JP3878213B2 - Sarレーダシステム - Google Patents

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Description

本発明は、SARレーダシステムに関するものである。このシステムは、地表面もしくは他の惑星表面の上方を運動するビークルによって支持され、その表面のレーダ波長分解像を得るための手段を備えたSARレーダに関するものである。このSAR技術は、合成開口レーダと呼ばれ、これまでに達成された分解能は、波長よりもかなり粗いものであった。超広帯域、すなわちUWBは、1オクターブ以上の相対帯域幅を有するレーダ信号を使用するものとしてよく知られている。このような広帯域幅は、波長のオーダーの距離分解能をもたらす。同様に、高い方位分解能を得るためには、(概ね30°〜120°の)広いアスペクト角間隔にわたって信号を集めるレーダアンテナが必要とされる。このアンテナは、レーダビークルが地表面上の一部分を通過する際に、その部分に対してレーダ照射を行うべく操縦可能となっており(いわゆるスポットライトSAR)、またはアンテナビームが広範囲に照射され、アスペクト角間隔の全体にわたって連続的にレーダ照射を行うようになっている(いわゆるストリップマップSAR)。データ収集のための大きな相対帯域幅および広いアスペクト角間隔の組み合わせにより、分解能を得るのに必要な波長の限界を実現することができ、これは、例えば、ここに参考文献として組み込まれるスウェーデン特許第8406007−8号(456117)、ヨーロッパ特許第86900306.1号(202320)、および米国特許第4,866,446号、および同第4,965,582号に記載されたCARABASシステムにおいて達成されている。
レーダを支持するビークルは、航空機、UAVと呼ばれる無人航空機、または人工衛星からなり得る。レーダはまた、他の惑星の表面を探査するための宇宙船に搭載され得る。
ストリップマップSARモードは、特に、広範囲の探査に適している。広域ストリップマップSAR画像処理における波長分解能は、データ量を膨大なものにしないため、1GHz以下のレーダ周波数を必要とする。この場合、得られる分解能はメートルの単位となる。
ストリップマップSAR画像処理は、生レーダデータの一定のフローを生成する定常的プロセスである。明らかに、収集されたデータのSAR処理は、データ収集速度に適合したペースで実行されねばならないということが条件となる。この条件は、以下においてリアルタイム演算能力と呼ばれる。明らかに、波長分解ストリップマップSARデータのリアルタイム処理を行うのに有効な方法を見つけることが要請され、本発明の1つの目的は、この要請に応えることである。
上述のCARABASレーダシステムは、波長分解ストリップマップSAR処理に対する条件の一例となり得る。CARABASは種々のパラメータ設定を伴って動作するようにプログラミングされるが、パラメータの次のような特定の選択が典型的である。
レーダ周波数バンド 20〜70MHz
アスペクト角間隔 130°
方位×距離分解能 1.5×3m
地上速度 100m/s
直距離掃引間隔 12〜20km
受信デューティファクタ 57%
ステップ帯域幅 2.2MHz
ステップ数 23
ステップ休止時間 525μs
PRF(パルス繰返し周波数) 84Hz
受信機ダイナミックレンジ 14ビット
受信機サンプリング周波数 5MHz
受信機出力速度 70メガビット/s
平均データ転送速度 41メガビット/s
こうして、レーダ信号は、ほぼ2オクターブの帯域幅をカバーし、130°の広がりをもったビームとしてレーダビークルの一方の側に伝送される。全伝送シーケンスは23個の周波数ステップに分割され、各ステップ毎に、信号は次のステップの送信の前に完全に送信される。各ステップが2.2MHzの帯域幅をカバーし、それによってデータは5MHzの速度でサンプリングされる。通常のサンプリング速度は14ビットのADダイナミックレンジを達成する。これは、レーダ受信機が1GHzより十分低い人為的な周波数混信(RFI)によって飽和しないようにするために重要である。
RFIを生ずる無線トラヒック信号は、常に集中スペクトルのピークとして現れ、その帯域幅はほぼ1kHzである。もし、レーダ受信機がリニアな特性を有していれば、これらのピークは受信レーダ信号内においてフィルタによって除去され得る。受信機がリニアな特性を有していない場合には、各周波数ステップにおける受信時間ができるだけ長くなるということが、占有された帯域の外側のレーダ信号が影響を受けないようにするために重要である。同様に、送信レーダ信号は送信信号中における既存の無線バンドの急激なノッチング(落ち込み)を許容するのに十分に長い波長を有してなければならない。レーダから既存の無線トラヒックへの妨害がこうして回避される。現在、57%の受信デューティファクタは、各周波数ステップにおける受信が300μsの間進行し、送信が200μsの間進行すること、さらに、送信と受信の間のモードの切換えが与えられた時間の間可能となることを意味している。こうして、混信のフィルタ処理に対するスペクトル分解能は3kHzとなり、送信信号のノッチングに対するスペクトル分解能は5kHzとなる。
受信時間の究極的な制限は、各周波数ステップに対する繰り返し時間となる。そして、この繰り返し時間は十分に短くなっていて、後方散乱された信号がドップラ帯域幅に関してナイキスト速度でサンプリングされなければならない。この時間制限は決定的なものであり、地上速度または掃引幅、すなわち空中通達範囲が減少せしめられなければ、方位分解能または距離分解能をより向上させ得ることを妨げる。
RFIの回避および補償が一連のSAR処理における適当な段階で実行されなければならない。本発明は、この要求に応えるものである。
130°のアスペクト角積分間隔は、処理における特別の関心事であり、レーダプラットホームの運動の不規則性を補償することに特別の注意が払われるべきである。基本SAR処理は、レーダデータが直線上の運動の軌道に沿って一様に集められることを要求する。直線上の軌道からの既知のずれが生じた場合、またはいわゆるオートフォーカシングによって既知の運動誤差に関して処理の補正がなされるような場合に、そのプロセスを補正するためのマイクロ波SARに対する種々の方法が実行される。低周波数SARの場合には、データは広いアスペクト角間隔から収集されるので、運動誤差は、マイクロ波SARの場合よりも複雑に、これらのデータに影響する。すなわち、マイクロ波SARは、運動誤差の補正並びにオートフォーカスに対して適用されない。
一般に、地表面は、たとえ木々よって覆われていたとしても、100MHz以下のレーダ周波数において微弱な後方散乱を生じさせることが知られている。しかしながら、断崖の岩棚や巨大ビルディング、マスト、電力供給線等のような地表面上の個々の特徴は、全後方散乱エネルギの顕著な部分に寄与する。この影響は、低周波数SARイメージヒストグラムにおいて、薄いが長く尾を引く高強度のピクセルとして現れる。低強度のピクセルは、通常のマイクロ波SARにおいてみられるように、レーリー分布を示す。
この尾引き現象は、低周波数SAR結像におけるRFIの影響並びに運動誤差の両方に対して重要である。運動誤差は、点拡大機能を有するサイドローブを引き起こすことによって、SAR画像処理に影響する。RFI付加ノイズは、無線トラヒックに干渉する占有周波数に適合した帯域消去フィルタを要求する。帯域消去フィルタはさらなるサイドローブ効果を生じさせる。
適切な補償がなされなければ、これらの誤差源は強い点状散乱源から後方散乱されたエネルギをSARイメージ全体に覆い被せ、微細なイメージの特徴を不明瞭化してしまう。他方、単一の強力な散乱源は、短い合成開口間隔にわたって容易に検出され得る。この事実は、運動誤差およびスペクトルのノッチの両方を補償するための重要な手段をもたらす。しかしながら、処理は、これらの補償プロセスが適当に前処理されたデータについて実行され得るように構成されなければならない。
以下において、UWB-SAR処理の基本技術がまず最初説明される。もし、UWBレーダがインパルス原理において動作しないならば、レーダデータは、全帯域幅にわたってパルス圧縮されているものと仮定される。すなわち、生のレーダデータは距離および方位位置の関数とみなされる。
UWB-SAR処理のより詳細な説明をするために、幾つかの数学的定義に言及する。デカルト座標x、yが選択される。ここで、xは交差軌道距離であり、yは方位位置である。掃引間隔内にある地表面は、密度関数f(x,y)によって表され、生のレーダデータは、積分
Figure 0003878213
によってこの関数に関係づけられる。ここで、Φ(θ)はアンテナダイヤグラムによるデータの重み関数である。アンテナビームは、非常に広く、今130°であるから、上式はレーダビークルの一方の側においてΦ(θ)=1、他方の側においてΦ(θ)=0と近似することによって、簡単になる。すなわち、
Figure 0003878213
ここで、f(x,y)=f(−x,y)が基本的に仮定される。この数式は、正確に逆変換され得る積分方程式である。その逆変換は、スペクトル関係式として表現される。
Figure 0003878213
ここで、f(F,F)はfの二次元フーリエ変換を表し、g(H,F)はgの第一引数に関するハンケル変換とgの第二引数に関するフーリエ変換を表している。
逆変換式(3)は、実際にSAR処理によって使用される。それは演算効率を向上させるための1つの重要な利点を用いる。実際、必要とされる浮動小数点演算は、必要とされる二次元フーリエ変換およびフーリエ-ハンケル変換によって支配される。1辺がN個のピクセルからなる四角形の画像に対して、コンピュータの負担は、N2×log Nのオーダーの浮動小数点演算である。(3)式の欠点は、リアルタイム処理には適さないことである。なぜなら、もし必要とされるフーリエ変換が開口に沿って実行され得るならば、その合成開口の全体にわたってデータが収集されなければならないからである。すなわち、リアルタイム処理シテスムは、前のデータ処理が実行されている間に、新たな生データをバッファ記憶するための大容量のメモリを必要とする。別の欠点は、上式が、運動誤差を処理するために容易に変形され得ないことにある。しかしながら、運動誤差の補償は、特別の前処理または後処理のステップとして実行され得る。
また、別の逆変換式が実際使用されている。式(1)の近似式(2)が与えられたとき、データのバックプロジェクションが
Figure 0003878213
で定義される。そして、
Figure 0003878213
が得られる。ここで、f(F,I)
Figure 0003878213
はそれぞれ第一の変数fおよび
Figure 0003878213
の第一引数に関する一次元フーリエ変換を表している。式(5)の演算は、イメージ平面内における微分演算としてあらわれるにもかかわらず、ランプフィルタと呼ばれる。実際のアプリケーションにおいては、ランプフィルタは時々省略され、SAR処理のみがバックプロジェクション段階において実行される。
式(4)は、データセットg(r,y)中の双曲線に沿った積分を伴っている。自明の数値演算は、まず最初、ピタゴラスの定理によってイメージのうちのN2個のピクセルのそれぞに対して、N個の方位位置のそれぞれに対する距離を計算し、その後、対応する距離および方位位置に対するデータを検索し、さらに、これらのすべてのデータ値を加え合わせてピクセル値を得る。明らかに、バックプロジェクション法は、主として、N3回のピタゴラス距離計算によって数値的に実行される。
こうして、バックプロジェクション法は、フーリエ変換法よりもよりコンピュータの性能を有効利用するものであるとともに、運動誤差の処理に容易に適合し得るものである。実際、式(4)の不規則なレーダプラットホーム軌道への自明な一般化は、次式のようになる。
Figure 0003878213
ここで、Pは地表面上の1つの点を表し、Qはプラットホーム位置を表し、‖PQ‖はこれら2点間の距離を表し、s(Q)はQの関数としてのプラットフォームの移動距離を表す。もし、プラットホーム軌道の不規則性が小さななものであれば、式(4)の次にランプフィルタが実行されて、正確な逆変換式に対する精度のよい近似が得られる。軌道の不規則性が大きい場合には、如何なるランプフィルタも伴わないバックプロジェクション法(6)が、依然として、許容し得る品質のSARイメージを生成し得る。
バックプロジェクション法に関係するコンピュータの負担を説明するために、CARABASに対する引用された性能値が用いられる。130°のアスペクト角積分間隔は、16kmの中間交差距離において、65kmの合成開口を意味する。与えられたPRFおよび地上速度によれば、軌道に沿ったサンプリング密度は1.2mであり、各ピクセルに対して5.5×104回のピタゴラス距離計算がなされなければならない。分解能に対する値は、毎秒3.6×105個の分解要素がカバーされることを意味している。すなわち、1.9×1010回のピタゴラス距離計算は、達成されるべきリアルタイム処理能力に対して1秒毎に実行されなければならない。数10ギガフロップの処理能力を有するコンピュータが、それに応じて必要とされる。そしてそれは、たとえ並列処理アーキテクチャに対してさえも現実的な性能値ではない。
本発明は、バックプロジェクションスキームの変形を提案するものである。N3回のプロセスよりも、むしろ提案されるスキームのN2個のイメージに対するN5/2のオーダーの回数の演算を必要とし、そしてそれは、コンピュータ処理能力に対する条件を現実的なレベルまで引き下げることを意味する。これは本発明の構成によって達成される。
以下に、本発明が添付の図面を参照して詳細に説明される。
一辺が
Figure 0003878213
のレーダイメージの微小な部分について考えよう。このサイズは、開口上のすべての点がこのサブイメージの遠視野内に位置するように選ばれる。したがって、開口、特に、このサブイメージに沿ったデータの分布は、サブイメージ内に集中し(図1参照)、ビーム幅Δθ=λ/Lをもつ発散ビーム内においては、平面とみなされ得る波面によって形成される。このようなビームは、距離rΔθ≧Lに沿って開口と交差する。したがって、長さLの間隔中において異なる開口位置毎に収集されたサブイメージデータは、周知の方法において、距離方向にシフトしたものとみなされ、すなわち、冗長性を有している。
反射率が1つのサブイメージ中に集中すると仮定すれば、サンプリング速度I/Lまで間引かれたデータセットは、SARイメージの再構成にとって十分なものとなる。実際、地表面は非常に広いアンテナビームによって照射され、サブイメージの方向とは異なる方向からの後方散乱信号が干渉を引き起こし、処理の間に、大量のノイズを生じさせる。しかしながら、そのデータを長さLの開口部分に沿って前処理して、すべての時点でサブイメージ方向を向く指向性ビームを合成し、それによって競合反射を排除することが可能である。達成可能なビーム幅は、Δθ=λ/L≒r/Lであり、よって、ビーム幅は正確にサブイメージをカバーする。
提案された方法によるSAR処理を実行するコンピュータ処理を検証するために、全SARイメージが、上述の広がりをもったサブイメージに分割され、データが上述のように小開口内に分割される。
2つのプロセスが並列的に実行され、よって、コンピュータ処理は、これら2つのプロセスの演算の回数の総和として与えられる。
大ざっぱに見積もれば、ピクセルサイズおよびサンプリング密度は、rmin≒NおよびL≒√Nのとき、λminのオーダーである。したがって、長さL≒√Nの小開口によって、√N本の異なるビームが合成され得る。各ビームは約N個の距離分解セルを有している。すなわち、小開口データは、距離および角度によって与えられるN3/2個のセルに再分配される。これらのデータは、√N個のデータサンプルを小開口に沿って加算することによって得られ、N2回の演算が各小開口毎にデータ処理するために必要とされる。全合成開口は、Nのオーダーの長さを有しており、これに沿って√N個の小開口が存在し、したがって、N5/2回の演算が、全開口に沿って小開口データ処理を実行するために必要とされる。
サブイメージによるイメージ形成に対して、各サブイメージはL×L=N個のピクセルからなることに留意すべきである。これらのピクセルは、それぞれ各小開口から単一の寄与を得る。√N個の小開口が存在するので、全体としてN3/2回の演算が、1つのサブイメージを形成するために必要とされる。全SARイメージをカバーするN/√N×N/√N=N個のサブイメージが存在し、よって、N5/2回の演算が小開口データから全SARイメージを形成するために必要とされる。
その結果、サブイメージに基づくバックプロジェクション(以下、ローカルバックプロジェクション、LBPという)は、グローバルバックプロジェクション、GBPと比べて、コンピュータの負担を因子√Nだけ軽減する。CARABASアプリケーションにおいては、大体N≒10000であるから、√N≒100である。GBPは数10ギガフロップのオーダーの浮動小数点演算能力を必要とするので、LBPは数100メガフロップのオーダーの浮動小数点演算能力を必要とし、そして、この値は並列処理アーキテクチャに対する現実的な性能値である。
UWBストリップマップSAR処理
すでに強調してきたように、リアルタイム処理はストリップマップSAR画像処理に対する必然的な要請である。低周波数-高分解能システムに対する次の条件が、処理スキームによって満たされなければならない。
(A)コンピュータデータメモリ条件を最小限にするために、データ収集とSARイメージの生成との間の遅延時間を最小にしなければならない。
(B)プロセスは、コンピュータによる浮動小数点演算能力を最小限にするために必要とされる浮動小数点演算の回数に関して高度に効率化されるように設計されなければならない。
(C)単一のCPUは、処理タスクのすべてを実行することができないので、一連のプロセスは、マルチプロセッサアーキテクチャ上のマッピングに適していることが望ましい。
(D)プロセスは、パルス圧縮、アンテナパターン補償、RFI回避および運動誤差補償の特定のステップが、一連のプロセスの適当な段階において導入され得るようになっていなければならない。
上の議論によれば、ローカルバックプロジェクションは、条件(A)および(B)の間の唯一の現実的な折衷案を提示する。これから説明するように、この技術は、条件(C)に従って計算を異なるCPU上にマッピングするのに非常に適している。最後に、LBPはまた、条件(D)のもとに挙げられた特定のタスクのための一連のプロセス中に容易に組み込まれる。これらの特別なステップが如何にして一連のLBP処理中に導入され、また、LBP処理が如何にして幾つかのプロセッサによって共有されるように分割され得るのかという点について、以下において詳細に説明する。
この全体的なプロセスについて説明するに当たり、上で述べたものよりも詳細な数学的表記法が導入される。ステップに分割された周波数受信生レーダデータはreceive(ωm,rn,yk)として表される。525μsのステップ休止時間および41メガビット/sの平均データ転送速度は、各周波数ステップが14ビットデータの1500個のサンプルを与えることを意味する。PRF=85Hzおよびプラットホーム地上速度100m/sが与えられたとき、Δy=yk−yk-1=1.2mが方位位置に対して与えられる。さらに、データΔω=ωm−ωm-1=2.2MHzであり、ここで与えられた性能値に対してωmは23個のステップにおいて20MHzから70MHzまで変化する。rmin=12km、70MHzでのλ=4mが与えられると、小開口の長さおよびサブイメージの1辺の長さは
Figure 0003878213
として選ばれる。すなわち、小開口に沿って210の方位位置が存在し、12km〜20kmの掃引間隔が32個のサブイメージによって張られる。
混信の除去および広帯域スペクトル再構成
混信をフィルタによって除去するための最初のステップは、1500個のサンプル距離レコード、receive(ωm,rn,yk)を2048個のサンプルレコード上に配置し、そのレコード上においてFFTを実行し、receive(I,F,I)m,rn,yk)を得ることである。開口をy軸に沿って250メガセグメントに分割すれば、2.5秒間に210個の方位位置がカバーされる。この時間内に混信が一定にとどまっていると仮定すれば、パワースペクトル‖receive(I,F,I)m,rn,yk)‖2を各周波数ステップωm毎に210個のy値にわたって合成する。一定の閾値を越えたこのスペクトル中のピークは混信として解釈され、そして、210のレコード、receive(ωm,rn,yk)はそれぞれ対応する周波数ωnにおいてノッチフィルタ処理される。近接する方位位置に対する同一周波数ステップは、こうしてノッチの同一の組をもつ。そして、フィルタ除去された信号は、逆FFTによって得られ、その後、付加された尾部分が除去され、受信信号から1500個のサンプリング間隔が取り出される。この手順をすべて実行するに際してのコンピュータの負担は、2048個のポイントでのフーリエ変換から実行し、23個の周波数ステップによってその逆変換を実行することでその大部分を占められている。そして、これは全体として23×2×5×2048×2log 2048≒5.2メガフロップである(N個のポイントでのフーリエ変換は5N2log Nフロップを必要とするものと仮定される)の負担となる。
パルス圧縮は、全ステップ休止時間tdwell=525μsにわたって定義されるとき、送信および受信信号の間の相関に依存する。5MHzのサンプリング密度では、休止時間は2625個のサンプルに対応する。両方の信号に付け足しがなければ、4096ポイントでの相関が適用される。これに関するコンピュータの負担はそれに対応する膨大なフーリエ変換と同様であり、よって、異なる周波数ステップにわたって約5×23×4096×2log 4096≒5.7メガフロップを必要とする。演算の結果得られた信号は、2.5MHzの周波数、またはそれと等しい60mの距離間隔においてサンプリングされたIQ(すなわち、複素ゼロキャリヤ)信号、step(ωm,rn,yk)として表される。実際のSAR掃引距離より接近した距離レコードの12km部分を除去することによって、各周波数ステップに対して、750−12000/60≒550個の距離サンプルが存在する。23個の周波数ステップにわたって各方位位置毎に全体で23×550=12650個のサンプルが存在する。以下において説明されるように、もし干渉が20MHz〜70MHz、分解距離サンプルの個数が2の整数べき乗に等しけば、これは現実的なものとなる。信号、step(ωm,rn,yk)を変換し、加え合わせることによってパルス圧縮された信号は次式
Figure 0003878213
によって16384点に展開される。広帯域距離レコードの16384個の値のそれぞれが、23回の掛け算によって得られるので、広帯域スペクトル構成に関するコンピュータの負担は、23×16384≒0.4メガフロップとなる。
混信の回避、パルス圧縮および広帯域スペクトルの再構成は、84HzのRFI速度で実行される。すなわち、これらの異なるステップのオンライン処理に関するコンピュータの負担は、84×(5.2+5.7+0.4)メガフロップ≒1ギガフロップである。
LBP小開口処理、INS運動方式およびダーウィン的緩和
パルス圧縮の実行後、次の処理ステップは、小開口データの角度依存データへの変換である。この処理は、RFIノッチングに対して選択された250mの同一間隔の部分に対して実行される。その出力はgykm,rn)の形をとる。ここで、記号ykは小開口中心位置を示している。計算の基本式は、
Figure 0003878213
である。ここに、Φ(θ)は、式(1)に関連して導入されたアンテナダイヤグラム重み関数である。関数lookup(rn−iΔy sinθm)は離散距離rnのインデックスn’毎に検索を行う。離散距離rnはrn−iΔy sinθmに最も近いものである。既知の不規則運動が生じている場合、式(8)は次のように変形される。
Figure 0003878213
アンテナダイヤグラム重み関数はこの場合、プラットホーム方位の変化に起因して、方位位置の関数となっている。‖Qkk+i‖θmは方位位置QkおよびQk+iを接続するベクトルの方向θmに関する方向余弦を表している。小開口の間隔は短いので、慣性航法システムINSの制限された精度は、‖Qkk+i‖θmの計算に対して十分なものである。
いずれの式も16384個の距離値のそれぞれに関して適用され、これらのそれぞれに対して210回の複雑な演算を伴う。達成された角度分解能はλmin/L≒1°であり、これは130°アスペクト角間隔にわたって、130個の向きに関しての関数値を必要とする。すなわち、コンピュータの負担は、1小開口当たり16384×210×130≒450メガフロップとなる。
ダーウィン的緩和プロセス、すなわち、ここに参考文献として組み入れられたスウェーデン国特許出願第9403872−6号は上で議論されたCARABASイメージ統計に基づいており、スペクトル中に導入されたRFIノッチの補間のために提案されている。半径方向周波数スペクトルgyk (I,F)m,ωn)内の対応するノッチは、ステップに分割された周波数動作中に当初から導入されているものとみなされる。しかしながら、1°の角度分解能がすでに小開口処理によって得られているので、いずれかの強い点状の散乱源を任意の固定されたアスペクト角方向における距離の関数として区別することができると期待される。ダーウィン緩和は、強度のオーダーにおいて点状散乱源を分類し、繰り返し手順によって、それらをゼロにされたスペクトルの部分を補間し、置き換えるために使用する。これは、距離および周波数ドメインの間の、多くとも最大2log 16384≒14回の連続的な変換を必要とする。実際、ほんの10回の変換のみが必要とされる。また、この技術は、距離ドメイン内における分類を必要とし、優れた技術によって約16384×2log 16384回の演算量を要求する。すなわち、せいぜい11×16384×2log 16384のサイズにおいて10個のプロセスが存在する。これらの演算は130個の角度方向の各々に対して実行されなければならない。したがって、演算の総回数は130×10×11×16384×2log 16384≒3メガフロップとなる。
無線ピーク補間が完了すると、データは距離ドメイン内において表現される。(この分類プロセスによって得られた)強い距離レスポンスのリストがその出力に加えられ、その後に続く運動誤差の補償、すなわちオートフォーカスに用いられる。
小開口処理およびダーウィン的緩和処理は、2.5秒毎に更新されたデータセットに関して実行される。すなわち、コンピュータ処理速度は、(3+0.45)/2.5≒1.4メガフロップとなる。
サブイメージ処理、オートフォーカス
分解能よりもわずかに小さいイメージピクセルが選ばれる。方位方向に1.5mの分解能、そして、距離方向に3mの分解能が仮定されると、2.4×1.2mのピクセルサイズが選ばれる。250×250mのサブイメージは、それぞれ105×210=22050個のピクセルを有している。上で説明されたように、方位および距離によって与えられた小開口データをサブイメージ内の各ピクセルに加えることによって得られた振幅は、バックプロジェクション(4)によって得られたものと一致する。各サブイメージの振幅は、
Figure 0003878213
と表される。ここで、|i−k|≦53および|j−l|≦105である。リアルタイム処理において、関数
Figure 0003878213
は現在の方位位置がそれらの130°の積分間隔内に位置するようなすべてのサブイメージに対して、RAM内に維持されなければならない。プラットホームが別の小開口を通過し、小開口処理が依然として実行されているとき、この漸化式が再び繰り返され得る。計算された距離およびビーム方向のそれぞれに対する最近接した離散データ値を検索するゼロ次の補間スキームだけで十分である。したがって、
Figure 0003878213
となる。
低角度分解小開口データの方向のみが各サブイメージの中心位置に関係つけられていることに留意すべきである。
データ更新は2.5秒毎に生ずるので、1サブイメージ当たりの計算速度は、22050/2.5≒10キロフロップとなる。(130°のアスペクト角に対して)65kmの平均開口は、62292個のピクセルでカバーされる一方、交差軌道掃引間隔をカバーする3333個のピクセルが存在する。その結果、3333×62292≒2×107個のピクセルが、各2.5秒の小開口間隔の間に更新されなけばならない。すなわち、コンピュータの負担は、2×107/2.5≒80メガフロップとなる。
強い点状の反射源のリストがまた、オートフォーカスデータに対して使用される。このオートフォーカスの原理は、既知の方向における3つの点状ターゲットに対する正確な距離が、三次元のすべての次元においてプラットホーム位置を与えるということである。位置の精度は、点状の反射源がプラットホームのまわりに十分に広がっていれば増大する。異常に強い点状の反射源の偏在に依存して、少なくとも小開口データgQcurrentm,rn)に隣接する強い反射源のリスト内において、反射源を取り出すことができる。現在の小開口に対して、前の小開口と比較すれば、これらのそれぞれに対する距離およびアスペクト角の微小な変化のみが存在する。距離の変化によって、もし、プラットホーム位置が前の小開口に対して知られていれば、現在の小開口に対するプラットホームの位置を読み出すことが可能となる。プラットホームの向きに関する限りにおいては、小開口処理において、INS情報だけで、アスペクト角における変化を計算することができる。こうして、処理が続行され、小開口から小開口へのオートフォーカスが実行される。
Figure 0003878213
この数式において、地表面は平坦であると仮定され、Z=0と仮定される。それによって、z軸は地表面と一致し、x、y軸は地表面上に配置される。この数式は、INSシステムによって認識されるべき非常に小さな運動誤差を補正する。実際、数10kmの合成開口全体にわたって生ずるピクセルサイズより小さい誤差、すなわち1m以下の誤差は、こうして処理中に補正される。
ランプフィルタ処理
これは1≦k≦32に対するサブイメージfkl(xi,yi)に対するサブイメージを結合さることによって得られる。そしてそれは、分配されたバックプロジェクションの同時的出力を構成し、同一の250mの方位間隔をカバーする。250mの結合方位イメージストリップにわたる交差軌道一次元FFTが実行され、その後、交差軌道距離周波数の係数および逆FFTと掛け算される。各サブイメージは168個の交差軌道距離ビンを有しているので、全体として32×168=5236個の交差軌道距離ビンが存在する。各交差軌道イメージストリップは、この長さ336本のラインからなる。プラットホーム地上速度は100m/sであるので、新たなイメージストリップが2.5秒毎に形成され、それによって、1秒毎に8192ポイントFFTおよびその逆134回にわたる変換を実行するための計算能力が要求され。その結果、コンピュータの負担は、2×5×134×8192×2log(8194)≒144メガフロップとなる。
ターゲットの識別および位置決め
ダーウィン的緩和およびオートフォーカスプロセスにおいて採用される強い点状散乱源のリストは、余分な演算コストをほとんど生じさせることなく、地表面上の座標系に割当てられる。このようなリストは、さらなるターゲット検出のための分析の目的のために、実際のSARイメージとともに適当に生成される。
処理セグメンテーション
前のパラグラフにおいては、SAR処理タスクの全体が連続的な複数の段階に分割され、それによって、リアルタイムのコンピュータ演算速度に関する要求が最新のマルチプロセッサコンピュータカードによって達成される。すなわち、全プロセスは1組のこのようなカードから構成されるコンピュータ構成にマッピングするのに十分適している。これらの異なるカードによってまた、これらのカード間のデータ伝送接続に関して要求される条件が、以下に分析される。
このようなマルチカード/マルチプロセッサ構成は、基本的に、A、B、Cとラベルを付された3つの主要なメモリ領域に関して形成される。これらの領域は、図2に示されるように、1〜8の番号を付された異なるプロセスによってアクセスされる。プロセス1および2、すなわち、RFI検出およびパルス圧縮は、領域Aへのアクセスのみを要求する。プロセス4および5、すなわち、小開口処理およびダーウィン的緩和は、領域Bへのアクセスを要求する。最後に、プロセス7および8、すなわち、サブイメージの更新およびランプフィルタリングに関するプロセスは、領域Cへのアクセスを要求する。異なるメモリ領域は、1回のデータリンクと相互接続され、データが入力される新たなデータの平均伝送速度で伝送しなければならない。これらの相互接続は、太矢印a、b、cによって示され、それらは十分なデータバッファ容量を有するものと理解される。
異るプロセスを異なる領域に割り当てることは、プロセスの大規模な細分性を表す。小規模の細分性は、もし、データが開口に沿って、あるいはそれと同等に角度方向において、または距離レコードとして要求されるならば、図面中に矢印によって表される。メモリ領域AおよびBは、それぞれ2つの方向においてアクセスされるので、それらをさらに分割することはできない。しかしながら、領域Cは距離ストリップに分割することができ、それらの距離ストリップに対してその方位方向の広がりが任意の精度で選ばれ得る。
メモリ領域およびバッファの間の転送速度は、転送時間が計算時間を著しく浸食しないようにするため、少なくとも(41メガビット/sの転送速度における入力生レーダデータによって記述された)平均データ転送速度より速くなるべきである。まず最初、メモリ領域Cを考えよう。これは2.5秒毎に1回、掃引幅の全長にわたる1つの小開口ストリップに対応するデータにアクセスする。これらのデータが転送されたとき、Cはすでに相互接続バッファcからフェッチされた新たなデータを受入れ可能となっている。データはダーウィン的緩和および小開口処理が、各小開口に対して、すなわち、2.5秒毎の1回完了する間に、領域Bからバッファcにロードされる。領域Bのデータは、再び2.5秒毎に1回、すなわちRFI検出が実行される小開口間隔の通過の後、バッファbから得られる。最後に、入力データの一定の流れがバッファaにおいて2.5秒間バッファリングされ、その後、単一のパッケージとして領域A内にロードされる。
各周波数ステップはデータの1500個の距離サンプルを収集し、23個のステップが存在し、かつPRFは84Hzである。すなわち、2.5秒の小開口時間にわたって、14ビット整数データの2.5×84×23×1500≒7.2メガ個のサンプルが存在する。データが1サンプリング当たり4バイトを意味する単一の浮動小数点フォーマットに変換される。すなわち、30メガバイトが領域Aに記憶されるために必要とされる。バッファaは14ビットの整数を記憶し、したがって、1サンプル当たり2バイトを必要とする。これは15メガバイトのバッファメモリ容量を意味する。バッファaから領域Aへのデータ転送速度は、41メガビット/sの平均データ転送速度より速くなければならず、すなわち50メガバイト/s、またはそれ以上でなければならない。
小開口処理およびダーウィン的緩和の条件に従って、16384×210≒3.5×106個のサンプルがメモリ領域B内に記憶されなければならない。これらは複雑な浮動小数点データであり、その結果、1サンプリング当たり8バイトを必要とする。必要とされるメモリ容量は、再びバッファbにおける30メガバイトの微小容量とともに約30メガバイトとなる。
サブイメージ処理に対して必要とれるRAMはかなり大きなものとなる。しかしながら、イメージピクセルは低周波SARイメージの振幅の絶対値およびダイナミックレンジに関して知られていることに従えば、2バイトの整数値として現れ得る。必要とされるRAMは、1度に処理される2×107個のピクセルに対応する。1ピクセル当たり4バイトが必要とされるので、領域Cに対して800メガバイトが必要となる。データがBからバッファcまで転送される間に、整数フォーマットへの変換が実行される。すなわち、バッファcに対するメモリ容量は、1サンプル当たり4バイト、したがって、15メガバイトのバッファ容量となる。
更新される計算速度は、ほんの80メガフロップにすぎないので、メモリ領域Cは物理的にプロセッサカード上に分配されたメモリに対する場合より遅い速度でアクセスされる独立したカードに対応し得る。
【図面の簡単な説明】
図1は、本願明細書中で採用される種々の用語の幾何学的に説明した図である。
図2は、プラットホーム、データを遠隔SARプロセッサに中継するデータリンクおよびSARプロセッサの構造を備えた本発明の1実施例を示した図である。

Claims (7)

  1. 惑星表面の上方をビークル軌道に沿って運動しかつレーダプラットフォームを備えたビークルを含むSARレーダシステムであって、
    前記ビークルの位置を測定する位置測定手段と、
    少なくとも1オクターブの帯域幅に広がるレーダ信号を前記ビークルから前記惑星表面に対して繰り返し送信する送信手段と、
    後方散乱された前記レーダ信号を受信する受信手段と、
    一組の異なるビークル位置に割り当てられた前記後方散乱されたレーダ信号を、前記惑星表面のイメージに変換する処理装置とを備え、
    良好な距離分解能を得るため、直接受信されたレーダ信号からなる短いパルス、または、送信されるレーダ信号の波長が長い場合には、パルス圧縮によって得られた短いパルスを用いるSARレーダシステムにおいて、
    ローカルバックプロジェクション法を用いるようになっていて、
    前記処理装置は、
    信号振幅を前記ビークル軌道のセグメントにわたって集める機能を実行するようになっており、前記ビークル軌道のセグメントは、合成開口を形成する複数の小開口の形態を有し、前記複数の小開口のそれぞれの大きさは、前記惑星表面上に結像する最近接地点間の距離が、前記レーダ信号を特徴づける波長に関して前記小開口の遠視野内にあるように設定され、
    前記処理装置は、さらに、
    前記小開口のそれぞれにわたって得られたデータから、1組の指向性レーダビームを、前記小開口の長さおよび前記波長によって決定されかつ前記小開口内の与えられた位置に関係付けられた角度分解能をもって合成する機能を実行するようになっており、前記1組のレーダビームによって、レーダデータが距離および方位の関数として把握され、
    前記惑星表面の地形図または一の仮定に基づいて前記惑星表面の地形を決定し、さらに、前記レーダプラットフォームの位置および前記惑星表面上の位置によって決定された距離およびビームの方向において、すべての前記小開口に対して前記信号振幅を加え合わせることにより、イメージを形成するすべての前記惑星表面上の位置のレーダ反射率を計算することによって、SARイメージを生成する機能とを実行するようになっていることを特徴とするSARレーダシステム。
  2. 加え合わされた前記信号振幅は、前記ビークル軌道にほぼ平行な方向からの振幅に対してより小さい重みを与える重み因子とともに生成され、それによって、側方監視指向アンテナのアンテナダイアグラムが模倣されることを特徴とする請求項1に記載のSARレーダシステム。
  3. 前記ビークルによって支持された前記レーダアンテナは、少なくとも30°のセクターを照射するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のSARレーダシステム。
  4. 前記小開口の長さおよび最短の波長によって決定された角度分解能を有する前記レーダビームが、前記小開口のそれぞれにわたって得られたデータの信号処理によって得られるようになっていて、前記信号処理は、前記小開口内におけるビークルの各位置において記録されたレーダ反射信号を、前記ビームの方向に射影された、前記小開口内における前記ビークルの位置のそれぞれから共通の単一の位置までの距離だけ、距離方向にシフトさせることを含んでいることを特徴とする請求項1に記載のSARレーダシステム。
  5. 前記惑星表面上の各位置の反射率が、全レーダイメージを形成する1組の表面上の位置をサブイメージに分解することによって計算されるようになっていて、前記サブイメージは、前記小開口の長さと同程度の大きさで、方位および傾斜距離内において広がる惑星表面上の位置の組からなっており、さらに、単一の指向性ビームが、各小開口に対して前記サブイメージ内における前記惑星表面上の位置の反射率の計算において用いられることを特徴とする請求項4に記載のSARレーダシステム。
  6. 最も強い反射体の1の小開口から他の小開口への距離方向のシフトが、惑星表面の地形図に基づいて、前記ビークルの相対運動を検索するために採用されるようにするため、1の小開口から他の小開口まで移動する前記ビークルの相対運動が、各小開口に対して、距離および方位の関数として得られた振幅を分類することによって得られることを特徴とする請求項1に記載のSARレーダシステム。
  7. 前記計算は、前記惑星表面が平坦であるとの仮定に基づいて実行されることを特徴とする請求項6に記載のSARレーダシステム。
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