JP3856769B2 - 水の電気分解および発電機能を有する膜・電極接合体およびそれを用いた水の電気分解装置付き燃料電池 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水の電気分解および発電機能を有する膜・電極接合体に係り、特に、固体高分子電解質膜、この膜の両面に接合された酸素極および水素極を有してなる膜・電極接合体、およびそれを利用した水素発生装置を備えた燃料電池として使用することができる水の電気分解装置付き燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、燃料電池は、環境にやさしく、高効率の発電装置として注目され、実用に供するよう開発されている。この燃料電池には、燃料として水素、LPG(液化天然ガス)、アルコール等が使用されているが、特に、環境を考えると水素が最も好ましく、水素を封入したボンベ、水素吸蔵合金を内蔵したボンベから供給される水素を利用している。
【0003】
このための水素を得るために、水の電気分解が行われており、それによる水素を発生する装置としては、特に供給水として海水等の塩水を用いたイオン交換膜を使用した水素発生装置がある(例えば引用文献1参照)。
【0004】
また、塩水の電気分解に用いられる不溶性電極としては、高電流密度条件や高電圧条件下での基材の損傷を抑制することができるようにしたものがあるが、水素発生効率が高く、長寿命を達成する白金イリジウム系電極がある(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−64080号公報
【特許文献2】
特開平11−269688号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような水素を製造する方法を実施する水の電気分解装置では、一般的には、水を酸性またはアルカリ性の状態で通電することにより水素を発生させており、この場合、使用される酸、または塩基はそれぞれ強酸、強アルカリであり、安全上問題となる。
【0007】
本発明は、以上述べたような問題点に鑑みてなされたものであり、安全に水を電気分解することにより、燃料電池の燃料として使用できる水素の発生を可能にした水の電気分解および発電機能を有する膜・電極接合体を提供することを目的とするものである。
【0008】
また、本発明の他の目的は、水の電気分解および発電機能を有する膜・電極接合体を使用して、使用上安全であるとともに水素を得ながらその水素で発電することができる水の電気分解装置付き燃料電池を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記本発明の目的を達成するために、本発明による水の電気分解装置付き燃料電池は、固体高分子電解質膜、この固体高分子電解質膜の一方側に接合される酸素極、および固体高分子電解質膜の他方側に接合される水素極を有する水の電気分解および発電機能を有する膜・電極接合体をそれぞれ備え、エンドプレートを挟むとともに、両外側のエンドプレート間に位置される少なくとも一対の膜・電極接合体、この膜・電極接合体の中心部に貫通して形成された流体の流通を可能にする水素流路、これらの部材を一体にするために膜・電極接合体の中心部の水素流路に通される一本のタイ・ボルト、およびこのタイ・ボルトの両端部に螺着されてOリング等を介してエンドプレート間に膜・電極接合体を一体に締め付けるための固定用ナットからなる水の電気分解装置付き燃料電池であって、膜・電極接合体における水の電気分解機能を有する膜・電極接合体は、酸素極が、イリジウムめっきされた多孔性のシート状カーボン素材と、固体高分子電解質膜に接する側のシート状カーボン素材の面に塗布されるカーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物のコーティング層とを含み、水素極が、多孔性のシート状カーボン素材と、固体高分子電解質膜に接する側のシート状カーボン素材の面に塗布されるカーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物の第1のコーティング層と、この第1のコーティング層に塗布されるPt(合金)および/またはPt(合金)担持カーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物の第2のコーティング層とを含み、そして、膜・電極接合体における発電機能を有する膜/電極接合体は、酸素極および水素極の両方が、多孔性のシート状カーボン素材と、固体高分子電解質膜に接する側のシート状カーボン素材の面に塗布されるカーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物の第1のコーティング層と、この第1のコーティング層に塗布されるPt(白金)および/またはPt(白金)担持カーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物の第2のコーティング層とを含む、膜・電極接合体が、それぞれ酸素極側に隣接した流路板と、この流路板の外側および水素極側の外側に隣接して設けられた集電板をなすセパレータ板とを有し、水の電気分解機能を有する膜・電極接合体が水中に浸されるとともに、水の電気分解機能を有する膜・電極接合体のセパレータ板には直流電源が接続されていることを特徴とする。
【0013】
【作用】
本発明による水の電気分解装置付き燃料電池においては、水の電気分解機能を有する膜・電極接合体において、酸素極が多孔性のシート状カーボン素材にイリジウムめっきされ、その表面にカーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物を塗布してコーティング層を形成することにより製造され、そして、水素極が、多孔性のシート状カーボン素材の表面にカーボンおよび固体高分子膜用樹脂を含む混合物を塗布することにより第1のコーティング層を形成し、さらに、その表面にPt(合金)および/またはPt(合金)担持カーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物を塗布することにより第2のコーティング層を形成することにより製造され、また、発電機能を有する膜電極接合体において、酸素極および水素極の両方が、多孔性のシート状カーボン素材の表面にカーボンおよび固体高分子膜用樹脂を含む混合物を塗布することにより第1のコーティング層を形成し、さらに、その表面にPt(合金)および/またはPt(合金)担持カーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物を塗布することにより第2のコーティング層を形成することにより製造され、このようにして形成した酸素極と水素極とのそれぞれの第2のコーティング層間に固体高分子電解質膜を挟んで、プレスで一体化して得られる水の電気分解および発電機能を有する膜・電極接合体をそなえているので、固体高分子電解質膜を挟む酸素極と水素極の外側に、酸素極側には酸素流路板を介して集電板をなすセパレータ板を、水素極側には直接同様な集電板をなすセパレータ板を配置して、一体にされて水に浸され、セパレータ板から電気を流すと、固体高分子電解質膜はイオン交換膜であるため水素イオンである陽イオンのみの透過により、それぞれの極において酸素と水素を発生させることができる。
【0015】
この場合、水の電気分解機能を有する膜・電極接合体の酸素極においては、多孔性のカーボン上にイリジウムめっきがされているので、1.6Vの電圧をかけることにより、イリジウムのみが機能して、電気分解を行い、酸素の発生を行うことができる。
【0016】
また、この膜・電極接合体においては、水素極にPt(合金)および/またはPt(合金)担持カーボンと固体高分子電解質膜用樹脂の混合物を含むコーティング層において、Pt(合金)が触媒として作用するので、水素極に水素を供給し、酸素流路板から空気によって酸素が供給されると、通常の燃料電池として機能し、セパレータ板から電流を取り出すことができる。
【0017】
なお、カーボンと固体高分子膜用樹脂のほかに、多孔性のシート状カーボン素材との接着性を向上するために、更に、PTFEが添加された混合物を塗布してコーティング層としてもよい。
【0018】
また、酸素極にはPtおよびPt合金が使用されているが、電極のカーボンが損傷を受けない電圧1.6Vで使用され、かつその電圧で水の電気分解を可能にするためにイリジウムのめっきが施される。これによって、カーボンが損傷受けることなく耐久性にも優れた膜・電極接合体が提供される。そして、同じものが燃料電池として使用されるときには、イリジウムは燃料電池の触媒しては機能せず、Pt(合金)および/またはPt(合金)の担持カーボンは、Ptが触媒として機能し、水素イオンと電子と酸素との結合により水を生成させる触媒として作用する。したがって、システムとして耐久性に優れたものが得られる。
【0019】
さらに、本発明による水の電気分解装置付き燃料電池は、水の電気分解および発電機能を有する膜・電極接合体が、一対の膜・電極接合体の間にセパレータ板を挟んで、さらに両外側にエンドプレートを設けてエンドプレート間に膜・電極接合体を位置させ、この一対の膜・電極接合体の中心部に貫通して位置される流体の流通を可能にした水素流路を設けるとともに、この水素流路に中心を合わせて連通するように酸素流路板、セパレータ板、エンドプレートのそれぞれにも中心部に水素流路を設け、これらの部材を一体にするために膜・電極接合体の中心部の水素流路を通される一本のタイ・ボルト、および、このタイ・ボルトの両端部に螺着されてOリング等を介してエンドプレート間に膜・電極接合体を固定用ナットにより一体に締め付けることにより提供される。その際、上記構成の膜・電極接合体を一対としてだけでなく、それぞれ複数個積み重ねることにより、必要に応じた酸素または水素を発生させることができる。そして、発生した水素を燃料電池として機能する膜・電極接合体に供給して、発電作用をさせることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態による水の電気分解および発電機能を有する膜・電極接合体およびそれを用いた水の電気分解装置付き燃料電池について、以下、図面を参照して説明する。
【0022】
図1は、本発明の実施の形態に係る水の電気分解機能および発電機能を有する膜・電極接合体を示す概略図であり、図2は、この膜・電極接合体を使用した水の電気分解装置付き燃料電池の概略説明図であり、そして、図3は、比較される燃料電池に使用されている固体高分子電解質膜と電極との接合体の概略図である。
【0023】
まず、本発明による水の電気分解および発電機能を有する膜・電極接合体10と対比される燃料電池の膜・電極接合体10′について、図3を参照して説明すると、パーフルオロカーボンスルフォン酸ポリマー材からなる固体高分子電解質膜12′、この固体高分子電解質膜12′の両面に配置される水素極13′と酸素極14′が結合されている。水素極13′は、多孔性のシート状カーボン素材13a′と、その表面にカーボンおよび固体高分子膜用樹脂を含む混合物を塗布してコーティング層13b′を形成し、さらに、その上にPt(合金)および/またはPt(合金)担持カーボンおよび固体高分子膜用樹脂を含む混合物を塗布してコーティング層13c′を形成したものである。
【0024】
この水素極13′に対して固体高分子電解質膜12′の反対側面の酸素極14′は、多孔性のシート状のカーボン素材14a′と、その表面にカーボンおよび固体高分子膜用樹脂を含む混合物を塗布してコーティング層14b′を形成し、さらに、その上にPt(合金)および/またはPt(合金)担持カーボンと固体高分子膜用樹脂を含む混合物を塗布してコーティング層14c′を形成したものである。
【0025】
上記水素極13′と酸素極14′との間に固体高分子電解質膜12′を挟んで、プレスで一体化した接合体が水素を燃料とする燃料電池に用いられる。この接合体に対して、水素極13′と酸素極14′との外側に配置されるステンレス製のセパレータ板を設けることにより、酸素極14′側に供給される酸素と、水素極13′へ供給される水素との間で触媒と固体高分子電解質膜12′の働きにより水素イオンのみを固体高分子電解質膜12′を透過させて、集電板となるセパレータ板から電流を取り出すことができるものである。
【0026】
この膜・電極接合体10′は、電極と触媒とイオン交換膜が一体化されたものであり、触媒としては、Ptおよび/またはPt合金とそれらの担持カーボンが使用されていて、固体高分子電解質膜12′はイオン交換膜として、陽イオンのみ透過するものとして使用されている。
【0027】
本発明の膜・電極接合体10は、上記膜・電極接合体10′の発電作用だけでなく、酸素と水素の発生を行うことができるように水の電気分解の機能も有するようにしたものであり、以下のような構成を有するものである。図1に示されるように、水の電気分解および発電機能を有する膜・電極接合体10は、燃料電池の場合と同様にパーフルオロカーボンスルフォン酸ポリマー材からなる固体高分子電解質膜12を挟んで水素極13と酸素極14が配置されてなるものである。
【0028】
水素極13は、多孔性のシート状カーボン素材13aにPTFEによる撥水処理をして、その表面にカーボン、PTFEおよび固体高分子膜用樹脂を含む混合物を塗布して第1のコーテング層13bを形成して、さらに、Pt(合金)および/またはPt(合金)担持カーボンおよび固体高分子膜用樹脂を含む混合物を塗布して第2のコーティング層13cを形成したものである。
【0029】
そして、酸素極14は、イリジウムめっきされた多孔性のシート状カーボン素材14aの表面にカーボン、PTFEおよび固体高分子膜用樹脂を含む混合物を塗布して第1のコーティング層14bを形成したものである。さらに、水素極13と同様に、Pt(合金)および/またはPt(合金)担持カーボンおよび固体高分子膜用樹脂を含む混合物を塗布した第2のコーティング層14cを形成したものである。
【0030】
このような構造の水素極13と酸素極14との間に固体高分子電解質膜12を挟み、プレスで一体化することにより水の電気分解および発電機能を有する膜・電極接合体10が構成される。
【0031】
以上のように構成された膜・電極接合体10は、水の電気分解により水素を発生しながら、発生した水素により発電を行うことができるように、水素発生用の膜・電極接合体101と、燃料電池用の膜・電極接合体102として使用され、図2に示すような水の電気分解装置付き燃料電池100を構成することができる。以下、図2を参照して、本発明による水の電気分解装置付き燃料電池100を説明する。
【0032】
この水の電気分解装置付き燃料電池100は、上記構成の膜・電極接合体101、102において中心部に開口が設けられ、水素発生用膜・電極接合体101に対して、燃料電池と同様に水素極131側においては、その領域に発生した水素を中心部の後述する水素流路44に向けるためのアウターシール161が設けられ、さらに、その外側面にはステンレス製の集電板として機能するセパレータ板341が密接して設けられ、さらにセパレータ板341の外側面にはEPDMのような合成ゴム製のエンドガスケット22を介してエポキシ樹脂製のエンドプレート24が配置されている。また、酸素極141側には、カーボン素材からなる酸素流路板181が隣接して設けられ、その軸線方向の外側に集電板の機能を有するセパレータ板341が隣接して設けられ、その軸線方向の外側にEPDMのような合成ゴムからなるエンドガスケット22を挟んでエンドプレート24が設けられる。そして、膜・電極接合体101の中心部の開口に対応して、両セパレータ板341、341、両エンドガスケット22、22、両エンドプレート24、24には、中心部に貫通孔を形成するように、水素流路44が設けられている。このように構成された水素発生用膜・電極接合体101は、水槽60内の水70に浸されるとともに、水槽60から外側に突出されたセパレータ板341、341の端部が電源80に接続される。その際、水素流路44への酸素の流入を阻止するために、酸素極141と酸素流路板181との中心部の開口に面した内周部には、水素流路44に対応した内径を有するインナーシール281が設けられている。
【0033】
また、水槽60の外側に位置する水素発生用膜・電極接合体101のエンドプレート24に対しては、エンドガスケット22を挟んで燃料電池用膜・電極接合体102が積み重ねるように設けられる。この燃料電池用膜・電極接合体102は、水素発生用膜・電極接合体101と同じ構成を有し、膜・電極接合体102の中心部には開口が設けられ、水素流路44内の水素が導かれる水素極132には、水素発生用膜・電極接合体101に発生した水素を中心部の水素流路44から受けて留めるためのアウターシール162が設けられ、さらに、その外側面に重ねられるようにステンレス製の集電板として機能するセパレータ板342が密接して設けられている。また、酸素極142側には、カーボン素材からなる酸素流路板182が隣接して設けられ、その軸線方向の外側に集電板の機能を有するセパレータ板342が隣接して設けられ、その軸線方向の外側にEPDMのような合成ゴムからなるエンドガスケット22を挟んでエンドプレート24が設けられる。そして、膜・電極接合体102の中心部の開口に対応して、両セパレータ板342、342、両エンドガスケット22、22、両エンドプレート24、24には、中心部に貫通孔を形成するように、水素流路44が設けられている。酸素極142および酸素流路板182の水素流路44に面した内面には、水素流路44との連通を阻止するようにインナーシール282が設けられている。このように構成された、燃料電池用膜・電極接合体102は、水槽60内の水70に浸されることなく大気中に位置するように、水槽60から外側に露出された状態で設置される。
【0034】
このように積み重ねられた水素発生用膜・電極接合体101および燃料電池用膜・電極接合体102は、その中心部を貫通する水素流路44の中心を通され両端部にねじを切ったタイ・ボルト26が設けられ、両エンドプレート24の軸線方向の外側面に対してナット40、50が締め付けられることにより一体構造にされている。
【0035】
さらに、このように構成された膜・電極接合体10の一体構造部は、水槽60内に水70中に少なくとも酸素極141外側のセパレータ板341の部分まで浸されるように位置されて設置され、水の電気分解装置付き燃料電池100をなすものである。
【0036】
上記構成の水の電気分解装置付き燃料電池100における水の電気分解用膜・電極接合体101においては、酸素発生側の酸素極141において、Ptがコーティングされた場合、水の電気分解のためには、電圧を2V以上にする必要がある。しかし、このような電圧では酸素極141のシート状カーボン14aが損傷を受けるので、耐久性が問題となる。このために、酸素極141における多孔性のシート状カーボン14aには、イリジウムを施すことによって1.6V以上で水の電気分解が可能となり、また、カーボンの損傷を回避され、耐久性の優れたものとすることができる。
【0037】
このような酸素極141側の触媒Ptとイリジウムの電気分解電圧と、酸素ガス発生と、カーボンの損傷とを対比すると以下のようになる。
【0038】
【表1】
【0039】
上記の水の電気分解装置付き燃料電池100における膜・電極接合体101においては、膜・電極接合体101、酸素流路板181およびセパレータ板341までが水70に浸されているので、電源80によって両セパレータ板341、341に通電すると、水素極131には酸素極141側から陽イオンである水素イオンのみが固体高分子電解質膜121を透過し、水素極131にコーティングされたPt(合金)に達して、そこで反応し水素を発生する。発生した水素は、水素極131の外周部をEPDMのような合成ゴムからなるアウターシール161で覆っているために、多孔性のシート状カーボン素材13aを通過して水素流路44へと供給され、水槽60の外に位置する発電用膜・電極接合体102側の水素流路44へ送られ、水素流路44のナット50側は閉じられているために、発電用膜・電極接合体102の水素極132へ黒矢印のように供給される。
【0040】
一方、酸素極141側では、酸素極141および酸素流路板181が白矢印のように水槽60から供給される水に浸されていて、セパレータ板341は通電されているため、水素極131と同様にイリジウムめっきの触媒作用により酸素を発生する。発生した酸素は、酸素流路板181が多孔性のカーボン素材からなっているため、また、水素流路44に面した内周部にはインナーシール281が配置されているために、発生した酸素を酸素極141の外周部へと送り出して、黒矢印で示すように水槽60の水70の中に導かれ、大気へと放出される。
【0041】
以上の通り、燃料電池100の水の電気分解用膜・電極接合体101の水素極131によって発生された水素は、中心部の水素流路44から黒矢印方向に導かれ、発電用膜・電極接合体102の水素極132に達する。水素極132に導かれた水素と、酸素流路板182から空気として大気から酸素極142に供給された酸素とは、水素極132と酸素極142との間の固体高分子電解質膜122の反応により、発電機能を達成することができる。そして、発生された電流は、集電板として機能するセパレータ板342、342からそれらに接続されたモーター等の電動負荷90へ供給することができる。
【0042】
なお、上記構成の燃料電池100の発電用膜・電極接合体102は、水の電気分解用膜・電極接合体101と同じ構成を有するものを使用しているが、酸素極142に対して、多孔性のシート状カーボン素材にイリジウムめっきを施さない図3に示すものを使用してもよい。
【0043】
即ち、水の電気分解機能を有する膜・電極接合体101は、酸素極141が、イリジウムめっきされた多孔性のシート状カーボン素材14aと、固体高分子電解質膜12に接する側のシート状カーボン素材14aの面に塗布されるカーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物のコーティング層14bとを含む。水素極131が、多孔性のシート状カーボン素材13aと、固体高分子電解質膜12に接する側のシート状カーボン素材13aの面に塗布されるカーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物の第1のコーティング層13bと、この第1のコーティング層13bに塗布されるPt(合金)および/またはPt(合金)担持カーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物の第2のコーティング層13cとを含む。そして、発電機能を有する膜/電極接合体102は、酸素極142および水素極132の両方が、多孔性のシート状カーボン素材と、固体高分子電解質膜122に接する側のシート状カーボン素材の面に塗布されるカーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物の第1のコーティング層と、この第1のコーティング層に塗布されるPt(白金)および/またはPt(白金)担持カーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物の第2のコーティング層とを含むことからなる。
このために、イリジウムを使用しないので、発電機能を有する膜・電極接合体102に安価なものを採用することができるので、水の電気分解装置付き燃料電池として経費の節減を行うことができる。
【0044】
また、上記構成の燃料電池においては、始動時における水素流路44内の残留空気等を抜くために、ナット50には水素流路44と大気に通じるブリーダバルブ46を設けて、発生した水素を発電用膜・電極接合体102の水素極132への供給をスムーズに行うようにしてもよい。
【0045】
また、水の電気分解用膜・電極接合体101の水素極131における水素発生を行うために、水素流路44内に水70を満たすためにナット40に複数個の連通孔42を設けてもよい。
【0046】
また、本発明による上記の水の電気分解装置付き燃料電池100においては、2つの膜・電極接合体101、102のみを用いた場合を説明したが、要求される出力電流に応じて複数個の膜・電極接合体101、102を積み重ねて、積み重ねたものをそれぞれを水素発生用膜・電極接合体および発電用膜・電極接合体として、エンドプレート24、24間に配置し、一体化したものであってもよい。
【0047】
【発明の効果】
本発明に係る水の電気分解および発電機能を有する膜・電極接合体は、以上説明した構成により以下のような効果を奏する。
上記構成の膜・電極接合体においては、酸素発生側の電極にイリジウムめっきした多孔性のシート状カーボン素材が用いられているので、電気分解時には1.6Vの電圧でイリジウムのみが機能し、発電時にはPt(合金)担持カーボンにおいてPtが触媒として機能し、イリジウムは発電のための触媒として機能せず、カーボンが損傷を受けることなく電気分解あるいは発電の両方に対応することができ、耐久性に優れた膜・電極接合体が得られるという優れた効果がある。
【0048】
また、本発明による膜・電極接合体の少なくとも一対によって得られる水の電気分解装置付き燃料電池においては、一方の膜・電極接合体のユニットを水槽内に浸すことにより、水素発生用膜・電極接合体とし、これを酸素極側には酸素流路を挟んで設けたセパレータ板と、水素極側には隣接して設けたセパレータ板に通電させることにより、水の電気分解を行うことができるので、水の電気分解により水素を発生させることができ、その発生した水素をもう一方の発電用膜・電極接合体に中心部の水素流路を通して水素極に供給し、酸素流路板を通して供給される酸素とによって発電させることができる燃料電池が得られ、水素を得るために強酸、強アルカリの水による電気分解を行う必要がないだけでなく、燃料電池のための水素の供給をボンベ等に保存することなく水素の供給を行うことができ、安全な水の電気分解装置を備えた燃料電池を提供することができるという効果がある。
【0049】
また、水の電気分解装置付き燃料電池において、発電用膜・電極接合体における酸素極には、多孔性のシート状カーボン素材にイリジウムめっきをしないものを採用することができ、安価な膜・電極接合体を使用した水素発生機能を有する燃料電池を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による水の電気分解および発電機能を有する膜・電極接合体の概略図である。
【図2】本発明の一実施の形態による膜・電極接合体を用いた水の電気分解装置付き燃料電池の概略説明図である。
【図3】本発明の実施の形態による膜・電極接合体に相当する一般に使用される燃料電池に用いることができる膜・電極接合体の概略図である。
【符号の説明】
10 膜・電極接合体
12 固体高分子電解質膜
13 水素極
13a 多孔性シート状カーボン素材
13b カーボンおよび固体高分子膜用樹脂を含む混合物のコーティング層
13c Pt(合金)および/またはPt(合金)担持カーボンおよび固体高分子膜用樹脂を含む混合物のコーティング層
14 酸素極
14a イリジウムめっきされた多孔性シート状カーボン素材
14b カーボンおよび固体高分子膜用樹脂を含む混合物のコーティング層
14c Pt(合金)/Pt(合金)担持カーボンおよび固体高分子膜用樹脂を含む混合物のコーティング層
22 エンドガスケット
24 エンドプレート
26 タイ・ボルト
40 ナット
42 連通孔
44 水素流路
46 ブリーダバルブ
50 ナット
60 水槽
70 水
80 直流電源
90 電動負荷
100 水の電気分解装置付き燃料電池
101 水の電気分解用膜・電極接合体
102 発電用膜・電極接合体
121、122 固体高分子電解質膜
131、132 水素極
141、142 酸素極
161、162 アウターシール
181、182 酸素流路板
281、282 インナーシール
341、342 セパレータ板
Claims (1)
- 固体高分子電解質膜、該固体高分子電解質膜の一方側に接合される酸素極、および前記固体高分子電解質膜の他方側に接合される水素極を含む水の電気分解および発電機能を有する膜・電極接合体をそれぞれ備え、
エンドプレートを挟むとともに、両外側のエンドプレート間に位置される少なくとも一対の膜・電極接合体、該膜・電極接合体の中心部に貫通して形成された流体の流通を可能にする水素流路、これらの部材を一体にするために前記膜・電極接合体の中心部の前記水素流路に通される一本のタイ・ボルト、および該タイ・ボルトの両端部に螺着されてOリング等を介してエンドプレート間に前記膜・電極接合体を一体に締め付けるための固定用ナットからなる水の電気分解装置付き燃料電池であって、
前記膜・電極接合体における水の電気分解機能を有する膜・電極接合体は、酸素極が、イリジウムめっきされた多孔性のシート状カーボン素材と、固体高分子電解質膜に接する側の前記シート状カーボン素材の面に塗布されるカーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物のコーティング層とを含み、
水素極が、多孔性のシート状カーボン素材と、前記固体高分子電解質膜に接する側の前記シート状カーボン素材の面に塗布されるカーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物の第1のコーティング層と、該第1のコーティング層に塗布されるPt(合金)および/またはPt(合金)担持カーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物の第2のコーティング層とを含み、
前記膜・電極接合体における発電機能を有する膜/電極接合体は、酸素極および水素極の両方が、多孔性のシート状カーボン素材と、前記固体高分子電解質膜に接する側の前記シート状カーボン素材の面に塗布されるカーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物の第1のコーティング層と、該第1のコーティング層に塗布されるPt(白金)および/またはPt(白金)担持カーボンおよび固体高分子電解質膜用樹脂を含む混合物の第2のコーティング層とを含み、
前記膜・電極接合体が、それぞれ前記酸素極側に隣接した流路板と、該流路板の外側および前記水素極側の外側に隣接して設けられた集電板をなすセパレータ板とを含み、前記水の電気分解機能を有する膜・電極接合体が水中に浸されるとともに、前記水の電気分解機能を有する膜・電極接合体のセパレータ板には直流電源が接続されていることを特徴とする水の電気分解装置付き燃料電池。
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