JP3860576B2 - コンテンツ改竄検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク上で開示されるホームページ等のコンテンツに対する改竄を検出するコンテンツ改竄検出装置に関する。
近年、インターネットの普及により、企業や団体等はホームページを作成して種々の情報をインターネット上で公開しており、また、公開されているホームページを利用するユーザも増加している。ところで、ユーザの中には、インターネット上のWebサーバに不法にアクセスし、他人のホームページのソースコンテンツを改竄するハッカーも存在する。そのため、ソースコンテンツの改竄を検出してアラート(警告)を発するWebサーバが存在する(例えば、特許文献1参照)。そのコンテンツ改竄検出機能を有するWebサーバ(以下、「改竄検出サーバ100」という。)について図11を用いて説明する。
図11は従来の改竄検出サーバ100の構成図である。従来の改竄検出サーバ100は、改竄検出機能を有さないWebサーバと同様に、インターネット5上で公開提供されるホームページのソースコンテンツ(以下、「ソースコンテンツ」という。)を記憶する公開用コンテンツ記憶部11と、ユーザからのアクセスを受け付ける受付部12とを備える。また、従来の改竄検出サーバ100は、ユーザのアクセスに基づいてソースコンテンツを公開用コンテンツ記憶部11から抽出する抽出部13と、抽出されたソースコンテンツをインターネット5を介してユーザに送信する送信部14とを備える。
加えて、従来の改竄検出サーバ100は、オリジナルの(改竄される前の)ソースコンテンツのバックアップとなるバックアップコンテンツを記憶するバックアップ記憶部15と、所定の時間間隔で、公開用コンテンツ記憶部11及びバックアップ記憶部15から、ソースコンテンツ及びバックアップコンテンツを読み出す読出し部101とを備える。更に、従来の改竄検出サーバ100は、読出し部101によって読み出されたソースコンテンツとバックアップコンテンツとを対比して両者の差異を検出する比較部102と、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとに差異がある場合に、ホームページの管理者にインターネット5を介してアラートを送信するアラート出力部103とを備える。
このような従来の改竄検出サーバ100では、比較部102が例えば毎日所定の時刻にソースコンテンツとバックアップコンテンツとに差異があるか否かを検査し、差異が少しでもあれば、アラート出力部103は、ソースコンテンツが改竄されたものとみなして、ホームページの管理者にアラートを送信する。これにより、ホームページの管理者は、ソースコンテンツが権限のないユーザによって不法に改竄された場合、その事実を知ることができ、その改竄に対する措置を適切にとることができる。
特開2002―207623号公報
しかしながら、従来の改竄検出サーバ100は、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとに差異があれば、差異の大小にかかわらずアラートを送信するので、アラートを受けた管理者は、上記二つのコンテンツの差異が大きいのか小さいのかが分からない。つまり、管理者は、アラートを受けただけでは、ソースコンテンツに対する改竄が重大なのか些細なのかを判断することができない。ホームページの管理者は、些細な改竄ではなく重大な改竄を知りたい。
そこで、本発明は、上記課題を考慮し、所定のコンテンツに対して予め決められた重大な改竄が行なわれた場合を検出するコンテンツ改竄検出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のコンテンツ改竄検出装置は、ネットワーク上で開示されるコンテンツに対する改竄を検出する装置であって、第1記憶手段に記憶されている第1コンテンツと第2記憶手段に記憶されている第2コンテンツとを対比し、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとの差分を検出する比較手段と、前記比較手段によって検出された各差分について、前記差分に関連する部位に所定のキーワードが含まれているか否かを判断するキーワード判断手段と、前記キーワード判断手段によって得られた判断結果を利用してアラートを出力させるか否かを判断するアラート判断手段と、前記アラート判断手段によってアラートを出力させると判断された場合にアラートを出力するアラート出力手段とを備えることを特徴とする。
このように、本発明のコンテンツ改竄検出装置は、第1コンテンツと第2コンテンツとの差分に関連する部位に所定のキーワードが含まれているか否かに応じてアラートを出力させるか否かを判断する。したがって、コンテンツの管理者が、自らが予め決めた重大な改竄が行なわれたか否かを判断するためのキーワードを予め決めておけば、上記管理者は、コンテンツに対して自らが予め決めた重大な改竄が行なわれた場合に、その事実を知ることができる。
また、本発明は、上記コンテンツ改竄検出装置の特徴的な構成手段をステップとするコンテンツ改竄検出方法として実現したり、それらのステップを含むプログラムとして実現することもできる。そのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体や通信ネットワーク等の伝送媒体を介して流通させることもできる。
本発明は、所定のコンテンツに対して予め決められた重大な改竄が行なわれた場合を検出するコンテンツ改竄検出装置を提供することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
先ず、本発明の実施の形態1のコンテンツ提供システムの構成を、図1〜図7を用いて説明する。
図1は実施の形態1のコンテンツ提供システムのハードウェア構成図である。実施の形態1のコンテンツ提供システムは、ホームページのソースコンテンツ(以下、単に「ソースコンテンツ」ともいう。)を送受信するシステムであって、コンテンツ改竄検出装置16を備えるサーバ1と、管理者用コンピュータ2と、複数のユーザコンピュータ3と、管理者用コンピュータ2及び各ユーザコンピュータ3それぞれに接続されている複数の表示装置4と、サーバ1、管理者用コンピュータ2、及び各ユーザコンピュータ3を相互に接続するインターネット5とで構成される。サーバ1はユーザのアクセスに基づいてソースコンテンツをそのユーザが使用するユーザコンピュータ3に送信する装置であり、管理者用コンピュータ2はホームページの管理者が使用する装置であり、各ユーザコンピュータ3はホームページの閲覧を希望するユーザが使用する装置である。
図2は上記コンテンツ提供システムにおけるサーバ1のブロック構成図である。サーバ1は、上述したように、ユーザのアクセスに基づいてソースコンテンツを送信する装置であって、図2に示すように、公開用コンテンツ記憶部11と、受付部12と、抽出部13と、送信部14と、バックアップ記憶部15と、コンテンツ改竄検出装置16とを備える。
公開用コンテンツ記憶部11は、インターネット5上で公開提供されるホームページのソースコンテンツを記憶する構成部であって第1記憶手段の一例である。なお、実施の形態1では、オリジナルの(改竄される前の)ソースコンテンツはHTML(Hyper Text Markup Language)によって記述されているものと仮定する。また、オリジナルのソースコンテンツの具体例については、図3を用いて後述する。更に、公開用コンテンツ記憶部11は、ソースコンテンツの書き換えに関する権限を有さないユーザによって不法にアクセスされる可能性を有していると仮定する。
受付部12は、ユーザのアクセスをそのユーザが使用するユーザコンピュータ3から受け付ける構成部であり、抽出部13は、受付部12によって受け付けられたユーザのアクセスに基づいて公開用コンテンツ記憶部11からソースコンテンツを抽出する構成部である。送信部14は、抽出部13によって抽出されたソースコンテンツをインターネット5を介してユーザが使用するユーザコンピュータ3に送信する構成部であり、バックアップ記憶部15は、オリジナルのソースコンテンツのバックアップとなるバックアップコンテンツを記憶する構成部であって第2記憶手段の一例である。なお、バックアップ記憶部15は、公開用コンテンツ記憶部11とは異なり、ソースコンテンツの書き換えに関する権限を有さないユーザはアクセスできないと仮定する。つまり、バックアップコンテンツは改竄されないと仮定する。
コンテンツ改竄検出装置16は、ホームページの管理者によって予め決められた重大な改竄がオリジナルのソースコンテンツに対して行なわれた場合にその改竄を検出する装置であって、図2に示すように、読出し判断部61と、読出し部62と、比較部63と、キーワード/重み記憶部64と、キーワード判断部65と、検出キーワード記憶部66と、重み加算部67と、閾値記憶部68と、アラート判断部69と、アラート出力部70とを備える。
読出し判断部61は、公開用コンテンツ記憶部11及びバックアップ記憶部15にアクセスし、ソースコンテンツ及びバックアップコンテンツが1行ずつ読み出すことができるか否かを判断する構成部である。実施の形態1では、上述したように、オリジナルのソースコンテンツはHTMLによって記述されており、バックアップコンテンツはオリジナルのソースコンテンツのバックアップであるので、オリジナルのソースコンテンツ及びバックアップコンテンツは1行ずつ読み出すことができる。したがって、公開用コンテンツ記憶部11に記憶されているソースコンテンツがオリジナルのソースコンテンツである場合、又はオリジナルのソースコンテンツに対してHTMLによって改竄されたコンテンツである場合、ソースコンテンツは1行ずつ読み出すことができる。読出し部62は、公開用コンテンツ記憶部11及びバックアップ記憶部15から、ソースコンテンツ及びバックアップコンテンツをそれぞれ1行ずつ読み出す構成部である。
比較部63は、読出し部62によって読み出されたソースコンテンツとバックアップコンテンツとを対比し、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとの差分を検出する構成部である。キーワード/重み記憶部64は、ホームページの管理者によって予め選択された複数のキーワードと、各キーワードに対して上記管理者によって予め割り当てられた重みとを記憶する構成部である。キーワード及び重みは、オリジナルのソースコンテンツに対する改竄が上記管理者によって予め決められた重大なものであるか否かを判断するために用いられる。キーワードと重みの具体例は図4を用いて後述する。
キーワード判断部65は、比較部63によって検出された各差分について、その差分の属性を示すタグに、キーワード/重み記憶部64に記憶されている複数のキーワードの何れかが含まれているか否かを判断するとともに、どのキーワードが含まれているのかを判断する構成部である。なお、タグは差分に関連する部位の一例である。検出キーワード記憶部66は、キーワード判断部65によってタグに含まれると判断されたキーワードと、ソースコンテンツにおけるそのキーワードが含まれる行とを記憶する構成部である。重み加算部67は、比較部63によって検出された全部の差分について、各タグに含まれているキーワードに割り当てられている重みを加算する構成部である。
閾値記憶部68は、ホームページの管理者によって予め決められた重大な改竄がオリジナルのソースコンテンツに対して行なわれたか否かを判断するための判断基準としての閾値を記憶する構成部である。アラート判断部69は、重み加算部67によって得られた合計値が閾値記憶部68に記憶されている閾値を超えているか否かを検査し、合計値が閾値を超えている場合にアラートを出力させると判断し、合計値が閾値以下である場合にはアラートを出力させないと判断する構成部である。アラート出力部70は、アラート判断部69によってアラートを出力させると判断された場合に、インターネット5を介してホームページの管理者が使用する管理者用コンピュータ2にアラートを出力する構成部である。そのアラートには、検出キーワード記憶部66に記憶されている各キーワード及び、ソースコンテンツにおける各キーワードが存在する行が含まれる。また、アラートは管理者用コンピュータ2に接続されている表示装置4によって表示されるが、表示されるアラートの具体例については図7を用いて後述する。
図3はHTMLによって記述されたオリジナルのソースコンテンツの一例を示す図である。オリジナルのソースコンテンツは、図3に示すように、表示されるホームページ内の文言や図の大きさ、形状、色等の形態が各種タグを用いて記述されている文書データであり、実施の形態1では、ソースコンテンツには、1行目に<http lang="ja">というタグが、2行目に<title>というタグが、7行目に<comment>というタグが、10行目及び25行目に<jpg>というタグが、含まれる場合を想定する。なお、図3における左端の数n(nは整数)はソースコンテンツにおける行数を示している。
図4はキーワード/重み記憶部64に記憶されているキーワード及び重みの具体例を示す図である。キーワード及び重みは、上述したように、ソースコンテンツに対する改竄がホームページの管理者によって予め決められた重大なものであるか否かを判断するために用いられるものであって、実施の形態1では、図4に示すように、キーワードとして“http”,“jpg”,“cgi”,“exe”,“title”が例示され、また各キーワードにはそれぞれ6,10,15,20,20という重みが割り当てられている。キーワードは上記管理者によって選択されたものであり、重みは上記管理者によって割り当てられたものである。割り当てられている重みの数字が大きいキーワードほど上記管理者にとって重要と考えられている。
図5は、図3に示すオリジナルのソースコンテンツが書き換えに関する権限を有さないユーザによって不法に改竄された後のコンテンツ(以下、「第1改竄コンテンツ」という。)の一例を示す図である。図5に示す第1改竄コンテンツは、図3に示すオリジナルのソースコンテンツと対比すると明らかなように、オリジナルのソースコンテンツの7行目及び25行目の2箇所が改竄されたコンテンツである。
図6は、図3に示すオリジナルのソースコンテンツが書き換えに関する権限を有さないユーザによって不法に改竄された後のコンテンツ(以下、「第2改竄コンテンツ」という。)の一例を示す図である。図6に示す第2改竄コンテンツは、図3に示すオリジナルのソースコンテンツと対比すると明らかなように、オリジナルのソースコンテンツの2行目と、7行目と、10行目と、25行目の4箇所が改竄されたコンテンツである。
図7は、アラート出力部70から出力されたアラートが管理者用コンピュータ2に接続されている表示装置4によって表示される際の表示状況の一例を示す図である。アラート出力部70からアラートが出力されると、管理者用コンピュータ2に接続されている表示装置4は、図7に示すように、「ホームページに重大な改竄が認められました」という文言を表示する。また、表示装置4は、改竄された行であってかつ、キーワード/重み記憶部64に記憶されているキーワードをタグ内に含む行の番号と、そのキーワードとを表示する。
次に、実施の形態1のコンテンツ提供システムの動作を説明する。
先ず、ユーザがホームページを閲覧しようとする際のコンテンツ提供システムの動作を簡単に説明する。
ユーザは、ホームページを閲覧しようとする際、自身が使用するユーザコンピュータ3によりインターネット5を介してサーバ1にアクセスする。サーバ1では、受付部12がユーザのアクセスを受け付け、抽出部13が受付部12によって受け付けられたユーザのアクセスに基づいて公開用コンテンツ記憶部11からソースコンテンツを抽出し、送信部14が、抽出部13によって抽出されたソースコンテンツをインターネット5を介してアクセスしてきたユーザコンピュータ3に送信する。そのユーザコンピュータ3はブラウザを利用してソースコンテンツを再生し、そのユーザコンピュータ3に接続されている表示装置4はソースコンテンツから再生された画面を表示する。ソースコンテンツがオリジナルのソースコンテンツであれば、ユーザは所望したホームページを閲覧することができる。
ところで、上述したように、公開用コンテンツ記憶部11は、ソースコンテンツの書き換えに関する権限を有さないユーザによって不法にアクセスされる可能性を有するので、公開用コンテンツ記憶部11に記憶されているソースコンテンツは、オリジナルのソースコンテンツでなくそれに対して改竄されたコンテンツである可能性がある。そこで次に、ホームページの管理者によって予め決められた重大な改竄がオリジナルのソースコンテンツに対して行なわれた場合を検出するコンテンツ改竄検出装置16の動作を図8を用いて説明する。
図8は、実施の形態1のサーバ1に備えられるコンテンツ改竄検出装置16の動作の流れを示すフローチャートである。なお、コンテンツ改竄検出装置16は、重大な改竄がソースコンテンツに対して行なわれたか否かを毎日所定の時刻(例えば、毎日8時)に検査するものと仮定する。
さて毎日所定の時刻が到来すると、読出し判断部61は、公開用コンテンツ記憶部11及びバックアップ記憶部15にアクセスし、公開用コンテンツ記憶部11に記憶されているソースコンテンツ及びバックアップ記憶部15に記憶されているバックアップコンテンツがそれぞれ1行ずつ読み出すことができるか否かを判断する(S1)。ソースコンテンツ及びバックアップコンテンツの双方又は一方が1行ずつ読み出すことができない場合(S1でNo)、コンテンツ改竄検出装置16は動作を終了する。上述したように、実施の形態1では、オリジナルのソースコンテンツはHTMLによって記述されており、バックアップコンテンツはオリジナルのソースコンテンツのバックアップであるのでHTMLによって記述されている。したがって、ソースコンテンツがオリジナルのソースコンテンツであるか又はオリジナルのソースコンテンツに対してHTMLによって改竄されたコンテンツであれば、ソースコンテンツ及びバックアップコンテンツは1行ずつ読み出すことができる(S1でYes)。このようにソースコンテンツ及びバックアップコンテンツが1行ずつ読み出すことができる場合(S1でYes)、読出し部62は、公開用コンテンツ記憶部11及びバックアップ記憶部15から、ソースコンテンツ及びバックアップコンテンツをそれぞれ1行ずつ読み出す(S2)。
次に、比較部63は、読出し部62によって読み出された1行分ずつのソースコンテンツとバックアップコンテンツとを対比し、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとに差分があるか否かを検査する(S3)。差分がなければ(S3でNo)、コンテンツ改竄検出装置16の動作は、ソースコンテンツ及びバックアップコンテンツのそれぞれ既に読み出された領域の次の部分について、1行読み出すことができるか否かを判断するステップ(以下、「読出し判断ステップ」という。)(S1)に戻る。例えば、公開用コンテンツが図5に示す第1改竄コンテンツであれば、その第1改竄コンテンツの1行目と図3に示すバックアップコンテンツの1行目とは同一であって両者に差異はない。したがってこの場合、コンテンツ改竄検出装置16の動作は、ソースコンテンツ及びバックアップコンテンツの2行目について1行読み出すことができるか否かを判断する読出し判断ステップ(S1)に戻る。
それに対してソースコンテンツとバックアップコンテンツとに差分があれば(S3でYes)、キーワード判断部65は、差分の属性を示すタグと、キーワード/重み記憶部64に記憶されている複数のキーワードとを対照し、タグに複数のキーワードの何れかが含まれているか否かを判断する(S4)。また、キーワード判断部65は、タグに含まれているキーワードが何れであるのかを判断する。その結果、タグに何れのキーワードも含まれていなければ(S4でNo)、コンテンツ改竄検出装置16の動作は上記読出し判断ステップ(S1)に戻る。
ここで、ソースコンテンツが図5に示す第1改竄コンテンツであると仮定して、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとに差分があるが、その差分の属性を示すタグに、キーワード/重み記憶部64に記憶されている何れのキーワードも含まれていない場合の具体例について説明する。
第1改竄コンテンツ(図5参照)及びバックアップコンテンツ(図3参照)の7行目に着目すると、第1改竄コンテンツでは「<comment>製品の種類</comment>」と記述されているのに対し、バックアップコンテンツでは「<comment>商品の種類</comment>」と記述されている。したがって、比較部63は、第1改竄コンテンツ及びバックアップコンテンツの7行目について、バックアップコンテンツの「商品」という部分に対する差分「製品」を検出する(S3でYes)。しかしながら、その差分「製品」の属性を示すタグは、図5の7行目から明らかなように<comment>であって、そのタグの中にはキーワード/重み記憶部64に記憶されている何れのキーワード(図4参照)も含まれていない(S4でNo)。そのため、コンテンツ改竄検出装置16の動作は上記読出し判断ステップ(S1)に戻る。
それに対して、キーワード判断部65が差分の属性を示すタグにキーワード/重み記憶部64に記憶されている何れかのキーワードが含まれていると判断した場合(S4でYes)、検出キーワード記憶部66は、そのキーワードと、ソースコンテンツにおけるそのキーワードが含まれる行とを記憶する(S5)。そして、重み加算部67は、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとの既に対比された領域の全部の差分について、各差分の属性を示すタグに含まれているキーワードに対応する重みの合計値(前回までの総重み)に、キーワード判断部65によって今回検出された差分の属性を示すタグ内に含まれるキーワードの重みを加算する(S6)。つまり、重み加算部67は、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとの今回までに対比された領域の全部の差分について、各差分の属性を示すタグに含まれているキーワードに対応する重みの合計値(今回までの総重み)を得る(S6)。
ここで、ソースコンテンツが図6に示す第2改竄コンテンツであると仮定して、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとに差分があって、かつその差分の属性を示すタグに、キーワード/重み記憶部64に記憶されている何れかのキーワードが含まれている場合の具体例について説明する。
第2改竄コンテンツ(図6参照)及びバックアップコンテンツ(図3参照)の2行目に着目すると、第2改竄コンテンツでは「<title>×××電器株式会社</title>」と記述されているのに対し、バックアップコンテンツでは「<title>○○○電器株式会社</title>」と記述されている。したがって、比較部63は、第2改竄コンテンツ及びバックアップコンテンツの2行目について、バックアップコンテンツの「○○○」という部分に対する差分「×××」を検出する(S3でYes)。その差分「×××」の属性を示すタグは、図6の2行目から明らかなように<title>であって、そのタグの中にはキーワード/重み記憶部64に記憶されている“title”が含まれている(S4でYes)。ところで、図6及び図3から明らかなように、第2改竄コンテンツ及びバックアップコンテンツの1行目については差分が存在しない。そのため、ソースコンテンツの1行目までについての総重み(前回までの総重み)は「0」である。したがって、重み加算部67は、前回までの総重み「0」に、キーワード判断部65によって今回検出された差分(2行目の差分)の属性を示すタグ内に含まれるキーワード “title”の重み「20」(図4参照)を加算して今回までの総重み「20」を得る。
別の例として第2改竄コンテンツ(図6参照)及びバックアップコンテンツ(図3参照)の10行目に着目すると、第2改竄コンテンツでは「<jpg>小型自動車</jpg>」と記述されているのに対し、バックアップコンテンツでは「<jpg>プラズマテレビ</jpg>」と記述されている。したがって、比較部63は、第2改竄コンテンツ及びバックアップコンテンツの10行目について、バックアップコンテンツの「プラズマテレビ」という部分に対する差分「小型自動車」を検出する(S3でYes)。その差分「小型自動車」の属性を示すタグは、図6の10行目から明らかなように<jpg>であって、そのタグの中にはキーワード/重み記憶部64に記憶されている“jpg”が含まれている(S4でYes)。ここで、ソースコンテンツ及びバックアップコンテンツの9行目までについての総重み(前回までの総重み)が「20」であると仮定すると、重み加算部67は、前回までの総重み「20」に、キーワード判断部65によって今回検出された差分(10行目の差分)の属性を示すタグ内に含まれるキーワード “jpg”の重み「10」(図4参照)を加算して今回までの総重み「30」を得る。
このようにして今回までの総重みが得られると、アラート判断部69は、重み加算部67によって得られた合計値(今回までの総重み)が閾値記憶部68に記憶されている閾値を超えているか否かを検査する(S7)。今回までの総重みが閾値以下であれば(S7でNo)、アラート判断部69はアラートを出力させないと判断し、上記読出し判断ステップ(S1)に戻る。それに対して、今回までの総重みが閾値を超えていれば(S7でYes)、アラート判断部69はアラートを出力させると判断し、その判断に基づいて、アラート出力部70はインターネット5を介してホームページの管理者が使用する管理者用コンピュータ2にアラートを出力する(S8)。その際、アラート出力部70は、検出キーワード記憶部66に記憶されている各キーワード及び、ソースコンテンツにおける各キーワードが含まれる行を特定する情報も出力する。
そして、管理者用コンピュータ2は、アラート出力部70からのアラートを、管理者用コンピュータ2に接続されている表示装置4により表示させる(図7参照)。これにより、上記管理者は、ソースコンテンツに対して自らが予め決めた重大な改竄が行なわれた場合にその改竄を知ることができる。また、表示装置4は、図7に示すように、ソースコンテンツに対して改竄された行であってタグにキーワードが含まれる行の番号と、キーワードとを表示するので、上記管理者はソースコンテンツのどの部分に対して重大な改竄が行なわれたのかを知ることができる。
上述したように、実施の形態1のコンテンツ改竄検出装置16は、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとを対比し、両コンテンツの差分の属性を示すタグにホームページの管理者によって選択されたキーワードが含まれているか否かを判断し、含まれているキーワードに対応する重みの加算値が上記管理者によって設定された閾値を超えたときに上記管理者にアラートを出力する。
例えば、図5に示す第1改竄コンテンツは、図3に示すオリジナルのソースコンテンツと対比すると明らかなように、7行目及び25行目の2箇所が改竄されている。しかしながら、上記管理者が閾値として「25」を設定すると、第1改竄コンテンツとバックアップコンテンツとの対比により得られる総重みは「10」であって「25」を超えないので、上記管理者が予め決めた重大な改竄は行なわれなかったものとみなされ、アラートは出力されない。それに対して、図6に示す第2改竄コンテンツは、図3に示すオリジナルのソースコンテンツの2行目と、7行目と、10行目と、25行目の4箇所が改竄されたコンテンツであるので、第2改竄コンテンツとバックアップコンテンツとが9行目まで対比された時点において、重み加算部67によって算出された総重みは「30」となり「25」を超える。したがって、オリジナルのソースコンテンツが第2改竄コンテンツに改竄されていれば、オリジナルのソースコンテンツに対して重大な改竄が行なわれたものと判断され、アラートが出力される。
このように、実施の形態1のコンテンツ改竄検出装置16は、オリジナルのソースコンテンツが改竄された全ての場合にアラートを出力するのではなく、オリジナルのソースコンテンツに対してホームページの管理者によって予め決められた重大な改竄が行なわれた場合にのみアラートを出力する。その結果、上記管理者は、ソースコンテンツに対して自らが予め決めた重大な改竄が行なわれた場合にのみその改竄を知ることができる。
なお、上述した実施の形態1では、重み加算部67はソースコンテンツ1行毎に重みの合計値を算出するが、重み加算部67は、1行毎に重みの合計値を算出するのではなく、所定の範囲毎にキーワードの合計個数を計測してもよく、また、ソースコンテンツ全体とバックアップコンテンツ全体とが対比された後に、全部の差分の属性を示すタグに含まれている各キーワードに対応する重みの合計値を得てもよい。
また、キーワード判断部65は、差分の属性を示すタグとキーワード/重み記憶部64に記憶されている複数のキーワードとを対照し、タグに複数のキーワードの何れかが含まれているか否かを判断するのではなく、差分そのものと上記複数のキーワードとを対照して、差分内に複数のキーワードの何れかが含まれているか否かを判断してもよい。この場合、重み加算部67は、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとの対比された領域の全部の差分について、各差分内に含まれているキーワードに対応する重みの合計値を得る。ここで、差分そのものは差分に関連する部位の一例である。なお、差分に関連する部位は、差分の属性を示すタグや差分そのものに限定されるものではない。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2のサーバ91及びコンテンツ改竄検出装置92を、図9及び図10を用いて説明する。
実施の形態1のコンテンツ改竄検出装置16は、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとを対比し、両コンテンツの差分の属性を示すタグに含まれているキーワードに対応する重みの加算値が所定の閾値を超えたときにアラートを出力する。それに対して、実施の形態2のコンテンツ改竄検出装置92は、後に詳述するが、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとを対比して、両コンテンツの差分の属性を示すタグに含まれているキーワードの個数を計測し、計測した個数が所定の閾値を超えたときにアラートを出力する。その点が実施の形態2と実施の形態1との相違点であるので、本実施の形態2では、実施の形態1との相違点を中心に説明する。また、本実施の形態2では、実施の形態1で登場した構成部と同じ構成部には同じ符号を付することにより、重複説明を省略する。
図9は実施の形態2のサーバ91のブロック構成図である。サーバ91は、ユーザのアクセスに基づいてソースコンテンツを送信する装置であって、図9に示すように、公開用コンテンツ記憶部11と、受付部12と、抽出部13と、送信部14と、バックアップ記憶部15と、コンテンツ改竄検出装置92とを備える。
コンテンツ改竄検出装置92は、ホームページの管理者によって予め決められた重大な改竄がオリジナルのソースコンテンツに対して行なわれた場合にその改竄を検出する装置であって、図9に示すように、読出し判断部61と、読出し部62と、比較部63と、キーワード記憶部93と、キーワード判断部65と、検出キーワード記憶部66と、計測部94と、閾値記憶部95と、アラート判断部96と、アラート出力部70とを備える。
キーワード記憶部93は、ホームページの管理者によって予め選択された複数のキーワードを記憶する構成部である。キーワードは、オリジナルのソースコンテンツに対する改竄が上記管理者によって予め決められた重大なものであるか否かを判断するために用いられる。計測部94は、比較部63によって検出された全部の差分について、差分の属性を示す各タグに含まれているキーワードの個数を計測する構成部である。閾値記憶部95は、ホームページの管理者によって予め決められた重大な改竄がオリジナルのソースコンテンツに対して行なわれたか否かを判断するための判断基準としての閾値を記憶する構成部である。アラート判断部96は、計測部94によって計測された合計個数が閾値記憶部95に記憶されている閾値を超えているか否かを検査し、合計個数が閾値を超えている場合にアラートを出力させると判断し、合計個数が閾値以下である場合にはアラートを出力させないと判断する構成部である。
次に、実施の形態2のコンテンツ改竄検出装置92の動作を図10を用いて説明する。
図10は、実施の形態2のコンテンツ改竄検出装置92の動作の流れを示すフローチャートである。コンテンツ改竄検出装置92は、重大な改竄がソースコンテンツに対して行なわれたか否かを毎日所定の時刻に検査するものと仮定する。
さて毎日所定の時刻が到来すると、読出し判断部61は、公開用コンテンツ記憶部11及びバックアップ記憶部15にアクセスし、公開用コンテンツ記憶部11に記憶されているソースコンテンツ及びバックアップ記憶部15に記憶されているバックアップコンテンツがそれぞれ1行ずつ読み出すことができるか否かを判断する(S11)。ソースコンテンツ及びバックアップコンテンツの双方又は一方が1行ずつ読み出すことができない場合(S11でNo)、コンテンツ改竄検出装置92は動作を終了する。ソースコンテンツ及びバックアップコンテンツが1行ずつ読み出すことができる場合(S11でYes)、読出し部62は、公開用コンテンツ記憶部11及びバックアップ記憶部15から、ソースコンテンツ及びバックアップコンテンツをそれぞれ1行ずつ読み出す(S12)。
次に、比較部63は、読出し部62によって読み出された1行分ずつのソースコンテンツとバックアップコンテンツとを対比し、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとに差分があるか否かを検査する(S13)。差分がなければ(S13でNo)、コンテンツ改竄検出装置92の動作は、ソースコンテンツ及びバックアップコンテンツのそれぞれ既に読み出された領域の次の部分について、1行読み出すことができるか否かを判断するステップ(以下、「読出し判断ステップ」という。)(S11)に戻る。それに対してソースコンテンツとバックアップコンテンツとに差分があれば(S13でYes)、キーワード判断部65は、差分の属性を示すタグと、キーワード記憶部93に記憶されている複数のキーワードとを対照し、タグに複数のキーワードの何れかが含まれているか否かを判断する(S14)。また、キーワード判断部65は、タグに含まれているキーワードが何れであるのかを判断する。
その判断の結果、タグに何れのキーワードも含まれていなければ(S14でNo)、コンテンツ改竄検出装置92の動作は上記読出し判断ステップ(S11)に戻る。それに対して、差分の属性を示すタグにキーワード記憶部93に記憶されている何れかのキーワードが含まれている場合(S14でYes)、検出キーワード記憶部66は、そのキーワードと、ソースコンテンツにおけるそのキーワードが含まれる行とを記憶する(S15)。そして、計測部94は、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとの既に対比された領域の全部の差分について、各差分の属性を示すタグに含まれているキーワードの合計個数(前回までの総個数)に、キーワード判断部65によって今回検出された差分の属性を示すタグ内に含まれるキーワードの個数(通常は「1」である。)を加算する(S16)。つまり、計測部94は、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとの今回までに対比された領域の全部の差分について、各差分の属性を示すタグに含まれているキーワードの合計個数(今回までの総個数)を得る(S16)。
このようにして今回までの総個数が得られると、アラート判断部96は、計測部94によって得られた合計個数(今回までの総個数)が閾値記憶部95に記憶されている閾値を超えているか否かを検査する(S17)。今回までの総個数が閾値以下であれば(S17でNo)、アラート判断部96はアラートを出力させないと判断し、上記読出し判断ステップ(S11)に戻る。それに対して、今回までの総個数が閾値を超えていれば(S17でYes)、アラート判断部96はアラートを出力させると判断し、その判断に基づいて、アラート出力部70はインターネット5を介してホームページの管理者が使用する管理者用コンピュータ2にアラートを出力する(S18)。その際、アラート出力部70は、検出キーワード記憶部66に記憶されている各キーワード及び、ソースコンテンツにおける各キーワードが含まれる行を特定する情報も出力する。
管理者用コンピュータ2は、アラート出力部70からのアラートを、管理者用コンピュータ2に接続されている表示装置4により表示させる(図7参照)。これにより、上記管理者は、ソースコンテンツに対して自らが予め決めた重大な改竄が行なわれた場合にその改竄を知ることができる。また、表示装置4は、図7に示すように、ソースコンテンツに対して改竄された行であってタグにキーワードが含まれる行の番号と、キーワードとを表示するので、上記管理者はソースコンテンツのどの部分に対して重大な改竄が行なわれたのかを知ることができる。
上述したように、実施の形態2のコンテンツ改竄検出装置92は、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとを対比し、両コンテンツの差分の属性を示すタグにホームページの管理者によって選択されたキーワードが含まれているか否かを判断し、含まれているキーワードの個数が上記管理者によって設定された閾値を超えたときに上記管理者にアラートを出力する。つまり、実施の形態2のコンテンツ改竄検出装置92は、オリジナルのソースコンテンツが改竄された全ての場合にアラートを出力するのではなく、オリジナルのソースコンテンツに対して上記管理者によって予め決められた重大な改竄が行なわれた場合にのみアラートを出力する。その結果、上記管理者は、ソースコンテンツに対して自らが予め決めた重大な改竄が行なわれた場合にのみその改竄を知ることができる。
なお、上述した実施の形態2では、計測部94は、ソースコンテンツ1行毎にキーワードの合計個数を計測するが、1行毎に合計個数を計測するのではなく、所定の範囲毎にキーワードの合計個数を計測してもよく、また、ソースコンテンツ全体とバックアップコンテンツ全体とが対比された後に、全部の差分の属性を示す各タグに含まれているキーワードの合計個数を得てもよい。
また、キーワード判断部65は、差分そのものとキーワード記憶部93に記憶されている複数のキーワードとを対照し、差分内に複数のキーワードの何れかが含まれているか否かを判断してもよい。この場合、計測部94は、ソースコンテンツとバックアップコンテンツとの対比された領域の全部の差分について、各差分内に含まれているキーワードの合計個数を得る。ここで、差分そのものは差分に関連する部位の一例である。なお、差分に関連する部位は、差分の属性を示すタグや差分そのものに限定されるものではない。
また、アラート判断部96は、キーワード判断部65によって差分に関連する部位(タグ内又は差分内)にキーワードが含まれていると判断された場合、直ちにアラートを出力させると判断してもよい。
本発明にかかるコンテンツ改竄検出装置は、所定のコンテンツに対して予め決められた重大な改竄が行なわれた場合を検出することができるという効果を有し、ネットワーク上で開示されるホームページ等のコンテンツに対する改竄を検出するコンテンツ改竄検出装置等として有用である。
実施の形態1のコンテンツ提供システムのハードウェア構成図である。 実施の形態1のサーバ1のブロック構成図である。 HTMLによって記述されているオリジナルのホームページのソースコンテンツの一例を示す図である。 キーワード/重み記憶部64に記憶されているキーワード及び重みの具体例を示す図である。 オリジナルのソースコンテンツが改竄された後のコンテンツ(第1改竄コンテンツ)の一例を示す図である。 オリジナルのソースコンテンツが改竄された後のコンテンツ(第2改竄コンテンツ)の一例を示す図である。 アラートが表示された際の表示状況の一例を示す図である。 実施の形態1のコンテンツ改竄検出装置16の動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2のサーバ91のブロック構成図である。 実施の形態2のコンテンツ改竄検出装置92の動作の流れを示すフローチャートである。 従来の改竄検出サーバ100の構成図である。
符号の説明
1 サーバ
2 管理者用コンピュータ
3 ユーザコンピュータ
4 表示装置
5 インターネット
11 公開用コンテンツ記憶部
12 受付部
13 抽出部
14 送信部
15 バックアップ記憶部
16 コンテンツ改竄検出装置
61 読出し判断部
62 読出し部
63 比較部
64 キーワード/重み記憶部
65 キーワード判断部
66 検出キーワード記憶部
67 重み加算部
68 閾値記憶部
69 アラート判断部
70 アラート出力部

Claims (3)

  1. 第1記憶部に記憶されている公開用コンテンツと第2記憶部に記憶されているバックアップ用コンテンツとの差分を検出する比較部と、
    検出された各差分について、その属性を示すタグに複数の所定のキーワードの何れかが含まれているか否かを判断するとともに、前記タグに含まれているキーワードが何れであるのかを判断するキーワード判断部と、
    検出された差分の前記タグに含まれているキーワードに割り当てられている重みを加算する重み加算部と、
    前記重み加算部によって得られる合計値が所定の閾値を超えている場合にアラートを出力させると判断するアラート判断部とを備え、
    前記所定のキーワードの一つは、実行可能ファイルを意味するキーワードであり、前記実行可能ファイルを意味するキーワードに割り当てられている重みは、前記複数の所定のキーワードそれぞれに割り当てられている重みの中で最も大きく、
    前記複数の所定のキーワード及び前記重みは、前記コンテンツ改竄検出装置の管理者によって選択されたキーワード及び重みであり、
    前記公開用コンテンツは、前記公開用コンテンツの書き換えに関する権限を有さないユーザによってアクセスされる可能性を有し、前記バックアップ用コンテンツは、前記公開用コンテンツの書き換えに関する権限を有さないユーザによってアクセスされない
    コンテンツ改竄検出装置。
  2. ネットワーク上で開示される公開用コンテンツに対する改竄を検出するサーバによる前記改竄を検出する方法であって、
    第1記憶部に記憶されている前記公開用コンテンツと第2記憶部に記憶されているバックアップ用コンテンツとの差分を検出する比較ステップと、
    検出された各差分について、その属性を示すタグに複数の所定のキーワードの何れかが含まれているか否かを判断するとともに、前記タグに含まれているキーワードが何れであるのかを判断するキーワード判断ステップと、
    検出された各差分の前記タグに含まれているキーワードに割り当てられている重みを加算する重み加算ステップと、
    前記重み加算ステップにおいて得られる合計値が所定の閾値を超えている場合にアラートを出力させると判断するアラート判断ステップとを備え、
    前記所定のキーワードの一つは、実行可能ファイルを意味するキーワードであり、前記実行可能ファイルを意味するキーワードに割り当てられている重みは、前記複数の所定のキーワードそれぞれに割り当てられている重みの中で最も大きく、
    前記複数の所定のキーワード及び前記重みは、前記コンテンツ改竄検出装置の管理者によって選択されたキーワード及び重みであり、
    前記公開用コンテンツは、前記公開用コンテンツの書き換えに関する権限を有さないユーザによってアクセスされる可能性を有し、前記バックアップ用コンテンツは、前記公開用コンテンツの書き換えに関する権限を有さないユーザによってアクセスされない
    コンテンツ改竄検出方法。
  3. 第1記憶部に記憶されている公開用コンテンツと第2記憶部に記憶されているバックアップ用コンテンツとの差分を検出する比較ステップと、
    検出された各差分について、その属性を示すタグに複数の所定のキーワードの何れかが含まれているか否かを判断するとともに、前記タグに含まれているキーワードが何れであるのかを判断するキーワード判断ステップと、
    検出された各差分の前記タグに含まれているキーワードに割り当てられている重みを加算する重み加算ステップと、
    前記重み加算ステップにおいて得られる合計値が所定の閾値を超えている場合にアラートを出力させると判断するアラート判断ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記所定のキーワードの一つは、実行可能ファイルを意味するキーワードであり、前記実行可能ファイルを意味するキーワードに割り当てられている重みは、前記複数の所定のキーワードそれぞれに割り当てられている重みの中で最も大きく、
    前記複数の所定のキーワード及び前記重みは、前記コンテンツ改竄検出装置の管理者によって選択されたキーワード及び重みであり、
    前記公開用コンテンツは、前記公開用コンテンツの書き換えに関する権限を有さないユーザによってアクセスされる可能性を有し、前記バックアップ用コンテンツは、前記公開用コンテンツの書き換えに関する権限を有さないユーザによってアクセスされない
    プログラム。
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