JP2001093545A - 燃料電池からの水分除去方法および燃料電池システム - Google Patents

燃料電池からの水分除去方法および燃料電池システム

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JP2001093545A
JP2001093545A JP27000199A JP27000199A JP2001093545A JP 2001093545 A JP2001093545 A JP 2001093545A JP 27000199 A JP27000199 A JP 27000199A JP 27000199 A JP27000199 A JP 27000199A JP 2001093545 A JP2001093545 A JP 2001093545A
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fuel cell
gas supply
supply groove
positive electrode
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Koji Yamada
浩次 山田
Harumichi Nakanishi
治通 中西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料電池を構成するプレートの酸素ガス供
給用溝部に滞留した水を、エネルギ的に有利に除去でき
るようにする。 【解決手段】 水素ガスを水素イオンと電子に解離する
負極部42と、水素イオン、電子および酸素ガスを反応
させて水を生成する正極部41と、負極部42と正極部
41との間に配置されるとともに水素イオンの移動を許
容する電解部43と、負極部42に隣接配置され、一面
に負極部42に水素ガスを供給する水素ガス供給用溝部
44Aが設けられた第1のプレート44と、正極部41
に隣接配置され、一面に正極部41に酸素ガスを供給す
る酸素ガス供給用溝部44Bが設けられた第2のプレー
ト44と、を備えた燃料電池40から、正極部41にお
いて生成し、酸素ガス供給用溝部44Bに滞留した不用
な水を除去する方法において、酸素ガス供給用溝部44
Bに供給する酸素ガスの圧力を、断続的に高めるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素ガスと酸素ガ
スとの反応により電気エネルギを生じる燃料電池から、
正極において生じた不用な水を除去する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池は、化学的エネルギ変化を直接
的に電気エネルギに変換できるため、他の発電方式に比
べて極めてエネルギ効率が高い。このことは、カルノー
サイクルに基づく内燃機関に比べて燃料電池はエネルギ
ロスが少なく、内燃機関の代替手段である電気自動車用
のモータの電力源としても有用であることを意味してい
る。そして、燃料電池では、排気ガスが主として水蒸気
であり、内燃機関のように窒素化合物、炭化水素、一酸
化炭素といった有害ガスが排出されることもないため、
環境保護の観点からも燃料電池を電力源とした電気自動
車の実用化が望まれている。
【0003】ここで、従来より採用されている燃料電池
の一例を、図2を参考にして説明する。同図に示した燃
料電池40は、電解質として固体高分子膜が採用され
た、いわゆる固体高分子型のものである。具体的には、
一対のプレート44の間に、固体高分子膜としてのイオ
ン交換膜43が、その両面に正極触媒層41bおよび負
極触媒層42bがそれぞれ形成された状態で介在させら
れている。そして、このイオン交換膜43と各プレート
44との間にはさらに、正極集電体41aおよび負極集
電体41bがそれぞれ配置されている。
【0004】一対のプレート44には、負極触媒層42
bに負極活物質である水素ガスを供給する際の流路とな
る水素ガス供給用溝部44Aが設けられており、他方の
プレート44には、正極触媒層41bに正極活物質であ
る酸素ガスを供給する際の流路となる酸素ガス供給用溝
部44Bが設けられている。各集電体41a,42a
は、多孔質に形成されており、水素ガスや酸素ガスの透
過が可能とされている。すなわち、水素ガス供給用溝部
44Aからの水素ガスは、負極集電体42aを透過して
負極触媒層42bに達し、酸素ガス供給用溝部44Bか
らの酸素ガスは、正極集電体41aを透過して正極触媒
層41bに達する。負極触媒層42bは、炭素粉末にパ
ラジウムなどの触媒を担持させたものであり、この負極
触媒層42bにおいては、水素ガスが水素イオンと電子
に解離される。水素イオンはイオン交換膜43を通過し
て正極触媒層41bに達し、たとえば電子は負極集電体
42aから外部回路(図示略)を経由して、正極触媒層
41bに達する。このとき、電子の移動による電気エネ
ルギが外部回路において取り出される。正極触媒層41
bは、たとえば炭素粉末にパラジウムとロジウムを共存
担持させたものであり、この正極触媒層41bにおいて
は、水素イオン、電子および酸素ガスが反応して水が生
成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の燃料電池4
0では、正極触媒層41bにおいて生成した水を処理す
る必要がある。つまり、生成した水が他方のプレート4
4の酸素ガス供給用溝部44Bに滞留したならば、正極
への酸素ガスの供給の妨げとなる。また、正極触媒層4
1bや正極集電体41aにおいて滞留したならば、正極
での酸素ガスの透過やその反応の妨げとなり、燃料電池
40の出力ダウンの原因となってしまう。とくに、正極
触媒層41bに対して均一に酸素ガスを供給すべく、酸
素ガス供給用溝部44Bの流路長が大きくされ、それが
複雑に引き回された構成の他方のプレート44を有する
燃料電池40では、反応により生じた水が酸素ガス供給
用溝部44Bに溜まりやすくなる。
【0006】このため、他方のプレート44の酸素ガス
供給用溝部44Bに溜まった水を取り除くべく、酸素ガ
ス供給用溝部44Bに供給する酸素ガスに対して、継続
的に大きな圧力を付与する必要がある。つまり、酸素ガ
スの供給圧を大きくする必要があるが、これでは燃料電
池を含むシステム全体としてのエネルギ効率的に不利で
ある。また、燃料電池40は、一個を単独で使用するよ
りもむしろ、複数個を積層して燃料電池スタックとして
使用するのが一般的である。そして、燃料電池スタック
では、1つの酸素ガス供給源から、燃料電池スタックを
構成する各燃料電池40に対して同時に酸素ガスを供給
するのが通常である。このため、積層すべき燃料電池4
0の個数が大きくなれば、それに応じて高圧の酸素ガス
の供給量はより大きくなり、燃料電池システムとしての
エネルギ効率がさらに悪化する。
【0007】本発明は、上記した事情のもとで考え出さ
れたものであって、燃料電池を構成するプレートの酸素
ガス供給用溝部に滞留した水を、エネルギ効率的に有利
に除去できるようにすることをその課題としている。
【0008】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0009】すなわち、本発明の第1の側面により提供
される燃料電池からの水分除去方法は、水素ガスを水素
イオンと電子に解離する負極部と、水素イオン、電子お
よび酸素ガスを反応させて水を生成する正極部と、上記
負極部と上記正極部との間に配置されるとともに水素イ
オンの移動を許容する電解部と、上記負極部に隣接して
配置され、かつ一面に上記負極部に水素ガスを供給する
ための水素ガス供給用溝部が設けられた第1のプレート
と、上記正極部に隣接して配置され、かつ一面に上記正
極部に酸素ガスを供給するための酸素ガス供給用溝部が
設けられた第2のプレートと、を備えた燃料電池から、
上記正極部において生成し、上記酸素ガス供給用溝部に
達した不用な水を除去する方法であって、上記酸素ガス
供給用溝部に供給する酸素ガスの圧力を、断続的に変化
させることを特徴としている。
【0010】上記水分除去方法のように、断続的に圧力
を変化させる方法では、断続的に高圧の酸素ガスが供給
される。断続的に高圧の酸素ガスを供給する場合のほう
が、圧力一定に保って酸素ガスを継続的に供給する場合
に比べて、圧力が変動する分だけ、酸素ガス供給用溝部
に滞留した水(以下、場合によっては単に「滞留水」と
いう)が移動するきっかけが与えられる回数が多くな
る。このため、滞留水に付与される圧力を変動させれ
ば、酸素ガス供給用溝部における滞留水の移動が促進さ
れ、滞留水を効果的に除去することができる。
【0011】しかも、本発明の水分除去方法は、高い圧
力を有する酸素ガスを継続的に供給するのではなく、断
続的に高圧の酸素ガスを供給する方法であるため、酸素
ガスに付与すべきエネルギが少なくて済む。したがっ
て、本発明の水分除去方法を採用すれば、燃料電池を含
むシステム全体としてのエネルギ効率をさほど低下させ
ることなく、滞留水に起因する燃料電池の出力ダウンを
効果的に回避することができる。
【0012】先にも触れたように、本発明の水分除去方
法では酸素ガス供給用溝部に供給すべき酸素ガスの圧力
は断続的に高められるが、ここでいう「断続的」という
意味には、酸素ガスの圧力値が周期的に変化する場合ば
かりでなく、非周期的に変化する場合も含む。非周期的
に酸素ガスの圧力を変化せる一例としては、たとえば燃
料電池の電力的な出力を監視し、その出力値が所定値を
下回ったときに、酸素ガスの圧力値を高める方法が挙げ
られる。また、断続的に酸素ガスが変化する例として
は、圧力値の経時的変化を示す波形が正弦波となる場合
や、圧力値が瞬間的に高められて、その波形にインパル
スとして現れる場合が挙げられる。ただし、エネルギ効
率の観点からは、酸素ガスの圧力が高められる時間が短
いほうがよく、この観点からは圧力値が瞬間的に高める
方法が好ましい。
【0013】本発明の第2の側面においては、水素ガス
を水素イオンと電子に解離する負極部と、水素イオン、
電子および酸素ガスを反応させて水を生成する正極部
と、上記負極部と上記正極部との間に配置されるととも
に水素イオンの移動を許容する電解部と、上記負極部に
隣接して配置され、かつ一面に上記負極部に水素ガスを
供給するための水素ガス供給用溝部が設けられた第1の
プレートと、上記正極部に隣接して配置され、かつ一面
に上記正極部に酸素ガスを供給するための酸素ガス供給
用溝部が設けられた第2のプレートと、を備えた燃料電
池から、上記正極部において生成し、上記酸素ガス供給
用溝部に滞留するた不用な水を除去する方法であって、
上記酸素ガス供給用溝部に滞留した水に、超音波を付与
することを特徴とする、燃料電池からの水分除去方法が
提供される。
【0014】ところで、水滴に超音波を付与した場合、
接触面での水滴の滑り(水滑り)が良くなるとは一般に
知られている。このため、本発明の水分除去方法のよう
に、滞留水に超音波を付与すれば、その酸素ガス供給用
溝部での水滑りが良くなり、酸素ガスを酸素ガス供給用
溝部に行き渡らせることができる程度の圧力であって
も、滞留水を除去することができるようになる。
【0015】なお、滞留水への超音波付与は、燃料電池
が作動している間中継続的に行ってもよいし、断続的に
行ってもよい。また、断続的に超音波を付与する場合に
は、一定間隔毎に超音波を付与してもよく、また燃料電
池の出力値に変動に応じて不定期的に超音波付与を行っ
てもよい。
【0016】本発明の第3の側面においては、燃料電池
と、この燃料電池に水素ガスを供給するための水素供給
源と、上記燃料電池に酸素ガスを供給するための酸素ガ
ス供給源と、を備え、かつ、上記燃料電池は、水素ガス
を水素イオンと電子に解離する負極部と、水素イオン、
電子および酸素ガスを反応させて水を生成する正極部
と、上記負極部と上記正極部との間に配置されるととも
に水素イオンの移動を許容する電解部と、上記負極部に
隣接して配置され、かつ一面に上記負極部に水素ガスを
供給するための水素ガス供給用溝部が設けられた第1の
プレートと、上記正極部に隣接して配置され、かつ一面
に上記正極部に酸素ガスを供給するための酸素ガス供給
用溝部が設けられた第2のプレートと、を有している燃
料電池システムであって、上記正極部において生成して
上記酸素ガス供給用溝部に滞留した水に対して、その動
きを断続的に促進して除去する水分除去手段が設けられ
ていることを特徴とする、燃料電池システムが提供され
る。
【0017】上記燃料電池システムでは、酸素ガス供給
用溝部の滞留水に対して、水分除去手段により断続的に
その動きが促進されるため、上述した本発明の第1の側
面の水分除去方法と同様に、滞留水が移動するきっかけ
が与えられる回数が多くなる。このため、上記燃料電池
システムでは、滞留水を効果的に除去することができ、
しかも、滞留水に対して継続的に大きな推進力を付与す
るのではないため、滞留水に付与すべきエネルギが少な
くて済む。したがって、本発明の燃料電池システムで
は、システム全体としてのエネルギ効率をさほど低下さ
せることなく、滞留水に起因する出力ダウンを効果的に
回避することができる。
【0018】ここで、水分除去手段としては、酸素ガス
供給源と燃料電池とを繋ぐ流路の途中に設けられた電磁
弁もしくは脈動ポンプ、または超音波発生装置が挙げら
れる。なお、超音波発生装置は、酸素ガス供給源と燃料
電池とを繋ぐ流路の途中に設けてもよく、また燃料電池
内を流通する酸素ガスに対して直接的に超音波を付与す
るように配置してもよい。
【0019】電磁弁を設けた燃料電池システムでは、電
磁弁を閉じれば、酸素ガスの供給が一旦停止されるが、
再び電磁弁を開けて酸素ガスを供給する場合、電磁弁を
開けた瞬間の酸素ガスに付与される圧力は、定常的に酸
素ガスを供給しているときの圧力よりも大きい。このた
め、電磁弁の開閉を断続的に行えば、酸素ガスに対して
断続的に大きな圧力が付与され、これが水素ガス供給用
溝部の滞留水に推進力として付与される。また、脈動ポ
ンプでは、周期的にその圧力を変化させつつ酸素ガスが
供給されるため、滞留水に対しては、断続的に推進力が
付与される。さらに、滞留水に超音波を付与すれば、先
にも触れたように、酸素ガス供給用溝部での滞留水の滑
りが良くなり、滞留水がない場合に酸素ガス供給用溝部
に酸素ガスを行き渡らせることができる程度の酸素ガス
供給圧により、滞留水を容易に除去することができる。
【0020】なお、水分除去手段として電磁弁または超
音波発生装置を採用する場合には、燃料電池の電力的な
出力を監視し、その出力値に応じて電磁弁をオフ・オン
し、あるいは超音波を発生して高い推進力を滞留水に対
して付与するように構成してもよい。
【0021】好ましくは、上記第2のプレートには、厚
み方向に貫通するとともに、上記水素ガス供給用溝部ま
たは上記酸素ガス供給用溝部に繋がる水素ガスまたは酸
素ガスを流路としての貫通孔が設けられており、上記水
素ガス供給用溝部または上記酸素ガス供給用溝部におけ
る上記貫通孔の近傍には、上記負極部または上記正極部
に対する面圧を確保するための面圧確保手段が設けられ
ている。
【0022】水素ガス供給用溝部や酸素ガス供給用溝部
は上部が開放していることから、第1および第2のプレ
ートが燃料電池を構成する場合に、十分に面圧を確保す
ることができずに微小な隙間が生じることがあり、とく
に貫通孔の周りにおいては、酸素ガスや水素ガスが漏洩
してしまうことがある。このような事態が生じたなら
ば、燃料電池システムの出力がダウンするなどして、燃
料電池の動作に支障をきたすことがある。これに対して
本発明では、水素ガス供給用溝部または酸素ガス供給用
溝部における貫通孔の近傍に、負極部や正極部に対する
面圧を確保するための面圧確保手段が設けられている。
このため、水素ガス供給用溝部または酸素ガス供給用溝
部における貫通孔の近傍において、負極部や正極部に対
して十分に面圧を確保することができ、水素ガスや酸素
ガスの漏洩を適切に防止することができる。
【0023】ここで、面圧確保手段としては、1または
複数の中空状部材により構成され、水素ガス供給用溝部
または酸素ガス供給用溝部の深さに相当する厚みを有し
ているもの、あるいは通気性の高い多孔質体により構成
され、水素ガス供給用溝部または酸素ガス供給用溝部の
深さに相当する厚みを有しているものが挙げられる。ま
た、水素ガス供給用溝部または酸素ガス供給用溝部にお
ける貫通孔の近傍の断面形状を、水素ガス供給用溝部ま
たは酸素ガス供給用溝部を閉塞する蓋板を取り付け可能
なように段状とし、蓋板により面圧確保手段を構成して
もよい。
【0024】本発明のその他の特徴および利点は、以下
に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図1なしい図5を参照して具体的に説明する。な
お、図1は本発明に係る燃料電池システムの一例を表す
図、図2は図1のII−II線に沿う断面図、図3は燃料電
池の分解斜視図、図4は燃料電池を構成するセパレータ
の要部拡大図、図5は面圧確保部材としてのパイプに配
置状態を説明するための要部拡大図である。
【0026】図1に示した燃料電池システム1は、水素
ガス供給源2、空気供給源3、燃料電池スタック4、電
磁弁5を備えて大略構成されている。
【0027】水素ガス供給源2は、燃料電池スタック4
に燃料としての水素ガスを供給するためのものであり、
たとえば液化水素ガスを充填した水素ボンベ、水素ガス
を吸蔵した水素吸蔵合金などにより構成される。また、
メタノールなどの炭化水素系の化合物を、水蒸気改質す
るなどして水素ガスを生成させる装置を構成し、これを
水素ガス供給源としてもよい。
【0028】空気供給源3は、空気として酸素ガスを燃
料電池スタック4に供給するためのものであり、たとえ
ば公知のエアコンプレッサなどにより構成される。
【0029】燃料電池スタック4は、図1に示したよう
に、複数の燃料電池40を直列的に積層した状態で、ボ
ルトBおよびナットNを用いて、一対のエンドプレート
4a,4bの間に挟持された構成とされている。
【0030】各燃料電池40は、図2および図3に示し
たように正極部41、負極部42、および電解部43
が、一対のプレート44,44の間に挟持された構成と
なっている。そして、隣り合う燃料電池40どうしは、
1枚のプレート44を共用するとともに、このプレート
44により実質的に仕切られている。
【0031】正極部41および負極部42は、集電体4
1a,42aと触媒層41b,42bとからなる。各集
電体41a,42aは、たとえば導体粒を固めた多孔質
体として形成されており、触媒層41b,42bは、た
とえば炭素粒からなる多孔質マトリクスに、プラチナな
どの適宜の触媒粉末を担持させたものとして形成されて
いる。そして、正極部41および負極部42は、その周
縁部をガスケット45に囲まれた状態で燃料電池40を
構成している。これらのガスケット45は、四隅部のそ
れぞれに貫通孔45a,45bが形成されている。
【0032】電解部43は、プロトン導電性を示し、プ
ロトンとしての水素イオンを選択的に透過させるイオン
交換膜により構成されており、その四隅部のそれぞれ
に、ガスケット45の貫通孔45a,45bに対応して
貫通孔43a,43bが形成されている。
【0033】各プレート44は、たとえばステンレス鋼
やチタン合金などの導体により形成されている。各プレ
ート44の一面側には、水素ガス供給用溝部44Aを構
成するとともに、一連に延びる複数の溝部44aが形成
されており、他面側には空気(酸素ガス)供給用溝部4
4Bを構成するとともに、一連に延びる複数の溝部44
bが設けられている。そして、各プレートの四隅部のそ
れぞれには、ガスケット45A,45Bの貫通孔45
a,45bに対応して貫通孔44c,44dが設けられ
ている。これらの貫通孔44c,44dのうち、対角配
置された2つの貫通孔44cは、図面上には明確に表れ
ていないが、水素ガス供給用溝部44Aを構成する各溝
部44aの端部に連通しているとともに、残りの貫通孔
44dは、図3に表れているように空気供給用溝部44
Bを構成する各溝部44bの端部に連通している。各溝
部44bの端部には、図4に示したように面圧確保部材
としての2本の円筒パイプ46が配置されている。これ
らの円筒パイプ46は、たとえばステンレス鋼やチタン
などにより形成されており、図5に示したように、その
外径が各溝部44bの深さに相当している。また、図面
上には表れていないが、各溝部44aの端部にも、面圧
確保部材としての2本のパイプが設けられいる。
【0034】各エンドプレート4a,4bは、プレート
44よりも一回り大きな形状とされており、それぞれの
エンドプレート4a,4bの四隅部どうしがボルトBお
よびナットNを介して繋げられている。そして、図面上
には表れていないが、各プレート44の貫通孔44c,
44dに対応して、4つの貫通孔が形成されている。
【0035】このように各燃料電池40が構成された燃
料電池スタック4では、図2に表れているように各部材
の四隅部に形成された貫通孔どうしが連通し、空気用流
路46aまたは水素ガス用流路46bが形成されてい
る。そして、エンドプレート4a,4bの貫通孔は、空
気供給源3からの空気の出入口となり、あるいは水素供
給源2からの水素の出入口となる。
【0036】電磁弁5は、電磁力で弁が開閉するバルブ
であり、たとえばコイルに電気を流したときに励起され
る磁力により弁が開放し、逆にコイルに電流を流さない
状態では弁が閉鎖されるようになされている。
【0037】以上のように構成された燃料電池システム
1では、電磁弁5を開放することにより空気供給源3か
ら配管30を介して燃料電池スタック4の空気供給流路
46aに空気が供給される。そして、各プレート44の
貫通孔44dからは、各プレートの空気供給用溝部44
Bに空気が供給される。一方、水素ガス供給源2からの
水素ガスは、配管20を介して、燃料電池スタック4の
水素ガス用流路46bに供給され、各プレート44の貫
通孔44cから水素ガス供給用溝部44Aに供給され
る。
【0038】水素ガス供給用溝部44Aに達した水素ガ
スは、負極部42の集電体42aを通過して触媒層42
bに達する。そして、触媒層42bに達した水素ガス
は、水素イオンと電子に解離され、水素イオンは電解部
43を透過して正極部41の触媒層41bに達し、電子
は再び集電体42aを通過してプレート44に達し、隣
合う燃料電池40の正極部41の触媒層41bに達す
る。
【0039】一方、空気供給用溝部44Bに達した空気
は、正極部41の集電体41aを通過して触媒層41b
に達する。そして、触媒層41bに達した空気中の酸素
ガスは、電解部43を透過した水素イオンと、隣の燃料
電池40からの電子と反応して水を生成する。この水の
一部は、空気供給流路46a中の空気流れに乗って燃料
電池スタック4の外部に排出され、その一部はプレート
44の空気供給用溝部44Bに凝縮して滞留する。ま
た、水素ガス用流路46bに供給された水素ガスのう
ち、酸素ガスと反応しなかった水素ガスは、一旦燃料電
池スタック4から排出されるが、この水素ガスは、配管
21を介して配管20に導入され、再び燃料電池スタッ
ク4に供給される。
【0040】上記構成の燃料電池スタック4では、プレ
ート44に形成された水素ガス供給用溝部44Aおよび
空気供給用溝部44Bを構成する各々の溝部44a,4
4bの端部に、各溝部44a,44bに深さに対応した
外径を有するパイプ46が配置されている。このため、
溝部44a,44bを除いたプレート44の表面とパイ
プ46の周面の頂部とが略面一となり、プレート44の
貫通孔44c,44dの近傍において、ガスケット45
は、各セパレータ44に対して十分に密着することとな
る。したがって、上記構成の燃料電池スタック4では、
セパレータ44の貫通孔44c,44d近傍でのガス漏
れを適切に回避し、燃料電池スタック4を安定して動作
させることができる。
【0041】また、本実施形態の燃料電池システム1で
は、プレート44の空気供給用溝部44Bに滞留した水
は、電磁弁5の開閉により行われる。その手法を以下に
説明する。
【0042】上記燃料電池システム1では、図1に示し
たように空気供給源3と燃料電池スタック4とを繋ぐ配
管30の途中に電磁弁5が設けられている。そして、こ
の電磁弁5を開けば、燃料電池スタック4に空気が供給
され、電磁弁5を閉じれば、燃料電池スタック4への空
気の供給が停止される。この場合、電磁弁5を開けた瞬
間に空気に付与される圧力は、定常的に空気を供給して
いる間の圧力よりも大きい。このため、断続的に電磁弁
5の開閉を繰り返せば、燃料電池スタック4に供給され
る空気には、断続的に高い圧力が付与されることとな
る。たとえば、電磁弁5を定期的かつ瞬間的に閉じれ
ば、空気に付与される圧力の経時的変化は、たとえば図
6に示すような波形となる。したがって、プレート44
の空気供給用溝部44Bに水が滞留している場合には、
この滞留水に対して断続的に高い力(推進力)が付与さ
れ、滞留水が移動するきっかけが与えられる回数が多く
なる。このため、上記燃料電池システム1では、滞留水
を効果的に除去することができ、しかも、滞留水に対し
て継続的に推進力を付与するのではないため、滞留水に
付与すべきエネルギが少なくて済む。したがって、本発
明の燃料電池システムでは、システム全体としてのエネ
ルギ効率をさほど低下させることなく、滞留水に起因す
る出力ダウンを効果的に回避することができる。
【0043】なお、電磁弁5の開閉は、周期的に行って
もよいし、燃料電池スタック4の電力的な出力を監視
し、その出力値に応じて電磁弁5を開閉するように構成
してもよい。
【0044】また、面圧確保部材として、図7から図1
1に示すものを採用しても、先に説明した実施例の面圧
確保部材と同様の効果を得ることができる。図7に示し
た面圧確保部材は、複数の円筒パイプ46aを二段に積
み上げることにより構成されている。もちろん、三段以
上に円筒パイプを積み上げて面圧確保部材を構成しても
よいし、各段に配置されるパイプ46aの個数や形状も
図7に例示したものには限定されず、種々に設計変更可
能である。たとえば図8に示したように、一本の角筒パ
イプ46bにより面圧確保部材を構成してもよい。角筒
パイプにより面圧確保部材を構成する場合にも、複数の
角筒パイプを横並びに配置してもよいし、複数の角筒パ
イプを積み上げてもよい。また、図9に示した面圧確保
部材は、多孔質体46cにより構成されている。多孔質
体46cとしては、たとえば金属、セラミック、あるい
は合成樹脂などの連続気泡体が挙げられる。図10およ
び図11に示した面圧確保部材のように、プレート44
の貫通孔44c,44dの近傍における各溝部44b
(44a)の端部の断面形状を段付形状とし、その上段
に配置された溝部を閉塞する蓋板46dとして構成して
もよい。
【0045】もちろん、燃料電池スタックに供給される
空気の圧力を断続的に高める手段としては、たとえば脈
動ポンプを採用することもできる。すなわち、空気供給
源からの空気を、燃料電池スタックに対して、脈動ポン
プにより圧送するように構成してもよい。
【0046】また、プレートに滞留した水に、推進力を
付与する方法としては、断続的に供給すべき空気(酸
素)の圧力を高める方法の他、滞留水に対して、超音波
を付与する方法であってもよい。この場合、空気供給源
と燃料電池スタックとを繋ぐ配管の途中に超音波発生装
置を配置して、燃料電池スタックに供給される空気(酸
素)に超音波を付与してもよく、また燃料電池スタック
に対して超音波を付与してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料電池システムの一例を表す図
である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】燃料電池の分解斜視図である。
【図4】燃料電池を構成するセパレータの要部拡大図で
ある。
【図5】面圧確保部材を構成するパイプに配置状態を説
明するための要部拡大図である。
【図6】空気(酸素ガス)に付与される圧力の経時的変
化の一例を示すグラフである。
【図7】パイプを図5とは異なる状態で配置し、面圧確
保部材を構成している状態を表す要部拡大図である。
【図8】他の面圧確保部材を説明するための要部拡大図
である。
【図9】他の面圧確保部材を説明するための要部拡大図
である。
【図10】他の面圧確保部材を説明するための要部拡大
図である。
【図11】図10の面圧確保部材を取り外した状態を表
す要部拡大図である。
【符号の説明】
1 燃料電池システム 2 水素ガス供給源 3 空気供給源 4 燃料電池スタック 40 燃料電池 41 正極部 41a 集電体(正極部の) 41b 触媒層(正極部の) 42 負極部 42a 集電体(負極部の) 42b 触媒層(負極部の) 43 電解部 44 プレート 44A 水素ガス供給用溝部 44B 空気(酸素ガス)供給用溝部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素ガスを水素イオンと電子に解離する
    負極部と、水素イオン、電子および酸素ガスを反応させ
    て水を生成する正極部と、上記負極部と上記正極部との
    間に配置されるとともに水素イオンの移動を許容する電
    解部と、上記負極部に隣接して配置され、かつ一面に上
    記負極部に水素ガスを供給するための水素ガス供給用溝
    部が設けられた第1のプレートと、上記正極部に隣接し
    て配置され、かつ一面に上記正極部に酸素ガスを供給す
    るための酸素ガス供給用溝部が設けられた第2のプレー
    トと、を備えた燃料電池から、上記正極部において生成
    し、上記酸素ガス供給用溝部に滞留した不用な水を除去
    する方法であって、 上記酸素ガス供給用溝部に供給する酸素ガスの圧力を、
    断続的に変化させることを特徴とする、燃料電池からの
    水分除去方法。
  2. 【請求項2】 上記酸素ガスの圧力は、瞬間的に高めら
    れる、請求項1に記載の燃料電池からの水分除去方法。
  3. 【請求項3】 水素ガスを水素イオンと電子に解離する
    負極部と、水素イオン、電子および酸素ガスを反応させ
    て水を生成する正極部と、上記負極部と上記正極部との
    間に配置されるとともに水素イオンの移動を許容する電
    解部と、上記負極部に隣接して配置され、かつ一面に上
    記負極部に水素ガスを供給するための水素ガス供給用溝
    部が設けられた第1のプレートと、上記正極部に隣接し
    て配置され、かつ一面に上記正極部に酸素ガスを供給す
    るための酸素ガス供給用溝部が設けられた第2のプレー
    トと、を備えた燃料電池から、上記正極部において生成
    し、上記酸素ガス供給用溝部に滞留した不用な水を除去
    する方法であって、 上記酸素ガス供給用溝部に滞留した水に、超音波を付与
    することを特徴とする、燃料電池における水分除去方
    法。
  4. 【請求項4】 燃料電池と、この燃料電池に水素ガスを
    供給するための水素供給源と、上記燃料電池に酸素ガス
    を供給するための酸素ガス供給源と、を備え、かつ、 上記燃料電池は、水素ガスを水素イオンと電子に解離す
    る負極部と、水素イオン、電子および酸素ガスを反応さ
    せて水を生成する正極部と、上記負極部と上記正極部と
    の間に配置されるとともに水素イオンの移動を許容する
    電解部と、上記負極部に隣接して配置され、かつ一面に
    上記負極部に水素ガスを供給するための水素ガス供給用
    溝部が設けられた第1のプレートと、上記正極部に隣接
    して配置され、かつ一面に上記正極部に酸素ガスを供給
    するための酸素ガス供給用溝部が設けられた第2のプレ
    ートと、を有している燃料電池システムであって、 上記正極部において生成して上記酸素ガス供給用溝部に
    滞留した水に対して、その動きを断続的に促進して除去
    する水分除去手段が設けられていることを特徴とする、
    燃料電池システム。
  5. 【請求項5】 上記水分除去手段は、上記酸素ガス供給
    源と上記燃料電池とを繋ぐ流路の途中に設けられた電磁
    弁である、請求項4に記載の燃料電池システム。
  6. 【請求項6】 上記水分除去手段は、上記酸素ガス供給
    源と上記燃料電池とを繋ぐ流路の途中に設けられた脈動
    ポンプである、請求項4に記載の燃料電池システム。
  7. 【請求項7】 上記水分除去手段は、超音波発生装置で
    ある、請求項4に記載の燃料電池システム。
  8. 【請求項8】 上記第2のプレートには、厚み方向に貫
    通するとともに、上記水素ガス供給用溝部または上記酸
    素ガス供給用溝部に繋がる水素ガスまたは酸素ガスを流
    路としての貫通孔が設けられているとともに、 上記水素ガス供給用溝部または上記酸素ガス供給用溝部
    における上記貫通孔の近傍には、上記負極部または上記
    正極部に対する面圧を確保するための面圧確保手段が設
    けられている、請求項4ないし7のいずれか1つに記載
    の燃料電池システム。
  9. 【請求項9】 上記面圧確保手段は、1または複数の中
    空状部材により構成されているとともに、上記水素ガス
    供給用溝部または上記酸素ガス供給用溝部の深さに相当
    する厚みを有している、請求項8に記載の燃料電池シス
    テム。
  10. 【請求項10】 上記面圧確保手段は、通気性の高い多
    孔質体により構成されているとともに、上記水素ガス供
    給用溝部または上記酸素ガス供給用溝部の深さに相当す
    る厚みを有している、請求項8に記載の燃料電池システ
    ム。
  11. 【請求項11】 上記水素ガス供給用溝部または上記酸
    素ガス供給用溝部における上記貫通孔の近傍の断面形状
    は、上記水素ガス供給用溝部または上記酸素ガス供給用
    溝部を閉塞する蓋板が取り付け可能なように段状とされ
    ており、上記面圧確保手段は、上記蓋板により構成され
    ている、請求項8に記載の燃料電池システム。
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