JP3864310B2 - 咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、患者(被験者)に対して咬合測定用感圧センサシートを三次元的に位置決めする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
咬合測定用感圧センサシートにより咬合状態を測定するには、上下の歯の接点を測定する必要があるため、咬合測定用感圧センサシートのセンサ領域を上下の歯で噛まなければならないが、従来は上顎切歯をアダプターに形成された中央位置指示部に対向させるようにして位置決めし、その作業を行っていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実公平6−36814号公報(図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の如く中央位置指示部のみを基準とする方法では、患者に対して咬合測定用感圧センサシートを三次元的に位置決めすることができず、咬合測定用感圧センサシートを上下歯で咬む位置がほぼ同じ位置にならないという問題があった。
【0005】
そこで、この発明では、患者に対して咬合測定用感圧センサシートを三次元的に位置決めできる咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(請求項1記載の発明)
この発明の咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置は、ダプターを介してコネクタに装填された咬合測定用感圧センサシートを、患者に対して三次元的に位置決めする装置であって、上顎中切歯唇面の位置の基準となる切歯ガイドをアダプターの幅方向中央部に配置させ、コネクタに対して左右のアームを取り付けると共に、前記アームに設けた一対の耳入桿が切歯ガイドに対して前後動可能となるようにしてあり、患者の上顎中切歯唇面を切歯ガイドに接触させると共に、患者の左右外耳道に左右の耳入桿を挿入させるようにして患者に対して上記センサシートを位置決めする。
(請求項2記載の発明)
この発明の咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置は、上記請求項1記載の発明に関し、耳入桿はアームに対して内外方向に移動可能である
(請求項3記載の発明)
この発明の咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置は、上記請求項1記載の発明に関し、左右のアームは、伸縮可能である。
【0007】
この発明の咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置における作用・効果については、発明の実施の形態の欄で明らかにする。
【0008】
【発明の実施の形態】
この発明の実施形態の咬合測定用感圧センサシートを図面に従って説明する。
〔実施形態1〕
図1はこの発明の実施形態の咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置Sの斜視図、図2は前記位置決め装置Sの正面図。
(咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置Sの基本構成について)
この咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置Sは、図1や図4に示すように、アダプター2を介してコネクタ1に装填された咬合測定用感圧センサシート3(以下、センサシート3という)を、患者Pに対して三次元的に位置決めするものであり、切歯ガイド4、基体5と、アーム6と、耳入桿7,7とを具備するものとしている。
(コネクタ1、アダプター2及びセンサシート3について)
アダプター2は、コネクタ1に対して着脱自在であり、アダプター2のコネクタ1への装着状態においては、図2に示すように、コネクタ1の前後方向のセンターラインCL1とアダプター2のセンターラインCL2とは一致するようになっている。
【0009】
また、アダプター2は、図1や図2に示すように、両腕20,20の基端部側内面をこれと対応する位置のセンサシート3の外周ラインと適合させてあり、センサシート3がアダプター2を介してコネクタ1に装填された状態においては、図2に示すように、上記センターラインCL1,CL2と、センサシート3のセンターラインCL3とは一致するようになっている。
【0010】
なお、アダプター2には、図2に示すように切歯ガイド4の中央部分に後述する中央位置支持突起40が形成されており、前記中央位置支持突起40の中央はセンターラインCL1,CL2と,CL3と一致している。
(切歯ガイド4について)
切歯ガイド4は、上顎中切歯唇面mの位置の基準となるものであり、図1や図2に示すように、アダプター2の幅方向中央部に形成された中央位置指示突起40と、前記中央位置支持突起40を覆うべくアダプター2にネジ止めされた透明板41とから構成されている。ここで、上記センサシート3を三次元的に位置決めする場合には、図4や図5に示すように、患者Pの上顎中切歯T,T相互間位置を中央位置支持突起40と対向させ、上顎中切歯唇面mを切歯ガイド4の透明板41に接触させるようにして位置決めする(第1位置決め部)。
(基体5について)
基体5は、図1〜図3に示すように、枠体5Aと、前記枠体5内を貫通し且つコネクタ1を保持する保持部材5Bと、前記枠体5Aに対して保持部材5Bを前後方向に移動可能に取り付けるスライド機構5Cとから構成されている。
(アーム6について)
アーム6は、図1や図3に示すように、枠体5Aの上部に揺動自在に取り付けられた略コ字状(U字状でもよい)のものであり、調整用ボルト60のねじ込みにより所定の角度で固定できるようになっている。ここで、このアーム6の枠体5Aへの取り付け状態においては、図1や図3に示すように左右に延びた後、それぞれ後方に90°方向に折れ曲がる形態を採っている。
(耳入桿7について)
耳入桿7は、内端部を合成樹脂で構成してあり、図1〜図3に示すように、左右のアーム端に内外方向に移動可能に取り付けられていると共に、ボルト70のねじ込みにより所定の位置で固定できるようになっている。また、この耳入桿7はその外周面に目盛りを付してあり、この目盛りを記憶又は記録しておくことにより耳入桿7の内側への送り込み量が再現できるようになっている。ここで、上記センサシート3を三次元的に位置決めする場合には、図4や図5に示すように、患者Pの左右外耳道m1,m1に左右の耳入桿7を挿入させるようにして位置決めする(第2、第3位置決め部)。
(切歯ガイド4と耳入桿7との関係について)
上述した内容から、耳入桿7,7は切歯ガイド4に対して前後方向に移動可能であるから、耳入桿7,7は切歯ガイド4に対して接近・離反が可能である。また、耳入桿7,7が取り付けられているアーム6は枠体5Aの上部に揺動自在に取り付けられているから、耳入桿7,7は切歯ガイド4に対して上下動が可能である。
(患者Pに対してセンサシート3を三次元的に位置決めする場合について)
上記センサシートの位置決め装置Sによりセンサシート3を三次元的に位置決めする場合には、以下の▲1▼〜▲5▼の順序で行う。
▲1▼.図4や図5に示すように、患者Pの上顎中切歯T,T相互間位置を中央位置支持突起40と対向させ、上顎中切歯唇面mを切歯ガイド4の透明板41に接触させる。この状態においてセンサシート3を咬む。
▲2▼.▲1▼の状態を維持しながら、耳入桿7,7を切歯ガイド4に対して前後方向及び上下方向に移動させて左右外耳道m1,m1に対向させ、耳入桿7,7の内端を左右外耳道m1,m1に挿入する。
▲3▼.▲2▼の状態を維持しながら、ボルト70をねじ込んで耳入桿7,7を固定し、耳入桿7,7の外周面に付した目盛り(データ)を記憶又は記録する。
▲4▼.次に、調整用ボルト60をねじ込んでアーム6を固定する。
【0011】
この状態では、患者Pに対してセンサシート3は、上顎中切歯唇面m、左右の外耳道m1,m1の三点を基準にして三次元的に位置決めされている。
▲5▼.再度、患者Pに対してセンサシート3を位置決めする場合、上記と同じ要領で行えばよいが、この際、耳入桿7,7の外耳道m1,m1への挿入度合いは▲3▼において記憶又は記録したデータに従う。
【0012】
したがって、患者Pに対してセンサシート3は、前回と同様に、上顎中切歯唇面m、左右の外耳道m1の三点を基準にして三次元的に位置決めされることになり、同じ患者Pである限り、咬合測定用感圧センサシートを咬む位置が同じ位置となる。
〔他の実施形態〕
▲1▼.上記実施形態1に限定されることなく、図6に示す構成を採用できる。
【0013】
この咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置Sでは、図6に示すように、耳入桿7,7を具備するアーム6をコネクタ1に揺動自在に取り付け、アーム6の左右部分が伸縮(伸縮部を符号61で示す)するものとしてある。したがって、この場合においても切歯ガイド4に対して耳入桿7,7は前後方向に移動できることになり、上記実施形態1と同様の機能を発揮する。
【0014】
なお、この実施形態において左右の耳入桿7,7が同期して移動するように、アーム6の左右先端部相互にパイプや棒体を架設するようにしてもよい。
【0015】
他方、この実施形態の構成の場合、ア−ム6におけるコネクタ1への取り付け部分又はその近傍から切歯ガイド4を垂下させて図6に示した位置に配置させることができる。
▲2▼.上記実施形態では切歯ガイド4は、中央位置支持突起40と透明板41とから構成しているが、これに限定されることなく、切歯ガイド4はセンタ−ラインが形成された透明板41のみであっても、中央位置支持突起40の先端部を平面状に形成しその中央にセンタ−ラインが形成されたものであってもよい。
【0016】
【発明の効果】
この発明は上記のような構成であるから次の効果を有する。
【0017】
発明の実施の形態の欄に記載した内容から、患者に対して咬合測定用感圧センサシートを三次元的に位置決めできる咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1の咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置の斜視図。
【図2】前記咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置の正面図。
【図3】前記咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置からコネクタ、アダプター及びセンサシートを取り外した状態を示す斜視図。
【図4】前記咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置を患者に取り付けた状態を示す側面図。
【図5】前記咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置を患者に取り付けた状態を示す上面図。
【図6】この発明の他の実施形態の咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置の斜視図。
【符号の説明】
S 咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置
1 コネクタ
2 アダプター
3 咬合測定用感圧センサシート
4 切歯ガイド
5 基体
6 アーム
7 耳入桿

Claims (3)

  1. アダプターを介してコネクタに装填された咬合測定用感圧センサシートを、患者に対して三次元的に位置決めする装置であって、上顎中切歯唇面の位置の基準となる切歯ガイドをアダプターの幅方向中央部に配置させ、コネクタに対して左右のアームを取り付けると共に、前記アームに設けた一対の耳入桿が切歯ガイドに対して前後動可能となるようにしてあり、患者の上顎中切歯唇面を切歯ガイドに接触させると共に、患者の左右外耳道に左右の耳入桿を挿入させるようにして患者に対して上記センサシートを位置決めすることを特徴とする咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置。
  2. 耳入桿はアームに対して内外方向に移動可能であることを特徴とする請求項1記載の咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置。
  3. 左右のアームは、伸縮可能であることを特徴とする請求項1記載の咬合測定用感圧センサシートの位置決め装置。
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