JP3856618B2 - Pachinko machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、予め設定した移行条件が満たされた場合に特別遊技に移行して遊技者に有利な大当たり動作を実施し、さらにこの大当たり動作中に予め設定した継続条件が満たされた場合に当該大当たり動作を繰り返し実施するようにしたパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機には、予め設定した移行条件が満たされた場合に特別遊技に移行し、例えば変動入賞装置を所定期間だけ開放するなどして遊技者に大きな利益をもたらすことができるようにしたものがある。
【0003】
この種の従来技術として、例えば、特開平6−233860号公報には、遊技盤に変動入賞装置と始動口と特定ゲートとを設けるようにしたパチンコ機が記載されている。変動入賞装置は、一対の開閉羽根を備えるとともにこれら開閉羽根によって開閉される入賞領域内に特定入賞口及び一般入賞口を設けたもので、遊技盤のほぼ中央に配置してある。始動口は、一対の開閉翼によって遊技球を受入れ易い開き状態と受入れ難い閉じ状態とに変換可能な電動役物で、その外表面に普図表示器を備えている。普図表示器は、0〜9の数字を可変表示するものである。特定ゲートは、遊技球の通過を許容するもので、普図表示器を可変表示させる契機となるものである。
【0004】
このパチンコ機では、通常状態において上述した変動入賞装置の開閉羽根及び始動口の開閉翼がいずれも閉じ状態に保持されている。この状態から、遊技球が特定ゲートを通過すると、普図表示器が可変表示を開始し、所定時間の経過後に0〜9のいずれかを停止表示する。この普図表示器の停止図柄が予め設定した当たり図柄の場合には、始動口の開閉翼が短時間だけ開き状態に変換され、遊技球を受入れ易い状態になる。この間、始動口へ遊技球が入球すると、変動入賞装置の開閉羽根が短時間だけ開き状態に変換される。さらに、変動入賞装置の開閉羽根が開き状態のときに、その入賞領域の特定入賞口へ遊技球が入球すると、特別遊技に移行し、当該変動入賞装置の開閉羽根が継続的に開閉動作を繰り返す等、大当たり動作を実行する。
【0005】
この大当たり動作中においては、通常状態において閉じている開閉羽根が継続的に開閉動作されるため、変動入賞装置の入賞領域に対して遊技球が入球し易くなる。しかも、大当たり動作中において遊技球が特定入賞口へ入球すると、再び大当たり動作を繰り返すことになる。これらの結果、特別遊技においては、変動入賞装置に対する入球が短時間で大量となり、遊技者にきわめて大きな利益を与えることができるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したパチンコ機では、特別遊技に移行する際に抽選を実施し、この抽選結果に応じて、当該特別遊技が終了した後における普図表示器の当り確率を変化させるようにしている。すなわち、変動入賞装置に可変表示器を設け、この可変表示器が停止表示する図柄が予め設定した当たり図柄の場合に、普図表示器の当り確率を高めるようにしている。
【0007】
このようなパチンコ機によれば、抽選の結果が当たり図柄の場合、次回の特別遊技が発生し易くなるため、遊技者に対して連続した特別遊技への期待を盛り上げることができるようになる。
【0008】
しかしながら、抽選後に実施される特別遊技に関しては、単に遊技球を変動入賞装置に入球させて大当たり動作を繰り返すという単調なものとなり、興趣が高まるといったこともない。
【0009】
しかも、変動入賞装置に設けた可変表示器の当たり図柄は、予め定められた一定のものであり、途中で変更されることもないため、当該可変表示器が表示する停止図柄が連続した特別遊技への可能性を報知することに繋がる。従って、可変表示器の表示が外れ図柄の場合には、連続した特別遊技への可能性が低いことを報知された状態で今回の特別遊技を行わなければならないため、遊技者の興趣を著しく損なうことになり、特別遊技への集中が途切れがちになるばかりか、パチンコ遊技そのものへの関心を薄れさせる虞れさえある。
【0010】
本発明は、上記実情に鑑みて、遊技者に対して特別遊技への興趣を高め、かつ連続した特別遊技への期待を盛り上げることのできるパチンコ機を提供することを解決課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明では、始動手段での遊技球の入球検出を契機として予め設定した移行条件が満たされた場合に変動入賞装置を所定回数開閉する特別遊技に移行して変動入賞装置を開閉する遊技者に有利な大当たり動作を実施し、さらにこの変動入賞装置を開閉する大当たり動作中に予め設定した継続条件が満たされた場合に前記変動入賞装置を開閉する大当たり動作を繰り返し実施するようにしたパチンコ機において、前記継続条件を、一般入賞口と前記特定入賞口とを設けた前記変動入賞装置の入賞領域へ入球した遊技球が、前記特定入賞口へ入球することに設定し、前記特別遊技における前記特定入賞口への入球毎に大当たり動作の繰り返し実施回数nをインクリメントし、この実施回数nに応じて次の遊技における前記始動手段での入球率が高くなるように変更するようにしている。
【0012】
この場合、一対の可動翼片を備えて遊技球が入球できない、あるいは入球が極めて困難な低入球率状態と、遊技球の入球が極めて容易な高入球率状態とに切り替わる始動手段での遊技球の入球検出を契機として前記移行条件が満たされた場合に変動入賞装置を所定回数開閉する特別遊技に移行するとともに、開放時間及び開放回数からなる所定の始動開放パターンに従って前記始動手段の入球率が変化するように構成し、前記特別遊技における前記特定入賞口への入球毎に大当たり動作の繰り返し実施回数nをインクリメントし、この実施回数nに応じて次の遊技における前記始動手段の始動開放パターンを遊技者に有利になるように変更することが好ましい。
【0013】
また本発明では、予め設定した第1の変更条件が満たされた場合に一対の可動翼片を備える始動手段の入球率を開放時間及び開放回数からなる所定の始動開放パターンに従って変化させる第1の入球率変更手段と、前記始動手段での入球検出を契機として予め設定した第2の変更条件が満たされた場合に開閉羽根を備える変動入賞装置の入球率を開放時間及び開放回数からなる所定の入賞開放パターンに従って変化させ、この間、遊技球が変動入賞装置の特定領域に入球した場合に当該変動入賞装置を所定回数開閉する特別遊技に移行して当該変動入賞装置の入球率を遊技者に有利な開放時間及び開閉回数からなる所定の大当たり開放パターンに従って変化させる第2の入球率変更手段と、を備え、前記大当たり開放パターンに従った変動入賞装置を開閉する大当たり動作中に遊技球が前記特定領域に入球した場合に当該大当たり動作を繰り返し実施するようにしたパチンコ機において、前記特別遊技における前記特定領域への入球毎に大当たり動作の繰り返し実施回数nをインクリメントし、この実施回数nに応じて次の遊技における前記始動手段の一対の可動翼片の始動開放パターン、及び/または前記変動入賞装置の開閉羽根の入賞開放パターンを遊技者に有利になるように変更するようにしている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明に係るパチンコ機の一実施形態を示すものである。このパチンコ機1の遊技盤2には、ガイドレール3で囲まれる遊技領域4にセンター役物10及びセンター下役物20を設けてある。
【0015】
センター役物10は、基板11を介して遊技領域4のほぼ中央となる位置に取り付けたもので、この基板11の中央部に変動入賞装置100を備えているとともに、その上部に第1表示手段120を備えている。
【0016】
変動入賞装置100は、図2に示すように、周壁101によって囲んだ入賞領域102と、この入賞領域102の球入口103に回転可能に配設した一対の開閉羽根104と、これら開閉羽根104を駆動して入賞領域102の球入口103を開閉させる羽根駆動ソレノイド105とを備えて構成したものである。入賞領域102の内部には、その中央部に特定入賞口106が設けてあるとともに、この特定入賞口106の左右にそれぞれ一般入賞口107が設けてある。特定入賞口106には、V入賞検出スイッチ108が設けてあり、遊技球が入球した場合にこれを検出することができる。また、特定入賞口106及び一般入賞口107の下方には、共通の通路109に変動入賞検出スイッチ110が設けてあり、これら特定入賞口106及び一般入賞口107のいずれかに遊技球が入球した場合にこれを検出することができる。この変動入賞装置100では、羽根駆動ソレノイド105がOFFの場合、図2(a)中の二点鎖線で示すように、一対の開閉羽根104がそれぞれ直立して入賞領域102の球入口103を閉塞することになり、打ち出された遊技球の入球が困難な低入球率状態となる。一方、羽根駆動ソレノイド105がONすると、図2(a)中の実線で示すように、一対の開閉羽根104がほぼ水平状態となって入賞領域102の球入口103を開放することになり、遊技球が入球し易い高入球率状態となる。なお、本実施形態の開閉羽根104は、プロペラ戦闘機の主翼を模したものであり、低入球率状態では主翼を折り畳んだ状態を呈する一方、高入球率状態では主翼を広げて飛行している状態を呈するようにしてある。
【0017】
第1表示手段120は、後述する大当たり動作の繰り返し実施回数を表示するための部分である。この第1表示手段120としては、数字等の複数の図柄を可変表示できるものであればよく、例えば液晶表示器やドットマトリックス表示器等によって構成することが可能である。
【0018】
一方、センター下役物20は、基板21を介してセンター役物10の下方となる位置に取り付けたもので、この基板21の上部に作動ゲート200を備えているとともに、該作動ゲート200の下方に始動入賞手段210を備え、さらに始動入賞手段210の下方に第2表示手段220を備えている。
【0019】
作動ゲート200は、入球率が固定のゲートである。この作動ゲート200には、ゲート入賞検出スイッチ201を設けてあり、遊技球が入球した場合にこれを検出することができる。なお、この作動ゲート200としては、必ずしも入球型のものを適用する必要はなく、通過型のもの、つまり入球した遊技球を遊技盤2の裏面側に取り込むことなくそのまま遊技領域4に戻すものを適用しても構わない。
【0020】
始動入賞手段210は、遊技球が入球できない、あるいは入球が極めて困難な低入球率状態と、遊技球の入球が極めて容易な高入球率状態とに切り替わる始動手段である。本実施形態では、遊技盤2に設けた横長の入賞用開口211と、この入賞用開口211を開閉するように設けた開閉板212と、該開閉板212を駆動するための開閉板駆動ソレノイド213とによって始動入賞手段210を構成してある。すなわち、この始動入賞手段210では、開閉板駆動ソレノイド213がOFFの場合、図2(b)中の二点鎖線で示すように、開閉板212が直立して入賞用開口211を閉塞することになり、遊技球の入球が困難な低入球率状態となる。一方、開閉板駆動ソレノイド213がONすると、図2(b)中の実線で示すように、開閉板212がその下端部を介して前方に回転し、入賞用開口211を開成させることになり、遊技球が入球し易い高入球率状態となる。この始動入賞手段210の内部には、始動入賞検出スイッチ214を設けてあり、遊技球が入球した場合にこれを検出することができる。なお、この始動入賞手段210としては、一対の可動翼片と翼片駆動ソレノイドとを備え、可動翼片がそれぞれ直立した場合に、互いの間に遊技球を唯一入球させることができる程度の間隔を確保して上述した低入球率状態となる一方、可動翼片がそれぞれ開放した場合に、互いの間に大きな間隔を確保して上述した高入球率状態となる、いわゆる電動チューリップによって構成してもよい。
【0021】
第2表示手段220は、始動入賞手段210の開閉板212が開成した回数を表示するための部分である。この第2表示手段220としては、上述した第1表示手段120と同様に、数字等の複数の図柄を可変表示できるものであればよく、該第1表示手段120と同様、例えば液晶表示器やドットマトリックス表示器等によって構成することが可能である。
【0022】
なお、図中の符号30は、遊技盤2の複数箇所に設けた普通入賞口、符号40は風車である。また、符号50は、上述した普通入賞口30、変動入賞装置100、作動ゲート200及び始動入賞手段210のいずれにも入球しなかった遊技球を回収するためのアウト口である。
【0023】
図3は、上述したパチンコ機1の制御装置300の概略を示すブロック図である。この制御装置300のCPU301は、上述したV入賞検出スイッチ108、ゲート入賞検出スイッチ201、始動入賞検出スイッチ214、さらには入賞球処理装置に設けた入賞球確認スイッチ400等からの出力信号を監視し、これら各スイッチからの出力信号と、ROM302及びRAM303に格納したプログラムやデータとに基づいて、上述した羽根駆動ソレノイド105、開閉板駆動ソレノイド213、第1表示手段120及び第2表示手段220等の駆動制御を行うとともに、表示灯制御部401や効果音制御部402を通じて遊技盤2に設けた表示灯403やスピーカ404の駆動制御を行うものである。また、変動入賞検出スイッチ110や入賞球処理装置に設けた入賞球検出スイッチ405等からの出力信号を監視し、該入賞球検出スイッチ405から与えられた出力信号に基づいて入賞球処理用ソレノイド406や賞球払出装置407等の駆動制御を行い、さらに、ハンドルタッチセンサ408からの出力信号を監視し、打球発射装置409の駆動制御も行っている。
【0024】
上記のように構成したパチンコ機1では、図示していない操作ハンドルの操作によって打ち出された遊技球が、ガイドレール3によって遊技盤2の遊技領域4上方に案内され、障害釘や風車40によって適宜方向転換しながら遊技領域4内を順次流下することになる。
【0025】
この間、制御装置300においては、図4に示すフローチャートに従ってスタートからエンドまでの処理を繰り返し行っている。以下、この図4を参照しながら、遊技中における制御装置300の処理について説明する。なお、以下の説明においては、便宜上、初期状態において変動入賞装置100及び始動入賞手段210がいずれも低入球率状態にあるものとする。また、普通入賞口30に関する処理は、従前のパチンコ機1と同様であるため、以下では省略している。
【0026】
遊技中において制御装置300のCPU301は、先ず、ゲート入賞検出スイッチ201を通じて作動ゲート200への入球の有無を監視する(ステップS1)。ステップS1において遊技球の入球を検出しなかった場合には、以降の手順を経ることなく今回の処理を終了する。
【0027】
一方、遊技領域4内を流下する遊技球が作動ゲート200に入球し、ゲート入賞検出スイッチ201によって当該遊技球の入球が検出されると、手順がステップS2に進み、CPU301からの制御信号により始動入賞手段210の開閉板212が予め設定した始動開放パターンに従って開閉動作を実施する。この場合に実施される始動開放パターンは、予めROM302に格納された初期始動開放パターンであり、例えば開閉板212を0.5秒間だけ1回開放するように設定してある。
【0028】
この間、作動ゲート200に入球した遊技球に対しては、遊技盤2の裏面側に取り込んだ後、入賞球処理装置において入賞処理が行われる。すなわち、入賞した遊技球が入賞球処理装置に案内されると、入賞球検出スイッチ405によって遊技球が検出され、その検出結果がCPU301に与えられる。入賞球検出スイッチ405から検出信号が与えられたCPU301は、ゲート入賞検出スイッチ201からの検出信号に基づいて賞球数を決定し、この賞球数に対応した賞球を遊技者に対して払い出すべく賞球払出装置407を駆動する。入賞球確認スイッチ400によって賞球の払い出しが確認されると、入賞球処理用ソレノイド406が駆動し、遊技球が機外に排出されることになる。ただし、作動ゲート200として上述した通過型のものを適用した場合には、この入賞処理を実施する必要はない。
【0029】
また、実際に開閉板212が開放した回数は、第2表示手段220を通じて遊技者に報知される。報知する方法としては、先に「0」を表示し、開放回数に応じて順次これを加算するようにしてもよいし、先に開閉板212の最大開放回数(今回の場合は「1」)を表示し、開放回数に応じて順次これを減算するようにしてもよい。
【0030】
次いで、始動入賞手段210の開閉板212が開放されると、上記CPU301は、始動入賞検出スイッチ214を通じて当該始動入賞手段210への入球の有無を監視する(ステップS3)。ステップS3において遊技球の入球を検出しなかった場合には、以降の手順を経ることなく今回の処理を終了する。
【0031】
一方、遊技領域4内を流下する遊技球が始動入賞手段210に入球し、始動入賞検出スイッチ214によって当該遊技球の入球が検出されると、手順がステップS4に進み、CPU301からの制御信号により変動入賞装置100の開閉羽根104が予め設定した入賞開放パターンに従って開閉動作を実施する。この場合に実施される入賞開放パターンは、予めROM302に格納されたものであり、例えば開閉羽根104を0.8秒間だけ1回開放するように設定してある。
【0032】
この間、始動入賞手段210に入球した遊技球に対しては、作動ゲート200に入球した場合と同様に、入賞球処理装置において入賞処理が行われ、所定数の賞球が与えられることになる。
【0033】
次いで、変動入賞装置100の開閉羽根104が開放されると、上記CPU301は、V入賞検出スイッチ108を通じて当該変動入賞装置100の特定入賞口106に対する遊技球の入球(以下、単にV入賞という)を監視する(ステップS5)。ステップS5においてV入賞を検出しなかった場合、つまり変動入賞装置100の入賞領域102に遊技球が入球しなかった場合及び入賞領域102に入球した遊技球が一般入賞口107に入球した場合には、以降の手順を経ることなく今回の処理を終了する。ただし、変動入賞装置100の一般入賞口107に入球した遊技球に対しては、作動ゲート200に入球した場合と同様に、入賞球処理装置において入賞処理が行われ、所定数の賞球が与えられる。
【0034】
一方、ステップS5においてV入賞検出スイッチ108がV入賞を検出すると、手順がステップS6に進み、大当たり動作の繰り返し実施回数nをクリアした後、特別遊技を開始する(ステップS7)。
【0035】
この間、変動入賞装置100の特定入賞口106に入球した遊技球に対しては、作動ゲート200に入球した場合と同様に、入賞球処理装置において入賞処理が行われ、所定数の賞球が与えられることになる。
【0036】
この特別遊技では、まず、ステップS8において大当たり動作の繰り返し実施回数nをインクリメントした後、この繰り返し実施回数nを第1表示手段120に表示する(ステップS9)。さらに、CPU301からの制御信号により変動入賞装置100の開閉羽根104が予め設定した大当たり開放パターンに従って大当たり動作を実施する(ステップS10)。この場合に実施される大当たり開放パターンは、予めROM302に格納されたものであり、例えば開閉羽根104の開閉回数が18となる、変動入賞検出スイッチ110が10個の遊技球を検出する、という終了条件の一方が達成されるまで当該開閉羽根104を開閉させるように設定してある。
【0037】
変動入賞装置100が大当たり動作を開始すると、CPU301は、V入賞検出スイッチ108を通じて再びV入賞を監視する(ステップS11)。
【0038】
ステップS11においてV入賞を確認した場合には、上述した大当たり開放パターンの終了条件を待つことなく当該大当たり動作を終了する(ステップS12)。その後、ステップS13において大当たり動作の繰り返し実施回数nが最大値、例えば16回に達したか否かを判断し、最大値を超えていない場合に手順をステップS8にリターンさせ、大当たり動作の実施回数nをインクリメントした後に新たな大当たり動作を実施する。なお、大当たり動作の最大繰り返し実施回数nは、必ずしも一定である必要はなく、例えばステップS5においてV入賞を検出した時点で抽選を実施し、この抽選結果に応じて決定するようにしてもよい。この場合、第1表示手段120あるいは専用の表示手段を通じて抽選結果を遊技者に報知することが好ましい。ただし、第1表示手段120を通じて抽選結果を報知する場合には、特別遊技が開始した時点で直ちにこれをクリアする必要がある。
【0039】
一方、大当たり動作の実施中にV入賞がなく、ステップS14において終了条件が達成した場合、あるいはV入賞の後にステップS13において最大値に達したと判断した場合には、特別遊技を終了する(ステップS15)。
【0040】
ここで、上述した特別遊技中においては、通常状態において閉塞している変動入賞装置100の球入口103が、大当たり開放パターンに従って開成されることになる。しかも、V入賞を条件にこの大当たり動作が繰り返し実施されることになる。従って、変動入賞装置100に対して短時間に大量の遊技球が入球することになり、遊技者に対して大きな利益を与えることができるようになる。
【0041】
特別遊技が終了すると、CPU301は、予めROM302に格納された変更テーブルを読み出し、今回の特別遊技における大当たり動作の繰り返し実施回数nに基づいて当該変更テーブルから対応する始動入賞手段210の始動開放パターンを選択しこれを更新する(ステップS16)。この結果、次の遊技においては、ステップS1において遊技球が作動ゲート200に入球すると、この更新された始動開放パターンに従って始動入賞手段210が開放するようになる。
【0042】
ここで、CPU301が読み出す変更テーブルは、例えば図5乃至図7に示すように、大当たり動作の繰り返し実施回数nに応じて、始動入賞手段210における開閉板212の開放回数を変化させるものである。すなわち、上記パチンコ機1においては、特別遊技での遊技内容が始動入賞手段210における開閉板212の開放回数に大きな影響を及ぼすことになる。
【0043】
上述したように、始動入賞手段210への遊技球の入球は、特別遊技へ移行するための契機となるものである。従って、開閉板212の開放回数の変化が次の特別遊技への移行の難易に繋がることになる。この結果、遊技者は、特別遊技に移行した後においても連続した特別遊技に向けて遊技に集中するようになり、その興趣も高まることになる。
【0044】
特に、図5に示す第1実施例のように、大当たり動作の繰り返し実施回数nに応じて始動入賞手段210の開放する回数が多くなるように設定すれば、特別遊技において大当たり動作の繰り返し実施回数nが増すにつれて遊技者の連続した大当たりへの期待も盛り上がるようになり、より一層遊技の興趣が高まる。
【0045】
さらに、図6に示す第2実施例のように、大当たり動作の繰り返し実施回数nに応じて始動入賞手段210の開放回数が段階的に多くなるようにし、しかもそれらの間に大きな差を持たせるように設定すれば、遊技者に対して段階をクリアした際の達成感とこれに応じた有利な条件とを与えることができるようになり、遊技の興趣がさらに高まるようになる。
【0046】
また、図7に示す第3実施例のように、大当たり動作の繰り返し実施回数nが最大値に達した場合、逆に大当たり動作が1回で特別遊技が終了した場合にそれぞれ始動入賞手段210の開放回数が多くなるように設定すれば、前者にあっては遊技者へのご褒美という意味合いを持たせることができ、遊技者に対して満足感を与えることができる一方、後者にあっては救済という形で遊技者の興趣を維持することができるようになる。
【0047】
このように、上記パチンコ機1によれば、大当たり動作の繰り返し実施回数nという特別遊技での遊技内容に応じて次回の特別遊技への移行の難易を決定するようにしているため、特別遊技へ移行した後においては、遊技者の遊技に対する関心が通常の遊技よりもむしろ高まるようになり、さらにその特別遊技中において大当たり動作が繰り返し実施される毎に連続した特別遊技への期待も盛り上がるようになる。しかも、遊技上級者にとってみれば、連続した特別遊技へ向けて大当たり動作の繰り返し実施回数nを制限する等、技術介入の余地があり、遊技の興趣が著しく高まる。
【0048】
なお、これらの図5乃至図7に示した変更テーブルは、あくまでも例示であり、その他の態様で始動入賞手段210の始動開放パターンを変更するようにしてももちろんよい。この場合、必ずしも大当たり動作の繰り返し実施回数nの増加に従って始動入賞手段210の開放回数を多く設定する必要はない。また、始動入賞手段210の開放回数を変更するのみならず、開放している時間を変更したり、開放回数及び開放時間の双方を変更するようにしても構わない。
【0049】
さらに、上述した実施の形態では、大当たり動作の繰り返し実施回数nに応じて始動入賞手段210の始動開放パターンのみを変更するようにしているが、これに代え、もしくはこれに加えて変動入賞装置100の入賞開放パターンを変更するようにしても同様の作用効果を期待することが可能である。なお、大当たり動作の繰り返し実施回数nに応じて変動入賞装置100の入賞開放パターンのみを変更するように構成した場合には、必ずしも始動手段としてその入球率を変更できるものを適用する必要はない。
【0050】
また、上述した実施の形態では、始動入賞手段210での遊技球の入球検出の後、変動入賞装置100の入球率を入賞開放パターンに従って変化させ、この間、遊技球が当該変動入賞装置100の特定領域106に入球した場合に特別遊技に移行するようにしたパチンコ機1を例示しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、始動手段での遊技球の入球検出を契機として複数の図柄を可変表示可能な特別可変表示装置を駆動し、この特別可変表示装置が表示する停止図柄が予め設定した当たり図柄となった場合に特別遊技に移行するようにしたパチンコ機にももちろん適用可能である。
【0051】
さらに、上述した実施の形態では、始動手段として唯一始動入賞手段210を備えたパチンコ機1を例示しているが、始動手段を複数設けるようにしても構わない。この場合、必ずしも複数の始動手段すべてが入球率を変更できるように構成する必要はなく、少なくとも1つの始動手段が入球率を変更できれば十分である。また、それぞれの始動手段への入球に対して、例えば変動入賞装置の入賞開放パターンを異なるようにする等、特別遊技へ移行する条件を互いに異なるように設定すれば、遊技の興趣が一層高まる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、特別遊技の内容が直接次回の特別遊技への移行の難易に影響を及ぼすことになるため、特別遊技へ移行した後においても遊技に対する興趣が高まり、かつ連続した特別遊技への期待を盛り上げることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機の一実施形態を示す遊技盤の正面図である。
【図2】(a)は変動入賞装置を備えたセンター役物の拡大図、(b)は始動手段を備えたセンター下役物の拡大図である。
【図3】パチンコ機の制御装置の概略を例示するブロック図である。
【図4】制御装置の処理手順を例示するフローチャートである。
【図5】大当たり動作の繰り返し実施回数と始動手段の始動開放パターンとの対応関係を表す変更テーブルの第1実施例を示す図表である。
【図6】大当たり動作の繰り返し実施回数と始動手段の始動開放パターンとの対応関係を表す変更テーブルの第2実施例を示す図表である。
【図7】大当たり動作の繰り返し実施回数と始動手段の始動開放パターンとの対応関係を表す変更テーブルの第3実施例を示す図表である。
【符号の説明】
1 パチンコ機
2 遊技盤
3 ガイドレール
4 遊技領域
10 センター役物
11 基板
20 センター下役物
21 基板
30 普通入賞口
40 風車
50 アウト口
100 変動入賞装置
101 周壁
102 入賞領域
103 球入口
104 開閉羽根
105 羽根駆動ソレノイド
106 特定入賞口
107 一般入賞口
108 V入賞検出スイッチ
109 通路
110 変動入賞検出スイッチ
120 第1表示手段
200 作動ゲート
201 ゲート入賞検出スイッチ
210 始動入賞手段
211 入賞用開口
212 開閉板
213 開閉板駆動ソレノイド
214 始動入賞検出スイッチ
220 第2表示手段
300 制御装置
301 CPU
302 ROM
303 RAM
400 入賞球確認スイッチ
401 表示灯制御部
402 効果音制御部
403 表示灯
404 スピーカ
405 入賞球検出スイッチ
406 入賞球処理用ソレノイド
407 賞球払出装置
408 ハンドルタッチセンサ
409 打球発射装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention shifts to a special game when a preset transition condition is satisfied, performs a jackpot operation advantageous to the player, and further, when a preset continuation condition is satisfied during the jackpot operation, The present invention relates to a pachinko machine that repeatedly performs a jackpot operation.
[0002]
[Prior art]
Some pachinko machines are designed to shift to a special game when a preset transition condition is satisfied, for example, by opening a variable prize-winning device for a predetermined period of time so that a large profit can be brought to the player. is there.
[0003]
As this type of prior art, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-233860 describes a pachinko machine in which a variable prize device, a starting port and a specific gate are provided on a game board. The variable winning device is provided with a pair of opening and closing blades, and a specific winning port and a general winning port are provided in a winning area opened and closed by these opening and closing blades, and is arranged at substantially the center of the game board. The starting port is an electric accessory that can be converted into an open state in which a game ball can be easily received by a pair of opening and closing wings and a closed state in which it is difficult to receive a game ball. The common map display variably displays numbers 0-9. The specific gate allows a game ball to pass and serves as an opportunity to variably display the general-purpose display.
[0004]
In this pachinko machine, in the normal state, the opening / closing blades of the above-described variable prize device and the opening / closing blades of the starting port are both kept closed. From this state, when the game ball passes through the specific gate, the general-purpose display device starts variable display, and stops and displays one of 0 to 9 after a predetermined time has elapsed. When the stop symbol of this general-purpose display is a hitting symbol set in advance, the opening / closing wings of the start port are converted into the open state for a short time, and the game ball is easily received. During this time, when a game ball enters the starting port, the open / close blades of the variable prize-winning device are converted into an open state for a short time. Further, when the open / close blades of the variable prize device are in the open state, if a game ball enters the specific prize opening in the prize area, the game moves to a special game, and the open / close blades of the variable prize device continuously open and close. Perform a jackpot action, such as repeating.
[0005]
During the jackpot operation, the open / close blades that are closed in the normal state are continuously opened and closed, so that the game ball can easily enter the winning area of the variable winning device. Moreover, if the game ball enters the specific winning opening during the jackpot operation, the jackpot operation is repeated again. As a result, in special games, the number of balls entered into the variable prize winning device becomes large in a short time, and a very large profit can be given to the player.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the pachinko machine described above, a lottery is performed when shifting to a special game, and the hit probability of the normal display after the special game ends is changed according to the lottery result. That is, a variable display is provided in the variable winning device, and when the symbol that the variable indicator stops and displays is a preset winning symbol, the hit probability of the universal symbol display is increased.
[0007]
According to such a pachinko machine, when the result of the lottery is a winning symbol, the next special game is likely to occur, so that the player can be expected to have a continuous special game.
[0008]
However, the special game executed after the lottery is a monotonous game in which the game ball is simply entered into the variable winning device and the jackpot operation is repeated, and there is no increase in interest.
[0009]
Moreover, since the winning symbol of the variable display provided in the variable winning device is a predetermined constant and is not changed in the middle, a special game in which the stop symbol displayed by the variable display is continuous. It leads to reporting the possibility to. Therefore, if the display of the variable display is off and the symbol is displayed, the special game of this time must be performed in a state in which it is informed that the possibility of consecutive special games is low. As a result, the concentration on the special game tends to be interrupted, and there is a possibility that the interest in the pachinko game itself may be diminished.
[0010]
In view of the above circumstances, it is an object of the present invention to provide a pachinko machine that can increase the interest of a player in special games and increase the expectation of continuous special games.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, a player who opens and closes a variable winning device by shifting to a special game in which the variable winning device is opened and closed a predetermined number of times when a preset transition condition is satisfied triggered by detection of a game ball entering by the starting means A pachinko machine that repeatedly performs the jackpot operation for opening and closing the variable winning device when a preset continuation condition is satisfied during the jackpot operation for opening and closing the variable winning device. In The continuation condition is set such that a game ball that has entered a winning area of the variable winning device provided with a general winning opening and the specific winning opening enters the specific winning opening, Special games For each entry to the specific prize opening at Number of repeated jackpot actions n is incremented and the number of executions n Depending on the next game Said The starting rate is changed so as to increase the entrance rate.
[0012]
In this case, starting with a pair of movable wing pieces that can be switched between a low entry rate state in which a game ball cannot enter or a very difficult entry, and a high entry rate state in which a game ball can enter easily. When the transition condition is satisfied when the entry of the game ball is detected by the means, the variable winning device shifts to a special game that opens and closes a predetermined number of times, and according to a predetermined start and release pattern consisting of an opening time and the number of times of opening. Configure to change the entrance rate of the starting means, Said Special games For each entry to the specific prize opening at Number of repeated jackpot actions n is incremented and the number of executions n Depending on the next game Said It is preferable to change the starting and opening pattern of the starting means to be advantageous to the player.
[0013]
Further, according to the present invention, when a first change condition set in advance is satisfied, the first entrance change rate of the starter having the pair of movable blade pieces is changed according to a predetermined start / open pattern including the open time and the number of open times. When the second change condition set in advance by the entrance detection by the starting means is satisfied, the entrance rate of the variable winning device having the opening and closing blades is determined as the opening time and the number of times of opening. In the meantime, when a game ball enters the specific area of the variable winning device, the game moves to a special game that opens and closes the variable winning device a predetermined number of times, and enters the variable winning device. And a second entrance rate changing means for changing the rate according to a predetermined jackpot opening pattern consisting of an opening time and opening / closing times advantageous to the player, and the variable entry according to the jackpot opening pattern. In pachinko machine game balls during jackpot operation is so repeated that the jackpot operation when ball entrance to the specific area for opening and closing the device, Said Special games For each ball entering the specific area Number of repeated jackpot actions n is incremented and the number of executions n Accordingly, the start opening pattern of the pair of movable wing pieces of the starting means and / or the winning / opening pattern of the open / close blades of the variable winning device in the next game are changed to be advantageous to the player. .
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the drawings illustrating embodiments.
FIG. 1 shows an embodiment of a pachinko machine according to the present invention. The
[0015]
The
[0016]
As shown in FIG. 2, the variable winning
[0017]
The first display means 120 is a part for displaying the number of repeated executions of the jackpot operation described later. The
[0018]
On the other hand, the center
[0019]
The
[0020]
The start winning means 210 is a start means that switches between a low entrance rate state in which a game ball cannot enter or an extremely difficult entry, and a high entrance rate state in which an enter of a game ball is extremely easy. In the present embodiment, a horizontally long winning
[0021]
The second display means 220 is a part for displaying the number of times the opening /
[0022]
In addition, the code |
[0023]
FIG. 3 is a block diagram showing an outline of the
[0024]
In the
[0025]
During this time, the
[0026]
During the game, the
[0027]
On the other hand, when the game ball flowing down in the
[0028]
During this time, the game ball that has entered the
[0029]
Further, the number of times the opening /
[0030]
Next, when the opening /
[0031]
On the other hand, when the game ball flowing down in the
[0032]
During this time, the game ball that has entered the
[0033]
Next, when the opening /
[0034]
On the other hand, when the V winning
[0035]
During this time, the game balls that have entered the specific winning
[0036]
In this special game, first, the number n of repeated executions of the jackpot operation is incremented in step S8, and then the number n of repeated executions is displayed on the first display means 120 (step S9). Furthermore, the jackpot operation is performed in accordance with the jackpot opening pattern set in advance by the opening /
[0037]
When the
[0038]
If the V winning is confirmed in step S11, the jackpot operation is terminated without waiting for the above-mentioned jackpot opening pattern end condition (step S12). Thereafter, in step S13, it is determined whether or not the number n of repeated executions of the jackpot operation has reached a maximum value, for example, 16 times. If the maximum value is not exceeded, the procedure is returned to step S8, and the number of executions of the jackpot operation is performed. After incrementing n, a new jackpot operation is performed. It should be noted that the maximum number n of repeated big hits need not be constant. For example, a lottery may be performed when a V prize is detected in step S5, and may be determined according to the lottery result. In this case, it is preferable to notify the player of the lottery result through the first display means 120 or the dedicated display means. However, when the lottery result is notified through the first display means 120, it is necessary to clear it immediately when the special game starts.
[0039]
On the other hand, if there is no V winning during the jackpot operation and the end condition is achieved in step S14, or if it is determined that the maximum value is reached in step S13 after the V winning, the special game is terminated (step S15).
[0040]
Here, during the special game described above, the
[0041]
When the special game is finished, the
[0042]
Here, the change table read out by the
[0043]
As described above, entering a game ball into the
[0044]
In particular, as in the first embodiment shown in FIG. 5, if the number of times the
[0045]
Further, as in the second embodiment shown in FIG. 6, the number of times the
[0046]
Further, as in the third embodiment shown in FIG. 7, when the number n of repeated jackpot movements reaches the maximum value, on the contrary, when the special game is finished with one jackpot action, the
[0047]
As described above, according to the
[0048]
Note that the change tables shown in FIGS. 5 to 7 are merely examples, and the start opening pattern of the
[0049]
Furthermore, in the above-described embodiment, only the start opening pattern of the
[0050]
In the above-described embodiment, after the game ball is detected by the
[0051]
Further, in the above-described embodiment, the
[0052]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the content of the special game directly affects the difficulty of the transition to the next special game, the interest for the game is increased even after the transition to the special game, Moreover, it is possible to excite expectations for continuous special games.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a game board showing an embodiment of a pachinko machine according to the present invention.
FIG. 2A is an enlarged view of a center accessory equipped with a variable winning device, and FIG. 2B is an enlarged view of a center subsidiary accessory equipped with a starting means.
FIG. 3 is a block diagram illustrating an outline of a control device of a pachinko machine.
FIG. 4 is a flowchart illustrating a processing procedure of the control device.
FIG. 5 is a chart showing a first embodiment of a change table representing a correspondence relationship between the number of repeated jackpot operations and the start / release pattern of the starter.
FIG. 6 is a chart showing a second embodiment of a change table representing the correspondence between the number of repeated jackpot operations and the start opening pattern of the starting means.
FIG. 7 is a chart showing a third example of a change table representing a correspondence relationship between the number of repeated jackpot operations and the start / release pattern of the starter.
[Explanation of symbols]
1 Pachinko machine
2 Game board
3 Guide rail
4 game areas
10 Center character
11 Substrate
20 Center subordinates
21 Substrate
30 Ordinary winning mouth
40 windmill
50 Out mouth
100 variable prize winning equipment
101 wall
102 winning area
103 Ball entrance
104 Opening and closing blades
105 Blade drive solenoid
106 Special prize opening
107 General winning entrance
108 V winning detection switch
109 passage
110 Variable winning detection switch
120 1st display means
200 Working gate
201 Gate winning detection switch
210 Start winning means
211 Opening for winning
212 Opening and closing plate
213 Solenoid drive solenoid
214 Start winning detection switch
220 Second display means
300 Control device
301 CPU
302 ROM
303 RAM
400 winning ball confirmation switch
401 Indicator control unit
402 Sound effect controller
403 indicator light
404 Speaker
405 winning ball detection switch
406 Solenoid for winning ball processing
407 prize ball dispensing device
408 Handle touch sensor
409 Hitting ball launcher
Claims (3)
前記継続条件を、一般入賞口と前記特定入賞口とを設けた前記変動入賞装置の入賞領域へ入球した遊技球が、前記特定入賞口へ入球することに設定し、
前記特別遊技における前記特定入賞口への入球毎に大当たり動作の繰り返し実施回数nをインクリメントし、この実施回数nに応じて次の遊技における前記始動手段での入球率が高くなるように変更するようにしたパチンコ機。A jackpot that is advantageous to a player who opens and closes the variable winning device by switching to a special game that opens and closes the variable winning device when a predetermined transition condition is satisfied in response to detection of a game ball entered by the starting means. In a pachinko machine that performs the operation and repeatedly performs the jackpot operation for opening and closing the variable winning device when a preset continuation condition is satisfied during the jackpot operation for opening and closing the variable winning device,
The continuation condition is set such that a game ball that has entered a winning area of the variable winning device provided with a general winning opening and the specific winning opening enters the specific winning opening,
The incremented repeated number n of the jackpot operation for each input sphere to the particular winning hole in the special game, changes in response to the execution number n such that higher input spheres rate in the start-up means in the next game A pachinko machine designed to be used.
前記始動手段での入球検出を契機として予め設定した第2の変更条件が満たされた場合に開閉羽根を備える変動入賞装置の入球率を開放時間及び開放回数からなる所定の入賞開放パターンに従って変化させ、この間、遊技球が変動入賞装置の特定領域に入球した場合に当該変動入賞装置を所定回数開閉する特別遊技に移行して当該変動入賞装置の入球率を遊技者に有利な開放時間及び開閉回数からなる所定の大当たり開放パターンに従って変化させる第2の入球率変更手段と、
を備え、前記大当たり開放パターンに従った変動入賞装置を開閉する大当たり動作中に遊技球が前記特定領域に入球した場合に当該大当たり動作を繰り返し実施するようにしたパチンコ機において、
前記特別遊技における前記特定領域への入球毎に大当たり動作の繰り返し実施回数nをインクリメントし、この実施回数nに応じて次の遊技における前記始動手段の一対の可動翼片の始動開放パターン、及び/または前記変動入賞装置の開閉羽根の入賞開放パターンを遊技者に有利になるように変更するようにしたパチンコ機。First entrance rate change for changing the entrance rate of the starting means having a pair of movable blade pieces according to a predetermined start and release pattern consisting of the release time and the number of releases when a first change condition set in advance is satisfied Means,
When the second change condition set in advance by the start detection by the starting means is satisfied, the winning rate of the variable winning device including the opening / closing blades is determined according to a predetermined winning / opening pattern including the opening time and the number of times of opening. In the meantime, if a game ball enters a specific area of the variable winning device, the variable winning device is shifted to a special game that opens and closes a predetermined number of times, and the winning rate of the variable winning device is advantageously released to the player. Second entrance rate changing means for changing according to a predetermined jackpot opening pattern consisting of time and number of times of opening and closing;
A pachinko machine that repeatedly performs the jackpot operation when a game ball enters the specific area during the jackpot operation that opens and closes the variable winning device according to the jackpot release pattern,
The number n of repeated executions of jackpot movement is incremented for each ball entering the specific area in the special game, and the start opening pattern of the pair of movable wing pieces of the starting means in the next game according to the number of executions n , and A pachinko machine in which the winning / opening pattern of the open / close blades of the variable winning device is changed to be advantageous to the player.
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