JP3871872B2 - 内挿物取扱工具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は加圧水型原子炉発電所で使用される全ての内挿物を取扱うことができる内挿物取扱工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
加圧水型原子炉発電所で使用される燃料集合体には過剰な反応度を中性子を吸収することにより抑制するため、図1に示す如く中性子吸収材51を内蔵する制御棒50の集合体、即ち、制御棒クラスタ(RCC)や、図2に示す如き可燃性吸収材を内蔵する複数の可燃吸収棒52に一部、シンブルプラグ53を挿入した可燃吸収棒集合体(BP)が内挿されるようになっており、これらRCC及びBPを燃料集合体の制御棒案内管内において出し入れするためにRCC取扱工具及びBP取扱工具が夫々の形状に応じて別個に作製されている。
【0003】
即ち、RCC取扱工具はRCCを燃料集合体中の制御棒案内管内に出し入れする際に長尺のRCC棒を曲げないよう、また横振れしないようにRCCを鉛直方向に投影した形の穴があいているガイドプレートの呼ばれる板を工具内所要個所に設置している。このため、RCCをラッチする工具先端部もこのガイドプレートを通過することが必要となるため、工具先端部を横方向に振れ止め、即ち、水平方向に位置決めすることができない。また、BP及びPD(ブラギングデバイス)は元々、このガイドプレートを通過できるような形状でないため、従来のRCC取扱工具でBP及びPDを取扱うことは不可能である。
【0004】
一方、従来のBP取扱工具はコームと呼ばれるBP棒を位置決めする板が工具の下端に一個所設置されていてBP棒を振れ止めしており、エアシリンダを用いた駆動系でコームの開閉を行っている。
このように従来においてはRCCとBP及びPDの取扱いは全く別であり、RCC及び中性子源にはRCC取扱工具,BPにはBP取扱工具,PDにはPDと工具が用いられていた。
しかし、上記の如くRCCと、BPおよびPDを取扱う工具が夫々専用の別個のものであるときは、一々、別々に作業をすることとなり、その都度、工具の吊り替え作業をしなければならない煩わしさがあった。
また、別々に操作することにより操作間違いによるミスの発生を免れなかった。
【0005】
そこで、近時、上記別々の工具で取扱われていたRCC,BP,PDなどの内挿物をひとつの工具で取扱えるようにした取扱工具が提案され(特許第2505567号公報参照)、その使用が進められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記使用されている取扱工具は何れも内挿物把持部(グリッパ)上下駆動モータに供給する電源の外に、シリンダを駆動するための圧縮空気(窒素)を供給する必要のある大掛かりな工具で、重量も大きく、取扱工具の全体重量を燃料集合体に掛けることができないため、エアバランサやスプリングバランサなどを用いて取扱工具重量を使用済燃料ピットクレーンのホイストにも荷重をかける必要があった。
【0007】
本発明は上述の如き実状に着目し、その改善を図るべく、特に駆動系統の簡単化を進めることにより従来の取扱工具のように圧縮空気(窒素)を必要とせず、モータと制御器を駆動するための電源だけを接続すれば使用可能として定期検査時に行われる内挿物入替作業時間を低減化することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
即ち、上記目的に適合する本発明は、工具枠に対してガイドローラで位置決めされたガイド筒内部にRCCラッチ部分と、BPラッチ部分を夫々先端に有して、前者を内側に、後者を外側に配して内外に配設した内挿物取扱工具であって、前記ガイド筒内面中間部にRCC位置決めテーパ、下端にBP上への位置決めテーパを形成すると共に、該ガイド筒に内挿物把持操作用軸を取り付け、該軸を回転させることによりカム機構等を介してRCCラッチ爪を前後に押し出し、引き込み可能ならしめる一方、ガイド筒外周に設けたBPラッチ爪駆動ドグがBPラッチ爪上部を押すことによりBPラッチ爪を開閉可能ならしめるよう構成したことを特徴とする。
【0009】
請求項2〜6の発明は上記発明の実施にあたり、取り入れられる具体的態様であり、請求項2は内挿物把持操作用軸の回転が、内挿物把持部が下限に来た際に、回転アームがストッパの溝から外れることにより可能となること、請求項3は、RCCラッチ部分及びBPラッチ部分を含む内挿物把持部が工具枠に対して工具枠構造部の4隅に配された角管もしくはアングルをガイドとして上下に移動できるようガイドローラで位置決めされており、RCC取扱時も上下2段のコームを使用することにより多数のガイドカードを配したガイドチューブを使用することなく取扱い可能であること、請求項4は内挿物把持/開放の操作、コーム開閉の操作が上部の操作部まで延びた操作棒の回転によって行われ、モータやシリンダを使用する必要がないこと、請求項5は内挿物把持部のラッチ/アンラッチ操作、コーム開閉操作を行う上部の操作部に内挿物上下駆動機構の重量を計測する計測器を具備させ、モータボックス,ワイヤ,内挿物把持部及び該把持部で把持した内挿物の合計の重量を計測し、その変動により内挿物と、取扱工具構造物との干渉や高摩擦等を検知せしめるようにしたこと、請求項6は更に上記の重量計測において内挿物を選択する機能及び内挿物ごとに駆動時の最大許容荷重,最小許容荷重を設定したことを夫々特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、更に添付図面にもとづいて、上記本発明の詳細を説明する。
【0011】
図3および図4は本発明内挿物取扱工具の全体を示す概要図で、本発明取扱工具は図示の如く操作部Aと枠構造部C及びそれらを連結する円筒部Bより構成されており、内挿物を把持するグリッパよりなる内挿物把持部1が図4に示すような枠構造部C内においてワイヤ2を介して上部の操作部Aに設置されているワイヤドラム3に巻かれて吊り下げられていて、ワイヤの巻取り、巻戻しにより枠構造部C内で上下する構造となっている。
なお、図中、7は吊り具、10は上コーム開閉駆動軸、11は下コーム開閉駆動軸、12は爪操作軸であり、またKは上コーム、K′は下コームであり、枠構造部C内で内挿物の横振れを防止している。
【0012】
しかして、上記工具において本発明の要部をなす内挿物把持部(グリッパ)1は図5に示すように支柱9でつながれた上ベース板4と下ベース板5の夫々の4隅に計8個のガイドローラ6が配置されており、図示しない枠構造部Cの4隅の角パイプをガイドとして水平方向に揺れることなく円滑に上下動するようになっていて、上端に固定されたアイボルト7′で上方のワイヤ2に接続され、上下に駆動されるようになっている。
【0013】
図6乃至図10は上記における内挿物把持部1の詳細を示し、図6及び図8(イ)はアンラッチ状態、図7及び図8(ロ)はラッチ状態で示す。
これら各図で示すように内挿物把持部1に内挿物ラッチ部はガイド筒21の内側にRCCラッチ爪22を有するRCCラッチ部分LRを配し、外側にBPラッチ爪軸25で取り付けたBPラッチ爪24を有するBPラッチ部分LBを配することによって構成されており、RCCラッチ爪22にはRCCラッチ爪駆動機構23が、またBPラッチ爪24にはBPラッチ爪駆動ドグ26が設けられると共に、更にそれらの爪を作用させるための爪駆動軸(内挿物把持操作用軸)27が設けられている。
【0014】
ここで、ガイド筒21の内面には中間部にRCC上への位置決めテーパ21aと、下端にBP上への位置決めテーパ21bが形成され、夫々位置決めが正確にできるようになっている。
このガイド筒21は図5で示されるように回転しない構造であり、一方、爪駆動軸27は爪の開閉のため45度回転するようになっている。
RCCラッチ爪駆動機構23は図9及び図10に示すように全周で4個所、2段のRCCラッチ爪22,爪駆動軸27,RCC爪駆動機構外枠28およびカム29によって構成されており、RCCラッチ爪22はRCC爪駆動機構外枠28の溝Gに沿って前後できるようになっている。
従って爪駆動軸27を回転させると、爪駆動軸27に固定されているカム29が回転し、RCCラッチ爪22のピン30がカム29に穿設された孔の内を動くことにより結果的にRCCラッチ爪22が前後することになる。
【0015】
一方、上記爪駆動軸27の回転機構としては、図11に示すように爪駆動軸27の上端に爪駆動プレート31が取り付けられており、その爪駆動プレート31にはアームピン32を軸として上下できるアーム33が取り付けられている。また下ベース板5には頂部に溝部を有するストッパ34が取り付けられていて、把持部(グリッパ)が下限でない位置にある場合(図11(ロ))にはアーム33はストッパ34の溝に入っているため回転できない。
即ち、把持部(グリッパ)が下限にないと内挿物のラッチ/アンラッチができない構造となっている。
【0016】
一方、把持部(グリッパ)が下限まで下降すると、図11(イ)に示したようにアーム33がストッパ34の溝から外れると共に爪操作軸12側のアーム35のピン36がさきのアーム33先端のU字溝33′に嵌合し、爪駆動プレート31及び爪駆動軸27が回転できる状態になる。
そして、爪操作軸12を回転させると、爪操作軸12側のアーム35のピン36がさきのアーム33のU字状溝33′を押し、爪駆動プレート31及び爪駆動軸27が回転する。
ストッパ34の溝の両側にある板は図12に示すように回転の内側(M)はアーム33が押し上げられた状態では通過できる高さで、外側(N)はアーム33が押し上げられた状態でも通過できない高さになっており、2つのストッパ34で規制されて所定角度(45度)より大きく回転できない構造になっている。
【0017】
なお、当然のことながらアーム33の最外端位置は下ベース板5外縁からは突出しているが、上下移動の障害物となるコーム(K)が開いた状態の内接ラインよりは内側であり、また、アーム35の内方への突入はラッチ位置、アンラッチ位置では下ベース板5までは届かない(図12参照)。
従ってアーム33,35の突出は把持部(グリッパ)全体の上下には支障を与えない。
【0018】
以上説明した各部構成にもとづいて、内挿物ラッチ部のラッチ・アンラッチの状態を図6,図7に従って説明すると、図6に示すようにアンラッチ状態でRCCラッチ爪駆動機構23内のカム29でRCCラッチ爪22を引き込んだ状態となっており、一方、BPラッチ爪駆動ドグ26のP部がBPラッチ爪24のQ側を押し、BPラッチ爪がアンラッチ状態となっている。
【0019】
これに対し、図7に示すラッチ状態では爪駆動軸27を上から見て時計方向に45度回転させた状態となっており、RCCラッチ爪駆動機構23内のカム29でRCCラッチ爪22が押し出されて、RCCをラッチする。
一方、上記回転により爪駆動軸27に固定されているBPラッチ爪駆動ドグ26も45度回転し、BPラッチ爪駆動ドグ26のP′側がBPラッチ爪24のQ′側を押し、BPラッチ爪24はBPラッチ爪軸25を中心に回転し、BPラッチ爪24の先端がBPのホールドダウンバーをラッチする。
【0020】
次に図13及び図14は本発明取扱工具に使用されるコームの例であり、1本のコーム開閉駆動軸を回転させることにより、4枚のコーム板(以下、単にコームという)を同時に開閉できる機構のものを用いている(特願2000−223858号)。
通常、コームは特にBP取扱工具において、BP棒の横振れ止めのため工具下端に設置され使用されるが、本発明においてはBPに限らず、RCCにも使用可能となっている。
【0021】
このコームは図示するように互いに直交して対面する2対のコーム41,42、43,44よりなっており、これら直交する2対の各コーム41,42,43,44には夫々、その両端側に小傘歯車45,45′、46,46′、47,47′、48,48′が取り付けられており、そのうち、1つの対向する小傘歯車、図では小傘歯車45,47にコームを駆動するための駆動軸49に取り付けられた大傘歯車60が噛み合っており、また、他の互いに対合する各小傘歯車45′,48、46,48′、46′,47′にはアイドル軸61,62,63に取り付けられた大傘歯車64,65,66が夫々噛み合っている。
【0022】
そして、コーム41,42の小傘歯車45,45′、46,46′はコーム下面側両側に取着された軸先端に取り付けられ、一方、コーム43,44の小傘歯車47,47′、48,48′はコーム上面側両側に取着された軸先端に取り付けかれて駆動軸49を上からみて時計回り方向に回転させると、各小傘歯車とアイドル軸の大傘歯車を介してコーム41とコーム42は上側から水平方向に向かって回転し、一方、コーム43とコーム44は下側から水平方向に向かって回転し、丁度、水平になったところで図14に示されるように上側から回転してきたコーム41,42と下側から回転してきたコーム43,44とが接触することで回転は停止し、お互いがストッパの役割を果たして、コームの水平位置停止のための従来のように別途ストッパ機構を設ける必要がないよう構成されている。
【0023】
以上、本発明取扱工具における内挿物把持部の具体的構造を説明して来たが、引き続き更に上記内挿物把持部を上方からワイヤで吊り下げて、ワイヤの巻き取り、巻き戻しにより内挿物を上下移動させる操作部について説明する。
【0024】
図15は上記操作部を示し、同操作部は爪操作軸12に固定されたラッチ/アンラッチ操作レバー12′、コーム開閉駆動軸10,11に固定されたコーム操作レバー10′,11′の3つのレバーがあり、またピットクレーンのホイストに吊るための吊り具7がある。
更に、ワイヤドラム3,モータ73及びエンコーダもしくはポテンショメータ,リミットスイッチで構成された位置検出器74を内蔵したモータボックス72が具備されており、その下にロードセル75が下部の板に挟まれた状態で設置されている。
このロードセル75ではモータボックス72,ワイヤ2,内挿物把持部及び該把持部で把持した内挿物の合計の重量を計測することができるので、隣接構造物などの干渉や摩擦などで大きな荷重変動が起こったことを検知することができる。
その他、操作部にはトランスや直流電源装置を配した動力ボックス76と、前記ロードセル75の計測値や位置検出器74の出力を認識し、モータの動きを制御するための制御器を搭載した制御ボックス77が備えられている。制御ボックス77には内挿物の種類を選択できるスイッチを配し、選択された内挿物によって、位置,荷重,コーム開閉状態によりインターロックを掛け、吊り上げ時のトラブルを防止し、装置,内挿物の健全性を保つことができるようになっている。
以上、本発明取扱工具を、その各部について説明して来たが、本発明は、その目的を逸脱しない限り細部における設計的変更が許されることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、内挿物取扱工具の、特に内挿物把持部において、内挿物把持操作用軸(爪駆動軸)の回転によりRCCラッチ爪,BPラッチ爪のラッチ/アンラッチを行うようにすると共に、更に内挿物把持/開放の操作、コーム開閉の操作を上部まで延びた操作棒の回転により実現させるものであり、内挿物入替作業(シャフリング)時に、一々 、工具の吊り替えを行う必要がなく、作業時間の低減をはかることができると共に、操作が頗る簡便であり、しかも操作部の内挿物選択スイッチで内挿物を選択する以外、全ての内挿物で同じ操作で取扱うことができる便利性を有する顕著な効果を奏する。
【0026】
また、本発明は従来の取扱工具のように圧縮空気(窒素)を必要とせず、モータと制御器を駆動するための電源だけを接続すれば使用することができる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明工具により取り扱われるRCCの概要を示し、(イ)は平面図、(ロ)は一部切欠正面図である。
【図2】本発明工具により取り扱われるBPの概要を示す一部切欠正面図である。
【図3】本発明に係る取扱工具の全体を示す概要図で、一部断面で示す。
【図4】一部を省略した本発明取扱工具の全体概要図である。
【図5】本発明取扱工具の要部をなす内挿物把持部の概要図である。
【図6】上記内挿物把持部のラッチ部をアンラッチ状態で示す概要図であり、(イ)は平面図、(ロ)は正面図である。
【図7】本発明に係る内挿物把持部のラッチ部をラッチ状態で示す概要図であり、(イ)は平面図、(ロ)は正面図である。
【図8】BPラッチ爪とBPラッチ爪駆動ドグとの作用説明図で、(イ)はアンラッチ状態、(ロ)はラッチ状態を示す。
【図9】RCC爪駆動機構を示すアンラッチ状態概要図で、(イ)は正面図、(ロ)は要部断面図である。
【図10】RCC爪駆動機構を示すラッチ状態概要図で、(イ)は正面図、(ロ)は要部断面図である。
【図11】爪駆動軸回転機構を示す作用説明図で、一部断面で示し、(イ)は内挿物把持部が下限のとき、(ロ)は同把持部が下限でないときの状態図である。
【図12】図11の平面概要図である。
【図13】本発明で用いるコーム部説明図で、コーム開の状態である。
【図14】同じく上記コーム部説明図で、コーム閉の状態である。
【図15】本発明における操作部説明図で、(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は側面図である。
【符号の説明】
A 操作部
C 枠構造部
K 上コーム
K′ 下コーム
LR RCCラッチ部分
LB BPラッチ部分
1 内挿物把持部
2 ワイヤ
10 上コーム開閉駆動軸
11 下コーム開閉駆動軸
12 爪操作軸
21 ガイド筒
22 RCCラッチ爪
23RCC爪駆動機構
24 BPラッチ爪
26 BPラッチ爪駆動ドグ
27 爪駆動軸(内挿物把持操作用軸)
Claims (6)
- 工具枠に対してガイドローラで位置決めされたガイド筒にRCCラッチ部分と、BPラッチ部分を夫々先端に有して、前者を内側に、後者を外側に配して内外に配設した内挿物取扱工具において、前記ガイド筒内面中間部にRCC位置決めテーパ、下端にBP上への位置決めテーパを形成すると共に、該ガイド筒に内挿物把持操作用軸を取り付け、該軸を回転させることによりRCCラッチ爪を前後に押し出し、引き込み可能ならしめる一方、内挿物把持操作用軸と一緒に回転するように当該軸に連結されたガイド筒外周に配置したBPラッチ爪駆動ドグがラッチ爪上部を押すことによりBPラッチ爪を開閉可能ならしめるよう構成してなることを特徴とする内挿物取扱工具。
- 内挿物把持操作用軸は、内挿物把持部が下限に来た際にその回転アームがストッパの溝から外れることにより回転可能となる請求項1記載の内挿物取扱工具。
- RCCラッチ部分及びBPラッチ部分を含む内挿物把持部が工具枠に対して工具枠構造部の4隅に配された角パイプもしくはアングルをガイドとして上下に移動できるようガイドローラで位置決めされており、RCC取扱時も上下2段のコームを使用することにより多数のガイドカードを配したガイドチューブを使用することなく取扱い可能である請求項1または2記載の内挿物取扱工具。
- 内挿物把持/開放の操作、コーム開閉の操作が上部の操作部まで延びた操作棒の回転によって行われ、モータやシリンダを使用する必要がない請求項1,2または3記載の内挿物取扱工具。
- 内挿物把持部のラッチ/アンラッチ操作、コーム開閉操作を行う上部の操作部に内挿物上下駆動機構の重量を計測する計測器を具備させ、モータボックス,ワイヤ,内挿物把持部及び該把持部で把持した内挿物の合計の重量を計測し、その変動により内挿物と、取扱工具構造物との干渉や高摩擦を検知せしめる請求項1〜4のいずれかの項に記載の内挿物取扱工具。
- 重量計測において、内挿物を選択する機能および内挿物ごとに駆動時の最大許容荷重,最小許容荷重を設定する請求項5記載の内挿物取扱工具。
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