JP3872687B2 - 宅桝内での光ファイバーケーブルの固定方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、地中埋設管、特に下水道管を経由して宅桝(建屋毎に付設される下水桝を言う。以下同じ)に引き込まれる光ファイバケーブルを、宅桝内に固定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ある地域に光通信網を構築するに当たり、地下埋設管の一つである下水道管を活用することによって、所謂FTTH(Fiber to the Home)を実現できる方法が最近開発されている。この方法は、下水道本管と、宅桝の排水を下水道本管に導く下水道支管とを利用するもので、まず、複数本の光ファイバケーブル牽引用呼び線を収納したプラスチック製のガイド管を下水道本管に敷設する。このガイド管は、下水道本管とその支管が合流する合流点毎に分岐部を備え、その分岐部において、前記の牽引用呼び線をガイド管から分岐させ、その先端に呼び子と称する牽引補助具を取り付けて分岐部近傍に待機させる。一方、牽引用呼び線の他端には、光ファイバケーブルを接続させて置く。
【0003】
宅桝内に光ファイバケーブルを引き込むに際しては、先端にフックを取り付けた牽引索を、宅桝の地表開放口から当該宅桝が接続されている下水道支管に差し込み、小型テレビカメラなどで監視しながら、前記の合流点近傍で待機している牽引用呼び線の呼び子を、牽引索先端のフックに係合させて牽引し、これによって光ファイバケーブルを宅桝内に引き込むことができる。
なお、ガイド管の分岐部から下水道支管を経由して宅桝内に延びる光ファイバケーブルは、典型的には、フレキシブルステンレススチールチューブ(以下これを便宜的にフレキシ外套管と呼ぶ)によって外套され、このフレキシ外套管は適宜の間隔で下水道支管内に配置された固定部材の助けをかりて、下水道支管の天井部に張設される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上に説明した光通信網構築方法によれば、下水道管を利用してFTTHを実現することができるが、フレキシ外套管で外套された状態で宅桝内に引き込まれた光ファイバケーブルは、宅桝の排水機能を損なわないように、これを宅桝内に配設しなければならない。そしてまた、宅桝に引き込まれた光ファイバケーブルは、適宜な箇所でフレキシ外套管の外套を外して建屋の成端箱に接続させるが、その光ファイバケーブルには万一の障害発生に対処できるよう、余長を残しておくのが通例であるから、余長の収納場所を用意しなければならない。
従って、本発明の目的は、宅桝内に引き込まれたフレキシ外套管で外套された光ファイバーケーブルを、排水機能に支障なく宅桝内に配設でき、しかも光ファイバケーブルの余長を宅桝内に収容しておくことができる方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明が提案する方法の一つは、フレキシ外套管で外套された光ファイバケーブルが引き込まれる宅桝が、標準桝である場合に適用される方法であって、その方法は、フレキシ外套管に外套されて宅桝内に引き込まれた光ファイバケーブルを、宅桝の屋内排水出口を避けて桝内壁に沿ってフレキシ外套管ごと直立させると共にこれをクランプにて桝内壁に遊びを設けて固定し、フレキシ外套管の外套を解いた光ファイバケーブルの余長を、宅桝の内径に相当する直径でループ状に巻き取り、この巻き取り余長を前記排水出口より上位の位置で宅桝の内周壁に複数個のクランプで固定することを特徴とする。
ここで、標準桝とは、図1にその側面図が示されるように、宅桝の内径が一様である桝を意味し、換言すれば、宅桝の頂部から、下水道支管に接続される底部まで、桝の内壁が垂直である桝を意味する。
【0006】
本発明が提案する方法の他の一つは、フレキシ外套管に外套された光ファイバケーブルが引き込まれる宅桝が、ドロップ桝である場合に適用される方法であって、ドロップ桝とは、図2にその側面図が示されるように、宅桝の内径が底部で減少している桝を意味し、換言すれば、桝の周壁で窄まる狭隘部を桝底部に有し、当該狭隘部より上位では桝の周壁が直立し、狭隘部の最下端で下水道支管と連通する宅桝を意味する。
ドロップ桝に適用される本発明の方法は、ドロップ桝の狭隘部最下端から桝周壁の直立部まで、宅桝の屋内排水出口を避けて内壁に沿って上方に延びる誘導パイプに、光ファイバケーブルを外套しているフレキシ外套管を挿通させて前記の誘導パイプを宅桝内壁に固定し、この誘導パイプの上端から延びているフレキシ外套管の外套が解かれた光ファイバケーブルの余長を、宅桝の内径に相当する直径でループ状に巻き取り、この巻き取り余長を前記排水出口より上位の位置で宅桝の内周壁に複数個のクランプで固定することを特徴とする。
【0007】
さらに本発明の方法を実施するに際しては、フレキシ外套管又は誘導パイプを宅桝内壁に固定している最上位のクランプと、そのクランプから上方に延びるフレキシ外套管の先端付近に取り付けた固定材との間に、圧縮状態にある付勢部材を介在させることにより、当該付勢部材の回復力を利用して、地中埋設管内に張設されたフレキシ外套管に張力を付与することができる。これを実現するために、誘導パイプを用いない場合は、フレキシ外套管と、これを内壁に留める最上位のクランプとの間には、遊びが設けられる(図7参照)。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に沿って本発明の実施の形態を説明する。
図1は、フレキシ外套管で外套された光ファイバケーブルを、標準桝タイプの宅桝の内壁に固定すると共に、フレキシ外套管の外套を解かれた光ファイバケーブルの余長を、当該宅桝の内周壁に固定した実施例を示し、符号1は光ファイバケーブルを、符号2はそのフレキシ外套管をそれぞれ示す。
フレキシ外套管は光ファイバーケーブルの最小曲げ半径よりも大きい最小曲げ半径を有するものを使用し、光ファイバーケーブルの通信に支障を来たさないようにする。
フレキシ外套管で外套された光ファイバケーブルは、下水道支管3の天井部を這って標準桝内に引き込まれるが、その光ファイバケーブルは、フレキシ外套管と共に標準桝の内壁に沿って立ち上げられる。立ち上げ箇所は、標準桝に接続される屋内排水管4の出口を横切らない箇所が選ばれ、立ち上げ距離は排水の影響を受けないように、前記排水管4と同レベル又はそれより上位が通常選ばれる。標準桝の内壁に沿って立ち上げたフレキシ外套管は、1個又はそれ以上の適宜なクランプ5により桝内壁に固定される。固定に際しては、フレキシ外套管を上方に牽引した状態で固定することが好ましく、具体例は後述する。フレキシ外套管のクランプには任意の形状のクランプが使用できるが、一般には、図4〜図5に示すような片サドル型または両サドル型のプラスチック製(例えば、塩化ビニル製)又はステンレススチール製ビス止めクランプが使用される。
【0009】
標準桝の内壁にほぼ直立状態で固定されたフレキシ外套管内の光ファイバケーブルは、最上位のクランプの位置より上方でフレキシ外套管の外套が解かれ、外套管から露呈した光ファイバケーブルの長さを、建屋の成端箱まで届く長さに余長を加えた寸法に整える。そして、光ファイバケーブルの余長部分は、標準桝の内径に相当する直径でループ状に巻き取り、この巻き取り余長6を複数個の適当なクランプ7によって標準桝の内周壁に固定する。
なお、当面は光ファイバケーブルを成端箱に接続させる必要がない場合には、将来接続させるのに必要な長さを若干上回る長さの光ファイバケーブルが、上記した余長部分と同様に、ループ状に巻き取られて標準桝の内周壁に固定される。
巻き取り余長を標準桝の内周壁に固定する手段としては、任意の形状のクランプが使用できるが、一般には、図4〜図5に示すような片サドル型または両サドル型のプラスチック製(例えば、塩化ビニル製)又はステンレススチール製ビス止めクランプが使用される。
【0010】
図2は、フレキシ外套管で外套された光ファイバケーブルを、ドロップ桝タイプの宅桝の内壁に固定すると共に、フレキシ外套管の外套を解かれた光ファイバケーブルの余長を、当該宅桝の内周壁に固定した実施例を示し、符号1は光ファイバケーブルを、符号2はそのフレキシ外套管をそれぞれ示す。
ドロップ桝は、図1に示す標準桝とは相違して、下水道支管3に接続される桝底部に桝内径が窄まる狭隘部8を有している。このため、下水道支管の天井部を這ってドロップ桝に引き込まれたフレキシ外套管を、そのまま上方に牽引したのでは、桝の内壁に沿わせることができない。従って、本発明では、フレキシ外套管が桝内で立ち上がる部分に、誘導パイプを使用する。
すなわち、ドロップ桝狭隘部8の最下端から桝周壁の直立部まで、桝の内壁に沿って立ち上がる誘導パイプ9を配設する。パイプ9を配設する箇所には、標準桝に接続される屋内排水管4の出口を横切らない箇所が選ばれ、パイプ9の上端は、前記排水管4と同レベル程度とするのが通例である。なお、符号10は、誘導パイプ9の屈曲部に設けたエルボを示し、エルボを使用することによって誘導パイプ9をドロップ桝の内壁に沿わせて立ち上げることができる。誘導パイプ9の材質としては、プラスチック製(例えば、塩化ビニル製)又はステンレススチール製が使用され、またフレキシブルな構造のものも使用できる。フレキシブル誘導パイプの場合はその配設にエルボは不要となる。
【0011】
誘導パイプ9には、下水道支管3の天井部を這ってドロップ桝内に引き込まれたフレキシ外套管を挿通し、1個又はそれ以上のクランプ5にて誘導パイプ9を宅桝の周壁に固定する。誘導パイプ9の宅桝周壁への固定には、図4〜図5に示すような片サドル型または両サドル型のビス止めクランプ(プラスチック製又はステンレススチール製)が使用できる。誘導パイプから上方に延びるフレキシ外套管内の光ファイバケーブルは、フレキシ外套管2にステンレススチール製のバンド(図示略)を装着できる領域に残してフレキシ外套管の外套を解くことが好ましい。誘導パイプの頂部に残されたフレキシ外套管2に張力を加えて、ステンレススチール製バンドを装着し、これを誘導パイプの頂部に当接させておけば、宅桝内に引き込まれたフレキシ外套管の弛緩を予防することができるからである。
フレキシ外套管2の外套を解いた光ファイバケーブル1は、上記した標準桝の場合と同様、建屋の成端箱まで届く長さに余長を加えた寸法に整えられる。そして、光ファイバケーブル1の余長部分は、標準桝の内径に相当する直径でループ状に巻き取り、この巻き取り余長6を複数個の適当なクランプ7によって標準桝の内周壁に固定する。固定具としては、任意の形状のクランプが使用できるが、一般には、図4〜図5に示すような片サドル型または両サドル型のプラスチック製(例えば、塩化ビニル製)又はステンレススチール製ビス止めクランプを使用される。
なお、ドロップ桝に使用する誘導パイプ9を、図1に示す標準桝に使用することは任意であって、その場合には、当然のことながら誘導パイプにエルボを設ける必要がない。
【0012】
図3は、本発明の方法を適用したドロップ桝タイプの宅桝を上部から俯瞰した場合の図面であって、この図面では、光ファイバケーブルの巻き取り余長6が、4個のクランプ7によってドロップ桝の周壁に固定された状態が示されている。図中、符号3は下水道支管を、符号8はドロップ桝の狭隘部を示し、符号9は桝内で立ち上がる誘導パイプを、符号10はそのエルボ部を示す。また、符号11は屋内排水管出口である。
なお、図3は水平断面が円形であるドロップ桝を示しているが、その水平断面は矩形であっても差し支えない。同様にして、本発明の適用される標準桝も、その水平断面が円形であるか、矩形であるかを問わない。
本発明において、光ファイバケーブル1、フレキシ外套管2、誘導パイプ9の巻き取り余長などを宅桝内壁に固定する手段としては、既述したように、図4に示す片サドル型のクランプと、図5に示す両サドル型クランプのいずれもが使用可能である。しかし、両サドル型クランプに比較して片サドル型クランプは、宅桝内壁への固着が1本のビスで可能であるので、作業効率の点で好ましい。クランプを宅桝内壁に固着する際のビスには、図6に示すように宅桝内壁を貫通しない長さのビスが選択されることは勿論である。
【0013】
宅桝内に立ち上げたフレキシ外套管2またはこれが挿通している誘導パイプ9を、クランプ5にて宅桝内壁に固定するに当たっては、外套管に張力を付与できる点で次のような方策を採用することが好ましい。この態様は図6〜図8に示される。
図7は、フレキシ外套管2の上端近傍にネジ止めされた固定材21と、フレキシ外套管を宅桝内壁に固定するクランプ5(複数個のクランプを使用する場合、通常、このクランプは最上位に位置する)との間に、付勢手段であるバネ鋼20を介在させて、フレキシ外套管2に張力を付与する例を示すものである。作業手順は、先ずフレキシ外套管2をクランプ5にて宅桝内壁に遊びを設けて固定した後、このクランプより上方に延びるフレキシ外套管にバネ鋼20および固定材21をこの順に挿嵌させる。次いで、バネ鋼20をクランプ5側に圧縮し、この圧縮状態を保持させたまま固定材21をネジ22でフレキシ外套管に固定する。
【0014】
図8は、誘導パイプ9が使用されている事例を示し、誘導パイプの上端を宅桝内壁に固定するクランプ5(複数個のクランプを使用する場合、通常、このクランプは最上位に位置する)と、フレキシ外套管2の上端近傍にネジ止めされた固定材21との間に、付勢手段であるバネ鋼20を介在させて、フレキシ外套管2に張力を付与する例を示している。この事例の作業手順も図7の場合と同様であって、フレキシ外套管が挿通している誘導パイプ9を先ずクランプ5にて宅桝内壁に固定した後、誘導パイプ内から延びるフレキシ外套管に、バネ鋼20および固定材21をこの順に挿嵌させる。次いで、バネ鋼20をクランプ5側に圧縮し、この圧縮状態を保持させたまま固定材21をネジ22でフレキシ外套管に固定する。
上記したような取り付け方法を採用することによって、フレキシ外套管には、圧縮バネのような付勢部材の働きで図6に示すように常時張力が付与される結果、フレキシ外套管が下水道支管内で弛緩するのを効果的に予防することができる。
なお、図7及び図8には、フレキシ外套管の末端に端部具23をネジ22で取り付け、光ファイバーケーブル1とフレキシ外套管2との隙間に、例えば、樹脂モルタルなどのような封止剤を充填した態様が示されている。この態様を採用すると、水の流入や虫の侵入を防止できる。
【0015】
【作用】
本発明によれば、宅桝内にフレキシ外套管により外套された状態で引き込まれた光ファイバーケーブルを、建屋の成端箱に接続するか否かに拘わりなく、その余長を宅桝内に固定収納して置くことができ、これによって宅桝の排水機能が損なわれることがない。また、本発明を利用すれば、フレキシ外套管を用いて宅桝内に固定するため、下水道支管内での光ファイバーケーブルを保護することもできる。
従って、下水道管を利用した光通信網を構築する際に本発明の方法を併用すれば、各宅桝までの光ファイバケーブルの配線を、一工事で済ますことができる利点もある。
また、フレキシ外套管に付勢手段を取り付けた場合には、この付勢手段によってフレキシ外套管に張力が常時加わるので、フレキシ外套管が地中埋設管内で弛緩するのを長期的に防止することができ、従って、地中埋設管路内の排水機能が損なわれることがない。そして、フレキシ外套管内の光ファイバーケーブルには、直接張力が働かない構造となっているので、引張クリープなどによる光ファイバーケーブルの破損は皆無となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を標準桝タイプの宅桝に適用した場合の宅桝の垂直断面図である。
【図2】本発明の方法をドロップ桝タイプの宅桝に適用した場合の宅桝の垂直断面図である。
【図3】本発明の方法をドロップ桝タイプの宅桝に適用した場合の宅桝の俯瞰図である。
【図4】本発明の方法で使用可能な片サドル型クランプの斜視図である。
【図5】本発明の方法で使用可能な両サドル型クランプの斜視図である。
【図6】本発明の方法を宅桝内に適用した場合の垂直断面図である。
【図7】フレキシ外套管に張力を付与する構造を示すフレキシ外套管端部の正面図である。
【図8】フレキシ外套管に張力を付与する構造を示す誘導パイプ端部及びフレキシ外套管端部の正面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバーケーブル
2 光ファイバケーブルの外套管
3 下水道支管
4 屋内排水管
5 クランプ
6 巻き取り余長
7 クランプ
8 ドロップ桝の狭隘部
9 誘導パイプ
10 エルボ部
11 屋内排水管出口
20 付勢手段
21 固定材
22 ネジ
23 端部具
24 封止剤
Claims (4)
- 地中埋設管内を経由して内径が底まで一様な標準桝タイプの宅桝に引き込まれる光ファイバーケーブルを、その外套管であるフレキシブルステンレススチールチューブと共に、宅桝への屋内排水管の合流口を避けて宅桝の内壁に沿って立ち上げてこれを少なくとも1個のクランプで宅桝内壁に固定し、前記外套管の外套を解かれた光ファイバーケーブルの余長を、桝の内径に相当する直径でループ状に巻き取り、この巻き取り余長を、前記合流口より上位の位置で、複数個のクランプを介して桝の内壁に固定する宅桝内での光ファイバーケーブルの固定方法。
- 地中埋設管内を経由してドロップ桝タイプの宅桝に引き込まれる光ファイバーケーブルを、その外套管であるフレキシブルステンレススチールチューブと共に、ドロップ桝の狭隘部最下端から桝周壁の直立部まで、宅桝の屋内排水管出口を避けて桝内壁に沿って上方に延びる誘導パイプに挿通させ、誘導パイプを少なくとも1個のクランプにて宅桝内壁に固定し、前記パイプの上端から延びて前記の外套管の外套を解いた光ファイバケーブルの余長を桝の内径に相当する直径でループ状に巻き取り、この巻き取り余長を、前記合流口より上位の位置で、複数個のクランプを介して桝内壁に固定する宅桝内での光ファイバーケーブルの固定方法。
- 宅桝内に立ち上げた外套管を、クランプにて宅桝内壁に固定するに際し、最上位のクランプにて外套管を宅桝内壁に遊びを設けて固定した後、最上位のクランプより上方に延びる外套管に付勢部材と固定材とを挿嵌させ、外套管に張力が付与されるように前記付勢部材を、最上位のクランプと前記固定材との間に圧縮状態に保持して前記固定材を外套管の上端に固定することを特徴とする請求項1記載の宅桝内での光ファイバーケーブルの固定方法。
- 宅桝内に立ち上げた誘導パイプを、クランプにて宅桝内壁に固定するに際し、最上位のクランプにて誘導パイプを宅桝内壁に固定した後、最上位のクランプより上方に延びる外套管に付勢部材と固定材とを挿嵌させ、外套管に張力が付与されるように前記付勢部材を、最上位のクランプと前記固定材との間に圧縮状態に保持して前記固定材を外套管の上端に固定することを特徴とする請求項2記載の宅桝内での光ファイバーケーブルの固定方法。
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