JP3879189B2 - 画像生成装置およびその方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)において、比較的安価な構成で高速にテクスチャマッピングを行うことを可能とした画像生成装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、3DCGの応用分野は急激に拡大しており、CADのみならず映像製作やビデオゲームなどにおいても広く利用されている。従って、3DCGシステムには、単に物体の3次元形状を2次元の画面上に表示するだけでなく、よりリアリティの高い画像を生成する能力が要求されてきている。グラフィックスの表現力を向上させる手法として、物体に絵や柄等を張り付けるテクスチャマッピングが上げられる。オブジェクトは三角形または正方形のような複数のプリミティブから構成される。テクスチャマッピングが各プリミティブ単位で実行される。3DCGシステムの中には、このテクスチャマッピングをハードウェアで実行するものもある。
【0003】
図20は、従来の画像生成装置の一例の概略構成を示すブロック図である。図20において、101は、カラー値や座標やプリミティブの頂点のテクスチャ座標を受け取り、カラー値や座標値や各プリミティブにおけるテクスチャ座標の線形補間を行う補間部(以下、DDA(Digital Differential Analyzer) 部と称する)、303はテクスチャデータを格納するメモリであるテクスチャメモリ部(以下、TBUF部と称する)、304−1は陰面消去に用いられるZ座標を格納するメモリであるZ座標メモリ部(以下、ZBUF部と称する)、304−2は描画データを格納するメモリである描画データメモリ部(以下、FBUF部と称する)、301はDDA部101で得られた各描画ピクセルに対するテクスチャ座標をTBUF部303の物理アドレスに変換しテクスチャマッピングを実行するテクスチャマッピング部(以下、TMAP部と称する)、302はZBUF部304−1に対するZ座標の読み出しや書き込み、およびFBUF部304−2に対する描画データの読み出しや書き込みを行うメモリインターフェース部(以下、MEMIF部と称する)である。
【0004】
また、D1はDDA101に対するパラメータの設定やTBUF303へのテクスチャのロードに用いられる信号線、D2およびD3は次段にデータを転送する信号線、D4は表示系へ表示データを転送する信号線、B3Xはテクスチャのロードおよびテクスチャデータの読み出しに用いられるバス、B1XはZ座標の読み出しや書き込みに用いられるバス、B2Xは描画データの読み出しや書き込みに用いられるバスである。
【0005】
以上のように構成された従来の画像生成装置について、その動作について説明する。DDA部101には、例えば三角形のようなプリミティブ単位に、スクリーン座標、カラー値、テクスチャ座標の線形補間に必要なパラメータが設定される。各プリミティブごとに、カラー値、スクリーン座標、プリミティブの頂点のテクスチャ座標がパラメータとして、信号線D1を介してDDA部101に供給される。DDA部101では、前記パラメータを用いて線形補間を行い、毎描画ピクセルごとのスクリーン座標、カラー値、テクスチャ座標を算出する。各描画ピクセルに対して算出されたスクリーン座標、カラー値、テクスチャ座標が信号線D2を介して、TMAP部301に供給される。TMAP部301では、DDA部101で得たテクスチャ座標をTBUF部303の物理アドレスに変換し、TBUF部303から物理アドレスに応じてテクスチャデータを読み出し、テクスチャマッピングを実行する。
【0006】
スクリーン座標、カラー値、テクスチャデータがマッピングされるピクセルがMEMIF部302に供給される。MEMIF部302では、TMAP部301でテクスチャマッピングを施された描画ピクセルのスクリーン座標の(X,Y)座標を用いてZBUF部304−1に格納された対応するZ座標を読み出し、当該描画ピクセルのZ座標と比較し、描画ピクセルが描かれれば、当該描画ピクセルのZ座標を書き戻す。さらに、Z比較にパスした描画ピクセルについては、当該描画ピクセルのスクリーン座標の(X,Y)座標を用いて、必要とあればFBUF部304−2に格納された描画データを読み出し、当該描画ピクセルのカラー値との間でロジカル・オペレーション等を実行した後、FBUF部304−2にカラー値を書き込む。また、表示を行う際には、MEMIF部302は、FBUF部304−2に格納された描画データを順次読み出し、D4を介して表示系へ転送する。テクスチャデータがD1を介して供給され、DDA部101とTMAP部301を介してTBUF部303にローディングされる。
【0007】
図21は、従来の画像生成装置の他の概略構成を示すブロック図である。図21において、テクスチャデータは、Z座標を格納するZBUF部304−1や描画データを格納するFBUF部304−2の空き領域に格納されている。また、テクスチャマッピングを実行するTMAP部305には、テクスチャデータの一部を格納するテクスチャキャッシュ部(以下、TCACHE部と称する)307が内蔵されている。ここで、D7はZBUF部304−1やFBUF部304−2から読み出されたテクスチャデータをTCACHE部307へ転送する信号線である。
【0008】
図21に示す従来の他の例は、テクスチャマッピングの動作を除いては、図20に示した従来の画像生成装置と同様なので、ここではテクスチャマッピングの動作についてのみ説明する。TCACHE部307は、通常SRAMで構成されるため比較的小容量のメモリである。
【0009】
テクスチャデータは、TCACHE部307に収まるサイズの矩形の領域にあらかじめ分割され、ZBUF部304−1やFBUF部304−2の空き領域に格納される。TMAP部305は、描画ピクセルに対応するテクスチャデータがTCACHE部307にある場合には、TCACHE部307からテクスチャデータを読み出し、テクスチャマッピングを実行する。描画ピクセルに対応するテクスチャデータがTCACHE部307にない場合には、必要とするテクスチャデータが属する矩形の領域を、ZBUF部304−1またはFBUF部304−2から順次読み出し、TCACHE部307へロードした後、テクスチャマッピングを実行する。
【0010】
図22は、並列処理を行うようにした従来の画像生成装置のさらに他の例の概略構成を示すブロック図である。図22において、101はカラー値や座標やプリミティブの頂点のテクスチャ座標を受け取り、カラー値や座標値や各プリミティブ単位、プリミティブにおけるテクスチャ座標の線形補間を行うDDA部、303aおよび303bはテクスチャデータを格納するメモリであるTBUF部、307−1および307−3は陰面消去に用いられるZ座標を格納するメモリであるZBUF部、307−2および307−4は描画データを格納するメモリであるFBUF部、301aおよび301bは101aで得られた各描画ピクセルに対するテクスチャ座標を303aおよび303bの物理アドレスに変換しテクスチャマッピングを実行するTMAP部、302aおよび302bはZBUF部307−1および307−3に対するZ座標の読み出しや書き込み、FBUF部307−2および307−4に対する描画データの読み出しや書き込みを行うMEMIF部である。
【0011】
また、D10はパラメータの設定やテクスチャのロードに用いられる信号線、D20a、D20b、D30aおよびD30bは次段にデータを転送する信号線、D40は表示系へ表示データを転送する信号線、B3XaおよびB3Xbはテクスチャのロードおよびテクスチャデータの読み出しに用いられるバス、B1XaおよびB1XbはZ座標の読み出しや書き込みに用いられるバス、B2XaおよびB2Xbは描画データの読み出しや書き込みに用いられるバスである。
【0012】
以上のように構成された従来の画像生成装置について、その動作について説明する。DDA部101には、例えば三角形のようなプリミティブ単位に、スクリーン座標、カラー値、テクスチャ座標の線形補間に必要なパラメータが設定される。各プリミティブごとに、カラー値、スクリーン座標、プリミティブの頂点のテクスチャ座標がパラメータとして、信号線D1を介してDDA部101に供給される。DDA部101では、前記パラメータを用いてプリミプリミティブにおいて線形補間を行う。この際、スクリーン座標のY座標が偶数である、つまり偶数スキャンラインに属する描画ピクセルとスクリーン座標のY座標値が奇数である描画ピクセルとを同時処理する、つまり、奇数スキャンラインに属する描画ピクセルが同時に処理される。それによって、各ラインのそれぞれの描画ピクセルのスクリーン座標、カラー値、テクスチャ座標が算出される。
【0013】
偶数スキャンラインの各描画ピクセルのための算出されたスクリーン座標、カラー値、テクスチャ座標が信号線D20aを介してTMAP部301aを供給される。TMAP部301aでは、DDA部101で得た偶数スキャンラインに属する描画ピクセルのテクスチャ座標をTBUF部303aの物理アドレスに変換し、TBUF部303aから物理アドレスに従ってテクスチャデータを読み出し、テクスチャマッピングを実行する。奇数スキャンラインの各描画ピクセルのための算出されたスクリーン座標、カラー値、テクスチャ座標が信号線D20bを介してTMAP部301aに供給される。TMAP部301bでは、DDA部101aで得た奇数スキャンラインに属する描画ピクセルのテクスチャ座標をTBUF部303bの物理アドレスに変換し、TBUF部303bから物理アドレスに従ってテクスチャデータを読み出し、テクスチャマッピングを実行する。
【0014】
MEMIF部302aでは、TMAP部301aでテクスチャマッピングを施された偶数スキャンラインに属する描画ピクセルのスクリーン座標の(X,Y)座標を用いてZBUF部307−1に格納された対応するZ座標を読み出し、当該描画ピクセルのZ座標と比較し、描画ピクセルが描かれれば、当該描画ピクセルのZ座標を書き戻す。さらに、Z比較にパスした描画ピクセルについては、当該描画ピクセルのスクリーン座標の(X,Y)座標を用いて、必要とあればFBUF部307−2に格納された描画データを読み出し、当該描画ピクセルのカラー値との間でロジカル・オペレーション等を実行した後、FBUF部307−2にカラー値を書き込む。
【0015】
MEMIF部302bでは、TMAP部301bでテクスチャマッピングを施された奇数スキャンラインに属する描画ピクセルのスクリーン座標の(X,Y)座標を用いてZBUF部307−3に格納された対応するZ座標を読み出し、当該描画ピクセルのZ座標と比較し、描画ピクセルが描かれれば、当該描画ピクセルのZ座標を書き戻す。さらに、Z比較にパスした描画ピクセルについては、当該描画ピクセルの(X,Y)座標を用いて、必要とあればFBUF部307−4に格納された描画データを読み出し、当該描画ピクセルのカラー値との間でロジカル・オペレーション等を実行した後、FBUF部307−4にカラー値を書き込む。また、表示を行う際には、MEMIF部302aおよび302bは、FBUF部307−2および307−4に格納された描画データを順次読み出し、D40を介して表示系へ転送する。
【0016】
以上述べたように、ZBUF部307−1およびFBUF部307−2には偶数スキャンラインに属するデータが格納され、ZBUF部307−3およびFBUF部307−4には奇数スキャンラインに属するデータが格納される。
【0017】
次に、TBUF部303aおよび303bに格納されるテクスチャデータについて説明する。図23にスクリーン座標とテクスチャ座標との対応例を示す。図のように、スクリーン座標上で、Y座標を変えずX座標のみを変化させても、テクスチャ座標上では、U座標もV座標も変化する。しかもその変化量は一様ではない。従って、偶数スキャンラインに属する描画ピクセルに対応するテクスチャデータと奇数スキャンラインに属する描画ピクセルに対応するテクスチャデータといったような分け方ができないため、TBUF部303aと303bには全く同一のテクスチャデータを重複して格納している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
前述し、図20に示した従来の画像生成装置の第1の例では、テクスチャデータがテクスチャ専用のメモリに格納されている。従って、Zバッファ法を使用しないアプリケーション、描画をシングルバッファで実現するアプリケーション、表示領域が小さいアプリケーションなどの場合に、Z座標を格納するメモリや描画データを格納するメモリに空き領域があってもテクスチャデータの格納に利用できず、柔軟性に欠けるという問題点があった。
【0019】
また、前述し、図21に示した従来の画像生成装置の第2の例では、柔軟性はあるが、所望のテクスチャデータがTCACHE部307にない場合には、所望のテクスチャデータが属する矩形の領域がZBUF部304−1またはFBUF部304−2からTCACHE部307に転送されるまでテクスチャマッピングを実行できないとともに、その間、ZBUF部304−1またはFBUF部304−2に対するアクセスが停止するため、性能が低下するという問題点かあった。
【0020】
さらに、前述した従来の画像生成装置の第3の例では、全く同一のテクスチャデータを重複して持たなければならないため、コストが増加するという問題点があった。
【0021】
従って、この発明の目的は、上述した従来の画像生成装置の問題点を解決することにあり、比較的安価な構成で、柔軟性が高く高速にテクスチャマッピングを実行する画像生成装置およびその方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、この発明は、画像生成データを記憶し、行アドレスと列アドレスでアクセスされる主メモリ部および主メモリ部に格納されているデータの一部を一時的に格納する補助メモリ部を有するメモリと、
メモリに設けられ、画像生成データのうち画素が表示される描画データと陰面消去に使用されるZ座標との読み出し、または書き込みに用いられるリードライトポートと、
メモリに設けられ、画像生成データのうちディスプレイユニットに出力されるテクスチャデータの読み出しに用いられるリード専用ポートと、
各描画ピクセルに対応するテクスチャ座標で、テクスチャデータの物理アドレスを計算する座標変換手段とを有し、
座標変換手段は、所望のテクスチャデータが補助メモリ部にある間は、リード専用ポートを介して補助メモリ部から描画ピクセルに対応するテクスチャデータを読み出し、
所望のテクスチャデータが補助メモリ部にない間は、テクスチャデータの行の全てもしくは一部のデータを補助メモリ部に書き込み、リード専用ポートを介して補助メモリ部から所望のテクスチャデータを読み出すことを特徴とする画像生成装置である。
【0023】
また、この発明は、行アドレスと列アドレスでアクセスされる主メモリ部および主メモリ部に格納されているデータの一部を一時的に格納する補助メモリ部を有するメモリに画像生成データを格納し、
画像生成データのうち画素が表示される描画データと陰面消去に使用されるZ座標とをリードライトポートを介して、主メモリ部から読み出し、または主メモリ部に書き込み、
画像生成データのうちディスプレイユニットに出力されるテクスチャデータをリード専用ポートを介して、補助メモリから読み出し、
各描画ピクセルに対応するテクスチャ座標で、テクスチャデータの物理アドレスを座標変換手段により計算し、
座標変換手段は、所望のテクスチャデータが補助メモリ部にある間は、リード専用ポートを介して補助メモリ部から描画ピクセルに対応するテクスチャデータを読み出し、
所望のテクスチャデータが補助メモリ部にない間は、テクスチャデータの行の全てもしくは一部のデータを補助メモリ部に書き込み、リード専用ポートを介して補助メモリ部から所望のテクスチャデータを読み出すことを特徴とする画像生成方法である。
【0024】
ここで、メモリは行アドレスと列アドレスでアクセスされるDRAM部と、DRAM部に格納されているデータの一部を一時的に格納する補助メモリ部を有し、座標変換手段は当該描画ピクセルに対応するテクスチャ(テクセル)を読み出す際に、所望のテクセルが補助メモリ部にある間は、読み出し専用ポートを介して補助メモリ部から読み出し、所望のテクセルが補助メモリ部にない場合には、当該テクセルが格納されている行の全てあるいは一部のデータを補助メモリ部に書き込み、読み出し専用ポートを介して補助メモリ部から読み出すことを特徴としている。
【0025】
また、並列処理を行って高速化するために座標変換手段を複数個有する場合に、メモリが補助メモリ部を各々の座標変換手段に対応して複数個有するか、または補助メモリ部が各々の座標変換手段に対応して複数の読み出しポートを有し、複数の座標変換手段がメモリから同時にテクスチャデータを読み出すことを特徴としている。
【0026】
この発明によれば、テクスチャデータをZ座標を格納するメモリや描画データを格納するメモリの空き領域に格納することができ、メモリを柔軟かつ有効に利用できるとともに、高速にテクスチャマッピングを実行することができる。さらに、並列処理を行ってさらに高速化を図る場合でも、同一のテクスチャデータを複数持つ必要がなく、コストを削減することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態について詳述する。図1はこの発明に係る画像生成装置の第1の実施形態の概略構成を示すブロック図である。図1において、各プリミティブに関するカラー値、スクリーン座標、プリミティブの頂点のテクスチャ座標がパラメーターとして、信号線D1を介してDDA部101に供給される。101はカラー値、座標値および各プリミティブ単位におけるテクスチャ座標の線形補間を行うDDA部、104−1は陰面消去に用いられるZ座標を格納するメモリであるZBUF部、104−2は描画データを格納するメモリであるFBUF部であり、テクスチャデータは、ZBUF部104−1およびFBUF部104−2の空き領域に格納されている。
【0028】
また、102はDDA部101で得られた各描画ピクセルに対するテクスチャ座標をZBUF部104−1およびFBUF部104−2の物理アドレスに変換しテクスチャマッピングを実行するTMAP部、103はZBUF部104−1に対するZ座標の読み出しや書き込み、およびFBUF部104−2に対する描画データの読み出しや書き込みを行うMEMIF部である。また、D1はパラメータの設定やテクスチャのロードに用いられる信号線、D2およびD3は次段にデータを転送する信号線、D4は表示系へ表示データを転送する信号線、B1はZ座標の読み出しや書き込みに用いられるバス、B2は描画データの読み出しや書き込みに用いられるバスである。各描画ピクセルに対して算出されたスクリーン座標、カラー値、テクスチャ座標が信号線D2を介してTMAP102部に供給される。
【0029】
以上のように構成された画像生成装置について、以下その動作について説明する。DDA部101の動作は、図20および図21に示した従来例におけるDDA部と同様なので説明を省略する。まず、テクスチャデータはDDA部101とTMAP部102を通してMEMIF部103に送られ、ZBUF部104−1およびFBUF部104−2の空き領域にロードされる。TMAP部102では、DDA部101で得たテクスチャ座標をZBUF部104−1またはFBUF部104−2の物理アドレスに変換し、ZBUF部104−1およびFBUF部104−2の読み出し専用ポートからB3を介してテクスチャデータを読み出し、テクスチャマッピングを実行する。
【0030】
MEMIF部103では、図20および図21に示した従来例におけるMEMIF部と同様の手順で、ZBUF部104−1を用いたZ比較と、FBUF部104−2に対する描画を行う。表示に関しても従来例と同様である。
【0031】
次に、テクスチャマッピングの動作についてより詳細に説明する。ZBUF部104−1およびFBUF部104−2のメモリの内部構成を図2に示す。図2において、201は双方向のバッファ、202は行(Row) アドレスと列(Column)アドレスでアクセスされるDRAM部、203は202に格納されているデータの一部を一時的に格納する補助メモリ部(AUXMEM部と称する)、204は読み出し用のバッファであり、204はバスB3に接続されている。また、ZBUF部の場合には、双方向のバッファ201はバスB1に接続され、FBUF部の場合には、双方向のバッファ201はバスB2に接続される。Z座標または描画データの読み出しや書き込みは双方向バッファ201を介して行われ、テクスチャデータの読み出しはバッファ204を介して行われる。
【0032】
TMAP部102は所望のテクスチャデータがZBUF部104−1またはFBUF部104−2内のAUXMEM部203にある場合には、TMAP部102で算出した物理アドレスをデコードすることによりAUXMEM部203から所望のテクスチャデータを選択し、所望のテクスチャデータを格納している方のバッファ204をイネーブルしてB3を介して読み出し、テクスチャマッピングを実行する。
【0033】
一方、所望のテクスチャデータがZBUF部104−1およびFBUF部104−2内のAUXMEM部203にない場合には、TMAP部102はMEMIF部103に対してADR(アドレス)信号線を介して所望のテクスチャデータの物理アドレスを与えるとともにREQ(リクエスト)信号線をアクティブにする。MEMIF部103はTMAP部から与えられた物理アドレスを用いて、ZBUF部104−1またはFBUF部104−2内のDRAM部202における所望のテクスチャデータが属する行を活性化し、AUXMEM部203へ行全体のデータを同時に転送した後、RDY(レディ)信号をアクティブにし転送完了を知らせる。TMAP部102は、RDY信号がアクティブになると、前述した所望のテクスチャデータがZBUF部104−1またはFBUF部104−2内のAUXMEM部203にある場合の手順でテクスチャデータを読み出し、テクスチャマッピングを実行する。
【0034】
図9および図10は、上述した第1の実施形態の動作を示すフローチャートである。図9は、TMAP部102の処理を示し、図10がMEMIF部103の処理を示す。TMAP部102は、ステップS1で所望のテクスチャーデータがAUXMEM部203に存在するかどうかを決定する。所望のテクスチャーデータが存在するときには、RBUF(読み出し用バッファ)およびバスB3を介してこのデータをAUXMEM部203から読む(ステップS5)。
【0035】
所望のテクスチャーデータがAUXMEM部203に存在しないときは、ADRおよびREQをアクティブにし、MEMIF部103に対してリクエスト信号を送り、所望のテクスチャーデータの物理アドレスを供給する(ステップS2)。MEMIF部103は、TMAP部102からのリクエスト信号および物理アドレスを受け取る(ステップS7)。
【0036】
MEMIF部103は、受け取った物理アドレスに基づいてDRAM部202中の所望のテクスチャーデータが属する行を活性化し、この行全体のデータをAUXMEM部203へ転送する(ステップS8)。そして、ステップS9において、RDY信号をアクティブにし、RDY信号をTMAP部102に送り、転送完了を知らせる(ステップS9)。
【0037】
TMAP部102は、所望のテクスチャーデータの物理アドレスを送った後に動作待機状態(ステップS3)となる。そして、MEMIF部103からのRDY信号を受け取る(ステップS4)。TMAP部102は、転送完了を知り、所望のテクスチャーデータがAUXMEM部203に存在するときと同様に、AUXMEM部203から所望のテクスチャーデータを読み出す(ステップS5)。
【0038】
以上のようにこの発明では、陰面消去に用いられるZ座標を格納するメモリ(ZBUF部)と表示装置上に表示されるべき描画データを格納するメモリ(FBUF部)がそれぞれDRAM部と補助メモリ部を有し、DRAM部の1行分のデータを補助メモリ部へ一度に転送できる構成とされている。従って、この発明は、所望のテクスチャデータが補助メモリ部にない場合のペナルティが少ない。さらに、この発明は、両メモリが読み出し専用ポートを有し、描画データおよびZ座標の読み出しあるいは書き込みと並行してテクスチャデータの読み出しを行う構成にすることにより、テクスチャデータを両メモリの空き領域に格納する柔軟性の高い構成をとりつつ高速なテクスチャマッピングを実現することができる。
【0039】
図3は、この発明に係る画像生成装置の第2の実施形態の概略構成を示すブロック図である。図3において、101、102および103は図1に示した第1の実施形態と同様のDDA部、TMAP部、MEMF部である。また、信号線D1、D2、D3、D4、ADR、REQおよびRDYも第1の実施形態と同様である。105−1から105−4は描画データ、Z座標、テクスチャデータを格納するメモリ部(以下、MEM部と称する)で、MEM部の内部構成は図2に示したものと同様である。
【0040】
B10はZ座標の読み出しや書き込みに用いられるバス、B20は描画データの読み出しや書き込みに用いられるバス、B41からB44はMEM部105−1から105−4のそれぞれの内部のRWBUF201に接続されるバス、B30はテクスチャデータの読み出しに用いられるバスで、MEM部内部のRBUF204に接続される。106−1から106−8は双方向のバッファ(以下、BBと称する)である。
【0041】
図1に示した第1の実施形態では、Z座標の読み出しや書き込みに用いられるバスおよび描画データの読み出しや書き込みに用いられるバスとメモリの接続は固定化されており、Z座標用のメモリと描画データ用のメモリが明確にわかれている。図3に示した第2の実施形態では、MEM部105−1〜105−4に対して描画データ、Z座標、テクスチャデータが混在して格納される。かかる図3に示す構成によって、Z座標の読み出しや書き込みに用いられるバスおよび描画データの読み出しや書き込みに用いられるバスとメモリの接続を自由に変えることができ、より柔軟性を高めることができる。例えば、Zバッファ法を使用しないアプリケーションの場合には、MEM部105−1から105−4全てを描画データとテクスチャデータの格納に使用することができ、より表示解像度の高い表示系に対応することができる。また、MEM部105−1および105−2をZ座標格納用メモリとし、MEM部105−3および105−4を描画データ格納用メモリとして使用する場合には、それそれ2つのメモリバンクで構成されるから、メモリインターリーブの手法を用いれば、さらに高速な描画が可能となる。
【0042】
図4は、この発明に係る画像生成装置の第3の実施形態の概略構成を示すブロック図である。図4において、401は画像データのロードを司る画像入力手段(以下、IMLD部と称する)である。実際には、IMLD部401は外部ビデオユニットまたは外部記憶ユニットのためのインターフェースである。IMLD部401は外部ビデオユニットまたは外部記憶ユニットとMEMIF部の間のタイミング制御や、ハンドシェークを担当する。402は画像データやテクスチャデータを格納するメモリ部(以下、IBUF部と称する)、D5およびD6は画像データのロードに用いられる信号線、B4は画像データのロードや画像データを表示する際の読み出しに用いられるバスである。他の構成は、図1に示す第1の実施形態と同じである。
【0043】
以上のように構成された画像生成装置の第3の実施形態について、以下その動作について説明する。使用頻度が高くメモリ上になるべく常駐させたいテクスチャデータは、第1の実施形態と同様にDDA部101とTMAP部102を通してMEMIF部103に送られ、ZBUF部104−1およびFBUF部104−2の空き領域にロードされる。一方、使用頻度が少ないか、頻繁に入れ替えを要するテクスチャデータについては、必要に応じて外部記憶装置から読み出され、D5を介してIMLD部401に転送される。
【0044】
IMLD部401はこのテクスチャデータをD6を介してMEMIF部103に転送し、MREMIF部103はこのテクスチャデータをB4を介してIBUF部402にロードする。また、ビデオ画像のように1秒間に30回や60回の書き換えを要する動画像データについても、同様の経路でIBUF部402にロードされる。IBUF部402の内部構成は、ZBUF部104−1およびFBUF部104−2と同様である。IBUF部402にロードされたテクスチャデータあるいは動画像データは、第1の実施形態と同様の手順でIBUF部402の読み出し専用ポートからB3を介して読み出され、テクスチャマッピングに用いられる。
【0045】
以上のようにこの発明の第3の実施形態によれば、画像入力手段であるIMLD部401を備え、描画データやZ座標の読み出しあるいは書き込み、およびテクスチャデータの読み出しと並行して、テクスチャデータや動画像データのロードを行える構成とすることにより、ローカルメモリの容量を越える多くのテクスチャを使用するアプリケーションの場合に、テクスチャデータの入れ替えによる性能低下を最小限に抑えることができ、なおかつ動画像データを用いたテクスチャマッピングを実現することができる。
【0046】
図5は、この発明に係る画像生成装置の第4の実施形態の概略構成を示すブロック図である。図5において、101aはカラー値や座標値の線形補間を行うDDA部、107−1および107−3は陰面消去に用いられるZ座標を格納するメモリであるZBUF部、107−2および107−4は描画データを格納するメモリであるFBUF部、102aおよび102bはDDA部101aで得られた各描画ピクセルに対するテクスチャ座標をZBUF部107−1および107−3、FBUF部107−2および107−4の物理アドレスに変換しテクスチャマッピングを実行するTMAP部、103aおよび103bはZBUF部107−1および107−3に対するZ座標の読み出しや書き込み、FBUF部107−2および107−4に対する描画データの読み出しや書き込みを行うMEMIF部である。
【0047】
また、信号線D10、D20a、D20b、D30a、D30b、D40は図22に示した第3の従来例と同様に信号を転送するのに使用される。さらに、B3aおよびB3bはテクスチャデータの読み出しに用いられるバス、B1aおよびB1bはZ座標の読み出しや書き込みに用いられるバス、B2aおよびB2bは描画データの読み出しや書き込みに用いられるバスである。
【0048】
以上のように構成された画像生成装置の第4の実施形態について、以下その動作について説明する。テクスチャマッピングの動作を除いては、図22に示した第3の従来例と同様の動作がなされるので、ここではテクスチャマッピングの動作についてのみ説明する。ZBUF部107−1、107−3、FBUF部107−2、107−4のメモリの内部構成を図6に示す。
【0049】
図6において、201および202は図2で示した第1の実施形態と同様に、双方向バッファおよびDRAM部である。203aおよび203bはDRAM部202に格納されているデータの一部を一時的に格納する補助メモリ部(AUXMEM部)であり、204aおよび204bは読み出し用のバッファであり、RBUF部204aはバスB3aに接続され、読み出し用のバッファ204bはバスB3bに接続されている。
【0050】
また、ZBUF部107−1の場合には、双方向バッファ201がバスB1aに接続され、ZBUF部107−3の場合には、双方向バッファ201がバスB1bに接続され、FBUF部107−2の場合には、双方向バッファ201がバスB2aに接続され、FBUF部107−4の場合には、双方向バッファ201がバスB2bに接続される。
【0051】
Z座標または描画データの読み出しや書き込みは双方向バッファ201を介して行われ、テクスチャデータの読み出しはバッファ204aまたは204bを介して行われる。しかし、テクスチャデータはバッファ201を通して書かれている。TMAP部102aは所望のテクスチャデータがZBUF部107−1、107−3またはFBUF部107−2、107−4内のAUXMEM部203aにある場合には、TMAP部102で算出した物理アドレスをデコードすることによりAUXMEM部203aから所望のテクスチャデータを選択し、所望のテクスチャデータを格納しているメモリのバッファ204aをイネーブルしてB3aを介して読み出し、テクスチャマッピングを実行する。
【0052】
一方、所望のテクスチャデータがZBUF部107−1、107−3およびFBUF部107−2、107−4内のAUXMEM部203aにない場合には、TMAP部102aは所望のテクスチャデータが格納されているメモリがMEMIF部103aに接続されているときはREQaaをMEMIF部103bに接続されているときはREQabをアクティブにするとともにADRa信号線を介して所望のテクスチャデータの物理アドレスを与える。
【0053】
MEMIF部103aおよび103bはそれぞれREQaa、REQabがアクティブになると、TMAP部102aから与えられた物理アドレスを用いて、それぞれZBUF部107−1またはFBUF部107−2、ZBUF部107−3またはFBUF部107−4内のDRAM部202における所望のテクスチャデータが属する行を活性化し、AUXMEM部203aへ行全体のデータを同時に転送した後、それぞれRDYaa、RDYab信号をアクティブにし転送完了を知らせる。
【0054】
TMAP部102aは、RDYaaまたはRDYab信号がアクティブになると、前述した所望のテクスチャデータがZBUF部107−1、107−3またはFBUF部107−2、107−4内のAUXMEM部203aにある場合の手順でテクスチャデータを読み出し、テクスチャマッピングを実行する。TMAP部102bの動作についても同様である。
【0055】
図11、図12および図13に示すフローチャートは、図6に示す構成のメモリを使用した場合の動作を示す。図11がTMAP部102aの処理を示す。TMAP部102bの処理は、カッコ内にサフィックスのみを示す。図12は、MEMIF部103aの処理を示し、図13は、MEMIF部103bの処理を示す。
【0056】
TMAP部102aは、所望のテクスチャーデータがAUXMEM部203a又は203bに存在するかどうかを決定する(ステップS11)。所望のテクスチャーデータが存在するときには、RBUF204a又は204bとバスB3aを介してAUXMEM部203a又は203bからこのデータを読む(ステップS17)。
【0057】
所望のテクスチャーデータがAUXMEM部203a又は203bに存在しないときは、ステップS12において、所望のテクスチャーデータがZ−BUF107−1又はZ−BUF107−2のDRAMに存在するかどうかが決定される。若し、存在するならば、ステップS13に処理が移り、ADRaおよびREQaaをアクティブにし、MEMIF部103aにリクエスト信号を送り、また、所望のテクスチャーデータの物理アドレスを送る(ステップS13)。MEMIF部103aは、TMAP部102aからのリクエスト信号および物理アドレスを受け取る(ステップS19)。
【0058】
MEMIF部103aは、受け取った物理アドレスに基づいてDRAM部202中の所望のテクスチャーデータが属する行を活性化し、この行全体のデータをAUXMEM部203a又は203bへ転送する(ステップS20)。そして、ステップS21において、RDYaa信号をアクティブにし、RDY信号をTMAP部102aに送り、転送完了を知らせる。そして、動作待機の状態となる(ステップS22)。
【0059】
TMAP部102aは、所望のテクスチャーデータの物理アドレスを送った後に動作待機状態(ステップS15)となる。そして、MEMIF部103aからのRDY信号を受け取る(ステップS16)。TMAP部102aは、転送完了を知り、所望のテクスチャーデータがAUXMEM部203a又は203bに存在するときと同様に、AUXMEM部203a又は203bから所望のテクスチャーデータを読み出す(ステップS17)。
【0060】
所望のテクスチャーデータがAUXMEM部203a又は203bに存在せず、また、ステップS12において、所望のテクスチャーデータがZ−BUF107−1又はZ−BUF107−2のDRAMに存在しないときは、ADRaおよびREQabをアクティブにし、MEMIF部103bにリクエスト信号を送り、また、所望のテクスチャーデータの物理アドレスを送る(ステップS14)。MEMIF部103bは、TMAP部102aからのリクエスト信号および物理アドレスを受け取る(ステップS24)。
【0061】
MEMIF部103bは、受け取った物理アドレスに基づいてDRAM部202中の所望のテクスチャーデータが属する行を活性化し、この行全体のデータをAUXMEM部203a又は203bへ転送する(ステップS25)。そして、ステップS26において、RDYab信号をアクティブにし、RDY信号をTMAP部102aに送り、転送完了を知らせる。そして、動作待機の状態となる(ステップS27)。
【0062】
TMAP部102aは、所望のテクスチャーデータの物理アドレスを送った後に動作待機状態(ステップS15)となる。そして、MEMIF部103bからのRDY信号を受け取る(ステップS16)。TMAP部102aは、転送完了を知り、所望のテクスチャーデータがAUXMEM部203a又は203bに存在するときと同様に、AUXMEM部203a又は203bから所望のテクスチャーデータを読み出す(ステップS17)。
【0063】
ZBUF部107−1、107−3、FBUF部107−2、107−4のメモリの他の内部構成例を図7に示す。図7において、201、202、204a、および204bは図6に示したものと同様に、双方向バッファ、DRAM部、および読み出し用のバッファである。205はDRAM部202に格納されているデータの一部を一時的に格納する補助メモリ部(AUXMEM部)であり、2つの読み出しポートを有し、TMAP部102aおよび102bから要求される異なるテクスチャデータを同時に読み出すことができる。図7に示した内部構成のメモリを用いた場合の動作手順は、上述の図6に示した内部構成のメモリを用いた場合と同様である。
【0064】
図14、図15および図16に示すフローチャートは、図7に示す構成のメモリを使用した場合の動作を示す。図14がTMAP部102aの処理を示す。TMAP部102bの処理は、カッコ内にサフィックスのみを示す。図15は、MEMIF部103aの処理を示し、図16は、MEMIF部103bの処理を示す。
【0065】
TMAP部102aは、所望のテクスチャーデータがAUXMEM部205に存在するかどうかを決定する(ステップS31)。所望のテクスチャーデータが存在するときには、RBUF204a又は204bとバスB3aを介してAUXMEM部205からこのデータを読む(ステップS37)。
【0066】
所望のテクスチャーデータがAUXMEM部205に存在しないときは、ステップS32において、所望のテクスチャーデータがZ−BUF107−1又はZ−BUF107−2のDRAMに存在するかどうかが決定される。若し、存在するならば、ステップS33に処理が移り、ADRaおよびREQaaをアクティブにし、MEMIF部103aにリクエスト信号を送り、また、所望のテクスチャーデータの物理アドレスを送る(ステップS33)。MEMIF部103aは、TMAP部102aからのリクエスト信号および物理アドレスを受け取る(ステップS39)。
【0067】
MEMIF部103aは、受け取った物理アドレスに基づいてDRAM部202中の所望のテクスチャーデータが属する行を活性化し、この行全体のデータをAUXMEM部205へ転送する(ステップS40)。そして、ステップS41において、RDYaa信号をアクティブにし、RDY信号をTMAP部102aに送り、転送完了を知らせる。そして、動作待機の状態となる(ステップS42)。
【0068】
TMAP部102aは、所望のテクスチャーデータの物理アドレスを送った後に動作待機状態(ステップS35)となる。そして、MEMIF部103aからのRDY信号を受け取る(ステップS36)。TMAP部102aは、転送完了を知り、所望のテクスチャーデータがAUXMEM部205に存在するときと同様に、AUXMEM部205から所望のテクスチャーデータを読み出す(ステップS37)。
【0069】
所望のテクスチャーデータがAUXMEM部205に存在せず、また、ステップS32において、所望のテクスチャーデータがZ−BUF107−1又はZ−BUF107−2のDRAMに存在しないときは、ADRaおよびREQabをアクティブにし、MEMIF部103bにリクエスト信号を送り、また、所望のテクスチャーデータの物理アドレスを送る(ステップS34)。MEMIF部103bは、TMAP部102aからのリクエスト信号および物理アドレスを受け取る(ステップS44)。
【0070】
MEMIF部103bは、受け取った物理アドレスに基づいてDRAM部202中の所望のテクスチャーデータが属する行を活性化し、この行全体のデータをAUXMEM部205へ転送する(ステップS45)。そして、ステップS46において、RDYab信号をアクティブにし、RDY信号をTMAP部102aに送り、転送完了を知らせる(ステップS46)。そして、動作待機の状態となる(ステップS47)。
【0071】
TMAP部102aは、所望のテクスチャーデータの物理アドレスを送った後に動作待機状態(ステップS35)となる。そして、MEMIF部103bからのRDY信号を受け取る(ステップS36)。TMAP部102aは、転送完了を知り、所望のテクスチャーデータがAUXMEM部205に存在するときと同様に、AUXMEM部205から所望のテクスチャーデータを読み出す(ステップS37)。
【0072】
ZBUF部107−1、107−3、FBUF部107−2、107−4のメモリのさらに他の内部構成例を図8に示す。図8において、206は入力信号D203およびD204と、出力信号D205およびD206の間の接続を切り換えるSWITCH部である。D201はDRAM部202の1行分のデータをAUXMEM部203aに転送する信号線、D202はAUXMEM部203aに格納されている全てのデータをAUXMEM部203bに転送する信号線、D203はAUXMEM部203aから選択されたデータをSWITCH部206に転送する信号線、D204はAUXMEM部203bから選択されたデータをSWITCH部206に転送する信号線、D205 およびD206 はSWITCH部206の出力をRBUF部204aおよび204bに接続する信号線である。
【0073】
その他は図6に示した内部構成例と同様である。ただし、図6に示した内部構成例ではAUXMEM部203aと203bが並列に接続されていたが、図8に示した内部構成例ではAUXMEM部203aと203bが直列に接続され、DRAM部202からAUXMEM部203bへデータを直接転送する経路がない。以上のような内部構成にすることにより、AUXMEM部の配置やDRAM部とAUXMEM部間の配線が容易になり、図6に示した内部構成を有するメモリに比べてより小さいダイサイズで実現することができる。
【0074】
図8に示した内部構成を有するメモリを使用した場合について、以下その動作について説明する。図6に示した内部構成例ではTMAP部102aはAUXMEM部203aの内容、TMAP部102bはAUXMEM部203bの内容を参照するよう固定化されているが、図8の例の場合には、固定化されない。
【0075】
今、TMAP部102aはAUXMEM部203aを、TMAP部102bはAUXMEM部203bを参照しているとする。このとき、TMAP部102bが必要とするテクスチャデータがAUXMEM部203bになくなると、AUXMEM部203aに格納されているデータの全てがD202を介してAUXMEM部203bに転送され、TMAP部102bが必要とするテクスチャデータが属する行が活性化され、AUXMEM部203aへ行全体のデータが転送される。
【0076】
また、SWITCH部206は信号線D203とD206、D204とD205がつながるよう接続を切り換える。転送完了後、TMAP部102bはAUXMEM部203aから所望のテクスチャデータを選択する。選択されたテクスチャデータは信号線D203、D206、B3bの経路で読み出される。一方、TMAP部102aがAUXMEM部203aを参照し、TMAP部102bがAUXMEM部203bを参照しているとき、TMAP部102aが必要とするテクスチャデータがAUXMEM部203aになくった場合には、DRAM部202からAUXMEM部203aへの転送は行われるが、AUXMEM部203aからAUXMEM部203bへの転送は行われない。また、SWITCH部206による接続の切り換えも行われない。
【0077】
図17、図18および図19に示すフローチャートは、図8に示す構成のメモリを使用した場合の動作を示す。図17がTMAP部102aの処理を示す。TMAP部102bの処理は、カッコ内にサフィックスのみを示す。図18は、MEMIF部103aの処理を示し、図19は、MEMIF部103bの処理を示す。
【0078】
TMAP部102aは、所望のテクスチャーデータがAUXMEM部203a又は203bに存在するかどうかを決定する(ステップS51)。所望のテクスチャーデータが存在するときには、RBUF204a又は204bとバスB3aを介してAUXMEM部203a又は203bからこのデータを読む(ステップS57)。
【0079】
所望のテクスチャーデータがAUXMEM部203a又は203bに存在しないときは、ステップS52において、所望のテクスチャーデータがZ−BUF107−1又はZ−BUF107−2のDRAMに存在するかどうかが決定される。若し、存在するならば、ステップS53に処理が移り、ADRaおよびREQaaをアクティブにし、MEMIF部103aにリクエスト信号を送り、また、所望のテクスチャーデータの物理アドレスを送る(ステップS53)。MEMIF部103aは、TMAP部102aからのリクエスト信号および物理アドレスを受け取る(ステップS59)。
【0080】
MEMIF部103aは、受け取った物理アドレスに基づいてDRAM部202中の所望のテクスチャーデータが属する行を活性化し、この行全体のデータをAUXMEM部203aへ転送する(ステップS60)。このステップS60において、若し、AUXMEM部203aにデータが存在するならば、AUXMEM部203a中のデータをAUXMEM部203bにシフトし、その後、データをAUXMEM部203aに転送する。そして、ステップS61において、RDYaa信号をアクティブにし、RDY信号をTMAP部102aに送り、転送完了を知らせる。そして、動作待機の状態となる(ステップS62)。
【0081】
TMAP部102aは、所望のテクスチャーデータの物理アドレスを送った後に動作待機状態(ステップS55)となる。そして、MEMIF部103aからのRDY信号を受け取る(ステップS56)。TMAP部102aは、転送完了を知り、所望のテクスチャーデータがAUXMEM部203a又は203bに存在するときと同様に、AUXMEM部203a又は203bから所望のテクスチャーデータを読み出す(ステップS57)。
【0082】
所望のテクスチャーデータがAUXMEM部203a又は203bに存在せず、また、ステップS52において、所望のテクスチャーデータがZ−BUF107−1又はZ−BUF107−2のDRAMに存在しないときは、ADRaおよびREQabをアクティブにし、MEMIF部103bにリクエスト信号を送り、また、所望のテクスチャーデータの物理アドレスを送る(ステップS54)。MEMIF部103bは、TMAP部102aからのリクエスト信号および物理アドレスを受け取る(ステップS64)。
【0083】
MEMIF部103bは、受け取った物理アドレスに基づいてDRAM部202中の所望のテクスチャーデータが属する行を活性化し、この行全体のデータをAUXMEM部203a又は203bへ転送する(ステップS65)。このステップS65において、若し、AUXMEM部203aにデータが存在するならば、AUXMEM部203a中のデータをAUXMEM部203bにシフトし、その後、データをAUXMEM部203aに転送する。そして、ステップS66において、RDYab信号をアクティブにし、RDY信号をTMAP部102aに送り、転送完了を知らせる。そして、動作待機の状態となる(ステップS67)。
【0084】
TMAP部102aは、所望のテクスチャーデータの物理アドレスを送った後に動作待機状態(ステップS55)となる。そして、MEMIF部103bからのRDY信号を受け取る(ステップS56)。TMAP部102aは、転送完了を知り、所望のテクスチャーデータがAUXMEM部203a又は203bに存在するときと同様に、AUXMEM部203a又は203bから所望のテクスチャーデータを読み出す(ステップS57)。
【0085】
以上のようにこの発明の第4の実施形態では、陰面消去に用いられるZ座標を格納するメモリ(ZBUF部)と、表示装置上に表示されるべき描画データを格納するメモリ(FBUF部)がDRAM部と補助メモリ部を有し、なおかつ並列度に応じてこの補助メモリ部を複数個有するか、またはこの補助メモリ部が複数の読み出しポートを有する構成とされている。かかるこの発明の第4の実施形態によれば、複数のTMAP部がテクスチャデータを同時に読み出すことができ、テクスチャデータを両メモリの空き領域に格納する柔軟性の高い構成をとりつつ、全く同一のテクスチャデータを重複して持つ必要がなく、比較的安価な構成で高速なテクスチャマッピングを実現することができる。
【0086】
なお、図4に示した第3の実施形態では、Z座標の読み出しや書き込みに用いられるバス、描画データの読み出しや書き込みに用いられるバスおよび画像データのロードに用いられるバスとメモリの接続は固定化されているが、図3に示した第2の実施形態のように、双方向のバッファを用いてバスとメモリの接続を自由に変えられるようにすることにより、柔軟性をより高めることができる。また、図4に示した第3の実施形態において、図3に示した第2の実施形態のように、メモリを複数のバンクで構成し、メモリインターリーブの手法を用いることにより、さらに高速な描画性能を実現することができる。
【0087】
また、図5に示した第4の実施形態でも、Z座標の読み出しや書き込みに用いられるバスおよび描画データの読み出しや書き込みに用いられるバスとメモリの接続は固定化されているが、図3に示した第2の実施形態のように、双方向のバッファを用いてバスとメモリの接続を自由に変えられるようにすることにより、柔軟性をより高めることができる。また、図5に示した第4の実施形態において、図3に示した第2の実施形態のように、メモリを複数のバンクで構成し、メモリインターリーブの手法を用いることにより、さらに高速な描画性能を実現することができる。
【0088】
さらに、図5に示した第4の実施形態においても、図4に示した第3の実施形態のように画像入力手段を備えることにより、テクスチャデータの入れ替えによる性能低下を最小限に抑えることができ、なおかつ動画像データを用いたテクスチャマッピングを実現することができる。
【0089】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明では、表示装置上に表示されるべき描画データ、あるいは陰面消去に用いられるZ座標を格納するメモリと、描画ピクセルに対応するテクスチャ座標からテクスチャデータの物理アドレスを算出する座標変換手段を有し、メモリがDRAM部と補助メモリ部を有し、DRAM部の1行分の全てあるいは一部のデータを補助メモリ部へ一度に転送できる構成とされている。それによって、所望のテクスチャデータが補助メモリ部にない場合のペナルティを少ないものとできる。さらに、メモリが読み出し専用ポートを有し、描画データおよびZ座標の読み出しあるいは書き込みと並行してテクスチャデータの読み出しを行う構成にすることにより、テクスチャデータを両メモリの空き領域に格納する柔軟性の高い構成をとりつつ高速なテクスチャマッピングを実現することができる。
【0090】
また、座標変換手段を複数個有し、並列処理を行う場合に、並列度に応じて上述の補助メモリ部を複数個有するか、またはこの補助メモリ部が複数の読み出しポートを有する構成とすることにより、複数の座標変換手段がテクスチャデータを同時に読み出すことができ、全く同一のテクスチャデータを重複して持つ必要がなく、比較的安価な構成で高速なテクスチャマッピングを実現することができる。
【0091】
さらに、画像入力手段を備え、描画データやZ座標の読み出しあるいは書き込み、およびテクスチャデータの読み出しと並行して、テクスチャデータや動画像データのロードを行える構成とすることにより、ローカルメモリの容量を越える多くのテクスチャを使用するアプリケーションの場合でも、テクスチャデータの入れ替えによる性能低下を最小限に抑えることができ、なおかつ動画像データを用いたテクスチャマッピングを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る画像生成装置の第1の実施形態の概略構成を示すブロック図である。
【図2】この発明に係る画像生成装置の第1の実施形態におけるメモリの内部構成を示すブロック図である。
【図3】この発明に係る画像生成装置の第2の実施形態の概略構成を示すブロック図である。
【図4】この発明に係る画像生成装置の第3の実施形態の概略構成を示すブロック図である。
【図5】この発明に係る画像生成装置の第4の実施形態の概略構成を示すブロック図である。
【図6】この発明に係る画像生成装置の第4の実施形態におけるメモリの内部構成を示すブロック図である。
【図7】この発明に係る画像生成装置の第4の実施形態におけるメモリの他の内部構成を示すブロック図である。
【図8】この発明に係る画像生成装置の第4の実施形態におけるメモリのさらに他の内部構成を示すブロック図である。
【図9】この発明に係る画像生成装置の第1の実施形態におけるTMAP部102の処理を示すフローチャートである。
【図10】この発明に係る画像生成装置の第1の実施形態におけるMEMIF部103の処理を示すフローチャートである。
【図11】この発明に係る画像生成装置の第4の実施形態において図6に示す構成のメモリを使用した場合のTMAP部102a(102b)の処理を示すフローチャートである。
【図12】この発明に係る画像生成装置の第4の実施形態において図6に示す構成のメモリを使用した場合のMEMIF部103aの処理を示すフローチャートである。
【図13】この発明に係る画像生成装置の第4の実施形態において図6に示す構成のメモリを使用した場合のMEMIF部103bの処理を示すフローチャートである。
【図14】この発明に係る画像生成装置の第4の実施形態において図7に示す構成のメモリを使用した場合のTMAP部102a(102b)の処理を示すフローチャートである。
【図15】この発明に係る画像生成装置の第4の実施形態において図7に示す構成のメモリを使用した場合のMEMIF部103aの処理を示すフローチャートである。
【図16】この発明に係る画像生成装置の第4の実施形態において図7に示す構成のメモリを使用した場合のMEMIF部103bの処理を示すフローチャートである。
【図17】この発明に係る画像生成装置の第4の実施形態において図8に示す構成のメモリを使用した場合のTMAP部102a(102b)の処理を示すフローチャートである。
【図18】この発明に係る画像生成装置の第4の実施形態において図8に示す構成のメモリを使用した場合のMEMIF部103aの処理を示すフローチャートである。
【図19】この発明に係る画像生成装置の第4の実施形態において図8に示す構成のメモリを使用した場合のMEMIF部103bの処理を示すフローチャートである。
【図20】従来の画像生成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図21】従来の他の画像生成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図22】従来のさらに他の画像生成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図23】スクリーン座標とテクスチャ座標との対応を説明するための図である。
【符号の説明】
101,101a・・・補間部、102,102a,102b,301,301a,301b,305・・・座標変換手段、103,103a,103b,302,302a,302b,306・・・メモリインターフェース部、104−1,104−2・・・メモリ、105−1〜105−4・・・メモリ、106−1〜106−8・・・双方向バッファ、107−1〜107−4・・・メモリ、201 ・・・双方向バッファ、202・・・DRAM部、203,203a,203b,205・・・補助メモリ部、204,204a,204b・・・読み出しバッファ、206・・・接続切り換えスイッチ、303,303a,303b・・・テクスチャメモリ、304−1,307−1,307−3・・・Z座標メモリ、304−2,307−2,307−4・・・描画データメモリ、307・・・テクスチャキャッシュ、401・・・画像入力手段、402・・・画像データメモリ、D1,D2,D3,D4,D5,D6,D7・・・データ信号線、D10,D20a,D20b,D30a,D30b,D40・・・データ信号線、D201 〜D206 ・・・データ信号線、B1〜B4・・・バス、ADR,REQRDY,ADRa,ADRb,REQaa,REQab,REQba,REQbb,RDYaa,RDYab,RDYba,RDYbb・・・制御信号線
Claims (4)
- 画像生成データを記憶し、行アドレスと列アドレスでアクセスされる主メモリ部および該主メモリ部に格納されているデータの一部を一時的に格納する補助メモリ部を有するメモリと、
上記メモリに設けられ、画像生成データのうち画素が表示される描画データと陰面消去に使用されるZ座標との読み出し、または書き込みに用いられるリードライトポートと、
上記メモリに設けられ、上記画像生成データのうちディスプレイユニットに出力されるテクスチャデータの読み出しに用いられるリード専用ポートと、
各描画ピクセルに対応するテクスチャ座標で、上記テクスチャデータの物理アドレスを計算する座標変換手段とを有し、
上記座標変換手段は、所望のテクスチャデータが上記補助メモリ部にある間は、上記リード専用ポートを介して上記補助メモリ部から描画ピクセルに対応する上記テクスチャデータを読み出し、
所望のテクスチャデータが上記補助メモリ部にない間は、上記テクスチャデータの行の全てもしくは一部のデータを上記補助メモリ部に書き込み、上記リード専用ポートを介して上記補助メモリ部から上記所望のテクスチャデータを読み出す
ことを特徴とする画像生成装置。 - 上記メモリは、
上記Z座標および上記テクスチャデータおよび上記描画データを混在して格納するように操作されることを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。 - 陰面消去するために上記テクスチャデータ、上記描画データ、および上記Z座標が含まれている上記画像生成データを直線的に書き込む補間手段と、
各描画ピクセルのテクスチャデータの座標をメモリの1つの物理アドレスに変換するテクスチャ・マッピング・ユニットと、
上記補間手段および上記テクスチャ・マッピング・ユニットを介して上記テクスチャデータを上記メモリに供給するメモリ・インタフェース手段とをさらに有し、
上記メモリに含まれる描画データ・メモリおよび座標メモリの利用可能な自由な領域に上記テクスチャデータを格納する請求項1および請求項2に記載の画像生成装置。 - 行アドレスと列アドレスでアクセスされる主メモリ部および該主メモリ部に格納されているデータの一部を一時的に格納する補助メモリ部を有するメモリに画像生成データを格納し、
上記画像生成データのうち画素が表示される描画データと陰面消去に使用されるZ座標とをリードライトポートを介して、上記主メモリ部から読み出し、または上記主メモリ部に書き込み、
上記画像生成データのうちディスプレイユニットに出力されるテクスチャデータをリード専用ポートを介して、上記補助メモリから読み出し、
各描画ピクセルに対応するテクスチャ座標で、上記テクスチャデータの物理アドレスを座標変換手段により計算し、
上記座標変換手段は、所望のテクスチャデータが上記補助メモリ部にある間は、上記リード専用ポートを介して上記補助メモリ部から描画ピクセルに対応する上記テクスチャデータを読み出し、
所望のテクスチャデータが上記補助メモリ部にない間は、上記テクスチャデータの行の全てもしくは一部のデータを上記補助メモリ部に書き込み、上記リード専用ポートを介して上記補助メモリ部から上記所望のテクスチャデータを読み出す
ことを特徴とする画像生成方法。
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