JP3857521B2 - 踏切舗道板締着装置におけるtボルトの保持構造 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄道の踏切にレールとほぼ同高に敷設されて自動車、人等が通行する舗道板をまくらぎに締着するために用いられる締着装置において、Tボルトの姿勢を正すとともに、Tボルトの戻り回転を阻止するTボルトの保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、実公平4−49202号公報は、従来の踏切舗道板締着装置を示している。前記公報に記載されるように、舗道板はTボルトを利用してまくらぎに締着される。締着装置の構成要素として、まくらぎに埋設されたアンカーと、このアンカーに係合して舗道板をまくらぎに締着するTボルトがある。
アンカーは、ダブテール溝と、このダブテール溝の上方に形成された幅狭開口とを備えている。Tボルトは、先端にネジが形成された円筒状軸部と、両側が切除された円錐状の基端部とを備えている。Tボルトは、アンカーに挿入された後、例えば、90°回転させられることにより、基端部がダブテール溝に係合する。これにより、Tボルトは、まくらぎから抜け出ることを阻止される。
【0003】
複数のTボルトがまくらぎに立設させられた後、舗道板のボルト貫通孔にTボルトが挿通される。舗道板には受金具が取り付けられており、Tボルトのネジにナットが螺合させられる。こうすることにより、舗道板は、Tボルトを介してまくらぎに締着される。その後、受金具にキャップが取り付けられ、踏切舗道板の工事が完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、舗道板を載置する際、姿勢不良のTボルトは、舗道板のボルト貫通孔に挿通されない。特に、舗道板に受金具が取り付けられた状態では貫通孔が狭くなり、複数のTボルトと複数の貫通孔を整列させることが難しくなる。Tボルトが1本でも姿勢不良であると、舗道板を持ち上げ、Tボルトの装着時に戻って作業をやり直さなければならない。従来のアンカーとTボルトの組合せでは、Tボルトの姿勢が安定せず、作業効率の著しい低下を招いていた。
また、Tボルトが立設している状態では、Tボルトが回転させられて係合している状態であることを目視で確認しにくい。これは、Tボルトの基端部がアンカーのダブテール溝に係合するので、幅狭開口を通じて視覚による確認を行いにくいことによる。
【0005】
さらに、舗道板を載置した後、鉄道の通過や自動車の通行によって、振動が舗道板に繰り返し作用する。Tボルトはナットで固定されているが、振動が繰り返し作用すると、ナットが弛み、Tボルト自体が回転することもある。アンカーへの挿入後にTボルトが回転前の状態まで徐々に微動すると、舗道板はまくらぎに締着されなくなり、極めて危険な状態になる。
【0006】
本発明の目的は、Tボルトがアンカーに装着された後に、そのTボルトの戻り回転を防止する保持構造を提供することである。
本発明の他の目的は、Tボルトが装着されたことを視覚的に確認することができる保持構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、まくらぎに埋設されてダブテール溝とダブテール溝の上方に形成された幅狭開口とを備えたアンカーと、
先端にネジが形成されて踏切舗道板の貫通孔に挿通固定される円筒状軸部と、アンカーのダブテール溝に係合するT形鈎状基端部とを備えたTボルトと、
Tボルトの円筒状軸部に挿通可能な貫通孔が形成された軸着部と、幅狭開口の対峙面間隔に相当する幅で軸着部から貫通孔の軸線方向に延びてT形鈎状基端部の少なくとも一方の側面に対向する係止片とを備えた弛み止め金具を有し、
Tボルトを回転させてT形鈎状基端部がダブテール溝に係合したとき、弛み止め金具が円筒状軸部に沿ってアンカー内に進入して、係止片がTボルトの戻り回転を防止する、踏切舗道板締着装置におけるTボルトの保持構造により前記課題を解決した。
【0008】
アンカーとTボルトは、従来の構成要素と同じである。本発明は、弛み止め金具に特徴を有する。弛み止め金具は、予めTボルトに挿通されていても、アンカーとTボルトを組合せた後、弛み止め金具がTボルトの円筒状軸部に挿入されてもよい。
弛み止め金具は、Tボルトに挿通された状態において、例えば、係止片の先端がT形鈎状基端部に当接している。アンカー内でTボルトを回転させると、TボルトのT形鈎状基端部はアンカーのダブテール溝に係合する。このとき、T形鈎状基端部が係止片の先端からダブテール溝内に移動する。そして、弛み止め金具は、Tボルトの円筒状軸部に沿って移動し、アンカー内に進入する。
係止片が未だT形鈎状基端部に当接しており、弛み止め金具が浮き上がった状態では、アンカーとTボルトとは完全に係合していない。Tボルトの装着作業が完了した段階で、弛み止め金具の位置や姿勢を見ることで、作業者はTボルトがアンカーに係合したことを視覚により容易に確認することができる。
【0009】
アンカーとTボルトが正しく係合し、弛み止め金具がアンカー内に移動すると、係止片は幅狭開口の対峙面間に挟まれる。係止片が円滑にアンカー内に進入できる程度の隙間が残る程度に、係止片の幅を設定しておくことが好ましい。
アンカー内に進入した係止片は、T形鈎状基端部の側面に対向する。係止片とT形鈎状基端部との隙間も僅かにしておくことが好ましい。
円筒軸軸部に沿ってアンカー内に進入した弛み止め金具は、両側部端面が幅狭開口の対峙面に対して、及び、裏面がT形鈎状基端部の側面に対して僅かな隙間で対向することになる。これらの隙間が小さい程、Tボルトは弛み止め金具によって姿勢を拘束される。Tボルトの姿勢が良くなると、その後の作業の踏切舗道板の貫通孔にTボルトの挿入しやすくなる。
【0010】
踏切舗道板が完成した状態において、ボルトの緩み等によりTボルトが戻り回転しようとすると、T形鈎状基端部の側面が係止片の裏面に当接し、その結果、係止片の両側部端面の一方が幅狭開口の対峙面の一方に当接する。従って、弛み止め金具が取り除かれたり破損したりしない限り、Tボルトは、隙間分以上は戻り回転することができない。これにより、振動によってボルトの弛み等があってもTボルトはアンカーに保持され、踏切舗道板が外れて危険な状態に陥ることもなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明による実施の形態を説明する。図1は、鉄道軌道に敷設された踏切舗道板の平面図、図2は、敷設作業中において、鉄道軌道に取り付けられた踏切舗道板の斜視図、図3は、踏切舗道板との組合せにおいて使用されるレールの斜視図、図4は、まくらぎに取り付けられた踏切舗道板の断面図である。
鉄道軌道は、砕石道床上にまくらぎ10が置かれ、図示しない弾性締結装置によってまくらぎ10にレール12が取り付けられてなる。図1及び図2に示されるように、踏切では、レール12に沿ってまくらぎ10上に脱線防止ガード14が取り付けられ、また、自動車、人等が通行するための舗道板16がレール12に取り付けられる。
舗道板16は、脱線防止ガード14間においてまくらぎ10上に必要数だけレール方向に2列に前後相接した主舗道板16aと、同じくレール12の外側においてまくらぎ10上に必要数だけレール方向に1列に前後相接した主舗道板16bを備えてなる。主舗道板16a,16bは、本実施形態ではまくらぎ敷設ピッチの2倍の長さを有するが、一般的には適宜の整数倍とすることができ、その端面をまくらぎ中心線に一致させて敷設される。そのため、端部舗道板16c,16dが、主舗道板16a,16bの外端に接するように敷設される。
【0012】
それぞれの舗道板16a,16b,16c,16dは合成樹脂成形品である。それぞれの主舗道板16a,16bは、長手方向中央に貫通孔18を有する。図4に詳細に示されるように、貫通孔18の上半部は矩形の凹所20として形成されている。凹所20の上端部は、さらに、拡径した浅い凹陥部22として形成されている。ただし、主舗道板16a,16bと端部舗道板16c,16dとがそれぞれ隣接する端面部分においては、貫通孔18、凹所20、凹陥部22は、それぞれの半分が相補完する形状に形成されている。なお、端部舗道板16c,16dは、レール方向に平行な挿通ボルトによって離間しないように舗道板16a,16bに締結されている。
凹所20には受金具24が取り付けられる。受金具24は、底部中央において、舗道板の貫通孔18と整列するボルト挿通孔26を有する。また、受金具24は、上端周囲において、凹陥部22に係合するフランジ26を有する。受金具24は、その上端開口をキャップ30で塞がれる。
【0013】
上記舗道板16a,16b,16c,16dをまくらぎ10に締着するために、締着装置32が用いられる。締着装置32は、アンカー34とTボルト36よりなる。アンカー34はまくらぎ10に埋設されており、Tボルト36のアンカー部をアンカー34に係合させ、Tボルト36に受金具24を固着することにより、舗道板16a,16b,16c,16dがまくらぎ10に締着される。
【0014】
図3及び図4に示されるように、アンカー34は、まくらぎ10上の所定の位置に置かれた舗道板の貫通孔18に整列する位置でまくらぎ10に埋設されている。図3乃至図7に基づき締着装置を説明すると、アンカー34は、ダブテール溝38と、このダブテール溝38の上方に形成された幅狭開口40とを備えている。ダブテール溝38は、まくらぎ10の一辺に開口する案内溝42と整列するように、まくらぎ10に埋設されている。
Tボルト36は、先端にネジ44が形成された円筒状軸部46と、アンカー34のダブテール溝38に係合するT形鈎状基端部48を備えている。T形鈎状基端部48は、180°の位相で一対の円錐状テーパ面50,50を有する。T形鈎状基端部48は、円筒状軸部46の直径と実質的に同じ幅で切除されており、円錐状テーパ面50の両側に一対の側面52,52を有する。
円筒状軸部46の直径及びT形鈎状基端部48の幅は、アンカー34の幅狭開口40より僅かに小さい。Tボルト36を案内溝42からスライドさせるか、Tボルト36を幅狭開口40から差し込むかして、そのTボルト36をダブテール溝38内で90°回転させると、Tボルト36のT形鈎状基端部48がアンカー34のダブテール溝38に係合する。この状態において、Tボルト36はアンカー34から抜け出ることができなくなる。
【0015】
本発明では、Tボルト36がアンカー34に係合したとき、Tボルト36の姿勢を正し、さらに、Tボルト36の戻り回転を阻止する弛み止め金具により、Tボルトの保持構造が構成される。
弛み止め金具54は、Tボルト36の円筒状軸部46に挿通可能な円形の貫通孔56が形成された矩形の軸着部58と、幅狭開口40の対峙面間隔に相当する幅で、好ましくは、僅かに狭い幅で、軸着部58から貫通孔56の軸線方向に延びる一対の矩形の係止片60,60とを備えている。本実施形態において、係止片は一対であるが、1つでもよい。
弛み止め金具54は全体がコ字状であり、係止片60,60の裏面対向間隔は、円筒状軸部46及びT形鈎状基端部48の一対の側面の幅より僅かに広くなっている。こうすることにより、弛み止め金具54は、係止片60,60の先端が円錐状テーパ面50に接する姿勢と、係止片60,60がT形鈎状基端部48の両側面52,52に対向する姿勢をとることができる。
なお、係止片60,60の外側面の幅は、幅狭開口40の対峙面間隔より広くなっており、弛み止め金具54は、幅狭開口40からダブテール溝38に向って係止片60,60が嵌まり込む姿勢以外では、アンカー34に組み合わされることはない。
また、弛み止め金具54の軸着部58には、係止片60,60と90°の位相で一対のフランジ62,62を有する。フランジ62,62は、弛み止め金具54が幅狭開口40からダブテール溝38に陥没することを防止し、これにより、Tボルト36の除去作業時に弛み止め金具54を容易に取り外すことができるようになっている。
【0016】
上述のように、Tボルト36を案内溝42からスライドさせるか、Tボルト36を幅狭開口40から差し込むかして、Tボルト36がアンカー34に取り付けられる。このとき、弛み止め金具54が予めTボルト36の円筒状軸部46に取り付けられていてもよい。もっとも、Tボルト36のみをアンカー34に装着し、その後、円筒状軸部46に弛み止め金具54を取り付けてもよく、また、Tボルト36をアンカー34と係合させた後、弛み止め金具54を取り付けてもよい。ただし、Tボルトの装着動作やTボルトの回転動作の際、弛み止め金具54がこれらの動作に支障を来すことが予想されるので、弛み止め金具54は、Tボルト36がアンカー34に係合した後に、Tボルト36の円筒状軸部46に挿通することが好ましい。
【0017】
Tボルト36がアンカー34に係合した状態において、弛み止め金具54は、フランジ62,62がアンカー34の上面に支持されて、係止片60,60が幅狭開口40からダブテール溝38内に進入し、係止片60,60がTボルト36の両側面52,52を挟み込む。一方、Tボルト36がアンカー34に未だ係合していない状態では、係止片60,60の先端が円錐状テーパ面50,50に接して、弛み止め金具54がアンカー34の上面より浮き上がる。これにより、作業者は、視覚によって、外部から容易にTボルト36がアンカー34に係合しているかどうかを確認することができる。
【0018】
弛み止め金具54が幅狭開口40内でTボルト36の両側面52,52に対峙した状態では、係止片60,60の側端部端面が幅狭開口40の対峙面と僅かな隙間で向かい合っており、また、係止片60,60の対向裏面が両側面52,52に僅かな隙間で向かい合っている。これにより、Tボルト36は、正しい姿勢でアンカー34から起立した状態になる。
舗道板の敷設作業では、図1及び図2に示されるように、舗道板の貫通孔18にTボルト36を挿通させる作業が行われる。弛み止め金具54によって、Tボルト36を正しい姿勢に保持することにより、それぞれの舗道板が効率よくまくらぎ10上に載置される。
【0019】
舗道板がまくらぎ10上に載置されると、受金具24が凹所20に取り付けられ、Tボルト36のネジ44にナット64が取り付けられる。ナット64を締め付けると、Tボルト36のT形鈎状基端部48がアンカー34のダブテール溝38内で浮き上がり、舗道板がまくらぎ10に締着される。
弛み止め金具54が、Tボルト36及びアンカー34に取り付けられた後は、ナット64が弛んでも、T形鈎状基端部48の側面52と係止片60の対向裏面とに当接し、係止片の両側部端面が幅狭開口40の対峙面に当接する。よって、Tボルト36は、弛み止め金具54が取り付けられた後は戻り回転できず、舗道板はまくらぎ10から外れることがなくなる。
【0020】
【発明の効果】
本発明は以上詳述したように、T形鈎状基端部がダブテール溝に係合していない状態では、係止片の先端がT形鈎状基端部に当接して係止片がアンカーから浮き上がるので、作業者はアンカーとTボルトとの係合完了の有無を目視によって容易に確認することができる。
【0021】
また、円筒軸軸部に沿ってアンカー内に進入した弛み止め金具は、幅狭開口の対峙面及びT形鈎状基端部の側面に対向することになるので、これらの隙間を小さくすることで、Tボルトは弛み止め金具によって姿勢を拘束され、アンカーに係合させたTボルトの姿勢を良好に保つことができる。これにより、Tボルトの円筒状軸部を踏切舗道板の貫通孔に挿入しやすくなり、敷設作業の効率化を図ることができる。
【0022】
さらに、弛み止め金具は、Tボルトが戻り回転しようとしても、係止片がT形鈎状基端部の側面及び幅狭開口の対峙面に当接するので、Tボルトはナットが弛んでも戻り回転できずにアンカーに保持され、鉄道事故や交通事故に繋がる舗道板の外れという危険を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 鉄道軌道に敷設された踏切舗道板の平面図。
【図2】 敷設作業中において、鉄道軌道に取り付けられた踏切舗道板の斜視図。
【図3】 踏切舗道板との組合せにおいて使用されるレールの斜視図。
【図4】 まくらぎに取り付けられた踏切舗道板の断面図。
【図5】 Tボルト、アンカー及び弛み止め金具の関連を示す斜視図。
【図6】 Tボルトがアンカーに正しく装着される前の弛み止め金具の姿勢を示す断面図。
【図7】 Tボルトがアンカーに正しく装着された後の弛み止め金具の姿勢を示す断面図。
【符号の説明】
10 まくらぎ
12 レール
14 脱線防止ガード
16 舗道板
18 舗道板の貫通孔
20 凹所
22 凹陥部
24 受金具
26 受金具のボルト挿通孔
28 受金具のフランジ
30 キャップ
32 締着装置
34 アンカー
36 Tボルト
38 ダブテール溝
40 幅狭開口
42 案内溝
44 ネジ
46 円筒状軸部
48 T形鈎状基端部
50 円錐状テーパ面
52 側面
54 弛み止め金具
56 貫通孔
58 軸着部
60 係止片
62 フランジ
64 ナット

Claims (2)

  1. まくらぎに埋設されてダブテール溝とダブテール溝の上方に形成された幅狭開口とを備えたアンカーと、
    先端にネジが形成されて踏切舗道板の貫通孔に挿通固定される円筒状軸部と、アンカーのダブテール溝に係合するT形鈎状基端部とを備えたTボルトと、
    Tボルトの円筒状軸部に挿通可能な貫通孔が形成された軸着部と、幅狭開口の対峙面間隔に相当する幅で軸着部から貫通孔の軸線方向に延びてT形鈎状基端部の少なくとも一方の側面に対向する係止片とを備えた弛み止め金具を有し、
    Tボルトを回転させてT形鈎状基端部がダブテール溝に係合したとき、弛み止め金具が円筒状軸部に沿ってアンカー内に進入して、係止片がTボルトの戻り回転を防止する、踏切舗道板締着装置におけるTボルトの保持構造。
  2. 前記弛み止め金具の軸着部が、係止片と直交する位相で幅狭開口上面に当接するフランジを有する、請求項1記載のTボルトの保持構造。
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