JP3871581B2 - ヒートポンプ式給湯機の熱交換器及びそれを用いたヒートポンプ式給湯機 - Google Patents
ヒートポンプ式給湯機の熱交換器及びそれを用いたヒートポンプ式給湯機 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒートポンプ式給湯機の熱交換器及びそれを用いたヒートポンプ式給湯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般に、この種のヒートポンプ式給湯機では、特開2001−116357号公報に開示されているように、冷媒対水用の熱交換器を用いて、冷媒の熱と水とを熱交換することにより、水を加熱して給湯タンク等に貯溜可能としている。
【0003】
ところで、従来の冷媒対水用の熱交換器1は、図6に示すように、給湯回路の水が流れる第1熱交換パイプ2と、圧縮機で圧縮された高温・高圧のガス冷媒が流れる冷媒循環回路の第2熱交換パイプ3とが接触して熱交換するように、交互に重ねて螺旋状に巻回されており、全体形状が略円筒状となるように構成れている。
【0004】
前記熱交換器1は、それの下端側が、例えば、ヒートポンプ式給湯機の外装ケースの底板4上に載置され、上端側に被せた固定用蓋板5と外装ケースの底板4とをボルト・ナット等の固定具6を用いて外装ケース内に設置固定されてなるものである。
【0005】
上述した従来構成の冷媒対水用の熱交換器1においては、第1及び第2熱交換パイプ2、3の接触面積を増加させるために、両熱交換パイプ2、3の縦断面形状を偏平楕円状に形成しているものの、両熱交換パイプ2、3は交互に重なった状態であるため、巻数を増やして熱交換率を高めようとすると、熱交換器1の高さが高くなり大型化してしまう問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の実情に鑑みてなされたものであり、コンパクトで、かつ、熱交換効率の高いヒートポンプ式給湯機の熱交換器を提供できるようにすることと、高効率のヒートポンプ運転が行えるCO2冷媒を用いたヒートポンプ式給湯機を提供できるようにすることを主目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の熱交換器に係る発明では、内部に給湯用の湯水が流れる第1熱交換パイプと、内部に圧縮機より吐出された高温・高圧のCO2冷媒が流れる複数の第2熱交換パイプとを備えたヒートポンプ式給湯機の熱交換器において、前記第1熱交換器パイプの周壁に、引き抜き加工機により、点対称位置で、かつ、前記第1熱交換器パイプの軸方向に沿って複数条の窪み部をその間に前記湯水が流れる間隙を空けて形成し、前記複数条の窪み部に前記複数の第2熱交換パイプを介挿した後、引き抜き加工機により、前記第1熱交換器パイプをその径方向に加圧変形させて当該第1熱交換パイプに前記第2熱交換パイプを抱き込んだ形で圧着固定する引き抜き加工の際に、前記第1熱交換パイプを回転させながら引き抜くことにより、前記複数の第2熱交換パイプを、前記第1熱交換パイプに対して螺旋状に捻られた状態で埋設させたことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の熱交換器に係る発明では、内部に給湯用の湯水が流れる第1熱交換パイプと、内部に圧縮機より吐出された高温・高圧のCO2冷媒が流れる複数の第2熱交換パイプとを備えたヒートポンプ式給湯機の熱交換器において、前記第1熱交換器パイプの周壁に、引き抜き加工機により、点対称位置で、かつ、前記第1熱交換器パイプの軸方向に沿って複数条の窪み部をその間に前記湯水が流れる間隙を空けて形成し、前記複数条の窪み部に前記複数の第2熱交換パイプを介挿した後、引き抜き加工機により、前記第1熱交換器パイプをその径方向に加圧変形させて当該第1熱交換パイプに前記第2熱交換パイプを抱き込んだ形で圧着固定する引き抜き加工の際に、前記第1熱交換パイプを回転させながら引き抜くことにより、前記複数の第2熱交換パイプを、前記第1熱交換パイプに対して螺旋状に捻られた状態で埋設させ、前記第2熱交換パイプを埋設して一体化させた前記第1熱交換パイプを螺旋状に巻回して全体形状として略円筒状に形成したことを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載のヒートポンプ式給湯機に係る発明では、内部に給湯用の湯水が流れる第1熱交換パイプと、内部に圧縮機より吐出された高温・高圧のCO2冷媒が流れる複数の第2熱交換パイプとから構成された熱交換器を備えたヒートポンプ式給湯機において、前記第1熱交換器パイプの周壁に、引き抜き加工機により、点対称位置で、かつ、前記第1熱交換器パイプの軸方向に沿って複数条の窪み部をその間に前記湯水が流れる間隙を空けて形成し、前記複数条の窪み部に前記複数の第2熱交換パイプを介挿した後、引き抜き加工機により、前記第1熱交換器パイプをその径方向に加圧変形させて当該第1熱交換パイプに前記第2熱交換パイプを抱き込んだ形で圧着固定する引き抜き加工の際に、前記第1熱交換パイプを回転させながら引き抜くことにより、前記複数の第2熱交換パイプを、前記第1熱交換パイプに対して螺旋状に捻られた状態で埋設させたことを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載のヒートポンプ式給湯機に係る発明では、内部に給湯用の湯水が流れる第1熱交換パイプと、内部に圧縮機より吐出された高温・高圧のCO2冷媒が流れる複数の第2熱交換パイプとから構成された熱交換器を備えたヒートポンプ式給湯機において、前記第1熱交換器パイプの周壁に、引き抜き加工機により、点対称位置で、かつ、前記第1熱交換器パイプの軸方向に沿って複数条の窪み部をその間に前記湯水が流れる間隙を空けて形成し、前記複数条の窪み部に前記複数の第2熱交換パイプを介挿した後、引き抜き加工機により、前記第1熱交換器パイプをその径方向に加圧変形させて当該第1熱交換パイプに前記第2熱交換パイプを抱き込んだ形で圧着固定する引き抜き加工の際に、前記第1熱交換パイプを回転させながら引き抜くことにより、前記複数の第2熱交換パイプを、前記第1熱交換パイプに対して螺旋状に捻られた状態で埋設させ、前記第2熱交換パイプを埋設して一体化させた前記第1熱交換パイプを螺旋状に巻回して前記熱交換器を全体形状として略円筒状に形成したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施形態】
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図5に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態における熱交換器を備えたヒートポンプ式給湯機の全体概略構成図、図2は冷媒循環回路及び給湯回路を示す概略図、図3は外装ケースの底板上に固定された状態の冷媒対水用熱交換器の縦断面図、図4は第2熱交換パイプが埋設された状態の第1熱交換パイプの拡大縦断面図、図5は第2熱交換パイプが埋設された状態を示す第1熱交換パイプの要部斜視図である。
【0014】
図1及び図2において、ヒートポンプ式給湯機10は、圧縮機11、冷媒対水用熱交換器(以下、単に熱交換器という)12、減圧装置13及び蒸発器14を有し、これらの構成部品を順次冷媒配管にて接続してなる冷媒循環回路Aと、貯湯タンク15、循環ポンプ16及び前記熱交換器12を有し、これらの構成部品を順次温水配管にて接続してなる給湯回路Bとから構成されている。前記圧縮機11、熱交換器12、減圧装置13、蒸発器14、貯湯タンク15及び循環ポンプ16等は外装ケース17内に収容されている。
【0015】
前記外装ケース17は、上室17Aと下室17Bとに仕切り壁18にて仕切られており、前記上室17A内には圧縮機11、蒸発器14及びこの蒸発器14に送風する送風機19等が配置され、一方、前記下室17B内には熱交換器12、貯湯タンク15及び循環ポンプ16等が配置されている。符号20は外装ケース17の底板としての架台であり、この架台20上に熱交換器12と循環ポンプ16が載置固定され、貯湯タンク15が支持脚15Aを介して載置固定されている。
【0016】
上記したヒートポンプ式給湯機10では、前記圧縮機11より吐出された高温・高圧のCO2冷媒の過熱ガス冷媒は、前記熱交換器12に流入し、ここで前記循環ポンプ16から送られてきた水を加熱する。そして、凝縮液化した冷媒は、前記減圧装置13で減圧され、前記蒸発器14に流入し、ここで大気熱を吸熱して蒸発ガス化し、前記圧縮機11へ戻る。一方、前記熱交換器12で加熱された湯は、前記貯湯タンク15の上部に流入し、この貯湯タンク15で貯湯され、この貯湯タンク15に貯湯された湯は必要に応じて利用部へ供給される。
【0017】
次に、前記した熱交換器12について、図3〜図5に基づき詳述すると、図において、前記熱交換器12は、内部に前記循環ポンプ16から送られた水(被熱交換液)が流れる第1熱交換パイプ12Aと、内部にCO2冷媒の過熱ガス冷媒(熱媒体)が流れ、冷媒配管に対して互いに並列接続された2経路(複数)の第2熱交換パイプ12B、12Bとが、熱交換関係に設けられている。
【0018】
即ち、前記第1熱交換パイプ12Aは、それの周壁に軸方向に沿って延びる2条の窪み部22、22が連続的に形成され、図3乃至図5に示すように、これら窪み部22、22内には、前記第2熱交換パイプ12B、12Bがそれぞれ介挿されて埋設され、しかも、図5に示すように、前記複数の第2熱交換パイプ12B、12Bは、第1熱交換パイプ12Aに対してそれぞれ螺旋状に捩じられた状態で埋設されているものであり、また、前記複数の熱交換パイプ12B、12Bは、図4に示すように、互いに前記第1熱交換パイプ12Aの点対称位置に埋設されている。
【0019】
ここで、前記第1熱交換パイプ12Aは、例えば厚さが約1mmで外径が約12.7mmの銅パイプを素材としたものであり、前記第2熱交換パイプ12B、12Bは、前記第1熱交換パイプ12Aと同質材料である例えば厚さが約1.2mmで外径が約6mmの銅パイプを素材としたものである。
【0020】
上述のように、それぞれ螺旋状に捩じった状態で複数の第2熱交換パイプ12B、12Bを埋設して一体化させた第1熱交換パイプ12Aは、図3に示すように、螺旋状に巻回されることにより、熱交換器12が全体形状として略円筒状に形成される。
【0021】
また、前記熱交換器12は、図3に示すように、外装ケース17の架台20上に載置されると共に上端に固定用蓋板23が被せられて、この固定用蓋板23と架台20とがボルト・ナット等の締着具24によって締着されることで、架台20上に載置固定される。符号25は熱交換器12の外周を覆う断熱材である。
【0022】
次に、前記熱交換器12の加工方法について説明すると、先ず、第1熱交換パイプ12Aを構成する銅パイプを、第1のダイス(図示せず)がセットされた引き抜き加工機(図示せず)に挿入する。即ち、引き抜き加工機により、内部に被熱交換液としての水を流すための第1熱交換パイプ12Aの周壁に、点対称位置で、かつ、それの軸方向に沿って2条の窪み部22、22を形成する。
【0023】
次に、内部に熱媒体としてのCO2冷媒を流すための2本の銅パイプにてなる第2熱交換パイプ12B、12Bを用意し、これら第2熱交換パイプ12B、12Bを第1熱交換パイプ12Aの各窪み部22、22に介挿した後、その状態の第1熱交換パイプ12Aを第2のダイス(図示せず)をセットした引き抜き加工機に挿入する。即ち、引き抜き加工機により、第1熱交換パイプ12Aをそれの径方向に加圧変形させて、この第1熱交換パイプ12Aの点対称位置に各第2熱交換パイプ12B、12Bを抱き込んだ形で圧着固定するが、この引き抜き加工の際に、第1熱交換パイプ12Aを回転させながら引き抜くことにより、前記複数の第2熱交換パイプ12B、12Bは、第1熱交換パイプ12Aに対してそれぞれ螺旋状に捩じられた状態で埋設一体化される。
【0024】
ここで、第1熱交換パイプ12Aは、第2熱交換パイプ22を抱き込んだ状態で断面の外輪がやや横長な楕円状であるのが望ましい。
【0025】
次に、前記第2熱交換パイプ12B、12Bを埋設して抱き込んだ状態の第1熱交換パイプ12Aを、治具或いは加工機等を用いて螺旋状に巻回成型し、略円筒状の熱交換器12が形成される。
【0026】
上述のように構成された熱交換器12は、それぞれCO2冷媒の過熱ガス冷媒(熱媒体)が流れる複数の第2熱交換パイプ12B、12Bを、水(被熱交換液)が流れる第1熱交換パイプ12Aに埋設して抱き込んだ形態とし、その状態の第1熱交換パイプ12Aを螺旋状に巻回することにより、その形状を略円筒状に形成して成るものであるから、両熱交換パイプ2、3を交互に重ねて螺旋状に巻回した従来構成品(図6参照)に比べてコンパクト化が図れる。
【0027】
また、第1熱交換パイプ12Aに対して、複数の第2熱交換パイプ12B、12Bがそれぞれ螺旋状に捩じられた状態で埋設された構成であるから、水(被熱交換液)が流れる第1熱交換パイプ12Aに対し、CO2冷媒の過熱ガス冷媒(熱媒体)が流れる第2熱交換パイプ12Bの1本当たりの長さを長くすることが可能となり、その分、熱交換効率が向上するとともに、第2熱交換パイプ12Bが螺旋状に捩じられて埋設されることで、その捩じれの影響を受けて第1熱交換パイプ12A内の水(被熱交換液)の流れが乱流となり、熱交換を一層促進されることができ、第2熱交換パイプ12B、12B内を流れるCO2冷媒の過熱ガス冷媒の熱が第1熱交換パイプ12A内を流れる水に良好に熱交換され、その水を約90℃に加熱でき、熱交換効率を大幅に向上させることができる。
【0028】
さらに、第1熱交換パイプ12Aに対して、複数の第2熱交換パイプ12B、12Bがそれぞれ螺旋状に捩じられた状態で埋設されたものでは、第1熱交換パイプ12Aを螺旋状に巻回して略円筒状の熱交換器12を形成する際に、第1熱交換パイプ12Aの窪み部22、22から第2熱交換パイプ12B、12Bが外れ難くなるものである。
【0029】
また、前記両熱交換パイプ12A、12B、12Bは、それぞれ同材質金属としての銅パイプが用いられているから、互いに接触する第1熱交換パイプ12Aと第2熱交換パイプ12B、12Bとの間で電食が発生する心配がなく、電食が原因での腐食や穴開き等が防止される。
【0030】
また、上記構成の熱交換器12を用いたヒートポンプ式給湯機10では、熱交換器12のコンパクト化が図れ、しかも、水とCO2冷媒との熱交換効率を向上させることが可能であるから、外装ケース17内を効率良く活用できるともに、CO2冷媒を用いた高効率のヒートポンプ運転が行える。
【0031】
尚、上記した本発明の一実施形態では、第1熱交換パイプ12Aに2条の窪み部22、22を形成し、これら2条の窪み部22、22に夫々第2熱交換パイプ12B、12Bを介挿しているが、本発明は、第1熱交換パイプ12Aに1条の窪み部22を形成し、この1条の窪み部22に1本の第2熱交換パイプ12Bを介挿して埋設させた形態であって良く、また、第1熱交換パイプ12Aに、例えば、3条、或いは4条の窪み部22を点対称位置となるように形成し、これら3条、或いは4条の窪み部22にそれぞれ第2熱交換パイプ12Bを介挿して埋設させたた形態であって良い。
【0032】
さらに、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
【0033】
【発明の効果】
請求項1又は2に記載の熱交換器に係る発明は、以上のように構成されているので、熱交換器のコンパクト化が図れるばかりでなく、第1熱交換パイプに対して、第2熱交換パイプが螺旋状に捩じられた状態で埋設された構成であるから、被熱交換液が流れる第1熱交換パイプよりも、熱媒体が流れる第2熱交換パイプの1本当たりの長さを長くできて、熱交換効率を向上させることができるとともに、第2熱交換パイプの捩じれの影響で、第1熱交換パイプ内の被熱交換液の流れが乱流となり、そのため、熱媒体と被熱交換液との熱交換を一層促進できる。
【0034】
また、熱交換器のコンパクト化が図れ、しかも、湯水とCO2冷媒との熱交換効率を一層向上させることが可能となり、給湯機自体の大きさをコンパクト化できるとともに、高効率のヒートポンプ運転が行えるCO2冷媒を用いたヒートポンプ式給湯機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す熱交換器を備えたヒートポンプ式給湯機の全体概略構成図である。
【図2】同じくヒートポンプ式給湯機の冷媒循環回路及び給湯回路を示す概略図である。
【図3】同じく外装ケースの底板上に固定された状態の冷媒対水用熱交換器の縦断面図である。
【図4】同じく第2熱交換パイプが埋設された状態の第1熱交換パイプの拡大縦断面図である。
【図5】同じく第2熱交換パイプが埋設された状態を示す第1熱交換パイプの要部斜視図である。
【図6】従来例における冷媒対水用熱交換器の縦断面図である。
【符号の説明】
10 ヒートポンプ式給湯機
11 圧縮機
12 冷媒対水用熱交換器(熱交換器)
12A 第1熱交換パイプ
12B 第2熱交換パイプ
13 減圧装置
14 蒸発器
15 貯湯タンク
16 循環ポンプ
17 外装ケース
22 窪み部
Claims (4)
- 内部に給湯用の湯水が流れる第1熱交換パイプと、内部に圧縮機より吐出された高温・高圧のCO2冷媒が流れる複数の第2熱交換パイプとを備えたヒートポンプ式給湯機の熱交換器において、
前記第1熱交換器パイプの周壁に、引き抜き加工機により、点対称位置で、かつ、前記第1熱交換器パイプの軸方向に沿って複数条の窪み部をその間に前記湯水が流れる間隙を空けて形成し、
前記複数条の窪み部に前記複数の第2熱交換パイプを介挿した後、引き抜き加工機により、前記第1熱交換器パイプをその径方向に加圧変形させて当該第1熱交換パイプに前記第2熱交換パイプを抱き込んだ形で圧着固定する引き抜き加工の際に、前記第1熱交換パイプを回転させながら引き抜くことにより、前記複数の第2熱交換パイプを、前記第1熱交換パイプに対して螺旋状に捻られた状態で埋設させたことを特徴とするヒートポンプ式給湯機の熱交換器。 - 内部に給湯用の湯水が流れる第1熱交換パイプと、内部に圧縮機より吐出された高温・高圧のCO2冷媒が流れる複数の第2熱交換パイプとを備えたヒートポンプ式給湯機の熱交換器において、
前記第1熱交換器パイプの周壁に、引き抜き加工機により、点対称位置で、かつ、前記第1熱交換器パイプの軸方向に沿って複数条の窪み部をその間に前記湯水が流れる間隙を空けて形成し、
前記複数条の窪み部に前記複数の第2熱交換パイプを介挿した後、引き抜き加工機により、前記第1熱交換器パイプをその径方向に加圧変形させて当該第1熱交換パイプに前記第2熱交換パイプを抱き込んだ形で圧着固定する引き抜き加工の際に、前記第1熱交換パイプを回転させながら引き抜くことにより、前記複数の第2熱交換パイプを、前記第1熱交換パイプに対して螺旋状に捻られた状態で埋設させ、
前記第2熱交換パイプを埋設して一体化させた前記第1熱交換パイプを螺旋状に巻回して全体形状として略円筒状に形成したことを特徴とするヒートポンプ式給湯機の熱交換器。 - 内部に給湯用の湯水が流れる第1熱交換パイプと、内部に圧縮機より吐出された高温・高圧のCO2冷媒が流れる複数の第2熱交換パイプとから構成された熱交換器を備えたヒートポンプ式給湯機において、
前記第1熱交換器パイプの周壁に、引き抜き加工機により、点対称位置で、かつ、前記第1熱交換器パイプの軸方向に沿って複数条の窪み部をその間に前記湯水が流れる間隙を空けて形成し、
前記複数条の窪み部に前記複数の第2熱交換パイプを介挿した後、引き抜き加工機により、前記第1熱交換器パイプをその径方向に加圧変形させて当該第1熱交換パイプに前記第2熱交換パイプを抱き込んだ形で圧着固定する引き抜き加工の際に、前記第1熱交換パイプを回転させながら引き抜くことにより、前記複数の第2熱交換パイプを、前記第1熱交換パイプに対して螺旋状に捻られた状態で埋設させたことを特徴とするヒートポンプ式給湯機。 - 内部に給湯用の湯水が流れる第1熱交換パイプと、内部に圧縮機より吐出された高温・高圧のCO2冷媒が流れる複数の第2熱交換パイプとから構成された熱交換器を備えたヒートポンプ式給湯機において、
前記第1熱交換器パイプの周壁に、引き抜き加工機により、点対称位置で、かつ、前記第1熱交換器パイプの軸方向に沿って複数条の窪み部をその間に前記湯水が流れる間隙を空けて形成し、
前記複数条の窪み部に前記複数の第2熱交換パイプを介挿した後、引き抜き加工機により、前記第1熱交換器パイプをその径方向に加圧変形させて当該第1熱交換パイプに前記第2熱交換パイプを抱き込んだ形で圧着固定する引き抜き加工の際に、前記第1熱交換パイプを回転させながら引き抜くことにより、前記複数の第2熱交換パイプを、前記第1熱交換パイプに対して螺旋状に捻られた状態で埋設させ、
前記第2熱交換パイプを埋設して一体化させた前記第1熱交換パイプを螺旋状に巻回して前記熱交換器を全体形状として略円筒状に形成したことを特徴とするヒートポンプ式給湯機。
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