JP3874520B2 - 免疫測定用担体及びそれを用いた免疫測定用固相の調製方法 - Google Patents

免疫測定用担体及びそれを用いた免疫測定用固相の調製方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
従来より、抗原や抗体を免疫測定法により測定することが広く行なわれており、中でも固相の担体を用いる方法が広く用いられている。免疫測定法で用いる固相担体としては、ポリスチレン製のビーズや、マイクロプレートのウェル等が通常用いられている。
【0002】
しかしながら、ポリスチレン製のビーズや、マイクロプレートのウェル等に抗原や抗体等の免疫活性物質を固相化して行う従来の免疫測定方法では、免疫反応のためにおよそ30から180分、標識抗体との反応もおよそ30から180分必要であり、かなり時間がかかる。また、BF分離の際に用いる洗浄液は1000から10000μlと多量の洗浄液を必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本出願人は、先に特定の組成を有するガラス繊維から成る担体を用いることにより、免疫測定の時間を従来よりも大幅に短縮でき、かつ、用いる洗浄液や検体の量も従来よりも少なくすることができることを見出し、特許出願した(特願平8−277154号)。しかしながら、この方法では、ガラス繊維の組成に制限がある。また、この方法よりもさらに測定感度が向上すれば、好ましいことは言うまでもない。
【0004】
従って、本発明の目的は、ガラス繊維の組成にかかわりなく適用可能であり、かつ、ガラス繊維を用いた、先に開発した免疫測定用担体を用いた場合よりも測定感度を高くすることができる、新規な免疫測定用担体及びそれを用いた免疫活性物質の固相化方法を提供することである。
【0005】
本願発明者らは、鋭意研究の結果、ガラス繊維から成る免疫測定用担体を、水分含量が20v/v%以下である水溶性有機溶媒で処理してから免疫活性物質を固相化することにより、免疫測定の感度を大幅に向上させることができ、ひいては固相化する高価な免疫活性物質の量を大幅に減少させても所期の測定感度が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0006】
すなわち、本発明は、水分含量が20v/v%以下である水溶性有機溶媒で処理した後、乾燥させたガラス繊維から成る免疫測定用担体を提供する。また、本発明は、上記本発明の免疫測定用担体と、免疫活性物質とを接触させて該免疫活性物質を前記免疫測定用担体に固相化することから成る、免疫測定用固相の調製方法を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の免疫測定用担体を構成するガラス繊維の直径は特に限定されないが、0.1〜100μmが適当であり、0.5〜2.0μmが好ましい。また、ガラス繊維はどのような形態にあってもよいが、メンブレン状の形態にあるのものが利用し易く好ましい。この場合、メンブレンの目付重量は特に限定されないが90〜130g/m2 程度が適当であり、また、厚さも特に限定されないが0.3mmから0.6mm程度が適当である。ガラス繊維を構成するガラスの組成は限定されない。ガラスファイバーメンブレンはいくつか市販されており、市販のガラスファイバーメンブレンを本発明の免疫測定用担体として用いることができる。
【0008】
本発明で言う「水溶性有機溶媒」とは、水を10v/v%以上溶解することができる有機溶媒を意味し、好ましくは水を20v/v%以上溶解することができる有機溶媒である。本発明に用いることができる水溶性有機溶媒の好ましい例として、メタノール、エタノール、プロパノール(n-,iso-)、ブタノール(n-, sec-, tert-) 、のような炭素数1〜4の脂肪族アルコール、アセトンのような炭素数1〜4の脂肪族ケトンを挙げることができるが、これらに限定されるものではなく、上記した「水溶性有機溶媒」の定義に当てはまるものはいずれも用いることができる。また、複数の有機溶媒を混合して用いることも可能である。これらのうち、イソプロパノールが最も好ましい。なお、これらの水溶性有機溶媒は、水を全く含まない状態で使用するのが最も好ましいが、水をさらに10v/v%以上溶解することができるのであれば、水を含んでいてもよい。もっとも、水の量は少ないほど好ましく、本発明で用いられる水溶性有機溶媒の水分含量は20v/v%以下であり、好ましくは10v/v%以下である。
【0009】
水溶性有機溶媒による処理は、ガラス繊維から成る担体を水溶性有機溶媒中に浸漬したり、水溶性有機溶媒を噴霧し、又は、スピナー等を用いて塗布することにより行うことができる。処理は、水溶性有機溶媒が液体である状態を維持できるいずれの温度でも行うことができ、従って、室温で行うのが最も簡便である。
【0010】
処理後、ガラス繊維を乾燥させる。乾燥は、水溶性有機溶媒の除去が達成されればよく、通常、室温ないし120℃で30秒ないし20分間程度、好ましくは30秒ないし10分間程度行うことができる。また、乾燥は乾燥機内で行ってもよいが、乾燥時間を10分間以下にするのであれば、室内で行ってもよい。
【0011】
乾燥後、直ちに免疫活性物質を固相化する。乾燥後の担体を空気中に放置すると、空気中の水分が再度担体表面に付着するので、できるだけ速やかに固相化処理に移ることが好ましく、室内に放置する場合、水性有機溶媒による処理から固相化処理までの時間は10分間以下が好ましく、さらに好ましくは5分間以下である。なお、担体にリガンドを結合させる直前に水溶性有機溶媒処理を行うことが好ましいが、水溶性有機溶媒で処理したガラス繊維から成る担体を乾燥器内や真空包装内に収容して湿気を遮断することにより、保存や輸送が可能である。また、水溶性有機溶媒中に浸漬した状態で保存や輸送を行うことも可能である。
【0012】
担体に固相化される免疫活性物質(以下、「リガンド」ということがある)は、抗原抗体反応を行うことができるあらゆる物質を意味し、抗原及び抗体のみならず、それらの断片、例えばハプテンや抗体のFab フラグメント、F(ab')2 フラグメント等をも包含する。また、固相化は、リガンドを緩衝液中に溶解した溶液と担体とを接触させることにより行うことができる。この場合、固相化反応は、従来と同様、室温で15分間〜2時間程度、4℃なら一夜程度で行うことができる。また、固相化に用いるリガンド溶液の濃度は、リガンドの種類や測定すべき検体中の物質の種類や濃度に応じて適宜選択することが可能であるが、通常0.5〜200μg/ml程度である。
【0013】
本発明の免疫測定用担体は、固相担体を用いて行う免疫測定を行う方法のいずれにも用いることができ、これを用いた免疫測定方法自体は基本的に従来と同様である。すなわち、本発明の免疫測定用担体には、上記のようにリガンドを固相化する。このようなリガンドを本発明の免疫測定用担体に固相化したものは従来と同様、例えばサンドイッチ法等に用いることができる。
【0014】
サンドイッチ法に用いる場合、従来と同様、リガンドを固相化した本発明の担体を、カゼインやウシ血清アルブミン(BSA)等のタンパク質でブロッキング後、検体と反応させる。次いで、担体を洗浄後、第2抗体を反応させ、洗浄後、固相に残っている第2抗体を測定する。第2抗体の測定は、予め第2抗体を酵素、蛍光色素、ビオチン、放射性物質等で標識しておき、これらの標識を検出することにより行うことができる。なお、本発明の免疫測定用担体は、サンドイッチ法に限らず、リガンドを固相化して用いるあらゆる免疫測定に利用可能である。
【0015】
下記実施例に具体的に示されるように、ガラス繊維を水分含量が20v/v%以下である水溶性有機溶媒で処理することにより、免疫測定の感度が有意に上昇し、従って、同じ測定条件で同程度の感度を達成するのに必要なリガンドの量を有意に(例えば1/2〜1/100に)減少させることができる。リガンドは高価であるので、リガンドの量を減少できることは大きな利点である。
【0016】
水溶性有機溶媒による処理を行うことにより、なぜ免疫測定の感度が向上するのかは確認されていないが、おそらく有機溶媒が蒸発する際に、ガラス繊維の表面に付着している水が分離レベルで除去されるために、固相化できるリガンドの量が増大することに起因すると推測される。
【0017】
【実施例】
以下、実施例により、本発明をより具体的に説明する。もっとも、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
【0018】
実施例1
(1) ガラス繊維担体の処理
市販のガラス繊維メンブレン(アドバンテック社製ガラスファイバーメンブレンGA100、ガラス繊維の直径は0.8μm〜1.5μm、目付重量は110g/m2 、厚さは0.45mm、サイズは300mm×200mm)をイソプロパノール中に30秒間浸漬し、室温で5分間乾燥させた。直径6mmのディスク状に切断して、自動免疫測定装置(協和メデックス社製ID-1000 )の反応容器内の担体として使用した。
【0019】
(2) C型肝炎ウイルス(HCV)コア抗原の固相化
リガンドとして、アミノ酸40個から成るHCVコアペプチドを25μg/ml又は100μg/mlの濃度に0.01M PBS(pH7)で調製し、60μlを滴下、室温で30分間反応させた。続いて、80μlの市販のブロッキング剤(商品名ブロックエース)の50%溶液及び50%ヤギ血清(0.01M
PBS pH7で希釈)を滴下、室温で30分間反応させた。
【0020】
(3) 免疫測定
他の測定法で抗HCV抗体が陰性又は陽性である血清資料を50倍に希釈し、50μlを反応させた。反応は室温で2分間行い、続いて洗浄液50μlで洗浄後、ペルオキシダーゼ標識抗体希釈液50μlを滴下、室温で2分間反応後、洗浄液80μlを2回滴下してBF分離を行った。ペルオキシダーゼの基質としてテトラメチルベンジジン(TMB)の溶液を30μl滴下した。上記自動免疫測定装置からΔk/s値を得た。なお、Δk/s値は、協和メデックス社製ID-1000 により測定される値であり、通常の免疫測定法における吸光度にほとんど完全に対応している。従って、以下、Δk/s値を「吸光度」と記載する。結果を下記表1に示す。
【0021】
比較例1
イソプロパノールによる処理を行わなかったことを除き、実施例1と同じ操作を行った。結果を下記表1に示す。
【0022】
【表1】
Figure 0003874520
【0023】
表1に示されるように、陽性検体では、実施例1の方が比較例1よりも有意に吸光度が高く、一方、陰性検体では、むしろ実施例1の方が比較例1よりもやや吸光度が低くなっている。従って、実施例1の方が比較例1よりも測定感度が有意に高い。また、リガンドの濃度が25μg/mlの場合の実施例1における陽性検体の吸光度と、リガンド濃度100μg/mlの場合の比較例1における陽性検体の吸光度がほとんど同じであるから、同程度の測定感度を得るために必要なリガンドの量が、実施例1では比較例1の1/4でよい。
【0024】
実施例2
(1) ガラス繊維担体の処理
市販のガラス繊維メンブレン(ワットマン社製ガラスファイバーメンブレンGF/D、目付重量は120g/m2 、厚さは0.68mm、サイズは150mm×150mm)をアセトン中に60秒間浸漬し、室温で3分間乾燥させた。直径6mmのディスク状に切断して、自動免疫測定装置(協和メデックス社製ID-1000 )の反応容器内の担体として使用した。
【0025】
(2) ネイティブ梅毒抗原(TP)の固相化
リガンドを滴下する前処理として、プロパノール20μlを滴下、さらに純水を30μl滴下した。リガンドとして、ネイティブTP抗原を1μg/ml又は100μg/mlの濃度に0.01M PBS(pH7)で調製し、60μlを滴下、室温で30分間反応させた。続いて、80μlの市販のブロッキング剤(商品名ブロックエース)の50%溶液及び50%ヤギ血清(0.01M PBSpH7で希釈)を滴下、室温で30分間反応させた。
【0026】
(3) 免疫測定
免疫測定は実施例1と全く同様にして行った。結果を下記表2に示す。
【0027】
比較例2
アセトンによる処理を行わなかったことを除き、実施例2と同じ操作を行った。結果を下記表2に示す。
【0028】
【表2】
Figure 0003874520
【0029】
表2に示されるように、陽性検体では、実施例2の方が比較例2よりも有意に吸光度が高く、一方、陰性検体では、実施例2の方が比較例2よりも吸光度が低くなっている。従って、実施例2の方が比較例2よりも測定感度が有意に高い。また、リガンドの濃度が1μg/mlの場合の実施例2における陽性検体の吸光度と、リガンド濃度100μg/mlの場合の比較例2における陽性検体の吸光度がほとんど同じであるから、同程度の測定感度を得るために必要なリガンドの量が、実施例2では比較例2の約1/100でよい。
【0030】
【発明の効果】
本発明により、ガラス繊維を担体として用いた新規な免疫測定用担体及びそれを用いたリガンドの固相化方法が提供された。本発明によれば、ガラス繊維を水分含量が20v/v%以下である水溶性有機溶媒で処理することにより、この処理を行わない場合に比較して免疫測定の感度が有意に高まり、また、同程度の測定感度を得るためには固相化するリガンドの量を有意に減少できるという効果が奏される。また、マイクロタイタープレートのウェルやビーズを担体として用いる従来の免疫測定法と比較すると、本発明によれば、従来よりも短い時間で免疫測定を行うことができ、また、用いる洗浄液や検体の量も従来より少なくすることができる。

Claims (5)

  1. 水分含量が20v/v%以下である水溶性有機溶媒で処理した後、乾燥させたガラス繊維から成る免疫測定用担体。
  2. 前記水溶性有機溶媒は、炭素数1〜4の脂肪族アルコール又は脂肪族ケトンである請求項1記載の免疫測定用担体。
  3. 前記水溶性有機溶媒はプロパノール又はアセトンである請求項2記載の免疫測定用担体。
  4. ガラス繊維から成るメンブレンの形態にある請求項1ないし3のいずれか1項に記載の免疫測定用担体。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の免疫測定用担体と、免疫活性物質とを接触させて該免疫活性物質を前記免疫測定用担体に固相化することから成る、免疫測定用固相の調製方法。
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