JP3866158B2 - Mounting structure and mounting method for drip molding for automobiles - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は走行時に雨水がフロントウィンドやルーフからサイドウィンド側に流れて運転手の側方視界の妨げとなることを防止するための自動車用ドリップモールの取付構造及び同取付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ドリップモールは、図6に示すように、ウィンド当て部1とルーフ当て部2とから成り、ウィンド当て部1が車体のサイドパネル3とフロントウィンドWの接続部分に、ルーフ当て部2がサイドパネル3とルーフRの接続部分にそれぞれ取付けられて、両接続部分からサイドウィンド側への水の流出を防止する。
【0003】
なお、ウィンド当て部1とルーフ当て部2は一体に連続形成されるか、または別体に形成されて継手で連結される。
【0004】
このドリップモールは、上記水処理のほかに、上記接続部分の隙間や溝を隠して美観を保つ装飾カバーとしての役割をも有する。
【0005】
このため、ドリップモールは、サイドパネル3とフロントウィンドW及びルーフRとを組立てた後にその接続部分に取付けられる。
【0006】
また、同モールは、損傷時等に容易に交換できるように、両当て部1,2とも上記接続部分に対して、図中、□印で示す複数個所で着脱可能に取付けられる。
【0007】
従来のこの取付構造を図7〜図9によって説明する。
【0008】
図7はウィンド当て部1における前端部の取付部分、図8はウィンド当て部1における前端部以外の複数個所の取付部分、図9はルーフ当て部2の複数個所の取付部分をそれぞれ示す。
【0009】
各図において、4はウィンド当て部1及びルーフ当て部2を構成する金属製の芯材、5はこの芯材4を被覆するプラスチックやゴム等の弾性材料から成る被覆材である。
【0010】
ウィンド当て部1の前端部には、図7に示すように前端取付具6が取付けられ、この前端取付具6の突起7が、サイドパネル3側の係合穴8に押し込まれることによってウィンド当て部前端部が取付けられる。
【0011】
ウィンド当て部1の前端部以外の複数個所には、図8に示すように前部取付具9が取付けられ、同取付具9に突設された突片10が、サイドパネル3側に固定された断面U字形の前部受け具11に嵌め込まれることによって、ウィンド当て部1の前端部以外の部分が取付けられる。
【0012】
ルーフ当て部2の複数個所には、図9に示すように後部取付具12が取付けられ、同取付具12に突設された突片13が、サイドパネル3側に固定された後部受け具14に嵌め込まれることによって、ルーフ当て部2が取付けられる。
【0013】
なお、各取付具6,9,12及び受け具11,14はプラスチックにて形成され、これらが弾性的に係合または嵌合してモール取付力が得られる。
【0014】
【従来の技術】
ここで、従来は、各図に示すように各取付具6,9,12の突起7または突片10,13をいずれも下向きに突設し、サイドパネル側の係合穴8または受け具11,14に対して上から下に嵌め込む構造、すなわち、モールをすべての取付個所で上方から下方に組み付ける構成をとっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようにモールの組み付け方向がすべての個所で同じ(上から下)となった従来のモール取付構造によると、使用中、上向きの外力によって一個所でも外れると、外力が他の部分に波及して広い範囲(最悪の場合はモール全体)で外れ易いという問題があった。
【0016】
そこで本発明は、外力の波及を抑えてモールの外れを防止することができる自動車用モールの取付構造及び同取付方法を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明(取付構造)は、次の要件を具備するものである。
【0018】
( A ) ドリップモールが、車体側のモール取付部分に対して前後方向の複数個所で着脱可能に組み付けられていること。
【0019】
( B ) 車体のサイドパネルとフロントウィンドの接続部分に取付けられるウィンド当て部の組み付け方向が、前端部とそれ以外の部分とで異なること。
【0020】
( C ) サイドパネルとルーフの接続部分に取付けられるルーフ当て部の組み付け方向が、後端部とそれ以外の部分とで異なること。
【0021】
( D ) 上記ウィンド当て部とルーフ当て部の組み付け方向が、互いの連続部分で異なること。
【0022】
( E ) 上記各組み付け個所が上下、車体内外、前後の三種類のうちのいずれかの方向性をもって組み付けられていること。
【0023】
( F ) モール全体として上記三種類の方向性をもって組み付けられていること。
【0024】
請求項2の発明は、車体のサイドパネルとフロントウィンドの接続部分に取付けられるウィンド当て部と、サイドパネルとルーフの接続部分に取付けられるルーフ当て部とから成り、上記ウィンド当て部は、前端部が車体内側から外側に、それ以外の部分が上方から下方にそれぞれ組み付けられてサイドパネルとフロントウィンドの接続部分に取付けられ、上記ルーフ当て部は、後端部が前方から後方に、それ以外の部分が車体内側から外側にそれぞれ組み付けられてサイドパネルとルーフの接続部分に取付けられたものである。
【0025】
請求項3の発明( 取付方法 )は、車体のサイドパネルとフロントウィンドの接続部分に取付けられるウィンド当て部と、サイドパネルとルーフの接続部分に取付けられるルーフ当て部とから成るドリップモールを、上記接続部分に対して、次の ( I ) 〜 ( IV ) の順序及び組み付け要領で着脱可能に取付けるものである。
【0026】
( I ) 上記ルーフ当て部の後端部を組み付ける。
【0027】
( II ) ルーフ当て部における後端部以外の部分を、上記後端部と異なる方向に組み付ける。
【0028】
( III ) 上記ウィンド当て部における前端部以外の部分を、上記ルーフ当て部における後端部以外の部分と異なる方向に組み付ける。
【0029】
( IV ) ウィンド当て部の前端部を、上記前端部以外の部分と異なる方向に組み付ける。
【0030】
上記構成によると、モール複数個所を上下、左右 ( 車体内外 ) 、前後の三種類の方向性をもって組み付けているため、基本的な効果として、外力によって一部が外れても、組み付け方向が異なる他の部分への外力の波及を抑えることができる。
【0031】
ところで、ウィンド当て部とルーフ当て部が一体に形成されたモールの場合、両当て部の一方が外れると、外力が他方の当て部に伝わり易いため、モール全体が外れ易い。この点、両当て部の組み付け方向が互いの連続部分で異なるため、両当て部の一方が外れても 、外力が他方の当て部に伝わらない。
【0032】
また、両当て部のそれぞれにおいて、外力が作用し易い端部とそれ以外の部分で組み付け方向を変えているため、端部に作用した外力がモール中間部側に波及しない。
【0033】
これらの点の相乗効果により、外力によるモールの外れを最小限の範囲に止め、モール全体の外れを確実に防止することができる。
【0034】
また、請求項3の方法によると、最初に組み付けるルーフ当て部の後端部でモールの後端を位置決めできるため、モールの寸法誤差や車体の組立誤差等があっても、ウィンド当て部の前端側で、たとえばモールの余剰分をボンネット内に多めに押し込む(不足する場合はこの押し込み量を少なくする)等の調整が容易となる。このため、モールの組み付け作業性が良いものとなる。
【0035】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1〜図5によって説明する。
【0036】
図1にこのドリップモールの自動車への組み付け状態を示している。
【0037】
同図中、◎印はウィンド当て部1の前端部、□印は同当て部1における前端部以外の部分、△印はウィンド当て部2の後端部以外の部分、○印は同当て部2の後端部での取付個所をそれぞれ示し、モールが、これら各個所において次の( I )〜( IV )の順序及び要領で着脱可能に組み付けられる。
【0038】
( I ) ルーフ当て部2の後端部(○印部分)を前方から後方へ組み付ける。
【0039】
( II ) ルーフ当て部2の他の部分(△印部分)を車体内側から外側へ組み付ける。
【0040】
( III ) ウィンド当て部1の前端部以外の部分(□印部分)を上方から下方へ組み付ける。
【0041】
( IV ) ウィンド当て部1の前端部(◎印部分)を車体内側から外側へ組み付ける。
【0042】
次に、各部の取付構造の詳細を図2〜図5によって説明する。
【0043】
上記( I )(ルーフ当て部2の後端部=図1の○印部分)の組み付け(図2,3参照)
ルーフ当て部2の後端部に後端取付具21が取付けられている。同取付具21には、後側に幅広のガイド穴22、前側に幅狭の係合穴23が相連通して設けられ、この係合穴23が、ルーフRの対サイドパネル接続部24に突設されたスタッド25に、ガイド穴22経由で嵌め込まれることにより、ルーフ当て部後端部が前方から後方に組み付けられる。
【0044】
上記( II )(ルーフ当て部2における後端部以外の部分=図1の△印部分)の組み付け(図4参照)
ルーフRの対サイドパネル接続部24の前後複数個所に、後部取付具26がスタッド27によって取付けられている。
【0045】
同取付具26の上部には、モール幅よりも少し幅狭のモール係合部28が設けられ、モールのルーフ当て部2がこのモール係合部28に対し車体内側から外側に向かって嵌め込まれることによって、ルーフ当て部2の後端部以外の部分が組み付けられる。
【0046】
このとき、ルーフ当て部2は、図中二点鎖線で示す少し外上がりの傾斜姿勢でモール係合部27に図中矢印方向に係合された後、モール係合部28の弾性を利用して実線の姿勢に戻されることによってモール係合部27に被嵌される。
【0047】
上記( III )(ウィンド当て部1における前端部以外の部分=図1の□印部分)の組み付け(図示省略)
この部分は、図8(従来におけるウィンド当て部1の取付構造)と同じ構造、すなわち、ウィンド当て部1の前後複数個所に取付けられた前部取付具9の突片10が、サイドパネル3側に取付けられた断面U字形の受け具11に弾性的に嵌め込まれることによって上方から下方に組み付けられる。
【0048】
上記( IV )(ウィンド当て部1の前端部=図1の◎印部分)の組み付け(図5参照)
ルーフ当て部1の前端部に前端取付具29が取付けられている。
【0049】
図7に示す従来のルーフ当て部前端部の取付構造においては、前端取付具6に下向きの突起7を設け、この突起7をサイドパネル3側の係合穴8に上方から下方に係合させていたのに対し、本構造では、前端取付具29に車体外向きの突起30が設けられ、この突起30がサイドパネル3側に横向きに設けられた係合穴31に弾性的に係合することにより、ウィンド当て部前端部が車体内側から外側に向かって組み付けられる。
【0050】
このモール取付構造によると、上記のようにモールの組み付け方向が、
(i)ウィンド当て部1(上方から下方)と、ルーフ当て部2(車体内側から外側)で異なり、
(ii)ウィンド当て部1における前端部(車体内側から外側)と、それ以外の部分(上方から下方)で異なり、
(iii)ルーフ当て部2における後端部(前方から後方)と、それ以外の部分(車体内側から外側)で異なる。
【0051】
すなわち、モール複数個所を上下、左右(車体内外)、前後の三種類の方向性をもって組み付けているため、基本的な効果として、外力によって一部が外れても、組み付け方向が異なる他の部分への外力の波及を抑えることができる。
【0052】
とくに、この実施形態で挙げた、ウィンド当て部1とルーフ当て部2が一体に形成されたモールにおいて、両当て部1,2の一方が外れても、外力が他方の当て部に伝わらない。
【0053】
また、両当て部1,2のそれぞれにおいて、外力が作用し易い端部とそれ以外の部分で組み付け方向を変えているため、端部に作用した外力がモール中間部側に波及しない。
【0054】
これらの点の相乗効果により、外力によるモールの外れを最小限の範囲に止め、モール全体の外れを確実に防止することができる。
【0055】
さらに、ルーフ当て部2の後端部を最初に組み付け、ルーフ当て部後端を位置決めした上で他の部分を組み付けるため、たとえばモールの寸法誤差や車体の組立誤差等によってウィンド当て部1の前端側に余剰分が発生した場合は、この余剰分をボンネット内に多めに押し込み、不足する場合はこの押し込み量を少なくする等の調整が容易となる。このため、モールの組み付け作業性が良いものとなる。
【0056】
他の実施形態
(1)上記実施形態では、モールを、ルーフ当て部2の後端部→同部2の他の部分→ウィンド当て部1の前端部以外の部分→同部前端部の順番、つまり後から前に組み付ける手順をとったが、これと逆に前から後に組み付ける手順、あるいは、モール中間部を組み付けた後、前後両端部を組み付ける手順をとってもよい。
【0057】
ただし、本発明者の試行錯誤の結果、上記実施形態の組み付け手順及び方向性でモールを取付けると最も作業性が良いことが確認された。
【0058】
(2)各部の具体的なモール組み付け構造は上記実施形態以外に種々変更可能である。たとえば前後方向に組み付ける構造として、図2,3に示す構造に代えて、ルーフRの対サイドパネル接続部24に、スタッド25に代えてトンネル状の係合部を設け、後端取付具21に後向きに設けた突片をこの係合部に挿入係合させる構造をとってもよい。
【0059】
【発明の効果】
上記のように本発明によると、モール複数個所を上下、左右 ( 車体内外 ) 、前後の三種類の方向性をもって組み付けているため、基本的な効果として、外力によって一部が外れても、組み付け方向が異なる他の部分への外力の波及を抑えることができる。
【0060】
ところで、ウィンド当て部とルーフ当て部が一体に形成されたモールの場合、両当て部の一方が外れると、外力が他方の当て部に伝わり易いため、モール全体が外れ易い。この点、両当て部の組み付け方向が互いの連続部分で異なるため、両当て部の一方が外れても、外力が他方の当て部に伝わらない。
【0061】
また、両当て部のそれぞれにおいて、外力が作用し易い端部とそれ以外の部分で組み付け方向を変えているため、端部に作用した外力がモール中間部側に波及しない。
【0062】
これらの点の相乗効果により、外力によるモールの外れを最小限の範囲に止め、モール全体の外れを確実に防止することができる。
【0063】
また、請求項3の発明によると、最初に組み付けるルーフ当て部の後端部でモールの後端を位置決めできるため、モールの寸法誤差や車体の組立誤差等があっても、ウィンド当て部の前端側で、たとえばモールの余剰分をボンネット内に多めに押し込む(不足する場合はこの押し込み量を少なくする)等の調整が容易となる。このため、モールの組み付け作業性が良いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかるドリップモールが取付けられた自動車上部の概略斜視図である。
【図2】 同モールにおけるルーフ当て部の後端部の取付構造を示す拡大断面図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【図4】 同部の後端部以外の部分の取付構造を示す拡大断面図である。
【図5】 同モールにおけるウィンド当て部の後端部の取付構造を示す拡大断面図である。
【図6】 従来のドリップモールが取付けられた自動車上部の概略斜視図である。
【図7】 同モールにおけるウィンド当て部の前端部の取付構造を示す拡大断面図である。
【図8】 同部の前端部以外の部分の取付構造を示す拡大断面図である。
【図9】 同モールのルーフ当て部の取付構造を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ドリップモールのウィンド当て部
2 同ルーフ当て部
3 車体サイドパネル
W フロントウィンド
R ルーフ
21 ウィンド当て部の後端部を前方から後方に組み付けるための後端取付具
22 同取付具のガイド穴
23 同係合穴
25 同スタッド
26 ルーフ当て部の後端部以外の部分を車体内側から外側に組み付けるための後部取付具
27 同スタッド
9 ウィンド当て部の前端部以外の部分を上方から下方に組み付けるための前部取付具
10 同取付具の突起
11 同受け具
29 ルーフ当て部の前端部を車体内側から外側に組み付けるための前端取付具
30 同取付具の突起
31 係合穴[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a mounting structure and a mounting method for a drip molding for an automobile for preventing rain water from flowing from a front window or a roof to a side window and obstructing a driver's side view during traveling.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 6, the drip molding includes a
[0003]
In addition, the
[0004]
In addition to the water treatment, this drip molding also has a role as a decorative cover that conceals the gaps and grooves in the connecting portions and maintains the beauty.
[0005]
For this reason, after assembling the
[0006]
In addition, both the
[0007]
This conventional mounting structure will be described with reference to FIGS.
[0008]
FIG. 7 shows attachment portions at the front end portion of the
[0009]
In each figure, 4 is a metal core material constituting the
[0010]
As shown in FIG. 7, a front end fixture 6 is attached to the front end portion of the
[0011]
As shown in FIG. 8, a
[0012]
As shown in FIG. 9, a
[0013]
Each of the
[0014]
[Prior art]
Here, conventionally, as shown in each drawing, the
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the conventional mall mounting structure in which the mounting direction of the mall is the same (from top to bottom) in this way, the external force is transferred to the other part when it is removed by an upward external force during use. There was a problem that it was easy to come off in a wide range (in the worst case, the whole mall).
[0016]
Therefore, the present invention provides a mounting structure and a mounting method for an automobile molding that can prevent the molding from coming off by suppressing the spread of external force.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
The invention (attachment structure) of
[0018]
( A ) The drip molding is detachably assembled at a plurality of positions in the front-rear direction with respect to the molding mounting part on the vehicle body side.
[0019]
( B ) The mounting direction of the window pad attached to the connecting part between the side panel of the vehicle body and the front window is different between the front end and the other parts.
[0020]
( C ) The assembling direction of the roof abutting portion attached to the connecting portion between the side panel and the roof is different between the rear end portion and the other portions.
[0021]
( D ) The assembling direction of the window pad and the roof pad is different between the continuous parts.
[0022]
( E ) Each of the above assembling locations is assembled with any one of the three directions of up and down, inside and outside of the vehicle body, and front and rear.
[0023]
( F ) The mall as a whole is assembled with the above three directions.
[0024]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a window pad portion attached to a connection portion between a side panel and a front window of a vehicle body, and a roof pad portion attached to a connection portion between the side panel and the roof. Is mounted from the inside to the outside of the vehicle body, and the other parts are assembled from the top to the bottom, and attached to the connecting part of the side panel and the front window. The parts are assembled from the inside to the outside of the vehicle body, and are attached to the connecting part of the side panel and the roof .
[0025]
The invention of claim 3 (mounting method) has a window contacting portion attached to the connecting portion of the vehicle body side panel and the front window, the formed Ru drip molding and a roof support part attached to the connecting portion of the side panels and the roof, It is detachably attached to the connecting portion in the following order ( I ) to ( IV ) and assembling procedures.
[0026]
( I ) Assemble the rear end of the roof rest.
[0027]
( II ) A portion other than the rear end portion of the roof abutting portion is assembled in a direction different from that of the rear end portion.
[0028]
( III ) The parts other than the front end part in the window pad part are assembled in a different direction from the parts other than the rear end part in the roof pad part.
[0029]
( IV ) Assemble the front end of the window pad in a direction different from the portion other than the front end.
[0030]
According to the above configuration, since the multiple locations of the mall are assembled with three types of directionality: top / bottom, left / right ( inside / outside of the car body ) , and front / rear, the basic effect is that the assembly direction differs even if part of the mall is removed The influence of external force on the part of can be suppressed.
[0031]
By the way, in the case of the mall in which the window pad and the roof pad are formed integrally, if one of the two pads is removed, the external force is easily transmitted to the other pad, and therefore the entire mall is easily detached. In this respect, since the assembling directions of the two abutting portions are different from each other in the continuous portion, even if one of the both abutting portions is detached , the external force is not transmitted to the other abutting portion.
[0032]
In addition, in each of the abutting portions, the assembling direction is changed between the end portion where the external force is easily applied and the other portions, so that the external force acting on the end portion does not spread to the molding intermediate portion side.
[0033]
Due to the synergistic effect of these points, the detachment of the mall due to external force can be kept to a minimum range, and the detachment of the entire mall can be surely prevented.
[0034]
According to the method of
[0035]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0036]
FIG. 1 shows a state where the drip molding is assembled to an automobile.
[0037]
In the figure, ◎ indicates the front end of the
[0038]
( I ) Assemble the rear end (marked with ○ ) of the
[0039]
( II ) Assemble the other part (Δ mark part) of the
[0040]
( III ) Assemble portions (□ marked portions) other than the front end portion of the
[0041]
( IV ) Assemble the front end (marked with ◎ ) of the
[0042]
Next, details of the mounting structure of each part will be described with reference to FIGS.
[0043]
Assembly of the above ( I ) (the rear end portion of the
A
[0044]
Assembly of the above ( II ) (the part other than the rear end part in the
[0045]
A
[0046]
At this time, the
[0047]
Assembly of the above ( III ) (parts other than the front end portion of the
This portion has the same structure as that shown in FIG. 8 (the conventional mounting structure of the window pad 1), that is, the projecting
[0048]
Assembly of the above ( IV ) (front end of the
A
[0049]
In the conventional structure for attaching the front end portion of the roof abutment shown in FIG. 7, the front end fitting 6 is provided with a
[0050]
According to this molding mounting structure, the mounting direction of the molding is as described above.
(I) It differs between the window pad 1 (from top to bottom) and the roof pad 2 (from inside to outside)
(Ii) It differs between the front end portion (from the vehicle body inner side to the outer side) and the other portion (from the upper side to the lower side) in the
(Iii) The rear end portion (from front to rear) of the
[0051]
In other words, since the multiple mall locations are assembled with three types of directionality: top and bottom, left and right (inside and outside the vehicle body), and front and back, the basic effect is to move to other parts where the assembly direction is different even if part is removed by external force Can suppress the spread of external force.
[0052]
In particular, in the molding in which the
[0053]
Further, in each of the abutting
[0054]
Due to the synergistic effect of these points, the detachment of the mall due to external force can be kept to a minimum range, and the detachment of the entire mall can be surely prevented.
[0055]
Further, the rear end portion of the
[0056]
Other Embodiments (1) In the above embodiment, the molding is arranged in the order of the rear end portion of the
[0057]
However, as a result of trial and error by the present inventor, it was confirmed that the workability is best when the molding is attached according to the assembly procedure and direction of the above embodiment.
[0058]
(2) Specific mold coupling structure of Parts can be variously modified in addition to the above embodiment. For example, as a structure assembled in the front-rear direction, instead of the structure shown in FIGS. 2 and 3, a tunnel-like engagement portion is provided in the opposite side
[0059]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the plurality of moldings are assembled with three types of directions, up and down, left and right ( inside and outside the vehicle body ) , and front and back, the basic effect is that even if part is removed due to external force, Ripple of external force to other parts with different directions can be suppressed.
[0060]
By the way, in the case of the mall in which the window pad and the roof pad are formed integrally, if one of the two pads is removed, the external force is easily transmitted to the other pad, and therefore the entire mall is easily detached. In this respect, since the assembling directions of the two abutting portions are different from each other in the continuous portion, even if one of the both abutting portions is detached, the external force is not transmitted to the other abutting portion.
[0061]
Further, in each of the contact portions, the assembly direction is changed between the end portion where the external force is likely to act and the other portions, so that the external force acting on the end portion does not spread to the molding middle portion side.
[0062]
Due to the synergistic effect of these points, the detachment of the mall due to external force can be kept to a minimum range, and the detachment of the entire mall can be surely prevented.
[0063]
According to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view of an upper part of an automobile to which a drip molding according to an embodiment of the present invention is attached.
FIG. 2 is an enlarged sectional view showing a mounting structure of a rear end portion of a roof abutting portion in the same molding.
3 is a cross-sectional view taken along line III-III in FIG.
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view showing a mounting structure of a portion other than the rear end portion of the same portion.
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view showing a mounting structure of a rear end portion of a window pad portion in the same molding.
FIG. 6 is a schematic perspective view of an upper part of an automobile to which a conventional drip molding is attached.
FIG. 7 is an enlarged cross-sectional view showing a mounting structure of a front end portion of a window pad portion in the same molding.
FIG. 8 is an enlarged cross-sectional view showing a mounting structure of a portion other than the front end portion of the same portion.
FIG. 9 is an enlarged cross-sectional view showing a mounting structure of the roof abutting portion of the same mall.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
(( AA )) ドリップモールが、車体側のモール取付部分に対して前後方向の複数個所で着脱可能に組み付けられていること。 The drip molding must be removably assembled at several locations in the front-rear direction with respect to the molding mounting part on the vehicle body side.
(( BB )) 車体のサイドパネルとフロントウィンドの接続部分に取付けられるウィンド当て部の組み付け方向が、前端部とそれ以外の部分とで異なること。 The assembly direction of the window pad attached to the connecting part of the side panel of the vehicle body and the front window must be different between the front end and the other parts.
(( CC )) サイドパネルとルーフの接続部分に取付けられるルーフ当て部の組み付け方向が、後端部とそれ以外の部分とで異なること。 The assembly direction of the roof abutting part that is attached to the connecting part of the side panel and the roof must be different between the rear end part and the other parts.
(( DD )) 上記ウィンド当て部とルーフ当て部の組み付け方向が、互いの連続部分で異なること。 The assembly direction of the window pad and the roof pad is different between the continuous parts.
(( EE )) 上記各組み付け個所が上下、車体内外、前後の三種類のうちのいずれかの方向性をもって組み付けられていること。 Each of the above assembling points is assembled in any one of the three directions of up and down, inside and outside of the vehicle body, and front and rear.
(( FF )) モール全体として上記三種類の方向性をもって組み付けられていること。 The mall should be assembled with the above three directions.
( I ) 上記ルーフ当て部の後端部を組み付ける。
( II ) ルーフ当て部における後端部以外の部分を、上記後端部と異なる方向に組み付ける。
( III ) 上記ウィンド当て部における前端部以外の部分を、上記ルーフ当て部における後端部以外の部分と異なる方向に組み付ける。
( IV ) ウィンド当て部の前端部を、上記前端部以外の部分と異なる方向に組み付ける。 A window contacting portion mounted to the side panels and the connecting portion of the front window of the vehicle body, the drip molding formed Ru from the roof support part attached with the connecting portion of the side panels and the roof, with respect to the connection portion, the following (I A mounting method for a drip molding for automobiles, which is detachably mounted in the order of ( IV ) to ( IV ) .
( I ) Assemble the rear end of the roof rest.
( II ) A portion other than the rear end portion of the roof abutting portion is assembled in a direction different from that of the rear end portion.
( III ) The parts other than the front end part in the window pad part are assembled in a different direction from the parts other than the rear end part in the roof pad part.
( IV ) Assemble the front end of the window pad in a direction different from the portion other than the front end.
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