JP3870110B2 - 捕球具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は硬式野球、軟式野球およびソフトボールなどに用いるグラブ、ファーストミットおよびキャッチャーミットのような捕球具に関する。
【0002】
【従来の技術および課題】
近年、野球用グラブはポケットの深い形状が主流になっている。これは一度キャッチしたボールを逃がしにくいという効果に加え、デザイン的な要素も大きな要因になっている。しかし、図8(a)のように、ポケットPの深い形状では、転がってきたボールBを掴む際に、野球用グラブの先端100が直接ボールBに当たり、ボールを弾くことから捕球ミスを犯し易くなる。つまり、捕球するためには矢印A方向にグラブを立てる必要があり、手首Lを極端に前方に押し出して曲げた姿勢を余儀なくされる。このように手首を極端に曲げると腕の筋肉に余計な力が入ることになり、これがミスを犯す原因となる。
【0003】
したがって、本発明の目的は、ポケットの深い捕球具であっても、捕球ミスを生じにくくすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の捕球具は、図8(b)のように、手首Lの位置を捕球面30から遠ざけるスペーサ9を、捕球具の挿入口の近傍に設ける。
ここで、「手首Lの位置を捕球面30から遠ざける」とは、「手首Lの位置を、捕球面30のいわゆる土手の部分から該土手の表面に対し概ね直交する方向に遠ざける」ことを意味する。
【0005】
スペーサ9は手首Lの位置に対して捕球面30の土手側の端部101を前方Fに押し出す。したがって、スペーサ9が挿入口の近傍に装着された時に、手首Lの位置を捕球面30から遠ざけることができる。そのため、手首Lの曲がり角が自然な状態でも、捕球面30が起きるから、捕球具の先端100が直接ボールBに当たらず、ボールを弾かないことからボールBをポケットPに捕球することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1に示す野球用グラブは、使用者が手に装着して、ボールを捕球するためのものである。図1において、野球用グラブは、親指ないし小指を各々挿入する袋状の親指部1、第2指(人差指)部2、第3指(中指)部3、第4指部4および小指部5を備えている。前記親指部1と第2指部2との間には、たとえば格子状や網状などのウエブ7が設けられている。
【0007】
図2に示すように、前記野球用グラブは、第1外皮21、第1内皮23、第2内皮24および第2外皮22から成型されている。第1外皮21は捕球面30を形成している。第1内皮23は掌を覆うものである。第2内皮24および第2外皮22は手の甲の少なくとも一部を覆うものである。
【0008】
図2に示すように、親指部1および小指部5には、それぞれ、親指保護用パッド10および小指保護用パッド50が設けられている。前記各パッド10,50は第1外皮21と第1内皮23との間に挿入されている。また、図1に示すように、各パッド10,50は、レース11によって位置ズレしないように、第1外皮21と第1内皮23の間に固定されている。なお、これらのパッド10,50は、たとえばフェルト材からなる。
【0009】
図3(a)は、前記グラブ内に手を挿入するための挿入口8を示す正面図である。挿入口8の奥には、手を挿入するための挿入空間Sが形成されている。図3(b)は、挿入口8の近傍における挿入空間Sを示す横断面図である。挿入空間Sは第1内皮23と第2内皮24および第2外皮22との間に形成されている。第1外皮21と第1内皮23との間には、前記パッド10を内蔵する収容部15が形成されている。
【0010】
図4は、第2内皮24および第2外皮22の手の甲を覆う部分を開いた状態を示す正面図である。挿入口8の近傍には、小袋部60が設けられている。該小袋部60は、掌側において小皮25が第1内皮23に縫合されて形成されている。図5(a)は、小袋部60を示す概略縦断面図である。小袋部60は、第1内皮23を介して前記収容部15とは別に設けられている。前記小袋部60には、スペーサ9が収容されている。
【0011】
図6(a)のスペーサ9は、図1の破線で示す状態で前記グラブの小袋部60内に収容されている。スペーサ9は、捕球面30側の第1面91と、図4の掌側の第2面92と、挿入口8側の端面93とを有している。
スペーサ9は、前記収容状態において、図5(a)に示すように、概ね、挿入空間Sの挿入口8から奥に行くに従いテーパ状に薄肉になっており、かつ、概ね、挿入空間Sの奥から挿入口8に近付くに従い厚肉になっている。スペーサ9は、前記収容状態において、図3(b)に示すように、概ね、挿入口8近傍の左右方向の中央から端部に近付くに従いテーパ状に薄肉になっており、かつ、概ね、挿入口8近傍の左右方向の端部から中央に近付くに従い厚肉になっている。
すなわち、図6(a)のように、スペーサ9の端面93は概ね台形状に形成されていると共に、スペーサ9は奥に行くに従い、かつ、左右に行くに従い薄肉となるように傾斜面92bを有している。
【0012】
前記スペーサ9が前述のようなテーパ状に設定されていることで、挿入口8側の左右方向の端部から中央付近に近付くに従い、前記スペーサ9が掌に向ってより大きく突出しており、かつ、前記第2面92は、挿入口8側の左右方向の中央付近において、掌に向って最も突出している。すなわち、図6(a)の第2面92は、2つの傾斜面92bが、掌に向って突出した突出面92aを介して連なって形成されている。
このように突出面92aが掌に向って突出していることにより、前記グラブを手に装着した際に、スペーサ9が、図6(b)に示す掌の短母指外転筋70と短掌筋71との間の窪み72に嵌まるので、グラブの装着性が向上すると共に、手首を捕球面30から遠ざけることができる。また2つの傾斜面92bが形成されていることにより、スペーサ9が短母指外転筋70および短掌筋71に沿うので、グラブ装着時の違和感がなくなると共に、手首を捕球面30から遠ざけることができる。
【0013】
スペーサ9の好ましい大きさおよび重量について説明する。
スペーサ9の端面93頂部の幅W2は、5〜20mmに設定するのが好ましく、8〜12mmに設定するのが更に好ましい。このように幅W2を設定すれば、掌に局所的な圧力がかからないように、スペーサ9の第2面92に適度な角度をつけることができる。
前記端面93底部の幅、つまり、挿入口8の近傍の辺の長さW1は、30〜100mmに設定されるのが好ましい。30mm未満では位置的に取り付けることが困難であり、掌に局所的に圧力がかかるからである。一方、100mmよりも大きいと、グラブ内に配置できないからである。
前記端面93の最大高さHは、5mm以上に設定されるのが好ましい。5mm未満では、手首を捕球面30から遠ざける効果がなくなるからである。
スペーサ9の奥行Dは、30〜100mmに設定されるのが好ましい。30mm未満では、掌に局所的に圧力がかかるからである。一方、100mmよりも大きいと、グラブ内に配置できないからである。
スペーサ9の重量としては、1〜5gに設定するのが好ましく、1〜3gに設定するのが更に好ましい。重すぎると操作性が悪くなるからである。
【0014】
スペーサ9の硬度は、SRIS−C硬度で10度〜30度に設定するのが好ましく、15〜25度に設定するのが更に好ましく、20度程度に設定するのが最も好ましい。10度未満では、手の圧力によりスペーサ9の保形が困難になるからである。一方、30度よりも大きいと、硬くなりすぎて手に違和感を感じるからである。
【0015】
スペーサ9は、前記パッド10,50よりも圧縮変形し易い材料で形成されるのが好ましい。また、スペーサ9は非吸水性の部材で形成されるのが好ましい。スペーサ9の材料としては、たとえば、独立発泡ポリエチレンや粘弾性を有する他の樹脂等を用いることができる。
【0016】
つぎに、スペーサの変形例について説明する。
図7(a)に示すスペーサ9Aの第1面91には、スペーサの奥行方向D1に向って延びる複数本の溝95が形成されている。これらの溝95により、捕球する際に、スペーサ9Aは捕球面30側が凹となるように曲がり易くなる。
図7(b)に示すスペーサ9Bの第2面92は、前記第1実施形態のスペーサ9の突出面92aに相当する部分92hが窪んでおり、端面93が略M字状に形成されている。これにより、捕球する際に、スペーサ9Bが捕球面30側に凹となるように曲がり易くなると共に、前記短母指外転筋70および短掌筋71が2つの傾斜面92bを押し出すことができる。
図7(c)に示すスペーサ9Cの第2面92は、前記第1実施形態のスペーサ9の2つの傾斜面92bに相当する部分がない幅狭な形状である。
その他の構成は、第1実施形態と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明および図示を省略する。
【0017】
本発明においては、図5(b)に示すように、前記小袋部60を第1外皮21と第1内皮23との間に形成してもよい。
また、図5(c)に示すように、袋状の小皮25を用いて小袋部60を形成してもよい。この場合、前記袋状小皮25の端部25bを第1内皮23における挿入口8近傍の端部23eに縫合して、袋状小皮25の開口25aから袋状小皮25内にスペーサ9を挿入する。これにより、スペーサ9を容易に交換することができる。
【0018】
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、スペーサは、左右に分割されていてもよい。
また、スペーサの中央の突出面を傾斜面から大きく突出させてもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、捕球具の挿入口側の左右方向の中央付近において掌に向って最も突出しているスペーサを設けたので、手首の位置を捕球面から遠ざけることができ、そのため、手首の曲がり角が自然な状態でも、捕球ミスが生じにくくなる。
【0020】
また、挿入口側の左右方向の端部から中央付近に近付くに従い掌に向って突出するように、スペーサをテーパ状に形成すれば、手首の位置を捕球面から遠ざけることができるだけでなく、スペーサが掌に馴染み易くなる。
【0021】
また、第1外皮と内皮との間にパッドを内蔵する収容部を形成し、前記収容部とは別の小袋部を更に設けて、該小袋部にスペーサを収容するようにすれば、スペーサの位置決めができると共に、スペーサのズレを防止することができる。
【0022】
また、スペーサをパッドよりも圧縮変形し易い材料で形成すれば、スペーサが掌に更に馴染み易くなる。
【0023】
また、スペーサを非吸水性の部材で形成すれば、水を吸収しないので、捕球具を雨天で使用しても、重くなりにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す捕球具の概略斜視図である。
【図2】同捕球具を一部破断した概略斜視図である。
【図3】(a)は挿入口を示す概略斜視図、(b)は挿入空間を示す横断面図である。
【図4】第2外皮の手の甲を覆う部分を開いた状態を示し、小袋部を示す正面図である。
【図5】(a)は小袋部を示す概略縦断面図、(b)は小袋部の他の例を示す概略縦断面図、(c)は小袋部の更に他の例を示す概略縦断面図である。
【図6】(a)はスペーサを示す斜視図、(b)は掌を示す概略正面図である。
【図7】(a)はスペーサの変形例を示し、同スペーサを底面から見た斜視図、(b)はスペーサの他の変形例を示す斜視図、(c)はスペーサの更に他の変形例を示す斜視図である。
【図8】(a)は従来の捕球具による捕球直前の状態を示す概略側面図、(b)は本発明の捕球具による捕球直前の状態を示す概略側面図である。
【符号の説明】
10:親指保護用パッド(パッド)
15:収容部
21:第1外皮
22:第2外皮
23:第1内皮(内皮)
24:第2内皮
25:小皮
30:捕球面
50:小指保護用パッド
60:小袋部
8:挿入口
9:スペーサ
91:スペーサの第1面
92:スペーサの第2面
D:スペーサの奥行
H:スペーサの最大高さ
W1:スペーサの挿入口近傍の辺の長さ
B:ボール
L:手首
S:挿入空間
Claims (6)
- 手に装着しボールを捕球するための捕球具であって、
捕球面を形成する第1外皮と、掌の少なくとも一部が覆われる内皮と、手の甲の少なくとも一部を覆う第2外皮とを備え、
前記内皮と前記第2外皮との間には、手を挿入するための挿入空間が形成された捕球具において、
前記挿入空間への入り口である挿入口の近傍には、手首を前記捕球面から遠ざけるスペーサが前記捕球面と前記挿入空間との間に設けられ、
該スペーサの前記挿入口側の端部における掌の幅方向の中央付近において、前記スペーサが前記挿入空間に向って最も突出している捕球具。 - 手に装着しボールを捕球するための捕球具であって、
捕球面を形成する第1外皮と、掌の少なくとも一部が覆われる内皮と、手の甲の少なくとも一部を覆う第2外皮とを備え、
前記内皮と前記第2外皮との間には、手を挿入するための挿入空間が形成された捕球具において、
前記挿入空間への入り口である挿入口の近傍には、手首を前記捕球面から遠ざけるスペーサが前記捕球面と前記挿入空間との間に設けられ、
該スペーサの前記挿入口側の端部において、該端部の掌の幅方向の両端から中央付近に近付くに従い、前記スペーサが前記挿入空間に向って突出するように、前記スペーサがテーパ状に形成されている捕球具。 - 請求項1もしくは2において、
前記第1外皮と前記内皮とにより区画された収容部に、手を保護するためのパッドが収容されており、
前記内皮の掌側には袋状の小袋部が前記収容部とは別に設けられ、該小袋部に前記スペーサが収容されている捕球具。 - 手に装着しボールを捕球するための捕球具であって、
捕球面を形成する第1外皮と、掌の少なくとも一部が覆われる内皮と、手の甲の少なくとも一部を覆う第2外皮とを備え、
前記第1外皮と前記内皮とにより区画された収容部に、手を保護するためのパッドが収容されており、
前記内皮と前記第2外皮との間には、手を挿入するための挿入空間が形成された捕球具において、
前記挿入空間への入り口である挿入口の近傍には、手首を前記捕球面から遠ざけるスペーサを収容するための小袋部が設けられている捕球具。 - 請求項4において、
前記内皮の掌側には小皮が縫合されており、前記内皮と小皮とにより区画されることで前記小袋部が形成されている捕球具。 - 請求項3ないし5のいずれか1項において、
前記スペーサは、前記パッドよりも圧縮変形し易い材料で形成されている捕球具。
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- 2002-03-11 JP JP2002065429A patent/JP3870110B2/ja not_active Expired - Lifetime
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