JP3871693B2 - ドットパターンを用いたセキュリティシステム - Google Patents

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Description

本発明は、表面にドットパターンを形成したカード、シールを用いたセキュリティシステムに関する。
製品やカードに格納されたメモリの改ざんや複製を防止するために、ROM(Read Only
Memory)が内蔵されたICパッケージを証紙シールで封印したり、非接触カードのようにICを樹脂ラミネートで封印する技術が行われている。
しかし、前記のような証紙シールの場合、複製されにくくするために複雑な模様や透かし等をシールに施していたが、高精度なカラーコピー機の普及により複製は容易になりつつあり、従来の証紙シールではセキュリティ確保が万全とはいえなくなってきた。
さらに、非接触カードの場合には外部とは非接触状態でROMが封入されているため、セキュリティは高いといえるが、製造コストが高いといった難点があった。この点について従来の磁気カードは製造原価が安価ではあるが、磁気部分の読取りが容易であるという問題点があった。
このように、媒体に格納されたデータのセキュリティを確保する技術を確立することが要請されていた。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、安価にかつ高いセキュリティを確保できるセキュリティシステムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明では、以下の手段を採用した。
本発明の請求項1は、少なくとも表面に所定のドットパターンが形成された媒体と、前記媒体上のドットパターンを光学的に読み取る読取手段と、前記読取手段から読み取ったドットパターンからコードに変換する変換手段と、前記コードに対応した真値を登録する認証テーブルと、前記変換手段から得られたコードを前記認証テーブルから読み出した真値と比較し真値判定を行う判定手段と、前記判定手段の判定結果を出力する出力手段とからなるセキュリティシステムにおいて、前記ドットパターンはそれが印刷された媒体表面を水平面としてその垂直軸を回転軸中心とした角度要素を認識可能なドットパターンであり、前記読取手段は、前記媒体の所定角度の配置順番に対応した角度を含めた付加的な情
報としての1または複数のコードを真値として登録する認証テーブルを有しており、前記判定手段は、前記認証テーブルから読み出したコードの順番通りに前記読取手段に対してカードが配置された場合にのみ出力手段から許可信号を出力させるセキュリティシステムである。
読取手段が読取時のドットパターンの角度を認識できるようにしておくことで、媒体の配置位置によって読取コードに異なる意味(角度に基づく付加的な情報)を持たせることができるため、媒体の配置を順次変更して異なるコードを読み取らせることが可能となる。このようなドットパターンとしては、たとえばドットパターンの中または外側に設けられたキードットとドットパターンの中心との位置関係により当該ドットパターンの読取装置に対する角度が把握できる。
本発明によれば、読取手段が読取時のドットパターンの角度を認識できるようにしておくことで、媒体の配置位置によって読取コードに異なる意味(角度に基づく付加的な情報)を持たせることができるため、媒体の配置を順次変更して異なるコードを読み取らせることが可能となるため、単一のドットパターンを用いた場合であっても、読み取り角度の順番を変更することによって、安価でかつセキュリティをより一層高めることができる。
本発明によれば、媒体にドットパターンを印刷してこのドットパターンを認証コードとして用いることにより、簡易かつ安価でセキュリティの高いシステムを構築することができる。また、スキャナに認証テーブルを設けてこの認証テーブルを日付等の条件によって書き換えて認証を行うようにし、販売時や出荷時に前記スキャナで商品に貼付されたセキュリティシールのドットパターンを読み取ることにより、不正商品や犯罪目的の商品の流通を阻止することが可能となる。
図1〜図17を用いて本発明の実施形態について説明する。なお、図面における丸付数字は、本明細書において便宜上<1>等とする。
図1は、読取装置の機能構成を示すブロック図である。
読取装置は、照射光として赤外線を媒体に対して照射可能であり、前記媒体からの反射光を読み取るC−MOSカメラ(C−MOSセンサ)が内蔵されている。
媒体表面には図2に示すように、媒体の表面に非カーボンインクで印刷された印刷層と、当該印刷層の上部にカーボンインクで印刷されたドット層が設けられている。
前記ドットを構成するカーボンインクは、赤外線域波長において発色する特性(赤外線を反射する特性)を有しており、非カーボンインクは赤外線域波長を吸収するため、C−MOSカメラによるドットパターンの撮像認識が容易となる。
なお、前記印刷層(非カーボンインク)とドット層(カーボンインク)とは同色が用いられているため、人間の目視では媒体の印刷層上のドット層は認識できない。
読取装置のC−MOSカメラで読み取られたドットパターンは、コード変換部でコード(読取コード)に変換される。
この読取コードは、暗号フィルタで読取真値コードに変換されて判定部に送信される。
判定部では、認証テーブルに格納された真値コードを読み出して、前記読取真値コードと比較される。そして、比較結果が同一値である場合には、判定結果出力部より真性な真値コード(TRUE)として出力される。また、比較結果が不一致である場合にはエラーコード(FAULT)として出力される。真性である場合(TRUE)の場合には表示装置に「OK」、「TRUE」等の表示を行ったり、スピーカから「正しいコードです」等の音声を出力してもよい。
なお、認証テーブルについては図4に示すような構成となっているがこれは後述する。
次に、本実施形態で用いるドットパターンの原理について図5〜8,10,11を用いて説明する。
ドットは一定間隔でXY方向に想定された格子点との配置位置によって数値を表現するようになっている。なお、図5および図10では説明の便宜のため格子点を表示しているがこの格子点は仮想的な点であり、実際の印刷面には存在しない。
図5の場合、たとえば格子点に対して+X方向または+Y方向に配置されたドットは「1」を意味し、−X方向または−Y方向に配置されたドットは「0」を意味している。
一方、図10は格子点を中心に、+Y方向に配置されたドットを「0」、+X方向に配置されたドットを「1」、−X方向に配置されたドットを「2」、−X方向に配置されたドットを「3」を意味するように定義してもよい。このように格子点を中心に「0」〜「3」の4個の数値を表現できる。
なお、格子点の斜め方向に配置することにより、8個の数値を表現することも可能である。さらに、斜め方向の角度により12個の数値の表現も可能である。
図11は、上記のような「0」〜「3」を意味するドットが配置されたドットパターンコードを図1で説明した暗号フィルタを用いて真値コードに変換する処理を説明している。
なお、同図ではドットパターンそのものではなく便宜上各ドットが意味する数値で示している。同図に示すようにドットパターンから読み取ったコード値に対して暗号フィルタ(加算型)による演算処理を施すことによって、真値コードが得られるにようになっている。この暗号フィルタは、たとえばROM等のカートリッジ等の記録媒体として提供されており、読取装置に対して脱着可能に取り付けられている。この暗号フィルタを定期的に交換することによって、媒体に貼付されたシールからドットパターンが複製された場合にも不正使用は一定期間内だけで抑制することができるようになる。
図3は、発行端末の装置構成とサーバおよび読取装置との接続構成を示すブロック図である。
発行端末は、レーザープリンタ、インクジェットプリンタ方式による印刷部を有しており、カーボンインクによってドットパターンを印刷可能となっている。なお、媒体上には予め図2に示した非カーボンインクによる印刷層が形成されている。
認証コード生成部は、クロック(CLOCK)からの時間情報に基づいて認証コードを生成するようになっている。この認証コードはクロックから所定の関数計算を行って発行端末内で生成するため、この生成前にはどのような認証コードになるかはわからない状態となっている。このようにして生成された認証コードは、発行端末内の認証テーブルに登録されるとともに、暗号フィルタによって印刷用ドットコードに変換され、ドットパターン生成部で印刷用ドットパターンとして生成されて印刷部を介してシールなどの媒体表面に印刷される。
前記発行端末内の認証テーブルのデータ(認証コード)は、通信回線を介してサーバに送信される。サーバでは受信した認証コードは認証データベース(DB)に登録されるようになっている。
サーバは、認証データベース(DB)の認証コードを通信回線を介して読取装置の認証テーブルに送信する。
このようにして、読取装置の認証テーブルには認証コード(真値コード)が登録されて
ドットパターンからの読取コードの真偽が判定できるようになっている。
認証テーブルおよび認証データベース(DB)の内容は図4に示すように、「真値コード」、「発行端末ID」および「有効期限」が登録されるようになっている。「真値コード」は前記発行端末で生成された認証コードそのものであり、「発行端末ID」は図3に示した発行端末に付与されたIDである。また、この認証テーブル、認証データベース(DB)に「有効期限」を登録しておくことにより、読取装置において読み取った、ドットパターンの変換結果が認証テーブル上で真値であったとしても、有効期限切れとして処理することもできる。また、有効期限を徒過した段階で当該真値コードそのものを認証テーブルまたは認証データベース(DB)から抹消するようにしてもよい。
なお、図3では認証テーブルは発行端末と読取装置の双方に設けた場合で説明したが、サーバにのみ認証データベース(DB)を設けておき、読取装置はドットパターンから読み出したコードまたは変換後のコードをサーバに通知し、サーバが認証データベースに基づいて当該コードの真偽を判定してその結果を読取装置に返信するようにしてもよい。
なお、ドットパターンには、図6に示すようにドットパターンの上方に「キードット」を配置しておき、このキードットと中心点との配置関係でドットパターンの向きを認識することができる。
たとえば、図7ではドットパターンは−15度の回転位置に配置されており、図8ではドットパターンは+90度の回転位置に配置されていることがわかる。
このことより、カードの表面にドットパターンを印刷しておき、カードの置き方をカード面を水平面としてその垂直軸を回転軸中心として所定角度に配置することで読取ドットパターンにさらに異なる意味を持たせることができる。たとえば、図9に示すように、読取角度によって読み取られたドットパターン以外に付加的な異なる情報(角度によって0,5,2)を読み取ることが可能となる。このような角度情報の数値は前記ドットパターンの末尾に付加することによって同一のドットパターンをさらに複数のコードに展開することができる。たとえば、カードの表面から読み取ったドットパターンのコードが「0123」である場合、図9のカード配置の角度により、「01230」→「01235」→「01232」というように認識させることができる。
このように角度配置の順番を決めておき、この並べ方の順番が正しくなければ真値として判定しないようにすることにより、カードに表示されたドットパターンが単一であったとしても、セキュリティをさらに高めることができる。
また、図9に示したカードをトレーディングカードとし、このトレーディングカードの表面にドットパターンを形成しておくことで、読取装置上で向きを変えて翳すことにより異なる音声や会話内容を出力させることも可能である。
図12〜図16はドットパターンが形成される媒体を例示したものである。
図12は、商品パッケージに貼付されるシール上にドットパターンを印刷した例である。商品パッケージとしては、コンピュータソフトウエア、ゲームソフト、音楽用CD、DVDソフト等が例示できる。
図13は、商品自体にドットパターンを印刷した例である。その表面に印刷可能な商品であればいかなるものであってもよい。
図14は、カードやシールの表面にドットパターンを印刷した例である。カードとしては裏面に磁気層が形成された磁気カード、磁気ストライプカード、ICカード、プラスチックカードがあり、シールとしては裏面に粘着層を設けた紙製のものが例示できる。
これらの用途としては非接触型定期券、乗車券、クレジットカード、ゲーム用カード、トレーディングカード、パチンコ遊技用カード、身分証明書、IDカード、パスポート、薬の包装紙、薬瓶用内容表示シール、等が例示できる。また、前記薬の包装紙、包装フィルム等のサプライヤ商品に対して、その供給用ロールに本ドットパターンを形成しておくことでサプライヤ商品の不正供給を防止できる。
図15は、封印シールにドットパターンを形成した例であり、ICチップ等の封印に用いられ、封印シールそのものは紙媒体、合成樹脂、金属製のいかなるものであってもよい。
図16は、プラスチックベルト(リストバンド)の表面にドットパターンのシールを貼付したものであり、病院等で患者が腕や脚に装着することにより本人を認識できるようにしてもよい。その場合、医師、看護師または薬剤師は、ペン型の読取装置を携帯し、治療、投薬時に当該ペン型の読取装置で患者のプラスチックベルトの表面のドットパターンを読み取ることによって治療ミス、投薬ミスを防止することができる。
また、新生児の出産時に分娩室に発行端末を設置しておき、出産時に母親と新生児に対して前記ベルトに貼付するシールを発行することによって母親と新生児の関連付けを確実に行うことができ、新生児の取り違い事故等を未然に防止できる。
図17は、読取装置がネットワーク(NW)を介して接続された構成を示している。
子供や老人、障害者にドットパターンを形成したカードを所持させて、目的地や家庭に設けられた読取装置でカードのドットパターンを読み取る。読取装置の判定結果出力部にはスピーカが取り付けられており、判定部に判定により認証コードが真値である場合には、「OK」、「今日も頑張ろうね。」等の音声が出力されるようになっている。このような音声データは予め読取装置の図示しないメモリにマイクを通じて家族自身が登録させておくことができる。
前記判定部でカードから読み出した認証コードが真値であると判定された場合には、前記スピーカから音声出力を行うとともに、ネットワーク(NW)および基地局を介して、予め読取装置に登録された家族が所持している携帯電話端末に通知され、カード所持者である子供、老人や障害者の目的地への到着や帰宅が把握できるようになっている。なお、携帯電話端末への通知は音声通知の他、電子メールでの通知を用いてもよい。
なお、このとき、図7〜図9で説明したように読取装置に対してカードを置く位置(角度)によって出力する音声内容を変更させてもよい。
図18〜図26は、スキャナを用いた商品の正誤判定に本発明を適用した場合の実施形態であり、図49〜図52は、センサユニットおよびスキャナの構成を示した図である。
スキャナの内部構造は図50に示す通りであり、C−MOSセンサからの入力データを蓄積するとともに後述の判定テーブル(認証テーブル)や各種プログラムを登録するメモリ、メモリからのデータを読み出して処理するCPU(中央処理装置)、判定結果を表示する表示LED、駆動電力を供給する電源および電源スイッチ等を有している。なお、この電源スイッチはセンサユニットが押圧動作されることに連動してON/OFFの制御が
されるものであってもよい。この場合、スキャナのセンサユニットの開口部をシール等のドットパターンが形成された媒体に押し当ててクリックすることにより、電源スイッチがON状態となりドットパターンの読み取りが行われるようにしてもよい。
なお、メモリに設けられる判定テーブル(認証テーブル)の内容を示したものが図27である。
また、同様の構成を備えながら、図51に示すようなスピーカ、図52に示すような液晶モニタを備えた構成を有していてもよい。図51の場合、正誤判定をスピーカからの発声によって行うことが可能であり、図52の場合、正誤判定を液晶モニタの表示によって行うことが可能である。
この実施形態では、図40に示したようなスキャナを用いて、飲料水の注入されたペットボトル(商品)のボトル本体とキャップとに貼付されたシールの表面に形成されたドットパターンを読み取って当該商品が真性であるか否かを判定するものである。飲料水を毒物液体等に入れ替えて放置することによって発生する犯罪を未然に防止するために用いられるものである。
図50は、本実施形態に用いられるスキャナの概略を示したものである。当該スキャナの先端部分はセンサユニットとして図49に示すように、IRLEDの照射光がライトガイド内面を反射してカバー先端の開口部から照射されるようになっている。
そして、前記開口部から照射された照射光は、ドットパターンの形成された媒体(シール等)の表面を反射してその反射光が前記開口部よりセンサユニット内部に入射されてレンズおよびIRフィルタを経由してC−MOSセンサで光学的に読み取られる。
C−MOSセンサで読み取られたドットパターンの画像データは、図50に示すメモリに一旦蓄積された後に、CPUによって解析されてドットコードに変換されるようになっている。
図18は、当該スキャナを用いた商品の正誤判定の全体の処理手順を示す処理フロー(タイプA)である。この例では、スキャナのメモリに企業コードと判定ドットコードとをあらかじめ登録しておく、ここで、スキャナーに登録する企業コードは1個であり、企業に納品する際にその企業コードを登録し、他の用途に使用できないようにできる。各テーブル毎に複数の判定ドットコードが登録できることにより、スキャナーを商品の正誤判定に使用する際にその都度、判定ドットコードが登録されたテーブルを選択し、毎回、異なったドットコードの判定が容易になる。判定ドットコードを分類コードと識別コードで定義することにより、<1>分類コードだけで判定する<2>識別コードだけで判定する<3>両方で判定する、という3つの判定モードを設定できる。これにより、各種セキュリティシールを分類して発行し、判定することが可能となる。
同図において、まず処理が開始されると(1801)、スキャナーに企業コードを登録する(1802)。これは具体的には、図44に示す企業コード登録シートをスキャナで読み取ることによって行われる。この企業コード登録シートには、ドットパターンが形成されており、「ドットクリック」、「コード入力」、「登録」、「1」〜「0」の各領域に所定のドットパターンが印刷等により形成されている。このドットパターンがスキャナによって読み取られて、画像データとしてメモリに記憶される。そしてメモリより当該画像データがCPUによって読み出されて、所定のアルゴリズムに基づいて図19に示すような企業コードに変換されてメモリの登録テーブルに登録される。
図18に示す処理フローでは、スキャナによって各判定ドットコード登録テーブルに1つもしくは複数の判定ドットコードを登録する(1803)。この判定ドットコードの登録は、図45に示す判定ドットコート登録シートの所定領域を読み取ることによって行われる。図19は企業コードと判定ドットコードのフォーマットを示したものである。これらの企業コードと判定ドットコードとは一連のコード、たとえば7桁の数字として記憶される。この場合、先頭の2桁は企業コードを意味しており、次の1桁は商品の分類コードを意味しており、続く4桁は商品の識別コードを意味するようにしてもよい。識別コードは、当該コードの発行日付や通し番号、暗証コードに使用してもよい。具体的には、「0110324」というコードの場合、企業コード=01、分類コード=1、識別コード=0324となる。
なお、このようなコードは具体的には、図27に示す判定ドットコード登録テーブル(認証テーブル)に設定されるようになっている。同図ではテーブル番号毎に判定ドットコードが登録されている。テーブル番号1には1つの判定ドットコード、テーブル番号2および3には2つの判定ドットコード、テーブル番号4には4つの判定ドットコードが登録されている。また判定テーブルはテーブル番号毎に判定モードが登録されるようになっている。判定モードテーブルには、モード番号に対応した判定ドットコードが登録されるようになっている。
次に、判定の対象となる1つもしくは、複数の判定ドットコード登録テーブルを選択して3つの判定モードのいずれかを設定する(1804)。これは具体的には、図45に示す判定ドットコード登録シートの所定領域をスキャナで読み取ることによって行われる。
そして、最後に、前述のようなボトルとキャップに貼付されたセキュリティシールをスキャナーでクリックし(読み取り)、当該セキュリティシールに印刷されたドットコードを読み取り、ステップ1804で設定された判定ドットコードと照合し、正誤を判定し(1805)、処理を完了する。
図20は、企業コードの登録手順を示すフロー図である。このフロー図の概略を説明すると、図44の企業コード登録シートを用いて企業コードを登録し、セキュリティシールに印刷されたドットコードを判定する際に登録された企業コードと、ドットコード内の企業コードを照合して、異なっていたらエラーとなるものである。
まず、企業コードの登録を行う(2001)。ここでは図44に示す企業コード登録シートの「ドットクリック」の領域を読み取る(クリックする)(2002)。次に、企業コードが印刷されたドットをクリックして企業コードを入力する(2003)。そして、「登録」の領域をクリックして企業コードをスキャナ内のメモリに設けられたテーブルに登録する(2004)。
一方、「コード入力」をクリックした場合(2005)には、「0」〜「9」をクリックして十進数の企業コードを入力してもよい(2006)。
ここで既にテーブルに企業コードが登録されている場合には(2007)、赤色LEDが点灯するか、液晶モニタに「企業コード既登録」が表示され5秒以内に再度「登録」をクリックすると、緑色LEDが点滅するか、液晶モニタに「企業コード登録完了」が表示され、企業コードが更新され登録が完了する(2008)。
一方、企業コードが登録されていない場合、緑色LEDが点滅するか、液晶モニタに「企業コード登録完了」が表示され企業コードの登録が完了する(2009)。このようにして、企業コードの登録が完了する(2010)。
図21〜図22は、判定ドットコードの登録手順を示すフロー図である。同図では、図45に示した判定ドットコード登録シートを用いてメモリ内の各テーブルに判定ドットコードを登録している。
まず、判定ドットコード登録シートのテーブル番号が選択処理(2101)では、スキャナで「入力」をクリックした後、「0」〜「9」をクリックしてテーブル番号を入力する(2102)。次に、「選択」をクリックしテーブル番号を選択する(2103)、選択されると、緑色LEDが点灯するか、液晶モニタにテーブル番号と「テーブル番号選択」を表示し、当該テーブル番号が選択される(2104)。
一方、テーブル番号を解除する場合には、「解除」をクリックし、既にテーブルに設定されている判定ドットコードを解除する(2110)、そして解除されると、緑色LEDが点灯するか、液晶モニタにテーブル番号と「判定ドットコード解除」が表示されて(2111)、処理が終了する(2112)。
次に判定ドットコードの登録手順(2105)は、「ドットクリック」をクリックする(2106)。そして、判定ドットコードが印刷されたドットをクリックして、判定ドットコードを入力する(2107)。なお、判定ドットコードの登録は、「コード入力」をクリックした後(2108)、「0」〜「9」をクリックして、判定ドットコード(10進数)を入力してもよい(2109)。
次に、当該テーブルに判定ドットコードを追加して登録する場合(2201)、前記ステップ2106または2108以降の処理を繰り返す。
そして、追加登録しない場合には、「登録」をクリックし1つもしくは、複数の判定ドットコードを登録する(2202)。このとき、既に判定ドットコードが登録されている場合(2203)、赤色LEDが点灯するか、液晶モニタに「判定ドットコード既登録」が表示され5秒以内に再度「登録」をクリックすると、緑色LEDが点滅するか、液晶モニタに「判定ドットコード登録完了」が表示され判定ドットコードが更新され登録が完了する(2204)。
一方、判定ドットコードが登録されていない場合には、緑色LEDが点滅するか、液晶モニタに「判定ドットコード登録完了」が表示され判定ドットコードの登録が完了する(2206)。
このようにして判定ドットコードの登録が完了する(2205)。
図23〜図24は、判定モードの設定手順を示したフロー図である。
ここでは、メモリのテーブルに登録された判定ドットコードでセキュリティシールに印刷されたドットコードとの照合を行うために、その判定ドットコードテーブル番号と、判定モードを設定する。判定モードはテーブル番号毎に設定でき、判定で使用するテーブルは複数設定でき、同時に複数のテーブルに登録されたドットコードで判定できる。
具体的には、テーブル番号選択/解除処理(2301)では、図46に示した判定モード設定シールの「入力」をクリックした後、「0」〜「9」をクリックしてテーブル番号を入力する(2302)。次に、「選択」をクリックし、判定モードを設定する登録テーブルを選択する(2303)。そして選択されると、緑色LEDが点灯するか、液晶モニタにテーブル番号と「登録テーブル選択」を表示し、当該テーブル番号が選択される(2
304)。そして、判定モードの設定(2305)に遷移する。一方判定モードを解除する場合には、「解除」をクリックし、既に設定されている当該テーブルを解除する(2306)。そして、解除されると、緑色LEDが点灯するか、液晶モニタにテーブル番号と「登録テーブル解除」を表示し、当該テーブルに登録したドットコードの判定は行わない(2307)。
判定モードの設定(2305)では、図24のいずれかのステップを実行する。すなわち、ステップ2401は、「分類コード」をクリックして、判定ドットコード内の分類コードでドットを判定するモードとなり緑色LEDが点滅するか、液晶モニタに「分類コード設定」が表示される。ステップ2402は、「識別コード」をクリックして、判定ドットコード内の識別コードでドットを判定するモードとなり緑色LEDが点滅するか、液晶モニタに「識別コード設定」が表示される。さらにステップ2403は、「分類&識別コ
ード」をクリックして、判定ドットコード全てでドットを判定するモードとなり緑色LEDが点滅するか、液晶モニタに「分類&識別コード設定」が表示される。このようにして
それぞれの判定モードがスキャナのテーブルに登録される(2404)。
図25〜図26は、ドットコードの判定手順を示したものである。
ここでは、スキャナがセキュリティシールに触れている間は、エラー検出されても判定ドットコードが照合されるまでドットコードの撮影・解析を繰り返すようになっている。
まず、ドットコードの判定手順(2501)では、セキュリティシールをスキャナでクリックする(2505)。ここでセキュリティシールとしては、図40に示した飲料水のペットボトルとキャップに貼付されたシールの他、図41に示す梱包用箱の封印用シールであってもよい。また、シールで代表して説明するが、シールの概念には、図42に示すような入館許可証、図43に示す結束バンドにドットパターンが形成されているものを含んでもよい。
シール(セキュリティシール)は、図48に示す工程を経て生成することができる。まず裏面に粘着層が設けられている透明シールを用意する。この透明シールと裏面の粘着層との間には銀色等の有色シートが介装されており、商品の表面から剥離すると、有色シートのみが所定の形状で商品の表面に残着するようになっており、シール自体を剥離した証拠が商品側に残るようになっている。
そして、前記透明シールの表面にはドットパターンが印刷されており、ドットパターンの上層には白色層が設けられている。この白色層は、その上層に印刷される図柄が透けないようにするとともに、下層のドットパターンを目視できないようにするためのものである。この白色層は、白色のラミネートフィルムを積層したものであってもよいし、白色のインクを塗布したものであってもよい。さらに白色に限らずいかなる色を用いてもよい。
そしてこの白色層の表面には図柄が重複印刷されている。この図柄はキャラクタ等の絵、記号、文字のいかなるものであってもよい。
ドットコードの判定に際しては、まず当該セキュリティシールをスキャナでクリックし(2502)、シールに印刷されたドットコードをC−MOSセンサで撮影する(2503)。この撮影データは、メモリに蓄積される。そしてCPUは、当該撮影データをメモリから読み出して、ドットの検出(2504)、ドットコードの解析(2505)、企業コードの照合(2506)を行う。このとき、ドットが検出されなかったときには、LEDが何も反応しないか、液晶モニタに「未入力」を表示する(2507)。また、ドットコードが解析できなかったときには赤色LEDを2秒間点灯させてブザー音を「ブッ」と
鳴らすか、または液晶モニタに「解析不可」を表示する(2508)。さらに企業コードの照合ができなかった場合には、赤色LEDを2秒間点滅し「ブッブッ」と鳴らすか、液晶モニタ上に、読み取った企業コードとともに「企業コードエラー」を表示する(2509)。
企業コードが照合できた場合には、判定モードに従って、判定ドットコードが照合できたか否かを判定する(2601)。ここで、照合できた場合には、緑色LEDを2秒間点滅させて「ピーッ」と発声させるか、または、液晶モニタに判定ドットコードとともに「照合」という文字を表示させる(2602)。一方、照合できなかった場合には、赤色LEDと緑色LEDとを2秒間交互に点滅させて「ブーッ」と発声させるか、あるいは、液晶モニタ上に、読み取った判定ドットコードとともに「ドットコードエラー」を表示する(2604)。
図28〜図38は、当該スキャナを用いた商品の正誤判定の全体の処理手順を示す処理フロー(タイプB)である。
図28は図18と、図29は図19と、図30は図20と、図31は図21と、図32は図22とそれぞれ対応しているので説明を省略する。
また、図39は、タイプBで用いられるメモリのテーブル(認証テーブル)を示した物である。判定ドットコード登録テーブルおよび判定モードテーブルは図27で説明したものと同様である。判定ボックステーブルは、判定ボックス番号に対応付けたテーブル番号と判定モードとの組み合わせが複数登録可能となっている。
図33は、タイプBの判定モードの設定方法を示す処理フロー図である。
ここでは、図47の判定ボックス/判定モード設定シートを用いてメモリのテーブルに登録された判定ドットコードでセキュリティシールに印刷されたドットコードを照合するために、判定ボックス毎に判定ドットコードテーブル番号と、判定モードを設定する。判定モードはテーブル番号毎に設定でき、判定で使用するテーブルは複数設定でき、同時に複数のテーブルに登録された複数のドットコードで判定できる。
判定ボックス番号選択/解除モード(3301)では、まずスキャナで「入力」をクリックした後、「1」〜「6」をクリックしてボックス番号を入力する(3302)。次に「選択」をクリックし、テーブル番号を設定する判定ボックスを選択する(3303)。そして、選択されると、緑色LEDが点灯するか、液晶モニタにボックス番号と「判定ボックス選択」を表示し、当該ボックス番号が選択される(3304)。一方解除する場合には「解除」をクリックし、既に判定ボックスに設定されているテーブル番号を全て解除する(3307)。ここで解除されると、緑色LEDが点灯するか、液晶モニタ上にボックス番号とともに「登録テーブル解除」が表示され(3308)て処理を終了する(3309)。
テーブル番号選択/解除モード(3305)では、「入力」をクリックした後、「0」〜「9」をクリックしてテーブル番号を入力する(3306)。そして、「選択」をクリックし、判定モードを設定する登録テーブルを選択する(3401)。ここで、選択されると、緑色LEDが点灯するか、液晶モニタにテーブル番号と「登録テーブル選択」を表示し、当該テーブル番号が選択される(3402)。一方解除する場合には、「解除」をクリックし、既に当該判定ボックスに設定されている当該テーブルを解除する(3501)。解除されると、緑色LEDが点灯するか、液晶モニタにテーブル番号と「登録テーブル解除」を表示し、当該テーブルに登録されたドットコードの判定は行わずに(3502
)、処理を終了する(3503)。
判定モードの設定(3403)では、分類コード(3404)、識別コード(3405)、分類&識別コード(3406)のいずれかが設定される。
すなわち、ステップ3404では、「分類コード」をクリックして、判定ドットコード内の分類コードでドットを判定するモードとなり緑色LEDが点滅するか、液晶モニタにテーブル番号と「分類コード設定」が表示される。
また、ステップ3405では、「識別コード」をクリックして、判定ドットコード内の識別コードでドットを判定するモードとなり緑色LEDが点滅するか、液晶モニタにテーブル番号と「識別コード設定」が表示される。
さらに、ステップ3406では、「分類&識別コード」をクリックして、判定ドットコ
ード全てでドットを判定するモードとなり緑色LEDが点滅するか、液晶モニタにテーブル番号と「分類&識別コード設定」が表示される。
次に、当該判定ボックスに登録テーブルを追加設定するか否かを判定する(3407)。そして追加設定する場合には、図33のステップ3306以降の処理を繰り返す。また追加設定しない場合には処理を終了する(3408)。
図36〜図38は、タイプBにおけるドットコードの判定手順について示したものである。
ドットコードの判定(3601)では、まず当該セキュリティシールをスキャナでクリックし(3602)、シールに印刷されたドットコードをC−MOSセンサで撮影する(3603)。この撮影データは、メモリに蓄積される。そしてCPUは、当該撮影データをメモリから読み出して、ドットの検出(3604)、ドットコードの解析(3605)、企業コードの照合(3606)を行う。このとき、ドットが検出されなかったときには、LEDが何も反応しないか、液晶モニタに「未入力」を表示する(3607)。また、ドットコードが解析できなかったときには赤色LEDを2秒間点灯させてブザー音を「ブッ」と鳴らすか、または液晶モニタに「解析不可」を表示する(3608)。さらに企業コードの照合ができなかった場合には、赤色LEDを2秒間点滅し「ブッブッ」と鳴らすか、液晶モニタ上に、読み取った企業コードとともに「企業コードエラー」を表示する(3609)。
次に、CPU(中央処理装置)は、判定ボックス<1>に設定された判定ドットコードが照合できたか否かを判定する(3701)ここで判定できた場合には、緑色LEDを2秒間点灯し「ピーッ」と発声させるか、または、液晶モニタ上に、判定ボックス番号と、判定ドットコードとともに「照合」を表示する(3702)。
次に、判定ボックス<2>に設定された判定ドットコードが照合できたか否かを判定する(3703)。ここで判定できた場合には、緑色LEDを2秒間に2回点滅させて「ピッピッ」と発声させるか、液晶モニタ上に判定ボックス番号と判定ドットコードとともに「照合」を表示する(3704)。
以下、同様にして、判定ボックス<3>で設定された判定ドットコードが照合できたときには(3705)、緑色LEDを2秒間に3回点滅させて「ピッピッピッ」と発声させるか、液晶モニタ上に判定ボックス番号と判定ドットコードとともに「照合」を表示する(3706)。
さらに、判定ボックス<4>で照合できたときには(3707)、赤色LEDを2秒間点灯し「ビーッ」と発声させるか、液晶モニタ上に判定ボックス番号と判定ドットコードとともに「照合」を表示する(3708)。
さらに、判定ボックス<5>で照合できたときには(3709)、赤色LEDを2秒間に2回点滅し「ビッビッ」と発声させるか、液晶モニタ上に判定ボックス番号と判定ドットコードとともに「照合」を表示する(3710)。
さらに、判定ボックス<6>で照合できたときには(3801)、赤色LEDを2秒間に3回点滅し「ビッビッビッ」と発声させるか、液晶モニタ上に判定ボックス番号と判定ドットコードとともに「照合」を表示する(3802)。
またいずれの判定ボックス<1>〜<6>でも照合できなかったときには、赤色LEDと緑色LEDを2秒間に3回ずつ交互に点滅し「ブーッ」と発声させるか、液晶モニタ上に判定ボックス番号と読み取った判定ドットコードとともに「ドットコードエラー」を表示(3803)して処理を終了する(3804)。
以上、本発明を説明したが、本発明は、図53に示すように遊技場における換金景品の正誤判定にも用いることができる。
たとえば、換金景品の一部にドットパターンの印刷されたセキュリティシールまたは、ドットパターンを直接印刷しておき、これをスキャナで読み取ることにより、店内サーバに換金景品が生じたことを登録しておく、これは換金景品のドットパターンのコード番号をサーバに認証テーブルとして登録しておくことにより行われる。
そして、換金景品が店外に持ち出されて、景品交換所で換金される際に、光学的スキャナを備えた景品読み取り機で前記ドットパターンが読み込まれる。そしてこのドットパターンから変換されたコード番号を景品交換所の端末(PC)からネットワークを介して前記店内サーバに送信する。店内サーバでは前記で登録されたコード番号と端末(PC)から受信したコード番号とを照合して正誤判定(認証)を行い、その出力を景品読み取り機に返信する。景品読み取り機では認証が正しかった場合には処理を続行し、認証が誤りであった場合には不正である可能性があるためブザー等の警報を発生させる。
図54は、クレジットカード等のカードにドットパターンが印刷されており、カード読み取り機で読み取られたドットパターンを変換したドットコードと、管理サーバに登録されたドットコードとが一致するか否かで正誤判定を行う場合である。
本発明は、カードやシールを用いたセキュリティ技術に適用できる。
読取装置の構成を示すブロック図 媒体表面の印刷層およびドット層の形成状態を示す説明図 発行端末の構成と、サーバ、読取装置の接続構成を示す図 認証データベース、認証テーブルの内容を示す図 ドットパターンの原理を示す図(1) ドットパターンの原理を示す図(2) ドットパターンの向きに基づく読取原理を示す図(1) ドットパターンの向きに基づく読取原理を示す図(2) カード表面にドットパターンを形成してカードの向きを変更した読取手順を示す図 ドットパターンの原理を示す図(3) 印刷ドットパターンコード値と暗号フィルタと真値コードの関係を示す図 商品パッケージにシールを貼付した状態を示す図 商品にドットパターンを直接形成した状態を示す図 カードにドットパターンを形成した状態を示す図 封印シールにドットパターンを形成した状態を示す図 ベルト(リストバンド)にドットパターンを用いた例を示す図 読取装置をネットワーク接続した具体例を示す説明図 スキャナを用いた商品の正誤判定を行う際の処理手順(タイプA)を示すフロー図 ドットコードのフォーマットを示す図 企業コードの登録手順を示すフロー図 判定ドットコードの登録手順を示すフロー図(1) 判定ドットコードの登録手順を示すフロー図(2) 判定モードの設定手順を示すフロー図(1) 判定モードの設定手順を示すフロー図(2) ドットコードの判定手順を示すフロー図(1) ドットコードの判定手順を示すフロー図(2) 認証テーブル(判定ドットコード登録テーブル、判定テーブル、判定モードテーブル)の内容を示す図 スキャナを用いた商品の正誤判定を行う際の処理手順(タイプB)を示すフロー図 ドットコードのフォーマットを示す図 企業コードの登録手順を示すフロー図(1) 判定ドットコードの登録手順を示すフロー図(1) 判定ドットコードの登録手順を示すフロー図(2) 判定モードの設定手順を示すフロー図(1) 判定モードの設定手順を示すフロー図(2) 判定モードの設定手順を示すフロー図(3) ドットコードの判定手順を示すフロー図(1) ドットコードの判定手順を示すフロー図(2) ドットコードの判定手順を示すフロー図(3) 認証テーブル(判定ドットコード登録テーブル、判定ボックステーブル、判定モードテーブル)の内容を示す図 飲料ボトルとキャップに貼付されたセキュリティシールをスキャナでクリックする状態を示す説明図 梱包箱に貼付されたシールをスキャナでクリックする状態を示す説明図 入館許可証に設けられたドットパターンをスキャナでクリックする状態を示す説明図 結束バンドに設けられたドットパターンをスキャナでクリックする状態を示す説明図 企業コード登録シートを示す説明図 判定ドットコード登録シートを示す説明図 判定モード設定シートを示す説明図 判定ボックス/判定モード設定シートを示す説明図 セキュリティシールの印刷工程を示す説明図 センサユニットの内部構造図 スキャナの内部構成を示す図 スキャナの外観を示す図(1) スキャナの外観を示す図(2) 換金景品の正誤判定システムの説明図 カードの正誤判定システムの説明図
符号の説明
DB 認証データベース
NW ネットワーク

Claims (1)

  1. 少なくとも表面に所定のドットパターンが形成された媒体と、
    前記媒体上のドットパターンを光学的に読み取る読取手段と、
    前記読取手段から読み取ったドットパターンからコードに変換する変換手段と、
    前記コードに対応した真値を登録する認証テーブルと、
    前記変換手段から得られたコードを前記認証テーブルから読み出した真値と比較し真値判定を行う判定手段と、
    前記判定手段の判定結果を出力する出力手段とからなるセキュリティシステムにおいて、
    前記ドットパターンはそれが印刷された媒体表面を水平面としてその垂直軸を回転軸中心とした角度要素を認識可能なドットパターンであり、
    前記読取手段は、前記媒体の所定角度の配置順番に対応した角度を含めた付加的な情報としての1または複数のコードを真値として登録する認証テーブルを有しており、
    前記判定手段は、前記認証テーブルから読み出したコードの順番通りに前記読取手段に対してカードが配置された場合にのみ出力手段から許可信号を出力させるセキュリティシステム。
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