JPH07151897A - 原子炉燃料交換機構 - Google Patents

原子炉燃料交換機構

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JPH07151897A
JPH07151897A JP6192982A JP19298294A JPH07151897A JP H07151897 A JPH07151897 A JP H07151897A JP 6192982 A JP6192982 A JP 6192982A JP 19298294 A JP19298294 A JP 19298294A JP H07151897 A JPH07151897 A JP H07151897A
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JP
Japan
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trolley
elevator
bridge
core
rotating
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Withdrawn
Application number
JP6192982A
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English (en)
Inventor
Frank Ortega
フランク・オルテガ
David L Faulstich
デイビッド・ルイス・フォールスティッチ
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C19/00Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
    • G21C19/20Arrangements for introducing objects into the pressure vessel; Arrangements for handling objects within the pressure vessel; Arrangements for removing objects from the pressure vessel
    • G21C19/205Interchanging of fuel elements in the core, i.e. fuel shuffling
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C19/00Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
    • G21C19/02Details of handling arrangements
    • G21C19/10Lifting devices or pulling devices adapted for co-operation with fuel elements or with control elements
    • GPHYSICS
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    • G21C19/02Details of handling arrangements
    • G21C19/10Lifting devices or pulling devices adapted for co-operation with fuel elements or with control elements
    • G21C19/105Lifting devices or pulling devices adapted for co-operation with fuel elements or with control elements with grasping or spreading coupling elements
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炉心内のセルの間での燃料束の入れ替えが出
来ると共に、燃料束を炉心内の相補形のセル内に正確に
配置することが出来る原子炉燃料交換機構を提供する。 【構成】 炉心の上方に位置ぎめし得るブリッジ30
と、ブリッジの上に設けられたトロリー34と、トロリ
ーに設けられていて、下端に荷重を解放自在に保持する
為の掴み部材40を持つ垂直方向に可動の柱38を含む
昇降機36と、炉心の周りにブリッジを回転させる手段
48,50と、ブリッジにわたってトロリーを並進させ
る手段52,54,56と、トロリー上で昇降機を回転
させる手段60,62,64と、掴み部材を位置ぎめす
る為に前記柱を垂直方向に移動させる手段68,70と
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は全般的に原子炉、更に特定して
云えば、沸騰水形原子炉の圧力容器内にある炉心の燃料
交換を行なう機構に関する。
【0002】
【発明の背景】沸騰水形原子炉(BWR)は、原子炉の
閉じた圧力容器内の水中に没する炉心を含んでおり、こ
の容器は格納容器内に配置されていて、その上方には燃
料交換用の水のプールが配置されている。燃料交換サイ
クルの間、圧力容器の上側ヘッドを容器の内部部品と共
に取外して、炉心への接近が出来る様にする。水が、そ
の上方に配置されたプールの水準まで開放した容器を完
全に充填しており、普通の可動の燃料交換ガントリー又
はプラットフォームがプールの上方で可動であって、交
換用燃料束を炉心まで運ぶと共に、使用済み燃料束を炉
心から取出す。典型的には、プラットフォームはレール
の上を縦方向に移動し、それが持っているトロリーがレ
ールの間を横方向に移動する。下端に掴み部材を持つ入
れ子形の柱がトロリーに担持されていて、燃料束を水中
で正確に炉心へ、そして炉心から移動することが出来る
様になっている。
【0003】典型的には、炉心は四角のセルの2次元の
水平配列を持っており、その中に四角の燃料束を縦方向
に挿入したり引出したりする。燃料交換プラットフォー
ムから炉心までの高さ方向の距離が、典型的には比較的
大きく、例えば約30メートルもあるから、燃料交換過
程を完了するのに要する時間並びに困難さも比較的大き
い。燃料束はそれと合さるセルの中に密な許容公差では
まるので、燃料束をその中に正確に位置ぎめする送込み
にはかなりのオペレータ時間を必要とする。それに、燃
料交換作業の間に水の流れが発生した場合、燃料束をそ
れと合さるセルの中に正確に挿入することが一段と困難
になる。
【0004】典型的な燃料交換サイクルでは、炉心内に
ある燃料束の約30%を交換する。それに、残っている
燃料のかなりの部分又は全部は、燃料の燃焼を改善し
て、その寿命を長くする為に、入れ替える、即ち、炉心
内のある場所から別の場所へ移し替える。従って、普通
の燃料交換プラットフォームは、使用済み燃料束を取外
して、交換用の燃料束を取付けるだけでなく、燃料交換
作業全体を完了する為には、残りの燃料束をセルの間で
入れ替えることもしなければならない。勿論、これはか
なりの時間を要し、それがコスト高になると共に、放射
線被爆時間の長さを長くする。
【0005】
【発明の要約】原子炉燃料交換機構がブリッジと、該ブ
リッジ上のトロリーと、該トロリー上の昇降機とを有
し、この昇降機はその下端に掴み部材を持つ柱を含む。
ブリッジは炉心に張りわたされていて、その周りに沿っ
て回転自在である。トロリーはブリッジ上で並進可能で
ある。昇降機もトロリー上で回転可能であって、柱は掴
み部材を位置ぎめする為に垂直方向に可動である。機構
のこう云う組合せて動く能力により、炉心内のセルの間
で燃料束の入れ替えが出来ると共に、四角の燃料束を炉
心内の相補形の四角のセルに正確に配置することが出来
る。
【0006】この発明の好ましい実施例並びにその他の
目的及び利点は、以下図面について詳しく説明する所か
ら明らかになろう。
【0007】
【好ましい実施例の説明】図1には原子炉建物10の一
部分が図式的に示されており、この建物は普通の格納容
器12を含み、その中に普通の原子炉の圧力容器14が
配置されている。圧力容器14の内側には普通の炉心1
6が配置されており、これが外側の円筒形炉心シュラウ
ド18を有する。容器14は、それに普通設けられてい
る上側ヘッド並びに炉心16の上方でその中に配置され
る典型的な集成体を省略して図示してあり、それらは、
炉心16の燃料交換が出来る様にする為に、普通の様に
容器から取外してある。
【0008】容器12,14及び炉心16の上方に普通
の上側又は燃料交換用プール20が配置されている。燃
料交換作業の間、このプールは適当に水で充たされる
(図1には示してないが、図2に示してある)。プール
20の上の床を橋わたしする様に、普通の燃料交換ガン
トリー又はプラットフォーム22があり、これは普通の
様に動作して、一度に1つずつ、燃料束を保管区域から
プール20内の水中を炉心16の上方まで運ぶ。その
後、燃料交換プラットフォーム22の入れ子の柱が燃料
束24を炉心16内の幾つかのセル26の内の空いてい
る1つの中に下げる。典型的な沸騰水形原子炉(BW
R)では、炉心16は円形炉心シュラウド18内の上側
案内部によって限定されたセル26の2次元の水平配列
を持っており、周縁から内向きに隔たったセルは四角の
形をしており、各々のセル26は四角の配列で横に並べ
て4個の燃料束24を受入れる様な形になっている。
【0009】普通の作業の際、燃料交換プラットフォー
ム22が、炉心26から1つの使用済み燃料束24をプ
ール20を通って上向きに取出し、その後プールの中を
横方向に運んで、プール20の遠隔部分内にある適当な
場所に保管する。交換用燃料束24をプール20内の別
の保管場所から取出し、プールの中を横方向に水中で運
び、その後圧力容器14の上側部分の中を下向きに空の
セル26まで運ぶ。各々の燃料交換サイクルでは、典型
的には、燃料束24の総数の内の約30%しか交換され
ないから、交換用燃料束24の正しい位置ぎめ、並びに
炉心16の種々のセル26の間での途中まで使用済みの
燃料束24の入れ替えを出来る様にする為には、多くの
燃料束24を一時的に夫々のセル26から取出さなけれ
ばならない。1個の燃料交換プラットフォーム22を用
いてこの燃料交換作業全体を行なうには、かなりの長さ
の時間がかゝる。更に、セル26は典型的には四角であ
り、燃料束24も四角であって、セル26内に比較的密
なはめ合せの許容公差ではまる様な形になっているの
で、燃料交換過程の困難さが増すと共に、その継続時間
も長くなる。燃料交換プラットフォーム26は炉心16
からかなりの高さ、例えば約30メータの所に配置され
ているので、燃料束24を夫々のセル26内に送込む様
に位置ぎめするには、相当の時間が必要である。
【0010】この発明では、図2に示す様に、ポータブ
ル式の原子炉燃料交換集成体又は機構(RRM)28
が、典型的には原子炉建物10内に収容されている普通
のガントリー・クレーン(図面に示してない)によって
炉心16の上方に一時的に位置ぎめされる。RRM28
は普通の燃料交換プラットフォーム22と一緒に用い
て、炉心から使用済み燃料束24を取出し且つその中に
交換用燃料束24を挿入するのに使うと共に、炉心16
内の種々のセル26の間で燃料束24を入れ替えること
により、燃料交換過程全体を完了するのに要する時間を
短縮することが好ましい。この時、使用済み燃料束24
は、燃料交換プラットフォーム22によって最終的に取
出される様に、仮の場所へ移動し、交換用燃料束24
は、RRM28によって拾われる様に、燃料交換プラッ
トフォーム22によって仮の場所まで持ってこられる。
RRM28がポータブル式であるから、開放した原子炉
圧力容器14の上にのっかる様に構成してもよい(図面
に示してない)し、或いは図2に示す好ましい実施例の
様に、RRM28が圧力容器14の内側で炉心シュラウ
ド18上に位置ぎめされ、その為炉心16と極く接近し
ていてもよい。
【0011】図3は、炉心16の上方で炉心シュラウド
18の上にのっかるRRM28を更に具体的に示してい
る。RRM28が回転ブリッジ30を含んでいる。この
ブリッジは炉心に張りわたされていて、炉心16の真上
に位置ぎめされており、炉心シュラウド18によって支
持されている。炉心シュラウド18の頂部は正確に加工
された面を持っているから、RRM28が、図3に示
し、図4に断面図で示す様に、環状又はリング状レール
32を持つことが好ましい。このレールが、最初はガン
トリー・クレーンによって環状炉心シュラウド18の上
に位置ぎめされ、炉心シュラウド18の頂部を保護する
と共に、炉心16の上方で炉心シュラウド18の上にブ
リッジ30を支持する為の適当な面になると共に、ブリ
ッジがレール32上で移動出来る様にする。図4に示す
様に、レール32は、炉心シュラウド18の上にのっか
る水平部分と、炉心シュラウド18の内径と垂直方向に
整合した垂直の円筒形フランジとを持っていて、全体的
にT字形の横断面になっている。
【0012】ブリッジ30の上には少なくとも1つの移
動トロリー又は往復台34が配置され、図3に示す好ま
しい実施例では、1対の同一のトロリー34がその上に
担持されている。同一の回転昇降機36が夫々のトロリ
ー34に設けられていて、各々の昇降機36は垂直方向
に可動の柱38を持ち、この柱はその下端に普通の掴み
部材40を持っていて、燃料束24の様な荷重のベイル
24aを解放自在に保持する。希望によっては、掴み部
材40はセル26の普通のブレード案内部(図に示して
ない)を保持する為に用いてもよい。
【0013】図3に戻って説明すると、炉心16の垂直
中心軸線に対して、ブリッジ30をレール32上で炉心
16の周りに選択的に回転させる手段が設けられる。そ
の回転方向を両矢印Rb で示してある。ブリッジ30に
わたって、各々のトロリー34を独立に選択的に並進さ
せる手段も設けられており、並進方向を両矢印Tで示し
てある。更に、各々の昇降機36自体を夫々のトロリー
34上で選択的に回転させる手段も設けられており、そ
の回転方向を両矢印Re で示してある。また、各々の昇
降機36の柱38を選択的に垂直方向に独立に移動し
て、炉心16に対して夫々の掴み部材40を垂直方向に
位置ぎめする手段が設けられ、この垂直方向を両矢印V
で示してある。掴み部材40は単純なフック(図に示し
てない)又は図5に示す1対の掴みフィンガの様な任意
の普通の形にすることが出来、例えば各々の燃料束24
をそのベイル24aで解放自在に普通の方法で保持す
る。
【0014】従って、図3に示すRRM28を使って、
炉心16の任意の所望の1つのセル26の所に掴み部材
40を位置ぎめし、燃料束24をその中に挿入し、又は
燃料束をそこから取出すことが出来る。ブリッジ30の
回転Rb とトロリー34の並進Tの組合せを利用して、
2−D水平配列内の所望のセル26の垂直方向上方に、
水平方向で掴み部材40を位置ぎめする。更に、昇降機
36の回転Re を利用して、掴み部材40によって担持
された四角の燃料束24を夫々の四角のセル36内で整
合する様に回転させ、垂直方向Vに沿ってこのセルの中
に正確に垂直に挿入出来る様にする。燃料セル配列が縞
模様であり、ブリッジ30が炉心シュラウド18に沿っ
て回転する様に構成されているから、昇降機36の回転
により、柱38によって担持された四角な燃料束24
を、そのセル26内の隣接する燃料束24の間のそれと
合さる四角の空間に正確に整合するのに必要な回転が得
られる。
【0015】図3について更に説明すると、この実施例
のブリッジ30は、リング状レール32を直径方向に横
切って伸びる、横方向に相隔たる2つの平行な真直ぐな
レールの形をした中心枠42と、中心枠42の両端に横
向きに全体的にI字形に固定結合された第1及び第2の
略同一の端枠44,46とを有する。端枠44,46に
回転自在に結合された複数個の相隔たる車輪48がリン
グ状レール32上に配置される。車輪48は、ブリッジ
30をリング状レール32上に支持して、その上で移動
出来る様にするブリッジ回転手段の一部分であり、該手
段の別に一部分として電気モータの様な普通のブリッジ
駆動モータ50が夫々1つの端枠44,46に結合され
て、少なくとも1つの車輪48をレール32上で駆動し
て、ブリッジ30を回転させる。図3に示す実施例で
は、駆動輪48が夫々の端枠44,46の各々の端に設
けられ、各々の車輪48は別々のモータ50から独立に
動力を受ける。このモータを普通の様に作動して、炉心
シュラウド18の円周に沿ってリング状レール32上で
方向Rb の時計廻り又は反時計廻りにブリッジ30を回
転させることが出来る。別の実施例では、1台のモータ
50が夫々の端枠44,46の両方の車輪48を駆動す
る様に適当に構成することが出来る。他の実施例では、
駆動輪48はピニオン歯車の形にすることが出来、リン
グ状レール32の頂部に相補形の環状歯車ラックを設け
て、ラック及びピニオン形式の駆動装置にすることが出
来る。
【0016】図3及び4に示す様に、遊動輪48aを、
リング状レール32の内径の近くで、第1及び第2の端
枠44,46の夫々の端から等距離の所で中心枠42の
各々の端に適当に取付けられ、ブリッジ30がリング状
レール32の円周方向に回転するのを更に案内する。1
例の1つのトロリー34が図5に更に詳しく示されてお
り、中心枠42のレール上に摺動自在に配置されてい
て、それに沿って方向Tに並進出来る様になっている。
トロリーを並進させる手段は、例えば、中心枠42の一
方のレールに固定結合された真直ぐなラック歯車52
と、それに作動的に結合された協働するトロリー・ピニ
オン歯車54を含めて、任意の普通の形式にすることが
出来る。電気モータの様な普通のトロリー駆動モータ5
6がトロリー34に適当に固定結合されていて、トロリ
ー・ピニオン歯車54を駆動して、第1及び第2の端枠
44,46の間で中心枠42に沿ってT方向に希望する
様に前後にトロリー34を並進させる。
【0017】1例の昇降機36が図5に図式的に示され
ており、その内部に柱38を収容した細長い垂直の四角
のハウジング58を有する。この柱も例えば四角であっ
てよい。ハウジング58は、Re 方向に回転出来る様に
適当な軸受によってトロリー34上に回転自在に支持さ
れている。昇降機を回転させる手段は、ハウジング58
に適当に結合された外側リング歯車60、及びそれに作
動的に結合されたウォーム歯車の様な普通のピニオン歯
車62を含めて、任意の普通の形式にすることが出来、
電気モータの様な普通の昇降機駆動モータ64がトロリ
ー34に結合されて、昇降機ピニオン歯車62を駆動
し、昇降機ハウジング58及びその内部の柱38を垂直
中心軸線の周りのRe 方向に回転させる。
【0018】更に図5には、垂直方向Vに柱38を移動
させる1例の手段が図式的に示されている。この手段
は、1端が柱38の上端に適当に結合され、その他端が
ハウジング58の頂部にある巻取スプール68に結合さ
れた普通のケーブル66を含む。電気モータの様な普通
の柱駆動モータ70がスプール68に作動的に結合され
て、ケーブル66を巻取り又は繰出し、柱38を上げ下
げする。柱38を適当に上げ下げする為に、ボールとね
じ又はラックとピニオンの様なこの他の普通の手段をこ
の代りに用いてもよい。図5に示す掴み部材40は、燃
料束のベイル24aを掴み又は解放する為に普通の適当
な方法で作動される1対の旋回フック又はフィンガの場
合を例として示してある。掴み部材40は、ベイル24
aを捕捉する単純な釣針形のフックの様なこの他の任意
の普通の形式にしてもよい。
【0019】図3に戻って説明すると、駆動モータ50
によってブリッジを回転させる手段、トロリー・モータ
56によってトロリーを移動させる手段、昇降機モータ
64によって昇降機を回転させる手段、並びに柱モータ
70によって柱を移動させる手段及び掴み部材40を普
通の方法で選択的に制御する普通の手段も設けられてい
る。この制御手段が、ブリッジ30、夫々のトロリー3
4、昇降機36の全ての種々の駆動モータ50,56,
64,70と夫々の掴み部材40に対する適当な接続に
よって作動的に結合されたプログラム可能なディジタル
計算機の制御装置72として図式的に示されている。夫
々のモータが電気モータである場合、制御装置72は、
所要の移動Rb 、T、Re 及びVを達成する為に、両方
の回転方向に夫々のモータを作動する様に、適当な電気
線路によって普通の方法でそれらと結合されて選択的に
その電力を供給することが出来る。従って、制御装置7
2を使って、例えば四角の燃料束24をその四角の承口
と整合させる為に、掴み部材40を炉心16の上方の2
次元の水平平面内の任意の所望の又は選ばれた位置(R
b 、T)、その位置での選ばれた高さ(V)、及びその
位置での選ばれた回転位置(Re )に位置ぎめする為、
幾つかのモータを制御並びに調整する。好ましい実施例
では、1対のトロリー34及び昇降機36がブリッジ3
0の中心枠42に設けられていて、制御装置72によっ
て独立に制御し得る。
【0020】動作について説明すると、ブリッジ30を
Rb 方向に時計廻り又は反時計廻りに回転させ、トロリ
ー34をT方向に前後に並進させることにより、1つの
トロリー34を所望の1つのセル26の上に位置ぎめす
ることが出来る。こうして、柱38及び掴み部材40を
1つの燃料束24の真上に位置ぎめすることが出来、柱
38をベイル24aの近くまで下げる。柱38をRe 方
向に時計廻り又は反時計廻りに回転させて、掴み部材4
0をベイル24aと整合させることが出来、その後掴み
部材40がベイル24aを適当に締付ける。次に、柱3
8を上昇させて、捕捉された燃料束26をそのセル26
から取出し、一時的な貯蔵場所へ移送するか、又は入れ
替えの為に、炉心16内の異なる場所にある空いた1つ
のセル26へ挿入する。
【0021】1つの燃料束24をそのセル26に挿入す
る為、ブリッジ30を必要に応じてRb 方向に時計廻り
又は反時計廻りに再び回転させ、トロリー34をT方向
にブリッジ30に沿って前後に並進させて、燃料束24
を所要のセル26の真上に位置ぎめする。その後、昇降
機36を必要に応じてRe 方向に時計廻り又は反時計廻
りに回転させて、四角の燃料束24をセル26内の四角
の承口と整合させる。次に、柱38を下げて、燃料束2
4を正確にセル26の中に下げることが出来る。その
後、掴み部材40を解放して、燃料束24をそのセル2
6内に残す。2つのトロリー34及びそれらに設けられ
た昇降機36は独立に作動され、燃料束24を別々に取
出し又は取付け、燃料交換過程を達成する為の時間全体
を一層短縮する。
【0022】約1/3の炉心燃料束を新品と交換し、残
りの2/3を入れ替える様な1例の燃料交換サイクルで
は、RRM28は燃料交換時間を約1/3に短縮するこ
とが出来る。RRM28は燃料交換プラットフォームの
切換え毎に、それと同時に3回の入れ替えの割合で作動
することが出来る。例えば、燃料交換プラットフォーム
22が1つの燃料束24を炉心26へ持ってくるか又は
そこから取出す時、RRM28を使って、夫々のセル2
6へ、又はセル26からの燃料束24の3回の入れ替え
を行なうことが出来る。RRM28は、オペレータの放
射線被爆を少なくし又はなくす為に、適当な離れた場所
で作動することが出来る。RRM28は、好ましい実施
例では炉心シュラウド18の上にのせることにより、炉
心16に密に隣接して配置することが出来るから、動作
精度が改善され、入れ替え時間が一層短くなる。
【0023】前に述べた様に、RRM28は、炉心シュ
ラウド18の代りに、圧力容器14の上に配置する様に
構成することが出来る。こうすると、炉心16からの距
離は長くなるが、それでも燃料交換作業は依然として改
善される。燃料交換作業が完了した時、RRM28集成
体の全体を普通の方法でガントリー・クレーンによって
取出し、原子炉建物10内の適当な場所に保管する。
【0024】この発明の好ましい実施例と考えられるも
のを説明したが、当業者には以上の説明から、この発明
のこの他の変更が容易に考えられよう。従って、特許請
求の範囲は、この発明の範囲内に属するこの様な全ての
変更を包括するものであることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】炉心を収容した原子炉圧力容器及び格納容器を
含む1例の原子炉建物の一部分の簡略斜視図。
【図2】圧力容器内に配置されていて、この発明の1実
施例による原子炉燃料交換機構を支持している炉心の一
部分を垂直断面で示した斜視図。
【図3】圧力容器内の炉心シュラウドの上端の上に支持
された図2に示す原子炉燃料交換機構の拡大斜視図。
【図4】図3に示した炉心シュラウドの上端を線4−4
で切って、原子炉燃料交換機構の一部分を示す垂直断面
図。
【図5】燃料束を取出し又は取付ける為、図3に示す原
子炉燃料交換機構のブリッジの上に設けられる1例の昇
降機及びトロリーの一部分を示す拡大簡略斜視図。
【符号の説明】
16 炉心 30 ブリッジ 34 トロリー 36 昇降機 38 柱 48 車輪 50,56,64,70 モータ 52 ラック歯車 54 ピニオン歯車 60 外側リング歯車 62 ピニオン歯車 68 スプール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉の炉心の上方に位置ぎめし得る原
    子炉燃料交換機構に於て、該炉心の上方に位置ぎめし得
    るブリッジと、該ブリッジの上に設けられたトロリー
    と、該トロリーに設けられていて、下端に荷重を解放自
    在に保持する為の掴み部材を持つ垂直方向に可動の柱を
    含む昇降機と、前記炉心の周りに前記ブリッジを回転さ
    せる手段と、前記ブリッジにわたってトロリーを並進さ
    せる手段と、前記トロリー上で前記昇降機を回転させる
    手段と、前記掴み部材を位置ぎめする為に前記柱を垂直
    方向に移動させる手段とを有する原子炉燃料交換機構。
  2. 【請求項2】 前記炉心が環状炉心シュラウド内に配置
    されており、更に、該炉心シュラウド上に位置ぎめ可能
    であって、前記炉心より上方で前記ブリッジを支持する
    環状レールが設けられている請求項1記載の原子炉燃料
    交換機構。
  3. 【請求項3】 前記ブリッジが前記レールの直径方向に
    伸びる中心枠と、前記レール上に配置されていて、前記
    中心枠の両端に横方向に固定結合された第1及び第2の
    端枠とを有し、前記ブリッジを回転させる手段は、前記
    第1及び第2の端枠に回転自在に結合されていて前記レ
    ール上に支持された複数個の相隔たる車輪を有し、かつ
    前記レール上の少なくとも1つの車輪を駆動して前記ブ
    リッジを回転させるモータを備えている請求項2記載の
    原子炉燃料交換機構。
  4. 【請求項4】 前記トロリーがそれに沿って並進する様
    に前記中心枠上に設けられており、前記トロリーを並進
    させる手段は、前記中心枠に固定結合されたラック歯車
    と、それに作動的に結合されたトロリー・ピニオン歯車
    とを有し、モータが前記トロリーに結合されていて、前
    記ラック歯車上でトロリー・ピニオン歯車を駆動して、
    前記トロリーを前記中心枠に沿って前記第1及び第2の
    端枠の間で並進させる請求項3記載の原子炉燃料交換機
    構。
  5. 【請求項5】 前記昇降機が、前記トロリー上に回転自
    在に支持されていると共に、その中に前記柱を収容した
    細長い垂直ハウジングを有し、前記昇降機を回転させる
    手段が、該昇降機のハウジングに固定結合されたリング
    歯車と、それに作動的に結合されたピニオン歯車とを有
    し、モータが前記トロリーに結合されていて、前記昇降
    機のピニオン歯車を駆動して、前記昇降機のハウジング
    及び該ハウジングの中にある柱を回転させる請求項4記
    載の原子炉燃料交換機構。
  6. 【請求項6】 前記昇降機が、前記トロリー上に回転自
    在に支持されていて、前記柱をその内部に収容する細長
    い垂直ハウジングを有し、前記昇降機を回転させる手段
    が、該昇降機ハウジングに固定結合されたリング歯車
    と、それに作動的に結合されたピニオン歯車とを有し、
    モータが前記トロリーに結合されていて、前記昇降機の
    ピニオン歯車を駆動して、前記昇降機のハウジング及び
    該ハウジングの中にある柱を回転させる請求項3記載の
    原子炉燃料交換機構。
  7. 【請求項7】 更に、前記ブリッジを回転させる手段、
    前記トロリーを並進させる手段及び前記昇降機を回転さ
    せる手段を選択的に制御して、前記掴み部材を前記炉心
    より上方の水平平面内の選ばれた位置、該位置における
    選ばれた高さ、並びに該位置における選ばれた回転位置
    に位置ぎめする手段を有する請求項3記載の原子炉燃料
    交換機構。
  8. 【請求項8】 前記中心枠上に1対のトロリー及び昇降
    機が配置されていて、独立に制御可能である請求項3記
    載の原子炉燃料交換機構。
JP6192982A 1993-08-19 1994-08-17 原子炉燃料交換機構 Withdrawn JPH07151897A (ja)

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