JP3856653B2 - 大気中のホルムアルデヒドの捕集具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、大気中のホルムアルデヒドの捕集具の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来技術】
こんにち、新築の建物等で新建材から発生する有害ガスが人体に影響を及ぼすこと(例えばシックハウス症候群)が大きな問題となっており、そのような有害ガスの一つとしてホルムアルデヒドがある。そこで大気中のホルムアルデヒドを捕集してその濃度を測定することが要求される。
大気中のホルムアルデヒドの捕集には通常知られた捕集方法として、ポンプ等で構成した捕集機器を用いて強制的に大気を捕集する手法と、捕集材を大気中に晒して捕集する手法とが一般的に採用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前者の場合には捕集機器を必要とするため汎用性に欠けるという問題がある。これに対し、後者の場合には簡便な捕集ができ、その場合に採用される捕集材としては、例えば活性炭や硫酸含浸テフロン(登録商標)フィルターによる捕集の他に、ろ紙にトリエタノールアミンを含浸させたものがあり、これら捕集材(シート材)を測定対象の大気中に晒して捕集することになる。そしてこの場合のホルムアルデヒドの捕集に際しては、大気中のホルムアルデヒドが飽和捕集状態になるまでの時間を予め測定しておき、少なくともこの時間に達するまで捕集材を測定対象の大気中に晒しておく必要があって捕集に時間を要するという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、大気中のホルムアルデヒドを捕集する捕集具を、捕集用の化学物質を含浸させたシート材と、該シート材を支持する支持部材と、該支持部材を囲繞する通気性の有る筐体とで構成するにあたり、
筐体は、二分割され、枢軸を介して開閉自在に蝶着した一対の網状体で形成され、前記枢軸は、シート材を支持するための支持部材の枢軸であることを特徴とする大気中のホルムアルデヒドの捕集具である。
そして本発明は、これらによって、簡便に大気中のホルムアルデヒドを捕集することができる。
【0006】
次に、本発明の実施の形態について図6、図7に示す簡易捕集具1について説明するが、この捕集具1とすることで簡便でしかも外部露出物との接触を避けた状態での大気捕集ができる。つまりこの簡易捕集具1は、前述した薬剤を含浸させたシート状の捕集材2を支持する支持部材3と、該支持部材3を囲繞する通気性のある筐体4とで構成されるが、支持部材3は、枢軸5に一対の支持金具6の各半部中間部が互いに対向する状態で揺動自在に枢支され、弾機7を介して支持金具6の一端側の摘み部6aが拡開し、他端側の支持部(挟持部)6bが弾圧状に接当するよう付勢されている。そして両摘み部6aを弾機7に抗して押圧することで拡開した支持部6b間に前記捕集材2を弾圧挟持させることで該捕集材2の支持ができるようになっている。
一方、前記筐体4は、半球状(半割り状)に二分割された通気性の有る一対の網状体4aで形成され、その基端部が、前記枢軸5の延長部に揺動自在に蝶着(軸支)され、一方の網状体4aの先端部には他方の網状体4a先端部に係脱自在に係止できる係止爪8が設けられていて、該一対の網状体4aの開閉、そして付き合わせ支持ができるようになっている。さらにこのものでは、一方の支持金具6の摘み部6aには、リング状の紐状体(ベルト状体でもよい)9が設けられていて、適宜部所に掛けることができるように配慮されている。
そして、このように筐体4に囲繞された捕集材2を用いて屋内外を問わず大気中のホルムアルデヒドを捕集することができるようになり、これによって、簡便な捕集が可能となる。
【0007】
さて次に、本発明の実施の形態で採用する採取したホルムアルデヒドのケイ光誘導化剤は、次の一般化学式
R1−CO−CH2−CO−R2
で表されるジオン化合物のなかから選択されるものである。
そしてこのようなジオン化合物を、アンモニウム塩の存在下でアルデヒド誘導体と反応させた場合に生成するケイ光誘導化化合物の一般反応式は次式のとおりとなる。
【化1】
この一般反応式から明らかなように、ジオン化合物の置換基R1、R2が異なるものであった場合、異性体の生成があり、このため、これら置換基R1、R2は同じもの、あるいは環化されたものであることが好ましい。
【0008】
さらに上記ジオン化合物のなかには、該ジオン化合物をアンモニウム塩の存在下でホルムアルデヒド、アセトアルデヒドと反応させることにより生成した各ケイ光誘導体に励起光をそれぞれ照射したとき、ホルムアルデヒドから生成したケイ光誘導体の励起スペクトルについて、アセトアルデヒドから生成したケイ光誘導体の励起スペクトルには影響を受けない、つまりオーバーラップしないスペクトル領域を有するものと、オーバーラップしてしまう(一致する、またはアセトアルデヒドから生成したケイ光誘導体の励起スペクトルに含まれてしまう)ものがあり、本実施の形態で採用するケイ光誘導体としては、前者のオーバーラップしないスペクトル領域を有するジオン化合物が選択される。そしてこのようなオーバーラップしないスペクトル領域を有するジオン化合物として、シクロペンタン−1,3−ジオン、シクロヘキサン−1,3−ジオンが例示される。
そしていま、アルデヒド誘導体をシクロヘキサン−1,3−ジオンと反応させた場合に、その生成物は、9−R−3,4,6,7,9,10−ヘキサヒドロ−1,8(2H,5H)−アクリジンジオン誘導体で、その一般反応式は、
【化2】
となる。そして具体的に、Rが水素であるホルムアルデヒドの場合には、3,4,6,7,9,10−ヘキサヒドロ−1,8(2H,5H)−アクリジンジオン(3,4,6,7,9,10−hexahydro−1,8(2H,5H)−acridinedione:ケイ光誘導化化合物1)が生成し、メチル基であるアセトアルデヒドの場合には、9−メチル−3,4,6,7,9,10−ヘキサヒドロ−1,8(2H,5H)−アクリジンジオン(9−methyl−3,4,6,7,9,10−hexahydro−1,8(2H,5H)−acridinedione:ケイ光誘導化化合物2)が生成する。これらケイ光誘導化化合物1、2が上記反応により合成されることはいずれも既知であり、その詳細は省略する。
また、シクロペンタン−1,3−ジオンをホルムアルデヒド、アセトアルデヒドと反応させた場合には、次のケイ光誘導化化合物3、4が生成する。
【化3】
【0009】
そしてこれらケイ光誘導化反応に用いるアンモニウム塩としては、酢酸アンモニウムが代表例としてあげられるが、プロピオン酸アンモニウム等の適宜のアンモニウム塩を用いることができる。
【0010】
そして前述したケイ光誘導化化合物1、2についてそれぞれの励起スペクトル(吸収スペクトル)の測定をしたところ、図1のようになった。このスペクトル表図からも判るように、ケイ光誘導化化合物1の励起スペクトルは、波長310〜480nm(ナノメートル)であるのに対し、ケイ光誘導化化合物2の励起スペクトルは300〜430nmであることが観測された。そこでケイ光誘導化化合物2の励起スペクトルに影響を受けない約430nmを超えた波長を励起光として特定し、この特定される励起光を照射したときに観測されるケイ光(分子内緩和があるので照射した励起光より長波長側に遷移する)の強度を測定することで、ケイ光誘導化化合物1にケイ光誘導化化合物2が混在していても、該ケイ光誘導化化合物2に影響されることなくケイ光誘導化化合物1の濃度測定ができるという知見を得、これによってホルムアルデヒド濃度の測定ができるという知見を得た。
尤も、ケイ光誘導化化合物2の励起スペクトルをみたときに、例えば400nm付近の励起光でも僅かな吸収しかないことから、大気中のアセトアルデヒド濃度が低いと判断される場合には、この付近の光を励起光として採用することもできる。
【0011】
ホルムアルデヒドのケイ光誘導化化合物からホルムアルデヒド濃度の測定をするにあたり、捕集した空気量から換算することもできるが、前述した捕集材を大気中に晒したときのホルムアルデヒドの捕集量が飽和状態になるまでの時間を予め確認しておき、この飽和時間のあいだ晒したものについて必要な処理を施したものを測定することでより簡便な濃度測定ができる。この必要な処理において好ましいものは、前記捕集材を前述のケイ光誘導化処理を施したものをそのままか、せいぜい希釈する程度の操作を付加したもののケイ光強度の測定でホルムアルデヒドの濃度測定をするようにできる。
【0012】
このような捕集をしたものの処理としては、まず捕集材に捕集したホルムアルデヒドの溶出、捕集材繊維(残渣)の除去、そしてケイ光誘導化反応させ、該反応溶液をそのままかあるいは希釈してケイ光強度の測定をしてホルムアルデヒド濃度の測定をすることになる。ここでホルムアルデヒドの溶出方法としては、捕集材を水またはメタノール等の溶媒に添加したものに超音波照射することで溶出させる方法が短時間で確実な溶出ができて好ましい。次に、捕集材繊維の除去であるが、これは一般に採用される遠心分離による手法を用いることが好ましい。
また、これらケイ光誘導化化合物は、水に溶けづらく、濃度が高いと結晶化してしまい、これを避けるためには、メタノール等のケイ光測定に影響を与えない有機溶媒を添加する等して対応できる。
ケイ光強度の測定にあたり、ホルムアルデヒド濃度とケイ光強度との関係について予め検量線を作成し、この検量線からホルムアルデヒド濃度を求めることになるが、測定したケイ光強度が検量線濃度を超えるものであるときには、該超えたものについて検量線を作成してもよいが、希釈することで既に決定されている検量線の範囲になるよう調整をし、これによって測定することができる。この場合には、希釈した分を換算してホルムアルデヒド濃度を決定することはいうまでもない。
以下に、捕集材を用いた場合についてのホルムアルデヒドの濃度測定の実験例について説明する。
【0013】
【実験例1】
<捕集材の作成>
20mm(ミリメートル)×20mmの大きさのろ紙に、水にて50重量%に希釈したトリエタノールアミンの25μL(マイクロリットル)を塗まつしたものを捕集材として作成する。
【0014】
<ホルムアルデヒド捕集の飽和時間の確定実験>
前記捕集材を、ホルムアルデヒド濃度がそれぞれ100ng mL−1(ナノグラム・ミリリットルのマイナス1乗)、30ng mL−1にそれぞれ調節したガラス製チャンバー中に暴露する。暴露から1時間、2時間、3時間、5時間経過した捕集材をそれぞれ採取し、これら採取した捕集材を15mLの水にひたし、15分間超音波照射する。ついで3000回転 分−1にて5分間遠心分離をし、上澄み液の1.0mLを採取する。この採取した捕集液を、シクロヘキサン−1,3−ジオン 0.25g、酢酸 5mL、酢酸アンモニウム 10g、水 50mLで調合したケイ光誘導化剤の2.0mLと混合する。そしてこの混合液を、80℃にて45分間反応させた後、室温に冷却する。このようにして得られた各反応液について、波長451.0nmの励起光を照射し、その場合に放出される波長481.0nmの各ケイ光強度を測定したところ、図2のようになった。このことから、前記作成した捕集材では、前記濃度範囲付近においてはホルムアルデヒド捕集量が飽和状態になるまでに要する時間は凡そ2時間で、ホルムアルデヒド濃度による変化はないことが確認された。従って、より安全側に設定したときでも捕集材を2.5時間も暴露させれば十分であることが確認された。
【0015】
<検量線の作成実験>
次に、ホルムアルデヒド濃度について、前記100ng mL−1、30ngmL−1の他に、400ng mL−1に調節したガラス製チャンバー中に前記捕集材をそれぞれ2.5時間暴露し、このものを前記飽和実験と同様の処理をし、そして波長451.0nmの励起光を照射し、そのときのケイ光強度を測定し、そのデータをプロットしたものを図3に示すが、これらデータは、ホルムアルデヒド濃度とケイ光強度との関係が直線(一次関数)となっていることが観測される。
そこでこの関係を、例えば近似式の一つである最小二乗法で算出して一次関数として関数化し、これをパーソナルコンピューター等に設けた登録手段に登録しておき、そして実際にホルムアルデヒド濃度を測定しようとして捕集した大気について同様の処理を施し、このものについて波長451.0nmの励起光を照射したときに測定されるケイ光強度を前記関数に代入し、これに基づいて演算される数値をホルムアルデヒド濃度とし、これをディスプレイに表示するように設定することで、大気中のホルムアルデヒド濃度の簡易な測定装置を構成することができることになる。
【0016】
<アセトアルデヒドを含有する大気下でのホルムアルデヒド濃度の測定>
ホルムアルデヒド濃度を100ng mL−1に統一し、アセトアルデヒド濃度が30ng mL−1、100ng mL−1になるようそれぞれ調節したガラス製チャンバー中に前記捕集材を2.5時間暴露した後、該捕集材について前記飽和時間の確定実験と同様の処理をしてケイ光誘導化した反応液を得、これらについて前記波長451.0nmの励起光を照射してケイ光強度の測定をした。その結果、測定されたケイ光の相対強度は、0.93、0.98で、この数値は、前記アセトアルデヒドを含まないで行った実験の場合に測定されたケイ光の相対強度1.0とよく一致した。このことから、アセトアルデヒドを含む大気中のホルムアルデヒド濃度を測定する場合に、アセトアルデヒドのケイ光誘導化化合物をいちいち分離することなくホルムアルデヒド濃度の測定ができることが確認された。
【0017】
【実験例2】
<シクロペンタン−1,3−ジオンを用いた実験>
次に、実験例1の場合と同様にしてホルムアルデヒド、アセトアルデヒドを、酢酸アンモニウムの存在下でシクロペンタン−1,3−ジオンと反応させ、生成した前述のケイ光誘導化化合物3、4の励起スペクトルをそれぞれ測定したところ、図4のようになった。これらの励起スペクトルを比較したところ、ホルムアルデヒドのケイ光誘導化化合物3は、波長450〜460nm付近の励起スペクトルに、アセトアルデヒドのケイ光誘導化化合物4の励起スペクトルとはオーバーラップしないスペクトル領域が存在していることが認められる。そこでこのスペクトル領域の励起スペクトルの波長、例えば波長455nmを測定する励起光として特定し、これを特定波長の励起光として実験例1と同様に検量線を作成し、該作成された検量線を用いて実験例1と同様にしてホルムアルデヒドとアセトアルデヒドとが混在する大気中のホルムアルデヒドの濃度測定をしたところ、実験例1と同様、アセトアルデヒドに影響されることなくホルムアルデヒドの濃度測定ができることが確認された。
【0018】
【比較例1】
<ペンタン−2,4−ジオンを用いた実験>
次に、実験例1の場合と同様にしてホルムアルデヒド、アセトアルデヒドを、酢酸アンモニウムの存在下でペンタン−2,4−ジオンと反応させた。反応式は次のとおりである。
【化4】
生成した各ケイ光誘導化化合物5、6の励起スペクトルをそれぞれ測定したところ、図5のようになった。これらの励起スペクトルを比較したところ、ホルムアルデヒドのケイ光誘導化化合物5の励起スペクトルは、総てのスペクトル領域でアセトアルデヒドのケイ光誘導化化合物6の励起スペクトルとオーバーラップしていて、影響されないスペクトル領域がないことが確認される。このようなものについては、ホルムアルデヒドとアセトアルデヒドとが混在する大気中のホルムアルデヒドの濃度測定を選択的にすることは無理と判断し、これ以上の実験をすることは断念した。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドをシクロヘキサン−1,3−ジオンと反応させてケイ光誘導化した化合物1、2の励起スペクトルの表図である。
【図2】ホルムアルデヒドの捕集状態を示す表図である。
【図3】ホルムアルデヒド濃度とケイ光強度とをプロットした表図である。
【図4】ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドをシクロペンタン−1,3−ジオンと反応させてケイ光誘導化した化合物3、4の励起スペクトルの表図である。
【図5】ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドをペンタン−2,4−ジオンと反応させてケイ光誘導化した化合物の励起スペクトルの表図である。
【図6】簡易捕集具を開いた状態を示す側面図である。
【図7】簡易捕集具の一部を切欠いた状態を示す平面図である。
Claims (1)
- 大気中のホルムアルデヒドを捕集する捕集具を、捕集用の化学物質を含浸させたシート材と、該シート材を支持する支持部材と、該支持部材を囲繞する通気性の有る筐体とで構成するにあたり、筐体は、二分割され、枢軸を介して開閉自在に蝶着した一対の網状体で形成され、前記枢軸は、シート材を支持するための支持部材の枢軸であることを特徴とする大気中のホルムアルデヒドの捕集具。
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