JP3858207B2 - 糸巻体、および糸巻体の糸端処理装置 - Google Patents

糸巻体、および糸巻体の糸端処理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパッケージ、チーズ、パーン等のボビンに巻取られ糸条の自然解舒を防ぐ糸巻体、および糸巻体の形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、糸条巻取装置により糸条が巻取られて満巻になったパッケージ、チーズ、パーン等の糸巻体は、後工程に搬送されるか、製品として梱包出荷される。
【0003】
この糸巻体はその搬送中に巻取られた糸条が解舒するのを防止するため、巻終わりの糸端を糸結びするかあるいはテーピングする必要があり、これ等の糸端処理は人手で行なわれていた。
【0004】
ところが、処理対象数が多いこととその処理作業が繁雑であるため、これ等を解決するために実公平3−44777号公報に記載されているような糸巻体形成装置が提案されている。
【0005】
この糸巻体形成装置は、バンチ巻部等の剥脱部の糸条(不要な糸条)の解舒機構と解舒後の糸端の糸結び機構とを設けることによって糸結び処理を自動的にできるようにしている。
【0006】
ところが、糸結び機構の構成が複雑であるため、糸結びミスが生じると共にメンテナンスが繁雑であるという問題がある。また剥脱部の糸の解舒においても糸巻体の軸線方向へのバルーニングを利用して糸条を解舒しているので、バンチ部に巻取られた糸条の単糸同士が引っ掛って解舒中に糸切れを発生するという問題がある。
【0007】
そこで、この様な問題点を解決するために特開平7−291533号公報に記載されているような糸巻体を保持して回転させるスピンドルと、糸巻体の周面に対して近接離反して糸巻体から糸端を吸引すると共に吸引された糸条を旋回させる吸引機構と、前記吸引機構で吸引中の糸端の糸道を横切って糸巻体の外周外側を糸端の解舒方向に周回してループを形成する周回ガイド機構と、糸端を切断する切断手段とを備えた装置が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この様な吸引機構によって吸引した糸条を旋回させてループ状糸を絡ませた場合は、弾性糸のような伸縮性のある複数本の糸条に吸引力と旋回力を作用させて仮撚りを掛けると糸条は延伸された状態で絡み合うが、糸条を元の長さに収縮させると仮撚りがなくなって複数本の糸条に分離してしまうという問題がある。
【0009】
また、仮に糸条を絡み合わせることができたとしても後処理工程においてその部分を見付け出すのが非常に困難であるという問題がある。
【0010】
本発明は糸巻体の糸端を確実に絡み合わせることができると共にその部分を容易に見出すことができるようにする糸巻体、および糸巻体の形成装置を提供することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために本発明の糸巻体は請求項1のような糸巻体に巻き取られた糸端と、前記糸巻体の外周を少なくとも1巻きするループ状糸条の両糸端部と、色糸とが相互に絡められて溶着して収束糸端部を形成せしめた形状にしてある。
【0012】
ループ状糸条部ととも絡められて溶着される色糸は、色糸繰出し機構から供給されたものである。
【0013】
本発明の糸巻体の形成装置は請求項2のような周回ガイド機構によって形成されたV字状の糸を捩って絡め合わせる絡め機構と、ループ状糸部に色糸を供給する色糸繰出し機構と、絡め合わされた糸条部を加熱溶着する溶着機構とを設けた構成にしてある。
【0014】
た、請求項3のような絡め機構が、V字状に形成された糸を探る手段と回転捩り手段とを備えた構成、請求項4のような色糸繰出し機構が、糸巻体支持手段と、糸繰出し手段と、前記糸繰出し手段を所定の供給位置に移動させる移動手段とを備えた構成にすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の糸巻体の形成装置の構成の一実施例を示す概略正面図、図2は側面図であって、糸巻体の形成装置は機枠1に回転自在に設置されたパッケージ等の糸巻体の支持機構2と、糸巻体の周面にエアを噴射するエア噴射機構3と、糸巻体の周面に接近して糸巻体から剥脱した糸端を吸引する吸引機構4と、この吸引機構で吸引中の糸端の糸道を横切って糸巻体の外周部を糸端の解舒方向に周回してループを形成する周回ガイド機構5と、この周回ガイド機構5によって形成されたループ状糸部に色糸を供給する色糸繰出し機構6と、このループ状の糸と色糸を一緒にした状態で捩って絡める絡め機構7と、絡められた糸条部を加熱溶着する溶着機構8とにより構成されている。
【0016】
そして、支持機構2は、機枠1の中央部に位置するように設置されており、機枠1に軸受(図示せず)によって回転自在に取付けられたスピンドル9と、このスピンドル9の端部に出力軸がカップリング(図示せず)によって連結されていると共に機枠1に設置された電動機10とにより構成されている。
【0017】
このスピンドル9は8個のパッケージ200を緊締できるようになっているが、その糸巻体の個数については必要に応じて設定する。
【0018】
スピンドル9部には糸巻体押出し用のプッシャー126が設置されている。
【0019】
上述のエア噴射機構3は、図1に示されるように機枠1の左上方に位置するように設置されており、その詳細は図3に示されるように機枠1に設置されたフレーム11に回転自在に取付けられたボールネジ12と、このボールネジ12に螺着され、フレーム11に形成されたガイドに沿って移動するブラケット13と、支持具14に保持された状態でブラケット13に取付けられた8個のエア噴射ノズル15と、出力軸に歯付きプーリ17が取付けられフレーム11に設置された電動機16と、ボールネジ12に取付けられた歯付きプーリ18と、歯付きプーリ17、18に張架された歯付きベルト19とにより構成されている。
【0020】
そして、電動機16が作動してボールネジ12が正回転されるとブラケット13が前進してエア噴射ノズル15がパッケージ200に対して接近し、電動機16が逆回転するとエア噴射ノズル15が待機位置に戻る。
【0021】
該パッケージ200に対するエア噴射ノズル15の位置はリミットスイッチ、近接スイッチ等のセンサー20によって検知する。
【0022】
このエア噴射ノズル15はパッケージ200に対応して設置してあるが、1個のエア噴射ノズル15を各パッケージ位置に移動させるようにすることもでき、これ等のエア噴射ノズル15には圧力調節弁、電磁切替弁等を有する圧空供給用管(図示せず)が連結されている。
【0023】
上述の吸引機構4は、図1に示されるように支持機構2の下方に位置するように設置されており、その詳細は図4、図5に示されるように機枠1に設置されたフレーム21に回転自在に取付けられたボールネジ22と、このボールネジ22に螺着され、フレーム21に形成されたガイドに沿って移動するブラケット23と、支持具24に保持された状態でブラケット23に取付けられた8個の吸引ノズル25と、出力軸に歯付きプーリ27が取付けられフレーム21に設置された電動機26と、ボールネジ22に取付けられた歯付きプーリ28と、歯付きプーリ27、28に張架された歯付きベルト29とにより構成されている。
【0024】
そして、電動機26が作動してボールネジ22が正回転されるとブラケット23が前進し、逆回転されるとブラケット23が後退して吸引ノズル25がパッケージ200に対して離反する。
【0025】
この吸引ノズル25は吸引口とエジェクタ部と排気管とにより構成され、エジェクタ部に圧力調節弁、電磁切替弁等を有する圧空供給用管(図示せず)が連結されている。
【0026】
吸引機構4のブラケット23には、処理後の糸端部を切断する切断手段30が装着されている。
【0027】
この切断手段30は、ブラケット23に回転可能に支持されたロッド31と、このロッド31に所定の間隔を持って一体的に取付けられた一対のアーム32と、このアーム32間にネジ体34によって張架された電熱線33と、出力軸がロッド31の端部に連結されブラケット23に設置された電動機35とにより構成されている。
【0028】
そして、電動機35が作動してロッド31が回転されると、ロッド31と共にアーム32に取付けられた電熱線33が待機位置から切断位置に移動して吸引機構4に吸引中の糸端を切断する。
【0029】
該電動機35に代えてロータリーシリンダーを使用することもできる。
【0030】
アーム32の回動量が変更できるようにすると、誤って吸引された糸を切断することができる。
【0031】
上述の周回ガイド機構5は、スピンドル9と同一軸心で回動するように機枠1に設置されており、機枠1にスピンドル9と平行な状態で回転自在に取付けられた回転アーム36と、この回転アーム36にスピンドル9と平行な状態でその端部が軸受によって回転自在に取付けられたブラケット37と、各パッケージに対応するようにブラケット37に軸受によって回転自在に取付けられた棒体38と、この棒体38の先端部に軸心と直交するように突設されたガイド39と、回転アーム回動用の駆動手段40と、ブラケット回動用の駆動手段41と、棒体回動用の駆動手段42とにより構成されている。
【0032】
該アーム回動用の駆動手段40は、機枠1に設置された電動機43の出力軸に取付けられた歯付きプーリ44と、回転アーム36に取付けられた歯付きプーリ45と、この歯付きプーリ44、45に張架された歯付きベルト46とにより構成されている。
【0033】
ブラケット回動用の駆動手段41は、図6に示すように回転アーム36に設置された電動機47の出力軸に取付けられた歯付きプーリ48と、ブラケット37の端部に形成された軸部に取付けられた歯付きプーリ49と、この歯付きプーリ48、49に張架された歯付きベルト50とにより構成されている。
【0034】
棒体回動用の駆動手段42は、図6に示すようにブラケット37に取付けられたシリンダー51と、シリンダー51のピストンロッドが往復動すると各棒体38が同時にスピンドル9と平行な状態またはスピンドル9と直交する状態に回動するように棒体38とシリンダー51のピストンロッドを連結する連結具52および連結杆53とにより構成されている。
【0035】
そして、吸引機構4によってパッケージ200から糸端201が吸引されると、棒体回動用のシリンダー51によって棒体38が90°回動されてガイド37がスピンドル9と平行な状態になり、次いで、アーム回動用の電動機43が回転して回転アーム36が少なくとも一回転以上回動されるとその途中でガイド37が糸端に接触してループ状に糸を引出してV字状の糸引出し部を形成する。
【0036】
上述の色糸繰出し機構6は支持機構2の右方向に位置するように設置されており、図7、図8に示すように機台1に取付けられた架台57に移動自在に設置された糸繰出し手段54とパッケージ支持手段55と色糸切断手段56とにより構成されている。
【0037】
この糸繰出し手段54は、機枠1に取付けられた架台57に軸受59によって水平方向に移動可能に取付けられた第1支持部材58と、この第1支持部材58に第1支持部材58と同一方向に移動可能に軸受61によって取付けられた第2支持部材60と、この第2支持部材60に設置された送出用ローラ62とにより構成されている。
【0038】
該第1支持部材58は架台57に設置されたシリンダー63によって移動され、第2支持部材60は第1支持部材58に設置されたシリンダー64によって移動されるようになっている。
【0039】
送出用ローラ62は、第2支持部材60にベアリング(図示せず)によって回転可能に取付けられた第1軸体65と、第2支持部材60に所定の間隔をもって設置された軸受66、67と、この軸受66に回動可能に支持された軸68に取付けられた回動支持部材69と、軸受67に回動可能に支持された軸70に回動可能に取付けられた回動支持部材71と、回動支持部材69、71にベアリング(図示せず)によって回転可能に取付けられた第2軸体72と、第1軸体65と第2軸体72に一体的に取付けられた駆動ローラ73とベアリング(図示せず)によって回転自在に取付けられた従動ローラ74と、回動支持部材69、71を一体的に連結する杆体75と、一端がこの杆体75に他端が第2支持部材60に取付けられたスプリング76と、第1軸体回転用の駆動手段77と、第2軸体回転用の駆動手段78と、第2支持部材60に取付けられた回動支持部材69、71を押上げるためのシリンダー79とにより構成されている。
【0040】
駆動ローラ73と従動ローラ74とは第1軸体65と第2軸体72に交互に配設され、各1個の駆動ローラ73と従動ローラ74とで一対のニップローラを形成する。
【0041】
第1軸体回転用の駆動手段77は、第2支持部材60に設置された電動機80と、この電動機80の出力軸に取付けられた歯付きプーリ81と、第1軸体65に取付けられた歯付きプーリ82と、この歯付きプーリ81、82に張架された歯付きベルト83とにより構成されている。
【0042】
第2軸体回転用の駆動手段78は、第2支持部材60に設置された電動機84と、この電動機84の出力軸に取付けられた歯付きプーリ85と、軸受67に回転可能に支持された軸70に取付けられた歯付きプーリ86、87と、歯付きプーリ85、86に張架された歯付きベルト88と、第2軸体72に取付けられた歯付きプーリ89と、歯付きプーリ87、89に張架された歯付きベルト90とにより構成されている。
【0043】
駆動ローラ73と従動ローラ74はスプリング76によって所定の面圧力でもって当接し、シリンダー79が作動してピストンロッドが突出すると回動支持部材69、71が押上げられて駆動ローラ70と従動ローラ74が切離される。
【0044】
そして、駆動ローラ73と従動ローラ74とによってパッケージ210から引出された色糸211を挟持した状態で電動機80、84が作動すると、第1軸体65と第2軸体72が駆動されて駆動ローラ73と共に従動ローラ74が回転して色糸211を送出する。
【0045】
パッケージ支持手段55は、糸繰出し手段54の第2支持部材60の杆体部60aに取付けられた枠体91と、垂直方向に3段、スピンドル9の軸方向に3列、上段から3本、2本、3本の状態で枠体91に水平方向に突設された8本のパッケージ支持用のペグ92とにより構成されている。
【0046】
色糸切断手段56は、第2支持部材60にベアリング(図示せず)によって回動自在に取付けられた軸体93と、この軸体93の両端部に取付けられた支持部材94と、この支持部材94の端部にネジ体95によって張架された電熱線96と、出力軸に歯付きプーリ98が取付けられ、第2支持部材60に設置されたロータリーシリンダー97とにより構成され、ロータリーシリンダー97の出力軸に取付けられた歯付きプーリと軸体93の端部に取付けられた歯付きプーリとこの歯付きプーリに張架された歯付きベルトによって軸体93に回転が伝達されるようになっている。
【0047】
そして、ロータリーシリンダー97が作動して軸体93が回動されると支持部材94が一体的に回動して電熱線96が待機位置から切断位置に移動されて送出用ローラ62と吸引ノズル25間に位置する色糸211を切断する。
【0048】
上述の絡め機構7は、吸引機構4と色糸繰出し機構6との間に位置するように配置されており、図9、図10に示すように機枠1に設置されたフレーム98に回転自在に取付けられたボールネジ99と、このボールネジ99に螺着され、フレーム98に形成されたガイドに沿って移動するブラケット100と、このブラケット100に形成されたガイドに移動可能に取付けられた支持部材101と、この支持部材101に軸受102によって回転自在に取付けられた軸体103と、先端に鉤状の引掛け部を有し軸体103の端部に取付けられたフック104と、ボールネジ回転用の駆動手段105と、フック回転用の駆動手段106と、ブラケット100に取付けられ、ピストンロッドが支持部材101に連結された糸探り用のシリンダー107とにより構成されている。
【0049】
該ボールネジ回転用の駆動手段105は、出力軸に歯付きプーリ109が取付けられ、フレーム98に設置された電動機108と、ボールネジ99に取付けられた歯付きプーリ110、歯付きプーリ109、110に張架された歯付きベルト111とにより構成されている。
【0050】
フック回転用の駆動手段106は、出力軸にスプロケット113が取付けられ、支持部材101に設置された電動機112と、各軸体103の下端部に取付けられたスプロケット114と、スプロケット113、114に張架されたチエン115とにより構成されている。
【0051】
軸体103の内の端部に位置する軸体103には多孔円板116が、支持部材101にはセンサー117が夫々取付けてあり、軸体103の回転数あるいは回転角度を検出するようになっている。
【0052】
そして、電動機112が作動してボールネジ99が正回転されるとブラケット100が前進してフック104が周回ガイド機構5によって形成された鉤状の引出し糸部に移動し、電動機112の出力軸が逆回転されると支持部材101と共にフック104が待機位置側に戻る。
【0053】
また、シリンダー107の作動によって支持部材101が糸探りのためにスピンドル9の軸方向の所定位置に移動されてフック104が鉤状の引出し糸部の引掛け位置、糸絡め位置、待機位置に移動する。
【0054】
上述の溶着機構8は、図11に示すように支持機構2を挟んで色糸繰出し機構6と対向する位置に設置された加熱手段118と、色糸繰出し機構6の第2支持部材60の先端部に取付けられた押圧部材125とにより構成されている。
【0055】
この加熱手段118は、機枠1に取付けられた架台119に軸受120によって水平方向に移動可能に取付けられた支持部材121と、この支持部材121の端部に取付けられた帯状の電熱板122と、この電熱板122を覆うように取付けられたテフロン製帯状シート123と、ピストンロッドが支持部材121に連結され、架台119に設置されたシリンダー124とにより構成されている。
【0056】
押圧部材125は耐熱性と弾力性を有する合成樹脂あるいは合成ゴムを使用する。
【0057】
そして、鉤状の引出し糸201と色糸211が絡められるとシリンダー124が作動して支持部材121が突出して電熱板122が押圧部材125に押圧される。
【0058】
電熱線33、96、電熱板122には所定の電圧を有する電流を供給するケーブル(図示せず)が連結されている。
【0059】
各シリンダー51、63、64、79、107、124には圧力調節弁、電磁切替弁を有する圧空供給用管(図示せず)が連結されている。
【0060】
各電動機、シリンダー等は入力機能、記憶機能、比較演算機能、動作指令機能等を有するマイクロコンピューター等の制御装置(図示せず)によって制御される。
【0061】
上述の糸巻体の形成装置における処理動作を説明する。
【0062】
先ず、制御装置(図示せず)に動作順序等を入力し、支持機構2のスピンドル9に糸処理を行なうための8個のパッケージ200を装着すると共に、色糸繰出し機構6のパッケージ支持手段55のペグ92に8個の色糸パッケージ210を装着して糸端を引出して送出用ローラ62の駆動ローラ73と従動ローラ74に挟持させて所定長さ垂れ下げておく。
【0063】
これ等の準備ができ制御装置(図示せず)に処理動作開始信号を入力すると、エア噴射機構3の電動機16が作動してボールネジ12が正回転されてブラケット13が前進し、このブラケット13に取付けられたエア噴射ノズル15がパッケージ200に向って移動する。該動作と同時に吸引機構4の電動機26が作動してボールネジ22が正回転されてブラケット23が前進し、このブラケット23に取付けられた吸引ノズル25がパッケージ200に向って移動する。
【0064】
そして、エア噴射ノズル15がセンサー20によって吸引ノズル25がセンサー(図示せず)によってパッケージ200の外周部を夫々検知して所定の位置に停止すると、支持機構2の電動機10が作動してスピンドル9が予め設定された速度で回転されると共に、エア噴射ノズル15から圧空がパッケージ200の外周面に向って予め設定された時間(少なくともパッケージが1回転以上回転される間)噴射される(図12−1)。
【0065】
この圧空の噴射が済むと電動機16が作動してボールネジ12が逆回転され、ブラケット13が後退してエア噴射ノズル15が待機位置に戻る。
【0066】
上述の圧空の噴射と同時に吸引ノズル25に吸引力が作用して圧空の噴射によって各パッケージ200の表層から剥脱された糸端が吸引ノズル25に吸引される。
【0067】
そして、予め設定した時間が経過してスピンドル9の回転が停止すると、吸引機構4の電動機26が作動してボールネジ22が逆回転され、ブラケット23が後退して吸引ノズル25が待機位置あるいは予め設定された位置に戻る。
【0068】
すると、周回ガイド機構5における棒体回動用の駆動手段42のシリンダー51のピストンロッドが突出して棒体38が回動され、ガイド39がスピンドル9と平行な状態なる。
【0069】
この状態で、回転アーム回動用の駆動手段40の電動機43が作動して回転アーム36が反時計方向に回動され、回転アーム36に取付けられたブラケット37と共にガイド39がパッケージ200から所定量離れた位置を回動して吸引ノズル25に吸引されている糸201に接触した状態で移動し、吸引ノズル25の垂直線位置より手前側位置(左側位置)までくると最外周部の糸201が剥されてループが形成される(図12−2)。
【0070】
すると、周回ガイド機構5におけるブラケット回動用の駆動手段41の電動機47が作動してブラケット37が時計方向に回動され、このブラケット37に取付けられている棒体38とガイド39が同方向に回動してループ状に形成された糸202の左側の糸202aが吸引ノズル25に吸引されている糸201と揃えられてV字状になる(図12−3)。
【0071】
次いで、色糸繰出し機構6におけるシリンダー63のピストンロッドが突出して第1支持部材58が吸引ノズル25に向って移動すると、シリンダー64のピストンロッドが突出して第2支持部材60が吸引ノズル25に向って移動する。
【0072】
そして、駆動ローラ73と従動ローラ74から垂れ下がっている色糸211が吸引ノズル25上に移動して吸引ノズル25に吸引されると、第1軸体回転用の駆動手段77の電動機80と第2軸体回転用の駆動手段78の電動機84が作動して駆動ローラ73が回転されて色糸211が送出される(図12−4)。
【0073】
そして、予め設定された長さの色糸211を送出すると電動機80、84が停止し、次いで、色糸繰出し機構6におけるシリンダー64のピストンロツドが引っ込んで第2支持部材60に設置されている駆動ローラ73、従動ローラ74が予め設定された位置に後退する。
【0074】
該動作と同時に吸引機構4の電動機26が作動してボールネジ22が逆回転され,ブラケット23が後退して吸引ノズル25が予め設定された位置まで下降する。
【0075】
次いで、絡め機構7におけるボールネジ回転用の駆動手段105の電動機108が作動してボールネジ99が正回転されてブラケット100が前進すると、このブラケット100に取付けられている支持部材101と共にフック104がV字状に形成された糸部に移動する。
【0076】
そして、フック104の引掛け部がV字状の糸の中まで移動すると、糸探りのためにシリンダー107のピストンロッドが突出して支持部材101がブラケット100および周回ガイド機構5のガイド39の先端側に移動され、この支持部材101に取付けられている各フック104は各パッケージ200の端部に向って移動する。
【0077】
この時、フック104の引掛け部はフックの進行側を向いており、フック104がパッケージ200の所定の位置まで移動するとV字状の糸とフック104が接触した状態になる。
【0078】
すると、電動機108が作動してボールネジ99が逆回転され、ブラケット100が後退してフック104が予め設定された捩り操作位置に戻る。
【0079】
このフック104の戻り動作によってV字状の右側の糸201と色糸211がフック104の引掛け部に引掛けられると(図12−5)、棒体回動用の駆動手段42のシリンダー51のピストンロッドが引っ込んで棒体38に取付けられているガイド39がスピンドル9と直交する位置に回動すると、回転アーム回動用の駆動手段40の電動機43が作動して回転アーム36が回動され、回転アーム36に取付けられたブラケット37と共にガイド39がスピンドル9の上部待機位置に戻る。
【0080】
すると、フック回転用の電動機112が作動して軸体103と共にフック104が回転され、フック104に引掛けた糸201と色糸211が捩られる(図12−6)。
【0081】
この時、吸引機構4の電動機26が作動してボールネジ22が正回転され、ブラケット23が前進して吸引ノズル25が予め設定された位置まで上昇する。
【0082】
すると、吸引ノズル25とフック104間の糸201が捩じられている糸201と色糸211を覆うように絡み付く。
【0083】
上述のフック104が予め設定された時間回転して停止すると、色糸繰出し機構6におけるシリンダー64のピストンロッドが突出して第2支持部材60に取付けられている溶着機構8の押圧部材125が吸引ノズル25の上方に向って移動し、フック104によって捩じり絡み合わされた絡み糸220が吸引ノズル25の上部に移動される。
【0084】
該動作と同時に溶着機構8におけるシリンダー124のピストンロッドが突出して支持部材121に取付けられている電熱板122とテフロンシート123が上述の押圧部材125に向って移動し、吸引ノズル25の上部位置において絡み糸220がテフロン製帯状シート123と押圧部材125によって両側から押圧されて加熱溶着される。
【0085】
そして、予め設定した時間が経過し、色糸繰出し手段6におけるシリンダー79のピストンロッドが突出して回動支持部材69、71が押上られて駆動ローラ73と従動ローラ74が切り離されると、シリンダー124のピストンロッドが引っ込んで支持部材121に取付けられている電熱板122が待機位置に戻る。
【0086】
該動作と同時に色糸繰出し機構6のシリンダー64のピストンロッドが引っ込んで第2支持部材60が後退して糸繰出し手段54が所定の位置に戻ると、シリンダー79のピストンロッドが引っ込んで回動支持部材69、71が下降して駆動ローラ73と従動ローラ74が接触して色糸211が挾持される。
【0087】
すると、色糸切断手段56のロータリーシリンダー97が作動して軸体93に取付けられている支持部材94と共に電熱線96が回動して溶着された絡み糸220部から糸繰出し手段54との間に位置する色糸211が切断される(図12−7)。
【0088】
次いで、絡め機構7の電動機108が作動してボールネジ99が正回転され、ブラケット100が前進してフック104の引掛け部が吸引ノズル25の上部位置まで移動すると、吸引機構4における切断手段30の電動機が作動してアーム32に取付けられた電熱線33がフック104の引掛け部の直上まで移動して溶着された絡み糸220の下端部が切断されて絡み溶着糸端部221が形成される(図12−8)。
【0089】
すると、今までフック104によって引伸ばした状態で捩られたいたV字状の糸は伸縮してパッケージ200の外周部に密着し(図12−9)、フック104の引掛け部に残っていた糸201,色糸211は捩り力がなくなって元の単糸の状態になって吸引ノズル25に吸い込まれる。
【0090】
上述の切断操作が済むと、吸引機構4の電動機26が作動してボールネジ22が逆回転され、ブラケット23が後退して吸引ノズル25が待機位置に戻る。
【0091】
該動作と同時に色糸繰出し機構6のシリンダー63のピストンロッドが引っ込んで第1支持部材58が後退して糸繰出し手段54が待機位置に戻ると、第1軸体回転用の駆動手段77の電動機80と第2軸体回転用の駆動手段78の電動機84が作動して駆動ローラ73が回転されて色糸211が予め設定された長さ(10mm〜30mm)送出される。
【0092】
上述の操作が済むと、スピンドル9によるパッケージ200の緊締が解除され、次いで、スピンドル9に近接して設けられたプッシャー126が作動してスピンドルの軸方向に突出してパッケージ200が押出されると、パッケージの糸端処理動作が終了する。
【0093】
上述の色糸繰出し機構6におけるパッケージ支持手段55のペグ92に8個の色糸パッケージ210が装着された状態で4個のパッケージの糸端処理を行なう場合は、糸繰出し手段54における第1軸体回転用の駆動手段77または第2軸体回転用の駆動手段78の一方の電動機のみを作動させ、パッケージ支持手段55のペグ92に4個の色糸パッケージ210を装着した場合は、色糸パッケージ210から引出した色糸211を第1軸体65に取付けられている駆動ローラ73または第2軸体72に取付けられている駆動ローラ73のどちらか一方に掛け、糸掛けした軸体回転用の駆動手段の電動機のみを作動させる。
【0094】
この様に糸繰出し手段54の駆動手段の作動状態を変更するだけで処理するパッケージ数の変更に容易に対処することができる。
【0095】
上述の糸巻体の形成装置によって図13に示さけるようなパッケージ200が得られる。
【0096】
この様にパッケージ200側に残った絡み溶着糸端部221は、糸条201、202が絡み合わされた状態で溶着されているので、もはや自然に解舒することはない。
【0097】
上述のように絡み溶着糸端部221は、糸端側の糸条201とループ状の糸条202とが収束されて絡み合わされるが、そのループ状の糸条202の部分は糸端側の糸条202aと糸層に巻き上げられる糸条側に連なる糸端部202bとにより形成されている。
【0098】
すなわち、絡み溶着糸端部221は、糸端側の糸条201とこの糸条201に連なる糸端部202aと糸層の巻き上げ糸条に連なる糸端部202bとの少なくとも3本が収束され、該収束部に色糸211が収束された上で絡み合わされて溶着されている。
【0099】
そのため、細デニールの糸条でも容易に視認し易くなっている。
【0100】
尚、上述の糸巻体の形成装置を使用し、色糸211を供給しない状態でせずに糸端の絡め操作と溶着操作を行なって糸端処理を行なうこともできる。
【0101】
上述の実施例においてはパッケージの糸端処理について記述したが、チーズ、パーン等の糸端処理にも適用できることは言うまでもない。
【0102】
【発明の効果】
本発明の糸巻体は請求項1のように糸巻体に巻き取られた糸端と、前記糸巻体の外周を少なくとも1巻きするループ状糸条の両糸端部とが相互に絡められて溶着して収束糸端部を形成せしめた形状にしているため、その後の取扱いにおいて糸端の絡め部が解けるのを確実に防止することができる。
【0103】
しかも、ループ状糸条部に色糸が添えられて、共に絡められて溶着して収束糸端部を形成せしめた形状にしているため、糸端部を容易に見付け出すことができる。
【0104】
本発明の糸巻体の形成装置は請求項2のように周回ガイド機構によって形成されたループ状糸を回転させて絡め合わせる絡め機構と、絡め合わされた糸条部を加熱溶着する溶着機構とを設けた構成にしているため、糸端を確実に絡めて固定することができる。
【0105】
しかも、ループ状糸部に色糸を供給する色糸繰出し機構を設けた構成しているため、糸端部を容易に見付け出すことができる。
【0106】
また、請求項3のような絡め機構が、ループ状に形成された糸を探る手段と回転絡め手段とを備えた構成にすると、糸端部を確実に絡めることができ、請求項4のような色糸繰出し機構が、糸巻体支持手段と、糸繰出し手段と、前記糸繰出し手段を所定の供給位置に移動させる移動手段とを備えた構成にすると、色糸を所定の位置に確実に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の糸巻体の形成装置の一実施例を示す概略正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1におけるエア噴射機構の構成の詳細を示す正面図である。
【図4】図1における吸引機構の構成の詳細を示す正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図1における周回ガイド機構の構成の詳細を示す側面図である。
【図7】図1における色糸繰出し機構の構成の詳細を示す正面図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図1における絡め機構の構成の詳細を示す正面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】図1における融着機構の構成の詳細を示す正面図である。
【図12】糸端処理動作を示す概略図である。
【図13】本発明の糸巻体の1実施例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 機枠
2 支持機構
3 エア噴射機構
4 吸引機構
5 周回ガイド機構
6 色糸繰出し機構
7 絡め機構
8 溶着機構
9 スピンドル
10、16、26、35、43、47、80、84、95、108、113 電動機
11、21、98 フレーム
12、22、99 ボールネジ
13、23、37、100 ブラケット
14、24 支持具
15 エア噴射ノズル
17、18、27、28、44、45、48、49、81、82、85、86、87、89、96、97、109、110 歯付きプーリ
19、29、46、50、83、88、90、98、111 歯付きベルト
20 センサー
25 吸引ノズル
30 切断手段
31 ロッド
32 アーム
33、96 電熱線
36 回転アーム
38 棒体
39 ガイド
41、42、42、77、78、105、106 駆動手段
51、63、64、79、107、124 シリンダー
52 連結具
53 連結部材
54 糸繰出し手段
55 糸巻体支持手段
56 色糸切断手段
57、119 架台
58 第1支持部材
59、61、66、67、102、120 軸受
60 第2支持部材
62 送出用ローラ
65 第1軸体
68、70 軸
69、71 回動支持部材
72 第2軸体
73 駆動ローラ
74 従動ローラ
75 杆体
76 スプリング
91 枠体
92 ペグ
93、103 軸体
94、101、121 支持部材
95 ネジ体
97 ロータリーシリンダー
104 フック
113、114 スプロケット
115 チエン
116 多孔円板
117 センサー
118 加熱手段
122 電熱板
123 テフロン製帯状シート
125 押圧部材
126 プッシャー
60a 杆体部

Claims (4)

  1. 糸条がボビンに巻き取られて形成された糸巻体であって、前記糸巻体に巻き取られた糸端と、前記糸巻体の外周を少なくとも1巻きするループ状糸条の両糸端部と、色糸とが相互に絡められて溶着して収束糸端部を形成せしめたことを特徴とする糸巻体。
  2. 糸巻体を保持して回転させるスピンドルと、糸巻体の周面に接近して糸巻体から糸端を吸引する吸引機構と、前記吸引機構で吸引中の糸端の糸道を横切って糸端を糸巻体の糸層から剥す方向に糸層から所定の間隔をもって周回してループを形成する周回ガイド機構と、糸端を切断する切断手段とを備えた装置において、前記周回ガイド機構によって形成されたループ状糸を捩って絡める絡め機構と、ループ状糸部に色糸を供給する色糸繰出し機構と、絡められた糸条部を加熱溶着する溶着機構とを設けたことを特徴とする糸巻体の糸端処理装置。
  3. 絡め機構が、ループ状に形成された糸を探る手段と回転捩り手段とを備えていることを特徴とする請求項に記載の糸巻体の糸端処理装置。
  4. 色糸繰出し機構が、糸巻体支持手段と、糸繰出し手段と、前記糸繰出し手段を所定の供給位置に移動させる移動手段とを備えていることを特徴とする請求項2又は3に記載の糸巻体の糸端処理装置。
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