JP4297377B2 - 携帯情報通信装置、携帯情報通信装置とともに用いる外部装置、及び、携帯情報通信装置と外部装置とによって構成される情報通信システム - Google Patents
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Description
すなわち、通常、PC(Personal Computer)で閲覧されることを想定して作成されるWebページ(以下、PC向けWebページと略記する)は、HTMLで記述された文書ファイル(以下、HTMLファイルと略記する)及びそのリンクファイルで構成される。ところが、多くの携帯電話機では、付属ディスプレイの画面サイズ・画面解像度が小さいことを理由の一つとして、フルスペックのHTMLで記述されたWebページを適切に閲覧することはできず、閲覧できるのはPC向けWebサイトとは別個に構築されたいわゆる「ケータイ向けサイト」のWebページであって、CHTML(Compact HTML)、HDML(Handheld Device Markup Language)又はWML(Wireless Markup Language)等の携帯情報通信装置向けに特化したマークアップ言語で記述されたWebページだけとなっている。このため、特に解像度の高い画像ファイルにリンクしたHTMLファイルで記述されたWebページは、ほとんどの場合付属ディスプレイに正しく表示できず、また、画面を複数のフレームに分割し、各フレームに異なるURL(Uniform Resource Locator)を有するファイルを割り当てるフレーム表示のWebページを含むようなWebサイトなどでは、管理者側が携帯電話機からのアクセス自体を拒否することもある。
また、携帯電話機によっては、PCでの画面イメージに近いレイアウトで表示するレンダリングモードを有する場合もあるが、通常、PC向けWebページは、最低でもVGA(Video Graphics Array)サイズ(水平画素数×垂直画素数=640×480画素)の画面で閲覧されることを想定して作成するため、このレンダリングモードでは、水平スクロールを何度も繰り返さなければWebページの全体を閲覧することができず、したがって、Webページの全容を理解することに支障が生じる。
また、本「明細書」及び「特許請求の範囲」でいう「固定アクセスネットワーク」とは、WebクライアントであるPC等の端末との間で有線信号又は無線信号のやり取りを行うユーザー側回線終端装置が有線で接続された、固定電話局、CATV(Community Antenna TeleVision)基地局、光ファイバの収容局などの複数の有線基地局を相互に接続することによって構成され、接続装置と接続用通信回線とを介してISPシステムと接続されるネットワークのことである。そして、本「明細書」及び「特許請求の範囲」でいう「ユーザー側回線終端装置」とは、光ファイバーによってインターネットに接続する際に用いる「光回線終端装置(又はメディアコンバータ)」だけを意味するのではなく、アナログ電話回線によってインターネットに接続する際に用いる「モデム」、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線によってインターネットに接続する際に用いる「ターミナルアダプタ」、xDSL(Digital Subscriber Line)サービスによってインターネットに接続する際に用いる「xDSLモデム」、CATVサービスによってインターネットに接続する際に用いる「ケーブルモデム」、さらには光ファイバーなどの公衆回線と電力線通信を併用する場合の「PLC(Power Line Communications)親モデム」などを含む総称である。
さらに、本「明細書」及び「特許請求の範囲」でいう「デジタル表示信号」には、ビットマップ方式等で定義されたデジタル画像データに直接対応した信号だけでなく、デジタル画像データの生成(描画)を命令する描画命令のデジタル信号も含む。
また、本「明細書」及び「特許請求の範囲」でいう「外部ディスプレイ手段を伴う外部装置」には、ディスプレイパネル等が該外部装置の筐体の一部を構成していたり、ディスプレイパネル等が外部装置の本体筐体とヒンジ等で接続されることにより実質的に一体的に構成されていたりする装置だけではなく、「外部ディスプレイ装置と、該外部ディスプレイ装置と携帯情報通信装置とを媒介する接続ユニットとがケーブルで接続されている装置」も含む。そして、「外部装置における外部ディスプレイ手段」という表記によって、「外部装置に含まれた外部ディスプレイ手段又は外部装置に接続された外部ディスプレイ手段」を意味する。
さらに、本「明細書」及び「特許請求の範囲」でいう「外部表示信号」とは、外部装置における外部ディスプレイ手段がそれを受信して適切に処理することにより画像を表示することが可能であるような信号を意味する。そして、表示信号又は画像データファイル(以下、表示信号等と略記する)を「適切に処理する」とは、ディスプレイ手段、又は、データ処理手段及びディスプレイ手段が、表示信号等に含まれている画素ごとの論理的な色情報を、ディスプレイ手段の画面を構成する物理的な画素の色表示として過不足なく現実化することを意味しており、より具体的には、物理的な現実化にあたって画素を間引いて表示画像の解像度を小さくしたり、画素を補間して表示画像の解像度を大きくしたりしないことを意味している。
また、「モデム内蔵ルータ」や「モデム内蔵無線LANアクセスポイント装置」など、ユーザー側回線終端装置と中継装置を一体化した装置も実用化されているが、本「明細書」及び「特許請求の範囲」において「ユーザー側回線終端装置又は中継装置」という場合、これらの一体化された装置も含む。
無線通信手段Bを用いた通信が可能であるかどうかを判定する通信可否判断手段と;
を備え、前記通信可否判断手段は、接続可能な無線LANアクセスポイント装置を探索する機能を有した上で、該探索機能は、前記接続検知手段が接続していることを検知した場合に作動するように設定できるようにしたものである。
また、本「明細書」及び「特許請求の範囲」でいう「(画像データファイルが)表示対象は略共通であるが本来解像度は異なる」ケースには、「表示対象の表示範囲は略共通であり、本来解像度だけが異なる」ケースと「本来解像度だけでなく、表示対象の表示範囲自体が異なる」ケースの双方を含む。また、特に画像データファイルが文字等のキャラクタ情報を含む場合、例えば、「表示対象の表示範囲は略共通であり、本来解像度だけが異なる」ケースには、「含まれるキャラクタ情報は略共通であるが、そのキャラクタ表示のフォント等が異なる」ケースと「キャラクタ表示のフォント等だけではなく、含まれるキャラクタ情報自体に過不足がある」ケースの双方を含む。
逆に、特に第7の発明の情報通信システム、第8の発明の携帯情報通信装置、又は、第9乃至11のいずれか一つの発明の外部装置によれば、外部装置側にユーザー側回線終端装置や中継装置とのインターフェース手段を設けることにより、携帯情報通信装置側の通信手段の構成を簡素にすることができる。そして、そのうちでも特に第10の発明の情報通信装置によれば、ユーザー側回線終端装置や中継装置とのインターフェース手段として、PC等の分野で汎用的に用いられているイーサネット(登録商標)のNICを採用することにより、外部装置をさらに安価に構成することができる。また、そのうちでも特に第11の発明の情報通信装置によれば、外部装置とユーザー側回線終端装置や中継装置との接続を無線で行うことができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る携帯情報通信装置、携帯情報通信装置用接続ユニット、及び両者を接続した上で該接続ユニットに外部ディスプレイ装置及び外部入力装置を接続することによって構成した情報通信システムの構成及び機能を説明するためのブロック図であり、特に、該携帯情報通信装置が携帯電話機である場合について説明している。
なお、図1において、携帯電話機1が「特許請求の範囲」でいうところの携帯情報通信装置(1)にあたり、接続ユニット3が「特許請求の範囲」でいうところの外部装置(2A)にあたる。
以下では、LCDパネル15AはQVGAサイズの画面解像度を有し、通常は縦長画面(水平画素数×垂直画素数=240×320画素)で使用するものとして説明するが、それ以外の解像度であってもよい。
ここで、移動通信用アンテナ111AにRF送受信部1_111Bを加えた全体が「特許請求の範囲」でいうところの無線通信手段にあたる。
ここで、フラッシュメモリ14A及びRAM_14Bが、「特許請求の範囲」でいうところの記憶手段にあたる。その際、図1には記載されていないが、記憶手段として、メモリカード等の着脱式の記憶媒体を追加することもできる。また、中央演算回路10A、グラフィックコントローラ10B及びベースバンドプロセッサ11に、後記のVRAM_10Cを加えた全体が、「特許請求の範囲」でいうところのデータ処理手段にあたる。
該デジタル信号は、バス19、ベースバンドプロセッサ11、RF送受信部1_111B、移動通信用アンテナ111Aを経由して、インターネットプロトコルに準拠した電波信号としてモバイル基地局91に送信される。該電波信号はモバイル基地局91においてデジタル電気信号に変換され、モバイル回線921及び中継装置1_931を経由してISPシステム1_941に送信される。そして、該デジタル電気信号は、閲覧対象のWebページに対応するマークアップ文書ファイル及びそのリンクファイルが、ISPシステム1_941の管下にあるWebサーバ1_951に格納されている場合には、ISPシステム1_941とWebサーバ1_951を接続する回線を経由してWebサーバ1_951に送信され、マークアップ文書ファイル及びそのリンクファイルが、ISPシステム1_941以外のISPシステム2_942の管下にあるWebサーバ2_952に格納されている場合には、インターネット96及びISPシステム2_942を経由してWebサーバ2_952に送信される。
すなわち、上記のように携帯電話機1がそれ単独として使用されており、「マークアップ文書ファイルの送信要求をモバイル通信手段によって送信していること」を識別できる文字列を含むユーザーエージェント文字列が送信されてきた場合には、複数のマークアップ文書ファイルのうち、改行幅がより狭い固定幅レイアウト(より具体的には、LCDパネル15Aの画面水平解像度(240画素)程度の固定幅レイアウト)のマークアップ文書ファイル又はリキッドレイアウトのマークアップ文書ファイルを送信する。また、該マークアップ文書ファイルが画像データファイルにリンクしている場合には、複数の画像データファイルのうち、本来解像度がより低い画像データファイルを送信する。
その上で、中央演算回路10Aは、フラッシュメモリ14Aに格納されたブラウザプログラムに従い、LCDパネル15Aの画面水平解像度と同じ水平画素数を有するページ画像の描画命令を生成し、該描画命令をグラフィックコントローラ10Bに送信する。グラフィックコントローラ10Bは、該描画命令に基づき、十分に大きい論理解像度を有する仮想画面上においてビットマップデータを生成しVRAM_10Cに書き込むとともに、LCDパネル15Aに表示され、LCDパネル15Aの画面解像度と同じ解像度を有する画像を記述するビットマップデータをVRAM_10Cから切り出してLCDドライバ15Bに送信する。LCDドライバ15Bは、該ビットマップデータに基づいてLCDパネル15Aの画面を構成する各々の画素を駆動し、最終的に前記Webページに対応したページ画像の全部又は一部に、必要に応じて画面の上部・下部に表示されるメニュー表示等を組み合わせた全画面画像がLCDパネル15Aに表示される。
また、レイアウト形式としては、リキッドレイアウトを採用しており、画像データファイル等へもリンクしていないため、QVGAサイズであるLCDパネル15Aにおいても、水平スクロールすることなくページを閲覧することができる。
このような理由から、このページに対応するマークアップ文書ファイルはファイルサイズも小さいため、これがモバイルアクセスネットワークで送信されたとしても、モバイルアクセスネットワークの通信の安定性に悪影響を与えることはない。
携帯電話機1がこのようして保存した画像データファイル及び/又は音声データファイルを再生する場合、中央演算回路10Aは、キー操作部16Aを操作することにより入力されたデータに基づいてフラッシュメモリ14Aにアクセスしてデータファイルを読み出し、必要な処理を行うことにより、描画命令をグラフィックコントローラ10Bに出力したり、デジタル音声信号をベースバンドプロセッサ11経由でCODEC_18Cに出力したりする。この結果、LCDパネル15Aに画像を表示したり、スピーカ18Bから音声を出力したり、あるいは動画である画像データと音声データを組み合わせたムービーとして再生することができる。
なお、動画である画像データやムービーの再生は、上記のように一旦保存したデータファイルを再び読み出すことによってだけではなく、データを受信しながら同時に再生を行うストリーミング方式で行うことも可能である。
ただし、いずれの場合でも、フラッシュメモリ14Aの容量には限界があるため、例えば、長時間のムービー等を保存することには制約が生じる。
なお、記憶手段として、メモリカード等の着脱式の記憶媒体を追加した場合には、Webサーバから取得した画像データ及び/又は音声データだけではなく、該着脱式記憶媒体に保存されたデータファイルについても同様の方法で、再生することができる。
また、接続ユニット3は、外部キーボード61接続用、マウス62接続用及びケーブルモデム81接続用の外部入力接続端子36Dを有し、そこに外部キーボード61接続用ケーブル、マウス62接続用ケーブル及びケーブルモデム接続用ケーブルのコネクタを挿入することによって、これらの入力装置(外部キーボード61及びマウス62)及びユーザー側回線終端装置(ケーブルモデム81)を接続ユニット3に接続することができる。
さらに、接続ユニット3は、外部ディスプレイ装置5接続用の接続端子(図4に図示されていない)も有し、外部ディスプレイ5接続用ケーブルのコネクタを該接続端子と外部ディスプレイ装置5側の接続端子(図4に図示されていない)に接続することによって、外部ディスプレイ装置5を接続ユニット3に接続することができる。
一方、接続ユニット3とユーザー側回線終端装置(ケーブルモデム81)との間のインターフェース規格としては、イーサネット(登録商標)を採用することにより、コネクタやケーブルを安価に調達することができる。
さらに、接続ユニット3は商用電源プラグ37Cも有し、商用電源プラグ37Cを商用交流電源のコンセント7に挿入することにより供給される交流電力を、内蔵するAC/DC回路37B(図4には表示されていない)で変換することによって得られる直流電力によって接続ユニット3を駆動することができるとともに、携帯電話機1の内蔵充電池17(図4には表示されていない)を充電することができる。
なお、以下では、説明を簡単にするために、「接続ユニット3が作動中」の場合には、必ず、作動している外部ディスプレイ装置5、外部入力装置(外部キーボード61及びマウス62)及びユーザー側回線終端装置(ケーブルモデム81)が接続しているものとし、「接続ユニット3が接続していることの検知」には、これらの周辺装置が接続していることの検知も含むものとする。
また、この実施形態においては、携帯電話機1から接続ユニット3とへのビットマップデータの転送は、TMDS伝送方式で行われるが、それ以外に、デジタルRGB、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)(又はLDI(LVDS Display Interface))及びGVIF(Gigabit Video InterFace)などの伝送方式で転送することも可能である。
この際、HDD34の容量は、フラッシュメモリ14Aよりもはるかに大きくできるため、例えば、長時間のムービーの保存や数多くの音楽ファイルの保存を制約なく行うことができる。
また、外部ディスプレイ装置5に出力されるビットマップデータが記述する画像の解像度の指定は、上記のように、受信した外部ディスプレイ装置5の画面解像度データに基づいて自動的に行われるだけでなく、例えば、LCDパネル15A又は外部ディスプレイ装置5の画面に解像度の選択肢を示す画像を表示し、外部キーボード61又はマウス62によって外部ディスプレイ装置5の画面解像度に適合した解像度を選択する仕方で行うような構成とすることもできる。あるいは、そのような選択手段は設けず、外部ディスプレイ装置5に出力されるビットマップデータが記述する画像の解像度を、例えばVGAサイズに固定することも可能である。
すなわち、HTTPリクエストに対応したデジタル電気信号は、バス19、外部接続端子部A_13Dを経由して接続ユニット3のインターフェース部B_33で受信され、さらにインターフェース部C3_59とイーサーネットケーブルを経由してケーブルモデム81に送信される。そして、ケーブルモデム81において必要な変換を受けた後、CATV回線922及び中継装置2_932を経由してISPシステム1_941に送信され、最終的にはWebサーバ1_951又はWebサーバ2_952に送信される。
すなわち、ISPシステム94は、携帯電話機1から送信されるHTTPリクエストが、モバイル回線921経由又はCATV回線922経由のいずれの経路で送信されたかを判別した上で、その判別情報をWebサーバ1_951又はWebサーバ2_952に送信する。そして、Webサーバ1_951又はWebサーバ2_952は受信した判別情報に基づいて、より適合性の高いファイルを選択した上で送信すればよい。
そして、グラフィックコントローラ10B、TMDSトランスミッタ13A、インターフェース部B_33、インターフェース部C1_35等は[0069]及び[0071]で説明した通りに動作し、最終的に外部ディスプレイ装置5の画面において、前記マークアップ文書ファイル及びそのリンクファイルに対応したページ画像が表示されることになる。その際、特に、前記マークアップ文書ファイルの固定幅が外部ディスプレイ装置5の画面解像度より大きい場合には、キー操作部16Aにおいて画面スクロール機能を担うキーを操作することによって入力されるデータに応じて、中央演算回路10A1が描画命令を変更することにより、VRAM_10Cから切り出されるビットマップデータは仮想画面上を徐々に遷移し、その結果として、外部ディスプレイ装置5の画面においてページ画像がスクロール表示される。
このようなページを携帯電話機1単独で閲覧しようとすると、LCDパネル15Aでは水平スクロールを何度も繰り返さなければならず、また、キー操作部16Aでは十分な入力操作を行うことができないが、上記のように構成した情報通信システムによれば、外部ディスプレイ装置5の画面では水平スクロールすることなく閲覧でき、また、外部入力装置(外部キーボード61及びマウス62)によって容易に入力操作することができる。
このような理由から、このページに対応するマークアップ文書ファイル及びそのリンクファイルのファイルサイズは大きくなるが、これらのデータファイルは固定アクセスネットワーク経由で送信されるため、モバイルアクセスネットワークの通信の安定性に悪影響を与えることはない。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る携帯情報通信装置、携帯情報通信装置用外部入出力ユニット、及び両者を接続することによって構成した情報通信システムの構成及び機能を説明するためのブロック図であり、特に、該携帯情報通信装置が携帯電話機である場合について説明している。
なお、図7において、携帯電話機1が「特許請求の範囲」でいうところの携帯情報通信装置(1)にあたり、外部入出力ユニット4が「特許請求の範囲」でいうところの外部装置(2B)にあたる。
また、携帯電話機1は、接続ケーブル2を介して接続ユニットの替わりに外部入出力ユニット4に接続されるが、その場合も、中央演算回路10Aが外部ディスプレイ装置の画面解像度データを受信する替わりに外部入出力ユニット4の外部LCDパネル45Aの画面解像度データを受信すること等を除けば、基本的な機能は同じである。
さらに、外部入出力ユニット4についても、外部ディスプレイ装置及び外部キーボードを外部接続する替わりに、外部LCDパネル45Aと外部キー操作部461をその一部として含んでいること、ポインティングデバイスとしてマウスを外部接続する替わり外部タッチパッド462を備えていること等を除き、機能としては、第1の実施形態における接続ユニット3と外部ディスプレイ装置及び外部入力装置とを組み合わせたシステムとほとんど変わらない。
また、該筐体の背側面(図4には図示されていない)には、接続ケーブル2を接続するための外部接続端子部D_43Dと、AC/DC回路47Bを接続する電力ケーブルを接続するための端子部が設けられている。
また、この実施形態の携帯電話機1を外部入出力ユニット4に接続した場合でも、録画したムービーを再生したりする際の音声は、携帯電話機1側のスピーカ18Bから出力されるが、携帯電話機1と外部入出力ユニット4の双方に必要なインターフェース手段を追加し、外部入出力ユニット4に音声デコーダと高性能外部スピーカを追加することにより、該外部出力から高品質の音声を出力させるようにすることもできる。
すなわち、HTTPリクエストに対応したデジタル電気信号は、バス19、ベースバンドプロセッサ11、RF送受信部2_112B、共用アンテナ112Aを経由して、電波信号として無線LANアクセスポイント装置82に送信される。そして、無線LANアクセスポイント装置82においてデジタル電気信号に変換され、さらにメディアコンバータ83でデジタル光信号に変換された後、FTTH(Fiber To The Home)回線923及び中継装置3_933を経由してISPシステム1_941に送信され、最終的にはWebサーバ1_951又はWebサーバ2_952に送信される。
一方、Webサーバ1_951又はWebサーバ2_952においても、複数のマークアップ文書ファイルのうち、改行幅がより広い固定幅レイアウトのマークアップ文書ファイル(より具体的には、外部ディスプレイ装置5(LCD)の画面水平解像度(640画素)と同じか、それより広い固定幅レイアウト)のマークアップ文書ファイルを送信する。また、該マークアップ文書ファイルが画像データファイルにリンクしている場合には、複数の画像データファイルのうち、本来解像度がより高い画像データファイルを送信する。
さらに、それらのデータファイルは、デジタル電気信号として、直接に、又は、ISPシステム2_942及びインターネット96を経由して、ISPシステム1_941に送信される。そして、ISPシステム1_941は、今度は、前記ユーザーエージェント文字列の識別結果に基づき、デジタル電気信号を中継装置3_933に送信する。該デジタル電気信号は、FTTH回線923、メディアコンバータ83、無線LANアクセスポイント装置82を経由して、最終的には中央演算回路10Aでデジタル信号として受信され、結果として、Webページを構成するマークアップ文書ファイル及びそのリンクファイルが取得される。
そして、中央演算回路10A以降は[0083]で説明したのとほぼ同様に動作し、最終的には、外部LCDパネル45Aにおいて前記マークアップ文書ファイル及びそのリンクファイルに対応したページ画像が表示されることになる。
10A‥‥‥中央演算回路
10B‥‥‥グラフィックコントローラ
10C‥‥‥VRAM
11‥‥‥ベースバンドプロセッサ
111A‥‥‥移動通信用アンテナ
111B‥‥‥RF送受信部1
112B‥‥‥RF送受信部2
13A‥‥‥TMDSトランスミッタ
13D‥‥‥外部接続端子部A
14A‥‥‥フラッシュメモリ
14B‥‥‥RAM
15A‥‥‥LCDパネル
15B‥‥‥LCDドライバ
16A‥‥‥キー操作部
16B‥‥‥キー入力コントローラ
17‥‥‥内蔵充電池
18A‥‥‥マイクロホン
18B‥‥‥スピーカ
18C‥‥‥CODEC
19‥‥‥バス
2‥‥‥接続ケーブル
3‥‥‥接続ユニット
33‥‥‥インターフェース部B
33D‥‥‥外部接続端子部B
33D1‥‥‥挿入口
34‥‥‥HDD
35‥‥‥インターフェース部C1
36‥‥‥インターフェース部C2
36D‥‥‥外部入力接続端子
37A‥‥‥充電池B
37B‥‥‥AC/DC回路
37C‥‥‥商用電源プラグ
39‥‥‥インターフェース部C3
4‥‥‥外部入出力ユニット
43‥‥‥インターフェース部D
43D‥‥‥外部接続端子部D
44‥‥‥HDD
45A‥‥‥外部LCDパネル
45B‥‥‥外部LCDドライバ
45C‥‥‥スキャンコンバータ
45D‥‥‥TMDSレシーバ
461‥‥‥外部キー操作部
462‥‥‥外部タッチパッド
47A‥‥‥充電池D
47B‥‥‥AC/DC回路
47C‥‥‥商用電源プラグ
5‥‥‥外部ディスプレイ装置
61‥‥‥外部キーボード
62‥‥‥マウス
7‥‥‥コンセント
81‥‥‥ケーブルモデム
82‥‥‥無線LANアクセスポイント装置
83‥‥‥メディアコンバータ
91‥‥‥モバイル基地局
921‥‥‥モバイル回線
922‥‥‥CATV回線
923‥‥‥FTTH回線
931‥‥‥中継装置1
932‥‥‥中継装置2
933‥‥‥中継装置3
941‥‥‥ISPシステム1
942‥‥‥ISPシステム2
951‥‥‥Webサーバ1
952‥‥‥Webサーバ2
96‥‥‥インターネット
Claims (14)
- ISP(Internet Service Provider)システムと接続したモバイルアクセスネットワークから送信される無線信号を受信してデジタル信号に変換の上、後記データ処理手段に送信するとともに、後記データ処理手段から受信したデジタル信号を無線信号に変換して前記モバイルアクセスネットワークへ送信する無線通信手段と;
後記データ処理手段を動作させるプログラムと後記データ処理手段で処理可能なデータとを格納する記憶手段と;
前記記憶手段に格納されたプログラムに基づき、前記無線通信手段から受信したデジタル信号をリアルタイムで処理することによって、及び/又は、前記デジタル信号を自らが処理可能なデータファイルとして前記記憶手段に一旦格納し、その後読み出した上で処理することによって、デジタル表示信号を生成して後記ディスプレイ制御手段へ送信するデータ処理手段と;
画面を構成する各々の画素が駆動されることにより画像を表示するディスプレイパネルと、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき前記ディスプレイパネルの各々の画素を駆動するディスプレイ制御手段とから構成されるディスプレイ手段と;
を備え、
前記データ処理手段と前記無線通信手段とが相俟って、Webサーバへの「データの送信要求及びその他の情報」の送信やWebサーバからのデータの受信を、モバイルアクセスネットワーク及びモバイル対応ISPシステムを経由する経由の経路(以下、第1経路と略記する)で行う機能を実現する、
携帯情報通信装置であって、
「外部ディスプレイ手段を備えるか、又は、外部ディスプレイ手段を接続するかするとともに、前記モバイルアクセスネットワークと接続したISPシステム(以下、モバイル対応ISPシステムと略記する)と同じか又は別のISPシステムに接続する固定アクセスネットワークとの間で無線信号又は有線信号の送受信を行う第2通信手段を備える外部装置」とのインターフェース手段Aを備えた上で、
該インターフェース手段Aは、前記データ処理手段からデジタル表示信号を受信し、該デジタル表示信号に基づき、前記外部装置に対して前記外部ディスプレイ手段への外部表示信号を送信する機能を有するのみならず、
前記データ処理手段と前記インターフェース手段Aとが相俟って、Webサーバへの「データの送信要求及びその他の情報」の送信やWebサーバからのデータの受信を、前記インターフェース手段A、前記外部装置、前記固定アクセスネットワーク、及び、該固定アクセスネットワークと接続したISPシステム(以下、固定対応ISPシステムと略記する)を経由する経路(以下、第2経路と略記する)で行う機能を実現する、
ことを特徴とする携帯情報通信装置。 - データ処理手段が、Webサーバへの「データの送信要求及びその他の情報」の送信やWebサーバからのデータの受信を、前記第1経路と第2経路のいずれの経路で行うかを選択して指定する経路指定手段と;
データ処理手段が、Webサーバへの「データの送信要求及びその他の情報」の送信やWebサーバからのデータの受信を、前記第2経路によって行うことが可能であるかどうかを判定する通信可否判定手段と;
を備え、
該経路指定手段は、前記通信可否判定手段が「第2経路によって行うことが可能である」と判定した場合に、前記第2経路を優先的に選択して指定する機能を有することを特徴とする、請求項1に記載の携帯情報通信装置。 - データ処理手段が、Webサーバへの「データの送信要求及びその他の情報」の送信やWebサーバからのデータの受信を、前記第1経路と第2経路のいずれの経路で行うかを選択して指定する経路指定手段を備え、
前記第1経路と第2経路のいずれの経路を使用しているかを判別可能な情報を、前記経路指定手段が第1経路を選択して指定した場合には前記モバイル対応ISPシステムへ、前記経路指定手段が第2経路を選択して指定した場合には前記固定対応ISPシステムへ、それぞれ送信する機能を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の携帯情報通信装置。 - 個体識別子及び/又はモバイルアクセスネットワークにおける契約者回線番号が付与された上で、
前記データ処理手段と前記無線通信手段とが相俟って、前記個体識別子、契約者回線番号又はそれらを特定可能な情報(以下、端末識別情報と略記とする)を「データの送信要求及びその他の情報」とともに前記無線通信手段からモバイルアクセスネットワークへ送信する機能を実現するとともに、
前記データ処理手段と前記インターフェース手段Aとが相俟って、前記端末識別情報を「データの送信要求及びその他の情報」とともに、前記外部装置を経由して固定アクセスネットワークに送信する機能を実現することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の携帯情報通信装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の携帯情報通信装置とともに用いる外部装置であって、
前記モバイルアクセスネットワークと接続したISPシステムと同じか又は別のISPシステムに接続する固定アクセスネットワークとの間で無線信号又は有線信号の送受信を行う第2通信手段と;
外部ディスプレイ装置とのインターフェース手段Dと;
前記携帯情報通信装置のインターフェース手段Aと接続され、以下の(I)及び(II)の機能を有するインターフェース手段Bと;
を備える外部装置。
(I)前記インターフェース手段Aから外部表示信号を受信し、必要な処理を行った上で、前記インターフェース手段Dに送信する機能
(II)前記インターフェース手段Aと前記第2通信手段との間で、「Webサーバへ送信する『データの送信要求及びその他の情報』やWebサーバから受信するデータ」に係る信号を媒介する機能 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の携帯情報通信装置とともに用いる外部装置であって、
前記モバイルアクセスネットワークと接続したISPシステムと同じか又は別のISPシステムに接続する固定アクセスネットワークとの間で無線信号又は有線信号の送受信を行う第2通信手段と;
後記インターフェース手段Bから受信した外部表示信号に基づき画像を表示する外部ディスプレイ手段と;
前記携帯情報通信装置のインターフェース手段Aと接続され、以下の(I’)及び(II)の機能を有するインターフェース手段Bと;
を備える外部装置。
(I’)前記インターフェース手段Aから外部表示信号を受信し、必要な処理を行った上で、前記外部ディスプレイ手段に送信する機能
(II)前記インターフェース手段Aと前記第2通信手段との間で、「Webサーバへ送信する『データの送信要求及びその他の情報』やWebサーバから受信するデータ」に係る信号を媒介する機能 - 前記第2通信手段は、ISPシステムに接続する固定アクセスネットワークのユーザー側回線終端装置、又は、該ユーザー側回線終端装置への中継装置との間で無線信号又は有線信号の送受信を行うことを特徴とする、請求項5又は6に記載の外部装置。
- 前記第2通信手段は、イーサネット(登録商標)のNIC(Network Interface Card)の機能を有することを特徴とする、請求項7に記載の外部装置。
- 前記第2通信手段は、無線LANアクセスポイント装置との間で無線信号の送受信を行う機能を有することを特徴とする、請求項7に記載の外部装置。
- (1)ISPシステムと接続したモバイルアクセスネットワークから送信される無線信号を受信してデジタル信号に変換の上、後記データ処理手段に送信するとともに、後記データ処理手段から受信したデジタル信号を無線信号に変換して前記モバイルアクセスネットワークへ送信する無線通信手段と;
後記データ処理手段を動作させるプログラムと後記データ処理手段で処理可能なデータとを格納する記憶手段と;
前記記憶手段に格納されたプログラムに基づき、前記無線通信手段から受信したデジタル信号をリアルタイムで処理することによって、及び/又は、前記デジタル信号を自らが処理可能なデータファイルとして前記記憶手段に一旦格納し、その後読み出した上で処理することによって、デジタル表示信号を生成して後記ディスプレイ制御手段へ送信するデータ処理手段と;
画面を構成する各々の画素が駆動されることにより画像を表示するディスプレイパネルと、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき前記ディスプレイパネルの各々の画素を駆動するディスプレイ制御手段とから構成されるディスプレイ手段と;
外部ディスプレイ手段を備えるか、又は、外部ディスプレイ手段を接続するかする外部装置が接続され、前記データ処理手段からデジタル表示信号を受信し、該デジタル表示信号に基づき、前記外部装置に対して前記外部ディスプレイ手段への外部表示信号を送信するインターフェース手段Aと;
を備える携帯情報通信装置と、
(2A)前記モバイルアクセスネットワークと接続したISPシステム(以下、モバイル対応ISPシステムと略記する)と同じか又は別のISPシステムに接続する固定アクセスネットワークとの間で無線信号又は有線信号の送受信を行う第2通信手段と;
外部ディスプレイ装置とのインターフェース手段Dと;
前記携帯情報通信装置(1)のインターフェース手段Aと接続され、(I)前記インターフェース手段Aから外部表示信号を受信し、必要な処理を行った上で、前記インターフェース手段Dに送信する機能と、(II)前記インターフェース手段Aと前記第2通信手段との間で、「Webサーバへ送信する『データの送信要求及びその他の情報』やWebサーバから受信するデータ」に係る信号を媒介する機能とを有するインターフェース手段Bと;
を備える外部装置と、
から構成され、
前記携帯情報通信装置(1)のデータ処理手段が、前記無線通信手段又は前記インターフェース手段Aと相俟って、Webサーバへの「データの送信要求及びその他の情報」の送信やWebサーバからのデータの受信を、以下の2種類の経路で行う機能を実現することを特徴とする情報通信システム。
第1経路:データ処理手段←→無線通信手段←→モバイルアクセスネットワーク←→モバイル対応ISPシステム←→Webサーバ
第2経路:データ処理手段←→インターフェース手段A←→インターフェース手段B←→第2通信手段←→固定アクセスネットワーク←→前記固定アクセスネットワークと接続したISPシステム(以下、固定対応ISPシステムと略記する)←→Webサーバ - (1)ISPシステムと接続したモバイルアクセスネットワークから送信される無線信号を受信してデジタル信号に変換の上、後記データ処理手段に送信するとともに、後記データ処理手段から受信したデジタル信号を無線信号に変換して前記モバイルアクセスネットワークへ送信する無線通信手段と;
後記データ処理手段を動作させるプログラムと後記データ処理手段で処理可能なデータとを格納する記憶手段と;
前記記憶手段に格納されたプログラムに基づき、前記無線通信手段から受信したデジタル信号をリアルタイムで処理することによって、及び/又は、前記デジタル信号を自らが処理可能なデータファイルとして前記記憶手段に一旦格納し、その後読み出した上で処理することによって、デジタル表示信号を生成して後記ディスプレイ制御手段へ送信するデータ処理手段と;
画面を構成する各々の画素が駆動されることにより画像を表示するディスプレイパネルと、前記データ処理手段から受信したデジタル表示信号に基づき前記ディスプレイパネルの各々の画素を駆動するディスプレイ制御手段とから構成されるディスプレイ手段と;
外部ディスプレイ手段を備えるか、又は、外部ディスプレイ手段を接続するかする外部装置が接続され、前記データ処理手段からデジタル表示信号を受信し、該デジタル表示信号に基づき、前記外部装置に対して前記外部ディスプレイ手段への外部表示信号を送信するインターフェース手段Aと;
を備える携帯情報通信装置と、
(2B)前記モバイルアクセスネットワークと接続したISPシステム(以下、モバイル対応ISPシステムと略記する)と同じか又は別のISPシステムに接続する固定アクセスネットワークとの間で無線信号又は有線信号の送受信を行う第2通信手段と;
後記インターフェース手段Bから受信した外部表示信号に基づき画像を表示する外部ディスプレイ手段と;
前記携帯情報通信装置(1)のインターフェース手段Aと接続され、(I’)前記インターフェース手段Aから外部表示信号を受信し、必要な処理を行った上で、前記外部ディスプレイ手段に送信する機能と、(II)前記インターフェース手段Aと前記第2通信手段との間で、「Webサーバへ送信する『データの送信要求及びその他の情報』やWebサーバから受信するデータ」に係る信号を媒介する機能とを有するインターフェース手段Bと;
を備えた外部装置と、
から構成され、
前記携帯情報通信装置(1)のデータ処理手段が、前記無線通信手段又は前記インターフェース手段Aと相俟って、Webサーバへの「データの送信要求及びその他の情報」の送信やWebサーバからのデータの受信を、以下の2種類の経路で行う機能を実現することを特徴とする情報通信システム。
第1経路:データ処理手段←→無線通信手段←→モバイルアクセスネットワーク←→モバイル対応ISPシステム←→Webサーバ
第2経路:データ処理手段←→インターフェース手段A←→インターフェース手段B←→第2通信手段←→固定アクセスネットワーク←→前記固定アクセスネットワークと接続したISPシステム(以下、固定対応ISPシステムと略記する)←→Webサーバ - データ処理手段が、Webサーバへの「データの送信要求及びその他の情報」の送信やWebサーバからのデータの受信を、前記第1経路と第2経路のいずれの経路で行うかを選択して指定する経路指定手段と;
データ処理手段が、Webサーバへの「データの送信要求及びその他の情報」の送信やWebサーバからのデータの受信を、前記第2経路によって行うことが可能であるかどうかを判定する通信可否判定手段と;
を備え、
該経路指定手段は、前記通信可否判定手段が「第2経路によって行うことが可能である」と判定した場合に、前記第2経路を優先的に選択して指定する機能を有することを特徴とする、請求項10又は11に記載の情報通信システム。 - データ処理手段が、Webサーバへの「データの送信要求及びその他の情報」の送信やWebサーバからのデータの受信を、前記第1経路と第2経路のいずれの経路で行うかを選択して指定する経路指定手段を備え、
前記第1経路と第2経路のいずれの経路を使用しているかを判別可能な情報を、前記経路指定手段が第1経路を選択して指定した場合には前記モバイル対応ISPシステムへ、前記経路指定手段が第2経路を選択して指定した場合には前記固定対応ISPシステムへ、それぞれ送信する機能を有することを特徴とする、請求項10乃至12のいずれか一項に記載の情報通信システム。 - 前記携帯情報通信装置(1)は、個体識別子及び/又はモバイルアクセスネットワークにおける契約者回線番号が付与された上で、
前記データ処理手段と前記無線通信手段とが相俟って、前記個体識別子、契約者回線番号又はそれらを特定可能な情報(以下、端末識別情報と略記とする)を「データの送信要求及びその他の情報」とともに前記無線通信手段からモバイルアクセスネットワークへ送信する機能を実現するとともに、
前記データ処理手段と前記インターフェース手段Aとインターフェース手段Bと第2通信手段とが相俟って、前記端末識別情報を「データの送信要求及びその他の情報」とともに前記第2通信手段から固定アクセスネットワークに送信する機能を実現することを特徴とする、請求項10乃至13のいずれか一項に記載の情報通信システム。
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