JP3863274B2 - 廃棄物の埋立処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、一般廃棄物、産業廃棄物の最終処分場において、埋立廃棄物中の汚濁物を洗浄、分離除去して、最終処分場の早期安定化を図るための、廃棄物の埋立処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般家庭や事業活動より出される一般廃棄物、産業廃棄物は、そのまま或いは破砕処理や、焼却処理された後、最終処分場に運ばれて埋め立てを行うようになっている。わが国にはこのような埋め立てをする最終処分場は現在主なもので約5,000 ヶ所存在するが、そのほか、法規制対象外の小規模の施設やすでに閉鎖した処分場も存在し、それらを併せると、その数は数万ヶ所にのぼるといわれている。
【0003】
それで、最終処分場に投入された廃棄物は、従来、人為的にコントロールすることなく放置され、自然の降雨を頼りに浄化を図るようにしており、汚濁物は降雨により洗い出されたり、あるいは埋立層の微生物により浄化されるようになる。そして、最終処分場は、埋め立て終了後、侵出水質が処理水水質を下回った時点で閉鎖しているといった状況で、閉鎖までに要する時間は埋立廃棄物の質や計画処理水質等により異なるが、一般的に埋立終了後数10年間を要するといわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、上記のように、最終処分場での浄化処理が長期間必要であることの原因としては、降雨が埋立層内に侵入したあと、侵出水となり侵出水集水施設にいたるまで、埋立層内にみずみちを形成し、常時みずみちを流下することが考えられる。すなわち、降雨は重力水として侵出水集水施設に集められるまで、埋立廃棄物層と均一に接触することなく、間隙に形成されたみずみちを流下するため、埋立層中の汚濁物を完全に洗い出すことが不可能な状況となっている。
【0005】
一方、排水の規制は年々強化され、緩和されることはないので、現実的には、侵出水処理施設は半永久的に稼動されなければならない場合が多い。そのため、最終処分場を早期に安定化させるための措置の必要が生じてきている。
【0006】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、最終処分場の施設に投入された廃棄物を強制的に洗浄して汚濁物を洗い出し、回収、処理を繰り返し行うことにより、廃棄物の最終処分場での処理を迅速化して、埋立地の早期安定、閉鎖および跡地の利用時期を早め得るようにするとともに、周辺環境を良好にし、住民の最終処分場に対する不安を払拭できるようにしようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
埋立廃棄物を強制的に洗浄するためには、浸出水、処理水、雨水等を埋立地表面にスプリンクラー等を介して埋立層に浸透させ、浸出水として回収処理し、これを循環利用する方法が考えられる。しかし、この方式では前記したみずみちの形成により埋立層全体を水と接触させ洗浄することは困難である。そこで、本発明は、これを可能とするため、埋立層下部から洗浄用水を送入し、埋立廃棄物の間隙全体に洗浄用水を満たし、汚濁物を洗浄用水の上向流によって分離、除去するようにしたものである。
【0008】
すなわち、請求項1の処理方法は、廃棄物の最終処分場において、廃棄物の埋立層8に対し、その底部より洗浄用水を送入して、埋立層8全体を洗浄用水で満たすとともに、洗浄用水の上向流によって汚濁物を分離、流出させ、これを埋立層8上部より回収して、水処理施設cにおいて汚濁物を除去し、その処理水を再び洗浄用水として繰り返し循環使用することにより、埋立層8の汚濁物を除去することを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項2の処理方法は、請求項1の処理方法において、洗浄用水の送入と同時に、埋立層8に空気を送入することを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明に係る廃棄物埋立処理方法および施設の一実施態様を示した概略説明図で、Aは主体をなす埋立施設、Bは埋立施設に関連する調整槽、Cは同じく水処理施設である。
【0011】
埋立施設Aは、一般廃棄物や産業廃棄物等廃棄物を投入する埋立層1が、コンクリートや鋼板または防水シートにより上端の開放された遮水構造で建設され、これに隣接して、上端を埋立槽1の上端とほぼ面一とした洗浄水ピット2と、上端が埋立槽1の上端とほぼ面一で、下端を埋立槽1の下端以下とした取水ピット3が設けられている。
【0012】
埋立槽1には、その底部に、有孔合成樹脂等に砕石等を巻きたてた侵出水の集水および槽内廃棄物を下方より洗浄する水を送入するための集配水管4が布設され、その基端部は集水ピット3の下部に接続されており、さらに、集配水管4には、ブロック5より送風される送風配管6が設置されている。また、埋立槽1内上部には、基端部が洗浄水ピット2の上部と接続した、有孔合成樹脂管等による洗浄水の集水管7が配設されている。この集水管7は、埋立槽1内に廃棄物が充填された後、その埋立層8の上部に配設される。
【0013】
洗浄水ピット2内には洗浄水取水ポンプ10が設置され、ピット2内の洗浄水を調整槽Bまたは水処理施設Cに管路14, 14a,14b により送水するようになっている。また、取水ピット3内にも取水ポンプ11が設置されており、集水ピット3内に流入した侵出水を配管15により調整槽Bに送水するようになっている。そして、調整槽B内の水はポンプ12により、管路16,16a,16bを介して集水ピット3または水処理施設Cに送られるようになっており、また、水処理施設Cで処理された水はポンプ13により管路17,17a,17bを介して集水ピット3に送水または系外に排出されるようになっている。
【0014】
次に、上記施設による埋立廃棄物の処理方法について説明する。廃棄物は、埋立槽1内に投入されて埋立層8が上方へと延びて行く。その間、自然の降雨は廃棄物間に侵入してその中の汚濁物を洗い流しながら降下する。また、その間埋立層8の微生物により浄化がなされて行く。槽底に達した雨水や洗い出された汚濁物を含む侵出水は、槽底の集配水管4に集まり、取水ピット3へ流入して行く。この場合、廃棄物中に有機物が含まれるようなときには、取水ポンプ11の稼動水位を、常時、集配水管の管底より下方に保ち、集配水管4を通して空気の流通が可能な状態を保つようにし、浸出水は調整槽Bに送水する。それにより、埋立槽1内は準好気性状態となり、有機物分解が促進される。
【0015】
調整槽Bに貯められた浸出水は、ポンプ12により管路16から管路16bを通って水処理施設Cに送られ、処理される。そして、処理された余剰処理水はポンプ13により管路17から管路17bの方に取り出されて系外に排出される。この工程は、調整槽Bに貯められた浸出水に含まれている有機物濃度が所定値以下となるまで続けられる。
【0016】
調整槽Bにおける侵出水の有機物濃度が所定値以下に低下したときには、その時点で埋立層1の洗浄を行う。埋立層1の洗浄は、取水ピット3に洗浄用水を送入して行われる。その際は、取水ポンプ11の運転は停止する。洗浄用水としては、取水ピット3内にある浸出水、調整槽B内の貯留水や水処理施設C内の処理水、そして、必要に応じて別途設けられた雨水の調整池や溜池の水が使用される。調整槽B内の水は、ポンプ12により管路16からの管路を管路16aの方に切り換えて取水ピット3に送入され、また、水処理施設C内の水は、ポンプ13により管路17からの管路を管路17aの方に切り換えて取水ピット3に送入される。また、雨水の調整池等の水は適宜な方法で取水ピット3に送入される。
【0017】
取水ピット3内に送入された洗浄用水は、取水ピット3の下部に接続された集配水管4より埋立層8に流入し、廃棄物の間隙を満たしながら埋立層8の下部から上部へと上向流を生じ、埋立層8の間隙に充填される。その際、廃棄物と接触した洗浄用水は、廃棄物中の汚濁物を取り込みながら上部へと流れて行き、埋立層8の上部にある集水管7によって回収され、洗浄水ピット2に流入することになる。その際、ブロワー5を稼動させて送風配管6より埋立層8内に空気を送入すれば、層8内は撹拌され、廃棄物からの汚濁物の分離が助長されることになる。
【0018】
洗浄水ピット2に集められた洗浄水は、管路14aを閉じてポンプ10を稼動させ、管路14,14bより、水処理施設Cに返送し、そこで汚濁物の除去がなされる。そして、処理水は、再度集水ピット3に供給されて洗浄用水として用いられる。これを繰り返し行うことにより、廃棄物中の汚濁物は分離除去されて行き、浸出水の水質は次第に良化される。浸出水がモニタリングにより規定の水質に達したと確認されたときは、埋立槽1内の廃棄物は浄化され、安定化するので、その時点で埋立槽1は閉鎖される。また、この場合、浄化された廃棄物を埋立槽1より搬出し、別に設けた浄化廃棄物専用の処分場に収容して、上記同様に閉鎖の措置をとることができる。
【0019】
上記の処理方法は、埋立槽1で廃棄物浄化の前処理を行った後、浄化廃棄物をその専用の埋立処分場を作って埋め立てるもので、汚染土壌の処理や既設処分場の浄化などを行う場合にも利用できる。また、本発明は、廃棄物の最終処分場そのものに適用することも可能である。その場合は、最終処分場の施設を上記のような洗浄型として廃棄物の浄化処理を行えるようにすればよい。なお、前者の方法の場合、埋立槽1を複数建設しておき、廃棄物の投入、雨水による自然浄化と、洗浄水による強制浄化処理とを交互に行えるようにすれば、廃棄物浄化処理の効率の向上が図れる。
【0020】
【発明の効果】
廃棄物の最終処分は、従来、埋め立てられた廃棄物を安全に貯留し、かつ自然のサイクルとその分解メカニズムを利用して有機物を浄化した後閉鎖するようにしているので、閉鎖までに長年月を要し、跡地利用が進まないばかりでなく、閉鎖後もさらに長年月にわたって浸出水の処理を断続しなければならず、多大な経費を必要としていたが、本発明は、埋立廃棄物を浸出水の処理水等を用いて強制的に洗浄、浄化するようにしたので、最終処分場の早期安定と閉鎖が可能となり、早期に安全な跡地利用を行うことができる。
【0021】
また、それにより住民の最終処分場に対する不安を払拭することができるとともに、生活環境の質の向上に資することができる。さらに、本発明を応用することにより、法規制以前の最終処分場の浄化や産業活動等により汚染された土壌の浄化にも役立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示した概略説明図である。
【符号の説明】
A 埋立施設
B 調整槽
C 水処理施設
1 埋立槽
2 洗浄水ピット
3 取水ピット
4 集配水管
5 ブロア
6 送風配管
7 集水管
8 埋立槽
10 洗浄水取水ポンプ
11 取水ポンプ
12, 13 ポンプ
14,14a,14b,15,16,16a,16b,17,17a,17b 管路

Claims (2)

  1. 廃棄物の最終処分場において、廃棄物の埋立層に対し、その底部より洗浄用水を送入して、埋立層全体を洗浄用水で満たすとともに、洗浄用水の上向流によって汚濁物を分離、流出させ、これを埋立層上部より回収して、水処理施設において汚濁物を除去し、その処理水を再び洗浄用水として繰り返し循環使用することにより、埋立層の汚濁物を除去することを特徴とする、廃棄物の埋立処理方法。
  2. 洗浄用水の送入と同時に、埋立層に空気を送入することを特徴とする、請求項1記載の廃棄物の埋立処理方法。
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