JP3869539B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP3869539B2
JP3869539B2 JP32618597A JP32618597A JP3869539B2 JP 3869539 B2 JP3869539 B2 JP 3869539B2 JP 32618597 A JP32618597 A JP 32618597A JP 32618597 A JP32618597 A JP 32618597A JP 3869539 B2 JP3869539 B2 JP 3869539B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
printed circuit
contact
circuit board
contacts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32618597A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11162588A (ja
Inventor
好文 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP32618597A priority Critical patent/JP3869539B2/ja
Publication of JPH11162588A publication Critical patent/JPH11162588A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3869539B2 publication Critical patent/JP3869539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコネクタに関し、特に、相手側となるプリント基板や端子金具等を、コネクタハウジングに装備された複数の接触子に対して低挿入力で接続することのできるコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリント基板や端子金具等の接続が容易にできるように成されたコネクタとしては、図15に示されるものが一般的に知られている。
同図中において、1は実開平1−63083号公報に開示されたコネクタを示し、該コネクタ1はコネクタハウジング2と、複数の接触子3と、この接触子3の数に対応してコネクタハウジング2に収容される複数の端子4等とを備えて構成されており、複数の電気接触部5aを有するプリント基板5が接続されるようになっている。
【0003】
コネクタハウジング2には、内部に複数(図中では2個)の接触子3に対する接触子収容室6と、雄形の電気接触部4a(図17参照)を有する複数(図中では2個)の端子4に対する端子収容室7(図17参照)とが形成されている。また、コネクタハウジング2の底壁2a(図16参照)には、接続されるプリント基板5に対するL字状の係合部8(図15ないし図17参照)が一体に設けられている。
【0004】
接触子収容室6は図17に示される如く端子収容室7に連通しているとともに、コネクタハウジング2の底壁2aで開口している。接触子収容室6には導電性と弾性とを有した材料(例えば金属輪体或いはゴム中に導電粉末を混入してなる導電ゴム等)により、リング状に形成された接触子3が支持軸9によって回転可能に支持された状態で収容されている。
【0005】
接触子3は一方の外周部分3aが端子収容室7内に突出し、他方の外周部分3bが底壁2aの開口部分から突出(図16及び図17参照)している。
また、接触子3と支持軸9との間には空間T(図17参照)が、接触子3と接触子収容室6との間には隙間U(図18参照)がそれぞれ形成されており、接触子3は回転可能な他に、これら空間T及び隙間Uの範囲内で上下左右方向に移動することができるとともに、その空間T及び隙間Uの範囲内で撓んで変形することもできるようになっている。
【0006】
上記構成において、端子収容室7内に端子4をスライドさせつつ挿入すると、端子4の電気接触部4aが接触子3の一方の外周部分3aに当接し、接触子3は電気接触部4aによって転がされたり移動したりして端子4を端子収容室7内に収容する。このようにしてコネクタ1が組み立てられた後、プリント基板5をコネクタ1の底壁2aと係合部8との間に図15で示した矢線V方向からスライドさせつつ係合すると、底壁2aの開口部分から突出した接触子3の他方の外周部分3bにプリント基板5が当接し、端子4の挿着のときと同様に、接触子3はプリント基板5によって転がされたり移動したりしてプリント基板5の電気接触部5aと係合する。これにより、端子4とプリント基板5とが接触子3を介して十分に接触した状態で電気的に接続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記技術にあっては、プリント基板5をコネクタ1の係合部8に挿入する際に、複数の接触子3に対応する電気接触部5aがプリント基板5を介して同時に接続されることになるので、プリント基板5の挿入にかかる力が大きく、作業性に影響を来していた。
【0008】
また、同じくプリント基板5の挿入時に、接触子3と電気接触部5aとの接触による摩擦力が大きく、この場合もプリント基板5の挿入にかかる力が大きくなって、作業性に影響を来していた。
【0009】
本発明は、上述した問題点を解消するため、相手側となるプリント基板や端子金具等を、コネクタハウジングに装備された複数の接触子に対して低挿入力で接続することのできるコネクタを提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明のコネクタは、コネクタハウジングに、導電性かつ弾性を有する複数の接触子を、支持軸に対して可動状態でかつ外周部分にプリント基板や端子金具等の電気接触部が圧接し得るように装備したコネクタにおいて、前記接触子の前記支持軸に対する内径を異にするとともに、前記接触子間に該接触子同士を隔てる絶縁板を介在させることを特徴としている。
【0011】
上記構成において、コネクタはコネクタハウジングと、支持軸に対して可動状態でかつ外周部分にプリント基板や端子金具等の電気接触部が圧接し得るように装備された導電性かつ弾性を有する複数の接触子と、この接触子の数に対応してコネクタハウジングに収容される複数の端子等とを備えて構成されており、プリント基板や端子金具等をコネクタに接続してゆくと、接触子は支持軸に対する内径を異にしているので、その内径と支持軸の直径との差分だけ接続にズレが生じて挿入にかかる力が分散され、低い力で容易に接続を成し得ることができる。また、接触子間に絶縁板を介在させて接触子同士を隔てているので、接触子のズレによって隣接する接触子同士が触れあってしまうことを防止することができる。
尚、「可動状態」とは回転可能状態、コネクタの軸に対して少なくとも直交及び平行(上下及び前後)方向に移動可能状態、又は、回転可能状態でかつコネクタの軸に対して少なくとも直交及び平行方向に移動可能状態を意味する。
【0012】
請求項2記載の本発明のコネクタは、請求項1に記載のコネクタにおいて、前記接触子は、前記支持軸の一端側から他端側に向けて次第に前記内径が大きく形成されることを特徴としている。
【0013】
上記構成において、接触子は支持軸の一端側から他端側に向けて次第に内径が大きく形成されており、プリント基板や端子金具等をコネクタに接続してゆくと、内径の小さい順に接触子が電気接触部と接続されるので、挿入にかかる力を分散することができる。
【0014】
請求項3記載の本発明のコネクタは、請求項1又は請求項2に記載のコネクタにおいて、前記絶縁板は合成樹脂材により成形され、前記支持軸に固着されることを特徴としている。
【0015】
上記構成において、接触子間に介在する絶縁板は合成樹脂材により成形されて支持軸に固着されているので、コネクタハウジングに接触子同士の触れを防止する部材を設ける必要がなく、コネクタハウジングの成形金型構造を簡素にすることができるとともに、絶縁板のピッチ等を変更すれば、接続されるプリント基板や端子金具等の電気接触部の数が変更されても容易に対応することができて、コネクタの汎用性を高めることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の一実施の形態を説明する。図1は本発明のコネクタの一実施の形態を示す斜視図である。図2は図1の縦断面図、図3は図1の横断面図、図4ないし図9はコネクタにプリント基板を接続する状態を説明する断面図である。
【0023】
図1において、21はコネクタを示し、該コネクタ21は合成樹脂材により成形されたコネクタハウジング22と、このコネクタハウジング22内に装備される複数の接触子23と、コネクタハウジング22に収容されて各接触子23と電気的に接続が成される端子24等とを主に備えて構成されており、プリント基板25が接続されるようになっている。
【0024】
コネクタハウジング22には、内部に複数(図中では5個、この数に限られない)の接触子23に対する接触子収容室26と、同じく複数(図中では5個、この数に限られない)の端子24に対する端子収容室27とが形成されている。また、コネクタハウジング22のプリント基板25の接続側となる前端22aから端子24の挿着側となる後端22b近傍にかけて、スリット状の係合部28が形成され、この係合部28に接触子収容室26が連通されている(図2参照)。
本一実施の形態において、係合部28はコネクタハウジング22の底壁22cと一体(別体であってもよい)に形成されている。
【0025】
接触子収容室26には、導電性と弾性とを有した材料(例えば金属輪体或いはゴム中に導電粉末を混入してなる導電ゴム等)により、リング状に形成された接触子23が絶縁性の材料からなる支持軸29によって回転可能に支持された状態で収容されている。この支持軸29には各接触子23間に介在する絶縁性の合成樹脂材(例えばポリプロピレン等の熱可塑性樹脂など)により成形された円板状の絶縁板30が固着されている。
【0026】
図2において、接触子23は一方の外周部分23a(図中においては接触子23の上端部)が端子収容室27内に突出し、他方の外周部分23b(図中においては接触子23の下端部分)が係合部28に突出している。また、各接触子23の支持軸29に対する内径31〜35(図3参照)はコネクタハウジング22の一方の側壁22dから他方の側壁22e(図3参照)に向けて次第に大きくなるように形成されている。
【0027】
端子24は雄形の電気接触部24aと、この電気接触部24aに連続して形成された電線接続部24bとを有し、電線接続部24bに電線36が圧着されている。
【0028】
一方、プリント基板25は絶縁性の材料からなる基板25aに複数(図中では5個)の短冊状の電気接触部25b(図1参照)を有している。
尚、プリント基板25は既知のプリント基板と同様の構成であるので、その詳細な説明を省略する。また、上記のようなプリント基板25に限られるものではなく、フレキシブルなものであってもよい。電線が接続された端子金具でも対応することができる。
【0029】
上記構成において、支持軸29を介してそれぞれ内径の異なる接触子23と絶縁板30とをコネクタハウジング22の両側壁22d、22e間の接触子収容室26に装備したコネクタハウジング22に各端子24を図2に示される如く端子収容室27に挿着すると、各端子24はそれぞれ接触子23に接触して収容され、コネクタ21の組み立てが完了する。
この状態、即ちプリント基板25が接続される前の状態においては、各接触子23は絶縁板30と共に支持軸29に対して一列に並んで整列している(図3参照)。
【0030】
図4及び図5に示される如く、プリント基板25をコネクタ21の係合部28に向けて(図1の矢線P方向)接続してゆくと、プリント基板25は各接触子23の他方の外周部分23bに当接する。接触子23は上述のように内径31〜35がそれぞれ異なっているので、プリント基板25によって押し込まれ、最も小さな内径31を有する接触子23から順にプリント基板25の電気接触部25bが接触してゆく。
この時、プリント基板25に接触子23が順々に接触して接続されてゆくので、プリント基板25にかかる挿入力が分散され、小さな力でプリント基板25の接続が成される。
【0031】
プリント基板25をさらに押し込んで接続を続けると、図6及び図7に示される如く、プリント基板25の電気接触部25bが全て接触子23に接触し、図8及び図9に示される如く、プリント基板25が係合部28に完全に係合すると、コネクタ21に対するプリント基板25の接続が完了する。
【0032】
以上のように、接触子23は支持軸29に対する内径31〜35を異にしているので、その内径31〜35と支持軸29の直径との差分だけ接続にズレが生じてプリント基板25の挿入にかかる力が分散される。これにより、低い力で容易に接続を成し得ることができる。また、各接触子23間に絶縁板30が介在しているので、プリント基板25の接続の最中に接触子23同士が触れあってしまうことはない。さらに、絶縁板30によってコネクタハウジング22に接触子23同士の触れを防止する部材を設ける必要がなく、コネクタハウジング22の成形金型構造を簡素にすることができるとともに、絶縁板30のピッチ等を変更すれば、接続されるプリント基板25などの電気接触部25bの数が変更されても容易に対応することができて、コネクタ21の汎用性を高めることができる。さらにまた、接触子23と絶縁板30との間に適宜間隙を設ければ、接触子23の自由度を増すこともできる。
【0033】
図10は、本発明の他の一実施の形態を示すコネクタの斜視図である。
コネクタ41は合成樹脂材により成形されたコネクタハウジング42と、このコネクタハウジング42内に装備される複数の接触子43と、コネクタハウジング42に収容されて各接触子43と電気的に接続が成される端子44等とを主に備えて構成されており、プリント基板45が接続されるようになっている。
【0034】
コネクタハウジング42には、内部に複数(図中では2個、この数に限られない)の接触子43に対する接触子収容室46と、同じく複数(図中では2個、この数に限られない)の端子44に対する端子収容室47とが形成されている。また、コネクタハウジング42のプリント基板45の接続側となる前端42aから端子44の挿着側となる後端42b近傍にかけて、スリット状の係合部48が形成され、この係合部48に接触子収容室46が連通されている(図11参照)。本形態において、係合部48はコネクタハウジング42の底壁42cと一体(別体であってもよい)に形成されている。
【0035】
接触子収容室46には、導電性と弾性とを有した材料(例えば金属輪体或いはゴム中に導電粉末を混入してなる導電ゴム等)により、リング状に形成された接触子43が絶縁性の材料からなる支持軸49によって回転可能に支持された状態で収容されている。この支持軸49には各接触子43間に介在する絶縁性の合成樹脂材(例えばポリプロピレン等の熱可塑性樹脂など)により成形された円板状の絶縁板50が固着されている。
【0036】
支持軸49はコネクタハウジング42の両側壁42d、42eにそれぞれL字状に形成された支持軸移動溝51、51(一方のみを図示してある、以下同様)に移動可能に支持されている。支持軸移動溝51には、コネクタハウジング42の軸に対して直交方向(図中においては上下方向)の短溝51aと、平行方向(図中においては左右方向)の長溝51bが形成されている。
尚、図10又は図11で示されるように、支持軸移動溝51は直角に屈曲したL字状に限られるものではなく、放物線状に屈曲した略L字形の溝であってもよい。
【0037】
図11において、接触子43は一方の外周部分43a(図中においては接触子43の上端部)が端子収容室47側に突出し、他方の外周部分43b(図中においては接触子43の下端部分)が係合部48に突出している。また、接触子43と支持軸49との間、及び接触子43と絶縁板50との間には、図示しない間隙がそれぞれ形成されており、接触子43は回転可能な他に、これら図示しない間隙の範囲内で上下左右方向に移動することができるとともに、その範囲内で若干撓んで変形することもできるようになっている。
【0038】
端子44は雄形の電気接触部44aと、この電気接触部44aに連続して形成された電線接続部44bとを有し、電線接続部44bに電線52が圧着されている。
【0039】
一方、プリント基板45は絶縁性の材料からなる基板45aに複数(図10では2個)の短冊状の電気接触部45bを有している。
尚、プリント基板45は上述と同様に既知のプリント基板と同様の構成であるので、その詳細な説明を省略する。また、上記のようなプリント基板45に限られるものではなく、フレキシブルなものであってもよい。電線が接続された端子金具でも対応することができる。
【0040】
上記構成において、まずコネクタ41の組み立てについて図11を参照しながら説明する。
支持軸49を支持軸移動溝51、51の短溝51a、51aに位置させた状態で接触子43を接触子収容室46に配置し、端子収容室47内に端子44をスライド(矢線Q方向)させつつ挿入する。端子44は既知の係止手段により固定され、コネクタ41の組み立てが完了する。
この状態、即ちプリント基板45が接続される前の状態においては、接触子43は係合部48側に下がっているので端子44と接触していない。
【0041】
次に、コネクタ41にプリント基板45を接続する過程を図11ないし図14を参照しながら説明する。
図11に示される如く、プリント基板45をコネクタ41の係合部48に向けて(矢線R方向)移動させる。そして、図12に示される如く、プリント基板45の先端が係合部48に挿入されると、その先端は接触子43に当接し、接触子43を端子44側に押し上げる。この時、接触子43は端子44とプリント基板45との間に挟まれた状態で接触しあっている。
【0042】
続いて、接触子43はプリント基板45の挿入に伴って図13に示される如く、矢線S方向に回転しながら支持軸移動溝51、51の長溝51b、51bに沿って移動し、図14に示される如く、プリント基板45が完全に係合部48に係合すると、接触子43の回転も止まり、コネクタ41に対するプリント基板45の接続が完了する。
【0043】
以上のように、支持軸移動溝51、51の短溝51a、51aによってプリント基板45を低い挿入力で接続しはじめることができ、さらには、接触子43が端子44とプリント基板45との間を回転しながら長溝51b、51bに沿って移動するので、接触子43と端子44及びプリント基板45の電気接触部44a及び45bとの摩擦力が大幅に低減される。また、各接触子43間に絶縁板50が介在しているので、プリント基板45の接続の最中に接触子43同士が触れあってしまうことはない。さらに、絶縁板50によってコネクタハウジング42に接触子43同士の触れを防止する部材を設ける必要がなく、コネクタハウジング42の成形金型構造を簡素にすることができるとともに、絶縁板50のピッチ等を変更すれば、接続されるプリント基板45などの電気接触部45bの数が変更されても容易に対応することができて、コネクタ41の汎用性を高めることができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載された本発明によれば、コネクタはコネクタハウジングと、支持軸に対して可動状態でかつ外周部分にプリント基板や端子金具等の電気接触部が圧接し得るように装備された導電性かつ弾性を有する複数の接触子と、この接触子の数に対応してコネクタハウジングに収容される複数の端子等とを備えて構成されており、プリント基板や端子金具等をコネクタに接続してゆくと、接触子は支持軸に対する内径を異にしているので、その内径と支持軸の直径との差分だけ接続にズレが生じて挿入にかかる力が分散され、低い力で容易に接続を成し得ることができるという効果を奏する。
また、接触子間に絶縁板を介在させて接触子同士を隔てているので、接触子のズレによって隣接する接触子同士が触れあってしまうことを防止することができるという効果を奏する。
【0045】
請求項2に記載された本発明によれば、接触子は支持軸の一端側から他端側に向けて次第に内径が大きく形成されており、プリント基板や端子金具等をコネクタに接続してゆくと、内径の小さい順に接触子が電気接触部と接続されるので、挿入にかかる力を分散することができるという効果を奏する。
【0046】
請求項3に記載された本発明によれば、接触子間に介在する絶縁板は合成樹脂材により成形されて支持軸に固着されているので、コネクタハウジングに接触子同士の触れを防止する部材を設ける必要がなく、コネクタハウジングの成形金型構造を簡素にすることができるとともに、絶縁板のピッチ等を変更すれば、接続されるプリント基板や端子金具等の電気接触部の数が変更されても容易に対応することができて、コネクタの汎用性を高めることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコネクタの一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1の横断面図である。
【図4】図1のコネクタにプリント基板を接続しはじめた状態を示す縦断面図である。
【図5】図1のコネクタにプリント基板を接続しはじめた状態を示す横断面図である。
【図6】図4に対し接続途中の状態を示す縦断面図である。
【図7】図5に対し接続途中の状態を示す横断面図である。
【図8】図6に対し接続完了の状態を示す縦断面図である。
【図9】図7に対し接続完了の状態を示す横断面図である。
【図10】本発明によるコネクタの他の一実施の形態を示す斜視図である。
【図11】図10の縦断面図である。
【図12】図10のコネクタにプリント基板を接続しはじめた状態を示す縦断面図である。
【図13】図12に対し接続途中の状態を示す縦断面図である。
【図14】図13に対し接続完了の状態を示す縦断面図である。
【図15】従来のコネクタを示す斜視図である。
【図16】図15のコネクタの側面図である。
【図17】図15のコネクタの縦断面図である。
【図18】図15のコネクタの底面図である。
【符号の説明】
21、41 コネクタ
22、42 コネクタハウジング
23、43 接触子
24、44 端子
24a、44a 電気接触部
25、45 プリント基板
25b、45b 電気接触部
26、46 接触子収容室
27、47 端子収容室
28、48 係合部
29、49 支持軸
30、50 絶縁板
31〜35 内径
51 支持軸移動溝
51a 短溝
51b 長溝

Claims (3)

  1. コネクタハウジングに、導電性かつ弾性を有する複数の接触子を、支持軸に対して可動状態でかつ外周部分にプリント基板や端子金具等の電気接触部が圧接し得るように装備したコネクタにおいて、
    前記接触子の前記支持軸に対する内径を異にするとともに、前記接触子間に該接触子同士を隔てる絶縁板を介在させることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、前記接触子は、前記支持軸の一端側から他端側に向けて次第に前記内径が大きく形成されることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコネクタにおいて、前記絶縁板は合成樹脂により成形され、前記支持軸に固着されることを特徴とするコネクタ。
JP32618597A 1997-11-27 1997-11-27 コネクタ Expired - Fee Related JP3869539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32618597A JP3869539B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32618597A JP3869539B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11162588A JPH11162588A (ja) 1999-06-18
JP3869539B2 true JP3869539B2 (ja) 2007-01-17

Family

ID=18184991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32618597A Expired - Fee Related JP3869539B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3869539B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200451454Y1 (ko) 2008-10-06 2010-12-16 한국단자공업 주식회사 롤러타입 터미널어셈블리
KR101022051B1 (ko) 2008-10-07 2011-03-16 한국단자공업 주식회사 롤러타입 커넥터 및 이를 구비한 커넥터 어셈블리
JP6916993B2 (ja) * 2017-09-28 2021-08-11 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3721940A (en) * 1971-09-15 1973-03-20 Bendix Corp Connector for multi-conductor tape cable
JPS5238702Y2 (ja) * 1972-01-28 1977-09-02
JPS5238701Y2 (ja) * 1972-01-28 1977-09-02
JPH0433669Y2 (ja) * 1988-04-19 1992-08-12
JPH0414779A (ja) * 1990-05-02 1992-01-20 Fujikura Ltd 低挿入力コネクタ
JPH0684572A (ja) * 1992-09-04 1994-03-25 Alps Electric Co Ltd スリップリング

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11162588A (ja) 1999-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5563241B2 (ja) 電気コネクタ
JP5949628B2 (ja) コネクタ
US7140896B2 (en) Connector
CN100595978C (zh) 推入式接线器
US7470153B2 (en) Audio jack with improved contact arrangement
EP1885033B1 (en) Connector
US6312293B1 (en) Receptacle connector having an anti-mismating means
US20050048846A1 (en) Plug connector, receptacle connector, and joint-type connector
JP2001332358A (ja) コネクタ装置
JPH05190233A (ja) コネクタ
US6019631A (en) Stacked electrical connector assembly
JP2020167156A (ja) コネクタおよびコネクタ装置
US20030190848A1 (en) Electrical connector having improved features regarding normal force required for effectively engaging a printed board with the electrical connector
JP2006066352A (ja) 多極コネクタ
WO2004107505A1 (en) Electrical receptacle-type terminal
JP3869539B2 (ja) コネクタ
JP3542072B2 (ja) コネクタの電線ガタ防止構造
EP1168515B1 (en) Connector
US20230119493A1 (en) Connector and connector manufacturing method
US7607945B2 (en) Connector
JPH0644495B2 (ja) 分割式コネクタ
JP6534910B2 (ja) 電気コネクタ
JPS61161679A (ja) レセプタクル用電気コネクタ
WO2024190296A1 (ja) コネクタ
JP2019029268A (ja) コネクタ、コネクタ本体及びコネクタ中継体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060704

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061013

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees