JP3864018B2 - 露光装置の露光特性検査方法、および露光装置 - Google Patents

露光装置の露光特性検査方法、および露光装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、振り分け機能を有した搬送機構と、ライン露光手段とを備えた露光装置において、前記ライン露光手段の露光特性を検査する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ライン露光手段を備えて、印画紙等の感光材料を移動させながらライン露光するように構成された露光装置においては、そのライン露光手段を構成する各露光素子の特性のばらつきを調整する必要があった。
【0003】
そのためには、ライン露光手段の全幅にわたって各露光素子の特性を検査しなければならない。
【0004】
そのような検査のためには、所定のテスト画像を用いて露光し、現像後の感光材料の画像を前記テスト画像と比較して、ばらつきのある露光素子を特定し、その露光素子に対する露光条件を変更することによって、他の露光素子と同様の画像が得られるように調整するのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、ライン露光手段の全幅(露光可能な範囲)は、搬送される印画紙の位置ずれに対応し得るように、通常使用される最大幅の印画紙の幅より若干の余裕をみて幅広く設定されている。従って、ライン露光手段の露光特性検査に、通常使用される最大幅の印画紙を用いると、印画紙の幅より外側の露光素子は検査できないという問題がある。
【0006】
そこでやむなく、ライン露光手段の露光特性検査にあたっては、ライン露光手段の露光可能な全幅にわたって露光できるような、特別の幅の印画紙を用いる必要があった。そのために、通常使用する印画紙に加えて検査用の広い幅の印画紙も準備しておく必要があった。
【0007】
そして、検査するときには、印画紙を幅の広い検査用のものと交換してから検査し、検査終了後には、再びもとの印画紙に戻しておく必要があった。
【0008】
そこで、本発明は、搬送機構の振り分け機能を利用することによって、通常使用する印画紙を用いて、その印画紙の幅以上の幅のライン露光手段の検査を可能にする技術を提供することを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる請求項1の露光装置の露光特性検査方法においては、感光材料を搬送方向に対して横並びに複数枚並べて搬送するための感光材料振り分け機能を有した搬送機構を備えるとともに、横並びに搬送される複数の感光材料にライン露光し得るように構成され、且つ使用される最大幅の感光材料の幅より幅広く設定されたライン露光手段を備えた露光装置の露光特性検査方法であって、
前記ライン露光手段の検査対象の幅より狭い幅の感光材料を、前記感光材料振り分け機能を用いてライン露光手段の検査対象の幅の一方の端から他方の端までの全域に、2列以上に横並びに並べて搬送して、前記ライン露光手段を用いて所定のテスト画像を露光することによって、前記ライン露光手段の検査対象の全域の露光特性を検査することを特徴とするものである。
【0010】
なお、ライン露光手段の全幅を検査するのではなく、所定の幅の検査対象の部分のみを検査することで十分である。
【0011】
また、検査して、その結果に基づいて調整してもよいことは当然である。
【0012】
請求項2では、テスト画像には、露光範囲の位置に応じた位置情報が含まれていることを特徴とするものである。
【0013】
請求項3では、テスト画像が露光された感光材料を現像処理した後に、画像濃度検出手段によって読み取り、前記テスト画像の濃度分布と比較して、各露光素子の露光特性を検査することを特徴とするものである。
【0014】
請求項4では、感光材料を搬送方向に対して横並びに複数枚並べて搬送するための感光材料振り分け機能を有した搬送機構を備えるとともに、横並びに搬送される複数の感光材料にライン露光し得るように構成され、且つ使用される最大幅の感光材料の幅より幅広く設定されたライン露光手段を備えた露光装置において、当該露光装置を、ライン露光手段を使用して通常の露光を行う通常運転モードと、ライン露光手段を使用して露光特性検査用の露光を行う検査運転モードとを切り換えるモード切り換え手段と、検査運転モードにおいて検査に使用する感光材料の幅に応じて、ライン露光手段の検査対象の幅の一方の端から他方の端までの全域に、2列以上に横並びに並べるように振り分ける列の数を決定する決定手段と、決定された振り分ける列に感光材料を振り分けてライン露光手段に供給する振り分け機能制御手段と、振り分け機能によって複数列で供給される感光材料に、所定のテスト画像を露光する露光制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる露光特性検査方法の実施の形態を、その方法に用いる露光装置の図面に基づいて説明する。
【0016】
前記露光装置の構成を示した図1において、1は露光装置であり、駆動モータを介して回転駆動する複数の駆動側ローラ21,21,・・と、この駆動側ローラの搬送面に弾接的に圧接して供回りする弾性体からなる複数の従動側ローラ22,22,・・とから構成されて、感光材料の印画紙Pを搬送するように構成された搬送機構2を備えている。
【0017】
上記搬送機構2の途中には、二つのペーパーマガジン3,3から選択的に供給される印画紙を所定の長さにカットするカット部4,4と、何れかのペーパーマガジンから供給されてカットされた印画紙を後述する露光部へ受け渡すための振り分け機能を有した受け渡し部5と、搬送されてきた印画紙にライン露光するためのPLZTヘッド61を備えたライン露光部6と、ライン露光後の印画紙の裏面にコマ番号や露光条件等のデータを印字するための印字機構7とが配設されている。
【0018】
この露光装置1から排出された露光済の印画紙は、現像部8に順次搬送されて現像処理され、乾燥後に排出されるように構成されている。
【0019】
前記受け渡し部5は、カットされた印画紙Pを掴んで露光部6まで搬送して開放するように構成されたチャック51を備えている。そして、このチャック51は受け渡し部5を往復駆動(上下の矢印方向)されるとともに、振り分け機構を構成する左右駆動機構52によって搬送経路の幅方向(左右の矢印方向)にも駆動される。
【0020】
この搬送機構によれば、搬送経路を平面視した図2に示したように、搬送経路の中心ラインL1上で受け取った印画紙Pを,左側の搬送ラインL2と、右側の搬送ラインL3とに、交互に振り分けて、露光部6の入り口で開放することによって、印画紙Pを搬送経路上に2列に並べて同時に2コマ分露光することができる。このような振り分け機能を用いることによって、写真処理装置の単位時間当たりの処理能力を向上させるのである。
【0021】
なお、振り分け機能は、上述した振り分け方に限らず、3列振り分け、4列振り分け等が可能である。但し、露光装置1には、最大振り分け幅にはおのずと限界がある。例えば、本装置においては、最大振り分け幅は、搬送ラインL2,L3の中心が前記中心ラインL1からそれぞれ左右に92.5mm以内の幅となっている。
【0022】
前記振り分け機構は、中央位置において印画紙Pを掴んだチャック51を、振り分け指令に基づいて制御される左右駆動機構52によって所定の位置に移動させて露光部6へ受け渡す。なお、対象とする露光装置1の振り分け機構においては、振り分け可能な最大幅は、搬送経路の中心から左右に92.5mmずつずれた位置までの幅となっているので、その最大幅以内であれば、指定された位置に振り分けすることができる。通常の運転においては、最大幅より1.5mm ずつ内側に振り分けて搬送されるものとする。
【0023】
10は制御部であり、通常の露光を行う通常運転モードと、PLZTヘッド61を使用して露光特性検査用の露光を行う検査運転モードとを切り換えるモード切り換え手段11を備えている。このモード切り換え手段11は、通常の操作用のキーボードを用いて操作するように構成されている。
【0024】
上記振り分け機能を用いることにより、以下のように本発明の露光特性検査方法が可能になったのである。
【0025】
即ち、本発明に係る露光特性検査方法によれば、キーボードによってモード切り換え手段11を操作して、露光装置1を検査運転モードに切り換え、検査領域もしくは使用する印画紙Pのサイズを指定する。例えば、89mmサイズの印画紙Pを使用して、2列振り分け露光が可能な機構の調整を行う場合には、2列振り分け露光で実際に使用されるPLZTヘッド61の幅が、例えば対象とする装置においては271mm であるとすると、余裕をみて271mm 以上の幅を調整する必要がある。そこで、89mm幅の印画紙Pを用いて4列に振り分ければ、例えば前記対象とする装置の最大振り分け幅を利用することによって、271mm より広い範囲を調整可能となる。このようにして、対象とする装置においては、89センチ幅の印画紙Pを4列に振り分けることによって271mm 以上の幅の露光素子を検査して調整するという検査条件が、制御部10において自動的に決定されるのである。
【0026】
このようにして決定された検査条件に基づいて印画紙Pの供給が開始されるのである。
【0027】
実際の振り分けにおいては、図3、4のように、1列目は奥(図中左側)で中心から奥(左)へ92.5mmの位置を中心とする搬送経路に振り分け、2列目は奥(図中左側)で中心から奥(左)へ30.5mmの位置を中心とする搬送経路に振り分け、3列目は手前(図中右側)で中心から手前(右)へ30.5mmの位置を中心とする搬送経路に振り分け、4列目は手前(図中右側)で中心から手前(右)へ92.5mmの位置を中心とする搬送経路に振り分ける。このような振り分けによって、PLZTヘッド61の全幅の内の274mm の部分で露光されるように振り分けて供給されるのである。
【0028】
図3、4の状態に振り分けられた印画紙Pは、順次露光部6に搬送され、PLZTヘッド61によって所定のテスト画像が露光される。
【0029】
なお、図4〜図11において、符号P’は通常運転における振り分け機能によって搬送される印画紙を示している。
【0030】
そして、露光後の印画紙Pは、現像部8にて順次現像処理されて排出される。
【0031】
このようにして現像された印画紙Pをスキャナ9で読み取って、読み取った画像データから、前記制御部10においては、PLZTヘッド61の検査対象幅の各露光素子に対応した部位の画像データが得られる。
【0032】
前記制御部10においては、このようにして得られた各露光素子に対応した現像後の画像データを、所定のテスト画像のデータと比較することによって、もしくは、前記現像後の画像データのバラツキを検査することによって、各露光素子毎の特性を調整すべき補正情報を知ることができるのである。
【0033】
このようにして、元のテスト画像の濃度と異なる画像が検出された対応する露光素子に対しては、その露光素子に対応した露光制御手段12における印加電圧や印加時間等の露光条件を変更することによって、他の露光素子と均一な濃度の画像が露光されるように制御する。
【0034】
前記露光制御手段12の露光条件の変更は、個別に手作業で行ってもよいが、前記制御部10において得られた補正情報に基づいて、自動的に行ってもよい。このような自動的な変更処理は、各露光素子に対する露光条件テーブルを書き換えるだけでよい。
【0035】
また、別々の印画紙P上の画像データの位置を、PLZTヘッド61の各露光素子に対応させることを可能とするために、テスト画像にはその位置を特定するための位置情報を含んでいる。例えば、1mm毎の目盛りと10mm毎の数値が表示されたテスト画像とする。
【0036】
このようにして、89mm幅の印画紙Pを4列に振り分けて露光させて検査・調整することによって、PLZTヘッド61の全幅の内の通常の運転において使用される271mm 以上の幅の検査を行うことが可能になったのである。
【0037】
図3、4においては、89mm幅の印画紙Pを用いる場合を説明したが、図5に示すように、102mm 幅の印画紙Pを3列に振り分けることによって、PLZTヘッド61の全幅の内の286.6mm の幅の検査を行うことが可能である。
【0038】
この場合は、1列目は奥(図中左側)で中心から奥(左)へ92.5mmの位置を中心とする搬送経路に振り分け、2列目は真ん中の搬送経路に振り分け、3列目は手前(図中右側)で中心から手前(右)へ92.5mmの位置を中心とする搬送経路に振り分けるようにする。
【0039】
このようにして、102mm 幅の印画紙Pを3列に振り分けて露光させて検査・調整することによって、PLZTヘッド61の全幅の内の通常の運転において使用される283.6mm 以上の幅の検査を行うことが可能になったのである。
【0040】
また、図6に示すように、127mm 幅の印画紙Pを3列に振り分けることによって、ライン露光手段の全幅の内の312mm の幅の検査を行うことが可能である。
【0041】
この場合は、1列目は奥(図中左側)で中心から奥(左)へ92.5mmの位置を中心とする搬送経路に振り分け、2列目は真ん中の搬送経路に振り分け、3列目は手前(図中右側)で中心から手前(右)へ92.5mmの位置を中心とする搬送経路に振り分けるようにする。
【0042】
このようにして、127mm 幅の印画紙Pを3列に振り分けて露光させて検査・調整することによって、PLZTヘッド61の全幅の内の通常の運転において使用される309mm 以上の幅の検査を行うことが可能になったのである。
【0043】
また、図7に示すように、152mm 幅の印画紙Pを3列に振り分けることによって、PLZTヘッド61の全幅より広い336mm の幅に印画紙Pを供給できるので、PLZTヘッド61の全幅(323.09mm )の検査を行うことが可能である。
【0044】
この場合は、1列目は奥(図中左側)で中心から奥(左)へ91.8mmの位置を中心とする搬送経路に振り分け、2列目は真ん中の搬送経路に振り分け、3列目は手前(図中右側)で中心から手前(右)へ91.8mmの位置を中心とする搬送経路に振り分けるようにする。
【0045】
このようにして、152mm 幅の印画紙Pを3列に振り分けて露光させて検査・調整することによって、PLZTヘッド61の全幅の内の通常の運転において使用される319.8mm 以上の幅の検査を行うことが可能になったのである。
【0046】
また、図8に示すように、203mm 幅の印画紙Pを2列に振り分けることによって、ライン露光手段の全幅より広い336mm の幅に印画紙Pを供給できるので、PLZTヘッド61の全幅(323.09mm )の検査を行うことが可能である。
【0047】
この場合は、1列目は奥(図中左側)で中心から奥(左)へ66.4mmの位置を中心とする搬送経路に振り分け、2列目は手前(図中右側)で中心から手前(右)へ66.4mmの位置を中心とする搬送経路に振り分けるようにする。
【0048】
このようにして、203mm 幅の印画紙Pを2列に振り分けて露光させて検査・調整することによって、PLZTヘッド61の全幅の内の通常の運転において使用される203mm 以上の幅の検査を行うことが可能になったのである。
【0049】
また、図9に示すように、254mm 幅の印画紙Pを2列に振り分けることによって、PLZTヘッド61の全幅より広い336mm の幅に印画紙Pを供給できるので、PLZTヘッド61の全幅(323.09mm )の検査を行うことが可能である。
【0050】
この場合は、1列目は奥(図中左側)で中心から奥(左)へ41.0mmの位置を中心とする搬送経路に振り分け、2列目は手前(図中右側)で中心から手前(右)へ41.0mmの位置を中心とする搬送経路に振り分けるようにする。
【0051】
このようにして、254mm 幅の印画紙Pを2列に振り分けて露光させて検査・調整することによって、PLZTヘッド61の全幅の内の通常の運転において使用される254mm 以上の幅の検査を行うことが可能になったのである。
【0052】
また、図10に示すように、280mm 幅の印画紙Pを2列に振り分けることによって、ライン露光手段の全幅より広い336mm の幅に印画紙Pを供給できるので、PLZTヘッド61の全幅(323.09mm )の検査を行うことが可能である。
【0053】
この場合は、1列目は奥(図中左側)で中心から奥(左)へ28.3mmの位置を中心とする搬送経路に振り分け、2列目は手前(図中右側)で中心から手前(右)へ28.3mmの位置を中心とする搬送経路に振り分けるようにする。
【0054】
このようにして、280mm 幅の印画紙Pを2列に振り分けて露光させて検査・調整することによって、PLZTヘッド61の全幅の内の通常の運転において使用される280mm 以上の幅の検査を行うことが可能になったのである。
【0055】
また、図11に示すように、305mm 幅の印画紙Pを2列に振り分けることによって、PLZTヘッド61の全幅より広い336mm の幅に印画紙Pを供給できるので、PLZTヘッド61の全幅(323.09mm )の検査を行うことが可能である。
【0056】
この場合は、1列目は奥(図中左側)で中心から奥(左)へ15.6mmの位置を中心とする搬送経路に振り分け、2列目は手前(図中右側)で中心から手前(右)へ15.6mmの位置を中心とする搬送経路に振り分けるようにする。
【0057】
このようにして、305mm 幅の印画紙Pを2列に振り分けて露光させて検査・調整することによって、PLZTヘッド61の全幅の内の通常の運転において使用される305mm 以上の幅の検査を行うことが可能になったのである。
【0058】
以上の説明においては、2つのカートリッジの印画紙を用いる露光装置1を例にとって説明したが、1つのカートリッジでも3つ以上のカートリッジでも応用可能である。
【0059】
【発明の効果】
本発明の請求項1によれば、ライン露光手段の各露光素子の露光特性を検査する場合に、振り分け機能を用いることによって、使用する感光材料の幅より広い範囲の露光素子を検査できるので、幅の広い特別な感光材料を用いることなく、必要な範囲の全ての範囲を検査することができる。
【0060】
請求項2によれば、テスト画像には、露光範囲の位置に応じた位置情報が含まれているので、振り分け機能によって別々の感光材料に露光しても、露光された画像の各ドットを個々の露光素子と対応させることができる。
【0061】
請求項3によれば、テスト画像が露光された感光材料を現像処理した後に、画像濃度検出手段によって読み取り、前記テスト画像の濃度分布と比較して、各露光素子の露光特性を検査するので、元のテスト画像を基準として各露光素子の特性を調整することができる。
【0062】
請求項4の露光装置によれば、ライン露光手段の各露光素子の露光特性を検査する場合に、振り分け機能における振り分ける列の数を、決定手段によって決定するので、露光装置の検査が簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる露光特性検査方法に用いる露光装置の要部の構成図である。
【図2】搬送機構における振り分け機能を説明するために、搬送経路を平面視した説明図である。
【図3】振り分け機構による振り分け方の一例の説明図である。
【図4】振り分け機構による振り分け方の更に別例の説明図である。
【図5】振り分け機構による振り分け方の更に別例の説明図である。
【図6】振り分け機構による振り分け方の更に別例の説明図である。
【図7】振り分け機構による振り分け方の更に別例の説明図である。
【図8】振り分け機構による振り分け方の更に別例の説明図である。
【図9】振り分け機構による振り分け方の更に別例の説明図である。
【図10】振り分け機構による振り分け方の更に別例の説明図である。
【図11】振り分け機構による振り分け方の更に別例の説明図である。
【符号の説明】
P 印画紙(感光材料)
1 露光装置
11 モード切り換え手段
10 制御部(決定手段)
10 制御部(振り分け機能制御手段)
12 露光制御手段
2 搬送機構
6 露光部
61 PLZTヘッド(ライン露光手段)

Claims (4)

  1. 感光材料を搬送方向に対して横並びに複数枚並べて搬送するための感光材料振り分け機能を有した搬送機構を備えるとともに、横並びに搬送される複数の感光材料にライン露光し得るように構成され、且つ使用される最大幅の感光材料の幅より幅広く設定されたライン露光手段を備えた露光装置の露光特性検査方法であって、
    前記ライン露光手段の検査対象の幅より狭い幅の感光材料を、前記感光材料振り分け機能を用いてライン露光手段の検査対象の幅の一方の端から他方の端までの全域に、2列以上に横並びに並べて搬送して、前記ライン露光手段を用いて所定のテスト画像を露光することによって、前記ライン露光手段の検査対象の全域の露光特性を検査することを特徴とする露光特性検査方法。
  2. テスト画像には、露光範囲の位置に応じた位置情報が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の露光装置の露光特性検査方法。
  3. テスト画像が露光された感光材料を現像処理した後に、画像濃度検出手段によって読み取り、
    前記テスト画像の濃度分布と比較して、各露光素子の露光特性を検査することを特徴とする請求項2に記載の露光装置の露光特性検査方法。
  4. 感光材料を搬送方向に対して横並びに複数枚並べて搬送するための感光材料振り分け機能を有した搬送機構を備えるとともに、横並びに搬送される複数の感光材料にライン露光し得るように構成され、且つ使用される最大幅の感光材料の幅より幅広く設定されたライン露光手段を備えた露光装置において、
    当該露光装置を、ライン露光手段を使用して通常の露光を行う通常運転モードと、ライン露光手段を使用して露光特性検査用の露光を行う検査運転モードとを切り換えるモード切り換え手段と、検査運転モードにおいて検査に使用する感光材料の幅に応じて、ライン露光手段の検査対象の幅の一方の端から他方の端までの全域に、2列以上に横並びに並べるように振り分ける列の数を決定する決定手段と、決定された振り分ける列に感光材料を振り分けてライン露光手段に供給する振り分け機能制御手段と、振り分け機能によって複数列で供給される感光材料に、所定のテスト画像を露光する露光制御手段と、を備えたことを特徴とする露光装置。」
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