiation management area E2, it is possible to quickly reenter the radiation management area E2. Become.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an outline of a working dose management system according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram for explaining a flow of entry processing.
FIG. 3 is a diagram for explaining a flow of retreat processing;
4 is a perspective view showing an outline of a prefetch device 70. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Contractor's terminal, 20 ... Work information input device (WID), 30 ... Dosimeter carrying case, 40 ... Dosimeter, 50 ... Dosimeter charging / renting device, 60 ... Mobile check device, 70 ... Pre-reading device, 80 ... Exit communication device, 90 ... discharge tube computer, E1 ... trader house, E2 ... radiation management area, E3 ... work area, B ... bus, 100 ... work dose management system.

Claims

In a work dose management system for managing the work dose in the radiation control area of workers working in the radiation control area,
A dosimeter carrying case having a reading unit for reading dose information from the dosimeter, a memory, and a communication unit capable of wireless communication with the outside;
A tube calculator provided with a database for recording identification information, work content information and various qualification information of the worker;
It has means for inputting reservation information including at least the identification information of the worker and scheduled work information, and is connected online with the discharge computer and transmits the reservation information to the discharge computer, while entering data including - site credentials skilled the working slave parties given the results as release pipe computer's credentials determination process, a reservation device for writing in advance in the dosimeter carrying case,
A storage section for storing a plurality of dosimeters in a locked state and a reading section for reading data recorded in the dosimeter carrying case, and an entry recorded in the dosimeter carrying case possessed by a worker. based on the credentials consists of a release to dosimeter charger and lending apparatus installed on the path leading to the radiation controlled area that allows rental of dosimeter to the work sector workers the lock,
A working dose management system characterized in that a dosimeter is rented out only to a worker whose access qualification information is "accessible", and the entrance into the radiation control area is permitted.

Claim data including engaging permission information about working with potentially low location of contamination with radioactive materials, to all of the lines meter carrying case, characterized in that to be written automatically 1 The working dose management system described in 1.

A portable check device for checking whether a worker is properly wearing a dosimeter with a dosimeter carrying case when entering the radiation control area,
A first detection means for detecting whether or not the dosimeter is attached to the dosimeter carrying case until a certain time has elapsed after the lending of the dosimeter, and during a period when the worker passes the portable check device. A portable check comprising a second detection means for detecting the presence or absence of a signal from a tag attached to the dosimeter carrying case, and an alarm generation means for generating an alarm based on the outputs of the first and second detection means. The working dose management system according to claim 1, wherein the apparatus is installed at an entrance of a radiation management area.

In a work dose management system for managing the work dose in the radiation control area of workers working in the radiation control area,
A dosimeter carrying case having a reading unit for reading dose information from the dosimeter, a memory, and a communication unit capable of wireless communication with the outside;
A tube calculator provided with a database for recording identification information, work content information and various qualification information of the worker;
A pre-reading device that is installed in front of an exit in a radiation control area, communicates with the dosimeter carrying case, collects dose information, and transmits it to the tube calculator ;
A leaving communication device capable of communicating with a dosimeter carrying case installed at the exit of the radiation control area,
The discharge tube calculator uses the worker's dose information collected from the look-ahead device, and the retirement qualification primary as to whether or not the added value of the exposure dose in the current work and the past exposure dose exceeds a predetermined value. Information including the judgment result, the next entry admission determination result as to whether or not to allow the next entry into the radiation control area, and the alarm setting value changed based on the exposure dose by the current work To the communication device,
The retreat communication device starts measuring body surface contamination when the worker reaches the exit of the radiation control area, and performs a retreat eligibility secondary determination as to whether or not the measurement result exceeds a predetermined value. Whether to permit withdrawal from the radiation control area based on the result of the secondary judgment of the withdrawal qualification and the result of the primary judgment of the withdrawal qualification regarding the worker who has already been transmitted from the discharge calculator. performs whether the retreat region eligibility determination, the work which the workers is characterized in that the rewrite the information about the dosimeter the arrival qualifications and alarm setpoint that is recorded in a portable case which possessed Dose management system.