JP3856707B2 - 車載センサの取り付け角度調整装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の周囲の物体の情報を得るために当該車両に搭載された車載センサの、前記車両の車体に対する取り付け角度を調整する装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の周囲、例えば前方を監視し、前方の物体との過度な接近を回避するための装置が知られている。この装置は、車両の前方等を監視するため、車両に搭載された車載センサを含んでいる。車載センサとして、可視カメラや赤外線カメラなどの撮像装置や、レーダ装置が知られている。これらの車載センサは、いずれも、当該車両に対して所定の位置関係となるように固定される必要がある。特開平11−326495号に示される装置においては、車載されたセンサに設けられたミラーにレーザビームを照射し、ミラーにより反射されたレーザビームの到達点に基づきセンサの取り付け角度の調整を行う技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の装置においては、レーザビームを比較的小さなミラーに照射する必要があり、照準合わせに手間を要する。また、ミラーにより反射したレーザビームの照射点も、狭い範囲に納めなければならない。さらに、ミラーに照準を合わせ、かつ反射光の照準も合わせなければならないので、その調整に時間を要する。
【0004】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、より簡便に車載センサの調整を行うことが可能な技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
の発明に係る車載センサの取り付け角度の調整装置は、車両周囲の物体の画像情報を得るため当該車両に搭載された車載カメラの、前記車両に対する取り付け角度を調整する装置であって、前記車載カメラは、カメラのレンズ部を覆うシールドを有し、さらに、当該調整装置は、前記シールドに対し、当該シールドにより反射される波長のスポットビームを照射するビーム照射装置と、前記車両と前記ビーム照射装置に対し、所定の位置に配置されるターゲットと、を含み、前記車載センサの角度調整は、前記ターゲット上のビーム照射位置に基づき行われるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
の発明の関連技術を図面に従って説明する。図1および図2は、この関連技術の概略構成を示す図である。この実施の形態は、車両の前端に、この車両前方の障害物などを撮影する車載カメラ(撮像装置)12の取り付け角度を調整するための装置である。車載カメラ12は、車両の前端、例えばバンパなどに固定具14を用いて固定される。固定具14は、車載カメラ12の向き、すなわち取り付け角度を微調整できる構造を有している。つまり、固定具14によって車両に車載カメラを取り付けた後、車両10と車載カメラ12の取り付け角度が調整可能となっている。
【0011】
車載カメラ12には、取り付け角度調整用のビーム照射装置16を取り付けるための構造が設けられている。ビーム照射装置16は、スポットビームを形成する装置であり、この実施の形態においては、レーザポインタ16が使用されている。車載カメラ12には、このレーザポインタ16を固定するレーザポインタ取り付け部18が、設けられている。この取り付け部18は、ここにレーザポインタ16を固定することによって、レーザポインタ16の光軸と、車載カメラ12の軸が一定の関係となるように構成されている。レーザポインタ16の固定は、取り付け部18に設けられたねじ穴と、ボルト(不図示)により行うことができる。
【0012】
一方、車両10の前方にターゲット20を配置する。ターゲット20は、車両10と一定の関係となるように配置される。そして、レーザポインタ16のレーザビームでターゲット20を照射し、その照射位置がターゲット20上の所定位置となるように、車載カメラ12の取り付け角度を調整する。前記のようにターゲット20と車両10の関係はあらかじめ決定され、また車載カメラ12の軸とレーザビームの軸の関係も決定されているので、車両10と車載カメラ12の軸との関係も決定される。
【0013】
以上の説明より明らかと考えるが、前述の装置による車載センサの取り付け角度調整の方法について、改めて説明する。車載カメラ12は、固定具14によって車両10の所定部位に固定される。車載カメラ12のレーザポインタ取り付け部18にレーザポインタ16を固定する。この固定によって、車載カメラ12の軸とレーザビームの光軸とが一定の関係となる。一方、車両10に対してターゲット20を所定の位置に配置する。このターゲット20に向けて、レーザポインタ16よりレーザビームを照射する。ターゲット20上には、車両10に対して車載カメラ12が所定の位置になったときに、レーザビームの照射点となる位置がマークされている。このマークにレーザビームが照射されるように、車載カメラ12の向きを調整し、固定する。この結果、車載カメラ12の、車両に対する取り付け角度が所定の値に調整される。
【0014】
この技術においては、車両前方の障害物を車載カメラにより検出する構成を示したが、カメラ以外の車載センサ、例えばレーダ装置などを用いた前方等の周囲を監視する装置の調整にも同様に適用できる。
【0015】
図3および図4は、この発明の実施の形態の概略構成を示す図である。この実施の形態は、車両30の前端に、この車両の前方の障害物などを撮影する車載カメラ(撮像装置)32の取り付け角度を調整するための装置である。車載カメラ32は、車両の前端、例えばバンパなどに固定具34を用いて固定される。固定具34は、車載カメラ32の向き、すなわち取り付け角度を微調整できる構造を有している。つまり、固定具34によって車両に車載カメラを取り付けた後、車両30と車載カメラ32の取り付け角度が調整可能となっている。
【0016】
車載カメラ32のレンズ部36には、レンズを保護するためのシールド38が設けられている。シールド38は、後述するレーザポインタの照射するレーザビームの波長を反射する機能を有し、車載カメラ32の撮影に係る波長域については、透光性を有する。
【0017】
一方、車両30の前方にターゲット40およびスポットビームを照射するビーム照射装置42が配置される。ビーム照射装置42も、前述の実施の形態と同様に、レーザポインタとすることができる。ターゲット40およびレーザポインタ42は、車両30に対して一定の関係となるように配置される。そして、レーザポインタ42のレーザビームでシールド38を照射する。シールド38は、このレーザビームの波長を反射し、その反射光がターゲット40を照射する。この照射位置がターゲット40上にあらかじめ設けられたマークに一致するように、車載カメラ32の取り付け角度を調整する。これにより、前記のようにターゲット40およびレーザポインタ42と、車両30との位置関係があらかじめ決定されているので、車両30と車載カメラ32の軸との関係も決定される。
【0018】
この実施の形態においては、車載カメラ32に、レンズ部とは別個にレーザビームを反射するミラー等を設ける必要がなく、これにより車載カメラ32を簡易に構成し、外形を小型化することができる。
【0019】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0022】
また、車載カメラのレンズを保護するシールドを、特定の波長の光線を反射するように構成し、その波長のスポットビームをシールドに反射させることにより、車載カメラの構成を簡易で、小形のものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の関連技術の概略構成を示す図である。
【図2】 図1の車載カメラおよびその周辺の概略構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態の概略構成を示す図である。
【図4】 図3の車載カメラおよびその周辺の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
10,30 車両、12,32 車載カメラ、14,34 固定具、16,42 レーザポインタ(ビーム照射装置)、18 レーザポインタ取り付け部、20,40 ターゲット。

Claims (1)

  1. 車両周囲の物体の画像情報を得るため当該車両に搭載された車載カメラの、前記車両に対する取り付け角度を調整する装置であって、
    前記車載カメラは、カメラのレンズ部を覆うシールドを有し、
    前記シールドに対し、当該シールドにより反射される波長のスポットビームを照射するビーム照射装置と、
    前記車両と前記ビーム照射装置に対し、所定の位置に配置されるターゲットと、
    を含み、
    前記車載センサの角度調整は、前記ターゲット上のビーム照射位置に基づき行われる、
    車載センサの取り付け角度調整装置。
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