JP3882522B2 - カメラ付き携帯端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ付き携帯端末に関し、特に、携帯テレビ電話に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯電話やビデオカメラなど携帯機器には、画像を表示させるための表示部が設けられ、この表示部としては、電池駆動や小型軽量化などの観点から、液晶表示装置を利用したものが普及している。
図5は、従来のカメラ付き携帯端末の概略構成を示すブロック図である。図5において、カメラ付き携帯端末には、被写体Hの撮像を行うイメージセンサ1や、画像の表示などを行う表示装置8が設けられ、さらに、イメージセンサ1の露出制御や輝度レベル自動調整などを行う露出制御部2が設けられている。ここで、露出制御部2には、測光ロジック2aおよびタイミング&センサ制御部2bが設けられ、イメージセンサ1から出力された出力データSDは、画像処理ロジック4および測光ロジック2aに入力される。
【0003】
画像処理ロジック4では、出力データSDの画像処理が行われ、画像データGDとして、トーンカーブ部6に出力される。トーンカーブ部6では、画像データGDの階調処理が行われ、この画像データGDが、表示装置8での表示に適した表示データHDに変換される。この表示データHDは、画像処理ロジック4からの同期信号DS1に同期して、表示インターフェース部7に出力され、表示インターフェース部7では、トーンカーブ部6からの表示データHDが、表示制御部7aを介してビデオメモリ7bに格納される。
【0004】
ビデオメモリ7bに格納された表示データHDは、ディスプレイ&同期信号生成部8aから出力される同期信号DS2に同期して、ディスプレイ&同期信号生成部8aに入力され、表示装置8上での表示が行われる。ここで、表示装置8として、液晶表示装置が用いられる場合、バックライト8bを点灯させることにより、液晶表示装置の輝度の向上を図ることができる。
【0005】
一方、測光ロジック2aでは、イメージセンサ1からの出力データSDに基づいて測光が行われ、測光評価値SRをタイミング&センサ制御部2bに出力する。また、タイミング&センサ制御部2bには、デジタルシステム9から目標輝度値AKおよび駆動モードKMが入力され、タイミング&センサ制御部2bは、測光評価値SRが目標輝度値AKに一致するように、シャッタ速度SPおよびゲイン値GCを制御し、このシャッタ速度SPをタイミングジェネレータ3に入力するとともに、ゲイン値GCをイメージセンサ1に入力する。そして、タイミングジェネレータ3が、タイミング&センサ制御部2bから出力されたシャッタ速度SPでイメージセンサ1を駆動するとともに、イメージセンサ1が、タイミング&センサ制御部2bから出力されたゲイン値GCで出力データSDを増幅することにより、測光評価値SRを目標輝度値AKに一致させる。
【0006】
これにより、イメージセンサ1の露出制御および自動輝度レベル制御を行うことができ、被写体Hの明るさBに依存することなく、イメージセンサ1からの出力データSDの輝度値を適正な露出値に維持することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、表示装置8の輝度を向上させるためにバックライト8bを常時点灯させると、バックライト8bは消費電力が大きいため、電池の消耗が激しくなり、充電を頻繁に行わなければならなくなるという問題があった。
一方、特開2000−324239号公報には、周辺の明るさを検出する光センサを携帯電話機に設け、この光センサが検出した明るさに応じてバックライトの輝度を制御することにより、省電力化を図る方法が開示されている。
【0008】
しかしながら、特開2000−324239号公報の方法では、周辺の明るさを検出するための光センサを携帯電話機に別途設ける必要があり、携帯電話機の小型・軽量化に逆行するという問題があった。
そこで、本発明の目的は、光センサを別途設けることなく、省電力化を図ることが可能なカメラ付き携帯端末を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、請求項1記載のカメラ付き携帯端末によれば、撮像を行う撮像手段と、画像を表示する表示手段と、前記撮像手段の露出を制御する露出制御手段と、前記露出制御手段の制御状態に基づいて、前記表示手段の明るさを制御する明るさ制御手段とを備え、前記露出制御手段は、撮像される被写体を中心とした測光領域における前記撮像手段からの出力データに基づいて測光を行う測光手段と、前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のシャッタ速度を制御するタイミングジェネレータ制御手段と、前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のゲイン値を制御するセンサ制御手段とを備え、前記表示手段は、液晶表示部とバックライトとを備え、前記明るさ制御手段は、前記シャッタ速度および前記ゲイン値の少なくともいずれか一方を用いるとともに、前記測光手段による測光結果をさらに用いることにより、前記表示手段の明るさを制御し、前記シャッタ速度が所定値を超える場合、前記バックライトをオフし、前記シャッタ速度が前記所定値以下の場合、前記バックライトをオンすることを特徴とする。
【0010】
これにより、撮像手段の露出を制御する制御信号から、周囲の明るさを推測することが可能となる。このため、撮像手段の露出が適正に制御されている場合においても、周囲の明るさに対応して表示手段の明るさを制御することが可能となり、周囲の明るさを検出する検出器を別途設けることなく、表示手段の省電力化を図ることが可能となる。
【0011】
また、表示手段の明るさ制御に用いる信号を、撮像手段の露出制御に用いる信号と兼用することが可能となることから、表示手段の明るさ制御を行う際の構成を簡略化して、携帯端末の小型・軽量化を可能としつつ、省電力化を図ることが可能となる。
【0012】
また、シャッタ速度およびゲイン値を用いて撮像手段の露出を適正に制御しつつ、周囲の明るさを精度よく推測することが可能となり、表示手段の省電力化を簡易な構成で図ることが可能となる。
【0013】
また、周囲が暗くなり過ぎて、撮像手段の露出制御が適正に行われなくなる場合においても、周囲の明るさを検出する検出器を別途設けることなく、周囲の明るさを検出することができる。このため、撮像手段の露出制御範囲を超えて、表示手段の明るさを制御することが可能となり、表示手段の消費電力のより一層の省力化が可能となる。
【0014】
また、シャッタ速度を監視するだけで、周囲の明るさを推測することが可能となり、周囲が明るい場合は、周囲からの光を液晶表示部で反射させて、視認性を得ることが可能となるとともに、周囲が暗い場合は、バックライトからの光を液晶表示部に透過させて、視認性を得ることが可能となる。このため、簡易な構成で、かつ、視認性を損なうことなく、表示手段の省電力化を図ることが可能となる。
【0015】
また、請求項2記載のカメラ付き携帯端末によれば、撮像を行う撮像手段と、画像を表示する表示手段と、前記撮像手段の露出を制御する露出制御手段と、前記露出制御手段の制御状態に基づいて、前記表示手段の明るさを制御する明るさ制御手段とを備え、前記露出制御手段は、撮像される被写体を中心とした測光領域における前記撮像手段からの出力データに基づいて測光を行う測光手段と、前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のシャッタ速度を制御するタイミングジェネレータ制御手段と、前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のゲイン値を制御するセンサ制御手段とを備え、前記表示手段は、液晶表示部とバックライトとを備え、前記明るさ制御手段は、前記シャッタ速度および前記ゲイン値の少なくともいずれか一方を用いるとともに、前記測光手段による測光結果をさらに用いることにより、前記表示手段の明るさを制御し、前記ゲイン値が所定値以上の場合、あるいは前記測光結果が目標値に達しない場合、前記バックライトを低輝度動作させることを特徴とする。
これにより、周囲が非常に暗い場合には、バックライトを低輝度動作させて、液晶表示部での表示を行わせることが可能となる。ここで、周囲が非常に暗い場合には、液晶表示部の明るさがある程度暗くても、必要なコントラストが得られる。このため、視認性を犠牲にすることなく、表示手段のより一層の省電力化を図ることが可能となる。
【0016】
また、請求項3記載のカメラ付き携帯端末によれば、撮像を行う撮像手段と、画像を表示する表示手段と、前記撮像手段の露出を制御する露出制御手段と、前記露出制御手段の制御状態に基づいて、前記表示手段の明るさを制御する明るさ制御手段とを備え、前記露出制御手段は、撮像される被写体を中心とした測光領域における前記撮像手段からの出力データに基づいて測光を行う測光手段と、前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のシャッタ速度を制御するタイミングジェネレータ制御手段と、前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のゲイン値を制御するセンサ制御手段とを備え、前記表示手段は、液晶表示部とバックライトとを備え、前記明るさ制御手段は、前記シャッタ速度および前記ゲイン値の少なくともいずれか一方を用いるとともに、前記測光手段による測光結果をさらに用いることにより、前記表示手段の明るさを制御し、前記シャッタ速度が所定値を超える場合、前記バックライトをオフし、前記シャッタ速度が前記所定値以下の場合、前記バックライトをオンし、前記ゲイン値が所定値以上の場合、あるいは前記測光結果が目標値に達しない場合、前記バックライトを低輝度動作させることを特徴とする。
また、請求項4記載のカメラ付き携帯端末によれば、撮像を行う撮像手段と、画像を表示する表示手段と、前記撮像手段の露出を制御する露出制御手段と、前記露出制御手段の制御状態に基づいて、前記表示手段の明るさを制御する明るさ制御手段と、前記表示手段を動作させる時に前記撮像手段が動作していない場合、前記撮像手段を強制的に動作させる撮像制御手段とを備え、前記表示手段は、液晶表示部とバックライトとを備え、前記露出制御手段は、前記撮像手段からの出力データに基づいて測光を行う測光手段と、前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のシャッタ速度を制御するタイミングジェネレータ制御手段と、前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のゲイン値を制御するセンサ制御手段とを備え、前記明るさ制御手段は、前記シャッタ速度および前記ゲイン値の少なくともいずれか一方を用いて、前記表示手段の明るさを制御するとともに、前記測光手段による測光結果をさらに用いて、前記表示手段の明るさを制御し、前記シャッタ速度が所定値を超える場合、前記バックライトをオフし、前記シャッタ速度が前記所定値以下の場合、前記バックライトをオンすることを特徴とする。
これにより、カメラ付き携帯端末を、例えば、単にWeb端末として使用する場合のように、表示手段の使用が必ずしも撮像手段の使用を伴わない場合においても、周囲の明るさを検出する検出器を別途設けることなく、画像を表示させる際の明るさを周囲の明るさに対応して制御することが可能となり、表示手段の省電力化を図ることが可能となる。
また、請求項5記載のカメラ付き携帯端末によれば、撮像を行う撮像手段と、画像を表示する表示手段と、前記撮像手段の露出を制御する露出制御手段と、前記露出制御手段の制御状態に基づいて、前記表示手段の明るさを制御する明るさ制御手段と、前記表示手段を動作させる時に前記撮像手段が動作していない場合、前記撮像手段を強制的に動作させる撮像制御手段とを備え、前記表示手段は、液晶表示部とバックライトとを備え、前記露出制御手段は、前記撮像手段からの出力データに基づいて測光を行う測光手段と、前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のシャッタ速度を制御するタイミングジェネレータ制御手段と、前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のゲイン値を制御するセンサ制御手段とを備え、前記明るさ制御手段は、前記シャッタ速度および前記ゲイン値の少なくともいずれか一方を用いて、前記表示手段の明るさを制御するとともに、前記測光手段による測光結果をさらに用いて、前記表示手段の明るさを制御し、前記ゲイン値が所定値以上の場合、あるいは前記測光結果が目標値に達しない場合、前記バックライトを低輝度動作させることを特徴とする。
また、請求項6記載のカメラ付き携帯端末によれば、撮像を行う撮像手段と、画像を表示する表示手段と、前記撮像手段の露出を制御する露出制御手段と、前記露出制御手段の制御状態に基づいて、前記表示手段の明るさを制御する明るさ制御手段と、前記表示手段を動作させる時に前記撮像手段が動作していない場合、前記撮像手段を強制的に動作させる撮像制御手段とを備え、前記表示手段は、液晶表示部とバックライトとを備え、前記露出制御手段は、前記撮像手段からの出力データに基づいて測光を行う測光手段と、前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のシャッタ速度を制御するタイミングジェネレータ制御手段と、前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のゲイン値を制御するセンサ制御手段とを備え、前記明るさ制御手段は、前記シャッタ速度および前記ゲイン値の少なくともいずれか一方を用いて、前記表示手段の明るさを制御するとともに、前記測光手段による測光結果をさらに用いて、前記表示手段の明るさを制御し、前記シャッタ速度が所定値を超える場合、前記バックライトをオフし、前記シャッタ速度が前記所定値以下の場合、前記バックライトをオンし、前記ゲイン値が所定値以上の場合、あるいは前記測光結果が目標値に達しない場合、前記バックライトを低輝度動作させることを特徴とする。
【0017】
また、請求項7記載のカメラ付き携帯端末によれば、前記カメラ付き携帯端末は、携帯テレビ電話であることを特徴とする。
これにより、撮像手段で撮像される向きと、表示手段で表示される向きとを一致させることが可能となることから、表示手段の明るさを制御する際の精度を向上させることが可能となるとともに、表示手段の使用時間が長い場合においても、周囲の明るさの変化に対応して表示手段の明るさを常に適正に維持することが可能となることから、視認性を犠牲にすることなく、省電力化を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係わるカメラ付き携帯端末について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わるカメラ付き携帯端末の概略構成を示すブロック図である。なお、図1の実施形態は、図5の構成に加え、被写体Hの明るさBに応じてバックライト8bの明るさを制御する表示装置制御部10を設けたものである。
【0020】
図1において、イメージセンサ1は、静止画や動画の撮像を行うもので、例えば、CMOSセンサやCCDイメージャなどを用いることができる。ここで、イメージセンサ1は、図2(a)に示すように、イメージセンサ1が受光した光を電気信号に変換するセンサ部1a、その電気信号を増幅するプログラマブルゲインアンプ1bおよびアナログ信号をデジタル化するA/D変換器1cを備えている。イメージセンサ1から出力された出力データSDは、画像処理ロジック4および測光ロジック2aに入力される。
【0021】
露出制御部2は、イメージセンサ1の露出制御や輝度自動レベル調整などを行うもので、測光ロジック2aおよびタイミング&センサ制御部2bが設けられている。
測光ロジック2aは、イメージセンサ1からの出力データSDに基づいて測光を行い、測光評価値SRをタイミング&センサ制御部2bおよび表示装置制御部10に出力する。ここで、出力データSDに基づいて測光を行う場合、例えば、中央重点式測光などで行うことができ、この場合、撮像される被写体Hを中心に測光処理を行うことができる。また、測光処理として、測光領域における出力データSDの輝度値の平均値を算出することにより、被写体Hの明るさBを求めることができる。
【0022】
タイミング&センサ制御部2bは、デジタルシステム9から入力される駆動モードKMに基づいて、タイミングジェネレータ3を駆動させるとともに、測光ロジック2aから入力される測光評価値SRが、デジタルシステム9から入力される目標輝度値AKに一致するように、ゲイン値GCおよびシャッタ速度SPを算出する。そして、算出したゲイン値GCを図2(a)のプログラマブルゲインアンプ1bに出力し、イメージセンサ1からの出力データSDを所定のゲインに増幅させるとともに、シャッタ速度SPをタイミングジェネレータ3に出力し、イメージセンサ1を所定のシャッタ速度で駆動させる。また、ゲイン値GCおよびシャッタ速度SPを表示装置制御部10に出力し、被写体Hの明るさBに応じてバックライト8bの明るさを制御させる。
【0023】
タイミングジェネレータ3は、イメージセンサ1を駆動する駆動信号を生成し、タイミング&センサ制御部2bから出力されるシャッタ速度SPでイメージセンサ1を駆動する。
画像処理ロジック4は、出力データSDの画像処理を行い、同期信号DS1に同期して画像データGDをトーンカーブ部6に出力する。
【0024】
トーンカーブ部6は、画像データGDの階調処理を行う。例えば、イメージセンサ1からRGB各8ビットのデータが出力され、表示装置8にはRGB各6ビットのデータが入力されるものとすると、イメージセンサ1から出力される256階調のデータを64階調に変換して表示装置8に入力させる。この256階調のデータを64階調に変換するには、例えば、イメージセンサ1から出力される8ビットのデータのうち、LSB側の2ビット分を間引く方法などを用いることができる。
【0025】
表示インターフェース部7は、カメラ側から出力される表示データHDの送信レートと、表示装置8に入力される表示データHDの送信レートとの違いを吸収するもので、表示制御部7aおよびビデオメモリ8bを備えている。ここで、表示制御部7aは、画像処理ロジック4から出力される同期信号DS1に基づいて、トーンカーブ部6から出力された表示データHDをビデオメモリ8bにバッファリングするとともに、表示装置8から出力される同期信号DS2に基づいて、ビデオメモリ8bに格納されている表示データHDを読み出し、表示装置8に出力する。
【0026】
表示装置8は、携帯電話として用いた場合の操作画面や、テレビ電話として用いた場合の相手からの送信画像、ビデオカメラとして用いた場合のファインダ画像などを表示するもので、例えば、半透過型の液晶表示装置を用いることができる。この半透過型の液晶表示装置では、反射型と透過型の両方の機能を持ち、ディスプレイ&同期信号生成部8aおよびバックライト8bが設けられている。そして、周囲が暗い場合には、バックライト8bをオンして透過型として用い、周囲が明るい場合には、バックライト8bをオフして反射型として用いることにより、コントラストを確保しつつ、バックライト8bの消費電力を削減することができる。
【0027】
デジタルシステム9は、例えば、マイクロコンピュータなどで構成することができ、マンマシンインターフェースを提供する。そして、マニュアル操作などで設定された目標輝度値AKおよび駆動モードKMをタイミング&センサ制御部2bに出力する。
表示装置制御部10は、シャッタ速度SP、ゲイン値GCおよび測光評価値SRに基づいて、バックライト8bの明るさを制御するもので、図2(b)に示すように、絶対測光計算部10aおよびバックライト制御部10bを備えている。絶対測光計算部10aには、タイミング&センサ制御部2bからシャッタ速度SPおよびゲイン値GCが入力されるとともに、測光ロジック2aから測光評価値SRが入力され、絶対測光計算部10aは、これらの信号に基づいて周囲の明るさKDを算出する。この周囲の明るさKDは、バックライト制御部10bに入力され、バックライト制御部10bは、周囲の明るさKDに基づいて、バックライト制御信号BCをバックライト8bに出力する。そして、バックライト8bは、このバックライト制御信号BCで指定された明るさで点灯される。
【0028】
このように、イメージセンサ1の露出を制御するためのシャッタ速度SPおよびゲイン値GCを、バックライト8bの明るさ制御に用いることにより、イメージセンサ1の露出を適正に制御しつつ、簡易な構成でバックライト8bの省電力化を図ることができ、携帯端末の小型・軽量化を犠牲にすることなく、携帯端末の電池の長寿命化を図ることができる。
【0029】
なお、タイミング&センサ制御部2b、測光ロジック2aおよび表示装置制御部10などの機能は、これらの機能を実現するプログラムを読み込み、このプログラムをCPUで実行することにより実現することができる。
図3は、本発明の一実施形態に係わる被写体Hの明るさBに対するバックライト8bの明るさの制御方法を示す図である。図3において、図1の測光ロジック2aは、イメージセンサ1からの出力データSDに基づいて測光を行い、測光評価値SRをタイミング&センサ制御部2bに出力する。そして、タイミング&センサ制御部2bは、測光評価値SRと目標輝度値AKとを比較し、測光評価値SRが目標輝度値AKに一致するように、シャッタ速度SPおよびゲイン値GCを制御する。
【0030】
例えば、イメージセンサ1の露出が目標輝度値AKに一致している状態から、被写体Hの明るさBが暗くなると、測光評価値SRは目標輝度値AKより小さくなる。このため、タイミング&センサ制御部2bは、被写体Hの明るさBがB2以上では、測光評価値SRが目標輝度値AKに一致するまでシャッタ速度SPを遅くすることにより、イメージセンサ1の露出を目標輝度値AKに一致させる。
【0031】
この時、このシャッタ速度SPは、タイミングジェネレータ3だけでなく、表示装置制御部10にも送られ、表示装置制御部10は、このシャッタ速度SPに基づいて、被写体Hの明るさBを計算する。そして、シャッタ速度SPが所定値S1を超える場合、周囲が明るいと判断して、バックライト8bをオフさせるための制御信号BCをバックライト8bに出力する。この場合、バックライト8bをオフしても、周囲が明るいため、周囲からの光を反射させることにより、表示装置8のコントラストを維持することができ、視認性を犠牲にすることなく、省電力化を図ることができる。
【0032】
一方、シャッタ速度SPが所定値S1以下の場合、周囲が暗いと判断して、バックライト8bを通常動作させるための制御信号BCをバックライト8bに出力する。これにより、バックライト8bからの光を透過させつつ、表示装置8を動作させることができ、周囲が暗い場合においても、表示装置8のコントラストを確保することができる。
【0033】
被写体Hの明るさBがB2以下になり、シャッタ速度SPを遅くできる限界に達すると、シャッタ速度SPの制御により露出を適正に保つことができなくなる。このため、タイミング&センサ制御部2bは、被写体Hの明るさBがB2以下では、シャッタ速度SPを最遅値に保ったまま、測光評価値SRが目標輝度値AKに一致するまでゲイン値GCを上げることにより、イメージセンサ1の露出を目標輝度値AKに一致させる。なお、シャッタ速度SPを遅くできる限界は、1秒間に撮像されるフレーム数で決まり、例えば、CMOSセンサの場合、1/30秒である。
【0034】
この時、このゲイン値GCは、イメージセンサ1だけでなく、表示装置制御部10にも送られ、表示装置制御部10は、このゲイン値GCに基づいて、被写体Hの明るさBを計算する。そして、ゲイン値GCが上がっている場合、周囲が極端に暗いと判断して、バックライト8bを低輝度動作させるための制御信号BCをバックライト8bに出力する。この場合、周囲が極端に暗いため、バックライト8bを低輝度動作させても、表示装置8のコントラストを確保することができ、視認性を犠牲にすることなく、省電力化を図ることができる。
【0035】
被写体Hの明るさBがB1以下になり、ゲイン値GCを上げることのできる限界に達すると、シャッタ速度SPおよびゲイン値GCのいずれを制御しても、露出を適正に保つことができなくなる。このため、タイミング&センサ制御部2bは、被写体Hの明るさBがB1以下では、シャッタ速度SPを最遅値に保つとともに、ゲイン値GCを最大値に保った状態で、イメージセンサ1からの出力データSDをそのまま出力させる。この場合、イメージセンサ1からの出力データSDは適正露出値より小さな値となるため、測光評価値SRは目標輝度値AKより小さくなる。
【0036】
この時、測光評価値SRは、タイミング&センサ制御部2bだけでなく、表示装置制御部10にも送られ、表示装置制御部10は、この測光結果SRに基づいて、被写体Hの明るさBを計算する。そして、測光評価値SRが目標輝度値AKに達していない場合、周囲が極端に暗いと判断して、バックライト8bを低輝度動作させるための制御信号BCをバックライト8bに出力する。
【0037】
このように、測光評価値SRだけでなく、シャッタ速度SPおよびゲイン値GCを監視することにより、測光評価値SRが目標輝度値AKに一致するように、露出制御および自動輝度レベル制御が行われている場合においても、周囲の明るさを推測することができ、光検出器を別途設けることなく、バックライト8bの明るさ制御を行うことができる。
【0038】
図4は、本発明の一実施形態に係わるバックライト8bの明るさ制御方法を示すフローチャートである。図4において、表示装置8の動作要求がある場合(ステップS1)、表示装置8を動作させる前に、イメージセンサ1の電源がオンかどうかを判断し(ステップS2)、イメージセンサ1の電源がオンでない場合、イメージセンサ1の電源がオンする(ステップS3)。
【0039】
次に、表示装置制御部10は、シャッタ速度SPが所定値S1より大きいかどうかを判断し(ステップS4)、シャッタ速度SPが所定値S1より大きい場合、表示装置8のバックライト8bをオフする(ステップS5)。
一方、表示装置制御部10は、ステップS4において、シャッタ速度SPが所定値S1以下の場合、ゲイン値GCが最小値Gminより大きいかどうかを判断し(ステップS6)、ゲイン値GCが最小値Gminに一致する場合、表示装置8のバックライト8bを通常動作させる(ステップS7)。
【0040】
一方、表示装置制御部10は、ステップS6において、ゲイン値GCが最小値Gminより大きい場合、測光評価値SRが目標輝度値AKに達しているかどうかを判断し(ステップS8)、測光評価値SRが目標輝度値AKに達している場合、表示装置8のバックライト8bを輝度K1で低輝度動作させる(ステップS9)。
【0041】
一方、表示装置制御部10は、ステップS8において、測光評価値SRが目標輝度値AKに達していな場合(ステップS8)、表示装置8のバックライト8bを輝度K2(K2<K1)で低輝度動作させる(ステップS10)。
なお、上述した実施形態では、撮像を行う撮像手段としてイメージセンサ1、画像を表示する表示手段として表示装置8、撮像手段の露出を制御する露出制御手段として露出制御部2、記露出制御手段の制御状態に基づいて、表示手段の明るさを制御する明るさ制御手段として表示装置制御部10を用いた場合を例にとって説明したが、本発明はこの構成に限定されることなく、他の様々の変更が可能である。例えば、露出制御部2や表示装置制御部10は、ASICなどの専用ICで構成してもよく、また、コンピュータプログラムをCPUで実行させることにより実現してもよい。
【0042】
また、上述した実施形態では、シャッタ速度SPが所定値S1に達する点を、バックライト通常動作領域R2とバックライトオフ領域R3との境界に定め、シャッタ速度SPが最遅値に達する点を、バックライト低輝度動作領域R1とバックライト通常動作領域R2との境界に定める方法について説明したが、これらの領域R1〜R3の境界は、必ずしもこれらの点に限定されることなく、周囲の明るさに応じて最も見やすい点に定めることができる。
【0043】
また、カメラ付き携帯端末として、携帯テレビ電話に適用するようにしてもよく、この場合、イメージセンサ1で撮像される被写体1(自分の顔画像)が、表示装置8に向き合うため、イメージセンサ1で被写体1(自分の顔画像)が撮像される方向と、表示装置8が被写体1に画像を提示する方向とが一致する。このため、表示装置8の表示方向の明るさをイメージセンサ1で測光することができ、表示装置8の明るさを制御する際の精度を向上させることが可能となる。また、携帯テレビ電話の場合、相手の顔を表示装置8で常に見ながら会話するため、表示装置8が常に動作し、バックライト8bの明るさを制御することによる消費電力の削減効果を大きくすることができる。
【0044】
また、上述した実施形態では、カメラ付き携帯端末を例にとって説明したが、カメラ付きノートパソコンなどに適用するようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、撮像手段の露出を制御する制御信号に基づいて周囲の明るさを推測することにより、撮像手段の露出を適正に制御しつつ、周囲の明るさを推測することが可能となることから、周囲の明るさを検出する検出器を別途設けることなく、周囲の明るさに対応して表示手段の明るさを制御することが可能となり、表示手段の省電力化を簡易な構成で実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるカメラ付き携帯端末の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の要部の詳細な構成例を示す図であって、図2(a)は、図1のイメージセンサ1の詳細な構成例を示すブロック図、図2(b)は、図1の表示装置制御部10の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係わる被写体の明るさに対するバックライトの明るさの制御方法を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係わるバックライトの明るさ制御方法を示すフローチャートである。
【図5】従来のカメラ付き携帯端末の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 イメージセンサ
1a センサ部
1b プログラマブルゲインアンプ
1c A/D変換器
2 露出制御部
2a タイミング&センサ制御部
2b 測光ロジック
3 タイミングジェネレータ
4 画像処理ロジック
6 トーンカーブ
7 表示インターフェース部
7a 表示制御部
7b ビデオメモリ
8 表示装置
8a ディスプレイ&同期信号生成部
8b バックライト
9 デジタルシステム
10 表示装置制御部
10a 絶対測光計算部
10b バックライト制御部
Claims (7)
- 撮像を行う撮像手段と、
画像を表示する表示手段と、
前記撮像手段の露出を制御する露出制御手段と、
前記露出制御手段の制御状態に基づいて、前記表示手段の明るさを制御する明るさ制御手段とを備え、
前記露出制御手段は、
撮像される被写体を中心とした測光領域における前記撮像手段からの出力データに基づいて測光を行う測光手段と、
前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のシャッタ速度を制御するタイミングジェネレータ制御手段と、
前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のゲイン値を制御するセンサ制御手段とを備え、
前記表示手段は、液晶表示部とバックライトとを備え、
前記明るさ制御手段は、前記シャッタ速度および前記ゲイン値の少なくともいずれか一方を用いるとともに、前記測光手段による測光結果をさらに用いることにより、前記表示手段の明るさを制御し、前記シャッタ速度が所定値を超える場合、前記バックライトをオフし、前記シャッタ速度が前記所定値以下の場合、前記バックライトをオンすることを特徴とするカメラ付き携帯端末。 - 撮像を行う撮像手段と、
画像を表示する表示手段と、
前記撮像手段の露出を制御する露出制御手段と、
前記露出制御手段の制御状態に基づいて、前記表示手段の明るさを制御する明るさ制御手段とを備え、
前記露出制御手段は、
撮像される被写体を中心とした測光領域における前記撮像手段からの出力データに基づいて測光を行う測光手段と、
前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のシャッタ速度を制御するタイミングジェネレータ制御手段と、
前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のゲイン値を制御するセンサ制御手段とを備え、
前記表示手段は、液晶表示部とバックライトとを備え、
前記明るさ制御手段は、前記シャッタ速度および前記ゲイン値の少なくともいずれか一方を用いるとともに、前記測光手段による測光結果をさらに用いることにより、前記表示手段の明るさを制御し、前記ゲイン値が所定値以上の場合、あるいは前記測光結果が目標値に達しない場合、前記バックライトを低輝度動作させることを特徴とするカメラ付き携帯端末。 - 撮像を行う撮像手段と、
画像を表示する表示手段と、
前記撮像手段の露出を制御する露出制御手段と、
前記露出制御手段の制御状態に基づいて、前記表示手段の明るさを制御する明るさ制御手段とを備え、
前記露出制御手段は、
撮像される被写体を中心とした測光領域における前記撮像手段からの出力データに基づいて測光を行う測光手段と、
前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のシャッタ速度を制御するタイミングジェネレータ制御手段と、
前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のゲイン値を制御するセンサ制御手段とを備え、
前記表示手段は、液晶表示部とバックライトとを備え、
前記明るさ制御手段は、前記シャッタ速度および前記ゲイン値の少なくともいずれか一方を用いるとともに、前記測光手段による測光結果をさらに用いることにより、前記表示手段の明るさを制御し、前記シャッタ速度が所定値を超える場合、前記バックライトをオフし、前記シャッタ速度が前記所定値以下の場合、前記バックライトをオンし、前記ゲイン値が所定値以上の場合、あるいは前記測光結果が目標値に達しない場合、前記バックライトを低輝度動作させることを特徴とするカメラ付き携帯端末。 - 撮像を行う撮像手段と、
画像を表示する表示手段と、
前記撮像手段の露出を制御する露出制御手段と、
前記露出制御手段の制御状態に基づいて、前記表示手段の明るさを制御する明るさ制御手段と、
前記表示手段を動作させる時に前記撮像手段が動作していない場合、前記撮像手段を強制的に動作させる撮像制御手段とを備え、
前記表示手段は、液晶表示部とバックライトとを備え、
前記露出制御手段は、
前記撮像手段からの出力データに基づいて測光を行う測光手段と、
前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のシャッタ速度を制御するタイミングジェネレータ制御手段と、
前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のゲイン値を制御するセンサ制御手段とを備え、
前記明るさ制御手段は、前記シャッタ速度および前記ゲイン値の少なくともいずれか一方を用いて、前記表示手段の明るさを制御するとともに、前記測光手段による測光結果をさらに用いて、前記表示手段の明るさを制御し、前記シャッタ速度が所定値を超える場合、前記バックライトをオフし、前記シャッタ速度が前記所定値以下の場合、前記バックライトをオンすることを特徴とするカメラ付き携帯端末。 - 撮像を行う撮像手段と、
画像を表示する表示手段と、
前記撮像手段の露出を制御する露出制御手段と、
前記露出制御手段の制御状態に基づいて、前記表示手段の明るさを制御する明るさ制御手段と、
前記表示手段を動作させる時に前記撮像手段が動作していない場合、前記撮像手段を強制的に動作させる撮像制御手段とを備え、
前記表示手段は、液晶表示部とバックライトとを備え、
前記露出制御手段は、
前記撮像手段からの出力データに基づいて測光を行う測光手段と、
前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のシャッタ速度を制御するタイミングジェネレータ制御手段と、
前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のゲイン値を制御するセンサ制御手段とを備え、
前記明るさ制御手段は、前記シャッタ速度および前記ゲイン値の少なくともいずれか一方を用いて、前記表示手段の明るさを制御するとともに、前記測光手段による測光結果をさらに用いて、前記表示手段の明るさを制御し、前記ゲイン値が所定値以上の場合、あるいは前記測光結果が目標値に達しない場合、前記バックライトを低輝度動作させることを特徴とするカメラ付き携帯端末。 - 撮像を行う撮像手段と、
画像を表示する表示手段と、
前記撮像手段の露出を制御する露出制御手段と、
前記露出制御手段の制御状態に基づいて、前記表示手段の明るさを制御する明るさ制御手段と、
前記表示手段を動作させる時に前記撮像手段が動作していない場合、前記撮像手段を強制的に動作させる撮像制御手段とを備え、
前記表示手段は、液晶表示部とバックライトとを備え、
前記露出制御手段は、
前記撮像手段からの出力データに基づいて測光を行う測光手段と、
前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のシャッタ速度を制御するタイミングジェネレータ制御手段と、
前記測光手段による測光結果に基づいて、前記撮像手段のゲイン値を制御するセンサ制御手段とを備え、
前記明るさ制御手段は、前記シャッタ速度および前記ゲイン値の少なくともいずれか一方を用いて、前記表示手段の明るさを制御するとともに、前記測光手段による測光結果をさらに用いて、前記表示手段の明るさを制御し、前記シャッタ速度が所定値を超える場合、前記バックライトをオフし、前記シャッタ速度が前記所定値以下の場合、前記バックライトをオンし、前記ゲイン値が所定値以上の場合、あるいは前記測光結果が目標値に達しない場合、前記バックライトを低輝度動作させることを特徴とするカメラ付き携帯端末。 - 前記カメラ付き携帯端末は携帯テレビ電話であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のカメラ付き携帯端末。
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