JP3863431B2 - 識別子の関連性テストのための方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを経由して通信手段に送信されるメッセージ中の識別子の関連性をテストするためのテスト方法及びその為のテストモジュール、更にはある識別子グループに関連した識別子の関連性テストのために設けられる関連表を作成するための作成方法及びその為の作成モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
通信ネットワークにおいて、メッセージはしばしば、一つのソース通信手段から一つのターゲット通信手段に体系的に送信されるのではなく、いわゆるブロードキャスト方法によって多数のターゲット通信手段に送信される。その場合、それぞれのターゲット通信手段は、例えば、メッセージのターゲットアドレス又はメッセージの内容に関する識別子といった各メッセージ中に含まれる識別子に基づいて、そのメッセージが自らに関連があるか否かを決定しなければならない。この典型的な例はバスシステムであり、そこではバスシステムの全関係部分(例えば、通信手段)が、バスによって送信されたメッセージを受信する。
【0003】
一つのターゲット通信手段に対して単に一つの識別子が関連性を有する場合には、単純な比較作業を行うことにより比較的容易にその識別子の関連性テストを実行することができる。しかしながら、このようなターゲットに関連する識別子が複数存在する場合には、それぞれに受信された識別子がその通信手段に関連したものであるか否かを確認することは、実質的により困難である。例えば、テスト対象の識別子は、線形的にチェックされるべき関連識別子のリストを参照してテストされても良い。
【0004】
幾分改良された方法の場合には、そのようなリストに対して、例えば、二分割法が用いられる。又、関連性のない識別子と異なり、関連性のある識別子を、例えば、所定のビットパターンといった明白な共通の特徴によって識別することも考えられ、それにより、例えば、そのビットパターンをマスクすることによって単純な比較テストが可能となる。
【0005】
通信手段、例えば、CAN(コントローラエリアネットワーク)バス上のバス関係部分が、該通信手段にそれぞれ関連した多数の異なる識別子を有するメッセージを受信した場合、上述のテスト方法は、面倒であると共に時間がかかる。このため、通信手段側では、相当量の高価なプロセッサ電力が必要となる。
【0006】
本発明の一つの目的は、メッセージ中にあり通信ネットワークを介して伝達(送信)可能な識別子の効果的な関連性テストを可能にする方法及び装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
本明細書、請求項、及び図面から明らかとなるこれらの及び/又は他の目的を達成するために、本発明によれば、メッセージ中にあり、通信ネットワークを介して通信手段に送信することが可能な識別子の関連性をテストするためのテスト方法であって、
前記識別子に適用される計算ルールに基づいて、前記識別子の関連表における第1ポジションを見つけるステップと、
前記第1ポジションが利用できないという競合が生じた場合に、前記関連表において他の識別子に関連付けられない利用可能なポジションが見つかるまで、前記識別子に適用される移動ルールに基づいて、前記関連表における前記識別子に対する前記第1ポジションに代わる少なくとも一つの第2ポジションを探して見つけるステップと、
前記識別子、又はそれに関連した値が前記第1ポジション又は前記少なくとも一つの第2ポジションに入力された場合に、前記識別子を関連があるものとして指定するステップと、
前記第1ポジション又は前記少なくとも一つの第2ポジションに不使用マーカーが入力された場合、前記識別子を関連がないものとして指定するステップと、
からなるテスト方法が提供される。
【0008】
本明細書、請求項、及び図面から明らかな目的を達成するために、本発明によれば、更に、通信ネットワークによってメッセージ中に含まれて送信されることが可能な識別子の関連性をテストするための、上記各ステップを実行するためのテスト手段を備えたテストモジュールが提供される。
【0009】
上述のテスト方法と、更にテストモジュールとは、本質的に、メッセージの一部として識別子を受信する通信手段が、それぞれの識別子に対して迅速な関連性テストを行うことを可能にする役割を果たす。
必要な関連表を作成し、それによって本発明の目的を達成するために、更に以下のものが提供される。即ち、一つの識別子グループに関連した識別子であって、通信手段に関連するメッセージを識別するために設けられると共に通信ネットワークにより伝達され得る識別子の関連性テストのため(通信手段に設けられる)関連表を作り上げる作成方法であって、関連表中に設けられ前記識別子グループのいかなる識別子とも関連を持たないポジションが、不使用マーカーとして示されると共に、前記識別子グループの各識別子に対して、以下のポジション決めのステップが行われることを特徴とする作成方法である。該ポジション決めのステップとは、前記識別子に適用される計算ルールを用いて、関連表中におけるそれぞれの識別子の第1ポジションを見つけるステップと、前記第1ポジションが利用できないという競合が生じた場合に、前記識別子グループにおける他のいかなる識別子とも関連を持たない利用可能なポジションが前記関連表中に見つかるまで、前記識別子に適用される移動ルールに基づいて、前記関連表中における前記識別子の少なくとも一つの第2ポジションを探して見つけるステップと、前記それぞれ見つけられた第1ポジション又は少なくとも一つの第2ポジションに、前記識別子又はそれに関連した値を入力するステップとから成る。更に提供されるのは、一つの識別子グループに関連した識別子であって、通信手段に関連するメッセージを識別するために設けられると共に通信ネットワークにより伝達され得る識別子の関連性テストのため(通信手段に設けられる)関連表を作り上げる作成モジュールであって、前記関連表中に設けられ、前記識別子グループのいかなる識別子とも関連を持たないポジションを示しマークを付すためのマーク手段と、前記識別子グループの各識別子に対して前記ポジション決めのステップを実行するためのポジション決め手段とを備える。
【0010】
従って、関連表を作成する間、原則的には、そうして作成された関連表に基づいて識別子をテストする間に行われるのと同じ方法のステップが実行され、より明確には、共通の発明概念が存在するように、同じ計算ルール及び同じ移動ルールが利用される。唯一の違いは、基本的には、関連表を作成する際には、具体的に割り当てられたポジションに識別子が入力されるのに対し、関連性テストでは、テスト対象の識別子がこのポジションに既に入力されているか否かが確認される点である。
【0011】
本発明の重要な基本概念は、各通信手段に関連したメッセージが示される識別子の最適な関連性テストにおいて、本質的に周知のハッシュ方法を適用したことである。
周知の方法と異なり、ハッシュ方法は、実質的により迅速で、より効果的な方法である。従って、ある通信手段に関連した識別子の広範囲にわたるグループを、比較的短時間で確実にテストすることが可能となる。
【0012】
関連性テストを更に最適化するために、請求項及び本明細書中に記載の特徴に注目されたい。
通信手段に関連した識別子グループの識別子に対する関連表を作成している間にも、作業ステップの最大数を見つけ、その識別子グループに含まれない識別子の関連性をテストしている間には、その最大数が中断の判断基準として利用されるように、例えば、計算ルール及び/又は移動ルールを識別子グループの識別子に適用する際には、最大限に必要とされるそのような数を通信手段及び/又はテストモジュールに適用可能にすべく保持するようにすると効果的である。
【0013】
そして、所定の最大数の作業ステップ後に見つかった関連表中の各ポジションが、テスト対象の識別子とは異なる識別子に割り当てられていた場合、テスト対象の識別子に対する計算ルール及び/又は移動ルールが、関連性テストの間、所定の最大数の作業ステップ及び関連がないとみなされるべきマーカーに利用されるように規定すると効果的である。
【0014】
関連表の最適な設計により、関連性テストの効率は実質的に向上され、特に、必要な作業ステップの数、即ち計算ルール及び/又は移動ルールの適用を、例えば、個々の識別子の場合にも、あるいは一つの識別子グループにおける全ての識別子の場合にも、平均して減じることが可能となる。
【0015】
従って、この方法の場合には、識別子グループにおける少なくとも一つの識別子に対して、関連表中のポジションが最適な方法で関連付けられるので、そのポジションを見つけるために必要とされる作業ステップの数、より明確には計算ルール及び/又は移動ルールを適用する回数が少なくて済むように規定されている。
【0016】
最適な方法で関連表にポジション付けられた少なくとも一つの識別子は、所定の基準、具体的には、予定された送信頻度又はそれぞれその中に含まれるメッセージの優先順位に従って選択されることが好ましい。又、例えば、特に頻繁にメッセージ中に含まれる識別子といった単独の識別子を第一基準に従って選択すると共に、例えば、優先順位を適用して取り扱われるべき特に重要な識別子といった多数の他の識別子を第二基準に従って選択することも可能である。
【0017】
本発明の作成方法における最適化のための便利な方法は、識別子グループの識別子に関連付けることが可能なポジションの数を増加させたり減少させたりすることである。従って、特に、識別子グループの各識別子に平均的に必要とされるテストステップの数を減らしても良い。
【0018】
しかしながら、関連表を最適化するために、重要な目標は、できるだけ多くの関連表ポジションが一つの識別子グループにおける一つの識別子と関連付けられるように、通信手段におけるメモリ容量要求を可能な限り小さくすることである。
【0019】
このために、当該作成方法は、識別子グループの識別子が、計算ルール適用の一環として表示サブセットに変換されるよう改善されることが好ましい。そして、その表示サブセットに基づいて、関連表中のポジションがそれぞれの識別子に関連付けられるようにしても良い。
【0020】
この場合、表示サブセットは、それぞれの識別子と関連したポジションが均等に配置され、関連表における競合を避けるように作成されることが好ましい。従って、計算ルールは、クラスタ形成を防ぐように選択及び/又は修正され、これによって未修正の計算ルールにより、同じポジション上で数個の識別子が対立又は競合してしまうことが避けられる。修正された計算ルールによって、これらの識別子は、それぞれ別々のポジションを与えられる。
【0021】
計算ルールの修正のために、幾つかの方法を単一で、又は所望の組み合わせで利用することが適切である。例えば、ある数値、特に、任意の数として決定された数値を、識別子グループにおける各識別子に足したり、そこから引いたりする。更に、各識別子をある乗数で掛けたり、あるいは、例えば、論理“AND”や論理“OR”又は“shift”を用いて、論理演算で処理したりすることも可能である。
【0022】
その後、関連表を最適化する過程において見出されたある種の“最適の”計算ルールが、テスト方法及びテストモジュールによっても利用されることは明らかである。
上述の最適化方法と容易に組み合わせ可能な最適化のための更なる方法は、順序を変えることであり、それによって識別子グループの識別子は、関連表中にそれぞれに関連のあるポジションを有する。
【0023】
こうして、ある一定の場合には、関連表における識別子と関連のあるポジションにおける競合の数を減らすために、計算ルールを修正することさえ不要となる。更に、例えば、頻繁にテスト対象となる識別子や、優先順位が高い識別子を優先的に関連表中に入力することが可能となる。
【0024】
最適化された関連表の特別な利点は、それが、作成モジュールを使って“オフライン”で作成可能であるということである。例えば、高性能ワークステーション又は高いプロセッサ能力を備えたコンピュータネットワークを設けても良い。更に、関連表を最適化するためにどれほどの時間が必要であるかは、本質的に無関係である。このため、最適な小さいサイズの関連表を作成するために、上述の最適化ステップは、作成モジュールによって異なる組み合わせで容易に試行可能であり、この場合には、識別子の関連性テストのために、2,3の作業ステップが必要とされるにすぎない。
【0025】
最適化された関連表は、例えば、通信手段の受信構成要素に内蔵されたテストモジュールのために利用可能とされる。関連表は、例えば、ROMに焼き付けられても良い。既に最適化された関連表により、識別子の関連性テストのために、テストモジュール側、ひいては通信手段側では、極小のプロセッサ能力が必要とされるにすぎない。
【0026】
本発明の以下の有利な変形例は、テスト方法及びテストモジュール、並びに作成方法及び作成モジュールに関する。
不使用マーカーとして、異なるタイプのマーカーを用いることが可能である。ボイドマーカーを不使用マーカーとして設けると、そのようなボイドマーカーは、テストモジュールによって極めて容易に検知されるため、効果的である。又、識別子グループに含まれる識別子と関連付けられていない無効な数値で不使用マーカーを形成することも可能であり、それは、例えば、有効な識別子に対して許容された数値よりも実質的に大きい数値にすることである。
【0027】
計算ルール及び/又は移動ルールを適用する場合、インジケータが、関連表における第1ポジション及び/又は少なくとも一つの第2ポジションをそれぞれ指し示した状態で見つけられるようにすることが好ましい。これは、識別子あるいはそれぞれ識別子から得られる移動値を、関連表において識別子に与えられるポジションの数に対応する素数で割ることによって成し遂げられる。このようにして、それぞれ計算ルールに従って、又はそれぞれ移動ルールに従って、一つの識別子と関連付けられるべきポジションを素早く見つけることができる。
【0028】
特に好ましい形態では、インジケータが、素数によるマーカー数値の割り算の整数余りとして設定されるように規定される。素数による割り算の代わりに、それぞれの識別子から素数の引き算を繰り返し行うように規定しても良い。
計算ルールによって関連表中の同一のポジションと関連付けられる、即ち当該同一のポジションを割り当てられる可能性のある二つの識別子は、移動ルールによって異なるポジションと関連付けられる。この場合、移動ルールが本質的に計算ルールを含むようにすると効果的である。このため、移動ルールの適用のために、例えば、先ず一つの識別子から一つの移動値を形成し、その移動値を関連表におけるポジションの現在のインデックスに加算する。その後、この和に基づいて、又計算ルールを用いて、関連表におけるその識別子のポジションが見つけられる。作成方法及びテスト方法において、同一の移動ルールを利用しなければならないことは明らかである。
【0029】
原則として、識別子は、いかなる適切な数値であっても良い。識別子が、それぞれのメッセージのアドレスデータ項目、より明確には、ターゲットアドレス中に含まれるようにするか、あるいはそれぞれのメッセージの内容に関する内容識別子中に含まれるようにすると便利である。この場合、識別子は、それぞれ、ターゲットアドレス又は内容識別子、あるいはそれらのほんの一部を構成することが可能である。それぞれにテストされるべき、ターゲットアドレス又は内容識別子の識別子を構成する一部は、例えば、それぞれのターゲットアドレス又は内容識別子をマスキング又はシフティングすることによって見つけられるようにしても良い。
【0030】
原則として、エンドツーエンド通信を提供する通信ネットワークを含めて、いかなる適切な通信ネットワークを設けることも可能である。そのような通信ネットワークの場合にも、複数のメッセージが通信手段に送信されることが有り得るため、それらのメッセージは、関連性テストの対象となると共に、そのために適切な識別子を含んでいる。一例を挙げれば、あるメッセージは、通信手段が所定の動作状態にある時には関連性を有するが、他の何らかの動作状態においては関連性を持たない。しかしながら、本発明の好ましい形態では、通信ネットワークとしてブロードキャストネットワークが与えられ、この場合には、それぞれのメッセージを受信する通信手段が、メッセージの関連性テストを行う、つまり、フィルタにかけることによってそれらの通信手段と関連のないメッセージを除外することを強いられるように規定がなされる。
【0031】
ブロードキャストネットワークの典型例としては、バスシステム、特に、コントローラエリアネットワーク(CAN)バスシステム、又は通信ネットワークとしてのローカルインターコネクトネットワーク(LIN)バスシステムが挙げられる。CAN及びLINバスシステムは、特に、オートメーション技術又は自動車に用いられるものである。特に、自動車の場合には、制御及び監視すべき電装品の数が増加しているため、それぞれのバスシステム側でのメッセージトラフィック負荷も増大することになる。そして、バス関係部分は、それらと関連のない多数のメッセージを受信するが、本発明による関連性テストを用いることにより、わずかな計算能力を必要とするのみで、それらの関連のないメッセージを迅速に除去することが可能となる。テールライトの制御構成要素の例として、カーラジオ又はナビゲーションシステムに関するメッセージは重要でない。
【0032】
本発明の更に有利な発展形及び便利な形態は、付随の図面を参照に、以下の一実施例の詳細な記載から理解されるであろう。
【0033】
【発明の実施の形態】
図1は、通信ネットワークを構成するバス10と、それに接続された通信手段11、12、13とを示す。バス10は、ここでは、CANバスまたはLINバスである。通信手段11、12、13は、バス10の構成要素(関係部分)であると共に、図示されない追加の通信手段の典型例を示す。バス10は、自動車18に設置され、バス線8及び9を含む。バス線8及び9のうちの一方は、例えば通信手段11、12、13に共通するアースとして構成される。
【0034】
通信手段11は、例えば、ローカルコンポーネントグループ制御手段を制御するための中央制御装置である。ローカルコンポーネントグループ制御手段は、例えば通信手段12及び13により構成され、例えば自動車上のテールライトコンポーネントグループまたは距離測定手段を制御する役割を果たす。
【0035】
通信手段11、12、13は、バス10を介して互いに通信する。バスを介して送信される各メッセージは、バス10に接続された全ての通信手段11、12、13により受信される。例えば、通信手段11が、図2に示したメッセージ19というメッセージを通信手段12に送信すると、このメッセージは通信手段13にも受信される。メッセージ19は、通信手段12に関連する一方で、通信手段13には関連しないために拒絶される。
【0036】
メッセージ19は、データ及び識別子IDから構成される。識別子IDは、例えば、メッセージ19のターゲットアドレスまたはそのメッセージの内容識別子を構成しているか、あるいはまたターゲットアドレスに、またはメッセージ19の内容識別子それぞれに含まれている。識別子I89は、89に等しい値(w)を有していて、識別子グループIDGのコンポーネントになっている。識別子グループIDGは、さらに5、1、8、16の値(w)を有する識別子I5、I1、I8、I16を含んでいる。識別子I5、I1、I8、I89、I16は、通信手段12に関連するメッセージに付され、識別子I89は、例えば、メッセージ19に付される。本実施例での識別子グループIDGは、一次元のフィールドまたは配列として構成されている。
【0037】
識別子の関連性をテストするために、通信手段12にはテストモジュール15が設けられる。テストモジュール15は、関連表22、22b、22c、22dを基に、メッセージに含まれる識別子をテストする。本実施例の場合、テストモジュール15は、通信手段12により実行されるプログラムモジュールである。しかしながら、テストモジュール15の機能、そして通信手段11及び13に設けられた、テストモジュール15と同様に機能するテストモジュール14及び16の機能とをより詳しく説明する前に、本実施例では開発ツール17によって実行されるプログラムモジュールの形態をとる関連表22、22b、22c、22dの作成について説明する。
【0038】
作成モジュール20は、識別子I5、I1、I8、I89、I16を関連表22、22b、22c、22dにおけるポジションP0−P10に関連付ける。この時、作成モジュール20は、以下の計算ルールを識別子I5、I1、I8、I89、I16の値5、1、8、89、16に適用する。
【0039】
p=w mod d (1)
pは、関連表22、22b、22c、22dのポジションP0からP10のどれかのインデックスである。インデックスpは、各w値を除数dで割り算した際の余りであり、自然数(整数)で表される。この場合、除数dは素数であり、ポジションP0からP10の数に等しい。本実施例の場合、dは11である。
【0040】
除数dの値、すなわち表中のポジションの数が、与えられた関連表に関連付けられる識別子の数のおよそ2倍であると都合がよい。しかしながら、原則として、除数は異なる方法で求められてもよい。1つの識別子グループ内の識別子は全て、各関連表中のそれぞれ1つのポジションに関連付けられるものとする。
【0041】
識別子I5、I1、I8、I89、I16をポジションP0からP10に関連付ける際、作成モジュール20は、図3に示すメソッド23を実行する。この結果、図5に示す関連表22が作成される。メソッド23は、識別子グループIDGの識別子I5、I1、I8、I89、I16のそれぞれに対して実行される。
【0042】
図示されないステップにおいて、ポジションP0からP10にはまず、不使用マーカーが付される。本実施例では、ボイドマーカーが用意される。
ステップ24において、計算ルール(1)が、識別子I5、I1、I8、I89、I16のそれぞれのw値に適用される。この際、識別子I5、I1、I8については、ポジションP5、P1、P8が関連付けられる、あるいはそれらのポジションが割り当てられる。テストステップ25では、それぞれの場合について、ポジションP5、P1、P8がすでに別の識別子と関連付けられていないかどうかの検査が行われる。これはどんな場合にもそうというわけではない。すなわち、ステップ26において、作成モジュール20が、識別子I5、I1、I8の値(w)である5、1、8をポジションP5、P1、P8に入力できるように、識別子I5、I1、I8をポジションP5、P1、P8と関連付ける際、本実施例の場合は、ボイドマーカーが入力される。
【0043】
しかしながら、ステップ24において、識別子I89のw値89に計算ルールを適用すると、ステップ25で、識別子I89が、すでに識別子I1によって占有されているポジションP1に関連付けられることがわかる。従って、テストステップ25に続く移動ステップ27では、代わりのポジションが関連表22中で見つけられることを確認し、それぞれ見つけられたポジションが利用可能かどうかをチェックするために、戻り分岐28でテストステップ25に戻る必要がある。識別子I89のために見つけられるポジションP0にもこのことは適用される。
【0044】
移動ステップ27では、移動ルール(2)を構成する以下の計算ルール(2a)及び(2b)が適用される。
inc=(w mod(d−1))+1 (2a)
Pn+1=(Pn+inc)mod d (2b)
ステップ25において実行される可能性のある計算ルール(2a)では、移動値incが識別子の各値wから求められる。移動値incは、別の識別子により既に占有されているポジションでインデックスPnに加算される。具体的には、識別子I89のためのインデックスPn=1が、識別子I1により既に占有されているポジションP1に当てはまり、計算ルール(2a)に従って、移動値inc=10となる。その合計
Pn+inc=1+10=11
に計算ルール(2b)を適用すると、インデックスPn+1=0になりポジションP0を指す。本実施例の場合、計算ルール(1)及び(2b)はほぼ同じである。しかしながら、計算ルール(1)に従うと、除数dを用いた除数式が直接識別子の値wに適用され、その一方で、計算ルール(2b)に従うと、除数dを用いた除数式が移動値inc及びインデックスPnの合計に対して実行されるので、別の識別子によって既に占有されてしまっている求められたポジションに適用されるという点が異なる。
【0045】
識別子I16について、移動ルール(2)は合計3回実施されなければならない。なぜなら、計算ルール(1)を実行すると、識別子I5により占有されているポジションP5が見つけられ、その後、移動ルール(2)を3回実行して、(識別子I1、I8により占有されている)ポジションP1、P8が、そしてようやくこの後にポジションP4が見つけられるからである。結局、ポジションP4を見つけるのに、4回の作業ステップSTが必要である。これは、図5に「ST」と記された列に記載されている。それに対して、識別子I5、I1、I8については1回の作業ステップST、すなわち計算ルール(1)の実行が必要となるだけである。このことは、後述する識別子I5、I1、I8の関連性テストには都合がよい。
【0046】
メソッド23で作成される関連表22を図5に示す。メソッド23の個々のメソッドステップを、IDG、w、p、inc、STと記された列及び、I5、I1、I8、I89と記された行に示す。関連性テスト表22、さらに原則として図6から8に示す関連表22b、22c、22dも、例えば、数の連続のみで定義されることができる。本実施例の場合は、例えば、89、1、255、255、16、5、255、255、8、255、255の値でもって定義される。「255」は、その数列のあるポジションに不使用マーカーが入力されていることを示しており、無効な識別子をマスクしている。また、関連表22、22b、22c、22dの行及び/または列を追加することも可能である。この場合、それぞれのメッセージの追加処理に必要なデータが入れられる。
【0047】
以下に、図4に示した識別子I89のための関連性テストを、テストモジュール15を使用している関連表22を基に説明する。
ステップ29において、計算ルール(1)が識別子I89のw値89に適用され、ポジションP1のインデックスが求められる。さらに、ステップカウンタsが、例えばs=1で初期化される。ステップカウンタは、関連表22の作業ステップの数を制限する役割を果たす。
【0048】
原則として、ステップカウンタの最大数smaxは、関連表22中のポジションP0からP10の数に応じて設定される。しかしながら、本実施例では、最大数smaxは、列STに与えられた作業ステップの最大数として定義される。関連表22では、smaxの値は4である。
【0049】
ステップ29に続くテストステップ30では、ポジションP1に入力された値が識別子I89のw値89と同じであるかどうかテストされる。ポジションP1は、識別子I1に関連付けられていて、w値1がそこには入力されているため、これは真ではない。この後、テストステップ35で、ポジションP1に不使用マーカーが入力されているかどうかのテストが行われる。本実施例の場合、これはボイドマーカーである。w値として、1がポジションP1に入力されているので、これもまた真ではない。
【0050】
従って、次のステップ31では、ステップカウンタのカウンタsがまず1だけ増分され、次のテストステップ32において、ステップカウンタsがすでに最大数smaxを超えているかどうかのテストが行われる。この実行において、ステップカウンタsは2であり、最大数smaxである4より小さい。
【0051】
テストステップ32に続く移動ステップ33では、識別子I89のための代わりのポジションを関連表22中で見つける。この目的で、すでにメソッド23に関連して説明したように、移動ルール(2)の計算ルール(2a)及び(2b)が、ポジションP1のインデックスPn=1に適用され、その結果、ポジションP0が求められ見つけられる。移動ステップ23及び27においては、原則的に同じ処理が実行される。
【0052】
移動ステップ33の後、テストステップ30において、ポジションP0に入力されている値が、識別子I89のw値89と同じかどうかのテストが行われる。これが真であるため、出力ステップ34において、識別子I89が通信手段12に関連する識別子であることを示す出力が作成され、メッセージ19は通信手段12に関連するメッセージとなる。
【0053】
識別子I89のw値が89ではなく、例えば2であった場合、ステップ29で計算ルール(1)を実行すると、ポジションP2との関連付けが生まれる。テストステップ30の結果は、明らかに、w値である2がP2に入力されていないことを示すが、その後、次のテストステップ35において、不使用マーカーがポジションP2に入力されていることがわかることになる。従って、次の出力ステップ36では、w値として2を有する識別子I89が、通信手段12に関連しない識別子であることを示す出力が作成され、メッセージ19は通信手段12に関連しないメッセージとなる。テストステップ32においても、「関連しない」という出力ステップ36と同じ結果になる。最大数である4(smax)の作業ステップを超えると、不使用マーカーのポジションも、テストされるそれぞれの識別子の値が入力されているポジションも見つけられない。テストステップ32で最大数(smax)である4の作業ステップをテストしない場合、関連表22での識別子の関連性テストには、最悪の場合、5の作業ステップが必要になる。なぜなら、識別子グループIDGが全部で5つの識別子を含み、それぞれが関連表22のポジションP0からP10のどれかに関連付けられるからである。
【0054】
テストメソッドはまた、例えば、図示されない異なる一連のステップで、別の形態に設計されてもよい。例えば、テストステップ30、32、35は互いにどの順番に実行されてもよい。
4以上の作業ステップが必要とされないということは、テストされる識別子が「関連しない」という結果を出すために、関連性テストが改良されたということである。さらに、例えば、識別子I5、I1、I8が非常に頻繁に通信手段12によって受信される場合、識別子I5、I1、I8の関連性テストについてそれぞれ1つの作業ステップだけが必要である関連表22の構造は、通信手段12に非常に適しているということになる。
【0055】
しかしながら、関連表22は、非常によく最適化されているために、テストされる識別子について「関連する」または「関連しない」という結果を出すのに、より少ない作業ステップしか必要としない。本実施例の場合、関連しない識別子であれば、テストルーチンはテストステップ32で終了する。
【0056】
作成モジュール20は、以下の基準に従って、関連表22を最適化する。その基準は、ユーザーによって、あるいは例えば自動的に、予め設定される。好ましい基準とは、例えば、関連性テストにおいて平均的に実行される作業ステップの数を少なくするものである。関連表22の場合、例えば作業ステップの最大数(smax)が2になるように規定することができる。
【0057】
まず、関連表ポジションにおいて複数の識別子間の競合を防ぐために各関連表を拡張すること、次いで1つ以上の以下の最適化ルーチンを利用することが効果的であることがわかっている。しかしながら、本実施例においてはわかりやすい状況を示すために、関連表22を拡張しないことにする。
【0058】
一つの最適化ルーチンに従って、識別子グループIDGの識別子I5、I1、I8、I89、I16が、異なる順番で関連表22に入力されると共に/または、一つのポジションとの関連付けにおいて競合する識別子の関連付けが変更される。関連表22のこの特別な状況において、識別子I5及びI16をポジションP5及びP4に関連付けることには問題がある。これらの関連付けは、識別子I5の優先的な配置によって起こるからである。
【0059】
この最適化により、図6に示す修正された関連表22bにおいて、最初、識別子I5はポジションP5に関連付けられるが、その後、識別子I16がポジションP5に関連付けられ、識別子I5については、ルーチン23の実行により代用のポジションP6が見つけられている。また、識別子グループIDGの識別子I5及びI16の順番を、関連表22bのポジションP0からP10に関連付ける前に変更することも可能である。
【0060】
列STにおいて、最大数(smax)は3であることがわかる。すなわち、3つの作業ステップが関連性テストに必要である。
図7に示す関連表22cに、さらなる最適化ルーチンまたはメソッドが用いられている。ここでは、識別子I5、I1、I8、I89、I16のw値5、1、8、89、16は、9、5、12、93、20という変換値(wt)で示されている。この場合(図7の例の場合)の変換式(3)は:
wt=w+z (3)
である。本実施例の場合、数値(z)として4が入力される。関連表22cを構築するのに、w値の代わりに、wtで示す列に与えられたwt変換値を計算ルール(1)及び移動ルール(2)の計算ルール(2a)に使用する。図6の22bにあるように最大数(smax)は3である。
【0061】
最適化ルーチンの数値zのためには、0からd−1の間にある全ての値を試すのが有利であり、最大数smaxがそれぞれに求められる。このようにして、最適数値zを求めることができる。また、別の変換式を利用することも可能である。例えば、w値にzを掛けてもよい。例えば、wt=w*z。さらに、加算と乗算を組み合わせて実行してもよい。例えば、wt=(w+z)*m。「m」は選択及び最適化可能な乗数である。作成モジュール20は、いずれにせよ、関連表22に識別子I5、I1、I8、I89、I16が均等に配分されるように、様々な変換式を試すことができる。
【0062】
図6及び7に示した最適化メソッドを組み合わせたものが、図8に示した関連表22dである。ここでは、数値(z)が4である変換式(3)を識別子値I5,I1、I8、I89、I16に適用する一方で、識別子I89の関連付けを変更する。関連表22cにおける配置では、さらに3つの作業ステップが必要であったからである。識別子I89は、ここでは、優先的に識別子I1の前に配置される。その結果、識別子I89及びI1が、それぞれポジションP5及びP0と関連付けられる(に割り当てられる)。最大数(smax)は、最初のねらい通り、関連表22dにおいては2となる。
【0063】
上述の最適化メソッドは、最終的に、識別子グループに最適な関連表が構築されるのならば、原則としてどんな順番及び組み合わせで作成モジュール20により利用されてもよい。従って、それぞれに作成された関連表及び使用された式、計算ルール(1)、移動ルール(2)、使用されたどんな変換式(3)も、それぞれのテストモジュールで使用可能となる。
【0064】
また、テストモジュール、例えばテストモジュール15、のプログラムコードが、計算ルール(1)、移動ルール(2)、いかなる変換式(3)及び/または図1の各関連表、例えば関連表22d、を含むことも可能である。作成モジュール20が、各テストモジュールを作成するように設計されると有利である。あるいは、図示されない、例えば開発ツール17により提供される作成モジュール、及び/または、図1に開発ツール17のテストモジュール15に鎖線で示されているような、例えばコンパイラ及びリンカを備えるプログラミングツールを予め備えていると有利である。そのように作成されたテストモジュール、例えばテストモジュール15、及び/または各関連表、例えば関連表22dは、各通信手段のための開発ツール17により利用可能となる。実施例においては、例えば、テストモジュール15は、接続37を介して、通信手段12にロードされる。
【0065】
また、開発ツール17がテストモジュール15を使用して、作成モジュール20によって作成された関連表(例えば関連表22d)をチェックすることも可能である。
具体的にはパーソナルコンピュータまたはワークステーションである開発ツール17と、通信手段11、12、13とは、図1に線図的に表されているのみである。これらの手段の各機能コンポーネントグループは、機能的には同じタイプのものであるが、特定の構造、及び、より具体的にはそのパフォーマンスにおいて異なっている。
【0066】
開発ツール17及び通信手段11、12、13はそれぞれ、制御手段40、記憶手段41、送受信手段42を備えており、これらは図示されない手段により互いに接続されている。制御手段40は、例えば、別個のプロセッサまたはプロセッサグループであり、それを使って、記憶手段41に記憶されるプログラムモジュールによりプログラムコードが実行される。通信手段11、12、13の制御手段40は、例えばテストモジュール14、15、16のプログラムコードを実行し、開発ツール17の制御手段40は、作成モジュール20のプログラムコードを実行する。記憶手段41については、例えば、作業メモリとしての役割を果たすハードディスク及び/またはランダムアクセスメモリ(RAM)コンポーネントが問題となる。通信手段11,12,13において、制御手段40は例えばマイクロプロセッサとして構成される。
【0067】
例えば、表示手段(映像スクリーンまたはLCD)や入力手段(キーボード及び/またはマウス)のような、開発ツール17の一部として設けられる余分なコンポーネントは、図面をよりわかりやすくするために省略されている。通信手段11、12、13は、例えば、自動車18のコンポーネント、例えばテールライトユニットであってもよい。
【0068】
本発明を適用した実施例の変形は容易に可能である。
例えば、計算ルール(1)の代わりに、識別子I5、I1、I8、I89、I16を関連表22、22b、22c、22dに関連付けることができる他の計算ルールを使用してもよい。さらに、移動ルール(2)は、代わりの移動ルールに修正したりまたは置き換えてもよい。
【0069】
テストモジュール14、15、16は、例えば、送受信手段42のICのような、ハードウェアの形態で実現してもよい。
各関連表は、テストモジュール14、15、16のコンポーネントであってもよいし、またはそれらによってそれぞれ読み込まれるようにしてもよい。例えば、関連表は、開発ツール17によりテストモジュール15用に設けられたROMにロードされてもよい。
【0070】
また、作成モジュール20を、制御手段40によって実行することも可能である。例えば、通信手段11、12、13のどれかに関連するメッセージが定義され、その結果、追加の識別子が各通信手段に関連するとき、作成モジュール20は、通信手段あるいは各テストモジュールに存在する関連表に各識別子を配置するかまたは入力することができる。そしてさらに、上述した各関連表22の最適化を実行することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のテストモジュール14、15、16を含む通信手段11、12、13を備えたバス10と、作成モジュール20を備えた開発ツール17とを示す図である。
【図2】 バス10上に送信されるメッセージ19を示す図である。
【図3】 図1に示した作成モジュール20の動作を示すフローチャート23である。
【図4】 図1のテストモジュール14、15、16の動作を示すフローチャートである。
【図5】 図3の作成モジュールによって作成された関連表22を示す。
【図6】 図3の作成モジュールによって作成された関連表22bを示す。
【図7】 図3の作成モジュールによって作成された関連表22cを示す。
【図8】 図3の作成モジュールによって作成された関連表22dを示す。
【符号の説明】
8,9…バス線、10…バス、11,12,13…通信手段、14,15,16…テストモジュール、17…開発ツール、18…自動車、19…メッセージ、20…作成モジュール、22,22b,22c,22d…関連表、23…フローチャート、24,26,29,31…ステップ、25,30,32,35…テストステップ、27,33…移動ステップ、28…分岐、34、36…出力ステップ、40…制御手段、41…記憶手段、42…送受信手段

Claims (20)

  1. メッセージ(19)中にあり、通信ネットワーク(10)を介して通信手段(11,12,13)への伝達が可能な識別子(I89;I5,I1,I8,I16)の関連性テストのためのテスト方法であって、
    前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に適用される計算ルール(1)に基づいて、該識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に対する関連表(22;22b,22c,22d)中の第1ポジション(P1;P0−P10)を見つけるステップと、
    前記第1ポジション(P1;P0−P10)が利用できないという競合が生じた場合に、他の識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に関連付けられない利用可能なポジション(P1;P0−P10)が前記関連表(22;22b,22c,22d)中に見つかるまで、該識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に適用される移動ルール(2)に基づいて、該識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に対する前記第1ポジション(P1;P0−P10)に代わる少なくとも1つの第2ポジション(P1;P0−P10)を関連表(22;22b,22c,22d)中において探して見つけるステップと、
    前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)あるいはそれに関連した値(w)が前記第1ポジション(P1;P0−P10)あるいは前記少なくとも1つの第2ポジション(P1;P0−P10)に入力された場合に、該識別子(I89;I5,I1,I8,I16)を関連があるものとして示すステップと、
    前記第1ポジション(P1;P0−P10)あるいは前記少なくとも1つの第2ポジション(P1;P0−P10)において、不使用マーカーが入力された場合に、該識別子(I89;I5,I1,I8,I16)を関連がないものとして示すステップと、
    を含むことを特徴とするテスト方法。
  2. テストされるべき前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に関する前記計算ルール(1)及び/あるいは移動ルール(2)が、所定の数の作業ステップについて使用され、所定の最大数(smax)の作業ステップを経てそれぞれ見つけられた前記ポジション(P0−P10)が、テストされるべき前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)とは異なる関連表(22;22b,22c,22d)中の識別子(I1;I5,I89,I8,I16)に関連付けられた場合に、前記マーカーは関連がないと示されることを特徴とする請求項1に記載のテスト方法。
  3. ある識別子グループ(IDG)に関連する識別子(I89;I5,I1,I8,I16)であって、通信手段(11,12,13)に関連するメッセージ(19)を識別するために設けられると共に通信ネットワーク(10)を介して伝達される識別子(I89;I5,I1,I8,I16)の関連性テストのために通信手段(11,12,13)に設けられる関連表(22;22b,22c,22d)を作り上げる作成方法であって、
    前記関連表(22;22b,22c,22d)中に設けられた、前記識別子グループ(IDG)中のどの識別子(I89;I5,I1,I8,I16)にも関連しないポジション(P2,P3,P6,P7,P9,P10)が、不使用マーカーとして示され、
    前記識別子グループ(IDG)の各識別子(I89;I5,I1,I8,I16)について、
    前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に適用される計算ルール(1)を用いて、各識別子(I89;I5,I1,I8,I16)について関連表(22;22b,22c,22d)中の第1ポジション(P1;P0−P10)を見つけるステップと、
    前記第1ポジション(P1;P0−P10)が利用できないという競合が生じた場合において、前記識別子グループ(IDG)の他の識別子(I89;I5,I1,I8,I16)と関連付けられない利用可能なポジション(P0;P0−P10)が前記関連表(22;22b,22c,22d)中に見つかるまで、夫々の識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に適用される移動ルール(2)に基づいて、該識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に対する少なくとも1つの第2ポジション(P0;P0−P10)を関連表(22;22b,22c,22d)中において探して見つけるステップと、
    前記それぞれ見つけられた第1ポジションあるいは少なくとも1つの第2ポジション(P0,P1;P0−P10)において、前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)の入力あるいは前記識別子に関連する値(w)を入力するステップと、
    を有するポジション決めのステップが実施されることを特徴とする作成方法。
  4. 前記識別子グループ(IDG)の前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)について、作業ステップの最大数(smax)を見つけて利用可能にし、該最大数(smax)が、前記識別子グループ(IDG)に含まれていない識別子(I89;I5,I1,I8,I16)の関連性テストの際の中断の判断基準として使用され得るよう、前記計算ルール(1)及び/あるいは前記移動ルール(2)を前記識別子グループ(IDG)中の前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に適用する際には、該最大数(smax)が最大限に必要とされるようにすることを特徴とする請求項3に記載の作成方法。
  5. 前記関連表(22;22b,22c,22d)中の少なくとも1つのポジション(P0−P10)を最適化された方法で前記識別子グループ(IDG)における1つの識別子(I89;I5,I1,I8,I16)と非常に関連させることで、該ポジション(P0−P10)を見つけるのに要する作業ステップの数を少なくしたことを特徴とする請求項3又は4に記載の作成方法。
  6. 前記関連表(22;22b,22c,22d)中の前記識別子グループ(IDG)の識別子(I89;I5,I1,I8,I16)と関連付けることのできる前記ポジション(P0−P10)の数を増加あるいは減少させ、及び/あるいは、前記識別子グループ(IDG)の前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)を、前記計算ルール(1)を適用することの一環として表示サブセットに変換し、それに基づき関連表(22;22b,22c,22d)中の表示サブセットのポジションがそれぞれの識別子(I89;I5,I1,I8,I16)と関連付けられるようし、該表示サブセットを具体的にはそれぞれの識別子(I89;I5,I1,I8,I16)と関連付けられたポジションが前記関連表(22;22b,22c,22d)中で均一に競合することを避けて配置されるように構成し、及び/あるいは、具体的には任意の数あるいは数の連続として設定される数値が、前記識別子グループ(IDG)の夫々の前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に加えられるか又は夫々の前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)から差し引かれるようにし、及び/あるいは、前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)がそれぞれ乗数を乗じられ、及び/あるいは、具体的には論理“AND”、論理“OR”あるいは“shift”である論理演算を実行することを特徴とする請求項5に記載の作成方法。
  7. 前記関連表(22;22b,22c,22d)において、ポジションが前記識別子グループ(IDG)の前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に関連付けられる順序を変更することを特徴とする請求項5又は6に記載の作成方法。
  8. 前記関連表(22;22b,22c,22d)において最適化された方法でポジション決めされた前記少なくとも1つの識別子(I89;I5,I1,I8,I16)を、所定の基準に従って、より具体的には予定された送信頻度に従うか、あるいは該識別子を含んでいるメッセージ(19)の優先度に従って選択することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の作成方法。
  9. 前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)あるいはそれぞれ前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)から得られる移動値を、前記関連表(22;22b,22c,22d)において識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に与えられるポジションの数に対応する素数で割ることにより、前記計算ルール(1)及び/あるいは移動ルール(2)を適用する際に、それぞれの第1ポジション及び/あるいはそれぞれの少なくとも1つの第2ポジション(P0;P0−P10)を示すインジケータが見つけられ、具体的には前記インジケータが前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)の値を素数で割った整数の余りとして見つけられるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のテスト方法。
  10. 移動ルール(2)が実質上計算ルール(1)を含んで適用されることを特徴とする請求項1に記載のテスト方法。
  11. 前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)が、それぞれのメッセージ(19)のアドレスデータ項目、詳しくはターゲットアドレスに含まれているか、あるいはそれぞれのメッセージ(19)の内容に関する内容識別子に含まれていることを特徴とする請求項1に記載のテスト方法。
  12. 通信ネットワーク(10)として放送ネットワークが利用され、及び/あるいは、通信ネットワーク(10)としてバスシステム、具体的にはCANバスシステムあるいはLINバスシステムが利用されることを特徴とする請求項1に記載のテスト方法。
  13. 不使用マーカーとして、ボイドマーカー及び/あるいは前記識別子グループ(IDG)に含まれていない無効な識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に関連付けられた値を与えることを特徴とする請求項1に記載のテスト方法。
  14. 前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に対して前記関連表(22;22b,22c,22d)における前記第1ポジションあるいは少なくとも1つの第2ポジション(P0;P0−P10)を見つけるために、請求項6に記載の方法の影響を受けて適用される計算ルール(1)が用いられるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のテスト方法。
  15. メッセージ(19)中にあり、通信ネットワーク(10)を介して通信手段(11,12,13)への伝達が可能な識別子(I89;I5,I1,I8,I16)の関連性テストのためのテストモジュールであって、
    前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に適用される計算ルール(1)を用いて、各識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に対する関連表(22;22b,22c,22d)中の第1ポジション(P1;P0−P10)を見つけるステップと、
    前記第1ポジション(P1;P0−P10)が利用できないという競合が生じた場合に、他の識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に関連付けられない利用可能なポジション(P1;P0−P10)が前記関連表(22;22b,22c,22d)中に見つかるまで、該識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に適用される移動ルール(2)に基づいて、該識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に対する前記第1ポジション(P1;P0−P10)に代わる少なくとも1つの第2ポジション(P1;P0−P10)を関連表(22;22b,22c,22d)中において探して見つけるステップと、
    前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)あるいはそれに関連した値(w)が前記第1ポジション(P1;P0−P10)あるいは前記少なくとも1つの第2ポジション(P1;P0−P10)に入力された場合に、該識別子(I89;I5,I1,I8,I16)を関連があるものとして示すステップと、
    前記第1ポジション(P1;P0−P10)あるいは前記少なくとも1つの第2ポジション(P1;P0−P10)において、不使用マーカーが入力された場合に、該識別子(I89;I5,I1,I8,I16)を関連がないものとして示すステップと、
    を実行するためのテスト手段を含むことを特徴とするテストモジュール。
  16. ある識別子グループ(IDG)に関連する識別子(I89;I5,I1,I8,I16)の関連性テストのために、通信手段(11,12,13)に設けられる関連表(22;22b,22c,22d)を作り上げる作成モジュールであって、前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)は通信ネットワーク(10)を介して伝達され得る前記通信手段(11,12,13)に関連するメッセージ(19)を識別するために設けられ、
    前記作成モジュールは、
    前記関連表(22;22b,22c,22d)に備えられており、不使用マーカーを有する前記識別子グループ(IDG)のどの識別子(I89;I5,I1,I8,I16)とも関連付けられないポジションを示すマーク手段と、
    前記識別子グループ(IDG)の各識別子(I89;I5,I1,I8,I16)について、
    前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に適用される計算ルール(1)を用いて、各識別子(I89;I5,I1,I8,I16)について関連表(22;22b,22c,22d)中の第1ポジション(P1;P0−P10)を見つけるステップと、
    前記第1ポジション(P1;P0−P10)が利用できないという競合が生じた場合において、前記識別子グループ(IDG)の他の識別子(I89;I5,I1,I8,I16)と関連付けられない利用可能なポジション(P0;P0−P10)が前記関連表(22;22b,22c,22d)中に見つかるまで、夫々の識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に適用される移動ルール(2)に基づいて、該識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に対する少なくとも1つの第2ポジション(P0;P0−P10)を関連表(22;22b,22c,22d)中において探して見つけるステップと、
    前記それぞれ見つけられた第1ポジションあるいは少なくとも1つの第2ポジション(P0,P1;P0−P10)において、前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)の入力あるいは前記識別子に関連する値(w)を入力するステップと、
    を有するポジション決めのステップを実行するためのポジション決め手段と、を含むことを特徴とする作成モジュール。
  17. 通信手段(11,12,13)、具体的にはCANバス関係部分あるいはCANインターフェイスコンポーネントであって、
    具体的には前記関連表(22;22b,22c,22d)が前記通信手段(11,12,13)の不揮発メモリーに含まれている請求項15に記載のテストモジュールを含み、
    及び/あるいは、請求項16に記載の作成モジュールを含むことを特徴とする通信手段。
  18. 自動車及び/あるいは具体的にはパーソナルコンピュータの形を取った開発ツールであって、
    請求項17に記載の通信手段(11,12,13)を含み、
    及び/あるいは、請求項15に記載のテストモジュールを含み、
    及び/あるいは、請求項16に記載の作成モジュールを含むことを特徴とする自動車及び/あるいは開発ツール。
  19. それぞれ通信手段(11,12,13)及び/あるいは開発ツール(17)の制御モジュール(40)により実行可能なプログラムコードを含むことを特徴とする請求項15に記載のテストモジュール及び/あるいは請求項16に記載の作成モジュール。
  20. 請求項19に記載のテストモジュール及び/あるいは作成モジュールを内部に記憶している、具体的にはディスケット、CD−ROM、ディジタル汎用ディスク、ハードディスク装置等の形を取ったことを特徴とする記憶媒体。
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