JP3864649B2 - 通信方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばインターネットのようなパケット網を介した実時間性を重視するデータ伝送を行う通信方法およびデータ中継装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パケット網の一つであるインターネットを利用したインターネット電話製品が存在している。インターネット電話をインターネット・サービス・プロバイダの提供するアクセスポイントからインターネットに接続し、2つのインターネット電話によって双方向の音声データの通信を行う。通常インターネットへの接続先として市内通話料金で通話できるアクセスポイントを選択する。インターネット電話を用いた通話は、インターネット電話とインターネット間を市内通話でつなぎ、パケット網の一つであるインターネット上に音声情報をパケットで伝送する。この通信方法は、長距離電話に要する通話料金と比較して、安い費用で通話できるという特徴をもつ。
【0003】
また、米国マイクロソフト(Micro Soft)社の製品であるネットミーティング(Net Meeting)は、インターネットやLAN(Local Area Network)と呼ばれるパケット網を介して音声情報や画像情報を伝送し実時間通信を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のパケット網を介した実時間性を重視した通信方式は、パケット網に接続するデータ送受信端末が固定されているものであり、データ送受信端末が移動して、例えばIPアドレスのようなパケットの送信先のアドレスが変更された場合には、通信が切断されるかまたは送信先が未定のパケットが無駄にネットワーク資源である帯域を使用するという問題があった。
【0005】
本発明は、データ送受信端末が通話中つまり双方向データ伝送中に突然ネットワークから切り離された場合でも、データ伝送路を維持するとともに無駄なパケットの送信を中断しネットワークの帯域の使用を控えた通信方法およびデータ中継装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、データ送受信装置間をつなぐパケット網の上にデータ中継装置を配置し、データ送受信装置から送信されたデータが1つまたは複数のデータ中継装置を経由して反対側のデータ送受信装置に到達するように構成する。
【0007】
データ中継装置はデータ送受信装置にデータを送信できるか確認する接続確認手段を持ち、データ送受信装置が移動などにともなってネットワークから切断されたことを速やかに知ることができる。また、データ中継装置は、他方のデータ送受信装置にデータ送受信装置がネットワークから切り離されたことをパケットの経路を構成するデータ中継装置を介して通知するとともに、ネットワークから切り離されたデータ送受信装置へのデータの送信を中断する。
【0008】
データ中継装置からデータ送受信装置の移動を通知されたデータ中継装置は、データの送信元の方向にあるデータ中継装置またはデータ送受信装置に通知を転送するとともにデータの送信を中断する。他方のデータ送受信装置がネットワークから切り離されたことを通知されたデータ送受信装置はデータの送信を中断する。データ送受信装置間の間にデータ中継装置を配置することによって、配置しない場合に比べてデータ送受信装置がネットワークから切り離されたことをすばやく検知することが可能となり、データ中継装置がデータの送信を中断することによって無駄なパケットがネットワークを流れることを抑えることができる。
【0009】
ネットワークから切り離されていたデータ送受信装置が移動を終え、新しいアドレスでネットワークに接続した場合、データ送受信端末は移動前に使用していたデータ中継装置によって形成されたパケットの中継経路を用いてデータ伝送の再開を容易に行うことができる。データ伝送の再開後、最適パケット中継経路探索手段を有する最適パケット中継経路探索装置を用いて移動後のパケット中継経路を求める。移動前と異なるパケット経路が求められた場合、新しいデータ中継装置の組合わせを用いてパケット経路を確立し、パケット経路確立後にデータ伝送経路を入れ替え、その後移動前のパケット中継経路を解放する。
【0010】
これによりデータ伝送を中断することなく、パケットの伝送経路を変更することができ、移動にともなう無駄なパケットの伝送を抑え、ネットワークを有効に利用することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、パケット網を利用したデータ送受信装置の間でパケットデータの送受信を中継するデータ中継装置の通信方法において、前記データ中継装置は、前記データ送受信装置が切断の予備動作無くパケット網から切り離されたことを検知し、前記データ送受信装置との中継が切り離されたことを示すメッセージをデータ転送経路上に通知し、前記切り離されたことを示すメッセージは、中継していたパケットデータの送信の中断の指示を含み、前記データ転送経路上にあるデータ中継装置またはパケットデータの送受信を行っていた相手側のデータ送受信装置宛に通知することを特徴としたもので、送信先が存在しない無駄なパケットデータがネットワークに送信されることを防ぎ、ネットワークを有効に利用することが可能になるという作用を有する。
【0014】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の通信方法において、前記切断の検知は、前記データ送受信装置に接続確認メッセージを送り、その応答により切断を検知することを特徴としたものであり、接続確認メッセージの応答により切断を検知することにより確実に切り離されたことが検知でき、送信先が存在しない無駄なパケットデータがネットワークに送信されることを防ぎ、ネットワークを有効に利用することが可能になるという作用を有する。
【0015】
請求項3に記載の発明は、パケット網を利用したデータ送受信装置の間でパケットデータの送受信を中継するデータ中継装置において、切断の予備動作無く前記データ送受信装置がパケット網から切り離されたことを前記データ中継装置が検知するメッセージ処理部と、前記データ送受信装置との中継が切り離されたことを示すメッセージを作成するメッセージ作成部と、作成されたメッセージをデータ転送経路上に送信するメッセージ送信部とを備え、前記メッセージは、中継していたパケットデータの送信を中断することを指示するものであり、前記メッセージ送信部は、前記データ転送経路上にあるデータ中継装置またはパケットデータの送受信を行っていた相手側のデータ送受信装置宛に送信することを特徴としたものであり、送信先が存在しない無駄なパケットデータがネットワークに送信されることを防ぎ、ネットワークを有効に利用することが可能になるという作用を有する。
【0024】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図7を用いて説明する。
【0025】
(実施の形態1)
実施の形態の説明には、パケット網としてIP (Internet Protocol)網の場合について説明するが、ATM (Asynchronous Transfer Mode)網においても同様に実現可能である。
【0026】
図1は、本発明の実施の形態1における通信方法を適用したデータ伝送システムの構成図を示す。図1において、パケット網100に、データ送受信装置101(101a、101b)、データ中継装置102(102a、102b、102c、102d)、アドレス情報管理装置103、中継経路情報管理装置104、データ保存装置105が接続している。
【0027】
データ送受信装置101は、パケット網100にデータを送り出す役割およびパケット網100からデータを受取る役割を担う。データ送受信装置101が例えば画像データと音声データを取り扱う場合の構成を図2に示す。画像データ取込部201は、カメラのような画像取込用の装置を用いて画像データを取り込み、データ送信部205に取り込んだ画像データを渡す。音声データ取込部203は、マイクのような音声取込用の装置を用いて音声データを取り込み、データ送信部205に渡す。データ送信部205は、画像データ取込部201や音声データ取込部202から受取ったデータをパケット化して送信先アドレスを付加してパケット網100へ送信する。
【0028】
パケット網100からデータ送受信装置101へ届いたデータは、データ受信部206で受信され、画像データはモニターのような画像データ表示部202へ渡され、画像データ表示部202で表示され、音声データはスピーカーのような音声データ出力部204へ渡され、音声データ出力204から出力される。
【0029】
データ送受信装置101は、データ中継装置102、アドレス情報管理装置103、中継経路情報管理装置104とメッセージのやり取りを行う。例えば、データ送受信装置101とデータ中継装置102との間の応答時間を測定するときや、アドレス情報管理装置103にIPアドレスを登録するときや、中継経路情報管理装置104から最適なパケットデータ中継経路情報を得るときなどにメッセージを利用する。
【0030】
メッセージは、データと同じくパケット網100を経由して宛先の装置に届くが、データが実時間性を重要視してUDP(User Datagram Protocol)のようなコネクション・レス型の通信を行うのに対して、TCP(Transmission Control Protocol)のようなコネクション型の通信とコネクション・レス型の通信を場合ごとに使い分ける。コネクション型の通信を行うのは、アドレス情報管理装置103や中継経路情報管理装置104とメッセージを交換する場合などで、メッセージが届かない場合は再送するなどの手続きを必要とするときである。コネクション・レス型の通信を行うのは、データ中継装置102との間の応答時間を測定する場合などで、応答が遅いデータ中継装置102を用いてデータの中継を行うことを避けるため、応答の遅いデータ中継装置102からの応答を期待しないとき、またはメッセージの再送を必要としないときである。
【0031】
メッセージのやり取りを行うために、データ送受信部101は、メッセージ作成部207、メッセージ処理部208、メッセージ送信部209、メッセージ受信部210を持つ。他の装置にメッセージを送信するとき、メッセージ作成部207でメッセージを作成し、メッセージ作成部207よりメッセージ送信部209に渡され、メッセージ送信部209がパケット網100に送り出す。他の装置から届いたメッセージは、メッセージ受信部210で受取られ、メッセージ処理部208に渡され、メッセージ処理部208で処理される。メッセージ処理部208での処理の結果は、メッセージ作成部207でメッセージに埋め込まれメッセージ送信装置に応答として送信されることもある。
【0032】
データ中継装置102は、データ送受信装置101またはデータ中継装置102からデータを受信し、データ中継装置102またはデータ送受信装置101にデータを送信する。データ中継装置102の構成例を図3に示す。
【0033】
データ中継装置102は、データ受信部303でパケットデータを受信し、データ中継用アドレス変換部301でパケットデータの送信先アドレスを変換し、データ送信部302からパケット網100に送信する。データ中継装置102は、他のデータ中継装置102やデータ送受信装置101との間で中継経路情報を伝達するときや応答速度を測定するときなどにメッセージを使用する。
【0034】
データ中継装置102は、メッセージ受信部307よりメッセージを受信し、メッセージ受信部307がメッセージ処理部305に渡し、メッセージ処理部305が処理する。メッセージを送信する場合は、メッセージ作成部304がメッセージを作成し、メッセージ送信部306に渡し、メッセージ送信部306がパケット網100に送信する。
【0035】
アドレス情報管理装置103は、データ送受信装置101のメッセージ受信用のアドレスとしてIPアドレスとポート番号を管理している。データ送受信装置101は、パケット網100に接続したとき、接続先のアドレスつまりメッセージを受信するためのアドレスをアドレス情報管理装置103に登録する。図1のデータ送受信装置101aがデータ送受信装置101bとデータの送受信を行おうとしたとき、データ送受信装置101aは、データ送受信装置101bを表わす人名や計算機名や電話番号のような数字または文字列またはそれらの組合わせを使って、アドレス情報管理装置103から、データ送受信装置101bがアドレス管理装置103に登録しておいたメッセージ受信用アドレスを手に入れる。
【0036】
アドレス情報管理装置103の構成例を図4に示す。アドレス情報管理装置103は、メッセージ受信部405でメッセージを受信し、受信したメッセージをメッセージ処理部403で処理する。処理結果としてアドレス情報管理部401において情報の更新または検索を行う。メッセージ送信のときは、メッセージ作成部402でメッセージを作成し、メッセージ送信部404がパケット網100にメッセージを送信する。
【0037】
中継経路情報管理装置104は、データ送受信装置101やデータ中継装置102から、データ送受信装置101とデータ中継装置102の間の応答時間や2つのデータ中継装置102間の応答時間を元にしたネットワーク距離を示す情報を受信する。中経路情報管理装置104はネットワーク距離を示す情報から2つのデータ送受信装置101間のパケットデータ中継経路を形成するデータ中継装置102の組合わせを求めることができる。例えば図1で、データ送受信装置101aがデータ送受信装置101bとデータ通信を始めようとしたとき、データ送受信装置101aは、アドレス情報管理装置103に問合わせてデータ送受信装置101bのアドレスを手にいれ、そのアドレスを用いて、データ送受信装置101aとデータ送受信装置101bのデータ通信を行うためのパケットデータ中継経路を、中継経路情報管理装置104から手に入れる。
【0038】
中継経路情報管理装置104の構成例を図5に示す。中継経路情報管理装置104は、メッセージ受信部505でメッセージを受信し、受信したメッセージをメッセージ処理部503で処理する。処理結果として中継経路情報管理部501において情報の更新または経路検索を行う。メッセージ送信のときは、メッセージ作成部502でメッセージを作成し、メッセージ送信部504がパケット網100にメッセージを送信する。
【0039】
データ保存装置105は、データ送受信装置101が移動などによってネットワークから切り離されている間に、音声または画像または文字またはそれらの組合わせからなるデータを、切り離されているデータ送受信装置101に送信しようとするデータ送受信装置101が、一時的にそのデータを保存しておくための装置である。ネットワークから切り離されていたデータ送受信装置101は、ネットワークに接続したとき、データ保存装置105に問合せ、もし存在するなら自分宛てに保存されたデータを取出すことができる。
【0040】
データ保存装置105の構成例を図6に示す。データ保存装置105は、メッセージ受信部605でメッセージを受信し、受信したメッセージをメッセージ処理部603で処理する。処理結果としてデータ保存処理部601においてデータの保存または取出しを行う。メッセージ送信のときは、メッセージ作成部602でメッセージを作成し、メッセージ送信部604がパケット網100にメッセージを送信する。
【0041】
つぎに、データ送受信装置101間の通話(データの双方向伝送)を開始するまでの手順を図1の構成図およびパケットデータ中継経路設定手順を示す図7を用いて説明する。図1のデータ送受信装置101aからデータ送受信装置101bとデータの送受信用のパケットデータ中継経路を作成しようとした場合(S11)、最初にアドレス情報管理装置103に、データ送受信装置101bを表わす人名や計算機名や電話番号のような数字または文字列またはそれらの組合わせを使って、データ送受信装置101bがアドレス情報管理装置103に登録しておいたメッセージ受信用アドレスを問合わせる(S12、S13)。アドレス情報管理装置103にデータ送受信装置101bのアドレスが登録されていない場合は、データ中継経路設定作業を中止する(S14)。
【0042】
アドレス情報管理装置103からデータ送受信装置101bのアドレスを手にいれたデータ送受信装置101aは、そのアドレスを用いて、データ送受信装置101bがネットワークに接続しているか確認する(S15)。接続していない場合はデータ中継経路設定作業を中止する(S14)。
【0043】
データ送受信装置101bがネットワークに接続していることを確認したあと、データ送受信装置101aは、アドレス情報管理装置103から得たデータ送受信装置101bのアドレスと自身のアドレスを用いて、データ送受信装置101aとデータ送受信装置101bのデータ通信を行うためのパケットデータ中継経路を、中継経路情報管理装置104に問合わせる。中継経路情報管理装置104は、データ送受信装置101とデータ中継装置102の間の応答に要する時間およびデータ中継装置102間の応答に要する時間を管理し、また必要ならばデータ送受信装置101およびデータ中継装置102に応答にかかる時間を問合わせて情報を得ている。また過去の装置間の応答時間をIPアドレスとともに管理しており、現在の情報だけでなく過去の情報も加味してデータ中継経路を選択する。
【0044】
中継経路情報管理装置104は問合せに応じて、データ送受信装置101aとデータ送受信装置101bの間のデータ中継経路(ここでは中継経路として、データ送受信装置101a ←→ データ中継装置102a ←→ データ中継装置102b ←→ データ送受信装置101bが選択されたとする。)を答える(S16)。この中継経路情報には各装置のメッセージ受信用のアドレスが含まれ、そのアドレスを用いて装置間はメッセージの送受信を行うことができる。
【0045】
中継経路情報を得たデータ送受信装置101aは、データ送受信準備を整えてから、中継経路情報を含む呼設定要求のメッセージをデータ中継装置102aに送信する(S17)。同様にデータ中継装置102aはデータ送受信準備を整えて、データ送受信装置101aに呼設定応答のメッセージを送信し、中継経路情報を含む呼設定要求のメッセージをデータ中継装置102bに送信する(S17)。
【0046】
データ送受信装置101aは、呼設定応答のメッセージを受信して、データ中継装置102aとの間のパスが確立したことを知る。データ中継装置102bは、呼設定要求のメッセージを受信して、データの送受信準備を整えてから、データ中継装置102aに呼設定応答のメッセージを送信して、データ送受信装置101bに中継経路情報を含む呼設定要求のメッセージを送信する。
【0047】
データ送受信装置101bは、呼設定応答のメッセージを受信して、データ中継装置102bとの間のパスが確立したことを知る。データ送受信装置101bは、呼設定要求のメッセージを受信すると、データ送受信準備を整えてから、データ中継装置102bに呼設定応答のメッセージを送信し、データ送受信装置101aに呼設定完了のメッセージを送信する。呼設定完了のメッセージを受信したデータ送受信装置101aは、データの送信を開始する。
【0048】
データ送受信装置101bは、呼設定応答と呼設定完了のメッセージを送信した時点でデータ送信を開始できるが、ユーザの設定によってユーザの許可を得てから送信を開始するかどうか選択できる。また同時にデータ送受信装置101bは、音声データ出力部204または画像データ表示部202を用いて受信したデータの出力を開始できるが、ユーザの設定によってユーザの許可を得てから受信データの出力を開始するかどうか選択できる。
【0049】
データ送受信装置101aが送信したデータはデータ中継装置102aが受信し、データ中継装置102bに転送し、データ中継装置102bがデータ送受信装置101bに転送する。逆に、データ送受信装置101bが送信したデータは、データ中継装置102bが受信し、データ中継装置102aに転送し、データ中継装置102aがデータ送受信装置101aに転送する。
【0050】
データ中継経路の解放は、データ送受信を行っているデータ送受信装置101のどちらかが呼解放要求のメッセージを送信することによって始まる。例えば、図1に示すデータ送受信装置101aとデータ送受信装置101bが、データ送受信装置101a ←→ データ中継装置102a ←→ データ中継装置102b←→ データ送受信装置101b のデータ中継経路を使ってデータ送受信を行っていて、データ送受信装置101aから呼解放を開始する場合について説明する。
【0051】
データ送受信装置101aは、呼解放要求のメッセージをデータ中継装置101aに送信する。データ中継装置102aは、呼解放応答のメッセージをデータ送受信装置101aに送信し、データ中継装置102bに呼解放要求のメッセージを送信する。データ送受信装置101aは、呼解放応答のメッセージを受信し、データ送受信用のリソースの解放など呼解放処理を実行する。呼解放要求のメッセージを受信したデータ中継装置102bは、呼解放応答のメッセージをデータ中継装置102aに送信し、データ送受信装置101bに呼解放要求のメッセージを送信する。データ中継装置102aは、呼解放応答のメッセージを受信し、データ送受信用のリソースの解放など呼解放処理を実行する。呼解放要求のメッセージを受信したデータ送受信装置101bは、呼解放応答のメッセージをデータ中継装置102bに送信し、データ送受信用のリソースの解放など呼解放処理を実行する。データ中継装置102bは、呼解放応答のメッセージを受信し、データ送受信用のリソースの解放など呼解放処理を実行する。以上の処理によってデータ中継経路は解放される。
【0052】
データ伝送中にデータ送受信装置101が移動などによってネットワークから切り離される場合について図1を用いて説明する。ここでは例として、データ送受信装置101aとデータ送受信装置101bが、データ送受信装置101a ←→ データ中継装置102a ←→ データ中継装置102b ←→ データ送受信装置101b のデータ中継経路を使ってデータ送受信を行っている最中に突然データ送受信装置101bがネットワークから切り離された場合について説明する。
【0053】
データの送信は、コネクション・レス型のパケット通信を用いているので、データ送信側は送信したパケットが送信相手に確実に届いているか知る必要がある場合には、なんらかの手段を講じる必要がある。しかし、すべてのパケットに対して届いたかどうか確認することは、音声通話のような実時間性を必要とする通信において有効な手段ではない。いくつかの届かないパケットが存在したとしても、そのパケットを再送するより新しく音声情報入力装置などから取込んだデータを送信したほうが使用しやすくなる。コネクション・レス型のパケット通信は、データを一方的に送りつける方法であり、音声通話のような実時間性を必要とする通信に向いているが、送信先の相手がネットワークから切り離されても、送信側がそれに気づかず送信しつづけるという状況が発生する。送信されたパケットは、宛先が不明となり捨てられるが、捨てられるまでの間無駄にネットワークを流れてしまい、ネットワーク資源を浪費する。
【0054】
本発明は、この無駄に流れるパケットを少なく抑え、ネットワーク資源を有効に活用するという効果を持つ。
【0055】
データ送受信装置101bがネットワークから突然切り離された場合、データ送受信装置101bからのデータ送信が途絶える。このことによってデータ送受信装置101bが切り離されたことを知ることができる。これを検知するのはデータ中継装置102bである。データ中継装置102を置かない場合、データ送受信装置101aが同じように検知することができるが、データ中継装置102bは、データ送受信装置101aより、データ送受信装置101bに近い距離、つまり応答時間の短い位置に配置しておくことができるので、より早く検知でき、無駄に流れるパケットを少なく抑えることができる。
【0056】
データ送受信装置101bからのデータ送信が途絶えたことを検知したデータ中継装置102bは、ネットワークの負荷が高まりパケットデータの受信が一時的に遅れているのか、データ送受信装置101bがデータの送信を中断しただけなのか、すみやかに確認する必要があり、接続確認のメッセージをデータ送受信装置101bに送信する。接続確認のメッセージに対する応答がなく、データ送受信装置101bがネットワークから切り離されていることが推測される場合、データ中継装置102bはデータの送信を中断し、データ中継装置102aにデータ送受信装置101bがネットワークから切り離されたことをメッセージで伝え、データ送信の中断を指示する。メッセージを受信したデータ中継装置102aは、データの送信を中断し、データ送受信装置101bがネットワークから切り離されたことを、データ送受信装置101aにメッセージで伝える。メッセージを受信したデータ装置101aはデータの送信を中断する。
【0057】
上記のようにデータ送受信装置101bがネットワークから切り離されたあと、再びネットワークに接続したときのデータ伝送について図1を用いて説明する。データ送受信装置101bがネットワークから切り離され、再びネットワークに接続したとき、データ送受信装置101bへのパケットの送信先アドレスが変わらない場合は、特に問題なく開始できる。データ送受信装置101bがデータの送信を始めると、そのデータを受信したデータ中継装置102aおよび102bはデータの中継を開始する。データ送受信装置101bからのデータを受信したデータ送受信装置101aはデータの送信を再開する。
【0058】
データ送受信装置101bが物理的に移動し、パケットの送信先アドレスが変更した場合は、データ送受信装置101bは、移動したあとのパケットの送信先アドレスをアドレス情報管理装置103に通知し、登録内容を変更する。データ中継装置102bには、再開通知のメッセージを送信し、パケット送信先のアドレスが変更したことを通知するとともに、データ中継装置102bへのデータの送信を開始する。
【0059】
再開通知のメッセージを受信したデータ中継装置102bは、そのメッセージをデータ中継装置102aに転送し、データ中継装置102aはデータ送受信装置101aに転送する。再開通知メッセージを受信したデータ送受信装置101およびデータ中継装置102は、データ中継経路の変更を記憶する。データ送受信装置101bからのデータを受信したデータ中継装置102bは、データをデータ中継装置102aに転送し、データ中継装置102aはデータ送受信装置101aに転送する。データ送受信装置101aは、データを受信したあとデータ
の送信を再開する。
【0060】
データの伝送を移動前に設定したデータ中継経路で再開したあと、データ送受信装置101bは中継経路情報管理装置104にアドレスの登録を行い、中継経路情報管理装置104からデータ中継装置102のアドレスを得る。データ中継装置102のアドレス情報を得たデータ送受信装置101bは、それらのデータ中継装置102との間の応答時間を測定し、それらを中継経路情報管理装置104に報告する。データ中継装置102との間の応答時間を報告する際は、得た情報をまとめて報告することもできるし、情報を得るごとに逐次的に報告することもできる。
【0061】
移動後のデータ送受信装置101bは、データ送受信装置101aがネットワークに接続していることを確認したあと、データ送受信装置101aのアドレスと自身のアドレスを用いて、データ送受信装置101aとデータ送受信装置101bのデータ通信を行うためのパケットデータ中継経路を、中継経路情報管理装置104に問合わせる。中継経路情報管理装置104は、データ送受信装置101とデータ中継装置102の間の応答に要する時間およびデータ中継装置102間の応答に要する時間を管理し、また必要ならばデータ送受信装置101およびデータ中継装置102に応答にかかる時間を問合わせて情報を得ている。また過去の装置間の応答時間をIPアドレスとともに管理しており、現在の情報だけでなく過去の情報も加味してデータ中継経路を選択する。
【0062】
データ送受信装置101bは、新しく得たデータ中継経路の情報が移動前のデータ中継経路と異なることを確認し、新しいデータ中継経路の設定を行う。新しいデータ中継経路としてデータ送受信装置101a ←→ データ中継装置102c ←→ データ中継装置102d ←→ データ送受信装置101bが選択されたとする。
【0063】
データ送受信装置101bは、新しい中継経路情報を含む中継経路再設定要求のメッセージをデータ中継装置102dに送信する。データ中継装置102dはデータ送受信準備を整えて、データ送受信装置101bに中継経路再設定応答のメッセージを送信し、中継経路情報を含む中継経路再設定要求のメッセージをデータ中継装置102cに送信する。データ送受信装置101bは、中継経路再設定応答のメッセージを受信して、データ中継装置102dとの間のパスが確立したことを知る。データ中継装置102cは、中継経路再設定要求のメッセージを受信して、データの送受信準備を整えてから、データ中継装置102dに中継経路再設定応答のメッセージを送信して、データ送受信装置101aに中継経路情報を含む中継経路再設定要求のメッセージを送信する。データ中継装置102dは、中継経路再設定応答のメッセージを受信して、データ中継装置102cとの間のパスが確立したことを知る。
【0064】
データ送受信装置101aは、中継経路再設定要求のメッセージを受信すると、データ中継経路変更の準備を整えてから、データ中継装置102cに中継経路再設定応答のメッセージを送信し、データ送受信装置101bに中継経路再設定完了のメッセージを送信し、データの伝送に新しいデータ中継経路を用いるようにデータの送信先をデータ中継装置102cに変更し、データ中継装置102aには呼解放要求のメッセージを送信する。中継経路再設定応答のメッセージを受信したデータ中継装置102cは、データ送受信装置101aとの間のパスが確立したことを知る。中継経路再設定完了のメッセージを受信したデータ送受信装置101bは、新しいデータ中継経路を利用したデータの送信を開始する。
【0065】
データ送受信装置101aが送信したデータはデータ中継装置102cが受信し、データ中継装置102dに転送し、データ中継装置102dがデータ送受信装置101bに転送する。逆に、データ送受信装置101bが送信したデータは、データ中継装置102dが受信し、データ中継装置102cに転送し、データ中継装置102cがデータ送受信装置101aに転送する。以上の処理によってデータ送受信装置101間のデータの伝送は新しいデータ中継経路を用いて行われるようになる。
【0066】
呼解放要求のメッセージを受信したデータ中継装置102aは、呼解放応答のメッセージをデータ送受信装置101aに送信し、呼解放要求のメッセージをデータ中継装置102bに送信する。呼解放応答のメッセージを受信した、データ送受信装置101aは、古いパスを解放する。呼解放要求のメッセージを受信したデータ中継装置102bは、呼解放応答のメッセージをデータ中継装置102aに送信し、データ送受信装置101bに呼解放要求のメッセージを送信する。
【0067】
データ中継装置102aは、呼解放応答のメッセージを受信し、古いデータ中継経路用のリソースの解放処理を実行する。呼解放要求のメッセージを受信したデータ送受信装置101bは、呼解放応答のメッセージをデータ中継装置102bに送信し、古いデータ中継経路用のリソースの解放処理を実行する。データ中継装置102bは、呼解放応答のメッセージを受信し、古いデータ中継経路用のリソースの解放処理を実行する。以上の処理によって古いデータ中継経路は解放される。
【0068】
移動前のデータ中継経路と移動後のデータ中継経路に重なるパスが存在する場合、中継経路再設定要求および応答のメッセージと呼解放要求および応答のメッセージは、それぞれ別のパスを指すようにメッセージ中に記述されるが、データ中継装置102の中の処理として同じパスを使用することは構わない。
【0069】
データ送受信装置101は、データの中継経路をデータ伝送中に変更することができる。例えば、2つのデータ中継装置102間のネットワーク負荷が急に高くった場合やデータ中継経路を形成するデータ中継装置102の計算機負荷が急に高くなった場合には、データ送受信装置101間のデータ伝送に支障をきたす。
【0070】
データ送受信装置101は、データの受信が滞り始めるなどの現象を検知すると他のデータ中継経路を利用した場合の可能性を中継経路情報管理装置104に問合わせることができる。問合せに対して中継情報管理装置104が使用しているデータ中継経路とは別のデータ中継経路を答えたとして、その新しいデータ中継経路に切替える場合の手順を説明する。
【0071】
図1に示すデータ送受信装置101aとデータ送受信装置101bの間で、データ中継経路としてデータ送受信装置101a ←→ データ中継装置102a ←→ データ中継装置102b ←→ データ送受信装置101bを用いて、データ伝送を行っているときに、データ送受信装置101aが中継経路情報管理装置104に新しいデータ中継経路情報を求めたとする。中継経路情報管理装置104には、反対側のデータ送受信装置101bからも同じ要求が同時に送られる可能性が高い。その場合、中継経路情報管理装置104はどちらか一方にのみ新しいデータ中継経路情報を答え、他方にはデータ中継経路の再設定作業が衝突しないように、現状のまま待つように指示する。ここでは、データ送受信装置101aが、中継経路情報管理装置104から、新しいデータ中継経路情報として、データ送受信装置101a ←→ データ中継装置102c ←→ データ中継装置102d ←→ データ送受信装置101bを得たとする。
【0072】
データ送受信装置101aは、新しい中継経路情報を含む中継経路再設定要求のメッセージをデータ中継装置102cに送信する。データ中継装置102cはデータ送受信準備を整えて、データ送受信装置101aに中継経路再設定応答のメッセージを送信し、中継経路情報を含む中継経路再設定要求のメッセージをデータ中継装置102dに送信する。データ送受信装置101aは、中継経路再設定応答のメッセージを受信して、データ中継装置102cとの間のパスが確立したことを知る。
【0073】
データ中継装置102dは、中継経路再設定要求のメッセージを受信して、データの送受信準備を整えてから、データ中継装置102cに中継経路再設定応答のメッセージを送信して、データ送受信装置101bに中継経路情報を含む中継経路再設定要求のメッセージを送信する。データ中継装置102cは、中継経路再設定応答のメッセージを受信して、データ中継装置102dとの間のパスが確立したことを知る。
【0074】
データ送受信装置101bは、中継経路再設定要求のメッセージを受信すると、データ中継経路変更の準備を整えてから、データ中継装置102dに中継経路再設定応答のメッセージを送信し、データ送受信装置101aに中継経路再設定完了のメッセージを送信し、データの伝送に新しいデータ中継経路を用いるようにデータの送信先をデータ中継装置102dに変更し、データ中継装置102bには呼解放要求のメッセージを送信する。中継経路再設定応答のメッセージを受信したデータ中継装置102dは、データ送受信装置101bとの間のパスが確立したことを知る。中継経路再設定完了のメッセージを受信したデータ送受信装置101aは、新しいデータ中継経路を利用したデータの送信を開始する。
【0075】
データ送受信装置101aが送信したデータはデータ中継装置102cが受信し、データ中継装置102dに転送し、データ中継装置102dがデータ送受信装置101bに転送する。逆に、データ送受信装置101bが送信したデータは、データ中継装置102dが受信し、データ中継装置102cに転送し、データ中継装置102cがデータ送受信装置101aに転送する。以上の処理によってデータ送受信装置101間のデータの伝送は新しいデータ中継経路を用いて行われるようになる。
【0076】
呼解放要求のメッセージを受信したデータ中継装置102bは、呼解放応答のメッセージをデータ送受信装置101bに送信し、呼解放要求のメッセージをデータ中継装置102aに送信する。呼解放応答のメッセージを受信した、データ送受信装置101bは、古いパスを解放する。呼解放要求のメッセージを受信したデータ中継装置102aは、呼解放応答のメッセージをデータ中継装置102bに送信し、データ送受信装置101aに呼解放要求のメッセージを送信する。データ中継装置102bは、呼解放応答のメッセージを受信し、古いデータ中継経路用のリソースの解放処理を実行する。
【0077】
呼解放要求のメッセージを受信したデータ送受信装置101aは、呼解放応答のメッセージをデータ中継装置102aに送信し、古いデータ中継経路用のリソースの解放処理を実行する。データ中継装置102aは、呼解放応答のメッセージを受信し、古いデータ中継経路用のリソースの解放処理を実行する。以上の処理によって古いデータ中継経路は解放される。
【0078】
以上の処理によって、データ送受信装置101は、データの中継経路をデータ伝送中に変更することができる。
【0079】
データ送受信装置101は、データ送受信を行おうと思った相手のデータ送受信装置101がネットワークに接続されていない場合や、データ送受信を行っていた相手のデータ送受信装置101が突然ネットワークから切り離され、データ送受信がなかなか再開されない場合などに、相手のデータ送受信装置101に送信したいデータをデータ保存装置105に保存することができる。
【0080】
図1を用いてデータ送受信装置101aがデータ送受信装置101b宛にデータをデータ保存装置105に保存する例を説明する。データ送受信装置101aは、音声または画像または文字またはそれらの組合わせからなるデータの一塊を、データ送受信装置101b宛として、データ保存装置105に保存する。宛先の名前は、データ送受信装置101bがアドレス情報管理装置103に登録しているものを使用する。
【0081】
データ送受信装置101bは、ネットワークに接続した際、またはネットワークに接続している間でも定期的に、データ送受信装置101b宛のデータがデータ保存装置105に保存されていないか確認する。データが保存されている場合には、データ送受信装置101bである認証処理を行ったあと、データ保存装置105よりデータを取出す。
【0082】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、IPなどのパケット網を利用して、電話などの実時間性を重視するデータ伝送を行うデータ送受信装置が、パケット網と接続するIPアドレスのようなアドレスをデータ伝送中に変更されるなどで突然にパケット網から切り離された場合、伝送先が不明となったパケットデータが無駄に流れてネットワークの帯域などの資源を浪費するという問題を解決し、効率的にネットワーク資源を利用できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における通信方法を適用するデータ伝送システムの構成を示すブロック図
【図2】同データ伝送システムのデータ送受信装置の構成例を示すブロック図
【図3】同データ伝送システムのデータ中継装置の構成例を示すブロック図
【図4】同データ伝送システムのアドレス情報管理装置の構成例を示すブロック図
【図5】同データ伝送システムの中継経路情報管理装置の構成例を示すブロック図
【図6】同データ伝送システムのデータ保存装置の構成例を示すブロック図
【図7】同データ伝送システムのパケットデータ中継経路設定手順を示すフロー図
【符号の説明】
100 パケット網
101、101a〜101b データ送受信装置
102、102a〜102b データ中継装置
103 アドレス情報管理装置
104 中継経路情報管理装置
105 データ保存装置
201 画像データ取込部
202 画像データ表示部
203 音声データ取込部
204 音声データ出力部
205、302 データ送信部
206、303 データ受信部
207、304、402、502、602 メッセージ作成部
208、305、403、503、603 メッセージ処理部
209、306、404、504、604 メッセージ送信部
210、307、405、505、605 メッセージ受信部
301 データ中継用アドレス変換部
401 アドレス情報管理部
501 中継経路情報管理部
601 データ保存処理部
Claims (3)
- パケット網を利用したデータ送受信装置の間でパケットデータの送受信を中継するデータ中継装置の通信方法において、
前記データ中継装置は、前記データ送受信装置が切断の予備動作無くパケット網から切り離されたことを検知し、前記データ送受信装置との中継が切り離されたことを示すメッセージをデータ転送経路上に通知し、
前記切り離されたことを示すメッセージは、中継していたパケットデータの送信の中断の指示を含み、前記データ転送経路上にあるデータ中継装置またはパケットデータの送受信を行っていた相手側のデータ送受信装置宛に通知することを特徴とする通信方法。 - 前記切断の検知は、前記データ送受信装置に接続確認メッセージを送り、その応答により切断を検知することを特徴とする請求項1記載の通信方法。
- パケット網を利用したデータ送受信装置の間でパケットデータの送受信を中継するデータ中継装置において、
前記データ送受信装置が切断の予備動作無くパケット網から切り離されたことを前記データ中継装置が検知するメッセージ処理部と、
前記データ送受信装置との中継が切り離されたことを示すメッセージを作成するメッセージ作成部と、
作成されたメッセージをデータ転送経路上に送信するメッセージ送信部とを備え、
前記メッセージは、中継していたパケットデータの送信を中断することを指示するものであり、
前記メッセージ送信部は、前記データ転送経路上にあるデータ中継装置またはパケットデータの送受信を行っていた相手側のデータ送受信装置宛に送信することを特徴とするデータ中継装置。
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