JP2002305524A - 識別子の関連性テストのための方法及び装置 - Google Patents

識別子の関連性テストのための方法及び装置

Info

Publication number
JP2002305524A
JP2002305524A JP2002004771A JP2002004771A JP2002305524A JP 2002305524 A JP2002305524 A JP 2002305524A JP 2002004771 A JP2002004771 A JP 2002004771A JP 2002004771 A JP2002004771 A JP 2002004771A JP 2002305524 A JP2002305524 A JP 2002305524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identifier
association table
test
communication means
identifiers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002004771A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3863431B2 (ja
Inventor
Horst Wettstein
ヴェットスタイン ホルスト
Jochen Rein
ライン ヨフェン
Tobias Pongs
ポング トビアス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Vector Informatik GmbH
Original Assignee
Vector Informatik GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Vector Informatik GmbH filed Critical Vector Informatik GmbH
Publication of JP2002305524A publication Critical patent/JP2002305524A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3863431B2 publication Critical patent/JP3863431B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/74Address processing for routing
    • H04L45/742Route cache; Operation thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/74Address processing for routing
    • H04L45/745Address table lookup; Address filtering
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • H04L61/35Network arrangements, protocols or services for addressing or naming involving non-standard use of addresses for implementing network functionalities, e.g. coding subscription information within the address or functional addressing, i.e. assigning an address to a function

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッセージ中にあり、通信ネットワークを介
して通信手段への伝達が可能な識別子の関連性テストの
ためのテスト法、そのためのテストモジュール及び上記
のテスト法のために提供される関連表を作り上げる作成
モジュールの提供。 【解決手段】 本発明のテスト法においては、識別子に
対する関連表中の第1ポジションが、その識別子に適用
される計算ルールに基づいて求められるか、あるいは第
1ポジションが利用できないという競合が生じた場合に
おいては利用可能なポジションが見つけられるまで識別
子に適用される移動ルールを用いて代わりになる第2ポ
ジションに基づいて求められる。第1あるいは第2ポジ
ションにおいて、識別子あるいはそれに関連する値が入
力されると、識別子は関連があるとして示され、第1あ
るいは第2ポジションにおいて不使用マーカーが入力さ
れると、識別子は関連がないとして示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを経
由して通信手段に送信されるメッセージ中の識別子の関
連性をテストするためのテスト方法及びその為のテスト
モジュール、更にはある識別子グループに関連した識別
子の関連性テストのために設けられる関連表を作成する
ための作成方法及びその為の作成モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】通信ネ
ットワークにおいて、メッセージはしばしば、一つのソ
ース通信手段から一つのターゲット通信手段に体系的に
送信されるのではなく、いわゆるブロードキャスト方法
によって多数のターゲット通信手段に送信される。その
場合、それぞれのターゲット通信手段は、例えば、メッ
セージのターゲットアドレス又はメッセージの内容に関
する識別子といった各メッセージ中に含まれる識別子に
基づいて、そのメッセージが自らに関連があるか否かを
決定しなければならない。この典型的な例はバスシステ
ムであり、そこではバスシステムの全関係部分(例え
ば、通信手段)が、バスによって送信されたメッセージ
を受信する。
【0003】一つのターゲット通信手段に対して単に一
つの識別子が関連性を有する場合には、単純な比較作業
を行うことにより比較的容易にその識別子の関連性テス
トを実行することができる。しかしながら、このような
ターゲットに関連する識別子が複数存在する場合には、
それぞれに受信された識別子がその通信手段に関連した
ものであるか否かを確認することは、実質的により困難
である。例えば、テスト対象の識別子は、線形的にチェ
ックされるべき関連識別子のリストを参照してテストさ
れても良い。
【0004】幾分改良された方法の場合には、そのよう
なリストに対して、例えば、二分割法が用いられる。
又、関連性のない識別子と異なり、関連性のある識別子
を、例えば、所定のビットパターンといった明白な共通
の特徴によって識別することも考えられ、それにより、
例えば、そのビットパターンをマスクすることによって
単純な比較テストが可能となる。
【0005】通信手段、例えば、CAN(コントローラ
エリアネットワーク)バス上のバス関係部分が、該通信
手段にそれぞれ関連した多数の異なる識別子を有するメ
ッセージを受信した場合、上述のテスト方法は、面倒で
あると共に時間がかかる。このため、通信手段側では、
相当量の高価なプロセッサ電力が必要となる。
【0006】本発明の一つの目的は、メッセージ中にあ
り通信ネットワークを介して伝達(送信)可能な識別子
の効果的な関連性テストを可能にする方法及び装置を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本明細
書、請求項、及び図面から明らかとなるこれらの及び/
又は他の目的を達成するために、本発明によれば、メッ
セージ中にあり、通信ネットワークを介して通信手段に
送信することが可能な識別子の関連性をテストするため
のテスト方法であって、前記識別子に適用される計算ル
ールに基づいて、前記識別子の関連表における第1ポジ
ションを見つけるステップと、前記第1ポジションが利
用できないという競合が生じた場合に、前記関連表にお
いて他の識別子に関連付けられない利用可能なポジショ
ンが見つかるまで、前記識別子に適用される移動ルール
に基づいて、前記関連表における前記識別子に対する前
記第1ポジションに代わる少なくとも一つの第2ポジシ
ョンを探して見つけるステップと、前記識別子、又はそ
れに関連した値が前記第1ポジション又は前記少なくと
も一つの第2ポジションに入力された場合に、前記識別
子を関連があるものとして指定するステップと、前記第
1ポジション又は前記少なくとも一つの第2ポジション
に不使用マーカーが入力された場合、前記識別子を関連
がないものとして指定するステップと、からなるテスト
方法が提供される。
【0008】本明細書、請求項、及び図面から明らかな
目的を達成するために、本発明によれば、更に、通信ネ
ットワークによってメッセージ中に含まれて送信される
ことが可能な識別子の関連性をテストするための、上記
各ステップを実行するためのテスト手段を備えたテスト
モジュールが提供される。
【0009】上述のテスト方法と、更にテストモジュー
ルとは、本質的に、メッセージの一部として識別子を受
信する通信手段が、それぞれの識別子に対して迅速な関
連性テストを行うことを可能にする役割を果たす。必要
な関連表を作成し、それによって本発明の目的を達成す
るために、更に以下のものが提供される。即ち、一つの
識別子グループに関連した識別子であって、通信手段に
関連するメッセージを識別するために設けられると共に
通信ネットワークにより伝達され得る識別子の関連性テ
ストのため(通信手段に設けられる)関連表を作り上げ
る作成方法であって、関連表中に設けられ前記識別子グ
ループのいかなる識別子とも関連を持たないポジション
が、不使用マーカーとして示されると共に、前記識別子
グループの各識別子に対して、以下のポジション決めの
ステップが行われることを特徴とする作成方法である。
該ポジション決めのステップとは、前記識別子に適用さ
れる計算ルールを用いて、関連表中におけるそれぞれの
識別子の第1ポジションを見つけるステップと、前記第
1ポジションが利用できないという競合が生じた場合
に、前記識別子グループにおける他のいかなる識別子と
も関連を持たない利用可能なポジションが前記関連表中
に見つかるまで、前記識別子に適用される移動ルールに
基づいて、前記関連表中における前記識別子の少なくと
も一つの第2ポジションを探して見つけるステップと、
前記それぞれ見つけられた第1ポジション又は少なくと
も一つの第2ポジションに、前記識別子又はそれに関連
した値を入力するステップとから成る。更に提供される
のは、一つの識別子グループに関連した識別子であっ
て、通信手段に関連するメッセージを識別するために設
けられると共に通信ネットワークにより伝達され得る識
別子の関連性テストのため(通信手段に設けられる)関
連表を作り上げる作成モジュールであって、前記関連表
中に設けられ、前記識別子グループのいかなる識別子と
も関連を持たないポジションを示しマークを付すための
マーク手段と、前記識別子グループの各識別子に対して
前記ポジション決めのステップを実行するためのポジシ
ョン決め手段とを備える。
【0010】従って、関連表を作成する間、原則的に
は、そうして作成された関連表に基づいて識別子をテス
トする間に行われるのと同じ方法のステップが実行さ
れ、より明確には、共通の発明概念が存在するように、
同じ計算ルール及び同じ移動ルールが利用される。唯一
の違いは、基本的には、関連表を作成する際には、具体
的に割り当てられたポジションに識別子が入力されるの
に対し、関連性テストでは、テスト対象の識別子がこの
ポジションに既に入力されているか否かが確認される点
である。
【0011】本発明の重要な基本概念は、各通信手段に
関連したメッセージが示される識別子の最適な関連性テ
ストにおいて、本質的に周知のハッシュ方法を適用した
ことである。周知の方法と異なり、ハッシュ方法は、実
質的により迅速で、より効果的な方法である。従って、
ある通信手段に関連した識別子の広範囲にわたるグルー
プを、比較的短時間で確実にテストすることが可能とな
る。
【0012】関連性テストを更に最適化するために、請
求項及び本明細書中に記載の特徴に注目されたい。通信
手段に関連した識別子グループの識別子に対する関連表
を作成している間にも、作業ステップの最大数を見つ
け、その識別子グループに含まれない識別子の関連性を
テストしている間には、その最大数が中断の判断基準と
して利用されるように、例えば、計算ルール及び/又は
移動ルールを識別子グループの識別子に適用する際に
は、最大限に必要とされるそのような数を通信手段及び
/又はテストモジュールに適用可能にすべく保持するよ
うにすると効果的である。
【0013】そして、所定の最大数の作業ステップ後に
見つかった関連表中の各ポジションが、テスト対象の識
別子とは異なる識別子に割り当てられていた場合、テス
ト対象の識別子に対する計算ルール及び/又は移動ルー
ルが、関連性テストの間、所定の最大数の作業ステップ
及び関連がないとみなされるべきマーカーに利用される
ように規定すると効果的である。
【0014】関連表の最適な設計により、関連性テスト
の効率は実質的に向上され、特に、必要な作業ステップ
の数、即ち計算ルール及び/又は移動ルールの適用を、
例えば、個々の識別子の場合にも、あるいは一つの識別
子グループにおける全ての識別子の場合にも、平均して
減じることが可能となる。
【0015】従って、この方法の場合には、識別子グル
ープにおける少なくとも一つの識別子に対して、関連表
中のポジションが最適な方法で関連付けられるので、そ
のポジションを見つけるために必要とされる作業ステッ
プの数、より明確には計算ルール及び/又は移動ルール
を適用する回数が少なくて済むように規定されている。
【0016】最適な方法で関連表にポジション付けられ
た少なくとも一つの識別子は、所定の基準、具体的に
は、予定された送信頻度又はそれぞれその中に含まれる
メッセージの優先順位に従って選択されることが好まし
い。又、例えば、特に頻繁にメッセージ中に含まれる識
別子といった単独の識別子を第一基準に従って選択する
と共に、例えば、優先順位を適用して取り扱われるべき
特に重要な識別子といった多数の他の識別子を第二基準
に従って選択することも可能である。
【0017】本発明の作成方法における最適化のための
便利な方法は、識別子グループの識別子に関連付けるこ
とが可能なポジションの数を増加させたり減少させたり
することである。従って、特に、識別子グループの各識
別子に平均的に必要とされるテストステップの数を減ら
しても良い。
【0018】しかしながら、関連表を最適化するため
に、重要な目標は、できるだけ多くの関連表ポジション
が一つの識別子グループにおける一つの識別子と関連付
けられるように、通信手段におけるメモリ容量要求を可
能な限り小さくすることである。
【0019】このために、当該作成方法は、識別子グル
ープの識別子が、計算ルール適用の一環として表示サブ
セットに変換されるよう改善されることが好ましい。そ
して、その表示サブセットに基づいて、関連表中のポジ
ションがそれぞれの識別子に関連付けられるようにして
も良い。
【0020】この場合、表示サブセットは、それぞれの
識別子と関連したポジションが均等に配置され、関連表
における競合を避けるように作成されることが好まし
い。従って、計算ルールは、クラスタ形成を防ぐように
選択及び/又は修正され、これによって未修正の計算ル
ールにより、同じポジション上で数個の識別子が対立又
は競合してしまうことが避けられる。修正された計算ル
ールによって、これらの識別子は、それぞれ別々のポジ
ションを与えられる。
【0021】計算ルールの修正のために、幾つかの方法
を単一で、又は所望の組み合わせで利用することが適切
である。例えば、ある数値、特に、任意の数として決定
された数値を、識別子グループにおける各識別子に足し
たり、そこから引いたりする。更に、各識別子をある乗
数で掛けたり、あるいは、例えば、論理“AND”や論
理“OR”又は“shift”を用いて、論理演算で処
理したりすることも可能である。
【0022】その後、関連表を最適化する過程において
見出されたある種の“最適の”計算ルールが、テスト方
法及びテストモジュールによっても利用されることは明
らかである。上述の最適化方法と容易に組み合わせ可能
な最適化のための更なる方法は、順序を変えることであ
り、それによって識別子グループの識別子は、関連表中
にそれぞれに関連のあるポジションを有する。
【0023】こうして、ある一定の場合には、関連表に
おける識別子と関連のあるポジションにおける競合の数
を減らすために、計算ルールを修正することさえ不要と
なる。更に、例えば、頻繁にテスト対象となる識別子
や、優先順位が高い識別子を優先的に関連表中に入力す
ることが可能となる。
【0024】最適化された関連表の特別な利点は、それ
が、作成モジュールを使って“オフライン”で作成可能
であるということである。例えば、高性能ワークステー
ション又は高いプロセッサ能力を備えたコンピュータネ
ットワークを設けても良い。更に、関連表を最適化する
ためにどれほどの時間が必要であるかは、本質的に無関
係である。このため、最適な小さいサイズの関連表を作
成するために、上述の最適化ステップは、作成モジュー
ルによって異なる組み合わせで容易に試行可能であり、
この場合には、識別子の関連性テストのために、2,3
の作業ステップが必要とされるにすぎない。
【0025】最適化された関連表は、例えば、通信手段
の受信構成要素に内蔵されたテストモジュールのために
利用可能とされる。関連表は、例えば、ROMに焼き付
けられても良い。既に最適化された関連表により、識別
子の関連性テストのために、テストモジュール側、ひい
ては通信手段側では、極小のプロセッサ能力が必要とさ
れるにすぎない。
【0026】本発明の以下の有利な変形例は、テスト方
法及びテストモジュール、並びに作成方法及び作成モジ
ュールに関する。不使用マーカーとして、異なるタイプ
のマーカーを用いることが可能である。ボイドマーカー
を不使用マーカーとして設けると、そのようなボイドマ
ーカーは、テストモジュールによって極めて容易に検知
されるため、効果的である。又、識別子グループに含ま
れる識別子と関連付けられていない無効な数値で不使用
マーカーを形成することも可能であり、それは、例え
ば、有効な識別子に対して許容された数値よりも実質的
に大きい数値にすることである。
【0027】計算ルール及び/又は移動ルールを適用す
る場合、インジケータが、関連表における第1ポジショ
ン及び/又は少なくとも一つの第2ポジションをそれぞ
れ指し示した状態で見つけられるようにすることが好ま
しい。これは、識別子あるいはそれぞれ識別子から得ら
れる移動値を、関連表において識別子に与えられるポジ
ションの数に対応する素数で割ることによって成し遂げ
られる。このようにして、それぞれ計算ルールに従っ
て、又はそれぞれ移動ルールに従って、一つの識別子と
関連付けられるべきポジションを素早く見つけることが
できる。
【0028】特に好ましい形態では、インジケータが、
素数によるマーカー数値の割り算の整数余りとして設定
されるように規定される。素数による割り算の代わり
に、それぞれの識別子から素数の引き算を繰り返し行う
ように規定しても良い。計算ルールによって関連表中の
同一のポジションと関連付けられる、即ち当該同一のポ
ジションを割り当てられる可能性のある二つの識別子
は、移動ルールによって異なるポジションと関連付けら
れる。この場合、移動ルールが本質的に計算ルールを含
むようにすると効果的である。このため、移動ルールの
適用のために、例えば、先ず一つの識別子から一つの移
動値を形成し、その移動値を関連表におけるポジション
の現在のインデックスに加算する。その後、この和に基
づいて、又計算ルールを用いて、関連表におけるその識
別子のポジションが見つけられる。作成方法及びテスト
方法において、同一の移動ルールを利用しなければなら
ないことは明らかである。
【0029】原則として、識別子は、いかなる適切な数
値であっても良い。識別子が、それぞれのメッセージの
アドレスデータ項目、より明確には、ターゲットアドレ
ス中に含まれるようにするか、あるいはそれぞれのメッ
セージの内容に関する内容識別子中に含まれるようにす
ると便利である。この場合、識別子は、それぞれ、ター
ゲットアドレス又は内容識別子、あるいはそれらのほん
の一部を構成することが可能である。それぞれにテスト
されるべき、ターゲットアドレス又は内容識別子の識別
子を構成する一部は、例えば、それぞれのターゲットア
ドレス又は内容識別子をマスキング又はシフティングす
ることによって見つけられるようにしても良い。
【0030】原則として、エンドツーエンド通信を提供
する通信ネットワークを含めて、いかなる適切な通信ネ
ットワークを設けることも可能である。そのような通信
ネットワークの場合にも、複数のメッセージが通信手段
に送信されることが有り得るため、それらのメッセージ
は、関連性テストの対象となると共に、そのために適切
な識別子を含んでいる。一例を挙げれば、あるメッセー
ジは、通信手段が所定の動作状態にある時には関連性を
有するが、他の何らかの動作状態においては関連性を持
たない。しかしながら、本発明の好ましい形態では、通
信ネットワークとしてブロードキャストネットワークが
与えられ、この場合には、それぞれのメッセージを受信
する通信手段が、メッセージの関連性テストを行う、つ
まり、フィルタにかけることによってそれらの通信手段
と関連のないメッセージを除外することを強いられるよ
うに規定がなされる。
【0031】ブロードキャストネットワークの典型例と
しては、バスシステム、特に、コントローラエリアネッ
トワーク(CAN)バスシステム、又は通信ネットワー
クとしてのローカルインターコネクトネットワーク(L
IN)バスシステムが挙げられる。CAN及びLINバ
スシステムは、特に、オートメーション技術又は自動車
に用いられるものである。特に、自動車の場合には、制
御及び監視すべき電装品の数が増加しているため、それ
ぞれのバスシステム側でのメッセージトラフィック負荷
も増大することになる。そして、バス関係部分は、それ
らと関連のない多数のメッセージを受信するが、本発明
による関連性テストを用いることにより、わずかな計算
能力を必要とするのみで、それらの関連のないメッセー
ジを迅速に除去することが可能となる。テールライトの
制御構成要素の例として、カーラジオ又はナビゲーショ
ンシステムに関するメッセージは重要でない。
【0032】本発明の更に有利な発展形及び便利な形態
は、付随の図面を参照に、以下の一実施例の詳細な記載
から理解されるであろう。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、通信ネットワークを構成
するバス10と、それに接続された通信手段11、1
2、13とを示す。バス10は、ここでは、CANバス
またはLINバスである。通信手段11、12、13
は、バス10の構成要素(関係部分)であると共に、図
示されない追加の通信手段の典型例を示す。バス10
は、自動車18に設置され、バス線8及び9を含む。バ
ス線8及び9のうちの一方は、例えば通信手段11、1
2、13に共通するアースとして構成される。
【0034】通信手段11は、例えば、ローカルコンポ
ーネントグループ制御手段を制御するための中央制御装
置である。ローカルコンポーネントグループ制御手段
は、例えば通信手段12及び13により構成され、例え
ば自動車上のテールライトコンポーネントグループまた
は距離測定手段を制御する役割を果たす。
【0035】通信手段11、12、13は、バス10を
介して互いに通信する。バスを介して送信される各メッ
セージは、バス10に接続された全ての通信手段11、
12、13により受信される。例えば、通信手段11
が、図2に示したメッセージ19というメッセージを通
信手段12に送信すると、このメッセージは通信手段1
3にも受信される。メッセージ19は、通信手段12に
関連する一方で、通信手段13には関連しないために拒
絶される。
【0036】メッセージ19は、データ及び識別子ID
から構成される。識別子IDは、例えば、メッセージ1
9のターゲットアドレスまたはそのメッセージの内容識
別子を構成しているか、あるいはまたターゲットアドレ
スに、またはメッセージ19の内容識別子それぞれに含
まれている。識別子I89は、89に等しい値(w)を
有していて、識別子グループIDGのコンポーネントに
なっている。識別子グループIDGは、さらに5、1、
8、16の値(w)を有する識別子I5、I1、I8、
I16を含んでいる。識別子I5、I1、I8、I8
9、I16は、通信手段12に関連するメッセージに付
され、識別子I89は、例えば、メッセージ19に付さ
れる。本実施例での識別子グループIDGは、一次元の
フィールドまたは配列として構成されている。
【0037】識別子の関連性をテストするために、通信
手段12にはテストモジュール15が設けられる。テス
トモジュール15は、関連表22、22b、22c、2
2dを基に、メッセージに含まれる識別子をテストす
る。本実施例の場合、テストモジュール15は、通信手
段12により実行されるプログラムモジュールである。
しかしながら、テストモジュール15の機能、そして通
信手段11及び13に設けられた、テストモジュール1
5と同様に機能するテストモジュール14及び16の機
能とをより詳しく説明する前に、本実施例では開発ツー
ル17によって実行されるプログラムモジュールの形態
をとる関連表22、22b、22c、22dの作成につ
いて説明する。
【0038】作成モジュール20は、識別子I5、I
1、I8、I89、I16を関連表22、22b、22
c、22dにおけるポジションP0−P10に関連付け
る。この時、作成モジュール20は、以下の計算ルール
を識別子I5、I1、I8、I89、I16の値5、
1、8、89、16に適用する。
【0039】 p=w mod d (1) pは、関連表22、22b、22c、22dのポジショ
ンP0からP10のどれかのインデックスである。イン
デックスpは、各w値を除数dで割り算した際の余りで
あり、自然数(整数)で表される。この場合、除数dは
素数であり、ポジションP0からP10の数に等しい。
本実施例の場合、dは11である。
【0040】除数dの値、すなわち表中のポジションの
数が、与えられた関連表に関連付けられる識別子の数の
およそ2倍であると都合がよい。しかしながら、原則と
して、除数は異なる方法で求められてもよい。1つの識
別子グループ内の識別子は全て、各関連表中のそれぞれ
1つのポジションに関連付けられるものとする。
【0041】識別子I5、I1、I8、I89、I16
をポジションP0からP10に関連付ける際、作成モジ
ュール20は、図3に示すメソッド23を実行する。こ
の結果、図5に示す関連表22が作成される。メソッド
23は、識別子グループIDGの識別子I5、I1、I
8、I89、I16のそれぞれに対して実行される。
【0042】図示されないステップにおいて、ポジショ
ンP0からP10にはまず、不使用マーカーが付され
る。本実施例では、ボイドマーカーが用意される。ステ
ップ24において、計算ルール(1)が、識別子I5、
I1、I8、I89、I16のそれぞれのw値に適用さ
れる。この際、識別子I5、I1、I8については、ポ
ジションP5、P1、P8が関連付けられる、あるいは
それらのポジションが割り当てられる。テストステップ
25では、それぞれの場合について、ポジションP5、
P1、P8がすでに別の識別子と関連付けられていない
かどうかの検査が行われる。これはどんな場合にもそう
というわけではない。すなわち、ステップ26におい
て、作成モジュール20が、識別子I5、I1、I8の
値(w)である5、1、8をポジションP5、P1、P
8に入力できるように、識別子I5、I1、I8をポジ
ションP5、P1、P8と関連付ける際、本実施例の場
合は、ボイドマーカーが入力される。
【0043】しかしながら、ステップ24において、識
別子I89のw値89に計算ルールを適用すると、ステ
ップ25で、識別子I89が、すでに識別子I1によっ
て占有されているポジションP1に関連付けられること
がわかる。従って、テストステップ25に続く移動ステ
ップ27では、代わりのポジションが関連表22中で見
つけられることを確認し、それぞれ見つけられたポジシ
ョンが利用可能かどうかをチェックするために、戻り分
岐28でテストステップ25に戻る必要がある。識別子
I89のために見つけられるポジションP0にもこのこ
とは適用される。
【0044】移動ステップ27では、移動ルール(2)
を構成する以下の計算ルール(2a)及び(2b)が適
用される。 inc=(w mod(d−1))+1 (2a) Pn+1=(Pn+inc)mod d (2b) ステップ25において実行される可能性のある計算ルー
ル(2a)では、移動値incが識別子の各値wから求
められる。移動値incは、別の識別子により既に占有
されているポジションでインデックスPnに加算され
る。具体的には、識別子I89のためのインデックスP
n=1が、識別子I1により既に占有されているポジシ
ョンP1に当てはまり、計算ルール(2a)に従って、
移動値inc=10となる。その合計 Pn+inc=1+10=11 に計算ルール(2b)を適用すると、インデックスPn
+1=0になりポジションP0を指す。本実施例の場
合、計算ルール(1)及び(2b)はほぼ同じである。
しかしながら、計算ルール(1)に従うと、除数dを用
いた除数式が直接識別子の値wに適用され、その一方
で、計算ルール(2b)に従うと、除数dを用いた除数
式が移動値inc及びインデックスPnの合計に対して
実行されるので、別の識別子によって既に占有されてし
まっている求められたポジションに適用されるという点
が異なる。
【0045】識別子I16について、移動ルール(2)
は合計3回実施されなければならない。なぜなら、計算
ルール(1)を実行すると、識別子I5により占有され
ているポジションP5が見つけられ、その後、移動ルー
ル(2)を3回実行して、(識別子I1、I8により占
有されている)ポジションP1、P8が、そしてようや
くこの後にポジションP4が見つけられるからである。
結局、ポジションP4を見つけるのに、4回の作業ステ
ップSTが必要である。これは、図5に「ST」と記さ
れた列に記載されている。それに対して、識別子I5、
I1、I8については1回の作業ステップST、すなわ
ち計算ルール(1)の実行が必要となるだけである。こ
のことは、後述する識別子I5、I1、I8の関連性テ
ストには都合がよい。
【0046】メソッド23で作成される関連表22を図
5に示す。メソッド23の個々のメソッドステップを、
IDG、w、p、inc、STと記された列及び、I
5、I1、I8、I89と記された行に示す。関連性テ
スト表22、さらに原則として図6から8に示す関連表
22b、22c、22dも、例えば、数の連続のみで定
義されることができる。本実施例の場合は、例えば、8
9、1、255、255、16、5、255、255、
8、255、255の値でもって定義される。「25
5」は、その数列のあるポジションに不使用マーカーが
入力されていることを示しており、無効な識別子をマス
クしている。また、関連表22、22b、22c、22
dの行及び/または列を追加することも可能である。こ
の場合、それぞれのメッセージの追加処理に必要なデー
タが入れられる。
【0047】以下に、図4に示した識別子I89のため
の関連性テストを、テストモジュール15を使用してい
る関連表22を基に説明する。ステップ29において、
計算ルール(1)が識別子I89のw値89に適用さ
れ、ポジションP1のインデックスが求められる。さら
に、ステップカウンタsが、例えばs=1で初期化され
る。ステップカウンタは、関連表22の作業ステップの
数を制限する役割を果たす。
【0048】原則として、ステップカウンタの最大数s
maxは、関連表22中のポジションP0からP10の
数に応じて設定される。しかしながら、本実施例では、
最大数smaxは、列STに与えられた作業ステップの
最大数として定義される。関連表22では、smaxの
値は4である。
【0049】ステップ29に続くテストステップ30で
は、ポジションP1に入力された値が識別子I89のw
値89と同じであるかどうかテストされる。ポジション
P1は、識別子I1に関連付けられていて、w値1がそ
こには入力されているため、これは真ではない。この
後、テストステップ35で、ポジションP1に不使用マ
ーカーが入力されているかどうかのテストが行われる。
本実施例の場合、これはボイドマーカーである。w値と
して、1がポジションP1に入力されているので、これ
もまた真ではない。
【0050】従って、次のステップ31では、ステップ
カウンタのカウンタsがまず1だけ増分され、次のテス
トステップ32において、ステップカウンタsがすでに
最大数smaxを超えているかどうかのテストが行われ
る。この実行において、ステップカウンタsは2であ
り、最大数smaxである4より小さい。
【0051】テストステップ32に続く移動ステップ3
3では、識別子I89のための代わりのポジションを関
連表22中で見つける。この目的で、すでにメソッド2
3に関連して説明したように、移動ルール(2)の計算
ルール(2a)及び(2b)が、ポジションP1のイン
デックスPn=1に適用され、その結果、ポジションP
0が求められ見つけられる。移動ステップ23及び27
においては、原則的に同じ処理が実行される。
【0052】移動ステップ33の後、テストステップ3
0において、ポジションP0に入力されている値が、識
別子I89のw値89と同じかどうかのテストが行われ
る。これが真であるため、出力ステップ34において、
識別子I89が通信手段12に関連する識別子であるこ
とを示す出力が作成され、メッセージ19は通信手段1
2に関連するメッセージとなる。
【0053】識別子I89のw値が89ではなく、例え
ば2であった場合、ステップ29で計算ルール(1)を
実行すると、ポジションP2との関連付けが生まれる。
テストステップ30の結果は、明らかに、w値である2
がP2に入力されていないことを示すが、その後、次の
テストステップ35において、不使用マーカーがポジシ
ョンP2に入力されていることがわかることになる。従
って、次の出力ステップ36では、w値として2を有す
る識別子I89が、通信手段12に関連しない識別子で
あることを示す出力が作成され、メッセージ19は通信
手段12に関連しないメッセージとなる。テストステッ
プ32においても、「関連しない」という出力ステップ
36と同じ結果になる。最大数である4(smax)の
作業ステップを超えると、不使用マーカーのポジション
も、テストされるそれぞれの識別子の値が入力されてい
るポジションも見つけられない。テストステップ32で
最大数(smax)である4の作業ステップをテストし
ない場合、関連表22での識別子の関連性テストには、
最悪の場合、5の作業ステップが必要になる。なぜな
ら、識別子グループIDGが全部で5つの識別子を含
み、それぞれが関連表22のポジションP0からP10
のどれかに関連付けられるからである。
【0054】テストメソッドはまた、例えば、図示され
ない異なる一連のステップで、別の形態に設計されても
よい。例えば、テストステップ30、32、35は互い
にどの順番に実行されてもよい。4以上の作業ステップ
が必要とされないということは、テストされる識別子が
「関連しない」という結果を出すために、関連性テスト
が改良されたということである。さらに、例えば、識別
子I5、I1、I8が非常に頻繁に通信手段12によっ
て受信される場合、識別子I5、I1、I8の関連性テ
ストについてそれぞれ1つの作業ステップだけが必要で
ある関連表22の構造は、通信手段12に非常に適して
いるということになる。
【0055】しかしながら、関連表22は、非常によく
最適化されているために、テストされる識別子について
「関連する」または「関連しない」という結果を出すの
に、より少ない作業ステップしか必要としない。本実施
例の場合、関連しない識別子であれば、テストルーチン
はテストステップ32で終了する。
【0056】作成モジュール20は、以下の基準に従っ
て、関連表22を最適化する。その基準は、ユーザーに
よって、あるいは例えば自動的に、予め設定される。好
ましい基準とは、例えば、関連性テストにおいて平均的
に実行される作業ステップの数を少なくするものであ
る。関連表22の場合、例えば作業ステップの最大数
(smax)が2になるように規定することができる。
【0057】まず、関連表ポジションにおいて複数の識
別子間の競合を防ぐために各関連表を拡張すること、次
いで1つ以上の以下の最適化ルーチンを利用することが
効果的であることがわかっている。しかしながら、本実
施例においてはわかりやすい状況を示すために、関連表
22を拡張しないことにする。
【0058】一つの最適化ルーチンに従って、識別子グ
ループIDGの識別子I5、I1、I8、I89、I1
6が、異なる順番で関連表22に入力されると共に/ま
たは、一つのポジションとの関連付けにおいて競合する
識別子の関連付けが変更される。関連表22のこの特別
な状況において、識別子I5及びI16をポジションP
5及びP4に関連付けることには問題がある。これらの
関連付けは、識別子I5の優先的な配置によって起こる
からである。
【0059】この最適化により、図6に示す修正された
関連表22bにおいて、最初、識別子I5はポジション
P5に関連付けられるが、その後、識別子I16がポジ
ションP5に関連付けられ、識別子I5については、ル
ーチン23の実行により代用のポジションP6が見つけ
られている。また、識別子グループIDGの識別子I5
及びI16の順番を、関連表22bのポジションP0か
らP10に関連付ける前に変更することも可能である。
【0060】列STにおいて、最大数(smax)は3
であることがわかる。すなわち、3つの作業ステップが
関連性テストに必要である。図7に示す関連表22c
に、さらなる最適化ルーチンまたはメソッドが用いられ
ている。ここでは、識別子I5、I1、I8、I89、
I16のw値5、1、8、89、16は、9、5、1
2、93、20という変換値(wt)で示されている。
この場合(図7の例の場合)の変換式(3)は: wt=w+z (3) である。本実施例の場合、数値(z)として4が入力さ
れる。関連表22cを構築するのに、w値の代わりに、
wtで示す列に与えられたwt変換値を計算ルール
(1)及び移動ルール(2)の計算ルール(2a)に使
用する。図6の22bにあるように最大数(smax)
は3である。
【0061】最適化ルーチンの数値zのためには、0か
らd−1の間にある全ての値を試すのが有利であり、最
大数smaxがそれぞれに求められる。このようにし
て、最適数値zを求めることができる。また、別の変換
式を利用することも可能である。例えば、w値にzを掛
けてもよい。例えば、wt=w*z。さらに、加算と乗
算を組み合わせて実行してもよい。例えば、wt=(w
+z)*m。「m」は選択及び最適化可能な乗数であ
る。作成モジュール20は、いずれにせよ、関連表22
に識別子I5、I1、I8、I89、I16が均等に配
分されるように、様々な変換式を試すことができる。
【0062】図6及び7に示した最適化メソッドを組み
合わせたものが、図8に示した関連表22dである。こ
こでは、数値(z)が4である変換式(3)を識別子値
I5,I1、I8、I89、I16に適用する一方で、
識別子I89の関連付けを変更する。関連表22cにお
ける配置では、さらに3つの作業ステップが必要であっ
たからである。識別子I89は、ここでは、優先的に識
別子I1の前に配置される。その結果、識別子I89及
びI1が、それぞれポジションP5及びP0と関連付け
られる(に割り当てられる)。最大数(smax)は、
最初のねらい通り、関連表22dにおいては2となる。
【0063】上述の最適化メソッドは、最終的に、識別
子グループに最適な関連表が構築されるのならば、原則
としてどんな順番及び組み合わせで作成モジュール20
により利用されてもよい。従って、それぞれに作成され
た関連表及び使用された式、計算ルール(1)、移動ル
ール(2)、使用されたどんな変換式(3)も、それぞ
れのテストモジュールで使用可能となる。
【0064】また、テストモジュール、例えばテストモ
ジュール15、のプログラムコードが、計算ルール
(1)、移動ルール(2)、いかなる変換式(3)及び
/または図1の各関連表、例えば関連表22d、を含む
ことも可能である。作成モジュール20が、各テストモ
ジュールを作成するように設計されると有利である。あ
るいは、図示されない、例えば開発ツール17により提
供される作成モジュール、及び/または、図1に開発ツ
ール17のテストモジュール15に鎖線で示されている
ような、例えばコンパイラ及びリンカを備えるプログラ
ミングツールを予め備えていると有利である。そのよう
に作成されたテストモジュール、例えばテストモジュー
ル15、及び/または各関連表、例えば関連表22d
は、各通信手段のための開発ツール17により利用可能
となる。実施例においては、例えば、テストモジュール
15は、接続37を介して、通信手段12にロードされ
る。
【0065】また、開発ツール17がテストモジュール
15を使用して、作成モジュール20によって作成され
た関連表(例えば関連表22d)をチェックすることも
可能である。具体的にはパーソナルコンピュータまたは
ワークステーションである開発ツール17と、通信手段
11、12、13とは、図1に線図的に表されているの
みである。これらの手段の各機能コンポーネントグルー
プは、機能的には同じタイプのものであるが、特定の構
造、及び、より具体的にはそのパフォーマンスにおいて
異なっている。
【0066】開発ツール17及び通信手段11、12、
13はそれぞれ、制御手段40、記憶手段41、送受信
手段42を備えており、これらは図示されない手段によ
り互いに接続されている。制御手段40は、例えば、別
個のプロセッサまたはプロセッサグループであり、それ
を使って、記憶手段41に記憶されるプログラムモジュ
ールによりプログラムコードが実行される。通信手段1
1、12、13の制御手段40は、例えばテストモジュ
ール14、15、16のプログラムコードを実行し、開
発ツール17の制御手段40は、作成モジュール20の
プログラムコードを実行する。記憶手段41について
は、例えば、作業メモリとしての役割を果たすハードデ
ィスク及び/またはランダムアクセスメモリ(RAM)
コンポーネントが問題となる。通信手段11,12,1
3において、制御手段40は例えばマイクロプロセッサ
として構成される。
【0067】例えば、表示手段(映像スクリーンまたは
LCD)や入力手段(キーボード及び/またはマウス)
のような、開発ツール17の一部として設けられる余分
なコンポーネントは、図面をよりわかりやすくするため
に省略されている。通信手段11、12、13は、例え
ば、自動車18のコンポーネント、例えばテールライト
ユニットであってもよい。
【0068】本発明を適用した実施例の変形は容易に可
能である。例えば、計算ルール(1)の代わりに、識別
子I5、I1、I8、I89、I16を関連表22、2
2b、22c、22dに関連付けることができる他の計
算ルールを使用してもよい。さらに、移動ルール(2)
は、代わりの移動ルールに修正したりまたは置き換えて
もよい。
【0069】テストモジュール14、15、16は、例
えば、送受信手段42のICのような、ハードウェアの
形態で実現してもよい。各関連表は、テストモジュール
14、15、16のコンポーネントであってもよいし、
またはそれらによってそれぞれ読み込まれるようにして
もよい。例えば、関連表は、開発ツール17によりテス
トモジュール15用に設けられたROMにロードされて
もよい。
【0070】また、作成モジュール20を、制御手段4
0によって実行することも可能である。例えば、通信手
段11、12、13のどれかに関連するメッセージが定
義され、その結果、追加の識別子が各通信手段に関連す
るとき、作成モジュール20は、通信手段あるいは各テ
ストモジュールに存在する関連表に各識別子を配置する
かまたは入力することができる。そしてさらに、上述し
た各関連表22の最適化を実行することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のテストモジュール14、15、16
を含む通信手段11、12、13を備えたバス10と、
作成モジュール20を備えた開発ツール17とを示す図
である。
【図2】 バス10上に送信されるメッセージ19を示
す図である。
【図3】 図1に示した作成モジュール20の動作を示
すフローチャート23である。
【図4】 図1のテストモジュール14、15、16の
動作を示すフローチャートである。
【図5】 図3の作成モジュールによって作成された関
連表22を示す。
【図6】 図3の作成モジュールによって作成された関
連表22bを示す。
【図7】 図3の作成モジュールによって作成された関
連表22cを示す。
【図8】 図3の作成モジュールによって作成された関
連表22dを示す。
【符号の説明】
8,9…バス線、10…バス、11,12,13…通信
手段、14,15,16…テストモジュール、17…開
発ツール、18…自動車、19…メッセージ、20…作
成モジュール、22,22b,22c,22d…関連
表、23…フローチャート、24,26,29,31…
ステップ、25,30,32,35…テストステップ、
27,33…移動ステップ、28…分岐、34、36…
出力ステップ、40…制御手段、41…記憶手段、42
…送受信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨフェン ライン ドイツ連邦共和国 71272 レニンゲン− マルムシャイム レニンゲル シュトラー セ 61 (72)発明者 トビアス ポング ドイツ連邦共和国 70563 シュトゥット ガルト メリンゲル ランドシュトラーセ 61 Fターム(参考) 5K032 BA06 BA08 CC10 DB28 EA06

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージ(19)中にあり、通信ネッ
    トワーク(10)を介して通信手段(11,12,1
    3)への伝達が可能な識別子(I89;I5,I1,I
    8,I16)の関連性テストのためのテスト方法であっ
    て、 前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に適
    用される計算ルール(1)に基づいて、該識別子(I8
    9;I5,I1,I8,I16)に対する関連表(2
    2;22b,22c,22d)中の第1ポジション(P
    1;P0−P10)を見つけるステップと、 前記第1ポジション(P1;P0−P10)が利用でき
    ないという競合が生じた場合に、他の識別子(I89;
    I5,I1,I8,I16)に関連付けられない利用可
    能なポジション(P1;P0−P10)が前記関連表
    (22;22b,22c,22d)中に見つかるまで、
    該識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に適用
    される移動ルール(2)に基づいて、該識別子(I8
    9;I5,I1,I8,I16)に対する前記第1ポジ
    ション(P1;P0−P10)に代わる少なくとも1つ
    の第2ポジション(P1;P0−P10)を関連表(2
    2;22b,22c,22d)中において探して見つけ
    るステップと、 前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)ある
    いはそれに関連した値(w)が前記第1ポジション(P
    1;P0−P10)あるいは前記少なくとも1つの第2
    ポジション(P1;P0−P10)に入力された場合
    に、該識別子(I89;I5,I1,I8,I16)を
    関連があるものとして示すステップと、 前記第1ポジション(P1;P0−P10)あるいは前
    記少なくとも1つの第2ポジション(P1;P0−P1
    0)において、不使用マーカーが入力された場合に、該
    識別子(I89;I5,I1,I8,I16)を関連が
    ないものとして示すステップと、 を含むことを特徴とするテスト方法。
  2. 【請求項2】 テストされるべき前記識別子(I89;
    I5,I1,I8,I16)に関する前記計算ルール
    (1)及び/あるいは移動ルール(2)が、所定の数の
    作業ステップについて使用され、所定の最大数(sma
    x)の作業ステップを経てそれぞれ見つけられた前記ポ
    ジション(P0−P10)が、テストされるべき前記識
    別子(I89;I5,I1,I8,I16)とは異なる
    関連表(22;22b,22c,22d)中の識別子
    (I1;I5,I89,I8,I16)に関連付けられ
    た場合に、前記マーカーは関連がないと示されることを
    特徴とする請求項1に記載のテスト方法。
  3. 【請求項3】 ある識別子グループ(IDG)に関連す
    る識別子(I89;I5,I1,I8,I16)であっ
    て、通信手段(11,12,13)に関連するメッセー
    ジ(19)を識別するために設けられると共に通信ネッ
    トワーク(10)を介して伝達される識別子(I89;
    I5,I1,I8,I16)の関連性テストのために通
    信手段(11,12,13)に設けられる関連表(2
    2;22b,22c,22d)を作り上げる作成方法で
    あって、 前記関連表(22;22b,22c,22d)中に設け
    られた、前記識別子グループ(IDG)中のどの識別子
    (I89;I5,I1,I8,I16)にも関連しない
    ポジション(P2,P3,P6,P7,P9,P10)
    が、不使用マーカーとして示され、 前記識別子グループ(IDG)の各識別子(I89;I
    5,I1,I8,I16)について、 前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に適
    用される計算ルール(1)を用いて、各識別子(I8
    9;I5,I1,I8,I16)について関連表(2
    2;22b,22c,22d)中の第1ポジション(P
    1;P0−P10)を見つけるステップと、 前記第1ポジション(P1;P0−P10)が利用でき
    ないという競合が生じた場合において、前記識別子グル
    ープ(IDG)の他の識別子(I89;I5,I1,I
    8,I16)と関連付けられない利用可能なポジション
    (P0;P0−P10)が前記関連表(22;22b,
    22c,22d)中に見つかるまで、夫々の識別子(I
    89;I5,I1,I8,I16)に適用される移動ル
    ール(2)に基づいて、該識別子(I89;I5,I
    1,I8,I16)に対する少なくとも1つの第2ポジ
    ション(P0;P0−P10)を関連表(22;22
    b,22c,22d)中において探して見つけるステッ
    プと、 前記それぞれ見つけられた第1ポジションあるいは少な
    くとも1つの第2ポジション(P0,P1;P0−P1
    0)において、前記識別子(I89;I5,I1,I
    8,I16)の入力あるいは前記識別子に関連する値
    (w)を入力するステップと、 を有するポジション決めのステップが実施されることを
    特徴とする作成方法。
  4. 【請求項4】 前記識別子グループ(IDG)の前記識
    別子(I89;I5,I1,I8,I16)について、
    作業ステップの最大数(smax)を見つけて利用可能
    にし、該最大数(smax)が、前記識別子グループ
    (IDG)に含まれていない識別子(I89;I5,I
    1,I8,I16)の関連性テストの際の中断の判断基
    準として使用され得るよう、前記計算ルール(1)及び
    /あるいは前記移動ルール(2)を前記識別子グループ
    (IDG)中の前記識別子(I89;I5,I1,I
    8,I16)に適用する際には、該最大数(smax)
    が最大限に必要とされるようにすることを特徴とする請
    求項3に記載の作成方法。
  5. 【請求項5】 前記関連表(22;22b,22c,2
    2d)中の少なくとも1つのポジション(P0−P1
    0)を最適化された方法で前記識別子グループ(ID
    G)における1つの識別子(I89;I5,I1,I
    8,I16)と非常に関連させることで、該ポジション
    (P0−P10)を見つけるのに要する作業ステップの
    数を少なくしたことを特徴とする請求項3又は4に記載
    の作成方法。
  6. 【請求項6】 前記関連表(22;22b,22c,2
    2d)中の前記識別子グループ(IDG)の識別子(I
    89;I5,I1,I8,I16)と関連付けることの
    できる前記ポジション(P0−P10)の数を増加ある
    いは減少させ、及び/あるいは、前記識別子グループ
    (IDG)の前記識別子(I89;I5,I1,I8,
    I16)を、前記計算ルール(1)を適用することの一
    環として表示サブセットに変換し、それに基づき関連表
    (22;22b,22c,22d)中の表示サブセット
    のポジションがそれぞれの識別子(I89;I5,I
    1,I8,I16)と関連付けられるようし、該表示サ
    ブセットを具体的にはそれぞれの識別子(I89;I
    5,I1,I8,I16)と関連付けられたポジション
    が前記関連表(22;22b,22c,22d)中で均
    一に競合することを避けて配置されるように構成し、及
    び/あるいは、具体的には任意の数あるいは数の連続と
    して設定される数値が、前記識別子グループ(IDG)
    の夫々の前記識別子(I89;I5,I1,I8,I1
    6)に加えられるか又は夫々の前記識別子(I89;I
    5,I1,I8,I16)から差し引かれるようにし、
    及び/あるいは、前記識別子(I89;I5,I1,I
    8,I16)がそれぞれ乗数を乗じられ、及び/あるい
    は、具体的には論理“AND”、論理“OR”あるいは
    “shift”である論理演算を実行することを特徴と
    する請求項5に記載の作成方法。
  7. 【請求項7】 前記関連表(22;22b,22c,2
    2d)において、ポジションが前記識別子グループ(I
    DG)の前記識別子(I89;I5,I1,I8,I1
    6)に関連付けられる順序を変更することを特徴とする
    請求項5又は6に記載の作成方法。
  8. 【請求項8】 前記関連表(22;22b,22c,2
    2d)において最適化された方法でポジション決めされ
    た前記少なくとも1つの識別子(I89;I5,I1,
    I8,I16)を、所定の基準に従って、より具体的に
    は予定された送信頻度に従うか、あるいは該識別子を含
    んでいるメッセージ(19)の優先度に従って選択する
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の作成
    方法。
  9. 【請求項9】 前記識別子(I89;I5,I1,I
    8,I16)あるいはそれぞれ前記識別子(I89;I
    5,I1,I8,I16)から得られる移動値を、前記
    関連表(22;22b,22c,22d)において識別
    子(I89;I5,I1,I8,I16)に与えられる
    ポジションの数に対応する素数で割ることにより、前記
    計算ルール(1)及び/あるいは移動ルール(2)を適
    用する際に、それぞれの第1ポジション及び/あるいは
    それぞれの少なくとも1つの第2ポジション(P0;P
    0−P10)を示すインジケータが見つけられ、具体的
    には前記インジケータが前記識別子(I89;I5,I
    1,I8,I16)の値を素数で割った整数の余りとし
    て見つけられるようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載のテスト方法。
  10. 【請求項10】 移動ルール(2)が実質上計算ルール
    (1)を含んで適用されることを特徴とする請求項1に
    記載のテスト方法。
  11. 【請求項11】 前記識別子(I89;I5,I1,I
    8,I16)が、それぞれのメッセージ(19)のアド
    レスデータ項目、詳しくはターゲットアドレスに含まれ
    ているか、あるいはそれぞれのメッセージ(19)の内
    容に関する内容識別子に含まれていることを特徴とする
    請求項1に記載のテスト方法。
  12. 【請求項12】 通信ネットワーク(10)として放送
    ネットワークが利用され、及び/あるいは、通信ネット
    ワーク(10)としてバスシステム、具体的にはCAN
    バスシステムあるいはLINバスシステムが利用される
    ことを特徴とする請求項1に記載のテスト方法。
  13. 【請求項13】 不使用マーカーとして、ボイドマーカ
    ー及び/あるいは前記識別子グループ(IDG)に含ま
    れていない無効な識別子(I89;I5,I1,I8,
    I16)に関連付けられた値を与えることを特徴とする
    請求項1に記載のテスト方法。
  14. 【請求項14】 前記識別子(I89;I5,I1,I
    8,I16)に対して前記関連表(22;22b,22
    c,22d)における前記第1ポジションあるいは少な
    くとも1つの第2ポジション(P0;P0−P10)を
    見つけるために、請求項6に記載の方法の影響を受けて
    適用される計算ルール(1)が用いられるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のテスト方法。
  15. 【請求項15】 メッセージ(19)中にあり、通信ネ
    ットワーク(10)を介して通信手段(11,12,1
    3)への伝達が可能な識別子(I89;I5,I1,I
    8,I16)の関連性テストのためのテストモジュール
    であって、 前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に適
    用される計算ルール(1)を用いて、各識別子(I8
    9;I5,I1,I8,I16)に対する関連表(2
    2;22b,22c,22d)中の第1ポジション(P
    1;P0−P10)を見つけるステップと、 前記第1ポジション(P1;P0−P10)が利用でき
    ないという競合が生じた場合に、他の識別子(I89;
    I5,I1,I8,I16)に関連付けられない利用可
    能なポジション(P1;P0−P10)が前記関連表
    (22;22b,22c,22d)中に見つかるまで、
    該識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に適用
    される移動ルール(2)に基づいて、該識別子(I8
    9;I5,I1,I8,I16)に対する前記第1ポジ
    ション(P1;P0−P10)に代わる少なくとも1つ
    の第2ポジション(P1;P0−P10)を関連表(2
    2;22b,22c,22d)中において探して見つけ
    るステップと、 前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)ある
    いはそれに関連した値(w)が前記第1ポジション(P
    1;P0−P10)あるいは前記少なくとも1つの第2
    ポジション(P1;P0−P10)に入力された場合
    に、該識別子(I89;I5,I1,I8,I16)を
    関連があるものとして示すステップと、 前記第1ポジション(P1;P0−P10)あるいは前
    記少なくとも1つの第2ポジション(P1;P0−P1
    0)において、不使用マーカーが入力された場合に、該
    識別子(I89;I5,I1,I8,I16)を関連が
    ないものとして示すステップと、 を実行するためのテスト手段を含むことを特徴とするテ
    ストモジュール。
  16. 【請求項16】 ある識別子グループ(IDG)に関連
    する識別子(I89;I5,I1,I8,I16)の関
    連性テストのために、通信手段(11,12,13)に
    設けられる関連表(22;22b,22c,22d)を
    作り上げる作成モジュールであって、前記識別子(I8
    9;I5,I1,I8,I16)は通信ネットワーク
    (10)を介して伝達され得る前記通信手段(11,1
    2,13)に関連するメッセージ(19)を識別するた
    めに設けられ、 前記作成モジュールは、 前記関連表(22;22b,22c,22d)に備えら
    れており、不使用マーカーを有する前記識別子グループ
    (IDG)のどの識別子(I89;I5,I1,I8,
    I16)とも関連付けられないポジションを示すマーク
    手段と、 前記識別子グループ(IDG)の各識別子(I89;I
    5,I1,I8,I16)について、 前記識別子(I89;I5,I1,I8,I16)に適
    用される計算ルール(1)を用いて、各識別子(I8
    9;I5,I1,I8,I16)について関連表(2
    2;22b,22c,22d)中の第1ポジション(P
    1;P0−P10)を見つけるステップと、 前記第1ポジション(P1;P0−P10)が利用でき
    ないという競合が生じた場合において、前記識別子グル
    ープ(IDG)の他の識別子(I89;I5,I1,I
    8,I16)と関連付けられない利用可能なポジション
    (P0;P0−P10)が前記関連表(22;22b,
    22c,22d)中に見つかるまで、夫々の識別子(I
    89;I5,I1,I8,I16)に適用される移動ル
    ール(2)に基づいて、該識別子(I89;I5,I
    1,I8,I16)に対する少なくとも1つの第2ポジ
    ション(P0;P0−P10)を関連表(22;22
    b,22c,22d)中において探して見つけるステッ
    プと、 前記それぞれ見つけられた第1ポジションあるいは少な
    くとも1つの第2ポジション(P0,P1;P0−P1
    0)において、前記識別子(I89;I5,I1,I
    8,I16)の入力あるいは前記識別子に関連する値
    (w)を入力するステップと、 を有するポジション決めのステップを実行するためのポ
    ジション決め手段と、を含むことを特徴とする作成モジ
    ュール。
  17. 【請求項17】 通信手段(11,12,13)、具体
    的にはCANバス関係部分あるいはCANインターフェ
    イスコンポーネントであって、 具体的には前記関連表(22;22b,22c,22
    d)が前記通信手段(11,12,13)の不揮発メモ
    リーに含まれている請求項15に記載のテストモジュー
    ルを含み、 及び/あるいは、請求項16に記載の作成モジュールを
    含むことを特徴とする通信手段。
  18. 【請求項18】 自動車及び/あるいは具体的にはパー
    ソナルコンピュータの形を取った開発ツールであって、 請求項17に記載の通信手段(11,12,13)を含
    み、 及び/あるいは、請求項15に記載のテストモジュール
    を含み、 及び/あるいは、請求項16に記載の作成モジュールを
    含むことを特徴とする自動車及び/あるいは開発ツー
    ル。
  19. 【請求項19】 それぞれ通信手段(11,12,1
    3)及び/あるいは開発ツール(17)の制御モジュー
    ル(40)により実行可能なプログラムコードを含むこ
    とを特徴とする請求項15に記載のテストモジュール及
    び/あるいは請求項16に記載の作成モジュール。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のテストモジュール
    及び/あるいは作成モジュールを内部に記憶している、
    具体的にはディスケット、CD−ROM、ディジタル汎
    用ディスク、ハードディスク装置等の形を取ったことを
    特徴とする記憶媒体。
JP2002004771A 2001-01-12 2002-01-11 識別子の関連性テストのための方法及び装置 Expired - Fee Related JP3863431B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP01100723.4 2001-01-12
EP01100723A EP1223725B1 (de) 2001-01-12 2001-01-12 Verfahren und Vorrichtung zur Relevanzprüfung eines Kennzeichners

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002305524A true JP2002305524A (ja) 2002-10-18
JP3863431B2 JP3863431B2 (ja) 2006-12-27

Family

ID=8176194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002004771A Expired - Fee Related JP3863431B2 (ja) 2001-01-12 2002-01-11 識別子の関連性テストのための方法及び装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7006941B2 (ja)
EP (1) EP1223725B1 (ja)
JP (1) JP3863431B2 (ja)
AT (1) ATE298962T1 (ja)
DE (1) DE50106624D1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060014741A1 (en) * 2003-12-12 2006-01-19 Dimarco John D Synthetic process, and crystalline forms of a pyrrolotriazine compound
EP1721067B1 (en) 2004-03-02 2010-01-06 Rosemount, Inc. Process device with improved power generation
US8538560B2 (en) 2004-04-29 2013-09-17 Rosemount Inc. Wireless power and communication unit for process field devices
US8145180B2 (en) 2004-05-21 2012-03-27 Rosemount Inc. Power generation for process devices
US20060119570A1 (en) * 2004-06-21 2006-06-08 Searle Gary M Switch and method of combining multiple switch functions into a single switch
US7262693B2 (en) 2004-06-28 2007-08-28 Rosemount Inc. Process field device with radio frequency communication
US8160535B2 (en) * 2004-06-28 2012-04-17 Rosemount Inc. RF adapter for field device
WO2007002769A1 (en) * 2005-06-27 2007-01-04 Rosemount Inc. Field device with dynamically adjustable power consumption radio frequency communication
US20070027795A1 (en) * 2005-07-29 2007-02-01 Claus Matthew W System and method for using trader lists in an electronic trading system to route a trading order with a reserved size
US7913566B2 (en) 2006-05-23 2011-03-29 Rosemount Inc. Industrial process device utilizing magnetic induction
EP2061215B1 (de) 2007-11-17 2012-02-01 Vector Informatik GmbH Prüfmodul und Prüfverfahren zur Relevanzprüfung eines Kennzeichners
WO2009154748A2 (en) 2008-06-17 2009-12-23 Rosemount Inc. Rf adapter for field device with low voltage intrinsic safety clamping
US8250924B2 (en) 2008-04-22 2012-08-28 Rosemount Inc. Industrial process device utilizing piezoelectric transducer
CN102084626B (zh) 2008-06-17 2013-09-18 罗斯蒙德公司 用于具有环路电流旁路的现场设备的rf适配器
US8847571B2 (en) 2008-06-17 2014-09-30 Rosemount Inc. RF adapter for field device with variable voltage drop
US8694060B2 (en) 2008-06-17 2014-04-08 Rosemount Inc. Form factor and electromagnetic interference protection for process device wireless adapters
US8929948B2 (en) 2008-06-17 2015-01-06 Rosemount Inc. Wireless communication adapter for field devices
US9674976B2 (en) 2009-06-16 2017-06-06 Rosemount Inc. Wireless process communication adapter with improved encapsulation
US8626087B2 (en) 2009-06-16 2014-01-07 Rosemount Inc. Wire harness for field devices used in a hazardous locations
FR2949933B1 (fr) * 2009-09-09 2012-03-30 Peugeot Citroen Automobiles Sa Procede et dispositif de filtrage de messages
US10761524B2 (en) 2010-08-12 2020-09-01 Rosemount Inc. Wireless adapter with process diagnostics
US9310794B2 (en) 2011-10-27 2016-04-12 Rosemount Inc. Power supply for industrial process field device
US10133996B2 (en) * 2014-04-22 2018-11-20 International Business Machines Corporation Object lifecycle analysis tool

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5032987A (en) * 1988-08-04 1991-07-16 Digital Equipment Corporation System with a plurality of hash tables each using different adaptive hashing functions
DE4129412C2 (de) * 1991-09-04 1994-10-27 Nec Electronics Germany Verfahren zur Datenübertragung in einer Datenverarbeitungsanlage
US5729755A (en) * 1991-09-04 1998-03-17 Nec Corporation Process for transmitting data in a data processing system with distributed computer nodes, communicating via a serial data bus, between which data messages are exchanged, tested for acceptance in a computer node, and stored temporarily
DE4229931C2 (de) * 1992-09-08 1997-01-23 Daimler Benz Ag Verfahren zur Programmierung eines busfähigen elektronischen Kfz-Steuergerätes
US5335260A (en) * 1992-11-25 1994-08-02 Arnold Ben A Calibration phantom and improved method of quantifying calcium and bone density using same
US5438602A (en) * 1993-12-23 1995-08-01 General Electric Company Correction of CT attenuation data using fan beam reprojections
US5701418A (en) * 1994-03-31 1997-12-23 Chrysler Corporation Intra-vehicular LAN and method of routing messages along it using hash functions
US5908387A (en) * 1996-06-21 1999-06-01 Quinton Instrument Company Device and method for improved quantitative coronary artery analysis
SE511971C2 (sv) * 1997-09-09 2000-01-10 Sics Swedish Inst Of Computers En uppslagningsanordning och ett förfarande för klassificering och vidarebefordring av datapaket i datapaketförmedlande nät
US5953444A (en) * 1997-10-22 1999-09-14 University Of Pennsylvania Method for improved correction of spectrum hardening artifacts in computed tomography images

Also Published As

Publication number Publication date
ATE298962T1 (de) 2005-07-15
US7006941B2 (en) 2006-02-28
DE50106624D1 (de) 2005-08-04
EP1223725A1 (de) 2002-07-17
US20020095520A1 (en) 2002-07-18
EP1223725B1 (de) 2005-06-29
JP3863431B2 (ja) 2006-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002305524A (ja) 識別子の関連性テストのための方法及び装置
US5349536A (en) Method for optimally placing components of a VLSI circuit
EP0561541B1 (en) A method of processing a program by parallel processing, and a processing unit thereof
KR950704737A (ko) 데이타 처리 시스템 및 운영시스템(Data processing system and operating system)
CN111026500B (zh) 云计算模拟平台及其创建方法、装置和存储介质
CN102999423A (zh) 一种多核测试的方法和装置
CN114281521A (zh) 优化深度学习异构资源通信效率方法、系统、设备及介质
CN109299101A (zh) 数据检索方法、装置、服务器和存储介质
Orr et al. Integrating task duplication in optimal task scheduling with communication delays
US7529875B2 (en) Assigning interrupts for input/output (I/O) devices among nodes of a non-uniform memory access (NUMA) system
CN104822163A (zh) 一种用于单天线多模多卡终端的通用调度系统和方法
CN117176638A (zh) 一种路由路径确定方法及相关组件
CN109543027A (zh) 分页数据的获取方法及装置、设备及存储介质
CN113535381A (zh) 基于改进遗传算法的服务功能链映射方法、装置及设备
CN112506813B (zh) 一种内存管理方法和系统
CN106155898B (zh) 一种流程图的路径获取方法及装置
CN109993526A (zh) 区块链校验方法、处理节点及存储介质
WO2010095004A1 (en) Priority search trees
CN110442619B (zh) 搜索结果排序方法、装置、电子设备及存储介质
CN105579966B (zh) 数据处理设备和计算机可读分布介质
CN112416852A (zh) 环形互连结构路由确定方法及装置
Moser et al. Population-ACO for the automotive deployment problem
CN117034840B (zh) 一种控制信号生成方法及电路
CN108984615A (zh) 一种数据查询方法和系统、存储介质
CN113867943B (zh) 一种基于嵌入式系统的雷达软件内存分配方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060928

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3863431

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131006

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees