JP3872502B1 - 携帯情報通信装置、携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム及び携帯情報通信装置用外部入出力ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 付属ディスプレイパネルの画素を制御するディスプレイ制御手段にデジタル表示信号を出力するデータ処理手段を備えた携帯情報通信装置において、データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき、外部ディスプレイ手段を含む周辺装置に対して外部表示信号を送信するインターフェース手段を設けた上で、データ処理手段とインターフェース手段とが相俟って、高解像度の外部表示信号を該インターフェース手段から送信する機能を実現できるような構成とする。
【選択図】図1
Description
また、携帯電話機によっては、パソコンでの画面イメージに近いレイアウトで表示するレンダリングモードを有する場合もあるが、通常、パソコン向けウェブページは、最低でもVGA(Video Graphics Array)サイズ(水平画素数×垂直画素数=640×480画素)の画面で閲覧されることを想定して作成するため、このレンダリングモードでは、水平スクロールを何度も繰り返さなければウェブページの全体を閲覧することができず、したがって、ウェブページの全容を理解することに支障が生じる。
また、付属ディスプレイの画面解像度が最大でもQVGAである携帯電話機でテレビ番組を視聴する場合、できる限り大きな画面で視聴するために横置き(水平画素数×垂直画素数=320×240画素)とすることが通常であるが、その場合でも、テレビ放送が前提とする有効走査線の数(=垂直画素数。アナログテレビ放送の場合、480本)は付属ディスプレイの画面垂直解像度(240画素)より大きいため、画素を間引いて表示する必要がある。特に、デジタルテレビ放送においては、有効走査線数(垂直画素数)に加えて、有効水平画素数も規定されているが、最も解像度の小さい480i方式の場合でも水平画素数×垂直画素数=720×480画素、いわゆる「フルハイビジョン方式」である1080i方式においては1920×1080画素であって、いずれにせよ、付属ディスプレイの画面解像度が最大でもQVGAである携帯電話機では、十分なテレビチューナ機能及び表示機能を有するテレビジョン受像機(以下、テレビ受像機と略記する)によってテレビ放送信号を適切に処理した場合に表示される本来の解像度を有する画像(以下、テレビ放送における本来画像と略記する)を全画面表示することはできず、それより解像度の低い画質の劣った画像しか表示できない。
また、最近では、テレビチューナを内蔵しディスプレイでテレビ番組が視聴できる機能を有する、いわゆる「AV(Audio Visual)パソコン」が販売されるようになってきているが、このようなパソコンとテレビチューナ付き携帯電話機を併用する場合、外出時や移動時にはテレビチューナ付き携帯電話機でテレビ番組を視聴し、自宅や自室では「AVパソコン」で視聴するという使い分けが行われる。
このため、データ通信やデータ処理のニーズが電子メールの送受信やウェブページの閲覧等に限られるような多数のユーザーにとって、上記のように、長文の電子メールを読んだり、パソコン向けウェブページを閲覧したりする際の、付属ディスプレイの画面サイズ・解像度が小さいことに起因する不便さを解消するためだけに別途パソコンを所有することは、経済的に不合理である。
一方、携帯情報通信装置のデータ処理手段は、汎用的な用途には必ずしも向いていないとは言え、付属ディスプレイに画像を表示するための表示データ処理機能については、表示画面が小さいということを除けば、パソコンにおけるCPU等のプロセッサの機能に匹敵する。それにもかかわらず、上記のようなパソコンと携帯情報通信装置との使い分けを行うとすれば、同種のものに二重投資を行うことになり、結果として少なくとも一方の稼働率の低下をもたらすため、資源の効率的な利用の観点からも好ましくない。
第一種:携帯情報通信装置と大画面外部ディスプレイ装置を何らかの接続ユニットを介して接続するタイプ
第二種:携帯情報通信装置と大画面外部ディスプレイ装置は直接的に接続されるが、その代わり、大画面外部ディスプレイ装置としては、携帯情報通信装置から受信した表示データに各種の処理を施す機能を有する画像表示装置が使用されるタイプ
第三種:携帯情報通信装置と大画面外部ディスプレイ装置は直接的に接続され、しかも、大画面外部ディスプレイ装置としては、携帯情報通信装置との間での何らかのインターフェース手段は備えていることを除けば、テレビモニタ等の汎用的なディスプレイが用いられるタイプ
これらの特許文献で開示される技術においては、携帯情報通信装置とは別にパソコンを用いる必要はないが、その代わりに、別途、プロセサ(特許文献1の場合)、CPU(特許文献2の場合)、読出制御回路(特許文献3の場合)、表示制御手段(特許文献4の場合)といった、何らかの表示データ処理手段を備えた接続ユニットが必要である。これらの表示データ処理手段は、大画面外部ディスプレイ装置の画面に文字や画像を表示するためだけの機能を有するものであり、パソコンにおけるCPU等のプロセッサやOS等のソフトウェアのように汎用的な用途に使われるものではない。このため、これらの表示データ処理手段を備えた何らかの接続ユニットはパソコンよりも価格が安くなって、それを所有するための経済的な負担はパソコンを併用する場合より小さくなる可能性はある。
このタイプの技術においては、パソコンやそれに準ずるような接続ユニットは不要であるが、今度は、大画面外部ディスプレイ装置として、テレビ受像機のような汎用的なディスプレイ装置をそのままでは使用できず、制御系(マイクロコンピュータ)(特許文献5の場合)、制御部15(特許文献6の場合。無線電話機側の制御部10とは別)、高精細変換部や表示処理部(特許文献7の場合)、拡大回路や表示回路(特許文献8の場合)あるいやCPU(特許文献9の場合)といった表示データ処理手段を備えた画像表示装置を使用しなければならない。
なお、特許文献6においては、第三種の技術も開示されており、その場合には、無線電話機側の制御部10が付加的な表示データ処理機能を有することになり、大画面外部ディスプレイ装置(携帯型表示器)側の制御部15は、コネクタ端子13から入力された表示データを携帯型表示器の液晶ディスプレイに送るだけであって、表示データ処理機能は有さなくなる。これについては、第三種の技術について説明する箇所で再び説明する。
これにより、付属ディスプレイでは自らの画面解像度に相当する部分だけを切り出した部分画像しか表示できなかったり、画素を間引くことによって画質を落とした全体画像しか表示できなかったりした画像を、大画面外部ディスプレイにおいては、その本来の解像度のままの全体画像として表示できるようになる。また、特に、水平方向の画素数が付属ディスプレイの画面水平解像度より大きい画像を大画面外部ディスプレイ装置に表示する機能を有する場合には、一行あたりに表示できる文字数を増やすことができ、その結果、長文の電子メールであっても、何行にもわたって表示され、垂直スクロールを何度も繰り返さなければならないということはなくなる。また、それらの効果が総合されることにより、パソコン向けウェブページも、大画面外部ディスプレイ装置において、パソコンの画面イメージとして実現されるレイアウトで閲覧できるようになる。
実際、特許文献11においては、制御部17が表示部11と近傍通信部18の双方を制御することが開示されているが、表示部11に情報量の少ない画面イメージが、近傍通信部18との間でデータの送受信を行うデジタルテレビ2に情報量の多い画面イメージが、それぞれ表示されるために、前記制御部17がどのような機能を有するのかについての開示は全くない。一方、特許文献10においては、表示操作部が、(デジタル)テレビ受像機への信号出力を制御していることが示唆されているが、そもそも、携帯電話機側のディスプレイにおける画面イメージの表示がどのように行われるかについての開示は全くない。
しかしながら、そこで開示されている付加機能は、あくまでも、前記「TV出力機能」又は「AV出力機能」を有する携帯電話機で実現しているような拡大表示機能と、文字の表示に関わる機能に限定されている。このため、特許文献6において開示されている技術だけでは、例えば、携帯情報通信装置の付属ディスプレイでは部分画像や画質を落とした全体画像しか表示できなかった画像を、大画面外部ディスプレイ装置において、その本来の解像度のままの全体画像として表示することできない。したがって、特許文献6において開示されている技術は、付属ディスプレイの画面解像度よりも解像度が大きい画像を大画面外部ディスプレイ装置に表示する機能を有する携帯情報通信装置を提供するという課題を全面的に解決ものとは言えない。
第一に、表示制御回路21が表示データを簡易型液晶表示パネル23とモニタ端子25に振り分けて送る際の、その振り分けの機構が不明である。特許文献12には、「表示データのコンテンツが‥‥‥に対応する場合には」又は「表示データの送出先が‥‥‥を指示する場合には」という記載があるが、この「対応」がどのような機構によって判断され、「指示」がどのような機構によって実現されるのかは全く開示されていない。
第二に、モニタ端子25にCRT表示器24が接続されずに携帯電話機が単独で使用されている状況で、「CRT表示器24に対応する」表示データが表示制御回路21に入力に入力された場合、簡易型液晶表示パネル23にどのような画像が表示されるのかが不明である。仮に、そのような場合に、簡易型液晶表示パネル23に全く画像が表示されないのであれば、ユーザーの利便性を損なうし、逆に、例えば、簡易型液晶表示パネル23には部分像が表示されて、スクロール操作によって全画像を見ることができるとすれば、それを実現するための機構が全く開示されていない。
したがって、特許文献12において開示されている技術も、付属ディスプレイの画面解像度よりも解像度が大きい画像を大画面外部ディスプレイ装置に表示する機能を有する携帯情報通信装置を提供するという課題を解決するものではない。
しかしながら、ここで電話機の内部備えられているプロセサ50は、CPU50a、グラフィックプロセサ、サウンドプロセサ及びDMAプロセサ等の各種プロセサや、入出力ポートを含むような高級なものである。しかも、大画面外部ディスプレイにビデオ信号を出力する際には、画像処理はもっぱらプロセサ50が担い、その際、電話機側のCPU36は、プロセサ50におけるCPU50aからの要求に基づいて、キー入力情報やHTMLコンテンツデータの受け渡しを担うだけであり、画像処理に関する限り、携帯電話機をパソコンと併用し、該携帯電話機はネットワークへの接続のためだけに携帯情報通信装置の無線通信手段を使用する場合と同様の使用状況となる。
したがって、特許文献13において開示されている技術は、第三種の技術に分類されるとはいえ、「不合理な二重投資」と「非効率的な資源利用」という問題は、第一種又は第二種の技術と大差がない。
なお、本「明細書」及び「特許請求の範囲」でいう「デジタル表示信号」には、後で詳述する「ビットマップデータ」等のデジタル画像データに直接対応した信号だけでなく、デジタル画像データの生成(描画)を命令する描画命令のデジタル信号も含む。
また、本「明細書」及び「特許請求の範囲」でいう「外部表示信号」とは、周辺装置における高解像度外部ディスプレイ手段がそれを受信して適切に処理することにより画像を表示することが可能であるような信号を意味する。そして、表示信号、画像データファイル又は動画信号を「適切に処理する」とは、高解像度ディスプレイ手段、又は、データ処理手段及び高解像度ディスプレイ手段が、表示信号、画像データファイル又は動画信号に含まれている画素ごとの論理的な色情報を、ディスプレイ手段の画面を構成する物理的な画素の色表示として過不足なく現実化することを意味しており、より具体的には、物理的な現実化にあたって画素を間引いて表示画像の解像度を小さくしたり、画素を補間して表示画像の解像度を大きくしたりしないことを意味している。
さらに、本「明細書」及び「特許請求の範囲」でいう「高解像度外部表示信号」とは、本来解像度が前記ディスプレイパネルAの画面解像度より大きい外部表示信号を意味し、また、「高解像度外部ディスプレイ手段」とは、十分な大きさの画面解像度(水平画素数×垂直画素数)を有する外部ディスプレイ手段を意味する。
また、本「明細書」及び「特許請求の範囲」でいう「本来解像度」とは、表示信号、画像データファイル又は動画信号を、高解像度ディスプレイ手段、又は、データ処理手段及び高解像度ディスプレイ手段が適切に処理することにより表示される本来の解像度を意味する。そして、「本来画像」とは、表示信号、画像データファイル又は動画信号を、高解像度ディスプレイ手段、又は、データ処理手段及び高解像度ディスプレイ手段が適切に処理することにより表示される本来解像度を有する画像を意味する。
さらに、本「明細書」及び「特許請求の範囲」においては、「周辺装置における〜手段」という表記によって、「周辺装置に含まれた〜手段又は周辺装置に接続された〜手段」を意味する。
なお、本「明細書」でいう「全画面画像」とは、ディスプレイ装置の画面全体に拡がって表示された画面表示全体のことを意味している。したがって、例えば、マークアップ文書ファイル及びそれにリンクされた画像ファイルから構成されるウェブページを閲覧し、それをディスプレイ装置に全画面表示しているような場合の「全画面画像」は、文書を構成するテキスト部分、前記画像ファイルに対応する画像、さらにはブラウザプログラムにおける各種のメニュー表示まですべてを含んだ表示全体を意味する。
ただし、例えば、XGA(eXtended Graphics Array)サイズ(水平画素数×垂直画素数=1024×768画素)の画面モードしかにしか対応していないディスプレイ装置に、VGAサイズの全画面画像を表示するための表示信号が入力され、画面の中央部分、又は四隅のいずれかに偏った部分だけが表示領域となって、それ以外の部分は非表示領域となるような場合には、「全画面画像」という語は、該表示領域における表示全体を意味する。
なお、本「明細書」及び「特許請求の範囲」でいう「ビットマップデータ」とは、ディスプレイ装置の実画面又は論理上の仮想画面上に描かれた画像を構成する画素ごとに、8ビット(256色)、24ビット(1678万色)等で表現された色情報を指定することにより該画像の全体を定義する「ビットマップ方式」の画像データの一般的な総称である。したがって、BMP(Bit Map)形式で保存された画像データ(ファイル)に限定されておらず、TIFF(Tagged Image File Format)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、GIF(Graphic Interchange Format)及びPNG(Portable Network Graphics)等、様々なフォーマットで保存される。
しかも、そのような高解像度外部表示信号の送信は、付属ディスプレイパネルにおいて画像を表示するためにもともと必要であるデータ処理手段と、外部ディスプレイ手段を含む周辺装置、及び/又は、外部ディスプレイ手段が接続される周辺装置を接続するために不可欠のインターフェース手段だけによって実現されている。このため、従来の技術のように、携帯情報通信装置に備えられた表示データ処理手段とは別に、外部ディスプレイ手段を含む周辺装置向けの専用の表示データ生成手段を設ける必要はなく、「不合理な二重投資」や「非効率な資源利用」の問題は回避できる。
例えば、付属ディスプレイパネルの画面解像度がQVGAサイズであり、本来解像度がXGAサイズ(水平画素数:垂直画素数=4:3)であるような高解像度外部表示信号を送信する機能が実現される携帯情報通信装置においては、該携帯情報通信装置のインターフェース手段A1に、マルチスキャン機能を有し画面解像度が例えばSXGA (Super XGA) サイズ(水平画素数×垂直画素数=1280×1024画素)であるような高性能外部ディスプレイ手段を含む周辺装置、及び/又は、外部ディスプレイ手段が接続される周辺装置を接続することにより、付属ディスプレイパネルの画面解像度(QVGAサイズ)より解像度の大きいXGAサイズの画像を、該高性能外部ディスプレイ手段の画面全体にわたって(非表示領域を生じることなく)表示することができる。
なお、高解像度外部ディスプレイ手段として、マルチスキャン機能を有する高性能外部ディスプレイ手段を使用している場合には、仮に指定解像度が高性能外部ディスプレイの画面解像度と一致していなくても、指定解像度が該高性能外部ディスプレイの画面解像度より小さければ、指定解像度を有する画像を該高性能外部ディスプレイ手段の画面全体にわたって表示することができる。
それに対して、第17乃至第19の発明の携帯情報通信装置は、携帯性が重視されるが故の画面上の制約に加えて、このデータ(文字)入力上の制約も緩和・解消するものである。実際、第17乃至第19の発明の携帯情報通信装置に加えて、汎用的なパソコン用ディスプレイ装置等の外部ディスプレイ装置やフルキーボード等の外部入力装置を用意し、インターフェース手段A1及びA2と直接に又は接続ユニットを介して接続しさえすれば、電子メールの編集・送受信やウェブページの閲覧・双方向コミュニケーション等の作業に関する限り、従来の携帯情報通信装置とパソコンとを併用する場合とほとんど遜色ない操作性を実現できることになる。
さらに、例えば、外出先において携帯情報通信装置を用いてウェブページを閲覧している途中の状態でパソコンを使用できる環境に戻った場合に、パソコンにおける大きな画面で同じウェブページを閲覧しようとすると、携帯情報通信装置ではすでに当該ウェブサイトに接続しているにも関わらず、パソコンを起動した上で、再度、当該ウェブサイトのURLを入力するという手間がかかる。また、外出先において携帯情報通信装置における操作部の操作キーを操作してメールの文章を入力している途中の状態でパソコンを使用できる環境に戻った場合に、パソコンにおけるフルキーボードでメールの文章を入力しようとすると、携帯情報通信装置ではすでに文章の途中まで入力が済んでいるにも関わらず、パソコンを起動した上で、再度、文章の最初から入力する必要がある。このように、携帯情報通信装置における作業からパソコンにおける作業にスムーズに移ることは不可能であり、しかも、通常、パソコンを起動させる場合には、携帯電話機の起動に比べて長い時間を要するという問題もある。
パソコンは、主としてOS及びCPUのバージョンアップに対応して非常に早いスピードで機能アップが行われ、その結果、平均して3〜7年で買い替えが行われているといわれている。そして、その際、一部の熟練者を除き、CPUやメモリを実装したマザーボードを中心とする本体のみならず、ディスプレイ装置、フルキーボード、HDD(Hard Disk Drive)等の外部記憶装置も同時に廃棄されるのが通常である。
それに対して、第17乃至第19の発明の携帯情報通信装置に外部ディスプレイ装置と外部入力装置とを接続して使用する場合では、そもそも、携帯情報通信装置は独立して使用されるため、携帯情報通信装置における中央演算回路等のデータ処理手段が高機能化して以前のものが陳腐化したとしても、該携帯情報通信装置だけを交換すればよく、それ以外のものはそのままで使用することができる。その結果、パソコンのように買い替えに伴う大量廃棄は発生しない。
これに対して、第20及び第21の発明の携帯情報通信装置においては、インターフェース手段A3に外部記憶装置が接続された状態では、携帯情報通信装置におけるデータ処理手段が直接外部記憶装置にアクセスできるため、着脱式メディアを用いることなく、携帯情報通信装置の記憶手段から外部記憶装置に直接的にファイルの移植ができるようになる。
例えば、ウェブサーバが、動画や静止画の画像データファイルのダウンロードサービスを提供する3種類のウェブサイトを有しており、そのうちの1つは本来解像度がQVGAサイズの画像データファイルだけをダウンロードでき、他の1つは本来解像度がXGAサイズの画像データファイルだけをダウンロードでき、残りの1つは本来解像度がQVGAサイズとXGAサイズの双方の画像データファイルを一度の操作でダウンロードできるような場合に、該ウェブサーバが、自らにアクセスしている携帯情報通信装置から、高解像度外部表示信号の送信機能を有することを示す情報を含むユーザーエージェント情報を受け取った場合には、本来解像度がQVGAサイズとXGAサイズの双方の画像データファイルを一度にダウンロードできるウェブサイトにアクセスするように自動的に振り分けるようにしておけば、第23又は24の発明の携帯情報通信装置は、いちいちユーザーが意識して操作することなく、付属ディスプレイパネルに表示する画像データファイルと高解像度外部ディスプレイ手段の画面に表示する画像データファイルの双方を一度にダウンロードすることができる。
また、無線動画信号によって伝達される動画を録画し動画データファイルに変換の上、付属する記憶手段に格納するとともに、それを読み出して事後に再生することができる。その際にも、動画の再生は付属ディスプレイだけではなく、高解像度外部ディスプレイにおいて表示することができる。
また、撮像された静止画又は動画の画像をデータファイルに変換の上、付属する記憶手段に格納するとともに、それを読み出して事後に再生することができる。その際にも、動画の再生は付属ディスプレイだけではなく、高解像度外部ディスプレイにおいて表示することができる。
特に、例えば、付属ディスプレイパネルの画面解像度がQVGAサイズである携帯情報通信装置でパソコン向けウェブサイトに接続し、例えばVGAサイズの画面で閲覧されることを想定して作成されたウェブページを閲覧した場合、従来のように、付属ディスプレイパネルにおいて水平スクロールを何度も繰り返して全体を閲覧するだけではなく、携帯情報通信装置のインターフェース手段A1に接続された周辺装置における高解像度外部ディスプレイ手段の画面において、パソコンでの画面イメージに近いレイアウトで表示され、しかも水平スクロールなしで閲覧できるようになる。
携帯電話機向けのサービスとして、GPSを使ったナビゲーションサービスがあり、最近では、通常のナビゲーション情報に加えて渋滞情報を提供したり、目的地へのルート情報を提供したりする、いわゆる「助手席ナビ」サービスも提供されるようになっている。しかし、そもそも携帯電話機の付属ディスプレイの画面が小さく、そこに表示されている地図情報を閲覧する際には携帯電話機を眼前に保持する必要があるため、運転者自身が閲覧することは法的にも実際的にもできない。このため、このサービスは、名称が示している通り同乗者が操作・閲覧することが前提になっている。
それに対して、第34の発明の携帯情報通信装置においては、通常のカーナビゲーションシステムのディスプレイパネル部と同程度の大きさの高解像度外部ディスプレイ手段を含む周辺装置、及び/又は、高解像度外部ディスプレイ手段が接続される周辺装置を携帯情報通信装置のインターフェース部A1に接続の上、通常のカーナビゲーションシステムのディスプレイパネル部と同様の位置に固定することにより、運転者自身がハンズフリーで地図情報を閲覧することが可能になる。
それに対して、第35乃至第38の発明の携帯情報通信装置用接続ユニットを媒介すれば、携帯情報通信装置のインターフェース手段A1と接続ユニットのインターフェース手段B1とは特殊なケーブルで接続し、一方、接続ユニットのインターフェース手段B2の端子は高解像度外部ディスプレイ装置に適合した汎用的な端子として、該インターフェース手段B2と高解像度外部ディスプレイ手段を汎用的なケーブルで接続することにより、接続ユニットと高解像度ディスプレイは比較的自由に配置することができる。その結果、携帯情報通信装置と高解像度外部ディスプレイ手段は自由な位置関係で配置することができる。
それに対して、第35乃至第38の発明の携帯情報通信装置用接続ユニットを媒介した場合には、携帯情報通信装置側のインターフェース手段A1を構成する端子部と、インターフェース手段A2を構成する端子部及び/又はインターフェース手段A3を構成する端子部とを一体化し、一方、接続ユニット側のインターフェース手段B1を構成する端子部と、インターフェース手段B2を構成する端子部及び/又はインターフェース手段B3を構成する端子部とを一体化して、一体化された端子部同士を接続することが可能になる。
さらに、接続ユニットを構成する筐体の内部にHDD等の外部記憶装置や、AC/DC回路や充電池から構成される直流電力供給手段を納め、また、該筐体に携帯情報通信装置を挿入することによって携帯情報通信装置の端子部と接続ユニットの端子部が直接接触して接続するような挿入口を設けるなどして、携帯情報通信装置と接続ユニットとの接続の便を図ることにより、携帯情報通信装置が接続された接続ユニットを、あたかもデスクトップタイプのパソコンを使用しているのと近いイメージで使用することができるようになる。
なお、この場合、接続ユニットには、周辺装置と接続するために複数の接続端子を設ける必要があるが、接続ユニットは携帯して使用されないため、携帯情報通信装置に複数の接続端子を設ける場合のような問題は生じない。
そして、その場合には、外部入出力ユニットを構成する筐体の内部にHDD等の外部記憶装置や充電池を納め、該充電池にAC/DC回路や商用電源プラグを接続することにより、携帯情報通信装置が接続された外部入出力ユニットを、あたかもノートブックタイプのパソコンを使用しているのと近いイメージで使用することができるようになる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る携帯情報通信装置、携帯情報通信装置用接続ユニット、及び両者を接続した上で該接続ユニットに外部ディスプレイ装置及び外部入力装置を接続することによって構成した情報通信システムの構成及び機能を説明するためのブロック図であり、特に、該携帯情報通信装置が携帯電話機である場合について説明している。
以下では、LCDパネル15AはQVGAサイズの画面解像度を有し、通常は縦長画面(水平画素数×垂直画素数=240×320画素)で使用するものとして説明するが、それ以外の解像度であってもよい。
なお、公衆ネットワークとの間の電波信号の送受信は、移動体通信のセルラーネットワークの基地局との間でCDMA(Code Division Multiple Access)等の方式で通信することによって、又は、無線LANの基地局・アクセスポイントとの間でDSSS(Direct
Sequence Spread Spectrum)やOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)等の方式で通信することによって実行される。
すなわち、通常は携帯電話機1のユーザー自身である被写体から反射又は放射される光信号は、光学レンズ等で構成される光学系部12Aを経由してCCD12Bに入射し、CCD12Bにおいて画素ごとの電気信号に変換された上で、AD/DA変換部2_12Cでデジタル動画信号に変換され、バス19を経由して中央演算回路1_10A1に送信される。該デジタル動画信号は中央演算回路1_10A1において必要な処理を施され、上記の音声データと同じく、ベースバンドプロセッサ11及びRF送受信部111Bを経由し、通信用アンテナ111Aから電波信号として公衆ネットワークに送信される。
なお、以下では、CCD12Bの解像度はSXGAサイズ(水平画素数×垂直画素数=1280×1024画素)であるものとして説明するが、それ以外の解像度であってもよい。
グラフィックコントローラ1_10Bは、該描画命令に基づき、あらかじめ十分な大きさ(以下では、QUXGA Wide (Quad Ultra XGA Wide) サイズ(水平画素数×垂直画素数=3840×2400画素)として説明する)の論理解像度を有するように設定された仮想画面におけるビットマップデータを生成し、必要に応じてVRAM(Video RAM)1_10Cへの書き込み/読み出しを行いつつ、該ビットマップデータをLCDドライバ15Bに送信する。なお、VRAM1_10Cは、[特許請求の範囲]でいうところのビットマップメモリ1にあたる。
LCDドライバ15Bは、該ビットマップデータに基づいて、ソース・ドライバ部とゲート・ドライバ部とを作動させることによりLCDパネル15Aの画面を構成する各々の画素を駆動し、最終的にコミュニケーションの相手からの無線動画信号に対応した画像がLCDパネル15Aに表示される。
この際、携帯テレビ電話において送受信される無線動画信号の本来画像の解像度は、通常、LCDパネル15Aの画面解像度を上回らないため、LCDパネル15Aには、該本来画像が全画面表示されるか、本来画像がLCDパネル15Aの画面の一部に表示されるか、又は本来画像の解像度はそのままで全画面に拡大表示される。
なお、携帯テレビ電話における電波信号(音声信号及び動画信号)の送受信は、音声通信の場合と同様に、各種の通信方式によって実現できるが、特に、セルラーネットワークにおいてCDMA方式を採用した場合には、通信規格として3G−324Mを採用することができる。
なお、インターネットプロトコルに準拠した電波信号の送受信は、音声通信の場合と同様に、各種の通信方式によって実現できる。その際、通信用アンテナ111A、RF送受信部111B及びベースバンドプロセッサ11を複数帯域の電波信号に対応できるようにすることによって、例えば、屋内等の無線LANの基地局・アクセスポイントに近い箇所では高速の無線LAN方式で通信を行い、それ以外の箇所ではCDMA方式等の第3世代移動体通信(セルラーシステム)で通信を行うようなことが実現できる。
グラフィックコントローラ1_10Bは、該描画命令に基づき仮想画面におけるビットマップデータを生成しVRAM1_10Cに書き込むとともに、LCDパネル15Aに表示され、LCDパネル15Aの画面解像度と同じ解像度を有する画像を記述するビットマップデータをVRAM1_10Cから切り出してLCDドライバ15Bに送信する。LCDドライバ15Bは、該ビットマップデータに基づいてLCDパネル15Aの画面を構成する各々の画素を駆動し、最終的に前記ウェブページに対応したページ画像の全部又は一部に、必要に応じて画面の上部・下部に表示されるメニュー表示等を組み合わせた全画面画像がLCDパネル15Aに表示される。
この際、ページ画像の解像度がLCDパネル15Aの画面解像度より大きい場合には、キー操作部16Aにおいて画面スクロール機能を担うキーを操作することによって入力されるデータに応じて、中央演算回路1_10A1が描画命令を変更することにより、VRAM1_10Cから切り出されるビットマップデータは仮想画面上を徐々に遷移し、その結果として、LCDパネル15Aにおいてページ画像がスクロール表示される。
携帯電話機1においては、テレビ放送の画像を、LCDパネル15Aを縦置きにして表示する(→縦長画面(水平画素数×垂直画素数=240×320画素))か、横置きにして表示する(→横長画面(水平画素数×垂直画素数=320×240画素))かを、キー操作部16Aを操作することによって選択することができ、中央演算回路1_10A1は、この選択に対応した入力信号及び前記デジタル動画信号に基づき、LCDパネル15Aに表示される画面イメージ(ただし、縦長画面の場合、上部及び/又は下部に非表示領域が生じた画面イメージ)のビットマップデータを作成する描画命令を生成し、該描画命令をグラフィックコントローラ1_10Bに送信する。この際、テレビ放送における本来画像の水平・垂直画素数は、縦長画面、横長画面のいずれの場合でも、LCDパネル15Aの水平・垂直画素数よりも大きいため、描画命令の生成にあたっては、AD/DA変換部1_112Cから送信されるデジタル動画信号を一部間引くことによって、解像度の低い画像の全体画像の描画命令を生成する。
グラフィックコントローラ1_10B、VRAM1_10C及びLCDドライバ15Bの動作は、キー操作部16Aの操作に従った画像のスクロールがないことを除けば、ウェブページのページ画像を表示する場合と同様に動作し、結果として、LCDパネル15Aにテレビ放送の動画がリアルタイムで表示される。
一方、デジタル音声信号についても中央演算回路1_10A1で適切に処理され、さらにベースバンドプロセッサ11とCODEC18Cを経由することによって、最終的にスピーカ18Bから音声として出力される。この結果、上記のLCDパネル15Aに表示される動画と相俟ってテレビ番組として視聴することができる。
この際、CCD12Bによって撮像される本来画像の水平・垂直画素数は、縦長画面、横長画面のいずれの場合でも、LCDパネル15Aの水平・垂直画素数よりも大きいため、中央演算回路1_10A1が描画命令を生成する際には、AD/DA変換部2_12Cから送信されるデジタル動画信号を一部間引くことによって、解像度の低い画像の全体画像の描画命令を生成する。
このような画像データ及び/又は音声データの保存・再生用に使用される場合、中央演算回路1_10A1は、キー操作部16Aを操作することにより入力されたデータに基づきフラッシュメモリ14Aにアクセスして、デジタル動画信号を変換したビットマップデータやデジタル音声信号を変換したデジタル音声データを必要に応じて圧縮したデータファイルとして書き込んだり、逆にデータファイルを読み出して必要な処理を行うことにより、描画命令をグラフィックコントローラ1_10Bに出力したり、デジタル音声信号をベースバンドプロセッサ11経由でCODEC18Cに出力したりする。
なお、画像データファイル及び/又は音声データファイルは、ウェブサイトにアクセスし、通信用アンテナ111A、RF送受信部111B、ベースバンドプロセッサ11を経由して受信・変換されたデジタル信号を、バス19経由で中央演算回路1_10A1が受信し、必要な変換を行ってフラッシュメモリ14Aに書き込むことによっても保存することができる。ただし、フラッシュメモリ14Aの容量には限界があるため、例えば、長時間のムービー等を保存することには制約が生じる。
また、動画である画像データを保存する場合には、MPEG(Moving Picture Experts
Group)−1、MPEG−2、MPEG−4等のMPEG規格のフォーマットで保存され、静止画である画像データを保存する場合には、BMP、TIFF、JPEG、GIF及びPNG等のフォーマットで保存される。また、音声データについては、WAVE形式や、MP3(MPEG Audio Layer 3)、AIFF(Audio Interchange File Format)、ATRAC3(Adaptive TRansform Acoustic Coding 3)等のフォーマットで保存される。
以下では、原則として、外部ディスプレイ装置5(LCD)の画面解像度は、VGAサイズ(水平画素数×垂直画素数=640×480画素)であるものとして説明するが、それ以上の解像度であってもよい。
そして、携帯電話機1の中央演算回路1_10A1が前記接続検知信号を受信した場合、中央演算回路1_10A1は、LCDパネル15Aの画面水平解像度又は画面解像度に対応した画像の描画命令に替えて、以下で説明するように、LCDパネル15Aの画面解像度より大きな解像度を有する画像の描画命令を生成し、グラフィックコントローラ1_10Bに対して送信する。また、中央演算回路1_10A1は、上記の描画命令とともに、VRAM1_10Cから切り出したビットマップデータを、LCDドライバ15Bに送信する替わりに、TMDSトランスミッタ13Aに送信するように命令する送信命令を生成し、該送信命令をグラフィックコントローラ1_10Bに送信する。
一方、テレビ放送を視聴している場合及び被写体を撮影している場合には、それぞれAD/DA変換部1_112C及びAD/DA変換部2_12Cから送信されるデジタル動画信号における本来画像の解像度は、外部ディスプレイ装置5における画面解像度より依然として大きいため、中央演算回路1_10A1は、該デジタル動画信号を一部間引くことによって、解像度を外部ディスプレイ装置5の画面解像度に合わせた低画質の全体画像の描画命令が生成・送信される。
まず、ウェブページを閲覧している場合には、ほとんどのウェブページは、仮に固定幅レイアウトを採用している場合でも該固定幅が外部ディスプレイ装置5の画面水平解像度を超えることはないため、中央演算回路1_10A1においては、外部ディスプレイ装置5の画面水平解像度と同じ水平画素数を有するページ画像の描画命令が生成・送信される。
次に、テレビ放送を視聴している場合、又は被写体を撮影している場合にも、デジタル動画信号における本来画像の解像度は、外部ディスプレイ装置5の画面解像度を超えることはないため、中央演算回路1_10A1においては、デジタル動画信号における本来画像の描画命令が生成・送信される。
その際、視聴しているテレビ放送がアナログテレビ放送である場合や、この説明で想定しているようにCCD12Bの解像度(1280×1024画素)がフルハイビジョンサイズ(1920×1080画素)より小さい場合には、描画命令が生成される本来画像の解像度は外部ディスプレイ装置5の画面解像度より小さくなるが、フラッシュメモリ14Aが画像の補間プログラムを格納しており、中央演算回路1_10A1がそれに従って作動する場合には、外部ディスプレイ装置5の画面解像度(デジタル動画信号の本来画像の解像度より大きい)と同じ解像度を有する画像の描画命令を生成することができる。
まず、ウェブページを閲覧している場合には、上記の理由により、ほとんどのウェブページのページ画像はその水平方向の全体が表示され、水平スクロールすることなく閲覧できる。
次に、テレビ放送を視聴している場合、被写体を撮影している場合には、又は携帯テレビ電話でのコミュニケーションを行っている場合には、上記のように、通常のケースでは、中央演算回路1_10A1においてデジタル動画信号における本来画像の描画命令が生成・送信されることに対応して、外部ディスプレイ装置5の画面には本来画像が表示される。その際、外部ディスプレイ装置5又は接続ユニット3におけるインターフェース部C1_35がアップスキャンコンバート機能を有する場合には、該本来画像が外部ディスプレイ装置5の画面全体にわたって表示され、そうでない場合には、画面の中央部分、又は四隅のいずれかに偏った部分だけが表示領域となって、それ以外の部分は非表示領域となるような形態で表示される(ただし、ハイビジョンテレビ放送を視聴し、外部ディスプレイ装置5がフルハイビジョンモニタである場合には、インターフェース部C1_35がアップスキャンコンバート機能を有しない場合でも、本来画像が外部ディスプレイ装置5の画面全体に表示される)。いずれの場合も外部ディスプレイ装置5の画面に表示される画像の解像度は本来解像度のままで変わらない。
一方、フラッシュメモリ14Aが画像の補間プログラムを格納しており、中央演算回路1_10A1がそれに従って作動しているケースでは、外部ディスプレイ装置5の画面解像度と同じ解像度を有する画像の描画命令を生成・送信する場合には、本来解像度よりも解像度の大きい画像が、外部ディスプレイ装置5の画面全体にわたって表示される。
画像データの本来画像の解像度と外部ディスプレイ装置5の解像度の大小関係、補間プログラムの有無、さらには外部ディスプレイ装置5又は接続ユニット3がマルチスキャン機能を有しているか否かと等に応じて、本来画像、本来画像から画素が間引かれることによって低解像度となった画像、又は本来画像に画素が補間されることによって高解像度となった画像が、外部ディスプレイ装置5の画面全体にわたって表示されたり、画面の中央部分、又は四隅のいずれかに偏った部分の表示領域に表示されたりする。
この際、HDD34の容量は、フラッシュメモリ14Aよりもはるかに大きくできるため、例えば、長時間のムービーの保存や数多くの音楽ファイルの保存を制約なく行うことができる。
なお、接続ユニット3と外部ディスプレイ装置5及び外部入力装置(外部キーボード61及びマウス62)との間のインターフェースを、DVI(Digital Visual Interface)やUSB(Universal Serial Bus)等の汎用的な規格に合わせることより、コネクタやケーブルを安価に調達することができる。
一方、ウェブサーバ91は、携帯電話機の付属ディスプレイで閲覧することを想定したサイズが小さくフレーム表示も使わないウェブページに対応する、マークアップ文書ファイル及びそのリンクファイルからなるデータファイルセット(以下、ケータイ向けファイルセットと略記)と、パソコンで閲覧することを想定した、サイズや形式に制約のないウェブページに対応するデータファイルセット(パソコン向けファイルセットと略記)の双方を格納している。その上で、CGI又はPHPの機能を有することにより、ユーザーエージェントに含まれた前記の情報のうち、送信命令に関する情報に基づき、より望ましいものを選択して携帯電話機1、接続ユニット3、外部ディスプレイ装置5及び外部入力装置(外部キーボード61及びマウス62)から構成された情報通信システムに転送する。すなわち、中央演算回路1_10A1からの送信命令がLCDドライバ15Bへの送信を命令している場合にはケータイ向けファイルセットを、TMDSトランスミッタ13Aへの送信を命令している場合にはパソコン向けファイルセットを、それぞれ送信する。
この結果として、携帯電話機1、接続ユニット3、外部ディスプレイ装置5及び外部入力装置(外部キーボード61及びマウス62)から構成された情報通信システムにおいては、アクティブな状態にあるディスプレイ手段の画面解像度に適応した、より望ましいウェブページが閲覧できることになる。特に、携帯電話機1がフレーム表示のウェブページを構成する複数のウェブファイルを受信した場合、該ウェブファイルを適切にレンダリング処理することにより、接続ユニット3に接続された外部ディスプレイ装置5の画面にフレーム形式のページ画像が表示される。
マークアップ文書ファイルを閲覧する場合、携帯電話機1のLCDパネル15A(ここでは画面解像度をQVGAサイズと想定)に表示される場合でも、外部ディスプレイ装置5(ここでは画面解像度をVGAサイズと想定)に表示される場合でも、文章は画面幅で改行されるため、水平方向にスクロールする必要はないが、図からわかるとおり、LCDディスプレイパネル15Aに表示される場合は、1行あたりに表示される文字数が少ないため、文章全体を読むためには、垂直方向のスクロールを何度も何度も繰り返す必要があり、読解が困難になる。それに対して、外部ディスプレイ装置5の画面に表示する場合には、1行あたりの表示文字数が多くなるため、図からもわかる通り、文章の非常に読解しやすくなる。
この際の画面イメージは、それぞれ図4及び図5と同様であり、この場合にも、外部ディスプレイ装置5の画面に表示することによって、1行あたりの表示文字数が多くなるため、特に長文の電子メールについては、文章の非常に読解しやすくなる。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る携帯情報通信装置と携帯情報通信装置用外部入出力ユニットとを接続することによって構成した情報通信システムの構成及び機能を説明するためのブロック図であり、特に、該携帯情報通信装置が携帯電話機である場合について説明している。
一方、外部入出力ユニット4についても、外部ディスプレイ装置及び外部キーボードを外部接続する替わりに、外部LCDパネル45Aと外部キー操作部461をその一部として含んでいること、ポインティングデバイスとしてマウスを外部接続する替わり外部タッチパッド462を備えていること等を除き、機能としては、第1の実施形態における接続ユニット3と外部ディスプレイ装置及び外部入力装置の組み合わせとほとんど変わらない。
すなわち、携帯電話機1の中央演算回路1_10A1は、外部入出力ユニット4の接続検知信号及び外部入出力ユニット4における外部LCDパネル45Aの画面解像度データを受信した場合、グラフィックコントローラ1_10Bに、データ通信・処理用に使用される場合、テレビ番組の視聴用に使用される場合、被写体の撮影用に使用される場合の各々の場合に適切な解像度を有する画像を記述するビットマップデータを生成し、TMDSトランスミッタ13Aに送信するように命令する。該描画命令及び送信命令に従って送信されたビットマップデータは、携帯電話機1における外部接続端子部A_13Dを経由して、外部入出力ユニット4のインターフェース部D_43を構成する外部接続端子部D_43Dで受信される。該ビットマップデータは、TMDSレシーバ45D及びスキャンコンバータ45Cで必要な処理を施された上で、外部LCDドライバ45Bに送信され、外部LCDドライバ45Bが、外部LCDパネル45Aの画面を構成する各々の画素を駆動することにより、外部LCDパネル45Aに画面イメージが表示される。
また、本実施形態の携帯電話機1を外部入出力ユニット4に接続した場合でも、テレビ放送番組を視聴したり、録画したムービーを再生したりする際の音声は、携帯電話機1側のスピーカ18Bから出力されるが、携帯電話機1と外部入出力ユニット4の双方に必要なインターフェース手段を追加し、外部入出力ユニット4に音声デコーダと高性能外部スピーカを追加することにより、該外部出力から高品質の音声を出力させるようにすることもできる。
また、該筐体の背側面(図2には図示されていない)には、接続ケーブル2を接続するための外部接続端子部D_43Dと、AC/DC回路47Bを接続する電力ケーブルを接続するための端子部が設けられている。
図8は、本発明の第3の実施形態に係る携帯情報通信装置と携帯情報通信装置用外部入出力ユニットとを接続することによって構成したナビゲーションシステムの構成を説明する外観図であり、特に、該携帯情報通信装置が携帯電話機である場合を説明している。
中央演算回路1_10A1は、外部入出力ユニット4に備えられたHDD44にアクセスして格納された画像データファイルを読み出すか、あるいは、共有アンテナ113Aで受信したインターネットプロトコルに準拠した電波信号を、共用器113D、RF送受信部111B及びベースバンドプロセッサ11経由で変換したデジタル信号を受信するかして、地図情報を含む画像データを取得する。そして、該地図情報をAD/DA変換部3_113Cからのデジタル信号とを組み合わせることにより、自らの現在位置情報を含む地図画像を記述するビットマップデータを、あらかじめ十分な大きさの論理解像度を有するように設定された仮想画面上で作成するように命令する描画命令をリアルタイムでグラフィックコントローラ1_10Bに送信する。
これに基づき、グラフィックコントローラ1_10Bは、仮想画面上のビットマップデータから、LCDパネル15Aの画面解像度又は外部入出力ユニット4における外部LCDタッチパネル456の画面解像度に対応する部分を切り出し、それぞれLCDドライバ15B又はTMDSトランスミッタ13Aに送信する。そして、このビットマップデータを必要なインターフェースを介して受信することにより、携帯電話機1のLCDパネル15A又は外部入出力ユニット4の外部LCDタッチパネル456に、自らの現在位置が中心部に示された地図画像に、必要に応じて画面の上部・下部に表示されるメニュー表示等を組み合わせた全画面画像が表示される。
なお、本実施形態における携帯電話機1と外部入出力ユニット4とを接続することによって構成したナビゲーションシステムは、自動車に積載された充電池D_47Aから供給される直流電力によって作動する。
また、外部LCDタッチパネル456を含む筐体の周囲には外部マイクロホン48A及び外部スピーカ48Bも配置されており、これらを用いることにより、上で説明したような、交通情報や目的地までの経路情報の音声出力、ハンズフリーでの音声通話が実現される。
なお、図10と図11においては、自らの現在位置は図中央の矢印によって示されている。
図12は、本発明の第4の実施形態に係る携帯情報通信装置の構成及び機能を説明するためのブロック図であり、特に、該携帯情報通信装置が携帯電話機である場合を説明している。
図13は、本発明の第5の実施形態に係る携帯情報通信装置の構成及び機能を説明するためのブロック図であり、特に、該携帯情報通信装置が携帯電話機である場合を説明している。
グラフィックコントローラ2_13Bでは、外部ディスプレイ装置で表示される画像を記述するためのビットマップデータを作成し、VRAM2_13Cに一時的に保存するとともに、外部ディスプレイ装置で表示される画像に対応する部分だけを切り出して、TMDSトランスミッタ13Aに送信する。なお、第1から第4の実施形態においては、グラフィックコントローラ1_10BとVRAM1_10Cは、[特許請求の範囲]でいうところのデータ処理手段の構成要素であったが、本実施形態においては、グラフィックコントローラ2_13BとVRAM2_13Cは、[特許請求の範囲]でいうところのインターフェース手段A1の構成要素となる。
一方、LCDコントローラ/ドライバ15Cは、一つのチップセットの中に、グラフィックコントローラ回路、VRAM及びLCDドライバ回路を備えており、描画命令転送回路10Dから受信した描画命令に基づき、LCDパネル15Aの画面を構成する各々の画素を駆動することによって画像を表示する。なお、第1から第4の実施形態においては、LCDドライバ15Bが[特許請求の範囲]でいうところのディスプレイ制御手段Aにあたるが、本実施形態においては、LCDコントローラ/ドライバ15Cがディスプレイ制御手段Aにあたる。
図14は、本発明の第6の実施形態に係る携帯情報通信装置用接続ユニットの構成及び機能を説明するためのブロック図である。
図15は、本発明の第7の実施形態に係る携帯情報通信装置用接続ユニットの構成及び機能を説明するためのブロック図である。
なお、外部ディスプレイ装置として、デジタルテレビモニタを使用する場合には、デジタル→アナログの信号変換は不要であり(ただし、場合によってはデジタル→デジタルの信号変換は必要)、また、外部ディスプレイ装置との接続端子としてはHDMI(High Definition Multimedia Interface)を用いることができる。
10A1‥‥‥中央演算回路1
10A2‥‥‥中央演算回路2
10B‥‥‥グラフィックコントローラ1
10B1‥‥‥ビットマップデータ生成回路
10B2‥‥‥ビットマップデータ転送回路
10C‥‥‥VRAM1
10D‥‥‥描画命令転送回路
11‥‥‥ベースバンドプロセッサ
111A‥‥‥通信用アンテナ
111B‥‥‥RF送受信部
112A‥‥‥テレビ受信用アンテナ
112B‥‥‥テレビチューナ
112C‥‥‥AD/DA変換部1
113A‥‥‥共用アンテナ
113B‥‥‥GPSダウンコンバータ
113C‥‥‥AD/DA変換部3
113D‥‥‥共用器
12A‥‥‥光学系部
12B‥‥‥CCD
12C‥‥‥AD/DA変換部2
13A‥‥‥TMDSトランスミッタ
13B‥‥‥グラフィックコントローラ2
13C‥‥‥VRAM2
13D‥‥‥外部接続端子部A
14A‥‥‥フラッシュメモリ
14B‥‥‥RAM
15A‥‥‥LCDパネル
15B‥‥‥LCDドライバ
15C‥‥‥LCDコントローラ/ドライバ
16A‥‥‥キー操作部
16B‥‥‥キー入力コントローラ
17‥‥‥内蔵充電池
18A‥‥‥マイクロホン
18B‥‥‥スピーカ
18C‥‥‥CODEC
19‥‥‥バス
2‥‥‥接続ケーブル
3‥‥‥接続ユニット
33‥‥‥インターフェース部B
33D‥‥‥外部接続端子部B
33D1‥‥‥挿入口
34‥‥‥HDD
35‥‥‥インターフェース部C1
35A1‥‥‥RAMDAC
35A2‥‥‥ビデオ信号変換回路
35D1‥‥‥VGA端子部
35D2‥‥‥ビデオ出力端子部
36‥‥‥インターフェース部C2
36D‥‥‥外部入力接続端子
37A‥‥‥充電池B
37B‥‥‥AC/DC回路
37C‥‥‥商用電源プラグ
4‥‥‥外部入出力ユニット
43‥‥‥インターフェース部D
43D‥‥‥外部接続端子部D
43D1‥‥‥挿入口
44‥‥‥HDD
45A‥‥‥外部LCDパネル
45B‥‥‥外部LCDドライバ
45C‥‥‥スキャンコンバータ
45D‥‥‥TMDSレシーバ
456‥‥‥外部LCDタッチパネル
461‥‥‥外部キー操作部
462‥‥‥外部タッチパッド
47A‥‥‥充電池D
47B‥‥‥AC/DC回路
47C‥‥‥商用電源プラグ
48A‥‥‥外部マイクロホン
48B‥‥‥外部スピーカ
48C‥‥‥外部CODEC
5‥‥‥外部ディスプレイ装置
61‥‥‥外部キーボード
62‥‥‥マウス
7‥‥‥コンセント
8‥‥‥ダッシュボード
9‥‥‥インターネット
91‥‥‥ウェブサーバ
Claims (23)
- ユーザーがマニュアル操作によって入力したデータを後記データ処理手段に送信する入力手段と、
無線信号を受信してデジタル信号に変換の上、後記データ処理手段に送信するとともに、後記データ処理手段から受信したデジタル信号を無線信号に変換して送信する無線通信手段と、
後記データ処理手段を動作させるプログラムと後記データ処理手段で処理可能なデータファイルとを格納する記憶手段と、
前記入力手段から送信されたデータ及び前記記憶手段に格納されたプログラムに基づき、前記無線通信手段から受信したデジタル信号及び/又は前記記憶手段から読み出したデータに必要な処理を行って、デジタル表示信号及びその他のデジタル信号を生成して送信するデータ処理手段と、
画面を構成する各々の画素が駆動されることにより画像を表示するディスプレイパネルAと、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき前記ディスプレイパネルAの各々の画素を駆動するディスプレイ制御手段Aとから構成されるディスプレイ手段と、
外部ディスプレイ手段を含む周辺装置、又は、外部ディスプレイ手段が接続される周辺装置を接続し、該周辺装置に対して、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき、外部表示信号を送信するインターフェース手段A1と、
を備えるとともに、
前記データ処理手段と前記インターフェース手段A1とが相俟って、該インターフェース手段A1から、高解像度外部表示信号を送信する機能を実現する携帯情報通信装置であって、
前記無線通信手段と前記データ処理手段とが相俟って、
ユーザーエージェント情報を含みインターネットプロトコルに準拠した無線信号を送信する機能と、
インターネットプロトコルに準拠した無線信号を受信することにより、インターネットに接続したウェブサーバからデータファイルを取得する機能と、
前記ユーザーエージェント情報に「自らが前記インターフェース手段A1から高解像度外部表示信号を送信する機能を有していることを示す情報」を含ませる機能と、
を実現することを特徴とする携帯情報通信装置。 - 前記データ処理手段で生成されたデジタル表示信号の送信先として、前記ディスプレイ制御手段Aと前記インターフェース手段A1の少なくともいずれか一方を選択して指定する送信先指定手段を備えるとともに、
前記無線通信手段と前記データ処理手段とが相俟って、ユーザーエージェント情報に「前記送信先指定手段がデジタル表示信号の送信先として前記インターフェース手段A1を指定しているか否かを示す情報」を含ませる機能を実現することを特徴とする、請求項1に記載の携帯情報通信装置。 - ユーザーがマニュアル操作によって入力したデータを後記データ処理手段に送信する入力手段と、
無線信号を受信してデジタル信号に変換の上、後記データ処理手段に送信するとともに、後記データ処理手段から受信したデジタル信号を無線信号に変換して送信する無線通信手段と、
後記データ処理手段を動作させるプログラムと後記データ処理手段で処理可能なデータファイルとを格納する記憶手段と、
前記入力手段から送信されたデータ及び前記記憶手段に格納されたプログラムに基づき、前記無線通信手段から受信したデジタル信号及び/又は前記記憶手段から読み出したデータに必要な処理を行って、デジタル表示信号及びその他のデジタル信号を生成して送信するデータ処理手段と、
画面を構成する各々の画素が駆動されることにより画像を表示するディスプレイパネルAと、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき前記ディスプレイパネルAの各々の画素を駆動するディスプレイ制御手段Aとから構成されるディスプレイ手段と、
外部ディスプレイ手段を含む周辺装置、又は、外部ディスプレイ手段が接続される周辺装置を接続し、該周辺装置に対して、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき、外部表示信号を送信するインターフェース手段A1と、
を備えるとともに、
前記データ処理手段と前記インターフェース手段A1とが相俟って、該インターフェース手段A1から、高解像度外部表示信号を送信する機能を実現する携帯情報通信装置であって、
前記無線通信手段と前記データ処理手段とが相俟って、
ユーザーエージェント情報を含みインターネットプロトコルに準拠した無線信号を送信する機能と、
インターネットプロトコルに準拠した無線信号を受信することにより、インターネットに接続したウェブサーバから画像データファイルを取得する機能と、
を実現するとともに、
前記データ処理手段は、前記画像データファイルの本来解像度が前記ディスプレイパネルAの画面解像度より大きい場合でも、前記画像データファイルをリアルタイムで処理することによって、及び/又は、前記画像データファイルを前記記憶手段に一旦格納し、その後読み出した上で処理することによって、前記画像データファイルの本来画像の全体画像のデジタル表示信号を生成する機能を有することを特徴とする携帯情報通信装置。 - ユーザーがマニュアル操作によって入力したデータを後記データ処理手段に送信する入力手段と、
無線信号を受信してデジタル信号に変換の上、後記データ処理手段に送信するとともに、後記データ処理手段から受信したデジタル信号を無線信号に変換して送信する無線通信手段と、
後記データ処理手段を動作させるプログラムと後記データ処理手段で処理可能なデータファイルとを格納する記憶手段と、
前記入力手段から送信されたデータ及び前記記憶手段に格納されたプログラムに基づき、前記無線通信手段から受信したデジタル信号及び/又は前記記憶手段から読み出したデータに必要な処理を行って、デジタル表示信号及びその他のデジタル信号を生成して送信するデータ処理手段と、
画面を構成する各々の画素が駆動されることにより画像を表示するディスプレイパネルAと、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき前記ディスプレイパネルAの各々の画素を駆動するディスプレイ制御手段Aとから構成されるディスプレイ手段と、
外部ディスプレイ手段を含む周辺装置、又は、外部ディスプレイ手段が接続される周辺装置を接続し、該周辺装置に対して、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき、外部表示信号を送信するインターフェース手段A1と、
を備えるとともに、
前記データ処理手段と前記インターフェース手段A1とが相俟って、該インターフェース手段A1から、高解像度外部表示信号を送信する機能を実現する携帯情報通信装置であって、
前記無線通信手段は、アナログテレビ放送信号、デジタルテレビ放送信号、携帯テレビ電話信号、インターネットプロトコルに準拠した無線ストリーミング信号のうちの少なくとも1つの無線信号(以下、無線動画信号と略記する)を受信し、デジタル動画信号に変換の上、前記データ処理手段に転送する機能を有し、
前記データ処理手段は、前記デジタル動画信号の本来解像度が前記ディスプレイパネルAの画面解像度より大きい場合でも、前記デジタル動画信号をリアルタイムで処理することによって、及び/又は、前記デジタル動画信号を自らが処理可能な画像データファイルとして前記記憶手段に一旦格納し、その後読み出した上で処理することによって、前記デジタル動画信号の本来画像の全体画像のデジタル表示信号を生成する機能を有することを特徴とする携帯情報通信装置。 - ユーザーがマニュアル操作によって入力したデータを後記データ処理手段に送信する入力手段と、
無線信号を受信してデジタル信号に変換の上、後記データ処理手段に送信するとともに、後記データ処理手段から受信したデジタル信号を無線信号に変換して送信する無線通信手段と、
後記データ処理手段を動作させるプログラムと後記データ処理手段で処理可能なデータファイルとを格納する記憶手段と、
前記入力手段から送信されたデータ及び前記記憶手段に格納されたプログラムに基づき、前記無線通信手段から受信したデジタル信号及び/又は前記記憶手段から読み出したデータに必要な処理を行って、デジタル表示信号及びその他のデジタル信号を生成して送信するデータ処理手段と、
画面を構成する各々の画素が駆動されることにより画像を表示するディスプレイパネルAと、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき前記ディスプレイパネルAの各々の画素を駆動するディスプレイ制御手段Aとから構成されるディスプレイ手段と、
外部ディスプレイ手段を含む周辺装置、又は、外部ディスプレイ手段が接続される周辺装置を接続し、該周辺装置に対して、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき、外部表示信号を送信するインターフェース手段A1と、
を備えるとともに、
前記データ処理手段と前記インターフェース手段A1とが相俟って、該インターフェース手段A1から、高解像度外部表示信号を送信する機能を実現する携帯情報通信装置であって、
被写体からの撮像光をCCD、CMOSセンサー等の撮像素子によって画素ごとの電気信号(以下、撮像電気信号と略記する)に変換し、該電気信号をさらにデジタル動画信号に変換した上で前記データ処理手段に送信する撮像手段を備え、
前記データ処理手段は、前記デジタル動画信号の本来解像度が前記ディスプレイパネルAの画面解像度より大きい場合でも、前記デジタル動画信号をリアルタイムで処理することによって、及び/又は、前記デジタル動画信号を自らが処理可能な画像データファイルとして前記記憶手段に一旦格納し、その後読み出した上で処理することによって、前記デジタル動画信号の本来画像の全体画像のデジタル表示信号を生成する機能を有することを特徴とする携帯情報通信装置。 - 前記画像データファイル又は前記デジタル動画信号の本来解像度が前記ディスプレイパネルAの画面解像度より大きい場合に、
前記データ処理手段と前記ディスプレイ制御手段Aとが相俟って、前記ディスプレイパネルAに、本来画像の対象全体をカバーする画像ではあるが、解像度は前記ディスプレイパネルAの画面解像度を上回らない画像を表示する機能を実現するとともに、
前記データ処理手段と前記インターフェース手段A1とが相俟って、該インターフェース手段A1から、周辺装置における高解像度外部ディスプレイ手段がそれを受信して適正に処理することにより、本来画像を表示することが可能であるような外部表示信号を送信する機能を実現することを特徴とする、請求項3乃至5のいずれか一項に記載の携帯情報通信装置。 - 前記画像データファイル又は前記デジタル動画信号の本来解像度が前記ディスプレイパネルAの画面解像度より大きい場合に、
前記データ処理手段と前記ディスプレイ制御手段Aとが相俟って、前記ディスプレイパネルAに、本来画像から前記ディスプレイパネルAの画面解像度に相当する部分を切り出した部分画像を表示する機能を実現するとともに、
前記データ処理手段と前記インターフェース手段A1とが相俟って、該インターフェース手段A1から、周辺装置における高解像度外部ディスプレイ手段がそれを受信して適切に処理することにより、本来画像を表示することが可能であるような外部表示信号を送信する機能を実現することを特徴とする、請求項3乃至5のいずれか一項に記載の携帯情報通信装置。 - 前記データ処理手段と前記インターフェース手段A1とが相俟って、該インターフェース手段A1から、周辺装置における高解像度外部ディスプレイ手段がそれを受信して適切に処理することにより、本来画像に画素を補間することによって高解像度とした画像を表示することが可能であるような外部表示信号を送信する機能を実現することを特徴とする、請求項3乃至5のいずれか一項に記載の携帯情報通信装置。
- 外部入力手段を含む周辺装置、又は、外部入力手段が接続される周辺装置を接続し、該周辺装置における外部入力手段で入力されたデータ(以下、外部入力データと略記する)を受信し、必要であれば変換を行った上で、前記データ処理手段に送信するインターフェース手段A2を備え、前記データ処理手段は、該インターフェース手段A2から受信したデータを処理する機能を有することを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の携帯情報通信装置。
- 外部記憶手段を含む周辺装置、又は、外部記憶手段が接続される周辺装置を接続し、該周辺装置における外部記憶手段との間でデータを授受するインターフェース手段A3を備え、前記データ処理手段は、該外部記憶装置にアクセスしてデータを書き込む機能及び/又はデータを読み出す機能を有することを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の携帯情報通信装置。
- 内蔵充電池と該内蔵充電池に充電するための充電用端子Aとを備えたことを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の携帯情報通信装置。
- 請求項1乃至11のいずれか一項に記載の携帯情報通信装置と、
該携帯情報通信装置のインターフェース手段A1と接続され、該インターフェース手段A1から外部表示信号を受信するインターフェース手段B1と、
外部ディスプレイ装置とのインターフェース手段C1と、
を備えた接続ユニットと、
から構成されることを特徴とするパーソナルコンピュータシステム。 - 請求項9又は10に記載の携帯情報通信装置と、
該携帯情報通信装置のインターフェース手段A1と接続され、該インターフェース手段A1から外部表示信号を受信するインターフェース手段B1と、
該携帯情報通信装置のインターフェース手段A2と接続され、該インターフェース手段A2に外部入力データを送信するインターフェース手段B2と、
外部ディスプレイ装置とのインターフェース手段C1と、
外部入力装置とのインターフェース手段C2と、
を備えた接続ユニットと、
から構成されることを特徴とするパーソナルコンピュータシステム。 - 請求項10に記載の携帯情報通信装置と、
後記インターフェース手段B3経由でデータの書き込み及び/又は読み出しが行われる外部記憶手段Bと、
該携帯情報通信装置のインターフェース手段A1と接続され、該インターフェース手段A1から外部表示信号を受信するインターフェース手段B1と、
該携帯情報通信装置のインターフェース手段A2と接続され、該インターフェース手段A2に外部入力データを送信するインターフェース手段B2と、
該携帯情報通信装置のインターフェース手段A3と接続され、前記外部記憶手段Bとの間でデータを授受するインターフェース手段B3と、
外部ディスプレイ装置とのインターフェース手段C1と、
外部入力装置とのインターフェース手段C2と、
を備えた接続ユニットと、
から構成されることを特徴とするパーソナルコンピュータシステム。 - 請求項11に記載の携帯情報通信装置と、
該携帯情報通信装置のインターフェース手段A1と接続され、該インターフェース手段A1から外部表示信号を受信するインターフェース手段B1と、
外部ディスプレイ装置とのインターフェース手段C1と、
直流電力供給手段と、
前記充電用端子Aと接続され、前記直流電力供給手段からの直流電力を前記携帯情報通信装置に備えられた内蔵充電池に供給する充電用端子Bと、
を備えた接続ユニットと、
から構成されることを特徴とするパーソナルコンピュータシステム。 - 前記接続ユニットは、インターフェース手段B1経由で外部表示信号を受信し、インターフェース手段C1に接続された外部ディスプレイ装置の画面解像度及び/又は走査方式に適合した表示信号に変換するスキャンコンバート手段を備えたことを特徴とする、請求項12乃至15のいずれか一項に記載のパーソナルコンピュータシステム。
- ユーザーがマニュアル操作によって入力したデータを後記データ処理手段に送信する入力手段と、
無線信号を受信してデジタル信号に変換の上、後記データ処理手段に送信するとともに、後記データ処理手段から受信したデジタル信号を無線信号に変換して送信する無線通信手段と、
後記データ処理手段を動作させるプログラムと後記データ処理手段で処理可能なデータファイルとを格納する記憶手段と、
前記入力手段から送信されたデータ及び前記記憶手段に格納されたプログラムに基づき、前記無線通信手段から受信したデジタル信号及び/又は前記記憶手段から読み出したデータに必要な処理を行って、デジタル表示信号及びその他のデジタル信号を生成して送信するデータ処理手段と、
画面を構成する各々の画素が駆動されることにより画像を表示するディスプレイパネルAと、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき前記ディスプレイパネルAの各々の画素を駆動するディスプレイ制御手段Aとから構成されるディスプレイ手段と、
外部ディスプレイ手段を含む周辺装置、又は、外部ディスプレイ手段が接続される周辺装置を接続し、該周辺装置に対して、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき、外部表示信号を送信するインターフェース手段A1と、
外部入力手段を含む周辺装置、又は、外部入力手段が接続される周辺装置を接続し、外部入力データを受信し、必要であれば変換を行った上で、前記データ処理手段に送信するインターフェース手段A2と、
を備えるとともに、
前記データ処理手段と前記インターフェース手段A1とが相俟って、該インターフェース手段A1から、高解像度外部表示信号を送信する機能を実現した上で、
前記データ処理手段は、該インターフェース手段A2から受信したデータを処理する機能を有することを特徴とする携帯情報通信装置とともに用いる外部入出力ユニットであって、
ユーザーがマニュアル操作によって入力した外部入力データを後記インターフェース手段D2に送信する外部入力手段と、
画面を構成する各々の画素が駆動されることにより画像を表示するディスプレイパネルDと、後記インターフェース手段D1経由で受信した外部表示信号に基づき前記ディスプレイパネルDの各々の画素を駆動するディスプレイ制御手段Dとから構成される外部ディスプレイ手段と、
前記携帯情報通信装置のインターフェース手段A1と接続され、該インターフェース手段A1から外部表示信号を受信するインターフェース手段D1と、
前記携帯情報通信装置のインターフェース手段A2と接続され、該インターフェース手段A2に外部入力データを送信するインターフェース手段D2と、
を備えたことを特徴とする外部入出力ユニット。 - ユーザーがマニュアル操作によって入力したデータを後記データ処理手段に送信する入力手段と、
無線信号を受信してデジタル信号に変換の上、後記データ処理手段に送信するとともに、後記データ処理手段から受信したデジタル信号を無線信号に変換して送信する無線通信手段と、
後記データ処理手段を動作させるプログラムと後記データ処理手段で処理可能なデータファイルとを格納する記憶手段と、
前記入力手段から送信されたデータ及び前記記憶手段に格納されたプログラムに基づき、前記無線通信手段から受信したデジタル信号及び/又は前記記憶手段から読み出したデータに必要な処理を行って、デジタル表示信号及びその他のデジタル信号を生成して送信するデータ処理手段と、
画面を構成する各々の画素が駆動されることにより画像を表示するディスプレイパネルAと、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき前記ディスプレイパネルAの各々の画素を駆動するディスプレイ制御手段Aとから構成されるディスプレイ手段と、
外部ディスプレイ手段を含む周辺装置、又は、外部ディスプレイ手段が接続される周辺装置を接続し、該周辺装置に対して、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき、外部表示信号を送信するインターフェース手段A1と、
外部入力手段を含む周辺装置、又は、外部入力手段が接続される周辺装置を接続し、外部入力データを受信し、必要であれば変換を行った上で、前記データ処理手段に送信するインターフェース手段A2と、
外部記憶手段を含む周辺装置、又は、外部記憶手段が接続される周辺装置を接続し、該周辺装置における外部記憶手段との間でデータを授受するインターフェース手段A3と、
を備えるとともに、
前記データ処理手段と前記インターフェース手段A1とが相俟って、該インターフェース手段A1から、高解像度外部表示信号を送信する機能を実現した上で、
前記データ処理手段は、
該インターフェース手段A2から受信したデータを処理する機能と、
前記外部記憶装置にアクセスしてデータを書き込む機能及び/又はデータを読み出す機能を有することを特徴とする携帯情報通信装置とともに用いる外部入出力ユニットであって、
ユーザーがマニュアル操作によって入力した外部入力データを後記インターフェース手段D2に送信する外部入力手段と、
画面を構成する各々の画素が駆動されることにより画像を表示するディスプレイパネルDと、後記インターフェース手段D1経由で受信した外部表示信号に基づき前記ディスプレイパネルDの各々の画素を駆動するディスプレイ制御手段Dとから構成される外部ディスプレイ手段と、
後記インターフェース手段D3経由でデータの書き込み及び/又は読み出しが行われる外部記憶手段Dと、
前記携帯情報通信装置のインターフェース手段A1と接続され、該インターフェース手段A1から外部表示信号を受信するインターフェース手段D1と、
前記携帯情報通信装置のインターフェース手段A2と接続され、該インターフェース手段A2に外部入力データを送信するインターフェース手段D2と、
前記携帯情報通信装置のインターフェース手段A3と接続され、前記外部記憶手段Dとの間でデータを授受するインターフェース手段D3と、
を備えたことを特徴とする外部入出力ユニット。 - ユーザーがマニュアル操作によって入力したデータを後記データ処理手段に送信する入力手段と、
無線信号を受信してデジタル信号に変換の上、後記データ処理手段に送信するとともに、後記データ処理手段から受信したデジタル信号を無線信号に変換して送信する無線通信手段と、
後記データ処理手段を動作させるプログラムと後記データ処理手段で処理可能なデータファイルとを格納する記憶手段と、
前記入力手段から送信されたデータ及び前記記憶手段に格納されたプログラムに基づき、前記無線通信手段から受信したデジタル信号及び/又は前記記憶手段から読み出したデータに必要な処理を行って、デジタル表示信号及びその他のデジタル信号を生成して送信するデータ処理手段と、
画面を構成する各々の画素が駆動されることにより画像を表示するディスプレイパネルAと、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき前記ディスプレイパネルAの各々の画素を駆動するディスプレイ制御手段Aとから構成されるディスプレイ手段と、
外部ディスプレイ手段を含む周辺装置、又は、外部ディスプレイ手段が接続される周辺装置を接続し、該周辺装置に対して、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき、外部表示信号を送信するインターフェース手段A1と、
外部入力手段を含む周辺装置、又は、外部入力手段が接続される周辺装置を接続し、外部入力データを受信し、必要であれば変換を行った上で、前記データ処理手段に送信するインターフェース手段A2と、
内蔵充電池と、
該内蔵充電池に充電するための充電用端子Aと、
を備えるとともに、
前記データ処理手段と前記インターフェース手段A1とが相俟って、該インターフェース手段A1から、高解像度外部表示信号を送信する機能を実現した上で、
前記データ処理手段は、該インターフェース手段A2から受信したデータを処理する機能を有することを特徴とする携帯情報通信装置とともに用いる外部入出力ユニットであって、
ユーザーがマニュアル操作によって入力した外部入力データを後記インターフェース手段D2に送信する外部入力手段と、
画面を構成する各々の画素が駆動されることにより画像を表示するディスプレイパネルDと、後記インターフェース手段D1経由で受信した外部表示信号に基づき前記ディスプレイパネルDの各々の画素を駆動するディスプレイ制御手段Dとから構成される外部ディスプレイ手段と、
前記携帯情報通信装置のインターフェース手段A1と接続され、該インターフェース手段A1から外部表示信号を受信するインターフェース手段D1と、
前記携帯情報通信装置のインターフェース手段A2と接続され、該インターフェース手段A2に外部入力データを送信するインターフェース手段D2と、
直流電力供給手段と、
前記充電用端子Aと接続され、前記直流電力供給手段からの直流電力を前記内蔵充電池に供給する充電用端子Dと、
を備えることを特徴とする外部入出力ユニット。 - 前記インターフェース手段D1と前記ディスプレイ制御手段Dとが相俟って、該インターフェース手段D1経由で受信した外部表示信号を、前記ディスプレイパネルDの画面解像度及び/又は走査方式に適応した表示信号に変換するマルチスキャン機能を実現することを特徴とする、請求項17乃至19のいずれか一項に記載の外部入出力ユニット。
- 前記外部ディスプレイ手段が、ユーザーが該外部ディスプレイ手段を構成するディスプレイパネルDの表面を接触することによってデータを入力することのできるタッチパネル機能を有することを特徴とする、請求項17乃至20のいずれか一項に記載の外部入出力ユニット。
- 前記インターフェース手段D1を構成する回路と、前記インターフェース手段D2を構成する回路とを一体的な筐体の内部に納め、さらに、前記外部記憶手段Dと前記インターフェース手段D3とを備えた場合には、該外部記憶手段Dと該インターフェース手段D3を構成する回路も該筐体の内部に納め、
該筐体の天面には外部入力手段を構成するキーを配置し、
該筐体の側面又は底面には、インターフェース手段D1を構成する外部端子と、インターフェース手段D2を構成する外部端子とを配置し、さらに、前記インターフェース手段D3を備えた場合には該インターフェース手段D3を構成する外部端子も配置するとともに、
前記ディスプレイパネルDを該筐体にヒンジ等で接続したことを特徴とする、請求項17乃至21のいずれか一項に記載の外部入出力ユニット。 - 前記インターフェース手段D1を構成する回路と、前記インターフェース手段D2を構成する回路とを一体的な筐体の内部に納め、さらに、前記外部記憶手段Dと前記インターフェース手段D3とを備えた場合には、該外部記憶手段Dと該インターフェース手段D3を構成する回路も該筐体の内部に納め、
該筐体の天面にはディスプレイパネルDを配置し、
該筐体の側面又は底面には、インターフェース手段D1を構成する外部端子と、インターフェース手段D2を構成する外部端子とを配置し、さらに、前記インターフェース手段D3を備えた場合には該インターフェース手段D3を構成する外部端子も配置するとともに、
該筐体の天面における前記ディスプレイパネルDの額縁部には外部入力手段を構成するキーを配置したことを特徴とする、請求項17乃至21のいずれか一項に記載の外部入出力ユニット。
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