JP3873384B2 - ガス調理器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はガス調理器の加熱制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の器具は特開平3−236518号公報に示す様なものが一般的であった。この器具は図13に示されている様にコンロバーナ16に鍋底温度センサー17を搭載し、「天ぷら」を設定した場合、油の温度調節をする様に構成されており、図14の制御回路の作動により鍋底温度が設定温度より高くなると図14のガスの制御経路の電磁弁18が閉じ、バイパスノズル19の最小流量となって弱燃焼となり、また、鍋底温度が設定温度より低下すると、前記電磁弁18が開成し、強燃焼となる様になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電磁弁による加熱制御方式では、HI−LOW制御なので、弱燃焼から瞬時に強燃焼に移行し、急激に炎が大きくなり、急激な炎の変化を意識的に使用者に喚起していないので、使用者に不安を与える恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、少なくとも弱燃焼から強燃焼に移行させる場合、流量制御機構を電動駆動とし、電動駆動装置の流量の変化速度を低速にし、もしくは、等速でも徐々に炎を変化させ、炎の急激な増加を抑える配慮をし、また、所定のキー入力操作をする事により、任意の特定動作を行う事ができる様にし、使用者に適切な説明をする事ができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明は各請求項に記載の構成によって実現することができる。すなわち請求項1に記載の発明は、鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する加熱制御手段と、鍋の温度を検知する温度検知手段と、調理モードを設定する調理モード設定手段と、電源をON/OFFする電源スイッチと、手動により火力調節を行う火力調節レバーを有し、前記加熱制御手段は、電動駆動手段と、前記電動駆動手段及び前記火力調節レバーにより駆動されて火力調節を行う流量調節手段と、前記加熱手段の燃焼検知を行う熱電対と、ガスの遮断を行う安全弁と、前記熱電対の熱起電力の状態から燃焼の有無を判別し、前記安全弁に電流を供給すると共に前記火力調節レバーに連係させた状態の前記電動駆動手段を作動させる制御回路とを備えているから、前記火力調節レバーを前記電動駆動手段で駆動させ、従来の電磁弁による火力制御では考えられなかった、急激な炎の変化がなく高齢者であっても安心して器具を使用できる。
【0006】
しかし本発明は一見普通のコンロと変わらず、使用者に説明が必要となるが、適切に説明ができないことがある。そこで本発明は一般の使用状態とは別途、説明用の器具動作を行うため、加熱制御手段は、調理モード設定手段にて予め設定された調理モードに対応して、温度検知手段からの出力と当該制御温度との相関で電動駆動手段を作動させ、かつ電源スイッチにて電源をONし、器具を動作中に前記調理モード設定手段の複数のキーを特定操作した場合、もしくは、前記調理モード設定手段の複数の特定キーを押した状態で、前記電源スイッチにて電源をONすると、前記調理モード設定手段にて予め設定された調理モードと異なった特定動作、すなわち請求項3に示すように定期的に前記火力調節レバーが強弱の往復運動を繰り返す、また指定位置に一度のみ移動する等を行う構成としたから、説明動作を調理モードで選択可能とし、説明場所に応じて説明動作を変化させ、使用者に炎の変化する状態を確認、理解してもらうことができる。
【0007】
また請求項4に示すように特定動作は燃焼を継続させるため、熱電対の熱起電力の状態から燃焼の有無を判別し、安全弁に電流を供給する制御回路を作動させ、火力調節レバーを電動駆動手段で強位置と弱位置の間繰り返しの往復動作を行う(以下特定動作1という)構成としたものであり、実際に燃焼させながら、炎の変化を確認できる。この場合実際に燃焼させることから少なくとも、生ガス防止用の種火安全装置は作動させて、説明時であっても、安全を確保する配慮を行った。
【0008】
さらに請求項5に示すように特定動作は非燃焼で制御回路を作動させる目的で、熱電対の熱起電力の状態から燃焼の有無を判別し、安全弁に電流を供給する制御回路を一時的に機能停止させ、火力調節レバーを電動駆動手段で強位置と弱位置の間繰り返しの往復動作を行う(以下特定動作2という)構成としたものであり、ガスが使用できない説明場所においても、前記火力調節レバーが、前記電動駆動手段により自動的に可動する事により、説明が可能となる。なお、可動させた場合、燃焼させないことから、種火安全装置を一時的に停止させ、説明動作を長くできる配慮をした。
【0009】
一方、請求項2に記載の発明は、鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する加熱制御手段と、鍋の温度を検知する温度検知手段と、調理モードを設定する調理モード設定手段と、制御回路に電源を供給する乾電池と、手動により火力調節を行う火力調節レバーを有し、前記加熱制御手段は、電動駆動手段と、前記電動駆動手段及び前記火力調節レバーにより駆動されて火力調節を行う流量調節手段と、前記加熱手段の燃焼検知を行う熱電対と、ガスの遮断を行う安全弁と、前記熱電対の熱起電力の状態から燃焼の有無を判別し、前記安全弁に電流を供給すると共に前記火力調節レバーに連係させた状態の前記電動駆動手段を作動させる制御回路と、前記制御回路に設けた前記乾電池の電圧を計測する電圧検知部とを備えたから、前記火力調節レバーを前記電動駆動手段で駆動させ、従来の電磁弁による火力制御では考えられなかった、急激な炎の変化がなく高齢者であっても安心して器具を使用できる。
【0010】
しかし本発明は一見普通のコンロと変わらず、使用者に説明が必要となるが、適切に説明ができないことがある。そこで本発明は、前記加熱制御手段は、前記調理モード設定手段にて予め設定された調理モードに対応して、前記温度検知手段からの出力と当該制御温度との相関で前記電動駆動手段を動作させ、かつ前記電圧検知部の測定電圧が、前記乾電池の電圧範囲から逸脱して高い電圧と判定した場合、前記調理モード設定手段にて予め設定された調理モードと異なった特定動作、すなわち請求項3に示すように定期的に前記火力調節レバーが強弱の往復運動を繰り返す、また指定位置に一度のみ移動する等を行う構成としたものであり、前記乾電池収納部の電極両端に、電池電圧より高い電圧を印可させることにより、説明モードとさせることができ、使用者に容易に理解してもらえる。また説明モードも説明場所の状態により調理モード設定手段により選択できる。
【0011】
また特定動作は請求項4に示すように燃焼を継続させるため、熱電対の熱起電力の状態から燃焼の有無を判別し、安全弁に電流を供給する制御回路を作動させ、火力調節レバーを電動駆動手段で強位置と弱位置の間繰り返しの往復動作を行わす(特定動作1)を行う構成としたものであり、前記乾電池の収納部の電極両端に、電池電圧より高い電圧を印可させることにより、説明モードとさせることができる。また説明モードも説明場所の状態により前記調理モード設定手段により選択でき、燃焼可能場所での説明用として、実際に燃焼させながら、炎の変化を確認できる。この場合実際に燃焼させることから少なくとも、生ガス防止用の種火安全装置は作動させて、説明時であっても、安全を確保する配慮を行った。
【0012】
さらに特定動作は請求項5に示すように非燃焼で制御回路を作動させる目的で、熱電対の熱起電力の状態から燃焼の有無を判別し、安全弁に電流を供給する制御回路を一時的に機能停止させ、火力調節レバーを電動駆動手段で強位置と弱位置の間繰り返しの往復動作を行わす(特定動作2)を行う構成としたものであり、前記乾電池の収納部の電極両端に、電池電圧より高い電圧を印可させることにより、説明モードとさせることができる。また説明モードも説明場所の状態により前記調理モード設定手段により選択でき、ガスが使用できない説明場所においても、前記火力調節レバーが、前記電動駆動手段により自動的に可動する事により説明が可能となる。なお、可動させた場合、燃焼させないことから、種火安全装置を一時的に停止させ、説明動作を長くできる配慮をした。
【0013】
さらに特定動作は請求項6に示すように火力調節レバーを電動駆動手段で強位置と弱位置の中間位置の移動を1回のみ行う(以下特定動作3という)を行う構成としたものであり、製造工程で、無人で、前記電動駆動手段が正常動作しているかの確認が容易にでき、また、中間位置の流量を測定することにより、前記電動駆動手段の位置精度を判別できる作用を有する。
【0014】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0015】
図1は請求項1、請求項2、請求項4、請求項5の一実施例のガス調理器のマイコン処理の構成を示すブロック図である。図1において、1は鍋を加熱する加熱手段、2は前記加熱手段1を制御する加熱制御手段、3は鍋の温度を検知する温度検知手段、4は調理モードを設定する調理モード設定手段、6は電源5をON/OFFする電源スイッチ、7は手動により火力調節を行う火力調節レバー7である。前記加熱制御手段2は、電動駆動手段8と、前記電動駆動手段8及び前記火力調節レバー7により駆動されて火力調節を行う流量調節手段9と、前記加熱手段1の燃焼検知を行う熱電対11と、ガスの遮断を行う安全弁12と、前記熱電対11の熱起電力の状態から燃焼の有無を判別し、前記安全弁に電流を供給すると共に、火力調節レバー7に連係させた状態の前記電動駆動手段8を作動させる制御回路10とを備えている。前記制御回路10は、前記調理モード設定手段4にて予め設定された調理モードに対応して、前記温度検知手段3からの出力と当該制御温度との相関で前記電動駆動手段8を動作させるように構成してあり、また加熱制御手段2は前記電源スイッチ6にて電源5をONし、器具を動作中に前記調理モード設定手段4の複数のキーを特定操作した場合、もしくは、前記調理モード設定手段4の複数の特定キーを押した状態で、前記電源スイッチ6にて電源5をONすると、前記調理モード設定手段4にて予め設定された調理モードと異なった、特定動作、例えば定期的に前記火力調節レバー7が強弱の往復運動を繰り返す、また指定位置に一度のみ移動する等を行う構成としてある。
【0016】
図2、図3は請求項1の一実施例のフローチャートであり、図2は、器具動作中に3つの特定キーが正しく入力されると特定動作を行う場合で、S1で電源スイッチがONされたことが判断されるとS2へ進み、S2で安全弁をONさせS3へ進み、S3で調理を開始しS4へ進み、S4で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS5へ進み、S5で安全弁をOFFし、S6へ進み、S6で調理を終了する。
【0017】
S4で電源スイッチがOFFでなければ、S7へ進み、S7で特定動作モードかどうかを判断し、特定動作モードでなければS9へ進み、S9で調理を継続し、S10へ進み、S10でキー入力有りかどうかを判断し、キー入力がなければS4へ戻り、S4からの処理を繰り返す。S10でキー入力有りならば、S11へ進み、S11で特定キー有りカウンタを1つアップ(初めてのキー入力なのでカウンタは0から1に変わる)し、S12へ進み、S12で特定キー有りカウンタが1かどうか判断し、特定キー有りカウンタが1ならばS17へ進み、S17で入力されたキーが特定キー1かどうか判断し、特定キー1でなければS18へ進み、S18で特定キー有りカウンタをクリア(ここでは1から0)し、S4へ戻り、S4からの処理を繰り返す。
【0018】
S17で入力されたキーが特定キー1ならば、S4へ戻り、S4からの処理を繰り返し、再びS10でキー入力有りと判断されるとS11へ進み、S11で特定キー有りカウンタを1つアップ(1から2)し、S12へ進み、S12で特定キー有りカウンタが1でないと判断し、S13へ進み、S13で特定キー有りカウンタが2かどうか判断し、特定キー有りカウンタが2ならばS14へ進み、S14で入力されたキーが特定キー2かどうか判断し、特定キー2でなければS18へ進み、S18で特定キー有りカウンタをクリア(ここでは2から0)し、S4へ戻り、S4からの処理を繰り返す。
【0019】
S14で入力されたキーが特定キー2ならば、S4へ戻り、S4からの処理を繰り返し、みたびS10でキー入力有りと判断されるとS11へ進み、S11で特定キー有りカウンタを1つアップ(2から3)し、S12へ進み、S12で特定キー有りカウンタが1でないと判断し、S13へ進み、S13で特定キー有りカウンタが2でないと判断し、S15へ進み、S15で入力されたキーが特定キー3かどうか判断し、特定キー3でなければS18へ進み、S18で特定キー有りカウンタをクリア(ここでは3から0)し、S4へ戻り、S4からの処理を繰り返す。
【0020】
S15で入力されたキーが特定キー3ならば、S16へ進み、S16で調理モードを特定動作モードに変更し、S4へ戻り、S4で電源スイッチがOFFでなければ、S7へ進み、S7で特定動作モードと判断し、S8へ進み、S8で特定動作を実行し、S4へ戻り、S4で電源スイッチOFFと判断されるまで、S4、S7、S8の処理を繰り返し、特定動作を実行する。
【0021】
図3は、複数の特定キーが押された状態で電源スイッチがONされると特定動作を行う場合で、S19で電源スイッチがONされたことが判断されるとS20へ進み、S20で安全弁をONさせS21へ進み、S21でキー入力有りかどうかを判断し、キー入力がなければS23へ進み、キー入力があればS22へ進み、S22で入力されたキーが複数の特定キーの組み合わせかどうか判断し、複数の特定キーの組み合わせでなければS23へ進み、S23で調理モードに設定し、S24へ進み、S24で調理を実行させ、S25へ進み、S25で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS29へ進み、S29で安全弁をOFFし、S30へ進み、S30で調理を終了する。S25で電源スイッチがOFFでなければ、S24へ戻り、S24からの処理を繰り返し、S25で電源スイッチがOFFと判断されるまで調理を実行する。
【0022】
S22で入力されたキーが複数の特定キーの組み合わせならばS26へ進み、S26で特定動作モードに設定し、S27へ進み、S27で特定動作を実行し、S28へ進み、S28で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS29へ進み、S29で安全弁をOFFし、S30へ進み、S30で特定動作を終了する。S28で電源スイッチがOFFでなければ、S27へ戻り、S27からの処理を繰り返し、S28で電源スイッチOFFと判断されるまで特定動作を実行する。
【0023】
図4、図5は請求項4の一実施例のフローチャートであり、図4は、器具動作中に3つの特定キーが正しく入力され、熱電対起電力があれば特定動作を行う場合である。S31で電源スイッチがONされたことが判断されるとS32へ進み、S32で安全弁をONさせS33へ進み、S33で調理を開始しS34へ進み、S34で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS35へ進み、S35で安全弁をOFFし、S36へ進み、S36で調理を終了する。
【0024】
S34で電源スイッチがOFFでなければ、S37へ進み、S37で熱電対起電力有りかどうかを判断し、熱電対起電力がなければS35へ進み、S35で安全弁をOFFし、S36へ進み、S36で調理を終了する。S37で熱電対起電力があれば、S38へ進み、S38で特定動作モードかどうかを判断し、特定動作モードでなければS40へ進み、S40で調理を継続し、S41へ進み、S41でキー入力有りかどうかを判断し、キー入力がなければS34へ戻り、S34からの処理を繰り返す。
【0025】
S41でキー入力有りならば、S42へ進み、S42で特定キー有りカウンタを1つアップ(初めてのキー入力なのでカウンタは0から1に変わる)し、S43へ進み、S43で特定キー有りカウンタが1かどうか判断し、特定キー有りカウンタが1ならばS48へ進み、S48で入力されたキーが特定キー1かどうか判断し、特定キー1でなければS49へ進み、S49で特定キー有りカウンタをクリア(ここでは1から0)し、S34へ戻り、S34からの処理を繰り返す。
【0026】
S48で入力されたキーが特定キー1ならば、S34へ戻り、S34からの処理を繰り返し、再びS41でキー入力有りと判断されるとS42へ進み、S42で特定キー有りカウンタを1つアップ(1から2)し、S43へ進み、S43で特定キー有りカウンタが1でないと判断し、S44へ進み、S44で特定キー有りカウンタが2かどうか判断し、特定キー有りカウンタが2ならばS45へ進み、S45で入力されたキーが特定キー2かどうか判断し、特定キー2でなければS49へ進み、S49で特定キー有りカウンタをクリア(ここでは2から0)し、S34へ戻り、S34からの処理を繰り返す。
【0027】
S45で入力されたキーが特定キー2ならば、S34へ戻り、S34からの処理を繰り返し、みたびS41でキー入力有りと判断されるとS42へ進み、S42で特定キー有りカウンタを1つアップ(2から3)し、S43へ進み、S43で特定キー有りカウンタが1でないと判断し、S44へ進み、S44で特定キー有りカウンタが2でないと判断し、S46へ進み、S46で入力されたキーが特定キー3かどうか判断し、特定キー3でなければS49へ進み、S49で特定キー有りカウンタをクリア(ここでは3から0)し、S34へ戻り、S34からの処理を繰り返す。S46で入力されたキーが特定キー3ならば、S47へ進み、S47で調理モードを特定動作モードに変更し、S34へ戻り、S34で電源スイッチがOFFでなければ、S37へ進み、S37で熱電対起電力有りならばS38へ進み、S38で特定動作モードと判断し、S39へ進み、S39で特定動作1を実行し、S34へ戻り、S34で電源スイッチOFFまたは、S37で熱電対起電力がないと判断されるまで、S34、S37、S38、S39の処理を繰り返し、特定動作1を実行する。
【0028】
図5は、複数の特定キーが押された状態で電源スイッチがONされると、熱電対起電力が有る間、特定動作を行う場合である。S50で電源スイッチがONされたことが判断されるとS51へ進み、S51で安全弁をONさせS52へ進み、S52でキー入力有りかどうかを判断し、キー入力がなければS54へ進み、キー入力があればS53へ進み、S53で入力されたキーが複数の特定キーの組み合わせかどうか判断し、複数の特定キーの組み合わせでなければS54へ進み、S54で調理モードに設定し、S55へ進み、S55で調理を実行させ、S56へ進み、S56で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS62へ進み、S62で安全弁をOFFし、S63へ進み、S63で調理を終了する。
【0029】
S56で電源スイッチがOFFでなければ、S57へ進み、S57で熱電対起電力有りかどうか判断し、熱電対起電力がなければS62へ進み、S62で安全弁をOFFし、S63へ進み、S63で調理を終了する。S57で熱電対起電力が有りならばS55へ戻り、S55からの処理を繰り返し、S56で電源スイッチがOFFまたはS57で熱電対起電力がないと判断されるまで調理を実行する。
【0030】
S53で入力されたキーが複数の特定キーの組み合わせならばS58へ進み、S58で特定動作モードに設定し、S59へ進み、S59で特定動作1を実行し、S60へ進み、S60で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS62へ進み、S62で安全弁をOFFし、S63へ進み、S63で特定動作1を終了する。S60で電源スイッチがOFFでなければ、S61へ進み、S61で熱電対起電力有りかどうか判断し、熱電対起電力がなければS62へ進み、S62で安全弁をOFFし、S63へ進み、S63で特定動作1を終了する。S61で熱電対起電力が有りならばS59へ戻り、S59からの処理を繰り返し、S60で電源スイッチがOFFまたはS61で熱電対起電力がないと判断されるまで特定動作1を実行する。
【0031】
図6、図7は請求項5の一実施例のフローチャートであり、図6は、器具動作中に3つの特定キーが正しく入力されると安全弁をOFFさせたうえで特定動作を行う場合である。S64で電源スイッチがONされたことが判断されるとS65へ進み、S65で安全弁をONさせS66へ進み、S66で調理を開始しS67へ進み、S67で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS68へ進み、S68で安全弁をOFFし、S69へ進み、S69で調理を終了する。
【0032】
S67で電源スイッチがOFFでなければ、S70へ進み、S70で特定動作モードかどうかを判断し、特定動作モードでなければS72へ進み、S72で熱電対起電力有りかどうかを判断し、熱電対起電力がなければS68へ進み、S68で安全弁をOFFし、S69へ進み、S69で調理を終了する。S72で熱電対起電力があればS73へ進み、S73で調理を継続し、S74へ進み、S74でキー入力有りかどうかを判断し、キー入力がなければS67へ戻り、S67からの処理を繰り返す。
【0033】
S74でキー入力有りならば、S75へ進み、S75で特定キー有りカウンタを1つアップ(初めてのキー入力なのでカウンタは0から1に変わる)し、S76へ進み、S76で特定キー有りカウンタが1かどうか判断し、特定キー有りカウンタが1ならばS82へ進み、S82で入力されたキーが特定キー1かどうか判断し、特定キー1でなければS83へ進み、S83で特定キー有りカウンタをクリア(ここでは1から0)し、S67へ戻り、S67からの処理を繰り返す。
【0034】
S82で入力されたキーが特定キー1ならば、S67へ戻り、S67からの処理を繰り返し、再びS74でキー入力有りと判断されるとS75へ進み、S75で特定キー有りカウンタを1つアップ(1から2)し、S76へ進み、S76で特定キー有りカウンタが1でないと判断し、S77へ進み、S77で特定キー有りカウンタが2かどうか判断し、特定キー有りカウンタが2ならばS78へ進み、S78で入力されたキーが特定キー2かどうか判断し、特定キー2でなければS83へ進み、S83で特定キー有りカウンタをクリア(ここでは2から0)し、S67へ戻り、S67からの処理を繰り返す。
【0035】
S78で入力されたキーが特定キー2ならば、S67へ戻り、S67からの処理を繰り返し、みたびS74でキー入力有りと判断されるとS75へ進み、S75で特定キー有りカウンタを1つアップ(2から3)し、S76へ進み、S76で特定キー有りカウンタが1でないと判断し、S77へ進み、S77で特定キー有りカウンタが2でないと判断し、S79へ進み、S79で入力されたキーが特定キー3かどうか判断し、特定キー3でなければS83へ進み、S83で特定キー有りカウンタをクリア(ここでは3から0)し、S67へ戻り、S67からの処理を繰り返す。
【0036】
S79で入力されたキーが特定キー3ならば、S80へ進み、S80で調理モードを特定動作モードに変更し、S81へ進み、S81で安全弁をOFFし、S67へ戻り、S67で電源スイッチがOFFでなければ、S70へ進み、S70で特定動作モードと判断し、S71へ進み、S71で特定動作2を実行し、S67へ戻り、S67で電源スイッチOFFと判断されるまで、S67、S70、S71、の処理を繰り返し、特定動作2を実行する。
【0037】
図7は、複数の特定キーが押された状態で電源スイッチがONされると、安全弁をOFFしたうえで特定動作を行う場合である。S84で電源スイッチがONされたことが判断されるとS85へ進み、S85で安全弁をONさせS86へ進み、S86でキー入力有りかどうかを判断し、キー入力がなければS88へ進み、キー入力があればS87へ進み、S87で入力されたキーが複数の特定キーの組み合わせかどうか判断し、複数の特定キーの組み合わせでなければS88へ進み、S88で調理モードに設定し、S89へ進み、S89で調理を実行させ、S90へ進み、S90で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS96へ進み、S96で安全弁をOFFし、S97へ進み、S97で調理を終了する。
【0038】
S90で電源スイッチがOFFでなければ、S91へ進み、S91で熱電対起電力有りかどうか判断し、熱電対起電力がなければS96へ進み、S96で安全弁をOFFし、S97へ進み、S97で調理を終了する。S91で熱電対起電力有りならばS89へ戻り、S89からの処理を繰り返し、S90で電源スイッチがOFFまたはS91で熱電対起電力がないと判断されるまで調理を実行する。
【0039】
S87で入力されたキーが複数の特定キーの組み合わせならばS92へ進み、S92で特定動作モードに設定し、S93へ進み、S93で安全弁をOFFし、S94へ進み、S94で特定動作2を実行し、S95へ進み、S95で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS96へ進み、S96で安全弁をOFFし、S97へ進み、S97で特定動作2を終了する。S95で電源スイッチがOFFでなければS94へ戻り、S94からの処理を繰り返し、S95で電源スイッチがOFFと判断されるまで特定動作2を実行する。
【0040】
図8は請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6の一実施例のガス調理器のマイコン処理の構成を示すブロック図であり、鍋を加熱する加熱手段1と、前記加熱手段1を制御する加熱制御手段2と、鍋の温度を検知する温度検知手段3と、調理モードを設定する調理モード設定手段4と、制御回路に電源を供給する乾電池13と、乾電池収納部14と、電源スイッチ6と、手動により火力調節を行う火力調節レバー7を有する。前記加熱制御手段2は、電動駆動手段8と、前記電動駆動手段8及び前記火力調節レバー7により駆動されて火力調節を行う流量調節手段9と、前記火力調節レバー7に連係させた状態の前記電動駆動手段8を作動させる制御回路10と、前記加熱手段1の燃焼検知を行う熱電対11と、ガスの遮断を行う安全弁12を有する。前記制御回路10は熱電対11の熱起電力の状態から燃焼の有無を判別し、前記安全弁12に電流を供給するようになっており、この制御回路10は乾電池13の電圧を計測する電圧検知部15を備え、前記加熱制御手段2は、前記調理モード設定手段4にて予め設定された調理モードに対応して、前記温度検知手段3からの出力と当該制御温度との相関で前記電動駆動手段8を作動させる制御回路10と、前記電圧検知部15の測定電圧が、前記乾電池13の電圧範囲から逸脱して高い電圧と判定した場合、前記調理モード設定手段4にて予め設定された調理モードと異なった、特定動作(定期的に前記火力調節レバーが強弱の往復運動を繰り返す、また指定位置に一度のみ移動する等)を行う加熱制御手段を有する構成となっている。
【0041】
図9は請求項2の一実施例のフローチャートであり、乾電池電圧を逸脱する電源電圧があれば特定動作を行う場合で、S98で電源スイッチがONされたことが判断されるとS99へ進み、S99で安全弁をONさせS100へ進み、S100で電源電圧が所定電圧より大きいかどうかを判断し、所定電圧より小さければS101へ進み、S101で調理モードに設定し、S102へ進み、S102で調理を実行させ、S103へ進み、S103で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS107へ進み、S107で安全弁をOFFし、S108へ進み、S108で調理を終了する。
【0042】
S103で電源スイッチがOFFでなければ、S102戻り、S102からの処理を繰り返し、S103で電源スイッチがOFFと判断されるまで調理を実行する。
【0043】
S100で電源電圧が所定電圧より大きければS104へ進み、S104で特定動作モードに設定し、S105へ進み、S105で特定動作3を実行し、S106へ進み、S106で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS107へ進み、S107で安全弁をOFFし、S108へ進み、S108で特定動作3を終了する。S106で電源スイッチがOFFでなければS105へ戻り、S105からの処理を繰り返し、S106で電源スイッチがOFFと判断されるまで特定動作3を実行する。
【0044】
図10は請求項4の一実施例のフローチャートであり、乾電池電圧を逸脱する電源電圧があれば、熱電対起電力が有る間、特定動作を行う場合で、S109で電源スイッチがONされたことが判断されるとS110へ進み、S110で安全弁をONさせS111へ進み、S111で電源電圧が所定電圧より大きいかどうかを判断し、所定電圧より小さければS112へ進み、S112で調理モードに設定し、S113へ進み、S113で調理を実行させ、S114へ進み、S114で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS120へ進み、S120で安全弁をOFFし、S121へ進み、S121で調理を終了する。
【0045】
S114で電源スイッチがOFFでなければ、S115へ進み、S115で熱電対起電力有りかどうか判断し、熱電対起電力がなければS120へ進み、S120で安全弁をOFFし、S121へ進み、S121で調理を終了する。S115で熱電対起電力が有りならばS113へ戻り、S113からの処理を繰り返し、S114で電源スイッチがOFFまたはS115で熱電対起電力がないと判断されるまで調理を実行する。
【0046】
S111で電源電圧が所定電圧より大きければS116へ進み、S116で特定動作モードに設定し、S117へ進み、S117で特定動作4を実行し、S118へ進み、S118で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS120へ進み、S120で安全弁をOFFし、S121へ進み、S121で特定動作4を終了する。S118で電源スイッチがOFFでなければ、S119へ進み、S119で熱電対起電力有りかどうか判断し、熱電対起電力がなければS120へ進み、S120で安全弁をOFFし、S121へ進み、S121で特定動作4を終了する。S119で熱電対起電力が有りならばS117へ戻り、S117からの処理を繰り返し、S118で電源スイッチがOFFまたはS119で熱電対起電力がないと判断されるまで特定動作4を実行する。
【0047】
図11は請求項5の一実施例のフローチャートであり、乾電池電圧を逸脱する電源電圧があれば、安全弁をOFFしたうえで特定動作を行う場合で、S122で電源スイッチがONされたことが判断されるとS123へ進み、S123で安全弁をONさせS124へ進み、S124で電源電圧が所定電圧より大きいかどうかを判断し、所定電圧より小さければS125へ進み、S125で調理モードに設定し、S126へ進み、S126で調理を実行させ、S127へ進み、S127で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS133へ進み、S133で安全弁をOFFし、S134へ進み、S134で調理を終了する。
【0048】
S127で電源スイッチがOFFでなければ、S128へ進み、S128で熱電対起電力有りかどうか判断し、熱電対起電力がなければS133へ進み、S133で安全弁をOFFし、S134へ進み、S134で調理を終了する。S128で熱電対起電力有りならばS126へ戻り、S126からの処理を繰り返し、S127で電源スイッチがOFFまたはS128で熱電対起電力がないと判断されるまで調理を実行する。
【0049】
S124で電源電圧が所定電圧より大きければS129へ進み、S129で特定動作モードに設定し、S130へ進み、S130で安全弁をOFFし、S131へ進み、S131で特定動作5を実行し、S132へ進み、S132で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS133へ進み、S133で安全弁をOFFし、S134へ進み、S134で特定動作5を終了する。S132で電源スイッチがOFFでなければS131へ戻り、S131からの処理を繰り返し、S132で電源スイッチがOFFと判断されるまで特定動作5を実行する。
【0050】
図12は請求項6の一実施例のフローチャートであり、乾電池電圧を逸脱する電源電圧があれば、1回だけ特定動作を行う場合で、S135で電源スイッチがONされたことが判断されるとS136へ進み、S136で安全弁をONさせS137へ進み、S137で電源電圧が所定電圧より大きいかどうかを判断し、所定電圧より小さければS138へ進み、S138で調理モードに設定し、S139へ進み、S139で調理を実行させ、S140へ進み、S140で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS146へ進み、S146で安全弁をOFFし、S147へ進み、S147で調理を終了する。
【0051】
S140で電源スイッチがOFFでなければ、S141へ進み、S141で熱電対起電力有りかどうか判断し、熱電対起電力がなければS146へ進み、S146で安全弁をOFFし、S147へ進み、S147で調理を終了する。S141で熱電対起電力が有りならばS139へ戻り、S139からの処理を繰り返し、S140で電源スイッチがOFFまたはS141で熱電対起電力がないと判断されるまで調理を実行する。
【0052】
S137で電源電圧が所定電圧より大きければS142へ進み、S142で特定動作モードに設定し、S143へ進み、S143で特定動作6を実行し、S144へ進み、S144で電源スイッチがOFFかどうかを判断し、OFFならばS146へ進み、S146で安全弁をOFFし、S147へ進み、S147で特定動作6を終了する。S144で電源スイッチがOFFでなければ、S145へ進み、S145で熱電対起電力有りかどうか判断し、熱電対起電力がなければS146へ進み、S146で安全弁をOFFし、S147へ進み、S147で特定動作6を終了する。S145で熱電対起電力が有りならばS144へ戻り、S144からの処理を繰り返し、S144で電源スイッチがOFFまたはS145で熱電対起電力がないと判断されるまでS144、S145の処理を実行する。
【0053】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、言葉では理解し難い説明を、実際の器具を使用して、実際にその部分の動作を見て頂く事ができるので、使用者に理解し易いという有利な効果が得られる。また、ガスの無い所でも示威動作を行う事ができるので、販売店店頭等でも説明する事ができ、アピール度向上という有利な効果が得られる。また、製造工程で示威動作を行う事により、製造検査の自動化ができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜3のガス調理器のマイコン処理の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例1のガス調理器のマイコン処理を示すフローチャート
【図3】同実施例1のガス調理器のマイコン処理を示すフローチャート
【図4】本発明の実施例2のガス調理器のマイコン処理を示すフローチャート
【図5】同実施例2のガス調理器のマイコン処理を示すフローチャート
【図6】本発明の実施例3のガス調理器のマイコン処理を示すフローチャート
【図7】同実施例3のガス調理器のマイコン処理を示すフローチャート
【図8】本発明の実施例4〜7のガス調理器のマイコン処理の構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施例4のガス調理器のマイコン処理を示すフローチャート
【図10】本発明の実施例5のガス調理器のマイコン処理を示すフローチャート
【図11】本発明の実施例6のガス調理器のマイコン処理を示すフローチャート
【図12】本発明の実施例7のガス調理器のマイコン処理を示すフローチャート
【図13】従来のガス調理器の外観図
【図14】従来のガス調理器の加熱制御部の概略図
【符号の説明】
1 加熱手段
2 加熱制御手段
3 温度検知手段
4 調理モード設定手段
5 電源
6 電源スイッチ
7 火力調節レバー
8 電動駆動手段
9 流量調節手段
10 制御回路
11 熱電対
12 安全弁
13 乾電池
14 電池収納部
15 電圧検知部
16 コンロバーナ
17 鍋底温度センサー
18 電磁弁
19 バイパスノズル
Claims (6)
- 鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する加熱制御手段と、鍋の温度を検知する温度検知手段と、調理モードを設定する調理モード設定手段と、電源をON/OFFする電源スイッチと、手動により火力調節を行う火力調節レバーを有し、前記加熱制御手段は、電動駆動手段と、前記電動駆動手段及び前記火力調節レバーにより駆動されて火力調節を行う流量調節手段と、前記加熱手段の燃焼検知を行う熱電対と、ガスの遮断を行う安全弁と、前記熱電対の熱起電力の状態から燃焼の有無を判別し、前記安全弁に電流を供給すると共に前記火力調節レバーに連係させた状態の前記電動駆動手段を作動させる制御回路とを備え、また前記加熱制御手段は、前記調理モード設定手段にて予め設定された調理モードに対応して、前記温度検知手段からの出力と当該制御温度との相関で前記電動駆動手段を動作させ、かつ前記電源スイッチにて電源をONし、器具を動作中に前記調理モード設定手段の複数のキーを特定操作した場合、もしくは、前記調理モード設定手段の複数の特定キーを押した状態で、前記電源スイッチにて電源をONすると、前記調理モード設定手段にて予め設定された調理モードと異なった特定動作を行う構成としたガス調理器。
- 鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する加熱制御手段と、鍋の温度を検知する温度検知手段と、調理モードを設定する調理モード設定手段と、制御回路に電源を供給する乾電池と、電源をON/OFFする電源スイッチと、手動により火力調節を行う火力調節レバーを有し、前記加熱制御手段は、電動駆動手段と、前記電動駆動手段及び前記火力調節レバーにより駆動されて火力調節を行う流量調節手段と、前記火力調節レバーに連係させた状態の前記電動駆動手段を作動させる制御回路と、前記加熱手段の燃焼検知を行う熱電対と、ガスの遮断を行う安全弁と、前記熱電対の熱起電力の状態から燃焼の有無を判別し、前記安全弁に電流を供給する制御回路と、前記制御回路に設けた乾電池の電圧を計測する電圧検知部とを備え、前記加熱制御手段は、前記調理モード設定手段にて予め設定された調理モードに対応して、前記温度検知手段からの出力と当該制御温度との相関で前記電動駆動手段を作動させ、かつ前記電圧検知部の測定電圧が、前記乾電池の電圧範囲から逸脱して高い電圧と判定した場合、前記調理モード設定手段にて予め設定された調理モードと異なった特定動作を行う構成としたガス調理器。
- 特定動作は定期的に火力調節レバーが強弱の往復運動を繰り返す、また指定位置に一度のみ移動する動作とした請求項1または2記載のガス調理器。
- 特定動作は燃焼を継続させるため、熱電対の熱起電力の状態から燃焼の有無を判別し、安全弁に電流を供給する制御回路を作動させ、火力調節レバーを電動駆動手段で強位置と弱位置の間の繰り返し往復動作を行う動作とした請求項1または2記載のガス調理器。
- 特定動作は非燃焼で制御回路を作動させる目的で、熱電対の熱起電力の状態から燃焼の有無を判別し、安全弁に電流を供給する制御回路を一時的に機能停止させ、火力調節レバーを電動駆動手段で強位置と弱位置の間の繰り返し往復動作を行う動作とした請求項1または2記載のガス調理器。
- 特定動作は火力調節レバーを前記電動駆動手段で強位置と弱位置の中間位置の移動を1回のみ行う動作とした請求項2項記載のガス調理器。
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JP (1) | JP3873384B2 (ja) |
-
1997
- 1997-07-30 JP JP20409797A patent/JP3873384B2/ja not_active Expired - Lifetime
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