JP3857926B2 - インクジェット用記録シート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンタに使用されるインクジェット用記録シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタは、記録の鮮明さ、音の静かさ、カラー化の容易さ等の優れた特徴を有するため、広く使用されている。このインクジェットプリンタに使用されるインクは、環境に与える影響、乾燥によるインク噴出ノズルの詰まり防止を考慮して、溶剤系インクではなく、顔料、染料等の着色剤と、添加剤とを主として水に溶解または分散した水系インクが使用されている。
ところが、水系インクは水を溶媒としているため、乾燥が遅く、普通紙などの記録シートに吹き付けると、滲むなどしてインクを確実に定着させることができなかった。そのため、インクジェット用インクによって記録される記録シートは、水系インクの受容性を有するインク受容層を支持体上に有している。インク受容層としては、例えば、ポリビニルアルコール等の水溶性高分子と、非晶質合成シリカ、α−アルミナなどのアルミナやアルミナ水和物などの多孔質無機顔料との混合物を主成分として含むものが使用されている。インク受容層がこのような混合物であると、水系インクを、瞬時に吸収して、確実に定着させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、インクジェットプリンタは、フルカラー用途で多用されている。フルカラー用のインクジェット用記録シートとしては、印字を鮮やかにするため、光沢が高いと同時に、印字した際の印字濃度が高く、滲みのない高精細な画像が得られる記録シートが求められている。しかしながら、従来のインクジェット用記録シートでは、印字記録後の光沢および印字濃度が十分に高くなかったので、フルカラー用途において、実用上十分鮮やかに印字することが困難であった。
本発明は、前記事情を鑑みて行われたものであり、記録後の画像において優れた光沢度が得られ、かつ印字濃度が高く、鮮やかなフルカラー画像が得られるインクジェット用記録シートを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明のインクジェット用記録シートは、支持体と、該支持体上に、δ−アルミナとγ−アルミナとθ−アルミナとを含有するインク受容層とを有し、前記インク受容層は、アルミナ混合物を65〜97重量%含有し、δ−アルミナを20重量%以上含有することを特徴としている。
ここで、δ−アルミナとはδ型結晶構造を有するアルミナのことであり、γ−アルミナとはγ型結晶構造を有するアルミナのことであり、θ−アルミナとはθ型結晶構造を有するアルミナのことである。また、アルミナ混合物とは、δ−アルミナとγ−アルミナとθ−アルミナとを含有するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明のインクジェット用記録シートの一実施形態例を、図1を参照しながら説明する。本実施形態例のインクジェット用記録シート10は、支持体11と、支持体11上に設けられたインク受容層12とを有している。さらに、支持体11とインク受容層12との間には下塗り層13が設けられている。
【0006】
支持体11としては、インク受容層12を支持できれば特に制限されず、例えば、紙、布、不織布等の不透明性基材、ポリエチレンテレフタレート、ジアセテートセルロース、トリアセテートセルロース、アクリル系ポリマー、セロハン、セルロイド、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリイミド等のプラスチックからなるフィルム、木板、ガラス板などが挙げられる。これらの中でも、紙が好適に用いられる。
【0007】
インク受容層12には、20重量%以上のδ−アルミナと、γ−アルミナおよびθ−アルミナと、樹脂とが含まれている。インク受容層12にδ−アルミナが20重量%以上、好ましくは30〜90重量%、特に好ましくは40〜80重量%含まれると、表面の平滑性が向上して、光沢度が向上するとともに、印字濃度が向上して、滲みのない鮮明な画像が得られる。これは、インク中の着色成分が、δ−アルミナに吸着されやすいためと思われる。
さらに、インク受容層12が、γ−アルミナおよびθ−アルミナをさらに含有すると、上述のδ−アルミナの効果がさらに助長されて、高光沢で色鮮やかな優れたフルカラー記録が達成される。なお、アルミナ混合物には、従来から一般に使用されているα−アルミナ、β−アルミナ等が含まれていてもよい。
【0008】
δ−アルミナと、γ−アルミナおよびθ−アルミナとからなるアルミナ混合物を得るには、例えば、以下の2つの方法が挙げられる。
(1)3種のアルミナが生成するように、焼成時間および加熱分解温度を調整しながら、水酸化アルミニウムを焼成する方法。
(2)それぞれの結晶構造を有するアルミナを物理的に混合する方法。
また、インク受容層12は、δ−アルミナのインク受容層中の含有量が20重量%以上となるように、アルミナ混合物を65〜97重量%含有し、75〜97重量%含有することが好ましく、80〜95重量%含有することが特に好ましい。アルミナ混合物を65〜97重量%含有することにより、インク受容層12表面の光沢性に優れ、インク中の着色成分の吸着性が十分に向上し、滲みもほとんどなくフルカラー画像をより鮮明にできる。
【0009】
インク受容層12に含まれる樹脂としては、水性インクを受容できれば特に制限されず、例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、水溶性ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、アミド系樹脂、酸化澱粉、カゼイン、ポリエチレンオキサイド、シリコーン樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、アルキド樹脂、クロマン−インデン樹脂などが挙げられる。これらの中でも、インク吸収性、インク乾燥性、記録画像の鮮明性等を考慮すると、ポリビニルアルコール樹脂、水溶性ポリビニルアセタール樹脂等の水溶性樹脂が好ましい。
【0010】
また、インク受容層12には、耐水性の向上、インクの滲み防止等のために他の添加剤を配合することもできる。他の添加剤としては、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、グリオキザール、炭酸ジルコニウムアンモニウム等が例示される。
さらに、生産性、記録特性、保存安定性を向上させるために、分散剤、増粘剤、流動性改良剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光染料、pH調整剤、消泡剤、潤滑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、消泡剤、抑泡剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤等の各種添加剤を配合することもできる。
また、インク受容層12は、60°表面光沢度試験による光沢度が未記録の状態で10以上、好ましくは30以上であり、記録後の黒インク記録部の光沢度が30以上、好ましくは45以上であると、インクジェット用記録シート10にフルカラー記録後の光沢が十分に高くなり、印字を極めて鮮明にできる。
【0011】
下塗り層13とは、インク受容層12を浸透したインクを受容する層であって、δ−アルミナとγ−アルミナとθ−アルミナとを含有するインク受容層12とは別のインク受容層となるものである。この下塗り層13により、滲みを生じることなく、より優れたインク乾燥性を得ることができる。
下塗り層13としては特に制限されず、例えば、顔料とバインダとを主成分とした組成からなるものが挙げられる。下塗り層13に使用される顔料としては、有機顔料、無機顔料を適宜選択して使用することができる。有機顔料、無機顔料としては、シリカ、クレー、マイカ、膨潤性雲母、タルク、カオリン、ケイソウ土、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ケイ酸アルミニウム、合成ゼオライト、アルミナ、酸化亜鉛、リトボン、サチンホワイト等が例示される。これらは、記録目的、記録画像の用途、インク受容層との密着性を考慮して適宜選択されるもので、中でもシリカがインク吸収性に優れていることから好ましい。なお、δ−アルミナやその混合物を下塗り層13の顔料として併用してもよい。
また、下塗り層13に用いられるバインダとしては、インク受容層12に用いられる樹脂を適宜使用することができ、中でもポリビニルアルコール系の水溶性樹脂が好ましい。
さらに、下塗り層13以外にも、インク受容層12とは別のインク受容層を設けることもできる。
【0012】
次に、本実施形態例のインクジェット用記録シート10を製造する方法について説明する。まず、インク受容層12を構成する材料、すなわち、δ−アルミナとγ−アルミナとθ−アルミナとを含むアルミナ混合物、樹脂などを水またはその他の溶媒中に溶解もしくは分散させて塗工液を調製する。次いで、この塗工液を支持体11上、もしくは支持体上に設けられた下塗り層13上に塗布し、乾燥して支持体11上にインク受容層12を形成させる。次いで、インク受容層12に、必要に応じてカレンダ加工による表面処理を施してインクジェット用記録シート10を得る。
【0013】
上述したインクジェット用記録シートの製造方法において、支持体11上にインク受容層12および下塗り層13を形成する方法としては、例えば、ロールコーティング法、ブレードコーティング法、グラビアコーティング法、コンマコーティング法、ロッドバーコーティング法、エアナイフコーティング法、ダイコーティング法、キャストコーティング法、ウェットラミネーション法などが挙げられる。その他、ホットメルトコーティング法、ラミネートコーティング法等により支持体11上にインク受容層12を積層してもよい。
また、上述したインクジェット用記録シートの製造方法のように、インク受容層12にカレンダ加工による表面処理を施すと、インクジェット用記録シート10の光沢をさらに向上させることができる。
【0014】
また、インク受容層12の乾燥塗布量は、5〜40g/m2 が好ましく、15〜25g/m2 であることがさらに好ましい。塗工液の塗布量が40g/m2 を超えると、塗布量を増やしても、光沢、印字濃度の向上は僅かとなり、コストを高くするだけである。一方、5g/cm2 未満であると、インク量に対するインク受容層が不足し、インク吸収性が不十分となるおそれがある。なお、下塗り層13の乾燥塗布量は5〜25g/m2が好ましく、5〜15g/m2が特に好ましい。
【0015】
【実施例】
以下、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明する。なお、以下の各例のおいて、部および%は特に断りのない限り重量部および重量%を意味する。
(製造例1)
水酸化アルミニウムを、加熱分解温度500〜700℃で加熱分解することにより、結晶の重量比率がγ/δ/θ=20/60/20であるアルミナ混合物を得た。
(製造例2)
水酸化アルミニウムを、加熱分解温度200〜300℃で加熱分解することにより、結晶の重量比率がγ/δ/θ=100/0/0であるアルミナ混合物を得た。
(製造例3)
水酸化アルミニウムを、加熱分解温度300〜500℃で加熱分解することにより、結晶の重量比率がγ/δ/θ=90/10/0であるアルミナ混合物を得た。
(製造例4)
水酸化アルミニウムを、加熱分解温度800〜1000℃で加熱分解することにより、結晶の重量比率がγ/δ/θ=0/20/80であるアルミナ混合物を得た。
(製造例5)
水酸化アルミニウムを、加熱分解温度900〜1000℃で加熱分解することにより、結晶の重量比率がγ/δ/θ=0/0/100であるアルミナ混合物を得た。
なお、製造例1〜5において、粉末X線回折を測定し、そのチャートにおける2θの面積比により結晶比率を確認しながら、加熱分解の温度を調整した。
【0016】
(実施例1)
固形分40%となるように水中に分散させた製造例1のアルミナ混合物の分散液50部と、固形分5%となるように水中に溶解させたポリビニルアルコール水溶液50部とからなる塗工液を、厚さ127μmの紙に、乾燥後の塗布量が25g/m2 となるように塗布し、乾燥してインク受容層を形成させて、インクジェット用記録紙を得た。
(実施例2)
固形分15%となるように水中に分散させたシリカ(水澤化学工業社製ミズカシルP−780)50部と、固形分5%となるように水中に溶解させたポリビニルアルコール水溶液50部とからなる塗工液を、厚さ127μmの紙に、乾燥後の塗布量が10g/m2 となるように塗布し、乾燥して、支持体上に下塗り層を形成した。次いで、この下塗り層上に、実施例1で使用した塗工液を塗布し、乾燥して乾燥塗布量18g/m2 のインク受容層を形成させてインクジェット用記録紙を得た。
【0017】
(実施例3)
インク受容層用塗工液を、製造例1のアルミナ混合物の分散液30部とポリビニルアルコール水溶液70部とした以外は実施例2と同様にしてインクジェット用記録紙を得た。
(実施例4)
インク受容層用塗工液を、製造例1のアルミナ混合物の分散液20部と、製造例4のアルミナ混合物40%分散液30部と、ポリビニルアルコール水溶液50部とした以外は実施例2と同様にしてインクジェット記録紙を得た。
【0018】
(比較例1〜4)
製造例1のアルミナ混合物の代わりに製造例2〜5のアルミナ混合物を用いた以外は実施例2と同様に操作してインクジェット用記録紙を得た。
【0019】
上述した実施例1〜4、比較例1〜4で得られたインクジェット用記録紙のインク受容層表面の光沢度(60°)を、Gardner社製micro−TRI−glossを用いて測定した。これらの結果を表1に示す。
また、上述した実施例1〜4、比較例1〜4で得られたインクジェット用記録紙をA4サイズに裁断し、インクジェットプリンタ(セイコーエプソン社製PM−800C)を用いて、フルカラー記録を行った。そして、黒インク記録部の光沢度を上記と同様に測定した。また、黒インク記録部の印字濃度をグレタグ社製SPM50により測定した。さらに、フルカラー記録の画像鮮明性について、光沢があり鮮やかで滲みがなく高精細な画像であるかを評価した。その評価において、画像鮮明性が優れている場合を◎とし、良好な場合を○とし、やや劣る場合を△とし、従来技術レベルもしくはそれ以下を×とした。これらの結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
実施例1〜実施例4は、インク受容層がδ−アルミナとγ−アルミナとθ−アルミナとを含有し、しかもδ−アルミナを20重量%以上含有していたので、得られたインクジェット用記録紙の光沢および印字濃度が高く、座像の鮮明性に優れていた。
一方、比較例1〜4は、インク受容層におけるδ−アルミナの含有量が20重量%未満だったので、得られたインクジェット用記録紙の光沢が低かった。また、印字濃度も実施例1〜4に比べて劣り、目視による画像の鮮明性も不十分であった。
【0022】
【発明の効果】
本発明では、支持体上にδ−アルミナとγ−アルミナとθ−アルミナとを有するインク受容層を有し、かつインク受容層中にはδ−アルミナが20重量%以上含まれているので、表面平滑性が向上して光沢が向上するとともに、印字濃度が向上し、滲みのない高精細な画像が得られる。したがって、フルカラー用途において、従来にない鮮やかな記録ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインクジェット用記録シートの一実施形態例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 インクジェット用記録シート
11 支持体
12 インク受容層
13 下塗り層
Claims (1)
- 支持体と、該支持体上に、δ−アルミナとγ−アルミナとθ−アルミナとを含有するインク受容層とを有し、前記インク受容層は、アルミナ混合物を65〜97重量%含有し、δ−アルミナを20重量%以上含有することを特徴とするインクジェット用記録シート。
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