JP3883188B2 - grill - Google Patents
grill Download PDFInfo
- Publication number
- JP3883188B2 JP3883188B2 JP2002049193A JP2002049193A JP3883188B2 JP 3883188 B2 JP3883188 B2 JP 3883188B2 JP 2002049193 A JP2002049193 A JP 2002049193A JP 2002049193 A JP2002049193 A JP 2002049193A JP 3883188 B2 JP3883188 B2 JP 3883188B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grill
- door
- handle
- grill door
- tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、魚等の被調理物をグリル庫内で加熱調理するグリルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からグリル付きこんろは、例えば、図17に示すように、グリル庫112から被調理物Fを出し入れするためのグリル扉160にガラス製のグリル窓160aを備え、調理中の被調理物Fの焼け具合を確認できるように構成されている。
グリル扉160は、被調理物Fを載置する焼網22を載せたまま前後に摺動自在な受皿24を出し入れするのと連動して前面開口部6を開閉する。受皿24には、取手180が連結されており、受皿24収納時には、グリル扉160の下端面と取手180の上端面とが当接するようにして前面開口部6が閉成される。
【0003】
また、被調理物Fの焼け具合を更に確認し易くするために、特開2001−248845号公報においては、器体のトッププレート110の手前中央に長方形のトップ開口110aを開口し、グリル庫112の天井部となるグリル天板130に筒状の突出部130aをトップ開口110aから突き出して設けることによりその上端面にグリル開口130fを形成して、このグリル開口130fの上に耐熱ガラスで形成された窓板105を備えた覗き窓103を設けたグリル101が知られている。
このグリル101は、覗き窓103を通して、立った姿勢のままグリル庫112内の被調理物Fの焼け具合を随時確認できる。尚、図中符号200は、窓板105がグリル庫112内の被調理物Fの焼き脂G等で汚れないようにするために設けた汚れ防止機構である。
【0004】
また、このようにグリル庫112内を観察するための覗き窓103を、グリル扉160以外に設けると、グリル扉160にガラス製のグリル窓160aを備える必要がなくなり、グリル扉160を他の前面パネル部と同様に金属を用いて作製することができるようになるため、前面パネルのデザインの自由度が広がるという新たな効果も生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、グリル扉160がガラス製であった場合には、グリル102使用時に、グリル扉160が高温になっていることが分かりやすかったのに対して、グリル扉160を金属製にすると高温になっていることが分かりにくくなり、誤って使用者が触れてしまい火傷をするおそれがあった。
本発明のグリルは上記課題を解決し、グリル扉の温度を下げて安全に使用できることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の請求項1記載のグリルは、
被調理物を加熱するバーナを備えたグリル庫の正面に前面開口部を形成すると共に、前後方向に摺動自在な受皿を引き出す取手の上部に上下方向に回動可能に軸支されて該前面開口部を片開き状に開閉するグリル扉を設け、該受皿の収納時に該グリル扉の下端面と該取手の上端面とが合わせ面を形成して該前面開口部を閉成するグリルにおいて、
上記グリル扉は、間に冷却用空気の通路を備えた二重構造であり、下端面に冷却用空気の吸入口が、上端面あるいは正面上部に冷却用空気の排出口が設けられると共に、
上記取手には、冷却用空気の取入口と、上記グリル扉の閉成時に上記グリル扉の吸入口に向かい合い、取り入れた空気を該吸入口へ送り出す送出口とを備えることを要旨とする。
【0007】
また、本発明の請求項2記載のグリルは、上記請求項1記載のグリルにおいて、
上記取手の送出口には、上記受皿を引き出した際には該送出口を閉成し、上記受皿を収納した際には該送出口を開成する閉塞防止手段を設けたことを要旨とする。
【0008】
上記構成を有する本発明の請求項1記載のグリルは、バーナの燃焼熱によって生じるドラフト力により、グリル扉の下端面に設けられた吸入口から外気が吸入され、グリル扉内を下方から上方へとスムーズに流れて、グリル扉を冷却する。その後、冷却空気は、グリル扉の正面上部あるいは上端面に設けられた排出口から排出される。
ところで、グリル扉は閉成時には、下端面が取手の上端面と当接して合わせ面が形成される構成であるので、吸入口が取手の上端面により塞がれて外気を吸入しづらくなってしまう。
そこで、本発明のグリルでは、取手に、冷却用空気の取入口と、グリル扉の閉成時に吸入口に向かい合い、取り入れた空気を吸入口へ送り出す送出口とを設けることにより、これらの取入口や送出口を介してスムーズにグリル扉の吸入口に外気を導入することができる。
【0009】
また、本発明の請求項2記載のグリルは、受皿をグリル庫内から引き出した際には、閉塞防止手段が取手に形成された送出口を閉成するので、油かす等のゴミが送出口につまって、空気通路が閉塞状態になることを防止する。一方、グリル使用時、すなわち受皿をグリル庫内に収納して、グリル扉と取手で前面開口部を閉じている際には、閉塞防止手段が取手に形成された送出口を開成するので、外気はスムーズにグリル扉に形成された吸入口に導入される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明のグリルの好適な実施形態について図1〜図16を用いて説明する。
【0011】
本実施形態のグリル付きテーブルこんろ1は、図2に示されるように、トッププレート10に左右2組のこんろバーナ7a,7bが設けられ、それらの周囲に設けられた五徳8a,8b上に図示しない調理鍋を載せ、テーブルこんろ1の前面に設けられる操作ボタン9a,9bを押すことにより、それぞれのこんろバーナ7a,7bが点火され、調理鍋が加熱されるものである。
こんろバーナ7a,7b間の器体の中心部には、魚等の被調理物Fを焼くためのグリル2が設けられ、操作ボタン9cを押して点火し加熱調理が行われる。
【0012】
このグリル2は、図1に示すように両面焼きタイプのグリルで、被調理物Fを加熱調理するグリル庫12を備える。
グリル庫12には、上段左右側面に設けられ燃料ガスを燃焼させて被調理物Fを加熱する全一次空気式の上バーナ20と、中段に設けられ被調理物Fを載せる焼網22と、下段左右側面に設けられ燃料ガスを燃焼させて被調理物Fを加熱するブンゼン式の下バーナ21と、底部に設けられ焼網22を載せたまま手前にスライドさせて引き出すことができる受皿24とを備える。尚、上バーナ20及び下バーナ21に臨んで図示しない点火電極が設けられる。
【0013】
グリル庫12の前面には前面開口部6が形成され、この前面開口部6は、受皿24と一体的に固定され受皿24を手前に引き出す取手80と、受皿24を引き出す時に連動して開閉するグリル扉60により閉じられる。グリル扉60は、支軸61によって前面開口側壁62に上下方向に回動可能に軸支されて、前面開口部6を片開き状に開閉する。
取手80を手前に引き出すと、取手80に固定された受皿24がグリル庫12の底面をスライドし、受皿24に載置された焼網22が同時に引き出されるのと連動して、グリル扉60が上方へ回動して前面開口部6が開成される。このような受皿24の出し入れにともないグリル扉60が上下方向へ片開き状に回動して開閉されるグリル扉60の開閉装置について図3及び図4を用いて説明する。
【0014】
グリル扉60の内側には、略L字状の連結片70が両サイドに固定され、連結片70の一端にはグリル扉60の回動支点となる支軸61が設けられる。この支軸61は、前面開口側壁62に軸止されており、グリル扉60は、支軸61を支点として上下方向へ片開き状に一定の角度だけ回動できるようになっている。
連結片70の他端には、軸孔71が設けられ、この軸孔71には、受皿24の進退動作とグリル扉60の開閉動作とを連動させる略くの字状の連動腕72の先端部が挿通される。連動腕72は、その先端部に球状の突起が外側面に設けられ、この突起が軸孔71に挿通されることで連結片70に回動可能に連結される。また、連動腕72の基端部は下方に向けて曲折される。
そして、グリル庫12の左右両側壁12bの後方下部には、受皿24の進退移動方向に延びる長溝孔73が開設され、左右の長溝孔73に受皿24の奥行壁外面に当接される連結バー74の両端部が遊挿される。この連結バー74の両端部は、グリル庫12の左右の側壁12bの外側に設けられた連動腕72の基端部にそれぞれ挿通され連結される。尚、連結バー74により挿通された止具によって、左右両側から連動腕72を挟みこむことによって連動腕72と連結バー74とは固定される。
さらに連結バー74の両端部にそれぞれ一端を止着した引っ張りバネ75の他端をグリル庫側壁12bの手前部に突設した掛止ピン76に係止させることにより、連動腕72と連結バー74とは常時受皿24の前進方向へ押出付勢されている。
グリル庫12入口の底壁12aには、引っ張りバネ75の付勢力により受皿24が手前に飛び出すのを規制し収納位置を確定する突起状の図示しないストッパーが設けられる。
引っ張りバネ75は、受皿24が手前に引き出されグリル扉60を支軸61を回転の支点として上方向へ跳ね上げた時、グリル扉60が下方向へ戻って閉じてしまうのを防ぎそのまま保持するだけの力が必要である。そのため、受皿24が所定位置まで引き出された時点で、所定力(グリル扉60の自重による荷重力以上)付勢しているように設計される。
こうした構成により、受皿24は、底壁12aに沿ってスライドし、それに伴ってグリル扉60が自動的に開閉するので、被調理物Fのグリル庫12への出し入れが容易にできるというものである。
【0015】
グリル扉60は、図1に示すように、外側の第一金属板63a(例えば、ステンレス板)と、グリル庫と接する内側の第二金属板63b(例えば、ステンレス板)とを備えた二重構造であり、その間に冷却用空気の通り道となる扉隙間64が形成される。グリル扉60の下端面には吸入口65が、上端面には排出口66がそれぞれ形成される。また、グリル扉60は、受皿24の収納時には、その下端面が取手80の上端面と当接して、前面開口部6を閉成する構造である。
取手80の上端面には、取手80の前面に設けられた複数の冷却用空気の取入口81と連通する送出口82が開口される。すなわち、受皿24を収納して、グリル扉60と取手80とで前面開口部6を閉成する際には、グリル扉60の下端面に設けられた吸入口65と取手80の上端面に設けられた送出口82とが重なり合って連通する構成である。
【0016】
この送出口82には、図5に示すように、グリル2使用時、すなわち受皿24をグリル庫12内に収納して、グリル扉60と取手80とで前面開口部6を閉じている時は、送出口82を開成し、受皿24をグリル庫12内から引き出すのと連動して送出口82を閉成する閉塞防止手段が設けられる。
この閉塞防止手段は、送出口82を閉じるシャッター板91とシャッター板91と一体に形成され取手80の左右の両内側面に回動可能に軸支される支持部92とを備えたシャッター93と、このシャッター93を閉成方向に付勢するコイルバネ94と、前面開口側壁62に設けられ受皿24を収納していくと支持部92に設けられた窪み部97と係合してシャッター93を開成方向に動かすピン95とを備える。シャッター93は、取手80の内部に設けられ、下側から送出口82を塞ぐ構成であり、取手80の側壁にはピン95の通り道となる切り込み部96が形成される。
【0017】
グリル庫12の背部には、図1に示されるように、仕切壁52を介して排気室50を併設し、この仕切壁52に開口してグリル庫12と排気室50とを連通する連通口54を焼網22よりも下方に設けている。従って、上、下バーナ20,21から発生した燃焼排気をいったん庫内に充満させた後、排気室50を介して排気口51より排出されるよう排気路を構成している。
【0018】
トッププレート10には、五徳8a,8bの手前中央に、図6に示されるように、グリル庫12内の被調理物Fを確認するための長方形のトップ開口10aが横長に形成される。このトップ開口10aは、その先端が上側へ折り曲げられ、トッププレート10に伝わってくる煮汁の流入を防止している。このトッププレート10の下には、グリル庫12が設けられ、その天井部となるグリル天板30は、トッププレート10から所定距離離れて形成される。
このグリル天板30には、図6,図7に示されるように、前後に傾斜面30c,30dを山状に形成した突出部30aがトップ開口10aから突き出て設けられ、その前傾斜面30cには、長方形のグリル開口30fが開口される。このグリル開口30fの全周には、平坦な窓板取付部30bが形成される。
【0019】
グリル天板30には、突出部30aの手前側に、後述する覗き窓3の枠体35をガイドする案内部31が設けられる。この案内部31は、中央に角孔31aが開口された平板31bと、その左右に設けられる鉛直方向に延びたガイド片31cとから構成される。角孔31aには、板バネ31dが後方に突出して取り付けられる。
【0020】
このように形成された突出部30aの上から、覗き窓3が載置される。この覗き窓3は、図8,図9に示されるように、グリル開口30fより大きい直方形状の透明の耐熱ガラスで形成された第一窓板5a,第二窓板5bと、窓板5a,5bの外周を上から覆うアルミダイキャスト製の枠体35とを備える。
枠体35は、トップ開口10aを上から覆う鍔部35aと、パッキン32を介して第一窓板5aを所定位置にセットする窓受け部35bと、第二窓板5bの取付位置となる窓枠35cとを備える。また、鍔部35aの後方部の下面には、切欠き部35dが形成される。
【0021】
ここで、第一窓板5aと第二窓板5bの取付方法について述べる。図8に示すように、枠体35を裏向きにして、パッキン32を介して窓受け部35bに第一窓板5aをセットし、この第一窓板5aとの間の左右両端にスペーサー37を挟みこむようにして第二窓板5bを窓枠35c内にセットする。そして、第二窓板5bの上から押え板34で押えてビス36止めすることにより枠体35に固定する。すなわち、第一窓板5aと第二窓板5bとは、外側の第一窓板5aと内側の第二窓板5bとがスペーサー37を介して所定の間隔があけられて略平行に並べられた二重構造となり、その間に窓隙間38が形成される。また、鍔部35aの形成方向(水平方向)に対して、窓板5a,5bは前方から後方へと登り傾斜となるように設けられ、その傾斜角度はグリル天板30の窓板取付部30bの傾斜角度と同じである。
【0022】
また、枠体35の前方中央部には、二つの突起35eが平行に形成されており、その間にL字状に形成され一方の面に角穴39を備えたバネ受け40がビス43で取り付けられ、二つのガイド孔41が形成される。枠体35の左右両端には、覗き窓3をトップ開口10aに取り付ける際に、トップ開口10aの内周にはまり込み、枠体35の左右方向の位置決めをする位置決め片42が設けられる。
【0023】
覗き窓3は、図1,図6,図7に示されるように、枠体35に形成されたガイド孔41に案内部31のガイド片31cをはめて下方へスライドさせ、スライド途中にバネ受け40の角穴39が案内部31に取り付けられた板バネ31dと係合して、そのまま下方へスライドし、第二窓板5bがグリル天板30の窓板取付部30bに直接当接して載置される。この際、枠体35に形成された位置決め片42がトップ開口10aの内周にはまり込む。
尚、第二窓板5bがグリル庫12内の被調理物Fの焼き脂Gで汚れないように、第二窓板5bの下に回動扉を設けて、この回動扉を開け閉めする汚れ防止機構が備えられるが、このような汚れ防止機構に関しては、特開2001−248844号公報、特開2001−248845号公報等に開示されており、本発明の要旨ではないため、ここでは省略する。
【0024】
器具の前面パネルと第一金属板63aの上辺との間には、図1に示すように、上、下バーナ20,21の燃焼熱によって発生した自然ドラフト力により外気(器具外部の空気)を器体内に吸引するための吸引口15が第一窓板5aと第二窓板5bとの間の窓隙間38と連通して設けられる。また、窓隙間38は、グリル扉60の上端面に形成された排出口66とも連通する構成である。
また、排気口51に隣接して開設された冷却口46と連通する冷却通路47が、突出部30aの左右の側方をとおり、さらに突出部30aの後方をとおって形成される。そして、燃焼排気のドラフト力を利用して外気が吸引口15から吸込まれ、冷却通路47を流れて、トッププレート10を冷却する。
【0025】
上述したグリル付テーブルこんろ1によれば、操作ボタン9cを押すと、バーナ20,21へのガス流路を開閉する開閉弁が開弁され、バーナ20,21から燃料ガスが噴出されると共に、点火電極の連続放電により点火する。
調理中にバーナ20,21で発生した高温の燃焼排気は、いったんグリル庫12の上部に溜まり連通口54から溢れて、排気室50を介して排出される。従って、被調理物Fは、輻射熱と滞留した排気熱とにより加熱され、被調理物Fが効率良く調理される。
【0026】
また、バーナ20,21の燃焼熱により、第一金属板63aと第二金属板63bとの間の扉隙間64内の空気が加熱され上昇することにより発生した自然ドラフト力によって、外気が取入口81から取手80内に吸引され、送出口82を介してグリル扉60の下端面に設けられた吸入口65からグリル扉60内に吸引される。吸引された外気は、扉隙間64内を上方へと金属板面に沿ってスムーズに流れ、上端面に設けられた排出口66から排出される。尚、後述するように、排出口66から排出された空気は、第一窓板5aと第二窓板5bとの間の窓隙間38を通って、枠体35の鍔部35aの後方部に設けた切欠き部35dとトッププレート10との間に形成される排出隙間33を介して器具外部へと排出される。従って、バーナ20,21の燃焼熱によって加熱される金属板63a,63bを器体外部の加熱されていない空気によって冷却していることになる。このため、グリル2使用中における、金属板63a,63b、すなわちグリル扉60の温度を下げることができ、火傷を防止できる。しかも、グリル扉60を二重構造とする、すなわち第二金属板63bを第一金属板63aで覆う構造とすることにより、燃焼排気と直接接触し最も高温となる第二金属板63bには、構造上、手を触れることができなくなるので、火傷を防止して、より一層安全に使用できる。また、第一金属板63aと第二金属板63bとの間の扉隙間64は、断熱層の役目も果たすので、直接手を触れる可能性がある第一金属板63aへの上、下バーナ20,21の燃焼熱の伝達を抑えて、第一金属板63aが過熱されるのを防ぐ。尚、このように、グリル扉60を二重構造にしてその間に冷却空気を流して冷却することにより、グリル扉60の表面温度が80℃程度下がることが出願人による実験で確かめられている。
【0027】
更に、グリル扉60をその周囲の前面パネル部分と同様に金属製にしているため、グリル扉60の色や表面形状をその周囲の前面パネル部分と一緒にしてスマートなイメージを与えられる等、前面パネルのデザインの自由度が増し、より魅力的な器具を開発できる。加えて、金属は、従来の透過性のガラスに比べて、熱の反射率が高いので、バーナ20、21の燃焼熱の器具外部への放熱ロスを減少させることができる。従って、熱効率が上がり、焼き性能(むら、焦げ等)が向上する。金属板63a,63bの材料を熱の反射率の高い金属を用いれば、更に熱効率や焼き性能を向上させることができる。
【0028】
また、バーナ20、21の燃焼熱により、第一窓板5aと第二窓板5bとの間の窓隙間38内の空気も加熱され斜め後方へと上昇する。この自然ドラフト力によって、外気が吸引口15から器体内に吸引される。吸引された外気は、窓隙間38を通って前方から後方へと窓板面に沿ってスムーズに流れ、枠体35の鍔部35aの後方部に設けた切欠き部35dとトッププレート10との間に形成される排出隙間33を介して器具外部へと排出される。
従って、バーナ20の燃焼熱によって加熱される窓板5a,5bや枠体35を器体外部の加熱されていない空気によって冷却していることになる。このため、グリル2使用中における、窓板5a,5bや枠体35の温度を従来のものに比べて下げることができ、火傷を防止できる。しかも、窓板5a,5bを二重構造とする、すなわち第二窓板5bを第一窓板5aで覆う構造とすることにより、燃焼排気と直接接触し最も高温となる第二窓板5bには、構造上手を触れることができなくなるので、火傷を防止して、より一層安全に使用できる。また、第一窓板5aと第二窓板5bとの間の窓隙間38は、断熱層の役目も果たすので、直接手を触れる可能性がある第一窓板5aへのバーナ20の燃焼熱の伝達を抑えて、第一窓板5aが過熱されるのを防ぐ。
【0029】
また、窓隙間38は、グリル扉60の上端面に形成された排出口66とも連通しているので、扉隙間64を通過してグリル扉60を冷却した後の外気も上、下バーナ20,21の燃焼熱により発生した自然ドラフト力によって吸引され窓隙間38を通って、器具外部へと排出される。また、扉隙間64を通過してグリル扉64を冷却した後の外気は、窓隙間38からだけではなく、燃焼排気のドラフト力により吸引され、冷却通路47を通って冷却口46からも排出される。このため、グリル扉60を冷却した後の加熱された冷却用空気がトッププレート10下に溜まることはなく、冷却用空気のスムーズな流れを確保できるため、冷却効果が一層高まる。
また、加熱された冷却用空気がトッププレート10下に溜まらないので、トッププレート10の過熱による火傷も防止でき、より一層安全に使用することができる。しかも、冷却用空気は後方へ向かって排出されるため、使用者に直接熱気がくることはなく、快適に使用できる。加えて、加熱された冷却用空気の排出通路をわざわざ設けずに、覗き窓3に形成された窓隙間38やトッププレート10を冷却するための冷却通路47を利用しているので、器具製造のコストアップを抑制でき経済的である。
また、上述したように、グリル扉60の冷却用の空気は、扉隙間64内でのドラフト力に加え、窓隙間38内でのドラフト力や燃焼排気のドラフト力によっても吸引されるわけであるから、冷却用空気の流れを強くすることができ、グリル扉60の冷却効果が向上する。
更に、バーナ20,21の燃焼熱により生じた自然ドラフト力を用いて、扉隙間64内及び窓隙間38内をスムーズに冷却用空気を流すことができるので、空気を流すためのファン等の特別な装置を用いる必要がなく経済的である。
更に、グリル扉60がそれほど高温にならないわけであるから、焼き脂Gや油煙が第二金属板63bに焦げ付きにくくなり、掃除が容易になる。
【0030】
次に、受皿24をグリル庫12内から引き出している場合には取手80に形成された送出口82を閉成し、グリル庫12内への収納動作と連動して開成する閉塞防止手段の動作について説明する。
受皿24をグリル庫12内から引き出している場合には、シャッター93がコイルバネ94により閉成方向に付勢されているので、図10に示すように、送出口82はシャッター93により閉じられ、油かす等のごみの浸入を防ぎ、送出口82が閉塞することを防止する。そして、取手80を持って、グリル庫12内に押しこんでいくと、図11に示すように、前面開口側壁62に設けられたピン95にシャッター93の支持部92に形成された窪み部97が係合する。この際、ピン95は、取手80の側壁に形成された切り込み部96を通る。更に押しこんでいくと、図12に示すように、窪み部97がピン95によって押され、シャッター93が図中では時計回りに回動して、送出口82が開成していく。そして、図13に示すように、受皿24を完全にグリル庫12内に収納すると、グリル扉60の下端面と取手80の上端面とが当接するようにしてグリルの前面開口部6が閉成されると共に、送出口82は開成され、グリル扉60の下端面に形成された吸入口65と連通する。
従って、グリル2使用時、すなわち受皿24をグリル庫12内に収納して、グリル扉60と取手80とで前面開口部6を閉じている時は、送出口82が開成されているので、扉隙間64を通りグリル扉60を冷却する外気は、取手80の前面に開口された取入口81から吸引され、送出口82を介して吸入口65にスムーズに導かれる。一方、グリル未使用時、すなわち、受皿24をグリル庫12内から引き出している時は、シャッター93が送出口82を閉成し、油かす等のごみの浸入を防ぐ。このため、送出口82がゴミ等で閉塞してしまうことを防止でき、常にスムーズに冷却用空気を流すことができる。更に、送出口82が閉塞するおそれがないので、送出口82を頻繁に掃除する必要がなく使い勝手がよい。
【0031】
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、グリル扉60に形成されている冷却用空気の排出口66の位置は、グリル扉60の上端面に限定されるものではなく、グリル扉60の正面上部であっても構わない。
【0032】
また、閉塞防止手段としては、図14に示すようなものであってもよい。この閉塞防止手段は、送出口82を閉じるシャッター板491とシャッター板491と一体に形成され取手480の両内側面に回動可能に軸支される支持部492とを備えたシャッター493と、このシャッター493を閉成方向に付勢するコイルバネ494と、シャッター板491の上面に設けられる下ボス498と、グリル扉460の下端面に設けられグリル扉460を閉めた場合に下ボス498とぶつかる上ボス499とを備える。尚、この閉塞防止手段では、シャッター493全体が取手480の内部に設けられる。
この閉塞防止手段では、受皿24をグリル庫12内から引き出している場合には、図15に示すように、シャッター493がコイルバネ494により閉成方向(図中では反時計周り方向)に付勢されているので、送出口82はシャッター493により閉じられ、油かす等のごみの浸入を防ぎ、送出口82が閉塞することを防止する。そして、取手480をもって、グリル庫12内に押しこんでいくと、図16に示すように、グリル扉460の下端面に設けた上ボス499に取手480の上端面に設けられた下ボス498が押されて、シャッター493が開成方向(図中では時計回り方向)に回動していく。
【0033】
また、本実施形態では、グリル付きテーブルこんろにおいて説明したが、グリル付きビルトインこんろに適用しても差し支えない。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の請求項1記載のグリルによれば、バーナの燃焼熱によって生じるドラフト力により、グリル扉の下端面に設けられた吸入口から外気が吸入され、グリル扉内を下方から上方へとスムーズに流れて、グリル扉を冷却するため、火傷を防止でき、安全に使用することできる。しかも、グリル扉の下端面と当接する取手の上端面には、冷却用空気の取入口と連通する送出口が設けられているので、グリル扉の下端面と取手の上端面とが当接しても、外気をスムーズに吸入できる。
また、グリル扉に設けられた冷却用空気の通路が断熱層としても働き、手を触れる可能性のあるグリル扉の外側(グリル庫側ではない方)が過熱されるのを防ぐので、より安全に使用できる。
【0035】
更に、本発明の請求項2記載のグリルによれば、受皿をグリル庫内から引き出した際には、閉塞防止手段が取手の上端面に形成された送出口を閉成して、油かす等のゴミが送出口に浸入するのを防止するので、空気通路が閉塞してしまうことがなく、常に良好に空気を流すことができる。そして、グリル使用時には、自動的に送出口を開成してグリル扉の吸入口への外気供給可能状態となるので使い勝手がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態としてのグリルを側面から見た断面図である。
【図2】本実施形態としてのテーブルこんろの外観図である。
【図3】本実施形態としてのグリル扉の開閉装置の説明図(側面図)である。
【図4】本実施形態としてのグリル扉の開閉装置の説明図(上面図)である。
【図5】本実施形態としての閉塞防止手段の説明図である。
【図6】覗き窓を外したテーブルこんろの外観図である。
【図7】本実施形態のグリルの外観図である。
【図8】本実施形態としての覗き窓を斜め下から見た斜視図である。
【図9】本実施形態としての覗き窓を側面から見た断面図である。
【図10】本実施形態としてのグリル扉と取手を側面から見た断面図である。
【図11】本実施形態としてのグリル扉と取手を側面から見た断面図である。
【図12】本実施形態としてのグリル扉と取手を側面から見た断面図である。
【図13】本実施形態としてのグリル扉と取手を側面から見た断面図である。
【図14】別の実施形態としての閉塞防止手段の説明図である。
【図15】別の実施形態としてのグリル扉と取手を側面から見た断面図である。
【図16】別の実施形態としてのグリル扉と取手を側面から見た断面図である。
【図17】従来例としてのグリルを側面から見た断面図である。
【符号の説明】
2…グリル、6…前面開口部、12…グリル庫、20…上バーナ、21…下バーナ、24…受皿、60…グリル扉、63a…第一金属板、63b…第二金属板、64…扉隙間、65…吸入口、66…排出口、80…取手、81…取入口、82…送出口、91…シャッター板、92…支持部、93…シャッター、F…被調理物。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a grill for cooking an object to be cooked such as fish in a grill.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a stove with a grill, for example, as shown in FIG. 17, includes a glass grill window 160 a on a
The
[0003]
In order to make it easier to confirm the degree of baking of the cooking object F, in Japanese Patent Laid-Open No. 2001-248845, a rectangular top opening 110a is opened at the front center of the
The grill 101 can confirm the degree of burning of the cooking object F in the
[0004]
Further, when the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the
The grill of this invention solves the said subject and aims at lowering | hanging the temperature of a grill door and being able to use it safely.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The grill according to
A front opening is formed in the front of the grill cabinet provided with a burner for heating the cooking object, and the front surface is pivotally supported by the upper part of the handle for pulling out a tray slidable in the front-rear direction. A grill door that opens and closes the opening in a single-opening manner, and the lower end surface of the grill door and the upper end surface of the handle form a mating surface when the tray is stored, and the front opening is closed,
The grill door has a double structure with a cooling air passage in between, a cooling air suction port at the lower end surface, and a cooling air discharge port at the upper end surface or upper front surface,
The gist of the invention is that the handle includes a cooling air inlet and a sending / outlet that faces the inlet of the grill door when the grill door is closed and sends out the intake air to the inlet.
[0007]
A grill according to
A gist of the invention is that the feeding outlet of the handle is provided with a blocking prevention means for closing the feeding outlet when the tray is pulled out and opening the feeding outlet when the tray is stored.
[0008]
In the grill according to
By the way, when the grill door is closed, the lower end surface is in contact with the upper end surface of the handle so that a mating surface is formed. Therefore, the suction port is blocked by the upper end surface of the handle, making it difficult to suck in the outside air. End up.
Therefore, in the grill of the present invention, the handle is provided with an intake port for cooling air and a delivery port that faces the suction port when the grill door is closed and sends the taken-in air to the suction port. In addition, outside air can be smoothly introduced into the inlet of the grill door through the outlet.
[0009]
Further, in the grill according to
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In order to further clarify the configuration and operation of the present invention described above, a preferred embodiment of the grill of the present invention will be described below with reference to FIGS.
[0011]
As shown in FIG. 2, the
At the center of the vessel between the stove burners 7a and 7b, a
[0012]
As shown in FIG. 1, the
In the
[0013]
A
When the
[0014]
A substantially L-shaped connecting
The other end of the connecting
And the
Further, the other end of the
The bottom wall 12a at the entrance of the
The
With this configuration, the
[0015]
As shown in FIG. 1, the
On the upper end surface of the
[0016]
As shown in FIG. 5, when the
This blocking prevention means includes a
[0017]
As shown in FIG. 1, an
[0018]
As shown in FIG. 6, a rectangular top opening 10 a for confirming an object to be cooked F in the
As shown in FIGS. 6 and 7, the
[0019]
The
[0020]
The
The
[0021]
Here, a method of attaching the first window plate 5a and the second window plate 5b will be described. As shown in FIG. 8, the first window plate 5a is set on the
[0022]
In addition, two
[0023]
As shown in FIGS. 1, 6, and 7, the
A rotating door is provided under the second window plate 5b so that the second window plate 5b is not soiled by the grilled grease G of the cooking object F in the
[0024]
As shown in FIG. 1, between the front panel of the instrument and the upper side of the first metal plate 63a, outside air (air outside the instrument) is generated by the natural draft force generated by the combustion heat of the upper and
In addition, a
[0025]
According to the table stove with
High-temperature combustion exhaust generated in the
[0026]
Further, the outside air is taken in by the natural draft force generated when the air in the
[0027]
Further, since the
[0028]
Further, the air in the
Therefore, the window plates 5a and 5b and the
[0029]
Further, since the
Further, since the heated cooling air does not accumulate under the
Further, as described above, the cooling air for the
Furthermore, since natural cooling force generated by the combustion heat of the
Furthermore, since the
[0030]
Next, when the
When the
Accordingly, when the
[0031]
Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to such an embodiment, and it is needless to say that the present invention can be implemented in various modes without departing from the gist of the present invention.
For example, the position of the cooling
[0032]
Further, the blocking prevention means may be as shown in FIG. This blocking prevention means includes a
In this blocking prevention means, when the
[0033]
Moreover, although this embodiment demonstrated in the table stove with a grill, it may be applied to the built-in stove with a grill.
[0034]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the grill of
In addition, the cooling air passage provided in the grille door also acts as a heat insulation layer, preventing overheating of the outside of the grille door (which is not the side of the grill cabinet), which may touch your hands, so it is safer Can be used for
[0035]
Furthermore, according to the grill of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a grill as an embodiment viewed from the side.
FIG. 2 is an external view of a table stove as an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an explanatory view (side view) of a grill door opening and closing device according to the present embodiment.
FIG. 4 is an explanatory diagram (top view) of a grill door opening and closing device according to the present embodiment.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a blocking prevention unit as the present embodiment.
FIG. 6 is an external view of a table stove with a viewing window removed.
FIG. 7 is an external view of a grill according to the present embodiment.
FIG. 8 is a perspective view of a viewing window according to the present embodiment as viewed obliquely from below.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a viewing window according to the present embodiment as viewed from the side.
FIG. 10 is a cross-sectional view of the grill door and the handle as viewed from the side according to the present embodiment.
FIG. 11 is a cross-sectional view of the grill door and the handle as viewed from the side according to the present embodiment.
FIG. 12 is a sectional view of the grill door and the handle as viewed from the side according to the present embodiment.
FIG. 13 is a cross-sectional view of the grill door and the handle as viewed from the side according to the present embodiment.
FIG. 14 is an explanatory diagram of a blocking prevention means as another embodiment.
FIG. 15 is a cross-sectional view of a grill door and a handle as another embodiment as seen from the side.
FIG. 16 is a cross-sectional view of a grill door and a handle as another embodiment viewed from the side.
FIG. 17 is a cross-sectional view of a conventional grill as seen from the side.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
上記グリル扉は、間に冷却用空気の通路を備えた二重構造であり、下端面に冷却用空気の吸入口が、上端面あるいは正面上部に冷却用空気の排出口が設けられると共に、
上記取手には、冷却用空気の取入口と、上記グリル扉の閉成時に上記グリル扉の吸入口に向かい合い、取り入れた空気を該吸入口へ送り出す送出口とを備えることを特徴とするグリル。A front opening is formed in the front surface of the grill cabinet provided with a burner for heating the cooking object, and the front surface is pivotally supported by the upper part of the handle for pulling out the tray slidable in the front-rear direction. In the grill that provides a grill door that opens and closes the opening in a single-opening manner, and the lower end surface of the grill door and the upper end surface of the handle form a mating surface when the tray is stored, thereby closing the front opening.
The grill door has a double structure with a cooling air passage therebetween, a cooling air suction port is provided at the lower end surface, and a cooling air discharge port is provided at the upper end surface or the upper front portion.
A grill characterized in that the handle includes an inlet for cooling air, and a sending / outlet that faces the inlet of the grill door when the grill door is closed and sends out the intake air to the inlet.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002049193A JP3883188B2 (en) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | grill |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002049193A JP3883188B2 (en) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | grill |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003245206A JP2003245206A (en) | 2003-09-02 |
JP3883188B2 true JP3883188B2 (en) | 2007-02-21 |
Family
ID=28661769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002049193A Expired - Fee Related JP3883188B2 (en) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | grill |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3883188B2 (en) |
-
2002
- 2002-02-26 JP JP2002049193A patent/JP3883188B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003245206A (en) | 2003-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3931685B2 (en) | grill | |
JP3927838B2 (en) | grill | |
JP3883188B2 (en) | grill | |
JP3913057B2 (en) | Stove with gas grill | |
CN215272018U (en) | Multifunctional stove | |
JP3881922B2 (en) | grill | |
JP4617472B2 (en) | Stove with grill | |
JP3913155B2 (en) | grill | |
CN113143003A (en) | Multifunctional stove | |
JP4452870B2 (en) | Table stove with gas grill | |
JP2001324153A (en) | Structure for preventing top plate temperature increase | |
JP4511764B2 (en) | Table stove with gas grill | |
JP4034446B2 (en) | grill | |
JP4060004B2 (en) | grill | |
JP2000232945A (en) | Both-side roasting grill | |
JP2677507B2 (en) | Grilling equipment | |
JP6770883B2 (en) | grill | |
JP4470052B2 (en) | Table stove with gas grill | |
KR100588160B1 (en) | Grill apparatus | |
JP6850594B2 (en) | grill | |
JP3780400B2 (en) | Gas grill | |
JP3747310B2 (en) | Gas grill | |
JP4474659B2 (en) | Stove with grill | |
JP2000254005A (en) | Spitting apparatus | |
JPH09201292A (en) | Gas grill |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061031 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061113 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124 Year of fee payment: 6 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151124 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |