JP3865445B2 - 情報ディスク用ハウジング - Google Patents

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    • G11B33/045Multiple disc containers for discs without cartridge comprising centre hole locking means

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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の属する技術分野】
【0001】
本発明はそれぞれ中心開口を有し上下に位置する少なくとも2個の例えばコンパクトディスクのような情報ディスクのため、ベース板上に配置された中心保持装置を有する情報ディスク用ハウジングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このようなハウジングはドイツ実用新案第 8711339号から既知である。この既知のハウジングは底部と、この底部に蝶着された蓋と、底部内に挿入することができる成型部とを有し、この成型部は円形凹所と、情報担体の中心孔に入る突起とを有する。この既知の構造の円形凹所の深さ、及び突起の長さは情報担体の厚さの数倍である。更に、円形凹所にはその壁に隣接して、底部、又は成型部の底から上方に隆起する端縁支持部を設けている。この既知の構造内で相互に重なるディスクの中心孔を通る上記突起は剛強構造であり、底部の表面に垂直に延在する表面を有する。従って、この既知の構造では、積み重ねられたディスクを剛強突起によってクランプ、又はそれに類似の作用で固定することができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は特殊な構成の中心保持装置によって、積み重ねられた情報担体の個々のクランプを可能にするよう既知の構造を改良した中心保持装置を有する情報ディスク用ハウジングを得るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によればこの目的を達成することができ、本発明中心保持装置を有する情報ディスク用ハウジングは、a)円形に配置され、中心開口内に把握され、半径方向に弾性を有するクランプスタッドから保持装置を構成し、b)クランプスタッドを少なくとも2群の独立したクランプスタッドとして構成し、それぞれの情報担体をクランプするため異なる平面内に配置されたクランプ面をクランプスタッドの群にそれぞれ設けたことを特徴とする。
【0005】
このようにすれば、クランプスタッドの一群が他のクランプスタッドの群のクランプ作用を阻害することなく、即ちクランプ作用に干渉することなく、特殊な設計に成るクランプスタッドのクランプ作用によって、堆積したそれぞれのディスク状情報担体を個々に固定することができる。これにより、蓋を開いた時、情報担体が外れ落ちるのを防止することができると共に、更に情報担体を個々にクランプすることにより、輸送中、情報担体が回転運動をするのを実質的に防止することができる。このような輸送中の情報担体の回転運動は、例えば上述の既知の構造において情報担体を突起に緩く通した場合に発生するものである。現在市販され、入手できるコンパクトディスクはレーザ読み出し側に中心開口に隣接する突出リングをそれぞれ設けているが、使用される情報担体がこのような市販され、入手できるコンパクトディスクである時でも、本発明によれば、数個の堆積するディスクが互いに付着し合うのを防止することができる。このようにして、クランプ面を有する平面の相互の間隔はクランプすべき情報担体の厚さ、即ち存在するいかなるリングをも含めてクランプすべき情報担体の厚さに適合することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
数個の情報ディスクを配置した場合、このようなリングを設けた下部の情報ディスクが撓むのを防止するため、本発明の実施例はベース板の他の平坦下部支持面の端縁区域に隆起部を設け、その高さを情報担体にあるリングの高さに等しくなるようにすることを提案している。
本発明の他の実施例では情報ディスクとクランプスタッドとの間に面取り型のクランプ作用を達成することができ、この実施例は円形に配置されたクランプ面の最大外径が関連するクランプされた情報ディスクの中心開口の直径より僅かに大きくなるように、ここの平面内にそれぞれあるクランプ面をベース板の方向にテーパ状に構成する。
クランプスタッドの個々の群が相互に干渉するのを防止するため、本発明の他の実施例はクランプスタッドの群のクランプ面に隣接するクランプスタッドのクランプ面をベース板に垂直に延在し、この垂直に延在するクランプ面の外径が情報ディスクの中心開口の直径より若干小さくなるよう構成したことを特徴とする。
【0007】
個々のクランプ平面間を一層良好に分離するのを本発明の他の実施例によって達成することができ、その実施例は情報担体の中心開口の直径より若干大きい直径の半径方向の突条を1個の群のクランプスタッドのクランプ面の端部に設ける。情報ディスクをこのクランプスタッド上に通す時、これ等の突条は関連するクランプスタッドを内方に若干押圧する。従ってこの情報担体がそのクランプ位置に達した後、これ等の内方に押圧されたクランプスタッドはそのクランプ位置に弾発的に復帰する。
本発明の他の実施例は異なるクランプスタッドの2個、又はそれ以上の群の個々の群のクランプスタッドを円形周囲上に規則的に交互に配置したことを特徴とする。有効なクランプを達成するため、円周上に規則的に分布した少なくとも3個のクランプスタッドが各群について必要である。例えば全部で12個のクランプスタッドがあれば、円周上に均一に分散していて、関連するディスクに対し専用の3個のクランプスタッドによって、最大4個のディスク状情報担体を確実にクランプし、保持することができる。全部で12個のクランプスタッドによって3個の情報ディスクを保持する場合には、各ディスクについて4個のクランプスタッドを利用することができ、2個の情報ディスクを保持する場合には、各ディスクについて6個のクランプスタッドを自由に利用することができる。
【0008】
底部と、この底部に蝶着された蓋と、この底部内に装入され得るトレーを有する市販の入手できるハウジングに本発明は有利に使用することができ、このハウジングがその他の形態を変更することなくこのトレーが本発明による中心保持装置を有するベース板を形成するようにこのトレーの形状を定めることができる。このようにして、この既知のトレーの構造に応じて、このハウジングの外側寸法を変更する必要なく、このハウジング内に最大3個のディスク状情報担体を収容することができ、既知の市販の入手できるハウジングの底部と蓋とを同一構造のままにすることができる。これにより、ただ1個の情報担体を収容し得るに過ぎない既知のハウジングに比較し、主要空間を利用することができる。
【0009】
その第1の実施例では、トレーには隆起中心支持面を設けることなく、下部情報担体のための平坦支持面と、底部に静止するための平坦外面とをトレーに設ける。従って、トレー、又はハウジングを更に変更することなく、空間が得られ、2個の情報担体を個々に、確実にクランプすることができ、同時に保持装置の上方の冊子のための空間を制約されず維持することができる。
第2の実施例は、上記のトレーの変更の他に、保持装置のクランプスタッドを蓋の方向に長くすることを特徴とする。この実施例では、3個の情報ディスクを確実にクランプすることができるが、ハウジングの外側寸法を変更しなければ、クランプスタッドと蓋との間の冊子を収容する空間を減少させる。
【0010】
本発明の他の実施例では、底部と、この底部に蝶着された蓋とを有する市販の通常のハウジングとして前記ハウジングが使用され、前記ハウジングがその他の寸法を変更することなく底部が中心保持装置を有するベース板として作用するようこの底部が形成されており、ベース板から始まる中心保持装置のクランプスタッドが蓋の直ぐ下まで延びている。本発明のこの実施例では、もともとただ1個情報担体を保持し得るに過ぎないハウジング内に、ハウジングの外側寸法を変更する必要なく、即ち底部、又は蓋の外側寸法を変更する必要なく、最大4個の情報担体を相互に重ねて個々にクランプして収容することができる。本発明のこの実施例は、例えば特殊なテキスト冊子を必要としないデータ担体用の嵩高パッケージ用に好適である。これは、蓋と保持装置の上端縁との間に空間が少ないため、テキスト冊子を、も早、収容できないからである。
しかし、1個の同一のクランプ装置上に例えば4個の情報担体を有するこのようなハウジングの輸送中には、衝撃負荷を避けることができないから、最上部の情報担体が保持装置から離脱する可能性がある。多数の衝撃を受けると、1個、又は数個のクランプ素子が破損することが起こり得る。このことは、或る状態下ではも早、情報担体は確実に保持し得ないことを意味する。
【0011】
ドイツ特許第 3425579号はディスク状情報担体用、例えばコンパクトディスク用保管カセットを開示しており、その中心保持装置は単一のコンパクトディスクを保持するよう設計された半径方向に弾性的なクランプスタッドを有する。例えば衝撃により、コンパクトディスクが緩むのを防止するため、圧力板に加わる圧力負荷がこの圧力板の弾性に応じたものである場合、減少した直径をこの構造の保持装置が有するよう、クランプスタッドの端部を圧力板によって相互に固着すると共に、クランプスタッドに保持突起、又は位置決め突起を設け、この突起を利用して、堆積した情報担体をその中心孔の端縁区域でインターロックすることにより、保持装置によってこれ等の情報担体を所定位置に固定している。このような構造により、情報ディスクの中心孔を把持している保持装置の直径を容易に減少させることができる。このようにして、僅かな圧力で、情報担体を保持装置に戻すことができ、保持装置と情報ディスクとの間をそのインターロック形状によって確実に固着することができる。逆に、圧力板に僅かな圧力を作用させることにより、情報ディスクを外すことができ、これにより保持装置の直径を減少させ、次に情報ディスクを除去することができる。波形パターンを有する連結ブリッジを介して、クランプスタッドを圧力板に固定すれば、この既知の構造で、この効果を一層向上させることができる。
【0012】
このようなハウジング内の保持装置から情報ディスクが外れるのを防止するため、本発明の実施例ではクランプスタッドの少なくとも一部のその自由端を相互に固着すると共に、半径方向にはこれ等クランプスタッドの弾性を維持することを提案している。原則として、この実施例は、保持装置が少なくとも2個の情報ディスクを収容し得るハウジングに対する上述のそれ自身既知の構造の適用である。この実施例はこのような保持装置において特に好適であり、これはこれ等の保持装置は一般に保持すべき各情報ディスクを保持するためのクランプ素子が一層少ないからであり、従って情報ディスクにとって一層多いクランプ素子を有する単一の情報ディスク用の保持装置よりも保持に失敗する傾向が高いためである。本発明の構造も衝撃が加わった場合のクランプスタッドの破損の危険を減少させることができる。
最上部の情報ディスクは保持装置から外れる危険が最大であるから、本発明の一実施例はクランプスタッドの群のクランプ面が外側の方向に最も離間しているようにこれ等クランプスタッドの群を相互に連結したことを特徴とする。この要旨は、最上部の情報ディスクが特に良好に取り付けられ、従って下部の情報ディスクのための止め装置を構成することを意味する。
【0013】
本発明の一実施例は弾性連結ブリッジを介してクランプスタッドを板部に連結したことを特徴とする。これ等弾性連結ブリッジによって情報ディスクを簡単に設置することができ、この設置中、クランプスタッドは半径方向内方に動き、情報ディスクの完全な設置後は、クランプスタッドは再び弾発的に復帰する。従って、半径方向最外側のクランプ面は各情報ディスクの中心孔の内側壁に圧着する。この反対の順序で、僅かな圧力を板部に作用させると、取り外しを行うことができる。板部の代わりにリングを使用しても良い。
本発明の一実施例は弾性連結ブリッジが波形輪郭、即ちS字状輪郭を有することを特徴とする。これ等輪郭は簡単に製造することができ、クランプスタッドと板部、又はリングとを簡単に弾性連結することができる。
【0014】
弾性連結ブリッジと共にクランプスタッドが板部と一体の部分を形成している本発明の一実施例において、製造を一層簡単にすることができる。
少なくとも1群のクランプスタッドを相互に連結するとによって、保持装置の品質を向上させることができる。このように構成すれば、全体の保持装置に必要な安定性を与えることができる。上述したように、このクランプスタッド群はクランプ面がハウジングのベース面から軸線方向に最も遠く位置するのが好適である。
【0015】
【実施例】
図1に示すトレー10は通常のようにハウジングの底部内に挿入されるもので、次に、この底部に蝶着された蓋によって、このハウジングは閉じられる。このようなハウジングを更に図4から図6に線図的に示す。図1のトレー10は側部グリップ11と、中心保持装置12とを有する。図1、及び図2の保持装置12は円状に配置された2群のクランプスタッドを有する。即ち、第1コンパクトディスク(CD)14を保持しクランプする第1群の6個のクランプスタッド13と、第2コンパクトディスク(CD)16を保持しクランプする第2群の6個のクランプスタッド15とである。クランプスタッド13、15は保持装置12の円周に沿って交互に配置されている。
【0016】
図3Aは第1群の2個の相互に対向するクランプスタッド13の断面を実際とは相違する縮尺で示す。これ等のスタッドはトレー10の表面17に隣接し、この表面17に向け円錐形に狭くなるクランプ面13aを有する。クランプしていない状態で、これ等クランプ面13aの最大外径D1はコンパクトディスク14、又は16の中心開口18の直径18aより僅かに大きい。これに反し、クランプ面13aの上方に位置するクランプスタッド13の円筒面13bの外径D2は中心開口18の直径18aより僅かに小さく、従って、円筒面13bは第2コンパクトディスク16に干渉しない。クランプ面13aと円筒面13bとの間に、中心開口18の直径18aより大きい直径の半径突条13cを設ける。この突条13cはコンパクトディスク14のための一層良好な座を提供する。
【0017】
図3Bは第2群の2個の相互に対向するクランプスタッド15の断面を示す。また、半径方向に弾性を有するクランプスタッド15も、トレー10の表面17に向け円錐形に狭くなるクランプ面15aと、表面17に垂直に指向してクランプ面15aに隣接する表面15bとを有する。ここで、クランプ面15aはコンパクトディスク14の上にあるコンパクトディスク16をクランプする作用をする。上述の面13a、及び13bについて論じたのと同様のことが円錐形クランプ面15a、及び円筒面15bの直径の寸法についても成立する。即ち、クランプ面15aの最大外径D3はコンパクトディスクの中心開口18の直径18aより僅かに大きい。更に、円筒面15bの外径D4は中心開口18の直径18aより僅かに小さい。クランプスタッド15はコンパクトディスク16の上方に半径方向突条15cを有し、この突条15cは、ここを通過したコンパクトディスク16をその所定位置に取り付ける役割を果たす。図1〜図3に示すトレー10は従来のトレーにおいてコンパクトディスクを支持するため通常設けられたような隆起部をその表面17上に有しない。その代わりに、下部のコンパクトディスク14はリング14aによって表面17上に直接静止し、上部のコンパクトディスク16はリング16aによって下部のコンパクトディスク14上に静止する。
【0018】
図4、図5、及び図6は図4、及び図5から明らかなように、同一の底部20と、これに蝶着された蓋21とを有する同一外部寸法の単一ハウジングの3個の実施例を示す。図6の底部20′は変形された内部を有する(以下の説明参照)。図4〜図6のハウジングは単一のコンパクトディスクを保持するための市販され入手できるコンパクトディスクパッケージの外側寸法に相当する外側寸法を有する。図4の実施例はこの市販され入手できるハウジングの実施例と相違しており、底部に配置されたトレー22がコンパクトディスク23のための平坦支持面22aを有し、隆起した中心支持部を省略しており、これにより、それぞれ隆起リング23a、24aを設けた2個のコンパクトディスク23、24を収容する空間を得ている。また、従来のものと異なり、トレー22の平坦面22bを底部20に直接圧着することによって、更に空間が得られる。テキスト冊子25のための空間は十分大きい。保持装置12は図1〜図3に示すように本発明により構成するが、ここでは詳細に示さない。保持装置12の高さは市販され入手できるハウジングの既知の実施例のものに比較し、変化していない。
【0019】
図5の実施例も市販され入手できるハウジングの構造と相違しており、図4におけるように、トレー22は隆起した中心支持部が無く、下部のコンパクトディスク23のための平坦支持面22aを有し、また図4におけるようにトレー22の平坦外面22bを底部20に直接圧着している。更に、この構造では、保持装置12′は蓋21に向け上方に長くなっており、従って他のコンパクトディスク26を収容する空間が利用できる。しかし冊子25′を保持する空間が減少しており、この冊子25′は一層薄く造られている。図4、及び図5の実施例では、トレー上にある情報担体23を支持するためのリング状、又は斜めの円周隆起部22cをトレーに設けている。
【0020】
図6の実施例は外側の寸法に関しては、市販され入手できるハウジングと相違していないが、この実施例では別個のトレーを設けず、代わりに蓋21の直ぐ下まで突出する保持装置12″を底部20′に設けている。これにより、もともと単一のコンパクトディスク用に設計された1個のハウジング内に4個のコンパクトディスク23、24、26、27を保持する十分な空間が得られる。ここでも保持装置12″には図1〜図3に示すような本発明による弾性クランプスタッドを設ける。即ち、この実施例では、それぞれ少なくとも3個のクランプスタッドから成る4群のクランプスタッドを設ける。
【0021】
図7〜図9はそれぞれ12個のクランプスタッドを有する図4から図6のクランプ装置、即ち保持装置12、12′、12″を線図的に示す。図7の構造は、図3A,及び図3Bの実施例に相当するもので、それぞれ2個のコンパクトディスクを保持するため、6個のクランプスタッド28、29から成る2群のクランプスタッドを有する。図8の構造はそれぞれ3個のコンパクトディスクを保持するため4個のクランプスタッド30〜32から成る3群のクランプスタッドを有し、図9の構造はそれぞれ4個のコンパクトディスクを保持するため3個のクランプスタッド33〜36から成る4群のクランプスタッドを有する。
【0022】
図10は全部で6個のコンパクトディスクを収容するハウジングの右側部分を示す。このハウジングは中心部37と、この中心部に蝶着された2個の同一の蓋部38を有する。図4〜図6の実施例におけるように、図11に示すハウジングの左の部分に、蓋38のための蝶着部を配置している。図10のハウジングの外側寸法は同様の市販され入手できるハウジングに正確に対応しており、このハウジングは、4個ものコンパクトディスクを保持するのに適する。即ち、各蓋部38に1個づつ、中心部37に2個のコンパクトディスクを保持する。本発明によれば、このハウジングは図4の構造に対応するように2個の同一の蓋部38を形成するように構成されている。このことは、隆起中心支持部が無く、平坦支持面39aを有するトレー39をそれぞれ2個の蓋部38が収容しており、各トレー39はその平坦支持面39bによって関連する蓋部38上に静止していることを意味する。これにより、各蓋部38内にそれぞれ2個のコンパクトディスク40、41、及び42、43を収容し得る多くの空間が得られる。更に2個のコンパクトディスク44、45を、既知のハウジングにおけるように、中心部37上に通常のように収容することができるから、このハウジングはこのようにして全部で6個のコンパクトディスクを保持することができる。各蓋部の中心に配置されたクランプ装置、即ち保持装置12を図4、及び図7の実施例に従って構成することができる。即ち各クランプ装置12は2個のコンパクトディスクを保持するための2群のクランプスタッド28、29を有する。
【0023】
図11は図10の構造を示し、ここでは蓋38のための2個の蝶着部46を有するハウジングの左の部分を描いている。図4、図5、及び図6のハウジングもこの左の部分と同一の構造である。
図12、及びその断面図である図13においては、第2群のクランプスタッド15を剛強板19によって相互に連結し、或る程度の弾性を得るため、クランプスタッド15の自由端と板19との間にS字状連結ブリッジ47を設けている。第1コンパクトディスク14を挿入した時、クランプ素子、即ちクランプスタッド15は先ず互いに圧着され、次にコンパクトディスク14はクランプ素子、即ちクランプスタッド13のクランプ面13aによって保持される。次に第2コンパクトディスク16を挿入すると、このコンパクトディスクはクランプスタッド13に作用しないが、クランプスタッド15のみを内方に湾曲させるから、挿入後のコンパクトディスク16はクランプ面15aによって保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンパクトディスクは挿入されていないが、数個のコンパクトディスクのための中心保持装置を有するトレーの平面図である。
【図2】2個のコンパクトディスクが挿入されている図1のA−A線上の拡大横断面図である。
【図3】3Aは、2個のコンパクトディスクをクランプするためのクランプ区域の線図的拡大図であり、3Bは、3Aのクランプスタッドと相違するクランプスタッドを有する3Aと同様の線図的拡大図である。
【図4】2個のコンパクトディスクを収容するハウジングの側面断面図である。
【図5】3個のコンパクトディスクを収容する図4と同様のハウジングの側面断面図である。
【図6】4個のコンパクトディスクを収容する図4と同様のハウジングの側面断面図である。
【図7】円形に配置された図4に使用するクランプスタッドを示す図である。
【図8】円形に配置された図5に使用するクランプスタッドを示す図である。
【図9】円形に配置された図6に使用するクランプスタッドを示す図である。
【図10】6個のコンパクトディスクを収容するハウジングの断面図である。
【図11】図10のハウジングの全体を示す図ある。
【図12】クランプスタッドの間に配置された板を有する図1による保持装置を拡大して示す図である。
【図13】図12のB−B線上の断面図である。
【符号の説明】
10、22、39 トレー
12、12′、12″ 中心保持装置、保持装置、クランプ装置
13 第1群のクランプスタッド
13a、15a クランプ面
13b 平坦面
13c、15c 突条
14 第1コンパクトディスク、第1情報担体
14a リング
15 第2群のクランプスタッド
16 第2コンパクトディスク、第2情報担体
17 表面
18 中心開口
18a 直径
19 板部
20 底部
21 蓋
22a 平坦支持面
22b 平坦面、平坦外面
22c 円周隆起部
23、24、26 コンパクトディスク、情報担体
25、25′ テキスト冊子
28、29、30、32、33、34、35、36 クランプスタッド
37 中心部
38 蓋部
39a 平坦支持面
40、41、42、43、44、45 コンパクトディスク
47 S字状連結プリッジ

Claims (16)

  1. それぞれ中心開口を有し上下に位置する少なくとも2個の例えばコンパクトディスクのような情報ディスクのため、ベース板上に配置された中心保持装置を有するハウジングにおいて、
    a)円形に配置され、前記中心開口内に把握され、半径方向に弾性を有するクランプスタッドから前記保持装置を構成し、
    b)前記クランプスタッドを少なくとも2群の独立したクランプスタッドとして構成し、それぞれの情報ディスクをクランプするため異なる平面内に配置されたクランプ面を前記クランプスタッドの群にそれぞれ設けたことを特徴とする中心保持装置を有する情報ディスク用ハウジング。
  2. 円形に配置された前記クランプ面の最大外径が関連するクランプされた情報ディスクの中心開口の直径より僅かに大きくなるように、個々の平面内にそれぞれある前記クランプ面を前記ベース板の方向にテーパ状に構成したことを特徴とする請求項1に記載のハウジング。
  3. 前記クランプスタッドの群の前記クランプ面に隣接するクランプスタッドのクランプ面を前記ベース板に垂直に延在し、この垂直に延在するクランプ面の外径が情報ディスクの中心開口の直径より若干小さくなるよう構成したことを特徴とする請求項2に記載のハウジング。
  4. 情報ディスクの中心開口の直径より若干大きい直径の半径方向の突条を1個の群のクランプスタッドのクランプ面の端部に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のハウジング。
  5. 異なるクランプスタッドの2個、又はそれ以上の群の個々の群のクランプスタッドを円形周囲上に規則的に交互に配置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のハウジング。
  6. 底部と、この底部に蝶着された蓋と、この底部内に装入され得るトレーとを有する市販の通常のハウジングとして前記ハウジングが使用され、前記ハウジングがその外側寸法を変更することなく前記トレーが前記中心保持装置を有するベース板として作用するようこのトレーが形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のハウジング。
  7. 前記トレーには隆起中心支持面を設けることなく、下部情報ディスクのための平坦支持面と、前記底部に静止するための平坦外面とを前記トレーに設けたことを特徴とする請求項6に記載のハウジング。
  8. 更に前記保持装置のクランプスタッドを前記蓋部の方向に長くしたことを特徴とする請求項7に記載のハウジング。
  9. 底部と、この底部に蝶着された蓋とを有する市販の通常のハウジングとして前記ハウジングが使用され、前記ハウジングがその寸法を変更することなく前記底部が中心保持装置を有するベース板として作用するようこの底部が形成されており、前記ベース板から始まる前記中心保持装置のクランプスタッドが前記蓋の直ぐ下まで延びていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のハウジング。
  10. 前記トレー上にある情報ディスクを支持するためのリング状、又は斜めの円周隆起部を前記トレーに設けたことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載のハウジング。
  11. 中心部と、この中心部に蝶着された2個の同一の蓋部と、これ等蓋部のそれぞれに挿入し得るトレーとを有する市販の通常のハウジングとして前記ハウジングが使用され、前記ハウジングがその外側寸法を変更することなく両方の前記トレーが中心保持装置をそれぞれ有するベース板としてこのトレーが形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のハウジング。
  12. 前記トレーには隆起中心支持面を設けることなく、下部情報ディスクのための平坦支持面と、前記蓋部に静止するための平坦外面とをそれぞれ設けたことを特徴とする請求項11に記載のハウジング。
  13. 前記クランプスタッドの少なくとも一部のその自由端を相互に固着すると共に、半径方向にはこれ等クランプスタッドの弾性を維持することを特徴とする請求項1に記載のハウジング。
  14. 前記クランプスタッドの群のクランプ面が外側の方向に最も離間しているようにこれ等クランプスタッドの群を相互に連結したことを特徴とする請求項13に記載のハウジング。
  15. 弾性連結ブリッジを介して前記クランプスタッドを板部に連結し、前記弾性連結ブリッジが波形輪郭、即ちS字状輪郭を有することを特徴とする請求項13、又は14に記載のハウジング。
  16. 前記弾性連結ブリッジと共に前記クランプスタッドが前記板部と一体の部分を形成していることを特徴とする請求項15に記載のハウジング。
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