JP3874953B2 - 交換用ボトル付き容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は交換用ボトル付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
廃棄物減少の見地から、ないしは資源活用の見地から、従来使い棄てされていた容器の一部は、収納物を使い終った後、その容器内へ収納物を再充填して再使用することが行われており、この場合再充填用つまり補充用収納物を収納させていた、簡易な構造の容器だけが廃棄されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記補充用収納物を入れる容器は、通常肉薄の合成樹脂製容器で形成されている。該容器は一回限りの使い棄てであるからなるべく肉薄化することが望ましいが、柔軟な袋状となるまで肉薄化すると、該容器体を開口し、該容器体内収納物を、長期にわたって使用するための本来の容器体内へ移し替えする際に、肉薄化による袋状の容器体は剛性が乏しいため持ち難く、そのため、上記収納物の補充作業が困難となるものであった。
【0004】
本発明は上記収納物の移し替えを行うのではなく、上記補充用収納物収納の容器体を耐久性を有するボトル内へ入れてその収納物が無くなるまで使用し、その収納物が無くなると、空となったその容器体を、補充用収納物収納の新しい容器体に交換して使用できるよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として主筒2の中間部内面に第1内向きフランジ3を付設すると共に、該フランジ下方の主筒部分を小径の雌ねじ筒5に形成し、かつ主筒の中間部外面からは肩部6を介して大径雌ねじ筒7を垂下するキャップ状本体部材1と、
注出筒12下半を内外二重筒とすると共に、その内筒13a の外面ないし外筒13b の内面にねじ部を設けて該二重筒の間隙内へ上記主筒2上部を螺合可能となし、又内筒13a 下端からは上記螺合時に本体部材の第1内向きフランジ3上面へ水密に接する第2内向きフランジ14を介してカッター15を垂下する注出部材11と、 上記注出筒12の上部へ嵌合させたキャップ21と、
柔軟性に富む肉薄の袋状胴部42上端から上記小径雌ねじ筒5内へ螺合させる雄ねじ筒状口頸部43を起立し、該口頸部の口部を口頸部上端へ嵌着させた口蓋44の頂壁45で密閉する交換用ボトル41と、
上記大径雌ねじ筒7に螺合できる口頸部52を胴部上端から起立する、交換用ボトルよりも大径の耐久性ボトル51とからなり、
小径雌ねじ筒5に対して交換用ボトル41の口頸部43を、又主筒2上部に対して内外二重筒の内筒13a ないし外筒13b を、それぞれ螺合させ締付けることで口蓋頂壁上面の外周部は第1内向きフランジ3下面へ、又第2内向きフランジ14下面は第1内向きフランジ3上面へ、それぞれ水密に圧接すると共に、カッター15が口蓋44の頂壁45を破断して交換用ボトル41内と注出筒12の上部内とを連通可能となし、
又上記交換用ボトルを内部へ挿入させて、大径雌ねじ筒7に耐久性ボトル51の口頸部を螺合させた。
【0006】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に上記注出筒12上部とキャップ21との間に、ノズル付き栓31を介在させて、注出筒上端にノズル付き栓31を嵌合させ、ノズル32の上端開口面をキャップ21で開閉自在に閉塞させた。
【0007】
第3の手段として主筒62の下部を小径雌ねじ筒63に形成すると共に、該小径雌ねじ筒上方の主筒中間部からは内向きフランジ64を介してカッター65を垂下し、又主筒の中間部外面からは肩部66を介して大径雌ねじ筒67を垂下するボトル取付け部材61と、
柔軟性に富む肉薄の袋状胴部42上端から上記小径雌ねじ筒63内へ螺合させる雄ねじ筒状口頸部43を起立し、該口頸部の口部を口頸部上端へ嵌着させた口蓋44の頂壁45で密閉する交換用ボトル41と、
上記大径雌ねじ筒67に螺合できる口頸部52を胴部上端から起立する、交換用ボトルよりも大径の耐久性ボトル51と、
上記主筒の上部へ嵌合させたキャップ21とからなり、
上記小径雌ねじ筒63内へ、交換用ボトルの口頸部を螺合させることで、カッター65が口蓋44の頂壁45を破断して交換用ボトル内と主筒内とを連通すると共に、このとき口蓋44の頂壁上面外周部は内向きフランジ64下面へ水密に圧接可能となし、
又上記交換用ボトルを内部へ挿入させて、大径雌ねじ筒67に耐久性ボトル51の口頸部を螺合させた。
【0008】
第4の手段として、上記第3の手段を有すると共に上記主筒62上部とキャップ21との間に、ノズル付き栓31を介在させて、口筒上端にノズル付き栓31を嵌合させ、ノズル32の上端開口面をキャップ21で開閉自在に閉塞させた。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図1から図3が示す第1実施形態および図4が示す第2実施形態について説明すると、本発明容器は基本としてキャップ状本体部材と、注出部材と、キャップと、交換用ボトルと、耐久性ボトルとからなり、必要に応じて上記注出部材にノズル付き栓を嵌合させる。 キャップ状本体部材1は、主筒2の中間部内面に第1内向きフランジ3を有する。図示例では該フランジ内周からシール用筒4を垂下している。その第1内向きフランジ3下方の主筒部分の下部は小径の雌ねじ筒5に形成し、かつ主筒の中間部外面からは肩部6を介して大径雌ねじ筒7を垂下している。主筒の上部はその内外面のいずれか一方にねじ部を設ける。
【0010】
11は注出部材で、注出筒12下半を内外二重筒とすると共にその内筒13a の外面又は外筒13b の内面のいずれかの一方に上記ねじ部と螺合できるねじ部を設け、それ等二重筒間の間隙内へ上記主筒2上部を螺合可能とする。又その内筒下端には第2内向きフランジ14を付設し、該フランジ内周からカッター15を垂設する。図示例ではそのカッターを第2内向きフランジ内周から垂下する筒状とし、その筒下端を竹槍状に傾斜させてその下端を尖鋭とし、その傾斜面上端部分から筒上端まで割溝16を縦設している。
【0011】
キャップ21は上記注出筒12上部へ着脱自在に設けるものでよく、頂壁22外周から垂下する周壁24を注出筒 12の上部外面へ着脱自在に嵌合させている。
【0012】
図4が示す第2実施形態では注出筒上部にノズル付き栓31を嵌合させ、該栓のノズル32上端開口面をキャップ頂壁22の下面から垂設した筒部23で密閉するよう設けている。
【0013】
ノズル付き栓31は、注出筒上部内面へ水密に嵌合させた内筒33上端から外向きフランジを介して外筒34を垂設して該外筒を注出筒上部外面へ嵌合させ、又内筒上端から上内方へ突設したテーパ状部を介してノズル32を起立している。キャップ21は頂壁22外周から垂下する周壁24を上記外筒34外面へ着脱自在に嵌合させている。
【0014】
41は交換用ボトルで、柔軟性に富む肉薄の袋状胴部42上端から、既述本体部材の小径雌ねじ筒5内へ螺合可能な口頸部43を胴部上端から肩部を介して起立している。その口頚部上端には図3が示すように口蓋44を嵌合させ、その口蓋の頂壁45で口部を密閉する。図示例では頂壁中央部を有底筒状に凹陥して該凹陥部の周壁を口頸部内面へ水密に圧接させている。頂壁外周からは外周壁46を垂下し、口頸部の上端部外面へ緊密に嵌合させている。尚口頸部43の上部は小外径として、上記外周壁外径と口頸部外径とを同径としている。尚47は交換用ボトルのキャップである。
【0015】
51は耐久性ボトルで、既述本体部材1の大径雌ねじ筒7内へ、胴部上端から起立する口頸部52を螺合可能としている。該耐久性ボトル内に、既述交換用ボトル41を挿入可能とする。
【0016】
交換用ボトル41はそのキャップ47を外し、その口頸部を本体部材1の小径雌ねじ筒5内へ、又注出部材11の内外二重筒は、その内外両筒の間へ主筒2上部を、それぞれ螺合させる。その螺合締付けによって交換用ボトルの口蓋頂壁の外周部上面は、第1内向きフランジ3下面へ水密に接し、又注出部材内筒13a の下端に付設された第2内向きフランジ14は上記第1内向きフランジ3上面へ水密に接するよう設け、又それ等螺合の途中においてカッター15下端は口蓋の頂壁45に対して螺動し、よって頂壁45は一部を残して円形に切断され垂下して、図1が示すように開口し、交換用ボトル内と注出筒12の上部内とは連通する。
【0017】
次いで耐久性ボトル51を、該ボトル内へ交換用ボトル41の胴部を挿入させて、口頸部52を大径雌ねじ筒7内へ螺合させ、図1のように組付けを終了することが出来る。
【0018】
交換用ボトル41内の収納物の注出ないし流出は、キャップ21を外し、容器を傾け、或いは倒立させて行う。そのボトル内収納物、例えば液体はカッター15の下端傾斜開口面および割溝16内を通って注出筒12内に入り、該注出筒内から直接に、又はノズル付き栓31内を通って注出される。
【0019】
上記交換用ボトル内が空となれば、まず耐久性ボトル51を螺脱した後、次いで交換用ボトル41を外し、収納物を充填している新しい口蓋付きの交換用ボトルの口頸部を小径雌ねじ筒5に螺合させる。該螺合途中で口蓋44の頂壁45はカッター15で破断され、又螺合締付けの完了により口蓋頂壁45の上面外周部は第1内向きフランジ3下面へ圧接する。次いで耐久性ボトル51を装着する。
【0020】
図5と図6とは第3実施形態を、図7は第4実施形態を示す。これ等実施形態は、既述第1、第2実施形態におけるキャップ状本体部材1と注出部材11とを一体物として、ボトル取付け部材61としたものである。
【0021】
該部材は、主筒62を長く設けてその下部を小径雌ねじ筒63に形成すると共に、該筒上方の主筒中間部から内向きフランジ64を介してカッター65を垂下し、又主筒の中間部外面からは肩部66を介して大径雌ねじ筒67を垂下する。
【0022】
カッター65は、図示のように内向きフランジ64内周から保持筒68を垂下し、該保持筒下端から第1実施形態の場合と同様に設けたカッター65を垂下して形成してもよい。キャップ21、ノズル付き栓31、交換用ボトル41、耐久性ボトル51は第1、第2実施形態の場合と同じであり、よって同一符号を付することで説明を省略する。交換用ボトル取り替えの際も、第1実施形態の場合と同様に行うことが出来、よって説明は省略する。
【0023】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするもので、補充用の収納物を収納させた交換用ボトル41を、キャップ状本体部材1ないしボトル取付部材61の小径雌ねじ筒に螺合させて、その交換用ボトル内収納物を注出するようにし、そのボトル内収納物が空となった後、空となった交換用ボトルを廃棄して、新しい交換用ボトルに替えるように設けたから、従来行われていたように、ボトル内収納物を別のボトル内へ移し替えする必要がなく、よって収納物移し替えに伴って生じ易い、収納物の漏出、こぼれ等をなくすことが出来る。
【0024】
又交換用ボトル41の胴部は柔軟性に富む肉薄の袋状としたから、成形材料も少くてよく、その空となった交換用ボトルだけを廃棄するから、廃棄物を減少できる。
【0025】
交換用ボトル41は口蓋44で密閉してその口頸部を小径雌ねじ筒内へ螺合させるだけで、ないしは予め交換用ボトルを予め小径雌ねじ筒に螺合させておき、注出部材11の下半をキャップ状本体部材1の主筒上部へ螺合させるだけで、カッターにより口蓋頂壁を破断して開口させることが出来るから、上記螺合に先だち予め口蓋44を外さなくてもよく、よってその口蓋取外しの面倒がなく、又収納物を誤ってこぼすこともない。
【0026】
請求項1および2記載の場合のように、キャップ状本体部材1と注出部材11とを別部材とすることで、予めキャップ状本体部材1に交換用ボトル41を装着させた後、注出部材11をキャップ状本体部材1に螺合させて該螺合時にカッター15で交換用ボトル口頸部に嵌合させた口蓋頂壁を開口でき、よって交換用ボトル口頸部の螺合と口蓋頂壁破断による開口とを別々に行うことが出来、従ってそれ等操作を同時に行う場合に比べて確実かつ容易に行うことが出来る。
【0027】
請求項2および4の場合のようにノズル付き栓31を注出筒12ないし主筒62の上端部に嵌合させることで、液体注出が便利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明容器の断面図である。
【図2】 その容器の分解斜視図である。
【図3】 図1容器に使用する交換用ボトルの断面図である。
【図4】 実施形態を異にして示す容器の断面図である。
【図5】 更に実施形態を異にして示す容器の断面図である。
【図6】 図5容器主要部材の斜視図である。
【図7】 更に又実施形態を異にして示す容器の断面図である。
【符号の説明】
1…キャップ状本体部材 2…主筒
5…小径雌ねじ筒 7…大径雌ねじ筒
11…注出部材 15…カッター
31…ノズル付き栓 41…交換用ボトル
44…口蓋 51…耐久性ボトル
61…ボトル取付け部材 62…主筒
65…カッター
Claims (4)
- 主筒2の中間部内面に第1内向きフランジ3を付設すると共に、該フランジ下方の主筒部分を小径の雌ねじ筒5に形成し、かつ主筒の中間部外面からは肩部6を介して大径雌ねじ筒7を垂下するキャップ状本体部材1と、
注出筒12下半を内外二重筒とすると共に、その内筒13a の外面ないし外筒13b の内面にねじ部を設けて該二重筒の間隙内へ上記主筒2上部を螺合可能となし、又内筒13a 下端からは上記螺合時に本体部材の第1内向きフランジ3上面へ水密に接する第2内向きフランジ14を介してカッター15を垂下する注出部材11と、 上記注出筒12の上部へ嵌合させたキャップ21と、
柔軟性に富む肉薄の袋状胴部42上端から上記小径雌ねじ筒5内へ螺合させる雄ねじ筒状口頸部43を起立し、該口頸部の口部を口頸部上端へ嵌着させた口蓋44の頂壁45で密閉する交換用ボトル41と、
上記大径雌ねじ筒7に螺合できる口頸部52を胴部上端から起立する、交換用ボトルよりも大径の耐久性ボトル51とからなり、
小径雌ねじ筒5に対して交換用ボトル41の口頸部43を、又主筒2上部に対して内外二重筒の内筒13a ないし外筒13b を、それぞれ螺合させ締付けることで口蓋頂壁上面の外周部は第1内向きフランジ3下面へ、又第2内向きフランジ14下面は第1内向きフランジ3上面へ、それぞれ水密に圧接すると共に、カッター15が口蓋44の頂壁45を破断して交換用ボトル41内と注出筒12の上部内とを連通可能となし、
又上記交換用ボトルを内部へ挿入させて、大径雌ねじ筒7に耐久性ボトル51の口頸部を螺合させた
ことを特徴とする交換用ボトル付き容器。 - 上記注出筒12上部とキャップ21との間に、ノズル付き栓31を介在させて、注出筒上端にノズル付き栓31を嵌合させ、ノズル32の上端開口面をキャップ21で開閉自在に閉塞させた
ことを特徴とする、請求項1記載の交換用ボトル付き容器。 - 主筒62の下部を小径雌ねじ筒63に形成すると共に、該小径雌ねじ筒上方の主筒中間部からは内向きフランジ64を介してカッター65を垂下し、又主筒の中間部外面からは肩部66を介して大径雌ねじ筒67を垂下するボトル取付け部材61と、
柔軟性に富む肉薄の袋状胴部42上端から上記小径雌ねじ筒63内へ螺合させる雄ねじ筒状口頸部43を起立し、該口頸部の口部を口頸部上端へ嵌着させた口蓋44の頂壁45で密閉する交換用ボトル41と、
上記大径雌ねじ筒67に螺合できる口頸部52を胴部上端から起立する、交換用ボトルよりも大径の耐久性ボトル51と、
上記主筒の上部へ嵌合させたキャップ21とからなり、
上記小径雌ねじ筒63内へ、交換用ボトルの口頸部を螺合させることで、カッター65が口蓋44の頂壁45を破断して交換用ボトル内と主筒内とを連通すると共に、このとき口蓋44の頂壁上面外周部は内向きフランジ64下面へ水密に圧接可能となし、
又上記交換用ボトルを内部へ挿入させて、大径雌ねじ筒67に耐久性ボトル51の口頸部を螺合させた
ことを特徴とする交換用ボトル付き容器。 - 上記主筒62上部とキャップ21との間に、ノズル付き栓31を介在させて、口筒上端にノズル付き栓31を嵌合させ、ノズル32の上端開口面をキャップ21で開閉自在に閉塞させた
ことを特徴とする請求項3記載の交換用ボトル付き容器。
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