JP3867999B2 - 差圧、差流量および差水位を測定するためのシステム - Google Patents

差圧、差流量および差水位を測定するためのシステム Download PDF

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Description

〔発明の属する技術分野〕
本発明は、ねじ切りパイプ・ニップルやパイプ接続のような問題の多いねじ切り接続を使わずに、圧力および差圧パラメータ(たとえば流体流量・圧力・水位(レベル))を測定するため、感圧器具をプロセスパイプ即ち処理パイプ及び容器に接続するための改良された設置部材および方法に関するものである。本発明はある特定の一面では、トランスデューサに対する別の支持システムを使わずに、処理パイプから水平に直接トランスデューサを支持するインパルス線を用いて、差圧トランスデューサを処理パイプの高圧タップと低圧タップ間に設置するための改良された緊密結合された直接取りつけ(close coupled,direct mount)システムに関するものである。他の面では、本発明は上記性質と利点を与えるとともに大幅な全体コストの削減をも与える、改良された器具設置キット、底(root)バルブやアダプターのような設置部材および設置方法に関するものである。
〔従来の技術〕
処理パイプ中のガスと液体の流れを測定するための応用化学・石油化学で用いられる標準的な技術は、パイプ内を流れる流体に圧力差を発生させるためにパイプ内に設けられるデバイスを用いることに基づいている。この目的のための最も一般的なデバイスはオリフィス板であるが、楔計やベンチュリー計も用いられる。好ましいオリフィス板は、流体が板を通過するとき圧力差を発生する精密な孔を通常その中心にもつ平板ディスクからなっている。オリフィス板の各側面のパイプフランジまたはオリフィスフランジは、オリフィス板から互いに1インチ上流と1インチ下流に置かれた圧力タップ(通常、1/2インチの、ドリルで開けられた孔)を有している。オリフィス板(およびそのガスケット)が公称約1/8インチの厚さとすると、圧力タップ間の中心線間に約2−1/8インチの工業標準間隔を与える。この間隔は実際には約1−3/4インチから2−1/2インチ(44.45mm−63.5mm)の間で変動し得る。
処理流体の流速は差圧トランスデューサを処理圧力タップ間に置くことにより測定される。パイプ内静圧はトランスデューサによりキャンセルされ、理想的には、流量を表すために流体によって生じた差圧のみを残す。差圧はそこから実際の流速が決定されるパラメータなので、流速に比例するもの以外のトランスデューサが検出した差圧をもたらす影響を最小にすることが重要である。従来の処理手段では、トランスデューサを処理パイプおよび処理圧力タップから離れたアクセス可能な場所に置くことが一般的だった。容易にアクセスできることが、より頻繁な検査とサービスを促進する。それにもかかわらず、リモート設置のためそれに要求される長いインパルス線が設定誤差を生む第一の原因となる。インパルス線内で液体凝縮したりガス・バブルが発生すると器具に検出された差圧に悪影響を及ぼす。また、たとえば、特にインパルス線の非水平部の温度変動によって引き起こされる処理液体の濃度変動によっても、差圧に悪影響が及ぼされる。また、処理圧力タップから離れたアクセス可能な場所にトランスデューサを設置する上記従来技術は器具に伴う問題の原因を増す。
処理設備における「底(root)バルブ」は主要な隔離バルブであり、修理・交換・試験・較正のために設備から処理パイプを確実に離す機能をもつ処理線から外れた第1のバルブである。処理圧力タップどうしの工業標準間隔は公称2−1/8(即ち2.125インチ=53.975mm)インチなので、標準ANSI(米国国立標準協会)あるいはDIN(ドイツ標準協会)フランジは通常、底バルブを処理圧力タップに並列につなぐには直径が大きすぎる。そこで、たとえば、フランジは互いに重なることを避けるため食い違い配置にしなければならず、あるいは圧力タップ自身をフランジ間で干渉しないように分岐しなければならない。しかし、フランジを食い違い配置すると限られたスペースに用いるのは困難な非常に長いモーメントのアームを生じやすく、また、処理圧力タップを分岐(回転)させると上記測定誤差を生じやすい。
ANSI/DINフランジ接続を用いるよりもむしろ、米国特許第4,745,810号、第4,865,360号および第5,209,258号は処理設備中に底バルブとして小孔分岐バルブを用いることを示唆している。これらの小孔バルブは、器具タップからの「ロッディング」(rodding)を許容する。しかしこれらの小孔分岐バルブは通常、ボールバルブの気密性を欠くニードルバルブで、さらに良くないのは、安全封止を与えないことで、通常、バルブが開か閉か見て分からない多回転バルブである。また、ねじ切りパイプ・ニップルやねじ切りパイプ接続も、分岐バルブを圧力タップに接続するために使うことが示唆されている。しかし、ねじ切り接続は処理漏れをおこす主要な原因として悪名が高い。ねじ切りによって金属に導入された応力集中がパイプ割れの主な原因である。このように、差圧トランスデューサを処理タップに付けるため分岐バルブやねじ切り接続を用いる器具設置は、しばしば特定プラントあるいは特定プロセスにおいて是認されない。
「緊密結合された直接取りつけシステム(又は設備)」は、器具(トランスデューサ)が別個の支持システムの助けを借りずに、処理接続、通常はオリフィス・フランジによって支持されることを意味する。従来技術におけるその例が、米国特許第4,745,810号に図示されている。そのシステムでは、圧力タップ間隔はパイプ・ニップル154・156を回転させ、フランジ・アダプター150・152を回転させることにより調整される。フランジ・アダプター150・152間の中心線間距離は、分岐バルブ154あるいはトランスデューサ10の対応するフランジ面と精密にフランジ・アダプターを合わせるのに必要な正確な2.125インチの間隔にならない。この誤配列を補償するため、通常、フランジ・アダプターの1つを180°回転させてその中心線をもっと近くあるいは遠くへ動かす。ねじ切り部材の精度が欠けているため、フランジ・アダプター150・152のフランジ面距離の変動はめったに同一ではない。特に、フランジ・アダプターの1つを180°回転させた後はそうである。したがって、応力のかからない、あるいは低応力のフィッティングはめったに達成できない。また、ねじ切り接続を使う従来技術も、ほとんどいつも、フランジ・アダプター150・152のフランジ面が同一面内にない。一般に、従来技術の緊密に結合された直接取りつけシステムは、上記フランジ面を結合ボルト164〜170によって同一面内にするため、応力をかけることを要する。よって、弾性はほとんど得られず、かけられた応力によりパイプ・ニップル154・156およびボルト164〜170のねじ切り端部に応力を生ずる。これにより、早すぎる部材破損を導く2つの非常に好ましくない応力集中点を生ずる。
(a)応力のかかりすぎたボルト−頭部がはじけ飛ぶか、ねじ切り部がダメになる。あるいは、
(b)パイプ・ニップルにねじを切ることにより生ずる応力集中により、パイプが破損する。
それにもかかわらず、上記従来技術が他に適切な代替技術がないため、使われ続けているが、多くの化学物質の腐食性により、しばしばメンテナンス問題を引き起こしている。
〔発明が解決すべき課題〕
本発明の目的は、圧力および差圧パラメータ(たとえば流体の流量・圧力・水位(レベル))を測定するため、感圧器具を処理パイプおよび容器に接続するための改良された設置ハードウエアと方法を提供することにある。
また本発明の他の目的は、ねじ切りパイプ・ニップルやねじ切りチューブ・コネクターのようなねじ切り接続を使わずに、オリフィス板や楔計・ベンチュリー計のような処理パイプのための標準(及び非標準)配置の差圧発生デバイスの高圧タップと低圧タップ間に差圧トランスデューサを設定するための改良された緊密結合された直接取りつけシステムを提供することにある。
また本発明の他の目的は、測定の正確さに悪影響を及ぼす凝集液体やトラップされた流体バブル(泡)や密度の変化の影響を最小にする、あるいはなくすため、差圧トランスデューサの高圧・低圧ポートの中心線を、インパルス線の孔の中心線および処理圧力タップの中心線と水平面になるように強いる処理パイプ内に設けられた標準(及び非標準)配置の差圧発生デバイスの高圧・低圧タップ間に差圧トランスデューサを設置するための緊密結合された直接取りつけシステムを提供することにある。
また本発明の他の目的は、感圧器具を処理パイプおよび処理容器に接続するために用いる改良された底バルブを提供することにある。
また本発明の他の目的は、設置に使われる雄フランジと雌フランジの間で完全なフランジ面配列を容易に得るために用いられる処理パイプの圧力タップ間に差圧トランスデューサを緊密結合された直接取りつけ設備するために用いられる偏心アダプターを提供することにある。
また本発明の他の目的は、フランジ面を平面配列に保ち、かつ、フランジ・アダプターあるいは底バルブの中心線間の側面間隔を正確に保ちながら、フランジ・アダプターあるいは底バルブを処理圧力タップとパイプ接続することを許容するフランジ・アダプターの予備配列アセンブリあるいは底バルブの予備配列アセンブリを使うことに基づく、処理パイプの圧力タップ間に差圧トランスデューサを設置するためのシステムを提供することにある。
また本発明の他の目的は、感圧器具を処理パイプおよび処理容器に接続するために用いる器具設置ネットと共に予めパッケージされた、処理パイプおよび処理容器と接続する感圧器具の改良された設置を提供することにある。
さらにまた、本発明の他の目的は、ねじ切り接続を使わずに、さらなる緊密結合が「剛体パイプ」において達成される、差圧トランスデューサを処理パイプの高圧・低圧タップと接続するための改良された、さらなる緊密結合された直接取りつけシステムを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は一般的には、圧力と差圧パラメータ(たとえば流体の流れ、圧力、水位)を測定するため、感圧器具を処理パイプおよび容器に接続するための改良された設置ハードウエアと方法に関するものである。さらに特には、差圧トランスデューサを処理パイプの圧力タップの間に設置することに関するものであり、ここで、圧力タップ間のパイプ内に、それを通してパイプ内流体の流速が分かる差圧を生じさせるための流れを制限する部材が設けられている。この機能を果たす最も普通のデバイスはオリフィス板である。しかし、楔計やベンチュリー計のような流速に比例して流体内に差圧を生じさせる部材もオリフィス板の代わりにできる。
本発明のある特定の面では、偏心アダプターを用いる。このアダプターは、処理パイプの圧力タップ間の中心線間隔の相違を補正するために用いられる。オリフィス板を用いる場合、圧力タップは2.125インチ離れて水平面内に置かれる。圧力タップがこの間隔および方向から偏ると、市販差圧トランスデューサの高圧・低圧ポートの標準フランジ面の配列に関して、重大な問題が引きおこされる。(現在の製造者が固執している標準構造は高圧ポートフランジ面と低圧ポートフランジ面間の前記した2.125インチの間隔(これは名目上処理圧力タップ間の工業標準2.125インチ間隔に相当する)である。)偏心アダプターは圧力タップ内に突き出し、オリフィス板(又は他の処理接続)に溶接されて漏れのない密なジョイントを形成する第1(便宜上好ましくは雄)端部を有するように設計されている。偏心アダプターの他端、すなわち第2端部は、雌端あるいは雄端(好ましくはソケット又は雌端)であり、これはフランジ・アダプター又は底(root)バルブ(後記)のいずれかに適合しそれらと接続される。偏心アダプターはオリフィス・フランジのような処理接続に直接、溶接されることが好ましい。その他端はフランジ・アダプターあるいは底バルブに直接、溶接されることが好ましい。しかし、ウエルド・オー・レッツやソック・オー・レッツ等を介する間接溶接は処理接続あるいはフランジ・アダプターや底バルブへの接続のいずれかに対して満足に用いられる。(偏心アダプターの端の種類(雄や雌か)は臨界的でなく適宜決めうる。)緊密に結合された直接取りつけシステムに対して重要と考えられるのは、別の支持システムの助けなしに、処理パイプ接続(たとえばオリフィス・フランジ)の差圧トランスデューサを水平に支持する剛いインパルス線を形成するように、偏心アダプターを溶接することである。偏心アダプターの次に重要なことは、第1端部(処理接続側)の回転軸が第2端部の回転軸と同軸でないことである。こうして偏心アダプターはオフセット(分岐)接続を与える。偏心アダプターを設置して回転させることにより、+1−3/8インチ補正がなされて圧力タップ中心線を2.125インチ間隔にもどす。もっと大きな範囲の補正さえ設計できるけれども、+1−3/8インチ補正が普通のオリフィス板に要求されるほぼ全範囲の補正をカバーするのに十分であることが分かった。
本発明の他の特定の面は、バルブの器具側(差圧トランスデューサに直接又は間接に接続している側)に一体(2ボルト)標準フランジを有し、一体可溶接端部を有するか又は反対側(即ち処理接続、たとえばオリフィス・フランジに直接又は間接に接続している底バルブの処理側)の一体フランジを有するように設計れた改良された底バルブに関するものである。フランジ端部は底バルブ・ボデー(これは一体フランジ端をもつバルブ・ボデーをインベストメントキャストする等によってつくられる)と共に一体的に作られることが好ましく、あるいはフランジは独立に作ってから溶接等により、予め作られたバルブ・ボデーに付けられる。底バルブは、処理側に可溶接端をもつように設計するときは、特定の関係に対で供給される。このプレ・アセンブリにおいて、バルブの可溶接(処理側)端部は中心線間隔が2−1/8インチに予備配列され、フランジ端部のフランジ面も2.125インチの中心線間隔に予備配列される。器具フランジのフランジの面とボルト穴は、差圧トランスデューサの高圧・低圧ポートの工業標準フランジ面に合うようにプレ・アセンブリで配列される。あるいは、標準フランジ面をもつバイパス分岐管に合うように配列される(バイパス分岐管は大気圧よりもむしろ実際のライン圧力下でトランスデューサをゼロにするよう底バルブとトランスデューサ間に配される。)。この一対の予備配列された底バルブの特定プリ・アセンブリにおいて、フランジ面の中心線は、対向する可溶接(又は処理側)端部が偏心アダプターを通して処理接続に結合されるとき、水平面上にある。設置が完了すると、底バルブのこの予備配列が差圧トランスデューサの高圧・低圧ポートのフランジ面の中心線を、水平設置された「剛体パイプ」インパルス線の中心線および圧力タップの水平線と水平な同平面関係にして、測定の正確さに悪影響を及ぼす凝集液体やトラップ・バブルなどの影響を最小にするかなくしてしまう。この関係は設置の設計によって強いられ、インパルス線やフランジ接続の応力によって強いられるものではないので、従来技術が絡んでいたメンテナンス問題は避けられる。
本発明による設置では、底バルブは処理接続に直接、剛く接続する。あるいは、偏心アダプターを通して処理接続に間接接続される。こうしてこの設置により、問題の多いねじ切り接続を使うことなく、かつ、従来技術の深刻な配列問題に煩わされることなく、差圧トランスデューサを処理パイプの圧力タップ間に設置するための改良された緊密に結合された直接取りつけシステムを提供することができる。
本発明の他の一面は、バルブ両端に一体フランジをもつタイプの底バルブをつなぐのに使われるフランジ・アダプターの特定の設計に関するものである。これらのフランジ・アダプターは圧力タップと底バルブの間に設置され、可溶接(処理側)端部を備えている。その他端は、底バルブの処理側用に設計された一体フランジの面と合う面を有するフランジをもつように設計されている。これらのフランジ・アダプターはまた、対になって2−1/8インチの中心線間隔で予備配列されたアダプターの可溶接端部と結び付けられ、フランジ面も2.125インチの中心線間隔で予備配列されている。この一対の予備配列したフランジ・アダプターのプレ・アセンブリにおいて、フランジ面の中心線は対向する可溶接(又は処理側)端部が処理接続に結合されるとき、水平面上にある。設置が完了すると、この予備配列がそれ自身で又は偏心アダプターの助けをかりて差圧トランスデューサの高圧・低圧ポートのフランジ面の中心線を、「剛体パイプ」インパルス線(即ち底バルブ及びフランジ接続)の中心線および圧力タップの中心線と水平な同平面関係に置いて、測定の正確さに悪影響を及ぼす凝集液体やトラップ・バブルの影響を最小限にし、あるいはなくす。この関係は設置の設計によるのであって、インパルス線やフランジ接続の応力によるものではないので、従来技術が絡んでいたメンテナンス問題を避けられる。
さらに、インパルス線(用いる場合は偏心アダプター、フランジ・アダプター及び底バルブ)は剛体構造を有しているので、従来技術の深刻な問題に煩わされることなしに、差圧トランスデューサを処理接続に緊密に結合して、直接取りつけ(剛体パイプ)することができる。フランジ・アダプターと底バルブの最適な組合せの形は、フランジ付底バルブの標準フランジ面(便宜上雄)と合うフランジ・アダプター上に標準フランジ面(便宜上雌)を用いることである(最も好ましい態様では底バルブの両端を標準フランジでつくる)。
標準2ボルト長円形フランジの設計は、大径のANSI/DINタイプのフランジのような、端部間の干渉を引きおこすことなく、使うことができる。さらに、試験の結果、市販のガスケットを有する2ボルト標準フランジは、4ボルトANSI/DINタイプのフランジの圧力定格範囲よりも優れた圧力定格範囲を与えることが分かった。こうして、より広い圧力定格範囲により、フランジの選択を基本的に単一フランジ設計に減らすことにより、設置ハードウエアの複雑さを大幅に軽減することができる。
本発明の他の一面は、一対の予備配列フランジ・アダプターとともに一対の予備配列底バルブをプレ・アセンブルするのに用いられる配列部材に関するものである。最も好ましいのは、そこに一対の底バルブあるいは一対のフランジ・アダプターをボルト締めした配列板だけの単純な部材である。フランジ端部は雌端なので、フランジ・アダプターは底バルブの対応する雄フランジ面の対応する処理側に結び付けるのに使われるのと同一のボルトを使って、配列板にボルト締めできる。底バルブの場合は、慣習上、通常両端が雄フランジ面である。底バルブに対し、配列板はプリ・アセンブリに底バルブを取りつけるためのねじ切りボルト穴を有している。底バルブとフランジ・アダプターが標準フランジであるなら、使われるボルトは標準サイズで、通常、フランジ毎に各2つの7/16−20UNFボルトに対して規定されている。しかし、明らかに、これらの詳細は広い面をもつ本発明にとって重要なことではない。フランジ対と底バルブ対を取りつける他の配列部材は、満足な結果を伴って配列板に代用することができる。しかし、その配列部材は着脱可能でなければならない。その一つの理由は、それが不要な重さを増すからである。フランジ・アダプターの場合は、溶接されるので、永久的なすなわち非着脱可能な配列部材はオリフィス板を分解するのに妨げとなり、このことはサービス能力の観点から望ましい設置ではない。しかし、底バルブが結合を外せるので、処理側と器具側の双方にフランジ接続する底バルブ対には、これと同じ欠点は適用されない。プリ・アセンブル・ユニットとして底バルブを結合する部材は、本発明の好ましい形ではないけれど、設置とともに残る永久配列部材からなる。オリフィス板が一時的に外され、再設置される場合には、同一のボルト張力がオリフィス・フランジを締め直すのに使われるのに利用できる。あるいは、ガスケットとしてわずかに薄いものや厚いものを使うことができる。原因が何であれ、圧力タップ間隔のわずかな増減が引きおこされる。これは、インパルス線とフランジ結合に低い応力を保ちながら、圧力タップ間隔の小さな変動を許容するフランジにわずかに大きなボルト穴を与えることにより埋め合わせできる。
本発明の他の一面は、感圧器具を処理パイプおよび容器に接続するための設置ハードウエアの予めパッケージされたキットを与えることに関するものである。本発明のハードウエアおよび方法の特質の一つは、設計の多様性である。支持設置と同様に、直接取りつけにも使用できる。キット設計と指示は、インパルス線とトランスデューサを圧力タップと同一の面内にある水平方向に設置することを強いる。そして両方のインパルス線を水平且つ好ましくは平行に保つ。それにより、これらのキットは、インパルス線内で凝集する液体を含んだりトラップするバブルを有したりする困難な環境下で、差圧トランスデューサを設置するための多様な解決を与える。このキットを使うことにより、好ましくない流体静力学熱効果を減らして、測定の信頼性を向上させることができる。1/2インチパイプ・バルブがこのキットに対して極めて好ましいので、このキットはタップから「ロッディング」を許容し、また、特定プラントやプロセスに対する工学仕様をもつコンプライアンスがパイプ・バルブを要求するところでも使うことができる。キットは、好ましくは一対の二重フランジ底バルブをもった予備配向フランジ・アダプターのプレアセンブリの基本組合せ、あるいは器具側に標準タイプのフランジ面をもつ可溶接端部をもつ予備配向底バルブのプレアセンブリから始めるどんなレベルの機能も与える部材の選択からアセンブルされる。キットはまた、一端に接続されたフランジ・アダプターでプレアセンブルされ、他端が予備配向工業標準フランジを与える一対の予配向底バルブからもなることができる。偏心アダプターはキットの一部として、あるいは別個の部材として必要なときに使われる物として供給できる。この基本キットは差圧トランスデューサを所望の緊密に結合された直接取りつけにおいてフランジ底バルブのフランジ面に直接、設置させ得る。線圧下で差圧をゼロにできることが望ましいなら、バイパス分岐管をキットに付加すればよい。フラッシュ(水洗)と排水の能力が望まれるなら、ブロックバルブを付加すればよい。プラントやプロセスの工学仕様が支持設置のみを使用するものなら、キットを使う支持システムとともに、ハードウエアの基本組合せに付加可能な追加インパルス線をキットは含む。これらのキットはコスト節約の利点を与え、特に設置設計・設置ハードウエアの調達・設置労力および保守労力において時間を短縮できる。さらに、これはすべてのインパルスパイプに対して溶接部材あるいはボルト締めフランジ接合によって達成され、極めて少ない、好ましくはゼロのねじ切りインパルス線接続が器具設置に使われる。さらに、これらの測定原理・バルブ・フランジおよび設置キットを用いることにより、処理パイプおよび容器での圧力測定に対する同様の利益を拡張して与えることができる。予め組み立てられたキットの形におけるこれらのアセンブリは、設置現場ですぐに設置できるので、設置コストを減らし、不正確な設置構造体が現場請負業者によって設置されないようにし、保守労力を減らす。従来技術に比べて保守の頻度を減らすことに加えて、保守が必要になったとき、インパルス線等を修理・交換・ロッドアウトするためのフランジ接合で設置を容易に外したり再組み立てさせる本発明の設置設計によって、簡単化できる。
要約すると、最も好ましい形における本発明は、器具設置ハードウエア、予め組み立てられた設置キット、および2つの(平行な)フランジ接合を剛体パイプ直接取りつけシステムと同一面内で並んで使わせる設置方法を与える。これらのフランジは、器具工業標準ボルト寸法、間隔およびガスケット面をもつことが好ましい。それにより、並列で1.875インチ中心線間隔のタップをもつオリフィス・フランジ上に並列配向のタップをもった剛体パイプ設置とフランジ・バルブを使用できる。器具フランジは、パイプをパイプに接合したり、他の工業標準フランジをもつ部材に接合したりするために使われる。本発明は、以下に示すような性質をもつ標準化された(相互交換可能な)部材の予備設計・予備組立モジュラー器具設置キットに対し、有利に採用される。
A.現場請負業者が測定誤差が発生するように安易にトランスデューサを設置する可能性を取り除くことにより、インパルス線に通常おこる測定誤差を最小限にし、
B.保守コストを減らし、
C.インパルス線とトランスデューサの水平な、同平面の、真っ直ぐな設置を強いる設置システムを与えることによりトランスデューサの信頼性を改善し、測定誤差と腐食潜在性を増す一部カバーされた検知ダイアフラムを防ぎ、
D.次の1〜4によって設置コストを減らす。
1.標準部材を異なった配列にして部材コストを減らし、
2.すべての細かな部材を予め組み立て、
3.溶接部材の適切な設置配列方法をパイプ・システムに適用し、
4.与えられた設置に対して必要な全部材を与えることにより、次のi〜iiiを排除すること。
i.非常に変化のある部材に対する多数回の購入注文
ii.上記部材を受領し、貯蔵し、管理し、取り出すこと
iii.上記部材を現場で組み立てること
E.付加的な利益
1.(ねじ切りを使わずに)溶接やガスケット接合を使うことにより、向上したシステム集積度を提供できる。それにより、(ねじ切りからくる)漏れ点およびパイプ欠陥点を減らし、チューブの代わりにパイプを用いることにより、剛性と靱性を増すことができる。
2.同一の利益を得るために、上記設計解決と方法を圧力測定に適用すること。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明に従って設計した好ましい器具設置システムを用いて処理パイプに接続した差圧トランスデューサの分解等尺図である。
図2はトランスデューサのさらなる緊密に結合された直接取りつけを与えるように設計した本発明の好ましい態様を示す図1と同様の図である。
図3は熱凝縮性処理蒸気との接触による損害からトランスデューサを保護するように設計した本発明の変形を示す図2と同様の図である。
図4は処理発熱性流体との接触による損害からトランスデューサを保護するように設計された本発明の変形を示す図2と同様の図である。
図5は蒸気を含有する処理パイプに差圧トランスデューサを接触するように設計した本発明の変形を示す図2と同様の図である。
図6A−6Gは底バルブの1の端部に工業標準器具フランジをもち各々が各底バルブの反対端部と一体の異なるタイプの末端をもつ種々の底バルブの設計を示す。
図7は本発明の器具設置システムを用いるための防寒システムの等尺図である。
図8及び9は一体的なウエルド・オー・レット一体化している雄及び雌器具フランジの側面図である。
図10及び11は雄ブラインドフランジ及び雌ブラインドフランジの正面図である。
図12は濃度又は圧力測定用に圧力トランスデューサを処理パイプ又は容器に接続するシステムを示す分解等尺図である。
図13及び14は偏心アダプターを用いて処理圧力タップに予備配列したフランジ・アダプターと底バルブの対を設置する方法を示す正面図である。
図15はさらなる緊密に結合された直接取りつけシステムを用いて処理パイプと平行に差圧トランスデューサを設置できるようにしたエルボー形状フランジ・アダプターの使用を示す正面図である。
図16は偏心アダプターの好ましい形を示す断面図である。
〔定義〕
「標準器具フランジ」は、市販用差圧トランスデューサの標準高圧・低圧フランジ形状に合うフランジのことである。現行標準フランジ形状は、平らな雌フランジ面間の中心線間隔が2−1/8(即ち2.125)インチである。これは現在、産業界の誰もが1.875インチ以外の器具接続を明確に定めていないので承認されている標準である。トランスデューサ標準器具フランジ形状は、各ボルト対が垂直に1.624インチ(4.12mm)、水平に2.125インチ離れている4つのねじ切りボルト穴(各フランジについて2つずつ)を有している。ボルト穴は2ea./フランジ 7/16−20UNFボルトを有する。標準器具フランジ(器具側)をもつ本発明の底バルブ対は、それぞれ、(垂直方向の)ボルト穴間隔が1.624インチである雄フランジを要する。雄フランジ面は好ましくは、リングタイプのガスケットまたはO−リング・ガスケット・を受けるためのあつらえ溝をその中に切ってある。ガスケット溝とガスケットの大きさは、ガスケット・タイプとガスケット素材と同様に、あつらえ仕様であり、「標準器具フランジ」という術語の定義の中には入っていない。好ましい雄フランジ面はそれぞれ、雌フランジ面の対向穴(対向穴は約0.73インチの直径をもつ)に嵌合するスピゴット(栓)を画成する。本発明の広範な範囲において、底バルブの雄フランジ面上のスピゴットの定義は、オプションであって重要でない。標準器具フランジの形状と大きさは、もともと中心線間隔2.125インチの工業標準に対する「ターン・クリアランス」を与えるために、開発された。しかし、「ターン・クリアランス」は底バルブ対の器具フランジには要求されないため、これは本発明にとって重要でない。しかし、フランジの大きさは、底バルブを並べて2.125インチの中心線間隔で処理接続に直接取りつけするために必要な大きさでなければならない。将来、市販用差圧トランスデューサが変形器具フランジ面を有して入手できるようになることが考えられる。ここで使っている「標準器具フランジ」という術語は、将来の市販用差圧トランスデューサの変形フランジ面に合うように作られるフランジ面も含むように意図している。
「底バルブ」あるいは「底バルブ対」は、好ましくは、バルブを並べて直接、処理接続に、あるいは偏心アダプターやフランジ・アダプターを通して直接順次(水平に、また2.125インチ中心線−中心線間隔)取りつける最大外径をもつ別々のバルブ・ボデーにおける一対の全口径1/2インチのボール・バルブ(3/8インチ内径)のことである。本発明での使用に対し一般により好ましくないのは、ケント・バルブとグローブ・バルブである。ニードル・バルブは限定された適用を考慮できる。0.5インチ以外の大きさのバルブも、十分に使える。バルブは特にバルブ・ボデーの耐圧筋力、温度定格および壁厚みに関して、地方規制の要求に合致しなくてはならない。米国では、バルブが設置される処理圧力環境に関するASME/ANSIのB.16.34に規制されている標準パイプ・バルブ要求に合致あるいはそれを超えることが必要である。(対応するDIN3840コードは、たとえばこれらのコードが適用できる所に合う必要のあるようなバルブボデー圧力制限を定めている。)バルブ素材とガスケット素材は、ユーザの知識に基づいて選択される。この選択は普通、流体と処理条件に特有の一組のプラント規則およびユーザの経験と知識に基づく。
「処理接続」は処理圧力タップが置かれる処理パイプ・セクションのことである。好ましいオリフィス板デバイスに関しては、処理接続は普通、オリフィス・フランジのことである。
「リモート・マウント(離れた位置への取り付け)」は、パルス線が処理圧力をデバイスにもたらすことを要求しつつ、デバイス(差圧トランスデューサや圧力トランスデューサ)を処理タップから少し離れた所に取りつけすることである。これは次の理由から採用されている非常に一般的な技術である。(a)容易に役立てるようにデバイスを位置づけられること、および(b)配列問題に対し補正できること。デバイスがリモート・マウントされると、パイプやチューブに十分な「たわみ」が生じて誤配列を補償するので、あらゆる種類の配列問題が重要でなくなる。
「直接取りつけ」は、差圧トランスデューサや圧力トランスデューサを、別の支持システムを使うことなく、処理接続に水平に支持することである。これらのシステムは、トランスデューサが処理接続から片持ち梁で支持されているので、「緊密に結合された」タイプである。デバイスをオリフィス板のタップに緊密に結合された直接取りつけをすることは、間隔が一般に、正確に2.125インチで、すべての対のフランジ面が同一面内にあることを要する。
「さらなる緊密に結合された」とは、パイプ・ニップルやチューブのような物を用いずに、底バルブ対を処理接続に結合させることである。このシステムにおいて、一般に、フランジ・アダプターや偏心アダプターのようなコネクターだけが底バルブ対を処理接続から切り離す。ある場合には、底バルブ対が処理接続に直接接合した可溶接端部を含んでいると、底バルブ対と処理接続間に切り離しはない。この術語は、本発明を従来技術と区別することを意図している。
「緊密に結合され、支持されたマウント(取りつけ)」とは、特定雰囲気あるいはプラント規則により、トランスデューサを支持するためのブラケットやシステムを要する器具設置のことである。これは一般に、本発明の原理に従い、ブラケットよりも多いバネあるいはバネ率をもつため処理タップ等がトランスデューサおよびブラケット双方の重さを支持する必要のないインパルス線の一部を使ってなされる。
「剛体パイプ」とは、処理圧力を器具に与えるのにチューブの代わりにパイプを用いることである。一般に、パイプ接合はねじ切りであるが、本発明を用いると、極めてしっかりした構造を与えるのにねじ切り接続よりも溶接パイプとフランジが用いられる。この定義の観点から、偏心アダプターとフランジ・アダプターがトランスデューサと処理接続の間に剛体パイプ直接取りつけ接続を与える。
「インパルス」とは、処理圧力をトランスデューサに運ぶ形状の導管のことである。
〔発明の詳しい説明〕
図1にパイプ内を輸送される流体の流速を測定するため、差圧トランスデューサ22を処理パイプ28に接続するための処理器具設置システム11を示す。差圧発生デバイス、好ましくはオリフィス板26が、一対のオリフィス・フランジ30の間でパイプ28内に設置されている。板の中心にある穴(図示せず)は、それにより流率が公知の方法で得られる差圧を発生するために、板26の範囲にあるパイプの直径を減らす。各オリフィス・フランジ30は、通常水平面内にあって中心線間隔が通常2.125インチで、処理圧力を差圧トランスデューサ22に与えるために用いられる処理圧力タップ29をそれぞれ有している。
本発明は特に、上記「さらなる緊密に結合された直接取りつけ」設計を含む器具設置システム11に関するものである。この構造において、差圧トランスデューサ22を接続する剛体パイプ形状は、トランスデューサをオリフィス・フランジ30から離して水平に直接取りつけるために用いられる。システム11は、トランスデューサがそこに付けられるフランジ面が同一面内にあるようにするのに必要な部材配列を与える。間隔が適正でなければ、一対の偏心アダプターはこの問題を補正するために設計されなければならない。
器具設置システム11の構造の特に細部に関して、好ましくは各端部に一体工業標準器具フランジ12を備えた一対の底バルブまたはブロックバルブ10が設けられている。(好ましい市販の底バルブの例としてアメリカのビクトーリック社のディビジョンであるTBVが市販している6500シリーズの1/2インチボールバルブがある。)底バルブ10の器具側の各フランジ12は、標準雌フランジ15と合うように設計された「雄」フランジ面を有している。底バルブ10の対向側すなわち処理側の各フランジ12は、それぞれ一対のフランジ・アダプター14に合う形状をしている。工業標準器具フランジ12が底バルブ10の両端部にある本発明の実施例において、フランジ・アダプター14(テールピース)は必然的に工業標準器具フランジ面(雄または雌フランジ設計のいずれか)を備えている。好ましくは、フランジ・アダプター14は工業標準器具雌フランジを含み、処理側の底バルブは工業標準器具雄フランジ12を有する。
底バルブ10は、それぞれ各フランジ・アダプター14にある一対のねじ切りボルト穴15内に締められる好ましくは工業標準7/16−20UNFボルト(図示せず)を使って、フランジ・アダプター14に接合される。フランジ・アダプター14の反対側の端部はそれぞれ偏心アダプター18のソケット(雌)端部19に嵌合する。偏心アダプターが必要でないなら、フランジ・アダプター14が圧力タップ内に溶接されて強い漏れ防止の接合を形成する。偏心アダプター18は、タップ29間の公称2.125インチの間隔の変動に対する補償が必要なとき使われる。また偏心アダプターは、圧力タップ29の軸によって形成される虚面を水平面と同一面内に配列させるのに必要なときにも使われる。各偏心アダプターは図16の断面に見られる接続オフセットをもっている。これらのアダプターを設置して回転させることにより、+/−3/8インチ補正がなされて、力稜線の中心線間隔を工業標準の2.125インチ間隔に直す。圧力タップ間の間隔を補正した後、偏心アダプターはタップ内に溶接されて強い漏れ防止の接合を形成する。
図1に破線で示してあるのは、配列部材を表す着脱可能な部材である。この配列部材は通常、設置システム11の永久部分を意図していないが、システムの設置後または設置中、取り外して再使用できる。特に好ましい実施例での配列部材は、フランジ・アダプターを同一面配列で取りつけるための平面側をもつフラット板16の形である(図13参照)。この板は同じねじ切りボルト穴15を使って板をフランジ・アダプター14に接合するために使われる4つのボルト穴を備えている。板16のボルト穴対間の側面間隔は、正確に2.125インチなので、フランジ・アダプター間の中心線間隔2.125インチを与える。この前配列により、フランジ・アダプター対が処理接続あるいは偏心アダプター18に溶接された後、アダプターのフランジ面が垂直面と同一面になり、フランジ・アダプター14の軸中心線が水平で並列で2.125インチ間隔になる。これらの公差(許容範囲)は、トランスデューサを処理接続にさらなる緊密に結合された直接取りつけするのに十分な正確さをもった平均的なスキルの職人によって容易に得られる。
設置が完了すると、配列板16は取り外され、底バルブ10がフランジ・アダプター14とボメト締めされる。差圧トランスデューサ22はそのとき直接、底バルブにボルト締めされ、パイプ28内の流体の流率を測定するための完成した有用なアセンブリを提供する。付加機能をもつ実施態様では、オプションのバイパス分岐管20が底バルブと差圧トランスデューサ22の間にボルト締めされる。バイパス分岐管20のボデーはインパルス線の2つの脚の間にバルブをもつ通路を与え、トランスデューサ22の高圧・低圧ポートの圧力を等しくさせる。これにより、大気圧下よりもむしろ公知の方法でライン圧力下で、トランスデューサをゼロにさせる。
図1に示す設置システム11の別の設計の姿は、オプションで標準器具分岐バルブあるいはブロッキング・バルブ38を使うことである。標準分岐バルブはベント・バルブ39を取り去った後、トランスデューサ22の後ろ側にボルト締めされる。分岐バルプはプラグ40を有している。このようにねじ切りを用いない接続が処理流体に直接なされる。分岐バルブを閉じ、底バルプ10を閉じて処理を隔離させると、フラッシュ/排水ラインを分岐バルブ38にフックアップするためにプラグ40が取り除かれる。いったい固定後、分岐バルブ38を安全に開いて、処理流体を環境に漏らすことなくフラッシュ(水洗)できる。
図14は配列部材16がフランジ・アダプターでなく底バルブ10に付いている設置システム11の変形例を示している。本発明のこれらの実施例において、フランジ・アダプター14は必要でない。代わりに、予備配列底バルブ対が、処理接続に溶接される端部を処理側に備えている。これは直接溶接、あるいは偏心アダプターを介した間接溶接である。配列部材は底バルブを処理接続に直接取りつけた後、取り外される。これにより、底バルブ設置における工業標準器具フランジ面の最終配列は、予備配列と同一になるので、差圧トランスデューサのフランジ面に関する配列問題を避けられる。
設置システム11は本発明の原理の下で使われる基本ユニットの好ましい実施例を表し、交換可能な部材を図1の基本設計(基本ユニット)に加えたり除いたりすることにより、前設計器具設置キットの多様なファシリーを与える。
図2にシステム11の拡張形であるシステムの好ましい実施例を示す。このシステムに付加されたものは、(a)オプションのバイパス分岐管20とトランスデューサ22との間の拡張インパルス線アセンブリ36と、(b)トランスデューサ22を支持するための好ましくは2インチの標準パイプおよびクランプのセクションからなる前設計支持システム・アセンブリ34である。インパルス線アセンブリ36は、間隔を保つために好ましくはエルボー形状に与えられるインパルス線(パイプ)の拡張平行部からなる。アセンブリ36は一端に一体工業標準器具フランジを、他端に一体二重フランジ・アダプター42を備えている。二重フランジ・アダプターは支持システム34に接合され、トランスデューサ22に対するシステムを与える。バネ率がシステムに加えられて、処理タップがトランスデューサの重量に加えてブラケットの重量を支持しなくてよいようにしなければならない。これは、2インチパイプ支持システム34よりも大きなバネ率をもつ力稜線パイプを有するアセンブリ36を使ってなされる。好ましくは最小15インチがアセンブリ36を通してインパルス線の長さに加えられ、十分なバネ率を与える。これにより、振動が2インチパイプ支持に吸収され、オリフィス・タップ29を通って後に伝わらない。このシステムは、トランスデューサをあまりに高温あるいは低温から保護するように頻繁に使われている。処理温度はしばしば、一般に市販用器具が耐えられる範囲である−40°〜200°Fの範囲を超える。上記取りつけシステムは、上記処理温度が器具に適用されることからくる影響を減らす。
図3に、熱い凝集流体が存在する可能性のある条件下で流速を測定するとき、トランスデューサを損傷から保護するために設計された付加形状を含む、別の緊密に結合された支持取りつけシステム(キット)を示す。このキットは、図1・2に示す基本設計と同じシステム11を用いているが、図3の場合には、インパルス線アセンブリ36が底バルブ10の中心線を通る水平面に対して約1 1/2インチほど端部が上にあるという変形点で異なっている。アセンブリ36のパイプは、熱い流体がトランスデューサ22内に流入して損傷させるのを防ぐために位置を上げられている。すなわち、アセンブリ36の脚における液体凝集によりインパルス線の押圧部分を満たして熱い流体を冷やし、交換するまでのトランスデューサの寿命を伸ばす。
図4に、図3のアセンブリと似ているが、インパルス線(パイプ)アセンブリ36がトランデューサを処理パイプ28に接続して寒冷流体を通すように設計されている点が異なる。この設置でトランスデューサ22は、トランスデューサに隣接したアセンブリ36にわずかに上がった端部を与えることにより、力稜線の水洗蒸気に直接接触することから免れる。一般に水平面から約1 1/2インチ上げれば十分である。トランスデューサに隣接したこの上がった部分は、処理パイプ28の寒冷流体のフラッシングによって引き起こされてトラップされた蒸気で満たす。トラップされた蒸気は、急速に暖められて、トランスデューサを設計仕様が許す温度範囲内に保つ。図4の支持ブラケットに接合されて、寒冷流体が輸送されるパイプ28の冷却効果から支持ブラケット・システムを熱的に隔離する。これにより、支持トランスデューサへの効果と同じ利益をもって、ブラケット支持システムをより暖かい温度に上げさせる。
図5に、蒸気供給を行うように設計された器具設置システムの例を示す。蒸気供給底バルブ10aが代わりに用いられ、トランスデューサ22への直接接続以外のすべてのパイプ接続が溶接されている。この設計は、トランスデューサ22に隣接したインパルス線の脚部にわずかに下げられた部分を要求する。これはトランスデューサと押圧脚部分を水平方向に、好ましくは約1.5インチ下に下げる。トランスデューサ22を上昇処理温度から保護するため、インパルス線の押圧部分を満たすようにグリコールを加えさせる取り外し可能なプラグをもつベントバルブが設けられている。このベントバルブはプラグを処理流体から切り離すシールを与える。こうして、プラグに関わる問題の多いねじ切り接続は処理流体の漏れを防ぐのに信頼性がない。
圧力を適用するために、差圧トランスデューサを設置するのに対して、変形底バルブが、好ましくは一体工業標準器具フランジ10を一端に保持しながら、他端に異なる一体端部を与えてどんなタイプの処理接続も使わせる使用が考えられる。そのいくつかの例を図6A〜6Gに示す。これらは底バルブで、他端にそれぞれ、標準DIN/ANSIフランジ42(図6B)、溶接に適する平坦な端部48(図6C)、雄ねじ切り端部(図6D)、雌ねじ切り端部(6E)、アダプター52を介して処理パイプ28に溶接できる平坦な端部50、およびアダプター57を介して処理パイプ28に付けられるねじ切り端部49を有している。
本発明の他の態様は、寒冷気候条件に遭遇するところで採用される図7の「防寒」キットの使用を含むものである。防寒キットはトランスデューサ22を囲い込むためにシステムに接続可能なエンクロージャー54、熱をトランスデューサ22に伝達するためのヒーター・アダプター、およびアダプターに接触し、次に掲げる熱源の1つを使うヒーター・ブロックからなる。
a)いろいろな定格電圧と表面温度が得られる電気
b)蒸気のような高温BTU流体
c)エチレン・グリコールのような低温BTU流体
図8〜11は、それぞれ、リングタイプのガスケットやO−リング・ガスケットを受けるためのあつらえ溝とあつらえスピゴット55を有する、工業標準雄フランジ面をもつ雄I−O−レット嵌合フランジ56(図8)、雄フランジ面のスピゴットを受けるための対向穴53をもつ雌I−O−レット嵌合フランジ58(図9)、雄Iフランジ・ブラインド60(図10)、および雌Iフランジ・ブラインド62(図11)を示す。「I」フランジのテール片と「I」−O−レット嵌合部は、フランジと嵌合して設置を容易にするためのソケット溶接部として使われるように設計されている。
図12は、一体的工業標準器具フランジ12を介してインパルス線アセンブリ36に結合された単一の底バルブ10を介して蒸気圧分を供給するように設計された単一インパルス線を用いる圧力トランスデューサ設置アセンブリを示している。アセンブリ36は雄器具フランジ64を介して支持圧力トランスデューサ22に接続されている。図6A〜6Gに従って、底バルブ10は処理側にそれぞれ一体DIN/ANSIフランジ42、溶接可能な平坦な端部48、雌I−O−レット嵌合フランジに接続可能な工業標準器具フランジ12、あるいはねじ切り端部49とねじ切りO−レット・アダプター57を有している。このように、いろいろな形状の底バルブは、圧力トランスデューサを異なる処理容器およびパイプに接続するのに、どんな形の処理接続も収容することができる。
図15は、図1〜4のシステムのキット部材として使われ得るエルボー形状のフランジ・アダプター70を示している。アダプター70は、差圧トランスデューサを間隔保持が必要な処理パイプ28の近くに並列に設置させる。アダプター70は特に、雌フランジ・アダプター14に接続される二つの工業標準雄器具フランジ72、および底バルブの処理側に底バルブ10を接続するための工業標準雌器具フランジ74からなる。
これらのキットはa)2つの配列フランジ・アダプター14、b)オプションの偏心アダプターを有する2つの底バルブ、あるいはc)溶接可能な平坦端部とオプションの偏心アダプターを有する2つの配列底バルブを有して、現場から離れてプリ・アセンブリされる。ここに説明したような部材を組み合わせて、さらに交換可能な部材をキットに加えることができる。
ここに説明した器具設置キットは、米国特許出願「部材キット詳細を選択するための方法」(1996年12月19日出願、David W.King)に開示されている予め定めた選択プロセスに基づく特定適用のための特定キットの選択方法と結び付けて使うこともできる。上記出願に記載された内容は参考として本明細書にも組込まれる。

Claims (10)

  1. 一対の固定されたフランジをもつ差圧トランスデューサ(22)を、処理パイプ(28)に設けた分離可能な分枝接続用の圧力タップ(29)に設置する方法において、(a)圧力タップ(29)に偏心アダプター(18)を溶接することによって圧力タップ間の間隔を調節し、(b)圧力タップ側とは反対側の端部にフランジ面をもつ偏心アダプター(18)にフランジアダプター(14)を溶接し、ここで工程(b)をフランジアダプター(14)のフランジ面が溶接操作中正しい配置を保つように固定した状態の一対のフランジアダプター(14)を用いて行ない、(c)両端にフランジ面(12)をもつ一対の底バルブ(10)を用意してそれぞれの底バルブ(10)のフランジ面(12)をフランジアダプター(14)のフランジ面に接続し、そして(d)差圧トランスデューサ(22)のフランジを直接又は間接に底バルブ(10)の対向するフランジ面に接続することを特徴とする上記方法。
  2. 工程(b)でフランジアダプター(14)のフランジ面にボルト締めした着脱可能な配列部材を用いる請求項1の方法。
  3. 配列部材がボルト締めしたフラット板(16)である請求項2の方法。
  4. 対向する端部に一対のフランジ面をもつバイパス分岐管(20)を用いて底バルブ(10)のフランジ面(12)にバイパス分岐管(20)の1端のフランジ面を接続し、そして他端のフランジ面を直接又は間接に差圧トランスデューサ(22)のフランジに接続する追加の工程を含む請求項1〜3のいずれか1項の方法。
  5. 着脱可能なベントバルブ(39)をもつ差圧トランスデューサ(22)を用いる請求項4の方法。
  6. 一対の固定されたフランジをもつ差圧トランスデューサ(22)を、処理パイプ(28)に設けた分離可能な分枝接続用の圧力タップ(29)に設置する方法において、(a)圧力タップ(29)に偏心アダプター(18)を溶接することによって圧力タップ間の間隔を調節し、(b)圧力タップ側とは反対側の端部にフランジ面をもつ偏心アダプター(18)に底バルブ(10)を溶接し、ここで工程(b)を底バルブ(10)のフランジ面が溶接操作中正しい配置を保つように固定した状態の一対の分離可能な底バルブ(10)を用いて行ない、そして(c)差圧トランスデューサ(22)のフランジを直接又は間接に底バルブ(10)の対向するフランジ面に接続することを特徴とする上記方法。
  7. 工程(b)でフランジアダプター(14)のフランジ面にボルト締めした着脱可能な配列部材を用いる請求項6の方法。
  8. 配列部材がボルト締めしたフラット板(16)である請求項7の方法。
  9. 対向する端部に一対のフランジ面をもつバイパス分岐管(20)を用いて底バルブ(10)のフランジ面(12)にバイパス分岐管(20)の1端のフランジ面を接続し、そして他端のフランジ面を直接又は間接に差圧トランスデューサ(22)のフランジに接続する追加の工程を含む請求項6〜8のいずれか1項の方法。
  10. 着脱可能なベントバルブ(39)をもつ差圧トランスデューサ(22)を用いる請求項9の方法。
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