JP3861166B2 - 酵素含有洗浄剤組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は酵素を含有する洗浄剤組成物に関し、例えば医療用具、器具又は機器などの使用後にそれらに付着した血液などの有機物を除去するのに適する洗浄剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
医療技術の進歩とともに、数多くの医療用具、器具及び機器(以下、医療用具等という)が病院や医院などで使用されている。使用前には清潔に保たれている医療用具等でも、一度使用すると人体から分泌又は排出される体液などで汚染される。また、医療用具等を使用中に、患者から出血が見られた場合や、既に出血している患者に医療用具等を使用した場合は、血液による汚染も考えられる。
【0003】
安価な医療用具等、例えば注射針やカテーテルなどは汚染防止のため、使用後使い捨てとされている。しかし、内視鏡などの高価なものは洗浄して繰り返し使用されるので、体液や血液などの有機物汚染に対する有効な洗浄が求められている。
【0004】
洗浄は殺菌消毒の事前作業であり、殺菌消毒を効果的に行なうためには十分な洗浄が必要である。もし、洗浄が不十分であれば有機汚染物の残留により殺菌消毒作用が不十分となることが考えられる。洗浄すべき有機汚染物の多くは油脂や蛋白質であり、このうち油脂は界面活性剤による洗浄が簡便、かつ効果的で、中性洗剤で除去しうる。しかし、蛋白質は時間の経過や比較的低い温度の加熱でも医療用具等の表面に凝固し、洗浄が困難となる。蛋白質を除去するには蛋白分解酵素を使用するのが有効であり、そのため、蛋白分解酵素を含む洗剤がすでに開発され、粉末洗剤としても液体洗剤としても市場に提供されている。
【0005】
乾燥が維持できる粉末洗剤での酵素の保存安定性がよいことは知られている。それに対し、溶液状になっている液体洗剤では、酵素単独でも酵素力価の低下が生じる上に、界面活性剤には酵素力価を失活または低下させるものが多く、界面活性剤と組み合わせる場合は、酵素力価の低下を抑える対策が採られている。
第1の方法は、安定剤を添加することである。
第2の方法は、酵素をマイクロカプセルで被膜する方法である。
第3の方法は、洗浄活性成分として非イオン系界面活性剤を用いる方法である。
【0006】
このうち、安定剤を添加する方法はコスト高となり、酵素をマイクロカプセルで被膜する方法はコスト高に加え、手数がかかって大量生産が困難となる。また、医療現場では、できるだけ洗浄作業時間を短縮すべきであるが、マイクロカプセルで被膜されていると、酵素が作用するまでの時間も要する。
【0007】
洗浄活性成分として非イオン界面活性剤を用いた場合は、使用後すすぎに時間のかかることもあり、洗浄作業を短時間で終えることができない。
また、蛋白分解酵素は65℃程度までは温度上昇とともに活性度が増すが、非イオン界面活性剤は温度上昇とともに親水性が減少して白濁し、洗浄力が低下する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
洗浄活性成分として陰イオン界面活性剤がある。陰イオン界面活性剤は、温度上昇とともに洗浄力が低下するという欠点はないが、酵素力価を失活又は低下させる傾向が強いことが知られている。そのため、酵素と陰イオン界面活性剤のみとを組み合わせることは一般には行なわれていない。陰イオン界面活性剤を用いる場合には、非イオン界面活性剤と組み合わせたり、酵素を安定化させる為に他の物質と組み合わせる方法が採られている(特開昭60−123600号公報、特公平7−31427号公報、特公平7−94675号公報、特開平8−157871号公報などを参照)。
本発明は、蛋白分解酵素が失活しない温度範囲では温度上昇によって洗浄力が低下せず、短時間ですすぐことができ、しかも安価に提供できる酵素含有洗浄剤を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、蛋白分解酵素を含有し、しかも安定に存在させうる洗剤を開発する為に種々の陰イオン界面活性剤について検討した結果、特定の陰イオン界面活性剤を蛋白分解酵素と組み合わせて配合すると、相乗効果により高い蛋白質分解効果を発揮すること、また酵素活性を安定に保持させうることを見出し、本発明をなすに至ったものである。
すなわち本発明は酵素及び洗剤活性成分を含有した洗浄剤組成物であり、酵素として蛋白分解酵素を用い、洗浄活性成分としてアミノ酸系陰イオン界面活性剤のみを用いる。
【0010】
通常、蛋白分解酵素は界面活性剤との混合液中で阻害され、特にイオン性界面活性剤による阻害の大きいことが知られている。そのため、イオン性界面活性剤との混合液としては、安定剤なしで長期間保存を行なわないのが通例である。しかし、蛋白分解酵素がアミノ酸系陰イオン界面活性剤と共存する場合には、混合液中でも安定剤なしで長期間保存できることが本発明者等により見いだされたのである。そのため、本発明の洗浄剤組成物は、粉末洗剤としてのみでなく、液体洗剤としても酵素活性を長期間にわたって安定に保持することができる。
蛋白分解酵素は蛋白質を分解する作用を有し、医療用具等の汚染物、特に体液や血液を分解することができる。油脂その他の汚染物は洗浄活性成分であるアミノ酸系陰イオン界面活性剤により除去することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
蛋白分解酵素としては特に制限されるものではなく、既知の種々のものを使用することができる。中でも細菌由来の蛋白分解酵素が好ましい。その理由は、細菌によって誘導された蛋白分解酵素は、安価に高力価品を得ることができるからである。細菌の中でもバシラス・サブチリス(Bacillus subtilis)から誘導したものが好ましい。細菌生産品の場合、毒性の検査を必要とするが、バシラス属細菌によるものであれば安全性が確認されており、洗剤用酵素として適している。バシラス・サブチリスから誘導した蛋白分解酵素としては、例えばアルカラーゼ、サビナーゼ、エスペラーゼ、マキサターゼ、ビオブラーゼ(いずれも商品名)などを挙げることができる。
しかし、蛋白分解酵素は細菌によって誘導されたものに限らず、例えば動物から精製したものも使用することができる。そのようなものとしては、例えば豚の膵臓から精製したバンクレアチンなどを挙げることができる。
【0012】
アミノ酸系陰イオン界面活性剤は、一般式として
RCON(R1)R2COOM
と表すことができる。ここで、Rは炭素数が7〜17の飽和又は不飽和の炭化水素基、R1は炭素数が1〜4のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、R2は炭素数が1〜3のアルキル基、MはNa(ナトリウム)、K(カリウム)又はTEA(トリエタノールアミン)である。アミノ酸系陰イオン界面活性剤の好ましい一例は、N−ラウロイルメチル−β−アラニン塩(C11H23CON(CH3)CH2CH2COOM)である。
【0013】
洗浄剤組成物としては蛋白分解酵素とアミノ酸系陰イオン界面活性剤の他に、種々の添加剤を添加してもよい。そのような添加剤は、例えば香料、色素、溶剤、防錆剤、防腐剤などである。しかし、従来のような酵素活性を安定化するための安定剤は添加しない。
蛋白分解酵素とアミノ酸系陰イオン界面活性剤との配合割合は特に限定されないが、重量比で表わして蛋白分解酵素1に対し、アミノ酸系陰イオン界面活性剤が0.5〜10.0の範囲が好ましい。
【0014】
本発明の酵素含有洗浄剤を、血液や体液などで汚染された医療用具等に使用することにより、迅速かつ効果的に洗浄することができる。使用する洗浄液の濃度は特に限定されない。原液で用いることもできるし、水で数百倍に希釈して用いることもできる。
本発明の洗浄剤組成物は、医療用具等に限らず、食器洗剤など他の用途の洗剤としても用いることができる。
【0015】
【発明の効果】
本発明の酵素含有洗浄剤は、洗浄活性成分としてアミノ酸系陰イオン界面活性剤のみを用いる。従来のように、酵素活性を維持するために非イオン系界面活性剤と組み合わせることはしないため、高温時でも洗浄力を維持することができ、すすぎも短時間ですむ。また、安定剤も配合しないため、コストの面でも有利である。
本発明の酵素含有洗浄剤により、使用後の医療用具等を洗浄すると、短時間で汚染物を除去することができ、医療用具等の殺菌消毒の事前作業である洗浄を効果的に行なうことができる。したがって、院内感染の予防に貢献し、さらに医療現場の時間的負担を軽減させることができる。
【0016】
【実施例】
バシラス・サブチリス(B. subtilis)から誘導した蛋白分解酵素アルカラーゼと、動物(豚の膵臓)から精製した蛋白分解酵素であるパンクレアチンのそれぞれの所定量に対し、界面活性剤としての濃度30%のN−ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム液をN−ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウムの純分に換算して0〜7.5gの任意量を配合し、それに水を加えて全量を100gとし、界面活性剤濃度の異なる酵素液を調製した。これらの酵素液について7日後の酵素活性度を測定した結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】
(酵素活性度試験法)
基質溶液としての1.5%カゼイン水溶液2ccに酵素液1ccを加えて振り混ぜ、30℃で10分間反応させた。その後、除蛋白試薬3ccを加えて反応を止めた。除蛋白試薬としてはトリクロロ酢酸27.2g、酢酸30g、酢酸ナトリウム27.3gを純水で500ccとしたものを使用した。除蛋白試薬を加えた後、20分間保って、未分解の蛋白質基質を完全に沈殿させた後、No.131の濾紙にて濾過した。濾液を希釈して、280nmにおける吸光度から、カゼイン蛋白分解量を測定し、酵素活性度を判定した。カゼイン蛋白分解量はチロシンに換算して示した。
【0019】
表1の結果から、いずれの酵素及びいずれの濃度でも、N−ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム液を添加しない場合に比べて、添加したサンプルの酵素活性度が高くなっている。つまりN−ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウムを加えることにより、これらの酵素の活性度が向上していることが認められる。
【0020】
表1に示した蛋白分解酵素とN−ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム液の各組成の酵素液を初め、本発明に属する蛋白分解酵素とアミノ酸系陰イオン界面活性剤との組合せの酵素液は、それら自体としても、それらに必要に応じて添加剤を添加したものも、本発明の洗浄剤組成物の原液を構成するものである。それらの原液は、原液のままでも使用することもできるが、数百倍、例えば200倍程度までの任意の倍率になるように水で希釈して使用することもできる。
【0021】
上記に例示した蛋白分解酵素アルカラーゼ0.5gに水又は各種陰イオン界面活性剤液49.5gを混合し、酵素液を調製した。それぞれの酵素液1.0gに水9.0gを加えて希釈し、これを45℃に保った。感光後、現像した白黒フィルム5mm×35mmを浸漬し、白黒フィルム上の蛋白質の分解を観察した。その結果を表2に示す。
【0022】
【表2】
比較例1:ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム液(32%)
比較例2:ラウリル硫酸ナトリウム液(33%)
比較例3:ラウリル硫酸トリエタノールアミン液(40%)
【0023】
表2の結果から、比較例のような陰イオン界面活性剤液と蛋白分解酵素との混合液では、酵素への陰イオン界面活性剤の阻害作用が顕著に現われるが、N−ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム液と混合した実施例の酵素液は、陰イオン界面活性剤を添加しなかった場合と同様の短時間で蛋白質を分解することができ、蛋白分解酵素が阻害されていないことがわかる。
また、陰イオン界面活性剤としてN−ラウロイルメチル−β−アラニントリエタノールアミンを使用した場合は、N−ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウムに比べて効果が劣るものの、比較例の陰イオン界面活性剤よりは蛋白分解酵素を阻害する程度が少なくてすむ。
Claims (2)
- 一般式(I)で表されるN−ラウロイルメチル−β−アラニン塩のみを洗浄活性成分として含有する蛋白分解酵素含有内視鏡用洗浄剤。
C11H23CON(CH3)CH2CH2COOM 式(I)
(Mはナトリウム、カリウムまたはトリエタノールアミンを表す。) - 蛋白分解酵素がバシラス・サブチリス由来の蛋白分解酵素である請求項1記載の内視鏡用洗浄剤。
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