JP3870057B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式、静電記録方式等の複写機、プリンタなどの画像形成装置に関し、特に、カラー画像形成装置に有効に適用し得る。
【0002】
【従来の技術】
先ず、図9に従来の分光測光方式を利用した色度センサの構成を示す。本明細書にて色度センサとは、画像形成装置で得られた可視像、即ち、トナー像が転写される転写材上に形成されたトナーパッチのようなトナー像の分光反射率を求める光学センサをいう。
【0003】
得られた分光反射率が所望の分布と異なる場合、転写材上に形成される画像の色味が違ってしまう。又、湿度のような環境変化や長期間の使用により、画像形成装置で得られる画像の色味は変化してしまう。従って、安定した色味を実現するためには、色度センサを用いて画像の色味を検出し画像形成装置のプロセス条件にフィードバックをかける必要がある。
【0004】
分光測光方式の場合、トナーパッチに白色の光を照射し、反射光を回折格子やプリズムを用いて分光し、波長ごとに分光された光の強度をラインセンサで検出し、光源の光の波長分布、センサの分光感度を補正してトナーパッチの分光反射率を求める。
【0005】
色度センサ100は、分光された光を検出するラインセンサ181を有する。光源102は、白色LEDやハロゲンランプ、RGBの3色LED等からなる。光源102は、可視光全体にわたる発光波長分布をもつ。
【0006】
光源102から発せられた光105は、約45°で転写材1の上に形成されたトナーパッチ面104に入射し、トナー面104で乱反射し上方へと広がる。乱反射光106は、レンズ107で平行光となった後、回折格子108に入射角0°で入射し、分光される。分光された光は、ラインセンサ181に入射する。
【0007】
ラインセンサ181の各画素にはそれぞれ波長範囲の異なる光が入射し、各画素の出力を比較することによりトナーパッチで反射された光の波長ごとの強度、即ち、分光反射率が得られる。勿論、光源102の光の波長分布、ラインセンサ181の分光感度分布の補正は必要である。
【0008】
画像形成装置の転写材1上の画像の色度を一定となるように調整を行う場合、各色の混じったトナーのランダムパッチからの反射光の分光反射率の波長依存性を測定し、所望の値となるように露光量や現像バイアスといった画像の形成条件にフィードバックをかける。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、分光測光方式のセンサでトナーパッチの分光反射率を検出する場合次のような問題があった。
【0010】
回折格子でトナーパッチからの反射光を分光する場合、ラインセンサ181上に入射する分光された光は連続的に波長が変化している。トナーパッチ104の分光反射率を求めるためには、波長ごとの入射光の強度を求める必要があり、所望の波長の光を所定のセンサ181上に照射する必要がある。このためにはセンサ181、光学素子(レンズ107及び回折格子108)、発光素子(光源102)の位置精度を極めて厳しく管理するか、微妙な調整工程が必要となり、部品コストや調整コストが高価となってしまう。
【0011】
一例として、図10に示すピッチP=10μmの回折格子108に垂直入射させて分光する場合を考える。
【0012】
本例にて、400nmから700nmの可視光を分光し20nm毎にセンサ181で反射光強度を検出する場合、光を感じる有効画素として最低15画素からなるラインセンサ181が必要となる。ここでは、ラインセンサ181の1画素の幅を40μmとする。垂直入射時の回折の式は式(1)にて表される。
θ=sin−1(−m*λ/P) ・・・・・・・(1)
ここで、θは出射角、mは次数(ここでは1次を使う)、λは波長、Pは回折格子のピッチである。
【0013】
400nmから700nmの光が1画素40μm幅で有効画素の全長600μmのラインセンサ181に入射するようにするためには式(1)よりL=25mmとすればよい。
【0014】
このとき、h1=0.80mm、h2=1.40mmとなる。1画素が40μmなので、ラインセンサ181の位置がセンサ181と同一平面内で40μmずれると20nm分のセンサの各画素で測定される波長がずれてしまう。また、回折格子108が0.09°傾いていると回折光は25mm先のラインセンサ181の位置で40μmずれてしまう。
【0015】
このため、光学系とラインセンサの位置精度を10μm程度の極めて厳しく管理するか、微妙な調整を行う必要がある。また、光学系に要求される加工精度も同様に厳しくなる。
【0016】
このように分光測光方式の色度センサでは高精度の位置合わせや、部品の精度が要求されるため、センサ自身、更には、色度センサを用いた画像形成装置のコストアップが避けられないという問題があった。
【0017】
従って、本発明の目的は、上記の従来技術に鑑みてなされたもので、センサの画素を必要最小限の数より余分に設けると共に、分光用の光学素子とセンサの間に可視光以外の波長の光を吸収するフィルターを設けることにより、センサの各画素に入射している光の波長を特定し、精度の高い部品や、厳しい位置精度の管理、調整を不要とし、トナーパッチの分光反射率を低コストで検出するにことを可能とし色再現性のよい、しかも安価な画像形成装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明の一態様によれば、像担持体にトナー像を形成し、このトナー像を転写材に転写する画像形成装置において、
転写材上に光を照射する白色の光源と、転写材上のトナー像又は転写材からの反射光を分光する分光手段と、前記分光手段により分光された光を検出するための光検出手段と、前記光検出手段と前記分光手段の間で、可視光より波長の長い所定の波長以上、又は、可視光より波長の短い所定の波長以下の光を吸収する手段と、を有し、前記光検出手段は、前記分光手段により分光された光の可視光及び可視光よりも広い波長範囲の光を検出する有効画素と、暗出力補正用のダーク画素とを備え、前記有効画素と前記ダーク画素の出力に基づき、前記光検出手段の各画素に入射する光の波長を特定することを特徴とする画像形成装置が提供される。即ち、本発明では、光検出手段の画素を必要最小限の数より余分に設けるとともに、分光手段と光検出手段の間に可視光以外の所定波長以上、又は、所定波長以下の光を吸収する手段を設けた構成とされ、光検出手段の画素数を増やすことは、可視光以外の所定波長の光を吸収する手段により吸収される波長のエッジを検出すると共に、光学系とセンサ間に位置ずれがあっても必要な波長の検出を行うことができるよう作用する。又、可視光以外の所定波長の光を吸収する手段を設けたことは、前記光検出手段の出力が出ない波長領域をつくり、精密な位置精度を必要とせず波長と画素の対応が取れるよう作用する。
【0019】
本発明の他の態様によれば、像担持体にトナー像を形成し、このトナー像を転写材に転写する画像形成装置において、
転写材上に光を照射する白色の光源と、転写材上のトナー像又は転写材からの反射光を分光する分光手段と、前記分光手段により分光された光を検出するための光検出手段と、前記光検出手段と前記分光手段の間で、可視光より波長の長い所定の波長以上、且つ、可視光より波長の短い所定の波長以下の光を吸収する手段と、を有し、前記光検出手段は、前記分光手段により分光された光の可視光及び可視光よりも広い波長範囲の光を検出する有効画素と、暗出力補正用のダーク画素とを備え、前記有効画素と前記ダーク画素の出力に基づき、前記光検出手段の各画素に入射する光の波長を特定することを特徴とする画像形成装置が提供される。即ち、本発明では、光検出手段の画素を必要最小限の数より余分に設けると共に、分光手段と光検出手段の間に可視光を含む所定波長だけを透過する手段を設けた構成とされ、可視光を含む所定波長だけを透過する手段を設けることは、光検出手段の画素の長波長側と短波長側の両方で出力が出ない波長領域を作り、精密な位置精度を必要とせず波長と画素の対応をより正確に取れるよう作用する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0022】
実施例1
図1に、本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す。本実施例にて、画像形成装置は電子写真式多色画像形成装置であるカラーレーザプリンタとされる。次に、レーザプリンタ全体の構成と、色度センサを用いた色味制御とについて説明する。
【0023】
本実施例にて、カラーレーザプリンタは、画像形成部において画像信号に基づいて形成される画像光により静電潜像を形成し、この静電潜像を現像して可視画像を形成し、更に、このカラー可視画像を記録媒体である転写材へ転写し、次いで、カラー可視画像を転写材に定着する。
【0024】
カラーレーザプリンタは、本実施例では4つ並置したステーションPa、Pb、Pc、Pdを備え、各ステーションPa、Pb、Pc、Pdの画像形成部は、感光ドラム5Y、5M、5C、5K、一次帯電手段としての注入帯電手段7Y、7M、7C、7K、現像手段8Y、8M、8C、8K、トナーカートリッジ11Y、11M、11C、11K、を備えている。又、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの下方には、中間転写体12が配置され、各感光ドラムに対応して一次転写部6Y、6M、6C、6Kが配置される。転写材1は、給紙部2から二次転写部9へと供給され、その後定着部13へと搬送される。
【0025】
感光ドラム5Y、5M、5C、5Kは、アルミシリンダの外周に有機光導電層が塗布して形成され、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて回転する。本実施例では、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kは、画像形成動作に応じて反時計方向に回転する。
【0026】
一次帯電手段として、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の感光ドラム5Y、5M、5C、5Kを帯電させための4個の注入帯電器7Y、7M、7C、7Kを備え、各注入帯電器にはスリーブ7YS、7MS、7CS、7KSが設けられている。
【0027】
感光ドラム5Y、5M、5C、5Kへの露光光は、スキャナ部10Y、10M、10C、10Kから送られ、一次帯電手段により帯電された感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面を選択的に露光することにより、静電潜像が形成される。
【0028】
現像手段として、上記静電潜像を可視化するために、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像を行う4個の現像器8Y、8M、8C、8Kを備え、各現像器にはスリーブ8YS、8MS、8CS、8CKが設けられている。尚、各々の現像器は、装置本体に対して脱着可能に取り付けられている。
【0029】
中間転写体12は、駆動ローラ18a、及び従動ローラ18b、18cに張設された無端ベルト体であって、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kに接触しており、カラー画像形成時に時計方向に回転し、各色用の一次転写ローラ6Y、6M、6C、6Kの作用によって順次転写を受ける。
【0030】
給紙手段(給紙口)としての給紙カセット2又は給紙トレー3には転写材1が収容されており、転写材1は給紙ローラ4及び搬送ローラ24などにより構成される搬送路25を搬送されて、レジストローラ23に到達する。これはレジ前センサ19によって検知される。
【0031】
画像形成時には、レジ前センサ19によって中間転写体12上のカラー可視画像が転写領域に到達するタイミングを合わせられて、所定時間、転写材の搬送を停止させる。転写材1がレジストローラ23から転写領域に給紙され、中間転写体12に二次転写ローラ9が接触して転写材1を狭持搬送することにより転写材1に中間転写体12上のカラー可視画像を同時に重畳転写する。
【0032】
二次転写ローラ9は、中間転写体12上にカラー可視画像を重畳転写している間は実線にて示すように中間転写体12に当接させるが、印字処理終了時は、点線にて示す位置に離間する。
【0033】
定着部13は、転写材1を搬送させながら、転写されたカラー可視画像を定着させるものであり、図1に示すように転写材1を加熱する定着ローラ14と転写材1を定着ローラ14に圧接させるための加圧ローラ15とを備えている。定着ローラ14と加圧ローラ15は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ16、17が内蔵されている。即ち、カラー可視画像を保持した転写材2は、定着ローラ14と加圧ローラ15により搬送されるとともに、熱及び圧力を加えることによりトナーが表面に定着される。
【0034】
可視画像定着後の転写材1は、その後図示しない排出ローラによって図示しない排紙部に排出して画像形成動作を終了する。転写材1の定着部13からの排紙は定着排紙センサ20によって検知される。
【0035】
クリーニング手段21は、中間転写体12上に形成された4色のカラー可視画像を転写材1に転写した後の廃トナーを蓄える。
【0036】
ステーションPdより下流側にて、中間転写体12の上方に配置された色ずれ検出手段22は、転写材1上に形成された色ずれ検出パターンを検知して、各色間の主走査、副走査方向のずれ量を検出し、画像データを微調整することにより色ずれ低減させるようにフィードバックをかける。
【0037】
転写材上に形成されたトナーパッチを読むための色度センサ26が定着部13と排紙口(図示せず)との中間位置に配置される。
【0038】
転写材1に定着された幾つかのトナーパッチからの反射光を読み取った色度センサ26の各画素の出力より、各トナーパッチの分光反射率が求まる。このデータから転写材上の画像に所望の色味からのずれがある場合、各色のトナーに対応した絶対湿度に応じた数種類の露光量や、現像バイアスなどのプロセス条件、ルックアップテーブルなどの階調補正手段を制御し転写材上に所望の色味を出すようにフィードバックをかけることができ、色味の安定した画像形成装置が実現できる。
【0039】
図2を参照して、色度センサ26について説明する。色度センサ26は、詳細を図3、図4に示す光検出手段となるラインセンサ101を有する。又、色度センサ26は、白色LEDやハロゲンランプ、RGBの3色LED等からなる光源102を有する。光源102は、可視光全体にわたる発光波長分布をもつ。光源102から発せられた光105は、約45°で転写材1の上に形成されたトナーパッチのようなトナー像のトナー面104に入射し、トナー面104で乱反射し上方へと広がる。乱反射光106はレンズ107で平行光となった後、回折格子108に入射角0°で入射し、分光される。分光された光は、可視光の範囲外の所定波長以上(又は、以下)の波長を透過しないフィルター109を通ってラインセンサ101に入射する。ここでは、フィルターとして730nmにカットオフ周波数を持つ赤外カットフィルターの例を用いて説明を行う。
【0040】
トナーパッチの分光反射率を検出する場合は、各色の混じったランダムパッチを転写材上に形成し、ランダムパッチからの反射光のいくつかの波長成分や、分光反射率の波長依存性を測定し、所望の値となるように画像の形成条件にフィードバックをかける。このとき赤外カットフィルターは可視光を透過するため、可視光の分光反射率の測定には影響を与えない。
【0041】
次に、光検出手段であるラインセンサの構成について図3、図4を用いて説明する。
【0042】
図4には、本出願人により提案されているバイポーラタイプの蓄積型センサBASIS(BAse Stored Image Sensor)の1画素の等価回路図141の一例を示す。
【0043】
等価回路図141にて、高電流増幅率のバイポーラトランジスタ114が配置され、ベース−コレクタ間の容量115は、電荷を蓄積する役割を果たす。更に、ベースリセット信号φbrに基づきベース電圧をVbbにリセットするPMOSFET116、エミッタリセット信号φerに基づきエミッタリセットを行うNMOSFET117、転送信号φtに基づき各センサの出力を容量119に一括して転送するためのNMOSFET118、容量119に転送された電荷をシフトレジスタ122の出力φsr1に応じて出力ラインVoutに出力するためのNMOSFET120、水平出力ラインリセット信号φhrに基づき出力ラインVoutを電圧VhrにリセットするためのNMOSFET121が設けられる。
【0044】
図3に示すように、本実施例では、400nmから700nmの可視光を20nm単位で検出するために最低必要な15画素に加え7画素の余裕を設け、22画素の有効画素(144〜165)と、暗出力補正用及び有効画素の対称性を向上させ素子間ばらつきを低減させるために端部に設けた計4つのダーク画素(141、142、143、166)でラインセンサ101を構成している。
【0045】
図4の出力ラインVoutに出力された信号をAD変換することにより、トナー面で反射し分光された各波長に対応した反射光を所定時間蓄積した信号を得ることができる。なお、各駆動信号は画像形成装置の動作を制御するCPU等から供給される。
【0046】
図4、図5を用いて色度センサ26の動作を説明する。
【0047】
先ず、ラインセンサ101をリセットする。時刻t1でφbrをロウとすると、PMOSFET116がオンし、トランジスタ114のベースはVbbにリセットされる。
【0048】
次に、時刻t2でφerをハイとすると、NMOSFET117がオンし、トランジスタ114のエミッタはほぼVebにリセットされ、トランジスタ114のベース電位はエミッタ電位に応じて低下する。
【0049】
時刻t3でφerがロウとすると、センサは蓄積を開始する。蓄積中ベース容量115は入射光によって発生する光電流によってチャージされ、トランジスタ114のベース電位は上昇する。
【0050】
ts1の期間蓄積後φtをハイとすることにより蓄積された信号はNMOSFET118を介して容量119に転送される。
【0051】
その後、シフトレジスタ122を動作させ転送パルスφsr1をハイとし、NMOSFET120を介して出力ラインVoutに検出するセンサに対応した出力を読み出す。読み出された信号はAD変換器(図示せず)でAD変換され画像形成装置の動作を制御するCPU(図示せず)のメモリに収納される。
【0052】
1つのセンサの出力を読み出した後出力ラインは、φhrをハイとすることによりNMOSFET121によってVhrにリセットされる。
【0053】
シフトレジスタは、次々にφsr2、φsr3をオンし引き続くセンサ出力を読み出す。読み出されたセンサ出力は、ダーク画素(例えば142)の出力を差し引くことにより、蓄積時間中に発生した暗電流分を除き純粋にセンサに入射する光量に応じた信号を得ることができる。
【0054】
この際、ラインセンサ、光学系の間に位置ずれがあっても、730nmの赤外カットフィルターをセンサの前に設けているため、730nmの波長を含む光の入射している画素の次(長波長側)の画素は、光が透過しないためダーク画素と同等の出力となる。ここでは165が相当する。
【0055】
従って、画素164が730nmを含む波長の光を受光している画素であることが分かると共に、画素163から以前の画素は730nmから20nmずつ短波長側にずれた光が入射していることが分かる。この結果より、ラインセンサと光学系間に位置ずれがあっても、ラインセンサの画素と入射光の波長の対応が分かり、精密な調整や高精度の部品精度が不要となる。
【0056】
ここでは、トナーパッチからの反射光により位置ずれを検出する例を説明した。しかし、トナーの分光反射率が可視光の長波長端や短波長端で小さくなっている場合、ダーク画素の出力との差が少なく、波長とセンサの対応を検出する際の誤差となる可能性があるため、トナーパッチではなく、転写材からの反射光を用いても良い。転写材は通常白色であり、可視光全域の反射光成分を持つため上記問題は避けられる。この場合、センサと入射光の波長の対応は転写材を光源が照射しているタイミングで行い、色度調整は光源がトナーパッチを照射している状態でデータの収集を行えば良い。
【0057】
以上示したように、分光測光方式の色度センサにおいて、センサの画素数に余裕を持たせると共に、センサの前に可視光以外の光をカットするフィルターを設けることにより、精度の高い部品や、厳しい位置精度の管理、調整を不要とし、トナーパッチの分光反射率を低コストで検出するにことが可能となり、プロセス条件にフィードバック制御することにより色再現性のよい画像形成装置を安価に提供することが可能となる。
【0058】
本実施例では、蓄積型のセンサ101としてBASISの例を示した。しかし、特にセンサの種類によらずラインセンサであれば良いことは言うまでもない。又、赤外カットフィルターの例を示したが、紫外カットフィルターでも同等の効果がある。更に、フィルターは個別部品に限らずラインセンサ上に形成したオンチップフィルターを使用することもできる。
【0059】
また、ラインセンサ101の画素数の余裕分として7画素の例を示した。しかし、位置ずれ補正用の画素は、7画素に限らずラインセンサの画素の幅と、精密な調整なしに実現可能な実装精度から決めることができる。
【0060】
更に、本実施例では、回折格子108を用いて反射光を分光させた例を示した。しかし、回折格子にかぎらず、プリズムでも良いことは言うまでもない。
【0061】
加えて、ここでは像担持体上にトナー像を形成する画像形成装置の例を示したものの、インクにより像を形成するインクジェットプリンタのような画像形成装置でも同様の効果がある。
【0062】
実施例2
前述の実施例1では、レンズ107や回折格子108のような光学系を基準として、ラインセンサ101がセンサの受光面と同一平面内でずれる場合に関しては、良好な補正が達成される。
【0063】
しかし、垂直にずれた場合や、傾いた場合はラインセンサ101の位置での倍率(分光された光の波長当たりの空間的広がり方)が変わってしまうため、赤外或いは紫外の一方での画素と波長の関係を求めただけでは、誤差がでてしまう。
【0064】
そこで、本実施例では赤外と紫外の両方でセンサの画素と対応する入射光の波長を求めることにより、位置ずれの向きによらず画素と波長の対応を取れるようにしている。
【0065】
本実施例の色度センサ26の構成は、図2に示す構成と同様とされる。ただ異なる点は、フィルター109を赤外カットフィルターと紫外カットフィルターの2枚重ねとするか、バンドパスフィルターに変更する点にある。
【0066】
このような構成の変更により、可視光外の長波長側と短波長側にセンサ出力がダーク画素と同等の領域ができ、可視光の両側で波長とラインセンサの画素との対応を取れる。
【0067】
図6に、本実施例のラインセンサ101の出力例を示す。730nm以上の波長の光をカットする赤外カットフィルターと370nm以下の波長の光をカットする紫外カットフィルターを重ねた例を説明する。
【0068】
本実施例では、光学系108を基準にラインセンサ101が理想的な位置より近づいて置かれている場合を取り上げる。
【0069】
図6より実施例1と同様に画素164の出力がダークビット142の出力と同レベルのため、画素163が730nmに対応した光の入射している画素であることが分かる。更に、画素145の出力がダークビット142の出力と同レベルのため、画素146が370nmに対応した光が入射している画素であることが分かる。
【0070】
この結果から波長と画素の対応付けの方法は一通りではないものの、一例を示すと、画素163の中心が730nm、画素146の中心が370nmと考え、この間の17画素で370nm〜730nmの360nmを均等に分割することにより各画素がどの波長の光を受光しているか対応させることができる。
【0071】
ラインセンサで得られた結果から、画像形成装置において色味の調整を行う方法は実施例1と同じであるので、説明を省略する。
【0072】
以上示したように、分光測光方式の色度センサにおいて、センサの画素数に余裕を持たせると共に、センサの前に可視光以外の光をカットするバンドパスフィルターを設けることにより、精度の高い部品や、厳しい位置精度の管理、調整を不要としトナーパッチの分光反射率を低コストで検出するにことが可能となる。更に、検出結果を画像形成装置のプロセス条件にフィードバック制御することにより色再現性のよい画像形成装置を安価に提供することが可能となる。
【0073】
実施例3
上記実施例2では可視光を透過する、所謂、バンドパスフィルターを用いた。しかし、実在のバンドパスフィルターの多くは可視光の透過率も下がってしまうため、本来の色度を検出する際精度が悪化する恐れがある。特に、分光測光方式の場合入射光が分光されるため、波長によっては光が微弱になりランダムノイズの影響で検出誤差が大きくなる可能性がある。本実施例ではこのような課題を改善するため、フィルターを用いずに入射光の波長とラインセンサの画素の対応付けを行うようにしている。
【0074】
図7に、本実施例の色度センサ26の構成を示す。図2に示す色度センサとの違いは、フィルターを削除したことと単色光源を1つ以上設けたことにある。光源171は特定波長にピークを持つ単色LEDやレーザーのような光源である。追加した光源が1つの場合は1つの画素と前記単色の発光波長との対応付けが可能で、2つ以上の発光波長の異なる光源を設けた場合、複数の画素で波長との対応付けを行うことができる。追加する光源の波長はそれぞれ重複せずラインセンサの感度範囲の波長であれば特に制限はない。
【0075】
本実施例について更に詳しく説明する。
【0076】
白色光源102を消灯した状態で追加した光源171を点灯させラインセンサ101の出力を読み出す。この際、単色光源の発光波長に対応した画素の出力だけが、ダーク画素よりも大きい出力となる。
【0077】
図8に、ピーク波長440nmのLEDと680nmのLEDを追加光源171として設けた場合のラインセンサ出力Voutの波形を示す。波形より画素149に440nmの波長を含む光の入射しており、画素161に660nmの波長を含む光が入射していることが分かる。
【0078】
従って、実施例2と同様に画素149の中心が440nm、画素161の中心が660nmと考え、この間の12画素で440nm〜660nmの220nmを均等に分割することにより各画素がどの波長の光を受光しているか対応させることができる。
【0079】
ここでは追加する光源として可視光の光源の例を示した。しかし、センサの受光感度が存在する波長範囲内で、ラインセンサの幅で検出可能な波長であれば必ずしも可視光である必要はない。
【0080】
なお、白色光源102をRGB等の3色の単色発光素子で構成した場合、1色づつ点灯させラインセンサの出力が最大となる画素をそれぞれ点灯させた光源の発光波長を含む光が入射している画素と対応付けても同等の効果が得られる。この場合、追加の光源が不要となるためコストアップはなくなる。
【0081】
ラインセンサで得られた結果から、画像形成装置において色味の調整を行う方法は実施例1と同じであるので、説明を省略する。
【0082】
以上示したように分光測光方式の色度センサにおいて、センサの画素数に余裕を持たせると共に、1つ以上の単色の光源を追加し波長とラインセンサの画素の対応付けを行うことにより、色度の検出精度を低下させることなしに、精度の高い部品や、厳しい位置精度の管理、調整を不要としトナーパッチの分光反射率を低コストで検出するにことが可能となり、プロセス条件にフィードバック制御することにより色再現性のよい画像形成装置を安価に提供することが可能となる。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、
(1)光検出手段の画素を必要最小限の数より余分に設けると共に、分光手段と光検出手段の間に可視光以外の所定波長以上、又は、所定波長以下の光を吸収する手段を設け、光検出手段は、分光手段により分光された光の可視光及び可視光よりも広い波長範囲の光を検出する有効画素と、暗出力補正用のダーク画素とを備え、有効画素とダーク画素の出力に基づき、光検出手段の各画素に入射する光の波長を特定することにより、分光反射率の検出に影響を与えることなく、ラインセンサの画素と入射する分光された光の波長の対応付けができ、精度の高い部品や、厳しい位置精度の管理、調整を不要としトナーパッチの分光反射率を低コストで検出することを可能とし色再現性のよい画像形成装置を安価に得ることができる。又、
(2)光検出手段の画素を必要最小限の数より余分に設けると共に、分光手段と光検出手段の間に可視光以外の所定波長以上、且つ、所定波長以下の光を吸収する手段を設け、光検出手段は、分光手段により分光された光の可視光及び可視光よりも広い波長範囲の光を検出する有効画素と、暗出力補正用のダーク画素とを備え、有効画素とダーク画素の出力に基づき、光検出手段の各画素に入射する光の波長を特定することにより、分光反射率の検出に影響を与えることなく、光学系とラインセンサの位置ずれの方向によらず、ラインセンサの画素と入射する分光された光の波長の対応付けができ、精度の高い部品や、厳しい位置精度の管理、調整を不要としトナーパッチの分光反射率を低コストで検出することを可能とし色再現性のよい画像形成装置を安価に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】一実施例に従った分光測光方式の色度センサ構成を示す図である。
【図3】色度センサの光検出手段の画素構成を示す図である。
【図4】ラインセンサの一実施例を示す回路構成図である。
【図5】一実施例のラインセンサの動作を示すタイミングチャートである。
【図6】他の実施例のラインセンサの出力波形例を示す図である。
【図7】他の実施例の色度センサの構成を示す図である。
【図8】他の実施例のラインセンサの出力波形例を示す図である。
【図9】従来の色度センサの構成を説明する図である。
【図10】従来の色度センサの問題点を説明する図である。
【符号の説明】
1 転写材
5Y、5M、5C、5K 感光ドラム
6Y、6M、6C、6K 一次転写ローラ
7Y、7M、7C、7K 注入帯電手段
8Y、8M、8C、8K 現像手段
9 二次転写ローラ
10Y、10M、10C、10K スキャナ
12 中間転写体
13 定着部
14 定着ローラ
15 加圧ローラ
16、17 ヒータ
18a 駆動ローラ
18b、18c 従動ローラ
20 定着排紙センサ
21 クリーニング手段
26 色度センサ
101 ラインセンサ(光検出手段)
102、171 LED(光源)
104 トナーパッチ
107 レンズ
108 回折格子(分光手段)
109 フィルター
114 高電流増幅率のバイポーラトランジスタ
115、119 容量
116 PMOSFET
117、118、120、121 NMOSFET
122 シフトレジスタ
141〜143 蓄積型センサの1ビット

Claims (3)

  1. 像担持体にトナー像を形成し、このトナー像を転写材に転写する画像形成装置において、
    転写材上に光を照射する白色の光源と、転写材上のトナー像又は転写材からの反射光を分光する分光手段と、前記分光手段により分光された光を検出するための光検出手段と、前記光検出手段と前記分光手段の間で、可視光より波長の長い所定の波長以上、又は、可視光より波長の短い所定の波長以下の光を吸収する手段と、を有し、前記光検出手段は、前記分光手段により分光された光の可視光及び可視光よりも広い波長範囲の光を検出する有効画素と、暗出力補正用のダーク画素とを備え、前記有効画素と前記ダーク画素の出力に基づき、前記光検出手段の各画素に入射する光の波長を特定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 像担持体にトナー像を形成し、このトナー像を転写材に転写する画像形成装置において、
    転写材上に光を照射する白色の光源と、転写材上のトナー像又は転写材からの反射光を分光する分光手段と、前記分光手段により分光された光を検出するための光検出手段と、前記光検出手段と前記分光手段の間で、可視光より波長の長い所定の波長以上、且つ、可視光より波長の短い所定の波長以下の光を吸収する手段と、を有し、前記光検出手段は、前記分光手段により分光された光の可視光及び可視光よりも広い波長範囲の光を検出する有効画素と、暗出力補正用のダーク画素とを備え、前記有効画素と前記ダーク画素の出力に基づき、前記光検出手段の各画素に入射する光の波長を特定することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記光検出手段の画素に入射する光の波長を特定する際は、転写材からの反射光を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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